JP2009280528A - 表面装飾固形粉末化粧料およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光輝性粉体によるアイキャッチ効果が十分に発揮され、かつ塗布した際にも優れた化粧効果や使用感が得られる表面装飾固形粉末化粧料を提供する。
【解決手段】光輝性粉体の1種または2種以上が表面に固着していることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料。
【選択図】なし
【解決手段】光輝性粉体の1種または2種以上が表面に固着していることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明は、外観がくすみのない独特の光沢を有し、アイキャッチ効果に優れた表面装飾固形化粧料およびその製造方法に関する。
従来、雲母チタンに代表される光輝性粉体は、その特徴である光沢を製品の外観や塗布時の化粧効果に与える目的で多くの化粧料に配合されている(特許文献1参照)。その中で、アイシャドウなどの固形粉末化粧料においては、光輝性粉体の配合量を多くすればするほど外観の光沢感が強くなりアイキャッチ効果は増大するが、その反面塗布した時の光沢感が強すぎて好ましい化粧効果が得られにくくなったり、表面装飾が積層しトレが硬くなりケーキングを誘発するなどの問題があった。
本発明の目的は、これらの問題を発生させることなく、光輝性粉体の持つ優れたアイキャッチ効果を十分に発揮する固形粉末化粧料を提供することにある。
特開平7−215822号公報
本発明の目的は、これらの問題を発生させることなく、光輝性粉体の持つ優れたアイキャッチ効果を十分に発揮する固形粉末化粧料を提供することにある。
本発明者は、化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤の表面に、光輝性粉体を噴霧し、固着せしめることにより、その光輝性粉体によるアイキャッチ効果が十分に発揮され、そして塗布した際にも優れた化粧効果や使用感を有する固形粉末化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。さらに本発明は、光輝性粉体を噴霧、固着させる際に、光輝性粉体を直接スラリー状化粧料基剤の表面に噴霧することにより、乾燥工程を1回に簡略化することができるものである。
すなわち本発明は、光輝性粉体の1種または2種以上が表面に固着していることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料にある。また第2の本発明は、(A)化粧料基剤を溶剤に溶解してスラリー状とする工程、(B)当該スラリー状化粧料基剤を化粧料容器に充填する工程、(C)表面に光輝性粉体の1種または2種以上を噴霧する工程、(D)乾燥工程を経て得られることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料の製造方法にある。
本発明によれば、光輝性粉体によるアイキャッチ効果が十分に発揮され、かつ塗布した際にも優れた化粧効果や使用感が得られる表面装飾固形粉末化粧料を提供する。また本発明によれば、乾燥工程を簡略化することができる。
本発明で用いられる化粧料基剤は、常法により得ることができ、固形状となる粉末化粧料であれば、その組成や製造方法に何ら制約はない。また化粧料基剤を溶解してスラリー状とするために用いられる溶剤としては、水、イソプロピルアルコール、エタノールなどの低級アルコール、イソパラフィン、ヘキサン、水添ポリイソブテンなどの揮発性炭化水素、低沸点鎖状シリコーン、環状シリコーンなどの揮発性シリコーン類、フロン類などが挙げられる。
本発明においては、スラリー状化粧料基剤を化粧料容器に充填する。その充填方法は、特に制約を受けるものではないが、一般には加圧充填機により行われる。また化粧料容器
としては、通常、固形粉末化粧料に用いられるものに加えて、(E)圧縮成形工程を経る場合には、金皿や、プラスティック皿等の樹脂皿を用いることも可能である。
としては、通常、固形粉末化粧料に用いられるものに加えて、(E)圧縮成形工程を経る場合には、金皿や、プラスティック皿等の樹脂皿を用いることも可能である。
本発明で用いられる光輝性粉体は、通常化粧料に用いられるものであれば特に制限はなく、パール剤、ラメ剤として用いられている粉体である。具体的には、雲母チタン、着色雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆ガラス末、酸化チタン被覆合成金雲母、シリカ・酸化鉄被覆アルミニウム末などが挙げられる。これら光輝性を有する粉体の1種を含有する粉体組成物を用いて噴霧、固着させることも可能であり、またこれらの粉体の2種以上を含有する粉体組成物を用いることも可能である。ここで用いる粉体組成物は、色や光沢のムラが発生しないよう予めミキサーなどの混合装置で均一に分散しておくことが好ましい。
本発明で用いられる光輝性粉体は、そのままの状態で用いることも、公知の表面処理を施して用いることも可能である。表面処理の具体例としては、フッ素化合物処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処理、ポリアクリル酸処理、金属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ処理、メカノケミカル処理などが挙げられる。
本発明で用いられる光輝性粉体は、スラリー状化粧料基剤表面に噴霧、固着させる際、光輝性粉体を含有する粉体組成物をそのまま用いることもできるし、化粧料基剤に使用するものとは別の溶剤に光輝性粉体を含有する粉体組成物を分散させた溶液を用いることもできる。溶液を用いる場合は、光輝性粉体を溶剤に分散させた溶液を、スラリー状化粧料基剤表面に噴霧する方法などが可能であり、光輝性粉体を含有する粉体組成物をそのまま用いる場合は、この粉体組成物を直接噴霧する方法などが可能である。溶液を用いるか粉体組成物をそのまま用いるかという方法に関わらず、乾燥後の固形粉末化粧料の外観色調や光沢質感およびそれらの均一性を制御する目的で通常化粧料に用いられる無機顔料、有機顔料、着色剤、油剤、界面活性剤、水などを、粉体組成物に添加して用いることも可能である。尚、溶剤としては、水、イソプロピルアルコール、エタノールなどの低級アルコール、イソパラフィン、ヘキサン、水添ポリイソブテンなどの揮発性炭化水素、低沸点鎖状シリコーン、環状シリコーンなどの揮発性シリコーン類、フロン類などが挙げられる。
またスラリー状化粧料基剤表面に噴霧、固着させる際、スラリー状化粧料基剤に固着される光輝性粉体の量や固着の厚みなどは特に制限はなく、目的とする特徴ある外観を得るのに適した量・厚みで固着すればよい。
本発明の固形粉末化粧料としては、アイシャドウ、アイライナー、アイブロウ、チーク、ファンデーション、コンシーラーなどが挙げられるが、特にアイキャッチ効果が求められるアイシャドウとするのが好適である。
以下、実施例および比較例によって本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例などに何ら制約されるものではない。
先ず実施例および比較例の各固形粉末化粧料の各種特性に対する評価方法を以下に示す。
[外観特性及び使用特性]
専門パネラーを評価品目ごとに20名ずつ用意し(但し、品目によりパネラーが重複する場合もある)、評価品目の特性に関して「当てはまる」と判断したパネラーの数から、下記に示す分類によって評価を行った。
専門パネラーを評価品目ごとに20名ずつ用意し(但し、品目によりパネラーが重複する場合もある)、評価品目の特性に関して「当てはまる」と判断したパネラーの数から、下記に示す分類によって評価を行った。
人数 評価
15人以上 ◎
10〜14人 ○
5〜 9人 △
4人未満 ×
15人以上 ◎
10〜14人 ○
5〜 9人 △
4人未満 ×
[実施例1〜4、比較例1〜2:アイシャドウ]
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Aは下記処方に基づき調製した。尚、処方中の数字は全て質量%である。
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Aは下記処方に基づき調製した。尚、処方中の数字は全て質量%である。
・化粧料基剤
(1) タルク 20.0
(2) マイカ 残 量
(3) 雲母チタン 20.0
(4) 酸化鉄被覆雲母チタン 30.0
(5) ベンガラ 0.1
(6) 黄酸化鉄 0.3
(7) 黒酸化鉄 0.1
(8) 群青 0.2
(9) メチルフェニルポリシロキサン 2.0
(10)イソノナン酸イソノニル 2.0
(11)リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
(12)ワセリン 2.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(13)水添ポリイソブテン
(1) タルク 20.0
(2) マイカ 残 量
(3) 雲母チタン 20.0
(4) 酸化鉄被覆雲母チタン 30.0
(5) ベンガラ 0.1
(6) 黄酸化鉄 0.3
(7) 黒酸化鉄 0.1
(8) 群青 0.2
(9) メチルフェニルポリシロキサン 2.0
(10)イソノナン酸イソノニル 2.0
(11)リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
(12)ワセリン 2.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(13)水添ポリイソブテン
(スラリー状化粧料基剤A製造方法)
a:成分(1)〜(8)を混合する。
b:aに成分(9)〜(12)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(13)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Aを得た。
a:成分(1)〜(8)を混合する。
b:aに成分(9)〜(12)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(13)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Aを得た。
実施例1
イソプロピルアルコール50質量部に無水ケイ酸処理雲母チタン(Timiron Splendid Red:メルク社製)50質量部を加え均一に分散した後、この溶液を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
イソプロピルアルコール50質量部に無水ケイ酸処理雲母チタン(Timiron Splendid Red:メルク社製)50質量部を加え均一に分散した後、この溶液を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
実施例2
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン50質量部にベンガラ被覆雲母チタン(Gemtone Tan Opal:エンゲルハード社製)25質量部及び酸化チタン被覆ガラス末(メタシャインMC1080RYS:日本板硝子社製)25質量部を加え均一に分散した後、この溶液を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン50質量部にベンガラ被覆雲母チタン(Gemtone Tan Opal:エンゲルハード社製)25質量部及び酸化チタン被覆ガラス末(メタシャインMC1080RYS:日本板硝子社製)25質量部を加え均一に分散した後、この溶液を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
実施例3
シリカ・酸化鉄被覆アルミニウム末(Sicopearl Fantastico Pink:BASF社製)を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
シリカ・酸化鉄被覆アルミニウム末(Sicopearl Fantastico Pink:BASF社製)を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
実施例4
チタン(Flamenco Super Gold:メルク社製)を公知の方法によりラウロイルリジン(アミホープLL:味の素社製)で10%被覆処理した粉体80質量部と板状硫酸バリウム(板状硫酸バリウム・H:堺化学工業社製)20質量部を予めミキサーで混合した粉体組成物を、化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
チタン(Flamenco Super Gold:メルク社製)を公知の方法によりラウロイルリジン(アミホープLL:味の素社製)で10%被覆処理した粉体80質量部と板状硫酸バリウム(板状硫酸バリウム・H:堺化学工業社製)20質量部を予めミキサーで混合した粉体組成物を、化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイシャドウを得た。
比較例1
化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aに光輝性粉体の固着を施さず乾燥させたサンプルをそのまま比較例1とした。
化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Aに光輝性粉体の固着を施さず乾燥させたサンプルをそのまま比較例1とした。
比較例2
前記スラリー状化粧料基剤処方において、雲母チタン及びベンガラ被覆雲母チタンの配合比率をそれぞれ1.3倍に増量し、前記方法により得られた固形粉末化粧料サンプルをそのまま比較例2とした。
前記スラリー状化粧料基剤処方において、雲母チタン及びベンガラ被覆雲母チタンの配合比率をそれぞれ1.3倍に増量し、前記方法により得られた固形粉末化粧料サンプルをそのまま比較例2とした。
実施例1〜4および比較例1〜2に関して評価を行った結果を表1に示す。
[表1]
実 施 例 比 較 例
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1 2 3 4 1 2
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
独特の光沢があり魅力的である ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○
光沢が均一である ○ ○ ○ ◎ △ ○
使用感が滑らかで良い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ×
トレが良い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ×
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実 施 例 比 較 例
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1 2 3 4 1 2
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
独特の光沢があり魅力的である ◎ ◎ ◎ ◎ △ ○
光沢が均一である ○ ○ ○ ◎ △ ○
使用感が滑らかで良い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ×
トレが良い ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ×
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
表1の結果より、本発明により得られるアイシャドウは、外観の独特なパール光沢及びその均一性に優れ、使用感がよく、トレが良い化粧料であることは明らかである。
[実施例5;チーク]
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Bは下記処方に基づき調製した。
・化粧料基剤
(1) タルク 残 量
(2) マイカ 30.0
(3) 雲母チタン 20.0
(4) ナイロン 5.0
(5) ベンガラ 2.0
(6) 黄酸化鉄 5.0
(7) 黒酸化鉄 0.1
(8) シルクパウダー 0.1
(9) メチルフェニルポリシロキサン 2.0
(10)ヒドロキシステアリン酸オクチル 2.0
(11)リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
(12)ワセリン 2.0
(13)カロット油 0.1
(14)ヒマワリ油 0.1
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(15)イソプロピルアルコール
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Bは下記処方に基づき調製した。
・化粧料基剤
(1) タルク 残 量
(2) マイカ 30.0
(3) 雲母チタン 20.0
(4) ナイロン 5.0
(5) ベンガラ 2.0
(6) 黄酸化鉄 5.0
(7) 黒酸化鉄 0.1
(8) シルクパウダー 0.1
(9) メチルフェニルポリシロキサン 2.0
(10)ヒドロキシステアリン酸オクチル 2.0
(11)リンゴ酸ジイソステアリル 2.0
(12)ワセリン 2.0
(13)カロット油 0.1
(14)ヒマワリ油 0.1
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(15)イソプロピルアルコール
(スラリー状化粧料基剤B製造方法)
a:成分(1)〜(8)を混合する。
b:aに成分(9)〜(14)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(15)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Bを得た。
a:成分(1)〜(8)を混合する。
b:aに成分(9)〜(14)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(15)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Bを得た。
イソプロピルアルコール50質量部に無水ケイ酸処理雲母チタン(Timiron Splendid Red:メルク社製)50質量部を加え均一に分散した後、この溶液を化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Bの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするチークを得た。尚、得られたチークは、外観の独特なパール光沢及びその均一性に優れ、使用感がよく、トレが良い化粧料であった。
[実施例6;アイブロウ]
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Cは下記処方に基づき調製した。
・化粧料基剤
(1) タルク 10.0
(2) マイカ 残 量
(3) 酸化チタン 10.0
(4) 群青 2.0
(5) 紺青 3.0
(6) 黒酸化鉄 10.0
(7) (カプリル/カプリン/ミリスチン
/ステアリン酸トリグリセリル 1.0
(8)ジメチルポリシロキサン(20cs) 1.0
(9)スクワラン 0.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(10)水添ポリイソブテン
光輝性粉体を固着させるのに用いるスラリー状化粧料基剤Cは下記処方に基づき調製した。
・化粧料基剤
(1) タルク 10.0
(2) マイカ 残 量
(3) 酸化チタン 10.0
(4) 群青 2.0
(5) 紺青 3.0
(6) 黒酸化鉄 10.0
(7) (カプリル/カプリン/ミリスチン
/ステアリン酸トリグリセリル 1.0
(8)ジメチルポリシロキサン(20cs) 1.0
(9)スクワラン 0.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
計 100.0
・溶剤
(10)水添ポリイソブテン
(スラリー状化粧料基剤C製造方法)
a:成分(1)〜(6)を混合する。
b:aに成分(7)〜(9)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(10)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Cを得た。
a:成分(1)〜(6)を混合する。
b:aに成分(7)〜(9)を添加し、混合する。
c:bを100質量部に成分(10)40質量部を添加し、混練機にて5〜10分間攪拌して、スラリー状化粧料基剤Cを得た。
チタン(Flamenco Super Gold:メルク社製)を公知の方法によりラウロイルリジン(アミホープLL:味の素社製)で10%被覆処理した粉体80質量部と板状硫酸バリウム(板状硫酸バリウム・H:堺化学工業社製)20質量部を予めミキサーで混合した粉体組成物を、化粧料容器に充填したスラリー状化粧料基剤Cの表面に噴霧した後、乾燥し、目的とするアイブロウを得た。尚、得られたアイブロウは、外観の独特なパール光沢及びその均一性に優れ、使用感がよく、トレが良い化粧料であった。
Claims (4)
- 光輝性粉体の1種または2種以上が表面に固着していることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料。
- (A)化粧料基剤を溶剤に溶解してスラリー状とする工程、(B)当該スラリー状化粧料基剤を化粧料容器に充填する工程、(C)表面に光輝性粉体の1種または2種以上を噴霧する工程、(D)乾燥工程、を経て得られることを特徴とする表面装飾固形粉末化粧料の製造方法。
- (C)工程と(D)工程との間に(E)圧縮成形工程を経ることを特徴とする請求項2記載の表面装飾固形粉末化粧料の製造方法。
- (C)工程において噴霧する際、光輝性粉体の1種または2種以上を溶剤に分散させた溶液を用いることを特徴とする請求項2又は3記載の表面装飾固形粉末化粧料の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008135147A JP2009280528A (ja) | 2008-05-23 | 2008-05-23 | 表面装飾固形粉末化粧料およびその製造方法 |
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JP (1) | JP2009280528A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2554156A4 (en) * | 2010-03-29 | 2016-02-10 | Fujifilm Corp | FOUNDATION COSMETIC PRODUCT AND METHOD FOR PRODUCING THE SAME |
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2008
- 2008-05-23 JP JP2008135147A patent/JP2009280528A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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