JP2009288843A - サーバシステム、避難誘導システム及び避難通知方法 - Google Patents

サーバシステム、避難誘導システム及び避難通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】災害の発生状況の変化や避難対象者の状況に応じた適切な避難誘導の実現。
【解決手段】避難誘導システム1において、避難通知サーバ30では、災害監視システム10から配信される災害情報を受信すると、この災害情報をもとに被害が及ぶ範囲をもとに避難エリアを設定し、更にこの避難エリアをもとに複数の安全な避難候補地を抽出する。また、避難エリア内の携帯端末50それぞれについて、災害情報に含まれる災害の状況や該携帯端末50から取得した現在位置をもとに、複数の避難候補地のうち、該携帯端末50の現在位置から最も近い避難候補地を該携帯端末50の所有者の避難目的地として決定し、更に、現在位置からこの避難目的地に最短で到達する避難経路を検索する。そして、この避難場所及び避難経路を含む避難誘導情報を生成し、該携帯端末50に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバシステム、避難誘導システム及び避難通知方法に関する。
従来、例えば地震や津波、火山噴火といった災害の発生時に、避難の必要な地域に避難案内情報を通知する避難案内システムが知られている。かかるシステムでは、例えば、災害として津波の予報が発令された場合に、避難案内対象地域を設定し、この避難対象地域内に存在する通信端末に対して避難案内情報を送信することによって避難の案内をする(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−70595号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されている避難案内システムでは、避難対象者それぞれに応じた適切な案内を行えるものではなかった。すなわち、かかるシステムにおいてなされる避難案内情報は、避難対象地域内で同じである。つまり、対象地域内の避難対象者全てを同じ避難場所へ避難させるものであった。しかし、避難対象者全員を同じ場所に避難させることが必ずしも最適とはいえない場合がある。例えば、避難対象地域が広範囲に亘る場合、避難場所から遠い位置にいる対象者はこの避難場所に到達するのに時間を要するが、避難はできる限り迅速に行う必要があるため、避難対象者それぞれを、その現在位置から最短で到達可能な場所に避難させるほうが望ましい。
また、当初の予想よりも影響範囲が拡大するといったように、災害状況は時間経過とともに変化するものであるが、この点の考慮もなされていない。このため、当初の予想では安全とした避難場所が、実際には安全ではないという事態も起こり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、災害の発生状況の変化や避難対象者の状況に応じた適切な避難誘導を可能とすることを目的としている。
上記課題を解決するための第1の発明は、ユーザ端末位置を測位する測位装置を内蔵する複数のユーザ端末と通信可能に接続されるとともに、災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムであって、前記災害情報に基づいて災害の発生を検出する災害発生検出部と、前記災害発生検出部の検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得するユーザ端末位置取得部と、前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知する避難通知部と、前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶する記憶部と、前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の災害情報に基づいて判定する避難場所変更要否判定部とを備え、前記避難通知部は、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記避難場所変更要否判定部により変更必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知する再通知部を有するサーバシステムである。
また、第6の発明は、災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムと、当該サーバシステムと通信可能に接続された複数のユーザ端末とを具備して構成される避難誘導システムであって、前記サーバシステムは、前記災害情報に基づいて災害の発生を検出する災害発生検出部と、前記災害発生検出部の検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得するユーザ端末位置取得部と、前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知する避難通知部と、前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶する記憶部とを備え、前記ユーザ端末は、測位部と、前記サーバシステムからの前記所定のユーザ端末位置要求信号の受信に応じて、前記測位部による測位結果をユーザ端末位置として返信するユーザ端末位置通知部と、前記サーバシステムからの前記避難通知に従った避難場所への避難を報知する避難報知部とを備え、更に、前記サーバシステムは、前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の前記災害情報に基づいて判定する避難場所変更要否判定部を備えており、前記避難通知部は、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記避難場所変更要否判定部により変更必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知する再通知部を有する避難誘導システムである。
また、第7の発明は、ユーザ端末位置を測位する測位装置を内蔵する複数のユーザ端末と通信可能に接続されるとともに、災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムが実行する避難通知方法であって、前記災害情報に基づいて災害の発生を検出することと、前記検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得することと、前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知することと、前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶部に記憶することと、前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の災害情報に基づいて判定することと、前記記憶部の記憶内容を参照して、避難場所の変更が必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知することとを含む避難通知方法である。
この第1の発明等によれば、サーバシステムにおいて、災害監視システムから受信した災害情報に基づいて災害の発生が検出されると、この災害情報とユーザ端末から取得したユーザ端末位置とに応じた避難場所が、該ユーザ端末に避難通知される。そして、災害情報の変化によって、避難通知した避難場所の変更が必要な場合には、新たな避難場所が避難通知される。これにより、ユーザ端末の所有ユーザそれぞれに、当該ユーザの存在位置に応じた適切な避難場所を通知することができるとともに、災害情報の変化に応じて、避難場所を適切に変更して避難通知することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明のサーバシステムであって、設置位置が予め定められた基地局の通信網でなる基地局通信網を介して前記ユーザ端末と通信可能に接続されており、前記ユーザ端末位置取得部は、前記災害発生検出部の検出に応じて、前記基地局通信網のうち、受信した前記災害情報に含まれる災害予想場所を通信エリアに含む基地局に対して、当該基地局の通信エリア内に存在するユーザ端末に向けて前記所定のユーザ端末位置要求信号を送信させる制御を行う基地局制御部を有するサーバシステムである。
この第2の発明によれば、災害予想場所に該当するエリア内に存在するユーザ端末に対して、避難通知が行われる。
第3の発明は、第1又は第2の発明のサーバシステムであって、
前記避難通知部は、避難場所及び避難経路を検索して当該ユーザ端末に避難通知する、
サーバシステムである。
この第3の発明によれば、サーバシステムからユーザ端末に、避難場所及び避難経路が避難通知される。
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明のサーバシステムであって、
前記ユーザ端末から、前記避難通知した避難場所に当該ユーザ端末が到達した旨の到達信号を受信して、当該ユーザ端末と当該避難場所への到達の旨とを対応付けて記憶する安否情報記憶部を更に備えたサーバシステムである。
この第4の発明によれば、サーバシステムにおいて、ユーザ端末から避難通知した避難場所に到達した旨の到達信号を受信すると、このユーザ端末と避難場所への到達の旨とが対応付けて記憶される。つまり、避難通知したユーザ端末の所有ユーザが、無事に避難場所に到達したことが確認可能となる。
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明のサーバシステムであって、前記災害監視システムは、津波到達地を前記災害予想場所とし、津波の予想高さを前記災害予想状況とする津波に関する災害情報を送信するシステムであり、前記避難通知部は、前記津波到達地と、前記津波の予想高さと、前記所定の地図データとから、津波の未到達地を前記避難場所として検索するサーバシステムである。
この第5の発明によれば、災害監視システムからは、津波に関する災害情報が送信される。つまり、災害として津波の発生に対して、ユーザ端末への適切な避難通知が実現される。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。なお、以下では、災害として津波に対する避難誘導を行う場合を説明するが、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[システム構成]
図1は、本実施形態の避難誘導システム1の概略構成を示す図である。同図によれば、避難誘導システム1は、災害監視システム10と、避難通知サーバシステム(以下、「避難通知サーバ」という)30と、ユーザ端末である携帯端末50とを備えて構成される。災害監視システム10及び避難通知サーバ30は通信ネットワークN1に接続され、携帯端末50は基地局ネットワークN2に接続されているとともに、通信ネットワークN1と基地局ネットワークN2とは互いに接続されている。つまり、災害監視システム10、避難通知サーバ30及び携帯端末50は、通信ネットワークN1及び基地局ネットワークN2を介して通信可能となっている。ここで、通信ネットワークN1は、専用線網や広域LAN、インターネット等で実現される。また、基地局ネットワークN2は、携帯端末50が利用可能な通信サービス事業者が設置した複数の無線基地局から構成されるネットワークであり、例えば、携帯端末50が携帯電話機である場合には、携帯電話会社によって構築される携帯電話網が該当する。
災害監視システム10は、各地の災害の発生の監視及び予測を行うシステムであり、例えば気象庁によって管理されるシステムである。この災害監視システム10は、1又は複数台の公知のサーバコンピュータと、各地に設置された地震計や潮位観測計といった多数の観測センサとを有し、これらの観測センサによる観測結果(センサデータ)から、災害の発生を監視するとともに、災害の発生を予測する。そして、発生/予測した災害について、その発生場所や程度(状況)等を含む災害情報を生成し、生成した災害情報を、通信ネットワークN1を介して配信する。ここで、「災害」には、地震や津波、火山活動、台風といった主に自然災害が含まれるが、本実施形態では、災害を「津波」とする。そして、津波についての災害情報(津波情報)には、予め定められた区域(海岸線)毎の津波の到達時刻や津波の高さが含まれている。
避難通知サーバ30は、公知のサーバコンピュータによって実現される。なお、この避難通知サーバ30は、1台のサーバコンピュータとして実現されても良いし、複数のサーバコンピュータから構成されるサーバシステムとして実現されても良い。避難通知サーバ30は、災害監視システム10によって配信される災害情報に基づいて、携帯端末50の所有者(所有ユーザ)を安全な場所(避難場所)に避難誘導させるための避難誘導情報を生成し、携帯端末50に送信して避難誘導を行わせる避難通知を行う。
携帯端末50は、GPS等の測位システムを利用した測位装置を備えた、携帯電話機やPDAといった携帯型の電子機器によって実現される。この携帯端末50は、避難通知サーバ30から受信した避難誘導情報に従い、画像表示や音声出力等によって、該携帯端末50の所有者を指定された避難場所に指定された避難経路で誘導する避難誘導を行う。
[避難通知サーバ]
図2は、避難通知サーバ30の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、避難通知サーバ30は、処理部310と、入力部320と、表示部330と、通信部340と、記憶部400とを備えて構成される。
処理部310は、CPU等によって構成される演算処理装置であり、記憶部400に記憶されたシステムプログラムに従って避難通知サーバ30の各部を統括的に制御するとともに、避難通知プログラム410に従った避難通知処理を行う。具体的には、避難通知処理では、処理部310は、常時、災害監視システム10による災害情報の配信を監視している。そして、災害監視システム10から配信された災害情報を取得すると、取得した災害情報に基づく避難誘導情報を生成し、携帯端末50に送信して避難誘導を行わせる。ここで、災害監視システム10から取得された災害情報は、災害情報DB450に蓄積される。
処理部310は、先ず、取得した災害情報に基づき、避難を要する避難エリアを設定する。すなわち、被災予測エリアDB420を検索し、取得した災害情報に該当する被災予測エリアを避難エリアとする。被災予測エリアDB420は、災害の種類及びその程度の組合せそれぞれについて、該災害による影響を受ける(被災する)と予測されるエリア(被災予測エリア)を対応付けたデータベースである。例えば、災害が津波の場合には、津波の到達区域(例えば、東京沿岸)やその高さ(例えば、5m)の組合せそれぞれに、該津波によって浸水すると予測されるエリア(例えば、東京23区)が被災予測エリアとして対応付けて設定される。
被災予測エリアDB420に、取得した災害情報に該当する被災予測エリアが定められていない場合には、該災害情報をもとに避難エリアを算出する。すなわち、地図DB430を参照し、災害情報に含まれる津波の到達区域の近傍であって、標高がその津波の高さ以下の地域を、該津波に対する避難エリアとする。ここで、地図DB430は、災害監視システム10の監視範囲を少なくとも含む範囲の地図データから構成され、この地図データは、各地点の標高データを含む三次元の位置データとなっている。
次いで、地図DB430を参照し、複数の避難目的地の候補(避難候補地)を抽出する。すなわち、避難エリア近傍であって、標高が津波の高さ以上の場所(例えば、高台)を避難候補地とする。
続いて、設定した避難エリア内に位置する携帯端末50を、避難通知の対象の携帯端末50(以下、「避難対象端末」という)とする。詳細には、基地局ネットワークN2を構成する無線基地局それぞれの通信エリアのうち、その全部又は一部に避難エリアを含む通信エリアを判断し、判断した各通信エリア内に位置する携帯端末50を避難対象端末とする。
ここで、基地局ネットワークN2を構成する各無線基地局についてのデータは、基地局設置データ440に格納されている。図3に、基地局設置データ440のデータ構成の一例を示す。同図によれば、基地局設置データ440は、基地局ネットワークN2を構成する無線基地局それぞれについて、基地局ID441と、設置位置442と、通信可能距離443とを対応付けて格納している。設置位置442は、例えば緯度及び経度で表現される二次元位置である。通信可能距離443は、該無線基地局からの距離であり、従って、無線基地局の通信エリアはこの通信可能距離を半径とする略円領域となる。
また、処理部310は、各無線基地局の通信エリア内の携帯端末50を、登録端末データ460を参照して判断する。登録端末データ460は、避難誘導システム1による避難誘導を受けるとして登録されている携帯端末50についてのデータである。図4に、登録端末データ460のデータ構成の一例を示す。同図によれば、登録端末データ460は、登録されている携帯端末50それぞれについて、端末ID461と、現在通信可能となっている無線基地局の基地局ID462とを対応付けて格納している。通信可能な基地局ID462は、随時最新の値に更新される。
続いて、処理部310は、これらの避難対象端末それぞれに対して現在位置を要求する。そして、この現在位置要求に応答して携帯端末50から現在位置(ユーザ端末位置)が通知されると、抽出した避難候補地のうちから、通知された現在位置からの最短経路が最も短い避難候補地を選択し、避難目的地として決定する。次いで、通知された現在位置から決定した避難目的地に至る最短経路を検索して避難経路とする。そして、避難目的地及び避難経路を含む避難誘導情報を生成し、該携帯端末50に送信する。ここで、避難誘導情報には、該携帯端末50の現在位置及び避難目的地を含む範囲の地図に、現在位置から避難目的地に至る避難経路や避難目的地を示した画像データや、避難経路を誘導案内するための音声データ等が含まれている。
処理部310によるこれら一連の避難通知に関するデータは、避難通知データ470に格納される。図5に、避難通知データ470のデータ構成の一例を示す図である。同図によれば、避難通知データ470は、災害情報471と、避難エリアデータ472と、避難候補地データ473と、避難対象端末データ474とを含んでいる。災害情報471は、災害監視システム10から取得した災害情報であって、一連の避難通知のきっかけとなった災害情報のデータである。避難エリアデータ472は、災害情報471をもとに設定された避難エリアのデータである。避難候補地データ473は、抽出された避難候補地のデータである。
避難対象端末データ474は、避難通知の対象の携帯端末50(避難対象端末)についてのデータである。図6に、避難対象端末データ474のデータ構成の一例を示す。同図によれば、避難対象端末データ474は、避難対象端末それぞれについて、端末ID474aと、避難目的地474bと、取得された最新の現在位置474cと、この現在位置が取得された時刻474dとを対応付けて格納している。
処理部310は、引き続いて災害監視システム10からの災害情報の配信を監視し、先に取得した災害情報が更新されると、更新後の災害情報をもとに、同様に、避難エリアを再設定し、再設定した避難エリアをもとに避難候補地を再抽出する。ここで、災害情報の更新は、同一の災害を対象とした更新を意味する。例えば、地震が発生すると、発生した地震の震源や規模(マグニチュード)から予想される津波の到達区域や到達時刻、その高さの情報が、災害情報として直ちに配信される。その後、実際に津波が観測されると、観測された時刻や場所、高さ等の情報が、新たな災害情報として配信されるが、この場合が災害情報の更新に該当する。
次いで、処理部310は、再設定した避難エリア内の携帯端末50のうち、未だ避難対象端末となっていない携帯端末50を避難対象端末に追加する。続いて、避難対象端末それぞれに対して現在位置を要求する。そして、この要求に応答して携帯端末50から現在位置が通知されると、携帯端末50から通知された最新の現在位置をもとに、避難目的地の変更が必要かを判断する。すなわち、該携帯端末50に定められた避難目的地が新たに抽出した避難候補地に含まれていない場合や、新たに抽出した避難候補地に、通知された該携帯端末50の現在位置からの最短経路が、設定されている避難目的地までの最短経路よりも短い避難候補地が含まれている場合には、避難目的地の変更が必要と判断する。
避難目的地の変更が必要と判断したならば、新たに抽出した避難候補地のうち、現在位置からの最短経路が最も短い避難候補地を選択し、新たな避難目的地として決定する。
次いで、通知された現在位置からこの新たな避難候補地に至る最短の避難経路を検索する。そして、新たな避難候補地や避難経路を含む避難誘導情報を再生成し、該携帯端末50に通知する。
また、処理部310は、携帯端末50から避難目的地への到着が通知されると、該携帯端末50の所有者が無事に避難したとみなして、到着通知とともに受信した該携帯端末50の現在位置(或いは、定められている避難目的地としても良い)を避難場所とするとともに、到着通知の受信時刻(或いは、送信時刻としても良い)を避難時刻として、該携帯端末50の所有者についての安否情報を更新する。
ここで、各携帯端末50の所有者の安否情報は、避難結果確認データ480に格納される。図7に、避難結果確認データ480のデータ構成の一例を示す。同図によれば、避難結果確認データ480は、登録されている携帯端末50それぞれについて、端末ID481と、避難対象フラグ482と、避難場所及び避難時刻を含む安否情報483とを対応付けて格納している。避難対象フラグ482は、該携帯端末50が避難通知の対象となっているか否かを示すフラグである。
図2に戻り、入力部320は、キーボードやマウス、タッチパネル等によって構成される入力装置であり、避難通知サーバ30の管理者による操作に応じた操作信号を処理部310に出力する。表示部330は、LCDやELD等によって構成される表示装置であり、処理部310からの表示信号に従った画面表示を行う。通信部340は、モデムやTA、有線用の通信ケーブルのジャック等によって構成される通信装置であり、処理部310の制御に従って通信ネットワークN1に接続し、外部装置(主に、災害監視システム10や携帯端末50)との通信を行う。
記憶部400は、ROMやRAM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク、CD−ROMやDVD等の光学ディスク等によって構成される記憶装置である。また、処理部310は、予め定められたプログラムやデータを記憶するとともに、処理部310の作業領域として用いられ、処理部310が各種プログラムに従って実行した演算結果や、入力部320からの入力データ等を一時的に格納する。本実施形態では、記憶部400には、プログラムとして避難通知プログラム410が記憶されるとともに、データとして、被災予測エリアDB420と、地図DB430と、基地局設置データ440と、災害情報DB450と、登録端末データ460と、避難通知データ470と、避難結果確認データ480とが格納される。
[携帯端末]
図8は、携帯端末50の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、携帯端末50は、処理部510と、入力部520と、表示部530と、音出力部540と、無線通信部550と、GPS受信部560と、記憶部600とを備えて構成される。
処理部510は、CPU等によって構成される演算処理装置であり、記憶部600に記憶されたシステムプログラムに従って携帯端末50の各部を統括的に制御するとともに、避難誘導プログラム610に従った避難誘導処理を行う。
避難誘導処理では、処理部510は、避難通知サーバ30から現在位置が要求されると、GPS受信部560によって算出された現在位置を、当該携帯端末50の現在位置(ユーザ端末位置)として避難通知サーバ30に通知する。
また、避難通知サーバ30から避難誘導情報を受信すると、この避難誘導情報に基づく避難誘導を行う。すなわち、表示部530に、避難誘導情報に含まれる表示データに従った画面表示を行わせるとともに、音出力部540に、避難誘導情報に含まれる音声データに従った音声出力を行わせることで、避難誘導情報で指定された避難目的地に指定された避難経路で移動するように誘導する。なお、この避難誘導を行っている間に、避難通知サーバ30から新たな避難誘導情報を受信すると、現在行っている避難誘導を中断して、この新たな避難誘導情報に基づく避難誘導に切り替える。
そして、指定された避難目的地に到着すると、避難通知サーバ30に避難目的地への到着を通知する。ここで、避難目的地への到着の判断は、GPS受信部560によって定期的に算出される現在位置に基づいて行う。そして、避難目的地に到着すると、最新の現在位置(すなわち、避難目的地に到着したと判断したときの現在位置)とともに、避難目的地への到着を避難通知サーバ30へ通知する。また、避難通知サーバ30への避難目的地への到着通知は、所有者に通知の許可を求める画面表示や音声出力を行って、所有者により許可を得られた場合にのみ行うことにしても良い。
入力部520は、操作キーやボタンスイッチ等によって構成される入力装置であり、携帯端末50の所有者の操作に応じた操作信号を処理部510に出力する。表示部530は、LCD等によって構成される表示装置であり、処理部510からの表示信号に従った表示画面(例えば、避難誘導情報に含まれる表示データに従った避難誘導画面)を表示する。音出力部540は、スピーカ等によって構成される音出力装置であり、処理部510からの音声信号に従った音声(例えば、避難誘導情報に含まれる音声データに従った避難誘導音声)を出力する。
無線通信部550は、基地局ネットワークN2を構成する無線基地局との間で無線信号を送受信するための無線アンテナを有し、処理部510の制御に従って基地局ネットワークN2に接続し、外部装置(主に、避難通知サーバ30)との無線通信を行う。GPS受信部560は、GPS衛星から送出されているGPS衛星信号を受信するGPSアンテナを有し、処理部510の制御のもと、測位プログラム620に従って、このGPSアンテナで受信されたGSP衛星信号に基づく測位演算を行って現在位置を算出する。
記憶部600は、ROMやRAM等のICメモリ、ハードディスク等の磁気ディスク等によって構成される記憶装置である。また、処理部510は、予め定められたプログラムやデータを記憶するとともに、処理部510の作業領域として用いられ、処理部510が各種プログラムに従って実行した演算結果や、入力部520からの入力データ等を一時的に格納する。本実施形態では、記憶部600には、プログラムとして避難通知プログラム410及び測位プログラム620が記憶されるとともに、データとして、避難通知サーバ30から受信した最新の避難誘導情報630が記憶される。
[処理の流れ]
図9は、避難誘導システム1における避難誘導処理の流れを説明するフローチャートである。同図において、左側は携帯端末50における処理を示し、右側は避難通知サーバ30における処理を示している。
同図によれば、避難通知サーバ30において災害監視システム10から災害情報を取得すると(ステップA1)、この取得した災害情報をもとに、被災予測エリアDB420及び地図DB430を参照して、避難エリアを設定する(ステップA3)。次いで、設定した避難エリアをもとに、地図DB430を参照して、複数の避難候補地を抽出する(ステップA5)。
続いて、登録端末データ460を参照して、設定した避難エリア内(詳細には、避難エリアに該当する無線基地局の通信エリア内)の携帯端末50を避難誘導の対象の携帯端末50(避難対象端末)とし、これら避難対象端末それぞれに対して現在位置を要求する(ステップA7)。すると、この要求を受信した携帯端末50では、所定の測位演算を行って現在位置を算出し(ステップB1)、算出した現在位置を避難通知サーバ30に通知する(ステップB3)。
そして、避難通知サーバ30では、携帯端末50から現在位置が通知されると、抽出した避難候補地のうち、通知された現在位置からの距離が最短となる避難候補地を選択し、該携帯端末50の避難目的地として決定する(ステップA9)。また、地図DB430を参照して、現在位置から避難目的地に至る最短の避難経路を検索する(ステップA11)。そして、避難目的地や避難経路を含む避難誘導情報を生成し、該携帯端末50に送信する(ステッA13)。すると、この携帯端末50では、受信した避難誘導情報に基づく避難誘導を開始する(ステップB5)。
その後、避難通知サーバ30は、引き続き、災害監視システム10から配信される災害情報を監視し、災害情報が更新されたならば(ステップA15:YES)、更新後の災害情報をもとに避難エリアを再設定し、再設定した避難エリアをもとに避難候補地を再抽出する(ステップA17)。次いで、再設定した避難エリア内の携帯端末50のうち、避難対象端末となっていない携帯端末50を避難対象端末に追加し、避難対象端末それぞれに対して現在位置を要求する(ステップA19)。一方、携帯端末50では、所定の測位演算を行って現在位置を算出する(ステップB7)。そして、避難通知サーバ30から現在位置の要求を受信したならば(ステップB9:YES)、算出した現在位置を避難通知サーバ30に通知する(ステップB11)。
そして、避難通知サーバ30では、携帯端末50から現在位置が通知されると、該携帯端末50に定められている避難目的地の変更が必要かを判断する。避難目的地の変更が必要ならば(ステップA21:YES)、再抽出した避難候補地のうちから、通知された現在位置からの距離が最短となる避難候補地を、該携帯端末50の新たな避難候補地として再設定する(ステップA23)。次いで、通知された現在位置から新たな避難候補地に至る最短の避難経路を検索し、新たな避難目的地や避難経路等を含む避難誘導情報を再生成し、該携帯端末50に通知する(ステップA25)。すると、携帯端末50では(ステップB13:YES)、現在行っている避難誘導案内を中断し、避難通知サーバ30から通知された新たな避難誘導情報に基づく避難誘導を開始する(ステップB15)。
また、携帯端末50では、測位した現在位置をもとに、指定された避難目的地に到着したかを判断し、到着したならば(ステップB17:YES)、避難通知サーバ30に、避難目的地への到着を通知する(ステップB19)。そして、避難通知サーバ30では、携帯端末50から避難目的地への到着が通知されると(ステップA27:YES)、該携帯端末50の所有者の安否情報を更新する(ステップA29)。
また、避難通知サーバ30では、避難誘導を終了するかを判断し、避難誘導を終了するならば(ステップA31:YES)、避難誘導対象の携帯端末50それぞれに避難誘導の終了を通知した後(ステップA33)、本処理を終了する。そして、携帯端末50では、避難通知サーバ30から避難終了が通知されると(ステップB21:YES)、本処理を終了する。
[変形例]
なお、本発明の適用可能な実施形態は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能なのは勿論である。
(A)携帯端末50の現在位置
例えば、携帯端末50において、避難通知サーバ30から受信した避難誘導情報に基づく避難誘導を行っている間、定期的に、該携帯端末の現在位置を避難通知サーバ30に通知することにしても良い。この場合、避難通知サーバ30では、携帯端末50から受信した現在位置を、該携帯端末50の移動履歴として安否情報に含めて避難結果確認データ480に格納しておく。
(B)避難目的地及び避難経路の決定
また、上述の実施形態では、避難通知サーバ30において携帯端末50それぞれの避難目的地や避難経路等を決定することにしたが、これを各携帯端末50で行うこととしても良い。具体的には、避難通知サーバ30は、災害情報をもとに設定した避難エリア及び避難候補地を、避難誘導の対象としている携帯端末50それぞれに通知する。そして、携帯端末50では、測位演算によって算出した現在位置をもとに、通知された避難候補地のうちから避難目的地を決定し、現在位置からこの避難目的地に至る避難経路を決定し、決定した避難経路を経由して決定した避難目的地に向かうように誘導する。この場合、携帯端末50は、地図DB430を有するとともに、地図DB430を参照して、通知された避難候補地のうちから避難目的地を決定し、現在位置からこの避難目的地に至る避難経路を決定し、この避難経路を通って避難目的地まで誘導するための処理プログラム(図9のステップA7〜A13,A21〜25の処理に相当)を有する必要がある。
(C)携帯端末
また、携帯端末50は携帯電話機に限らず、例えばPDAやノート型パソコン、カーナビゲーション装置といった他の無線端末でも良い。この場合、基地局ネットワークN2は、適用する無線端末に応じた無線基地局から成る無線通信用のネットワークとなる。
(D)災害の種類
また、上述の実施形態では、災害が「津波」の場合を説明したが、火山噴火や台風・集中豪雨による水害、河川の氾濫といった他の災害についても同様に適用可能である。
避難誘導システムの構成図。 避難通知サーバの内部構成図。 基地局設置データのデータ構成例。 登録端末データのデータ構成例。 避難通知データのデータ構成例。 避難対象端末データのデータ構成例。 避難結果確認データのデータ構成例。 携帯端末の内部構成図。 避難誘導処理のフローチャート。
符号の説明
1 避難誘導システム、10 災害監視システム、30 避難通知サーバ、
50 携帯端末、N1 通信ネットワーク、N2 基地局ネットワーク

Claims (7)

  1. ユーザ端末位置を測位する測位装置を内蔵する複数のユーザ端末と通信可能に接続されるとともに、災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムであって、
    前記災害情報に基づいて災害の発生を検出する災害発生検出部と、
    前記災害発生検出部の検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得するユーザ端末位置取得部と、
    前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知する避難通知部と、
    前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の災害情報に基づいて判定する避難場所変更要否判定部と、
    を備え、
    前記避難通知部は、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記避難場所変更要否判定部により変更必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知する再通知部を有する、
    サーバシステム。
  2. 設置位置が予め定められた基地局の通信網でなる基地局通信網を介して前記ユーザ端末と通信可能に接続されており、
    前記ユーザ端末位置取得部は、前記災害発生検出部の検出に応じて、前記基地局通信網のうち、受信した前記災害情報に含まれる災害予想場所を通信エリアに含む基地局に対して、当該基地局の通信エリア内に存在するユーザ端末に向けて前記所定のユーザ端末位置要求信号を送信させる制御を行う基地局制御部を有する、
    請求項1に記載のサーバシステム。
  3. 前記避難通知部は、避難場所及び避難経路を検索して当該ユーザ端末に避難通知する、
    請求項1又は2に記載のサーバシステム。
  4. 前記ユーザ端末から、前記避難通知した避難場所に当該ユーザ端末が到達した旨の到達信号を受信して、当該ユーザ端末と当該避難場所への到達の旨とを対応付けて記憶する安否情報記憶部を更に備えた請求項1〜3の何れか一項に記載のサーバシステム。
  5. 前記災害監視システムは、津波到達地を前記災害予想場所とし、津波の予想高さを前記災害予想状況とする津波に関する災害情報を送信するシステムであり、
    前記避難通知部は、前記津波到達地と、前記津波の予想高さと、前記所定の地図データとから、津波の未到達地を前記避難場所として検索する、
    請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバシステム。
  6. 災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムと、当該サーバシステムと通信可能に接続された複数のユーザ端末とを具備して構成される避難誘導システムであって、
    前記サーバシステムは、
    前記災害情報に基づいて災害の発生を検出する災害発生検出部と、
    前記災害発生検出部の検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得するユーザ端末位置取得部と、
    前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知する避難通知部と、
    前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記ユーザ端末は、
    測位部と、
    前記サーバシステムからの前記所定のユーザ端末位置要求信号の受信に応じて、前記測位部による測位結果をユーザ端末位置として返信するユーザ端末位置通知部と、
    前記サーバシステムからの前記避難通知に従った避難場所への避難を報知する避難報知部と、
    を備え、
    更に、前記サーバシステムは、前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の前記災害情報に基づいて判定する避難場所変更要否判定部を備えており、
    前記避難通知部は、前記記憶部の記憶内容を参照して、前記避難場所変更要否判定部により変更必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知する再通知部を有する、
    避難誘導システム。
  7. ユーザ端末位置を測位する測位装置を内蔵する複数のユーザ端末と通信可能に接続されるとともに、災害監視システムから災害予想場所及び災害予想状況を少なくとも含む災害情報を受信するサーバシステムが実行する避難通知方法であって、
    前記災害情報に基づいて災害の発生を検出することと、
    前記検出に応じて、所定のユーザ端末位置要求信号を前記ユーザ端末に送信してユーザ端末位置を取得することと、
    前記災害情報と前記ユーザ端末位置と所定の地図データとを用いて当該ユーザ端末の所有ユーザの避難場所を検索して当該ユーザ端末に避難通知することと、
    前記避難通知をした避難場所とユーザ端末とを対応付けて記憶部に記憶することと、
    前記災害情報の変化に応じて、前記避難通知した避難場所の変更有無を、最新の災害情報に基づいて判定することと、
    前記記憶部の記憶内容を参照して、避難場所の変更が必要と判定された避難場所へ避難通知を行ったユーザ端末に、新たな避難場所を避難通知することと、
    を含む避難通知方法。
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