JP2009278109A - 薄膜トランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、薄膜トランジスタに関する。
【解決手段】本発明の薄膜トランジスタは、ソース電極と、前記ソース電極と分離して設置されるドレイン電極と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に電気的に接続される半導体層と、絶縁層と、前記絶縁層により、前記半導体層と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と絶縁状態で設置されるゲート電極と、を含む。前記半導体層が複数のカーボンナノチューブを含み、一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に連接され、それぞれ、該ソース電極及び該ドレイン電極に電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄膜トランジスタに関し、特にカーボンナノチューブを含む薄膜トランジス
タに関するものである。
薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、TFT)は、パネル表示装置に広く応用される。従来の薄膜トランジスタは、主に、ゲート電極、絶縁層、半導体層、ソース電極及びドレイン電極を含む。前記ソース電極及び前記ドレイン電極は、分離して設置され、前記半導体層と電気的に接続される。前記ゲート電極は、前記絶縁層に設置され、該絶縁層により前記半導体層、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と分離して絶縁する。前記半導体層の、前記ソース電極とドレイン電極との間に位置される領域には、チャンネル領域が形成される。
前記薄膜トランジスタのゲート電極、ソース電極及びドレイン電極は、導電材料からなる。該導電材料は、金属又は合金である。前記ゲート電極に電圧を印加すると、前記絶縁層により該ゲート電極と分離して設置された前記半導体層におけるチャンネル領域で、キャリヤーが蓄積することができる。該キャリヤーが所定の程度に蓄積する場合、前記半導体層に電気的に接続される前記ソース電極及び前記ドレイン電極が電気的に接続されるので、前記ソース電極から前記ドレイン電極に流れる電流がある。
従来技術として、薄膜トランジスタの半導体層の材料は、アモルファスシリコン、多結晶シリコン又は有機半導体重合体である(非特許文献1を参照)。アモルファスシリコンを半導体層とする薄膜トランジスタにおいて、該半導体層で多くのダングリングボンド(Dangling Bond)を含むので、キャリヤーの移動度は、小さくなる。該キャリヤーの移動度が一般的に1cm−1−1より小さいので、前記薄膜トランジスタの応答速度は、遅い。多結晶シリコンを半導体層とする薄膜トランジスタにおいて、キャリヤーの移動度は、大きくなる。該キャリヤーの移動度が一般的に10cm−1−1ほどであるので、前記薄膜トランジスタの応答速度は、速い。しかし、多結晶シリコンを半導体層とする薄膜トランジスタは、方法が複雑であり、コストが高く、大面積製造が難しく、オフ電流が大きい。従来の無機薄膜トランジスタと比べて、有機半導体重合体を半導体層とする有機薄膜トランジスタは、コストが低く、製造の温度が低く、高い強靭性を有する長所がある。
"New challenges in thin film transistor research"、Journal of Non−Crystalline Solids、2002年、第299−302巻、第1304〜1310頁
しかし、有機薄膜トランジスタは、室温でジャンプ伝導するので、抵抗率が高く、キャリヤーの移動度が小さくなる。従って、前記有機薄膜トランジスタの応答速度は、遅いという欠点がある。
従って、本発明は、大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有し、高い靭性を有する薄膜トランジスタを提供することを課題とする。
薄膜トランジスタは、ソース電極と、前記ソース電極と分離して設置されるドレイン電極と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に電気的に接続される半導体層と、絶縁層と、前記絶縁層により、前記半導体層と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と絶縁して設置されるゲート電極と、を含む。前記半導体層は、複数のカーボンナノチューブを含み、一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に連接され、それぞれ、該ソース電極及び該ドレイン電極に電気的に接続される。
前記複数のカーボンナノチューブの長さは同じであり、前記複数のカーボンナノチューブは前記半導体層の表面に平行に配列されている。
前記カーボンナノチューブは、半導体性を有するカーボンナノチューブを含む。
前記半導体層は、一枚のカーボンナノチューブフィルムを含み、該カーボンナノチューブフィルムは、長さが基本的に同じで、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含み、該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じで、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長される。
前記半導体層が、少なくとも二枚の積層されたカーボンナノチューブフィルムを含み、隣接カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの成す角度が0°〜90°であり、前記カーボンナノチューブフィルムは、長さが基本的に同じで、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含み、該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じで、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長される。
従来の薄膜トランジスタと比べると、本発明の薄膜トランジスタにおいて、前記半導体層にカーボンナノチューブを利用し、一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極及びドレイン電極に連接され、それぞれ、該ソース電極及び該ドレイン電極に電気的に接続されるので、キャリヤーは、前記ソース電極から前記半導体層を通って、前記ドレイン電極へ移動する距離が小さくなる。従って、前記薄膜トランジスタは、大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有する。
前記薄膜トランジスタの半導体層における前記カーボンナノチューブは、優れた力学性能、優れた靭性及び優れた機械強度を有するので、該薄膜トランジスタは、優れた靭性と機械強度を有する。
前記薄膜トランジスタの半導体層における前記カーボンナノチューブは、高温で影響を受けないので、該カーボンナノチューブからなる半導体層は、高温で大きなキャリヤーの移動度を有する。従って、前記薄膜トランジスタは高温の領域に応用されることができる。
前記カーボンナノチューブが大きな熱伝導率を有するので、前記薄膜トランジスタの作動において発生する熱量を放出することができる。従って、前記薄膜トランジスタを、大規模集積回路に応用する場合の放熱の問題を解決することができる。
本発明の実施例1に係る薄膜トランジスタの断面図である。 本発明の実施例1に係る薄膜トランジスタにおけるカーボンナノチューブフィルムのSEM写真である。 本発明の実施例1に係る薄膜トランジスタが作動する時の構造を示す図である。 本発明の実施例2に係る薄膜トランジスタの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図1を参照すると、本発明の実施例1は、薄膜トランジスタ10を提供する。該薄膜トランジスタ10は、トップゲート型(Top Gate Type)薄膜トランジスタであり、絶縁基板110の一つの表面に形成される。該薄膜トランジスタ10は、ゲート電極120、絶縁層130、半導体層140、ソース電極151及びドレイン電極152を含む。
前記半導体層140は、前記絶縁基板110の表面に設置され、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152は、それぞれ前記半導体層140の表面に分離して設置され、該半導体層140に電気的に接続されている。前記絶縁層130は、前記半導体層140の表面に設置されている。前記ゲート電極120は、前記絶縁層130の表面に設置されている。該絶縁層130により、前記ゲート電極120を、前記半導体層140、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152と絶縁状態に設置する。前記半導体層140の、前記ソース電極151とドレイン電極152との間に位置される領域に、チャンネル156が形成される。
前記ソース電極151と前記ドレイン電極152は、前記半導体層140の、前記絶縁基板110に隣接する表面の反対側に分離して設置され、前記絶縁層130と前記半導体層140との間に位置される。この場合、前記ソース電極151、前記ドレイン電極152及び前記ゲート電極120は、前記半導体層140の同一側に位置され、コープレーナー型(Coplanar Type)薄膜トランジスタ10を形成する。或いは、前記ソース電極151と前記ドレイン電極152は、それぞれ前記絶縁基板110及び前記半導体層140の間に分離して設置される。この場合、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152と、前記ゲート電極120とは、前記半導体層140の異なる側に位置され、スタガード型(Staggered Type)薄膜トランジスタ10を形成する。前記ソース電極151と前記ドレイン電極152は、位置が制限されず、該ソース電極151と該ドレイン電極152が分離して設置し、前記半導体層140と電気的に接続することができる。例えば、前記ソース電極151と前記ドレイン電極152は前記半導体層140と同じ平面に設置されることができる。
前記絶縁基板110の材料は、例えば、シリコン、石英、セラミック、ガラス及びダイヤモンドなどの硬性材料又は例えば、プラスチック及び樹脂などの柔らかな材料である。本実施例において、前記絶縁基板110の材料は、ガラスであることが好ましい。該絶縁基板110は、前記薄膜トランジスタ10を支持することに用いられる。
前記半導体層140は、半導体性を有する複数のカーボンナノチューブを含む。即ち、該半導体層140における一部のカーボンナノチューブは、半導体性を有するカーボンナノチューブであってもよい。好ましくは、前記半導体層における全てのカーボンナノチューブが、半導体性を有するカーボンナノチューブである。該複数のカーボンナノチューブは、前記半導体層140の表面に平行して、分子間力で接続されている。一部の前記カーボンナノチューブの両端は、それぞれ、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152に連接され、それぞれ、該ソース電極151及び該ドレイン電極152に電気的に接続される。
前記半導体層140は、一枚のカーボンナノチューブフィルムを含み、該カーボンナノチューブフィルムは、長さが基本的に同じ、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含む。該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じであり、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長される。前記カーボンナノチューブフィルムにおける一部のカーボンナノチューブの両端は、それぞれ、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152に直接連接され、それぞれ、該ソース電極151及び該ドレイン電極152に電気的に接続される。
前記半導体層140は、少なくとも二枚の積層されたカーボンナノチューブフィルムを含む。隣接するカーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの成す角度αは、0°〜90°である。各々のカーボンナノチューブフィルムは、長さが基本的に同じで、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含む。該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じで、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長される。少なくとも一枚の前記カーボンナノチューブフィルムにおける一部のカーボンナノチューブの両端は、それぞれ、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152に直接連接され、それぞれ、該ソース電極151及び該ドレイン電極152に電気的に接続される。
前記カーボンナノチューブは、単層カーボンナノチューブ又は二層カーボンナノチューブである。前記単層カーボンナノチューブの直径は、0.5ナノメートル〜50ナノメートルであり、前記二層カーボンナノチューブの直径は、1.0ナノメートル〜50ナノメートルである。好ましくは、前記カーボンナノチューブの直径は、10ナノメートル以下である。
前記半導体層140は、長さが1.0マイクロメートル〜100マイクロメートルであり、幅が1マイクロメートル〜1ミリメートルであり、厚さが0.5ナノメートル〜100マイクロメートルである。前記チャンネル156は、長さが1マイクロメートル〜100マイクロメートルであり、幅が1マイクロメートル〜1ミリメートルである。
本実施例において、前記半導体層140は、一枚のカーボンナノチューブフィルムである。図2を参照すると、前記カーボンナノチューブフィルムは、長さが基本的に同じであり、分子間力で緊密に接続され、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含む。該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じであり、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長される。各々のカーボンナノチューブの両端は、それぞれ、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152に直接連接され、それぞれ、該ソース電極151及び該ドレイン電極152に電気的に接続される。前記複数のカーボンナノチューブは、前記ソース電極151から前記ドレイン電極152への方向に沿って配列されている。前記半導体層140は、長さが50マイクロメートルであり、幅が300マイクロメートルであり、厚さが5ナノメートルである。前記チャンネル156は、長さが40マイクロメートルであり、幅が300マイクロメートルである。
前記ソース電極151、前記ドレイン電極152及び前記ゲート電極120は、導電材料からなる。前記ソース電極151、前記ドレイン電極152及び前記ゲート電極120は、導電フィルムであることが好ましい。該導電フィルムの厚さは、0.5ナノメートル〜100マイクロメートルである。該導電フィルムの材料は、金属、合金、酸化インジウムスズ(ITO)フィルム、酸化アンチモンスズ(ATO)、銀ペースト、導電重合体又は導電カーボンナノチューブなどである。前記金属は、アルミニウム、銅、タングステン、モリブデン、金、チタン、ネオジム、パラジウム又はセシウムなどである。前記合金は、前記金属の合金である。前記ゲート電極120の面積と前記チャンネル156の面積が基本的に同じであることが好ましく、該チャンネル156がキャリヤーを蓄積することに有利となる。本実施例において、前記ソース電極151、前記ドレイン電極152及び前記ゲート電極120の材料は、金属のパラジウムフィルムであり、その厚さは5ナノメートルである。前記金属のパラジウムと前記カーボンナノチューブとは、優れた濡れ性を有するので、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152と前記半導体層140との抵抗が小さくなり、電気的に接続することに有利となる。
前記絶縁層130の材料は、窒化珪素、酸化珪素などの硬性材料又はベンゾシクロブテン(Benzocyclobutene)、アクリル酸樹脂などの柔らかな材料である。前記絶縁層130の厚さは、5ナノメートル〜100マイクロメートルである。本実施例において、前記絶縁層130は窒化珪素からなり、その厚さは200ナノメートルである。勿論、前記半導体層140、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152と、ゲート電極120とを絶縁状態に設置することに限り、前記絶縁層130は、完全に前記ソース電極151、前記ドレイン電極152及び半導体層140を被覆しないように設置してもよい。例えば、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152は、前記半導体層140の前記絶縁基板110と隣接する表面の反対側に設置される場合、前記絶縁層130は、前記ソース電極151と前記ドレイン電極152との間に設置し、前記半導体層140だけを被覆してもよい。
図3を参照すると、前記薄膜トランジスタ10の前記ソース電極151を接地し、前記ドレイン電極152に電圧Vdsを印加し、前記ゲート電極120に電圧Vを印加する場合、前記ゲート電極120に電圧Vを印加することにより、前記半導体層140におけるチャンネル156に電界を形成させると同時に、該チャンネル156の、前記ゲート電極120に隣接する領域においてキャリヤーが形成される。前記ゲート電極電圧Vの増加に伴って、前記チャンネル156の、前記ゲート電極120に隣接する領域においてキャリヤーが蓄積される。該キャリヤーが所定の程度に蓄積される場合、前記ソース電極151とドレイン電極152との間に電流を形成することができる。該電流は、前記ソース電極151から前記ドレイン電極152に流れる。前記半導体層140における一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極151及び前記ドレイン電極152に電気的に接続されるので、キャリヤーは、前記ソース電極151から前記半導体層140を通って、前記ドレイン電極152へ移動する距離が小さくなる。従って、前記薄膜トランジスタ10は、大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有する。
前記半導体層140は、優れた半導体性を有するカーボンナノチューブを含むので、該カーボンナノチューブは、キャリヤーの移動度が大きい。前記カーボンナノチューブの両端がそれぞれ前記ソース電極151及びドレイン電極152に電気的に接続される。従って、前記薄膜トランジスタ10は、大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有する。本実施例において、前記薄膜トランジスタ10のキャリヤーの移動度は、10cm/V−1−1より大きく、好ましくは、1500cm/Vsである。オン/オフ電流比は、1.0×10〜1.0×10である。
(実施例2)
図4を参照すると、本発明の実施例2は、薄膜トランジスタ20を提供する。該薄膜トランジスタ20は、ボトムゲート型(Bottom Gate Type)薄膜トランジスタであり、絶縁基板210の一つの表面に形成される。該薄膜トランジスタ20は、ゲート電極220、絶縁層230、半導体層240、ソース電極251、ドレイン電極252を含む。
本実施例の薄膜トランジスタ20の構造と実施例1の薄膜トランジスタ10の構造とは、基本的に同じである。本実施例と実施例1と異なる所は、前記ゲート電極220が前記絶縁基板210の一つの表面に設置され、前記絶縁層230が前記ゲート電極220の、前記絶縁基板210に隣接する表面との反対側に設置され、前記半導体層240が前記絶縁層230の前記ゲート電極220に隣接する表面との反対側に設置される。該絶縁層230により、前記ゲート電極220と前記半導体層240とを絶縁させる。前記ソース電極251と前記ドレイン電極252とが前記半導体層240の前記絶縁層230に隣接する表面との反対側に分離して設置され、前記半導体層240に電気的に接続される。前記絶縁層230により、前記ソース電極251及び前記ドレイン電極252と、前記半導体層240と、を前記ゲート電極220から絶縁させるので、前記半導体層240の、前記ソース電極251と前記ドレイン電極252との間の領域にチャンネル256を形成する。前記ゲート電極220は、前記絶縁基板210の、前記チャンネル256に対向する領域に設置し、前記絶縁層230により、前記ソース電極251、前記ドレイン電極252及び前記半導体層240からに絶縁することが好ましい。
本実施例の薄膜トランジスタ20におけるゲート電極220、ソース電極251、ドレイン電極252及び絶縁層230の材料は、実施例1の薄膜トランジスタ10におけるゲート電極120、ソース電極151、ドレイン電極152及び絶縁層130の材料と同じである。本実施例の薄膜トランジスタ20におけるチャンネル256及び半導体層240の形状、面積は、実施例1の薄膜トランジスタ10におけるチャンネル156及び半導体層140の形状、面積と同じである。
前記ソース電極251と前記ドレイン電極252は、前記半導体層240又は絶縁層230の表面に設置されることができる。さらに、前記ソース電極251と前記ドレイン電極252は、前記半導体層240の、前記絶縁層230に隣接する表面との反対側に分離して設置される場合、前記ソース電極251及び前記ドレイン電極252と、前記ゲート電極220とは、前記半導体層240の異なる側に位置され、インバーテッド・スタガード型(Inverted Staggered Type)薄膜トランジスタが形成される。或いは、前記ソース電極251と前記ドレイン電極252は、前記半導体層240の前記絶縁層230に隣接する表面に分離して設置され、即ち、前記絶縁層230と前記半導体層240との間に位置される場合、前記ソース電極251及び前記ドレイン電極252と、前記ゲート電極220とは、前記半導体層240の同じ側に位置され、インバーテッド・コープレーナー型(Inverted Coplanar Type)薄膜トランジスタが形成される。
前記薄膜トランジスタにおいて、前記半導体層に半導体性を有するカーボンナノチューブを利用して、一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極及びドレイン電極に直接連接され、それぞれ、該ソース電極及び該ドレイン電極に電気的に接続されるので、キャリヤーは、前記ソース電極から前記半導体層を通って、前記ドレイン電極へ移動する距離が小さくなる。従って、前記薄膜トランジスタは、大きなキャリヤーの移動度を有し、速い応答速度を有する。
前記薄膜トランジスタの半導体層における前記カーボンナノチューブは、優れた力学性能、優れた靭性及び優れた機械強度を有するので、該薄膜トランジスタは、優れた靭性と機械強度を有する。
前記薄膜トランジスタの半導体層における前記カーボンナノチューブは、高温で影響を受けないので、該カーボンナノチューブからなる半導体層は、高温で大きなキャリヤーの移動度を有する。従って、前記薄膜トランジスタは高温の領域に応用されることができる。
前記カーボンナノチューブが大きな熱伝導率を有するので、前記薄膜トランジスタの作動において発生する熱量を放出することができる。従って、前記薄膜トランジスタを、大規模集積回路に応用する場合の放熱の問題を解決することができる。
10、20 薄膜トランジスタ
110、210 絶縁基板
120、220 ゲート電極
130、230 絶縁層
140、240 半導体層
151、251 ソース電極
152、252 ドレイン電極
156、256 チャンネル

Claims (5)

  1. ソース電極と、
    前記ソース電極と分離して設置されるドレイン電極と、
    前記ソース電極及び前記ドレイン電極に電気的に接続される半導体層と、
    絶縁層と、
    前記絶縁層により、前記半導体層と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極と絶縁状態で設置されるゲート電極と、
    を含む薄膜トランジスタにおいて、
    前記半導体層が複数のカーボンナノチューブを含み、
    一部のカーボンナノチューブの両端がそれぞれ、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に連接され、それぞれ、該ソース電極及び該ドレイン電極に電気的に接続されることを特徴とする薄膜トランジスタ。
  2. 前記複数のカーボンナノチューブの長さが同じであり、
    前記複数のカーボンナノチューブが前記半導体層の表面に平行に配列されていることを特徴とする、請求項1に記載の薄膜トランジスタ。
  3. 前記カーボンナノチューブが、半導体性を有するカーボンナノチューブを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の薄膜トランジスタ。
  4. 前記半導体層が、一枚のカーボンナノチューブフィルムを含み、該カーボンナノチューブフィルムが、長さが基本的に同じで、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含み、該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じで、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
  5. 前記半導体層が、少なくとも二枚の積層されたカーボンナノチューブフィルムを含み、隣接カーボンナノチューブフィルムにおけるカーボンナノチューブの成す角度が0°〜90°であり、前記カーボンナノチューブフィルムが、長さが基本的に同じで、互いに平行する複数のカーボンナノチューブを含み、該カーボンナノチューブフィルムの長さとカーボンナノチューブの長さとが同じで、少なくとも一つのカーボンナノチューブが前記カーボンナノチューブフィルムの一端から、もう一端へ延長されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薄膜トランジスタ。
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