JP2009287447A - 汎用v型エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】寒冷時でも,スロットル弁の弁軸周りに大きな結露,氷結の発生を簡単に防ぐことができる汎用V型エンジンを提供する。
【解決手段】第1バンクB1及び第2バンクB2に,この両バンクB1,B2間に配置される第1スロットルボディT1及び第2スロットルボディT2を,吸気道8の軸線A3が対応するバンクB1,B2の軸線A2に対して略垂直となるようにそれぞれ取り付け,各スロットルボディT1,T2には,スロットル弁9を軸支すると共に,このスロットル弁9より下流の吸気道8に燃料を噴射する燃料噴射弁10を装着し,第1及び第2スロットルボディT1,T2のスロットル弁9を,その弁軸9aの軸線A4が,対応する吸気道8の軸線A3と略直交し且つ対応するバンクB1,B2の軸線A2と略平行となるように配置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は,クランク軸を支持するクランクケースに,クランク軸の軸線を含む平面を中心にしてV字状に配置される第1バンク及び第2バンクを連設すると共に,前記平面に略垂直で略水平な,又はクランク軸の軸線に略垂直で略水平なエンジン据え付け面を形成してなる汎用V型エンジンの改良に関する。
かゝる汎用V型エンジンは,例えば特許文献1に開示されるように,既に知られている。
汎用V型エンジンは,使用後,夜間屋外に長時間放置されることが多いため,寒冷時には,スロットル弁の弁軸周りに大きな結露,氷結が発生し,スロットル弁を固着させてしまい,エンジンが直ちには使用できなくなる場合がある。
特開200−120651号公報
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,寒冷時でも,スロットル弁の弁軸周りに大きな結露,氷結の発生を簡単に防ぐことができる汎用V型エンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,クランク軸を支持するクランクケースに,クランク軸の軸線を含む平面を中心にしてV字状に配置される第1バンク及び第2バンクを連設すると共に,前記平面に略垂直で略水平な,又はクランク軸の軸線に略垂直で略水平なエンジン据え付け面を形成してなる汎用V型エンジンにおいて,第1バンク及び第2バンクに,この両バンク間に配置される第1スロットルボディ及び第2スロットルボディを,それぞれの吸気道の軸線が,対応するバンクの軸線とクランク軸の軸線とを含む平面に対して略垂直となるようにそれぞれ取り付け,各スロットルボディには,その吸気道を開閉するバタフライ式のスロットル弁を軸支すると共に,このスロットル弁より下流の吸気道に燃料を噴射する燃料噴射弁を装着し,第1及び第2スロットルボディのスロットル弁を,その弁軸の軸線が,対応する吸気道の軸線と略直交し且つ対応するバンクの軸線と略平行となるように配置したことを第1の特徴とする。尚,前記エンジン据え付け面は,後述する本発明の実施例中のエンジン据え付けフランジ30に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,第1及び第2スロットルボディに互換性を付与すると共に,第1及び第2スロットルボディの燃料噴射弁を,エンジンの同一外面側に向けて配置したことを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,エンジンをホリゾンタル型として使用する場合には,第1及び第2スロットルボディのスロットル弁の弁軸は水平面に対して傾斜することになるため,弁軸の外周面で結露した水滴の多くは,弁軸に沿って下方に流れ,そして傾斜した吸気道の底面に達すると,その底面に沿って下方に流れることで,弁軸から離脱していき,弁軸に大きな水滴が付着したまゝになることを防ぎ,大きな水滴の氷結によるスロットル弁の弁軸の固着を防ぐことができる。またエンジンを,クランク軸が水平なエンジン据え付けフランジに対して垂直となるバーチカル型として使用する場合には,第1及び第2スロットルボディの吸気道もスロットル弁も略水平となるため,吸気道内の弁軸の両端部周りで結露した水滴の多くは,吸気道の底面側へ流れることで,弁軸から離脱していく。したがって,この場合も弁軸に大きな水滴が付着したまゝになることを防ぎ,大きな水滴の氷結によるスロットル弁の弁軸の固着を防ぐことができる。このように,エンジンをホリゾンタル型及びバーチカル型の何れの型にして使用する場合でも,第1及び第2スロットルボディを変更することなく,各スロットル弁の結露,氷結による固着を簡単に防ぐことができるから,常に電動モータの作動によりスロットル弁を的確に開閉駆動できて,エンジンを直ちに運転させることができる。
また第1及び第2スロットルボディは,第1及び第2バンク間の谷間に配置されるので,両スロットルボディの設置のために上記谷間を有効利用できて,V型エンジンのコンパクトを図ることができると共に,各スロットルボディから対応するバンクまでの吸気路長を極力短くすることができ,エンジンの加速応答性の向上を図ることができる。
本発明の第2の特徴によれば,第1及び第2スロットルボディとして,同一構造のスロットルボディの使用が可能であり,生産性の向上とコストの低減に寄与し得る。その際,第1及び第2スロットルボディは,それぞれの燃料噴射弁を,エンジンの同一外面側に向けて配置されるので,エンジンの同一外面側から両スロットルボディの燃料噴射弁の脱着や点検整備を行うことができ,メンテナンス性が良好である。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1はホリゾンタル型で使用する本発明の汎用V型エンジンの,要部を破断した正面図,図2は図1の2矢視図,図3はバーチカル型で使用する本発明の汎用V型エンジンの,要部を破断した平面図である。
図1及び図2において,本発明を汎用V型2気筒エンジンEに適用した例について説明する。このエンジンEは,クランク軸1を支持するクランクケース2と,このクランクケース2の上部に連設され,上記クランク軸1の軸線A1を含む鉛直面P1を中心としてV字状に開いて配置される第1及び第2バンクB1,B2とから構成される。前記鉛直面P1は,第1及び第2バンクB1,B2の第2軸線A2,A2間の夾角α(図示例では90°)の2等分線を含むことになる。
第1及び第2バンクB1,B2は,1本の気筒3をそれぞれ備えており,各気筒3には,上記クランク軸1にコンロッド4を介して連接されるピストン5が嵌装される。また第1及び第2バンクB1,B2の各シリンダヘッド6の正面側(図1の紙面側)で相対向する角部には,第1及び第2バンクB1,B2の吸気ポートに連なるエルボ状の吸気管7がそれぞれボルト接合される。各吸気管7の上流端には,対応するバンクB1,B2の軸線A2と平行に延びる取り付けフランジ7aが形成されており,これら取り付けフランジ7aに,第1及び第2バンクB1,B2間に配置される第1及び第2スロットルボディT1,T2がそれぞれボルト結合される。
その際,第1及び第2スロットルボディT1,T2は,各吸気管7に連なる吸気道8の軸線A3が,クランク軸1の軸線A1と対応するバンクB1,B2の軸線A2とを含む平面P2に対して略垂直となるように配置される。
また第1及び第2スロットルボディT1,T2には,それぞれの吸気道8を開閉するスロットル弁9と,このスロットル弁9より下流側の吸気道8に燃料を噴射する電磁式の燃料噴射弁10とが設けられる。各スロットル弁9はバタフライ式に構成されるもので,その弁軸9aは,対応するスロットルボディT1,T2に回転自在に支持される。
その際,弁軸9aは,その軸線A4が対応する吸気道8の軸線A3と直交し且つ対応するバンクB1,B2の軸線A2と平行するように配置される。
また第1及び第2スロットルボディT1,T2の,各弁軸9aと直交する第1側面11には,スロットル弁9を開閉駆動すべく弁軸9aの一端に出力部を連結する電動モータ15と,それを収容するモータハウジング16とが取り付けられ,また第1側面11と正反対の第2側面12には,スロットル弁9の開度を検出するスロットルセンサ17と,それを収容するセンサハウジング18とが取り付けられる。
また第1及び第2スロットルボディT1,T2の,上記第1及び第2側面11,12と直角をなす第3側面13には前記燃料噴射弁10が噴射弁ホルダ20を介して取り付けられ,噴射弁ホルダ20は,一対の締結ボルト21により上記第3側面13に固着される。
その際,燃料噴射弁10は,その軸線A5を,対応する吸気道8の軸線A3を含み且つ対応するバンクB1,B2の軸線A2と略直交する平面P3上に置きながら,燃料噴射口を斜め下向きにして配置される。
噴射弁ホルダ20には,燃料噴射弁10の燃料入口に連なる燃料ジョイント20が一体に形成されており,この燃料ジョイント20には,燃料ポンプの圧送燃料を誘導する燃料導管(図示せず)が接続される。
第1及び第2スロットルボディT1,T2は,互換性を持つように同一構造のスロットルボディで構成される。そして,第1及び第2スロットルボディT1,T2は,燃料噴射弁10をエンジンEの同一外面側,図示例では正面側(図1の紙面側)に向けて配置される。その結果,第1及び第2スロットルボディT1,T2では,電動モータ15を取り付ける第1側面11と,スロットルセンサ17を取り付ける第2側面12との向きは正反対となる。
第1及び第2スロットルボディT1,T2の,吸気道8上流側端部に吸気マニフォルド24が接続される。吸気マニフォルド24は,主管25と,この主管25からV字状に分岐した一対の分岐管26,26とで構成され,一対の分岐管26,26は,第1及び第2スロットルボディT1,T2の上流側端部に嵌合接続され,主管25には,空気ダクト27を介して,エンジンEの直上に配設されるエアクリーナ28が接続される。
図1及び図3に示すように,前記クランクケース2は,第1及び第2バンクB1,B2に一体に連結される第1ケース半体2aと,この第1ケース半体2aにボルト接合される第2ケース半体とで構成され,この第2ケース半体には,このエンジンEを各種作業機に据え付けためのエンジン据え付けフランジ30が形成される。この第2ケース半体として,図1及び図2に示すようにエンジン据え付けフランジ30の位置を異にする2種類のもの2b,2b′が用意される。
第1の種類の第2ケース半体2bには(図1参照),前記鉛直面P1,即ちクランク軸1の軸線A1と,第1及び第2バンクB1,B2の第2軸線A2,A2間の夾角αの2等分線とを含む鉛直面P1に略垂直で,且つ略水平なエンジン据え付けフランジ30が形成される。したがって,この第1の種類の第2ケース半体2bを組み入れたエンジンEは,クランク軸1を略水平姿勢で運転するホリゾンタル型エンジンとなる。
また第2の種類の第2ケース半体2b′(図3参照)には,クランク軸1の軸線A1と略直交し,且つ略水平なエンジン据え付けフランジ30が形成される。したがって,この第2の種類の第2ケース半体2b′を組み入れたエンジンEは,クランク軸1を略垂直姿勢で運転するバーチカル型エンジンとなる。各エンジン据え付けフランジ30の周縁部には,その据え付け用のボルト孔30aが設けられる。
次に,この実施例の作用について説明する。
エンジンEの運転による作業機の作動中,エアクリーナ28で濾過された空気は吸気マニフォルド24により第1及び第2スロットルボディT1,T2の吸気道8に分配され,対応する燃料噴射弁10からの噴射燃料と混合しながら第1及び第2気筒バンクB1,B2の各気筒3に吸入されていく。その際,図示しない電子制御ユニットは,予め入力された設定エンジン回転数を保持するように,第1及び第2スロットルボディT1,T2の電動モータ15を作動してスロットル弁9の開度を制御すると共に,燃料噴射弁10からの燃料噴射量を制御する。スロットル弁9の開度は,スロットルセンサ17により検出され,上記電子制御ユニットにフィードバックされる。
ところで,例えば,寒冷地での夜間,運転を終えたエンジンEを長時間,屋外に放置した場合には,各スロットルボディT1,T2の吸気道8内の空気に含まれる水分がスロットル弁9の弁軸9a周り,特に弁軸9aを支持するスロットルボディT1,T2の軸受孔で大きな水滴が氷結すると,スロットル弁9を強固に固着させることがあり,そうなると,電動モータ15の作動によるスロットル弁9の開閉駆動は不能,もしくは極めて困難となる。
その点,本発明によれば,図1に示すように,エンジンEを,水平なエンジン据え付けフランジ30に対してクランク軸1が平行となるホリゾンタル型として使用する場合には,第1及び第2スロットルボディT1,T2の前述のような配置により,即ち第1及び第2スロットルボディT1,T2を,吸気道8の軸線A3が,クランク軸1の軸線A1と対応するバンクB1,B2の軸線A2とを含む平面P2に対して略垂直となるように配置したことにより,第1及び第2スロットルボディT1,T2の各吸気道8は,水平面に対して略45°の角度で傾斜し,また各吸気道8の軸線A3に対して直交するスロットル弁9の弁軸9aも水平面に対して45°の角度で傾斜することになるため,弁軸9aの外周面で結露した水滴の多くは,弁軸9aに沿って下方に流れ,そして傾斜した吸気道8の底面に達すると,その底面に沿って下方に流れることで,弁軸9aから離脱していく。したがって,弁軸9aに大きな水滴が付着したまゝになることを防ぎ,大きな水滴の氷結によるスロットル弁9の弁軸9aの固着を防ぐことができる。
また図3に示すように,エンジンEを,水平なエンジン据え付けフランジ30に対してクランク軸1が垂直となるバーチカル型として使用する場合には,第1及び第2スロットルボディT1,T2の各吸気道8は略水平となり,スロットル弁9の弁軸9aも略水平となる。このため,吸気道8内の弁軸9aの両端部周りで結露した水滴の多くは,吸気道8の底面側へ流れることで,弁軸9aから離脱していく。したがって,この場合も弁軸9aに大きな水滴が付着したまゝになることを防ぎ,大きな水滴の氷結によるスロットル弁9の弁軸9aの固着を防ぐことができる。
このように,エンジンEをホリゾンタル及びバーチカルの何れの型にして使用する場合でも,第1及び第2スロットルボディT1,T2を変更することなく,各スロットル弁9の結露,氷結による固着を簡単に防ぐことができるから,常に電動モータ15の作動によりスロットル弁9を的確に開閉駆動できて,エンジンEを直ちに運転させ,作業を開始することができる。
また第1及び第2スロットルボディT1,T2は,第1及び第2バンクB1,B2間の谷間に配置されるので,両スロットルボディT1,T2の設置のために上記谷間を有効利用できて,V型エンジンEのコンパクトを図ることができると共に,各スロットルボディT1,T2から対応するバンクB1,B2までの吸気路長を極力短くすることができ,エンジンEの加速応答性の向上を図ることができる。
さらに第1及び第2スロットルボディT1,T2において,各燃料噴射弁10は,その軸線A5を,対応する吸気道8の軸線A3を含み且つ対応するバンクB1,B2の軸線A2と略直交する平面P3上に置きながら,燃料噴射口を斜め下向きにして配置されるので,エンジンEをホリゾンタル及びバーチカルの何れの型にして使用する場合でも,各燃料噴射弁10は,常に燃料噴射口を斜め下向きにした姿勢を保つことができる。したがって,エンジンEの運転停止後,各燃料噴射弁10の燃料噴射口に残留した燃料は速やかに滴り落ち,燃料噴射口に燃料が残留し続けることはないから,残留燃料の劣化による残留生成物の形成を防ぎ,残留生成物による燃料噴射弁10の作動不良を回避することができる。
さらにまた第1及び第2スロットルボディT1,T2は,互換性を有するので,同一構造のスロットルボディの使用が可能であり,生産性の向上とコストの低減に寄与し得る。その際,第1及び第2スロットルボディT1,T2は,それぞれの燃料噴射弁10を,エンジンEの同一外面側に向けて配置されるので,エンジンEの同一外面側から両スロットルボディT1,T2の燃料噴射弁10の脱着や点検整備を行うことができ,メンテナンス性が良好である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,エンジンEを図3に示すようにバーチカル型として使用する場合には,クランクケース2の第1ケース半体2a及び第1,第2バンクB1,B2にもエンジン据え付けフランジを形成することができる。
ホリゾンタル型で使用する本発明の汎用V型エンジンの,要部を破断した正面図。 図1の2矢視図。 バーチカル型で使用する本発明の汎用V型エンジンの,要部を破断した平面図。
符号の説明
E・・・・・・・汎用V型エンジン
B1・・・・・・第1バンク
B2・・・・・・第2バンク
T1・・・・・・第1スロットルボディ
T2・・・・・・第2スロットルボディ
A1・・・・・・クランク軸の軸線
A2・・・・・・各バンクの軸線
A3・・・・・・吸気道の軸線
A4・・・・・・スロットル弁の弁軸の軸線
A5・・・・・・燃料噴射弁の軸線
P1・・・・・・クランク軸の軸線を含み第1,第2バンク間の中心を通る平面
P2・・・・・・クランク軸の軸線と各バンクの軸線とを含む平面
1・・・・・・・クランク軸
2・・・・・・・クランクケース
8・・・・・・・吸気道
9・・・・・・・スロットル弁
9a・・・・・・弁軸
10・・・・・・燃料噴射弁
30・・・・・・エンジン据え付け面(エンジン据え付けフランジ)

Claims (2)

  1. クランク軸(1)を支持するクランクケース(2)に,クランク軸(1)の軸線(A1)を含む平面(P1)を中心にしてV字状に配置される第1バンク(B1)及び第2バンク(B2)を連設すると共に,前記平面(P1)に略垂直で略水平な,又はクランク軸(1)の軸線(A1)に略垂直で略水平なエンジン据え付け面(30)を形成してなる汎用V型エンジンにおいて,
    第1バンク(B1)及び第2バンク(B2)に,この両バンク(B1,B2)間に配置される第1スロットルボディ(T1)及び第2スロットルボディ(T2)を,それぞれの吸気道(8)の軸線(A3)が,対応するバンク(B1,B2)の軸線(A2)とクランク軸(1)の軸線(A1)とを含む平面(P2)に対して略垂直となるようにそれぞれ取り付け,各スロットルボディ(T1,T2)には,その吸気道(8)を開閉するバタフライ式のスロットル弁(9)を軸支すると共に,このスロットル弁(9)より下流の吸気道(8)に燃料を噴射する燃料噴射弁(10)を装着し,第1及び第2スロットルボディ(T1,T2)のスロットル弁(9)を,その弁軸(9a)の軸線(A4)が,対応する吸気道(8)の軸線(A3)と略直交し且つ対応するバンク(B1,B2)の軸線(A2)と略平行となるように配置したことを特徴とする汎用V型エンジン。
  2. 請求項1記載の汎用V型エンジンにおいて,
    第1及び第2スロットルボディ(T1,T2)に互換性を付与すると共に,第1及び第2スロットルボディ(T1,T2)の燃料噴射弁(10)を,エンジン(E)の同一外面側に向けて配置したことを特徴とする汎用V型エンジン。
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