JP2009286585A - 軌道固定設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベースプレートを大型化することなく、固定部材の打ち込み位置の自由度を高めることができる軌道固定設備を提供する。
【解決手段】軌道固定設備20は、ガイドレール11の敷設方向と交差する方向における両端に形成されている嵌合部22a,22b,22c,・・・を有しており、ガイドレール11が載置される第1ベースプレート21と、嵌合部22a,22b,22c,・・・に嵌合する被嵌合部32a,32b,32c,・・・とアンカーボルト51Rを挿通するための挿通孔33とを有しており、アンカーボルト51Rによって床面Fに固定される第2ベースプレート31と、を備えている。第2ベースプレート31がアンカーボルト51Rによって固定されている状態で、第2ベースプレート31は、第1ベースプレート21を床面F側に押圧している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガイドレールの敷設に使用される軌道固定設備に関し、特に、施工面に打ち込まれた固定部材を用いる軌道固定設備に関する。
自動倉庫は、多数の棚やステーションと、それらの間で荷物を搬送する搬送走行車とを備えている。搬送走行車は、荷物を搬送可能な走行部と、荷物を積載可能な積載部と、荷物を棚に出し入れ可能な移載部を有する。走行部は、床面に水平に敷設されたガイドレール上を移動する。移載部には、水平方向に延出・退避可能なフォークが用いられている。
従来より、ガイドレールを敷設するための技術が多く提案されている(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開平6−321312号公報 実開平4−33701号公報
ガイドレールは、ベースプレート上に固定される。ベースプレートには、アンカーボルト挿通用の挿通孔が設けられており、アンカーボルトによって床面に固定される。アンカーボルトは、床面に様々な手法で埋め込まれている。
ここで、ガイドレールが鉄筋コンクリートの床面等に設置される場合には、ベースプレートの挿通孔が床面の鉄筋埋設位置に一致してしまうことがある。この場合は、アンカーボルトを床面に打ち込むことができず、ひいてはベースプレートを床面に固定できないという不具合が生じる。
この問題を解決するために、ベースプレートをガイドレールの敷設方向と直交する方向に大きくし、さらにベースプレートに複数の挿通孔を設けることによって、アンカーボルトの打ち込み位置の自由度を向上させる方法が採られている。これにより、アンカーボルトを打ち込む際に鉄筋を避けることが容易になっている。しかし、大型化されたベースプレートを用いると、ベースプレートと床面との間に隙間が生じやすくなる。
本発明の目的は、上記従来の課題を解決するもので、ベースプレートを大型化することなく、固定部材の打ち込み位置の自由度を高めることができる軌道固定設備を提供することにある。
本発明の軌道固定設備は、施工面に打ち込まれる複数の固定部材を用いて軌道を施工面に固定する軌道固定設備であって、第1ベースプレートと、第2ベースプレートとを備えている。第1ベースプレートは、軌道の敷設方向と交差する方向における両端に形成されている嵌合部を有しており、軌道が載置される。第2ベースプレートは、嵌合部に嵌合する被嵌合部と固定部材を挿通するための挿通孔とを有しており、固定部材によって施工面に固定される。そして、第2ベースプレートが固定部材によって固定されている状態で、第2ベースプレートは、第1ベースプレートを施工面側に押圧している。
ここでは、第1ベースプレートは、第2ベースプレートによって施工面側に押しつけられて固定されている。
これにより、軌道固定設備は、第1ベースプレートを施工面に固定する際に第1ベースプレートの端部位置が鉄筋等の位置に一致する場合においても、第2ベースプレートを取り付けることによって、鉄筋の埋設位置を容易に避けて固定部材を施工面に打ち込むことができる。また、第2ベースプレートの形状、すなわち、軌道と交差する方向の長さや挿通孔の位置を変えることにより、固定部材の打ち込み位置の自由度がより向上する。
本発明の軌道固定設備は、嵌合部および被嵌合部の少なくとも一方は、軌道の敷設方向に複数形成されていることが望ましい。
これにより、例えば、第1ベースプレートに複数の嵌合部が配置されている場合には、第2ベースプレートの被嵌合部が嵌合する第1ベースプレートの嵌合部の位置を変えることにより、軌道の敷設方向に沿って第2ベースプレートの取付け位置を変えることが可能となる。
本発明の軌道固定方法は、施工面に打ち込まれる複数の固定部材を用いて軌道を施工面に固定する軌道固定方法であって、第1工程から第3工程を備えている。第1工程は、軌道の敷設方向と交差する方向における両端に形成されている嵌合部を有しており、軌道が載置される第1ベースプレートを準備する。第2工程は、嵌合部に嵌合する被嵌合部と固定部材を挿通するための挿通孔との距離が異なる複数の第2ベースプレートの中から、施工面の状況に合わせて第2ベースプレートを選択する。第3工程は、施工面に打ち込まれる複数の固定部材を用いて第1ベースプレートを押圧するように第2ベースプレートを固定する。
ここでは、被嵌合部と挿通孔との距離が異なる複数の第2ベースプレートの中から、施工面の状況、すなわち、鉄筋の配筋状況に合わせて第2ベースプレートを選択している。
本軌道固定方法によれば、第1ベースプレートを施工面に固定する際に第1ベースプレートの端部位置が鉄筋等の位置に一致する場合においても、軌道と交差する方向の長さや挿通孔の位置の異なる複数の第2ベースプレートの中から選択することにより、鉄筋の埋設位置を避けて固定部材を施工面に打ち込むことが容易にでき、固定部材の打ち込み位置の自由度を向上させることができる。
本発明に係る軌道固定設備によれば、ベースプレートを大型化することなく、固定部材の打ち込み位置の自由度を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る軌道固定設備20によって床面F(施工面)に固定されているガイドレール(軌道)11,12を含む自動倉庫システム100について、図1〜図4を用いて説明すれば以下の通りである。なお、本明細書において、「前」とは、図1における下側、「後」とは、図1における上側、「左」とは図1における左側、「右」とは、図1における右側をいう。
ラック1は、スタッカークレーン通路10を挟んで両側に立設されている。ラック1は、所定間隔で左右に並ぶ多数の支柱2aと、支柱2aとの間に所定間隔をあけて並ぶ支柱2bと、これらの支柱2a,2bに高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品支承部材4とを有している。そして、支柱2a,2bを介することなく対向する左右一対の物品支承部材4によって物品収納棚3が構成されている。左右一対の物品支承部材4間は、後述するスライドフォーク17の上下方向の移動を許容するフォーク通過間隙5に形成されている。そして、前後のラック1の物品収納棚3の出し入れ口6は相互に対向している。
入出庫ローラーコンベア8は、ラック1の左側に、搬送方向を左右方向に向けた状態に配置されている。入出庫ローラーコンベア8におけるラック1側には、公知の物品昇降機(図示略)が設けられている。物品昇降機は、入出庫ローラーコンベア8のローラー下方の公知の昇降装置によって昇降自在な昇降台と、この昇降台に立設されていて、入出庫ローラーコンベア8のローラー間に位置する一対の支承枠とを有している。
ガイドレール11,12は、スタッカークレーン通路10に上下一対(下側のガイドレール11,上側のガイドレール12)、長手方向を左右方向に向けるようにして配置されている。下側のガイドレール11は、図1で示したように、前側に片寄って配置されており、スタッカークレーン13と後側のラック1との間に作業員がぎりぎり通れるスペース18が形成されている。このような構成にすることによって、点検・修理の際、作業員はそのスペース18を通って、スタッカークレーン通路10を移動することが可能となる。なお、下側のガイドレール11についての詳細は、後段にて詳述する。
スタッカークレーン13は、ガイドレール11,12に沿って左右動自在に案内される。そして、スタッカークレーン13は、走行台車14と、走行台車14に設けられたマスト15に後述の昇降装置61によって昇降自在とされた昇降台16と、昇降台16に公知の進退機構によって前後方向に水平摺動自在に設けられたスライドフォーク17とを有している。スライドフォーク17は、公知のごとく、物品Wの下方への突出・昇降台16の上昇による物品Wの持ち上げ、昇降台16側への退入という動作を行なって物品Wを昇降台16に引き込み、前述と逆の動作によって物品収納棚3等に物品Wを降ろすことができる。
(軌道固定設備20)
ここでは、ガイドレール11を床面Fに固定する軌道固定設備20について、図3を用いて説明する。
ガイドレール11は、一定方向に延びており、レール走行部11aと、その下部に形成された底板11bとを有している。
軌道固定設備20は、図3に示すように、主に、第1ベースプレート21と、第2ベースプレート31とによって構成されている。
第1ベースプレート21は、ガイドレール11を固定するための金属製の部材であって、図1に示すように、長手方向をガイドレール11方向(以下、レール方向と示す)と略直交する方向に向けて、レール方向においてほぼ等間隔に配置されている。そして、第1ベースプレート21は、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・と、挿通孔23L、23Rと、位置決め部24とを有している。
嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・は、レール方向と直交する方向における第1ベースプレート21の両端に、レール方向に複数並んで形成されている。そして、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・は、鋭角凸状に形成されており、後述する第2ベースプレート31の被嵌合部32a,32b,32c,・・・と互いに嵌合するように形成されている。
挿通孔23L、23Rは、後述するアンカーボルト(固定部材)51Lを挿通するための孔であり、第1ベースプレート21のレール方向における略中心に形成されている。
位置決め部24は、ガイドレール11の固定位置を決めるための部位であり、第1ベースプレート21本体の上面に形成されている。
ガイドレール11は、底板11bの上面Raを押さえる押さえ部材25が締結部材であるボルト26、ナット27、ワッシャ28によって第1ベースプレート21に締結されることで、第1ベースプレート21に固定される。このとき、位置決め部24とガイドレール11との間には、シム29が挿入される。これにより、レール方向と直交する方向に対するガイドレール11の位置を微調整することができる。また、ガイドレール11の底板11bの下面Rbと第1ベースプレート21との間には、ゴムシート50が挟み込まれる。これにより、スタッカークレーン13がガイドレール11を走行した際の振動や騒音を防止することができる。
第2ベースプレート31は、第1ベースプレート21における上述の嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・に嵌合することが可能な金属製の部材である。そして、第2ベースプレート31は、被嵌合部32a,32b,32c,・・・と挿通孔33とを有している。
被嵌合部32a,32b,32c,・・・は、レール方向と直交する方向における第2ベースプレート31の一端に、レール方向に複数並んで形成されている。そして、被嵌合部32a,32b,32c,・・・は、鋭角凹状に形成されており、前述した第1ベースプレート21の嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・と互いに嵌合するように形成されている。
挿通孔33は、アンカーボルト(固定部材)51Rを挿通するための孔であり、レール方向における略中心に形成されている。
次に、軌道固定設備20の設置方法について説明する。最初に、アンカーボルト51L,51Rを床面Fに埋め込む。アンカーボルトは、例えば、第1ベースプレート21を床面Fに載置した状態で挿通孔23L、23Rの位置に埋め込むことが考えられる。この実施形態では、挿通孔23Lの位置には鉄筋がないため、アンカーボルト51Lを埋め込むことができる。一方、挿通孔23Rの位置には鉄筋Sがあるため、それを避けるために第2ベースプレート31を床面Fに載置して、挿通孔33の位置にアンカーボルト51Rを埋め込む。
第1ベースプレート21は、挿通孔23Lにアンカーボルト51Lを挿通させた状態で、次にナット52L、ワッシャ53Lをアンカーボルト51Lの先端に固定することで、床面Fに固定される。第2ベースプレート31も、同様に、挿通孔33にアンカーボルト51Rを挿通させた状態で、次にナット52R、ワッシャ53Rをアンカーボルト51Rの先端に固定することで、床面Fに固定される。このとき、第1ベースプレート21の第2ベースプレート31側端部は、第2ベースプレート31によって床面Fに対して押さえつけられる。これにより、第1ベースプレート21は、一方の端部がアンカーボルト51L、他方の端部が第2ベースプレート31によって固定されることとなり、この結果、床面Fに対して固定されることとなる。
ここで、本実施形態における軌道固定設備20の特徴について説明する。
上述のようなガイドレールを屋内に設置する場合、施工面がコンクリートの床面であることが多い。そして、コンクリート施工された床面には鉄筋が埋設されている。このため、アンカーボルトを打設したい位置に鉄筋が埋設されている場合、アンカーボルトを打ち込むことができない。具体的には、例えば、図3に示すように、挿通孔23Rの位置の直下に鉄筋Sが埋設されている場合、第1ベースプレート21の挿通孔23Rの位置にアンカーボルトを打ち込むことはできない。
このような場合であっても、本実施形態の軌道固定設備20では、第1ベースプレート21の挿通孔23R側端部に第2ベースプレート31を取り付けて、アンカーボルト51Rを打ち込む位置を挿通孔23Rの位置から挿通孔33の位置に容易にずらすことができる。すなわち、鉄筋の埋設位置との干渉を回避するためのアンカーボルト51Rの打ち込む位置の変更を容易に行うことができる。さらに、本実施形態の軌道固定設備20では、第2ベースプレート31の形状バリエーション(レール方向と直交する方向の長さや挿通孔の位置)を複数用意することによって、さらに柔軟に鉄筋の埋設位置との干渉を回避することが可能となる。
従来、このような問題に対しては、ベースプレートをレール方向と直交する方向に対して斜めにずらして配置することもあった。ところが、ベースプレートをガイドレールに対して直交方向に配置する必要がある箇所(例えば、レールの継目に該当する箇所等)では、上記従来の方法では対応することができない。
以上に説明したように、本発明の軌道固定設備20は、ガイドレール11の敷設方向と交差する方向における両端に嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・を有し、ガイドレール11が載置される第1ベースプレート21と、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・に嵌合する被嵌合部32a,32b,32c,・・・とアンカーボルト51Rを挿通するための挿通孔33とを有し、アンカーボルト51Rによって床面Fに固定される第2ベースプレート31とを備え、第2ベースプレート31がアンカーボルト51Rによって固定されたとき、第2ベースプレート31は、第1ベースプレート21を床面F側に押圧して固定している。これにより、軌道固定設備20は、第1ベースプレート21を床面Fに固定する際に第1ベースプレート21の端部位置(挿通孔23Rの位置)が鉄筋Sの位置に一致する場合においても、第2ベースプレート31を取り付けることによって、鉄筋の埋設位置を容易に避けてアンカーボルトを床面Fに打ち込むことができる。また、第2ベースプレート31の形状、すなわち、軌道と交差する方向の長さや挿通孔の位置を変えることにより、アンカーボルトの打ち込み位置の自由度がより向上する。
また、本実施形態の軌道固定設備20では、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・が、レール方向において複数形成され、被嵌合部32a,32b,32c,・・・が、レール方向において複数形成されている。
これにより、図4に示すように、互いに嵌合する位置をレール方向にずらすことによって、第1ベースプレート21に対する第2ベースプレート31の位置をずらすことが可能となる。具体的には、嵌合部22aと被嵌合部32a、嵌合部22bと被嵌合部32b、・・・、が互いに嵌合していた状態を、嵌合部22cと被嵌合部32a、嵌合部22dと被嵌合部32b、・・・、が互いに嵌合するように配置することで、第1ベースプレート21に対する第2ベースプレート31の位置をずらしている。
このように、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・および被嵌合部32a,32b,32c,・・・の少なくとも一方を、レール方向に複数形成することによって、より柔軟に鉄筋の埋設位置との干渉を避けることを可能としている。
[他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態の軌道固定設備20では、第1ベースプレート21の一端にのみ第2ベースプレート31を配置した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図5に示すように、第2ベースプレート131は、第1ベースプレート121の両端に配置してもよい。この場合も、上記の実施形態に係る軌道固定設備20と同様の効果を得ることができる。なお、両第2ベースプレートの形状や挿通孔の位置は互いに異なっていても良い。
(B)
上記実施形態の軌道固定設備20では、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・がレール方向に複数形成され、被嵌合部32a,32b,32c,・・・が、レール方向に複数形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図6(a)に示すように、第1ベースプレート221の嵌合部222と第2ベースプレート231の被嵌合部232とは、互いに一つだけ形成されていてもよい。また、図6(b)に示すように、第1ベースプレート321の嵌合部322a,322b,322c,322dは、上記実施形態と同様にレール方向に並んで複数形成され、第2ベースプレート331の被嵌合部332は、一つだけ形成されていてもよい。
(C)
上記実施形態の軌道固定設備20では、図3に示すような大きさで、挿通孔がレール方向における略中心に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図7(a)に示すように、挿通孔433の位置を変えた第2ベースプレート431や、図7(b)に示すように、レール方向と直交する方向に長さの異なる第2ベースプレート531を用いてもよい。
また、第1ベースプレートには、それぞれ形状の異なる第2ベースプレートが取り付けられてもよい。
(D)
上記実施形態の軌道固定設備20では、嵌合部22a,22b,22c,22d,・・・が、鋭角凸状に形成され、被嵌合部32a,32b,32c,・・・が、鋭角凹状に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
嵌合部と被嵌合部は、互いに嵌合すれば上記形状に限定する必要はなく、例えば、図8に示すように、第1ベースプレート621の嵌合部622は、突起状に形成され、第2ベースプレート631の被嵌合部632は、嵌合部622が嵌合するような形状に形成されていてもよい。
(E)
上記実施形態の軌道固定設備20では、第1ベースプレート21には挿通孔が両端に形成されていたが、挿通孔が一つしか形成されていなくても良いし、または、挿通孔が全く形成されていなくても良い。この場合、第1ベースプレート21は、必ず第2ベースプレートと共に用いられることになる。
(F)
上記実施形態の軌道固定設備20では、スタッカークレーン13が走行するためのガイドレール11に本発明の軌道固定設備を適用した例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、有軌道無人搬送車や案内軌条式走行台車等に用いられるレールを固定する場合であっても本発明を適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る軌道固定設備を含む自動倉庫システムの平面図。 図1のII−II線拡大断面図。 図1の軌道固定設備の構造を示した斜視図。 第2ベースプレートを取り付ける際の一例を示した斜視図。 本発明の他の実施形態に係る軌道固定設備を示した斜視図。 (a)、(b)本発明の他の実施形態に係る軌道固定設備を示した斜視図。 (a)、(b)本発明の他の実施形態に係る軌道固定設備を示した斜視図。 本発明の他の実施形態に係る軌道固定設備を示した斜視図。
符号の説明
1 ラック
2a 支柱
2b 支柱
3 物品収納棚
4 物品支承部材
5 フォーク通過間隙
6 出し入れ口
8 入出庫ローラーコンベア
10 スタッカークレーン通路
11,12 ガイドレール(軌道)
11a 走行部
11b 底板
13 スタッカークレーン
14 走行台車
15 マスト
16 昇降台
17 スライドフォーク
18 スペース
20 軌道固定設備
21 第1ベースプレート
22a,22b,22c,22d,・・・ 嵌合部
23L,23R 挿通孔
24 位置決め部
25 押さえ部材
26 ボルト
27 ナット
28 ワッシャ
29 シム
31 第2ベースプレート
32a,32b,32c,・・・ 被嵌合部
33 挿通孔
50 ゴムシート
51L,51R アンカーボルト(固定部材)
52L,52R ナット
53L,53R ワッシャ
61 昇降装置
100 自動倉庫システム
121,221,321,621 第1ベースプレート
131,231,331,431,531,631 第2ベースプレート
222,322a,322b,322c,322d,622 嵌合部
232,332,632 被嵌合部
433 挿通孔
F 床面(施工面)
Ra 底板上面
Rb 底板下面
W 物品

Claims (3)

  1. 施工面に打ち込まれる複数の固定部材を用いて軌道を前記施工面に固定する軌道固定設備であって、
    前記軌道の敷設方向と交差する方向における両端に形成されている嵌合部を有しており、前記軌道が載置される第1ベースプレートと、
    前記嵌合部に嵌合する被嵌合部と前記固定部材を挿通するための挿通孔とを有しており、前記固定部材によって前記施工面に固定される第2ベースプレートと、
    を備え、
    前記第2ベースプレートが前記固定部材によって固定されている状態で、前記第2ベースプレートは、前記第1ベースプレートを前記施工面側に押圧している、
    軌道固定設備。
  2. 前記嵌合部および前記被嵌合部の少なくとも一方は、前記軌道の敷設方向に複数形成されている、
    請求項1に記載の軌道固定設備。
  3. 施工面に打ち込まれる複数の固定部材を用いて軌道を前記施工面に固定する軌道固定方法であって、
    前記軌道の敷設方向と交差する方向における両端に形成されている嵌合部を有しており、前記軌道が載置される第1ベースプレートを準備する第1工程と、
    前記嵌合部に嵌合する被嵌合部と前記固定部材を挿通するための挿通孔との距離が異なる複数の第2ベースプレートの中から、前記施工面の状況に合わせて前記第2ベースプレートを選択する第2工程と、
    前記施工面に打ち込まれる複数の前記固定部材を用いて前記第1ベースプレートを押圧するように前記第2ベースプレートを固定する第3工程と、
    を備えている、軌道固定方法。
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