JP2009274433A - 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルから液滴を吐出させる際に、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することができる液滴吐出ヘッド及び画像形成装置を得る。
【解決手段】グラフの縦軸はノズル近傍のインク流速を示し、プラス方向がインクをノズルから吐出させる方向の速度で、マイナス方向がインクをノズルの内部に引き込む方向の速度である。駆動素子に駆動波形を印加することでノズル近傍のインク流速を振動させる工程は、圧力室を収縮させてノズルから液滴の先端部を吐出させる第1の正方向振動工程と、第1正方向振動工程により吐出した液滴の後端部の速度を調整するための第2正方向振動工程とを有する。液滴の後端部の速度が先端部の速度より速くなるように、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔を決めることにより、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、これを備えた画像形成装置に関する。
特許文献1には、駆動波形を駆動素子に印加して、圧力室内の圧力を振動させ、圧力室内の液体をノズルから液滴として吐出させる液滴吐出ヘッドが記載されている。
駆動素子に駆動波形を印加して圧力室内の圧力を振動させ、ノズルから液滴を吐出させる工程には、液滴の先端部をノズルから吐出させる第1正方向振動工程と、第1正方向振動工程により先端部が吐出した液滴の後端部をメニスカスから分離するための第2正方向振動工程が備えられている。
ここで、特許文献1の発明では、第2正方向振動工程における振幅を大きくすることで液滴の後端部をメニスカスから分離する構成となっている。
特開2007−55147号公報
本発明は、ノズルから液滴を吐出させる際に、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することが課題である。
本発明の請求項1に係る液滴吐出ヘッドは、液滴を吐出するノズルと、連通路を介して前記ノズルに通じる圧力室と、前記圧力室内の液体へ圧力を付与する駆動素子と、を有するイジェクタと、画像情報に基づいた駆動波形を前記駆動素子に印加する制御部と、を備え、前記制御部が前記駆動素子に駆動波形を印加することで前記ノズルから吐出される液体の流速を振動させる工程は、前記ノズルから液滴の先端部を前記圧力室側とは反対側へ吐出させる第1正方向振動工程と、前記第1正方向振動工程により吐出した前記液滴の後端部の速度を調整するための第2正方向振動工程と、を有し、前記ノズルから吐出される柱状の液滴の後端部の速度を前記液滴の先端部の速度より速くするように前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決めることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1記載において、前記イジェクタの固有振動周期を調整することで前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決めることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1記載において、前記制御部が前記駆動素子に印加する駆動波形を調整することで前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決めることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1〜3何れか1項記載において、前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Y=A×Vdとすると、86.941≦A≦168.76、−1.1451≦B≦−0.9492を満足することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1〜3何れか1項記載において、前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Yとすると、Y≦A×Vd、A=86.941、B=−0.9492、を満足することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1〜3何れか1項記載において、前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Yとすると、Y≦A×Vd、A=168.76、B=−1.1451を満足することを特徴とする。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される記録媒体に液滴と吐出する請求項1〜6何れか1項に記載された液滴吐出ヘッドと、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項1の構成によれば、液滴の後端部の速度が先端部の速度より速くなるように、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔を決めることにより、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することができる。
本発明の請求項2の構成によれば、イジェクタの固有振動周期を調整することで第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決め、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することができる。
本発明の請求項3の構成によれば、制御部が駆動素子に印加する駆動波形を調整することで第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決め、サテライトやミストといった意図しない吐出の発生を抑制することができる。
本発明の請求項4の構成によれば、ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔YをA×Vdとしたときに、168.76≧A≧86.941、−1.1451≦B≦−0.9492を満足している。このため、液滴の先端速度を速くして安定した状態で液滴を吐出させ、さらに、液滴の後端部を先端部に追いつかせて合体させることができる。
本発明の請求項5の構成によれば、ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔Yとしたときに、Y≦A×Vd、A=86.941、B=−0.9492を満足している。このため、液滴の先端速度を速くして安定した状態で液滴を吐出させ、さらに、液滴の後端部を先端部に追いつかせて合体させることができる。
本発明の請求項6の構成によれば、ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔Yとしたときに、Y≦A×Vd、A=168.76、B=−1.1451を満足している。このため、液滴の先端速度を速くして安定した状態で液滴を吐出させ、さらに、液滴の後端部を先端部に追いつかせて合体させることができる。
本発明の請求項7の構成によれば、サテライトやミストといった意図しない吐出が抑制され、記録媒体上に狙い通りの画像を形成させることができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドから吐出されたインク滴の形状を時系列で表した図面である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドへ印加される駆動波形及びノズル部のインク流速を表した図面である。 (A)(B)(C)(D)(E)(F)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドのノズルからインク滴が吐出されるまでのメニスカスの形状の変化を示した断面図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドから吐出されたインク滴(主滴)の速度と、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔との関係を示した図面である。 本発明の比較例としての画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドから吐出されたインク滴の形状を時系列で表した図面である。 (A)(B)本発明の比較例としての画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドへ印加される駆動波形及びノズル部のインク流速を表した図面である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドの平面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した模式図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に採用された液滴吐出ヘッドへ印加される駆動波形及びノズル部のインク流速を表した図面である。
本発明の第1実施形態に係る液滴吐出ヘッドが採用された画像形成装置の一例を図1〜図9に従って説明する。
(全体構成)
図9には、本実施形態に係る画像形成装置であるFWA(Full Width Array)型インクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」という)10の構成が概略的に示されている。
プリンタ10には、搬送ベルト12が設けられており、搬送ベルト12は、複数のローラ14に巻き掛けられ、図中矢印Aで示される方向に周回する。複数のローラ14の一部は、駆動手段(図示省略)の駆動力を受けて回転する駆動ローラとされており、他のローラは駆動ローラの回転に従動して回転する。
また、プリンタ10には、用紙トレイ20が配設されており、用紙トレイ20には、画像を記録するためのシート部材Pが積み重ねられて収容されている。用紙トレイ20に収容されたシート部材Pは、ピックアップ機構(図示省略)により最上層から1枚ずつ持ち出され、搬送ロール11によって給紙搬送路22に沿って案内され、搬送ベルト12上の所定位置に送り出される。なお、搬送ベルト12には、シート部材Pを密着保持する機能が備えられている。これにより、給紙搬送路22から送り込まれたシート部材Pは、密着保持された状態で矢印A方向に搬送される。
さらに、搬送ベルト12上にシート部材Pが送り込まれる所定位置の搬送方向下流側に、シート部材Pの搬送経路に沿ってヘッドアレイ37が配設されている。このヘッドアレイ37には、搬送ベルト12によるシート部材Pの搬送方向上流側から、シアン(C)色インク吐出用、マゼンタ(M)色インク吐出用、イエロー(Y)色インク吐出用、ブラック(K)色吐出用の4つの液滴吐出ヘッドとしての記録ヘッド36が設けられており、搬送されるシート部材Pは、各記録ヘッド36に順次対向される。
そして、制御部としての記録ヘッドコントローラ90の制御に基づいて各色のインク滴が各記録ヘッド36のインクヘッドユニット60(図8参照)に設けられたノズル40(図7参照)から吐出される。これにより、搬送ベルト12に密着されたシート部材Pには、順次対向する各記録ヘッド36によりインク滴が吐出されてフルカラー画像が記録されるようになっている。
また、搬送ベルト12によるシート部材Pの搬送経路上であってヘッドアレイ37の下流側には、搬送経路が屈曲される位置に設けられたローラ14の配設位置に対応するようにスクレーパ26が設けられており、画像記録が終了したシート部材Pを搬送ベルト12から分離させると共に、排出路28を介して排紙トレイ30に送り出すようになっている。
次に記録ヘッド36について説明する。
図8に示されるように、記録ヘッド36は、シート部材Pの最大幅よりも幅広の長尺ヘッドからなる。さらに、記録ヘッド36は、複数の長方形状の液滴吐出ヘッドユニットとしてのインクヘッドユニット60で構成されており、各インクヘッドユニット60は、搬送されるシート部材Pの上流側と下流側とで半ピッチずらして、千鳥状に2列配置されている。
さらに、インクヘッドユニット60には、複数のイジェクタが配列された長方形状のイジェクタ領域(イジェクタ群の配列部)43が形成されている。イジェクタ領域43には、インクカートリッジ(図示省略)からインクを供給する共通流路41が複数設けられている。この共通流路41は、複数のノズル40(図7参照)と連通している。
図7に示されるように、インクヘッドユニット60に設けられたイジェクタ34は、インクを吐出するノズル40と、ノズル40に連通する圧力室46と、圧力室46にインクカートリッジ(図示省略)からインクを供給する共通流路41とを備えている。
圧力室46には、ノズル連通路64が設けられ、ノズル連通路64によってノズル40と圧力室46とが連通されている。また、圧力室46と共通流路41とは、連通路70とインク供給路44とによって連通されている。
これらはプレートを積層することで形成されており、ノズル40が形成されたノズルプレート62と、ノズル連通路64と共通流路41とが形成されたインクプールプレート66及びインクプールプレート68と、共通流路41の連通路70とノズル連通路64とが形成されたスループレート72と、インク供給路44が形成されたインク供給路プレート74と、圧力室46が形成された圧力室プレート76がこの順に積層されることで流路プレートユニット78を形成している。
また、圧力室46の天井は、振動板47により構成されており、振動板47には駆動素子42が取り付けられている。さらに、駆動素子42の上方には、基板45が設けられ、半田バンプ39を介して駆動素子42と接合されている。
この構成により、記録ヘッドコントローラ90によって決められた駆動波形が印加された駆動素子42は、振動板47に対する押圧力を変化させることにより、圧力室46内の容積を収縮又は膨張させる。つまり、圧力室46内の容積の変化により圧力室46に蓄えられたインクが、ノズル連通路64を通ってインク滴となってノズル40から吐出されるようになっている。
(要部)
次に、イジェクタ34の固有振動周期(Tc)、記録ヘッドコントローラ90が駆動素子42へ印加する駆動波形等について説明する。
図7に示されるように、イジェクタ34の固有振動周期(Tc)は、圧力室46の大きさ、ノズル40の形状、及びノズル連通路64の長さ等を適切に設定することで8μsecとされている。
なお、固有振動周期(Tc)は、下式で決定される。この式より分るように、固有振動周期(Tc)を短くするためには、圧力室46のコンプライアンスCや合成イナータンスMを小さくすれば良い。コンプライアンスCを小さくするためには、圧力室46のサイズを小さくすればよい。合成イナータンスMを小さくするためには、ノズル部のイナータンスMnや供給路のイナータンスMsを小さくすればよく、そのためには、ノズル40やノズル連通路64の長さを短く、断面積を大きくすればよい。
Tc = 2π*√(M×C)
1/M = 1/Mn + 1/Ms
Tc : 固有振動周期
C : 圧力室のコンプライアンス
M : 合成イナータンス
Mn : ノズル部のイナータンス
Ms : 供給路のイナータンス。
また、図2(B)に示されるように、駆動素子42へ印加する駆動波形は、単パルスとされている。この駆動波形はバイアス電圧(本実施形態では20V)に保たれており、電圧が降下すると圧力室46が膨張してノズル40近傍のインクの流速を負方向(吐出と反対方向)にし、電圧が上昇すると圧力室46が収縮して流速を正方向(吐出方向)にする構成となっている。また、パルス幅は、前述した固有振動周期(Tc)を考慮して、8μsecの略1/2とされている。
(作用・効果)
図3(A)に示されるように、記録ヘッドコントローラ90が駆動素子42に駆動波形を印加する前は、ノズル40のメニスカス32は、毛管力とインク背圧(負圧)の釣り合った状態でノズル端部に保持されている。
図3(B)に示されるように、記録ヘッドコントローラ90が駆動素子42に駆動波形を印加して、電圧が降下すると圧力室46(図7参照)が膨張し、ノズル40のメニスカス32がノズル40内部に引き込まれる(第1負方向振動工程)。
次に、図3(C)に示されるように、降下した電圧が上昇すると圧力室46(図7参照)が収縮し、ノズル40のメニスカス32がノズル40外部に成長して液柱先端部を押し出し、慣性力で液柱先端部を移動させる(第1正方向振動工程)。
次に、図3(D)に示されるように、液柱後端部をノズル40の内部に引っ張るような流れが生じ、液柱後端部を細くする(第2負方向振動工程)。
次に、図3(E)に示されるように、液注後端部をノズル40の外部に押し出すような流れが生じ、液柱後端部の速度を加速させる(第2正方向振動工程)。そして、図3(F)に示されるように、液注をノズル40内部のインクと切断して柱状のインク滴(液滴)をシート部材Pに向けて吐出する。メニスカス32を一度ノズル40内部に引いてインク滴を吐出させる所謂引き打ちにてインク滴を吐出させる構成となっている。
次に、このように吐出されるインク滴のノズル40近傍でのインク流速について説明する。
図2(A)のグラブの縦軸はノズル40近傍でのノズル40から吐出されるインクのインク流速を示し、プラス方向がインクをノズル40から吐出させる方向の速度で、マイナス方向がインクをノズル40の内部に引き込む方向の速度である。また、グラブの横軸は時間を示す。
第1負方向振動工程(図3(B)参照)、第1正方向振動工程(図3(C)参照)、第2負方向振動工程(図3(D)参照)、及び第2正方向振動工程(図3(E)参照)をグラフ中に記載する。この図からも分るように、イジェクタ34の固有振動周期(Tc)を8μsecとすることで、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔が、後述する固有振動周期(Tc)11μsecの場合と比較して短くなるように決められる。
ここで、本出願の発明者は、固有振動周期(Tc)が8μsecとされたイジェクタ34を使用して、図2(B)に示す駆動波形を駆動素子42に印加してノズル40から吐出されるインク滴について実際に評価した。
詳細には、ノズル40から吐出されたインク滴は、柱状にノズル40から吐出される。そして、柱状のインク滴は、先端部に位置する比較的大きな主滴と、主滴に付随して形成され、後端部に位置するサテライト滴とを備える。この主滴及びサテライト滴について評価した。
評価の方法は、ノズル40から吐出されたインク滴の形状を側方から時間毎に確認し、ノズル面から700μm離れた位置でサテライト滴が主滴に追いついて合体して飛翔するか否かを評価した。
なお、通常、画像形成装置の場合、ノズル40から1mm〜1.5mm離間した位置に記録媒体としてのシート部材Pが位置するのが一般的である。今回の調査としては、シート部材Pに到達する前に合体しているか否かを確認することを目的としており、一例としてノズル面から700μm離れた位置で評価したが、シート部材Pに達するまで主滴とサテライト滴が合体していればよく、700μmに限定されるものではない。
図1には、ノズル40から吐出されたインク滴を側方から見た形状が時系列で記載されている。紙面左側にはインク滴が吐出されるノズル面が記載されおり、紙面右側にはノズル面から300μm離れたラインが記載されている。
これから分るように、ノズル40から吐出される柱状のインク滴のサテライト滴の速度(インク滴の後端速度)が、主滴の速度(インク滴の先端速度)より速いため、ノズル面から700μm離れた位置では、サテライト滴が主滴に追いついて合体して飛翔する。
次に、本出願の発明者は、本発明の比較例として、固有振動周期(Tc)が11μsecとされたイジェクタを使用してノズルから吐出されるインク滴を確認した。
図6(B)に示されるように、パルス幅は、固有振動周期(Tc)を考慮して、11μsecの略1/2とされている。
図6(A)に示されるように、イジェクタの固有振動周期(Tc)を11μsecとすることで、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔を短くすることができず、固有振動周期(Tc)が8μsecの本願発明と比較して第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔が拡がっている。
さらに、図5から分るように、ノズルから吐出される柱状のインク滴のサテライト滴の速度(インク滴の後端速度)は、主滴の速度(インク滴の先端速度)とほとんど変わらないため、ノズル面から700μm離れた位置では、サテライト滴が主滴に追いついておらず合体していない。
つまり、固有振動周期(Tc)を8μsecとして、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔を短くする(決める)ことで、サテライト滴の速度(インク滴の後端速度)が主滴の速度(インク滴の先端速度)より速くなり、ノズル面から700μm離れた位置でサテライト滴が主滴に追いついて合体して飛翔する。
次に、本出願の発明者は、ノズル径及びインクの表面張力(粘度)のパラメータを振って、ノズル面から700μm離れた位置でサテライト滴が主滴に追いついて合体するか否かについて評価した。
図4(A)の横軸は主滴の速度(インク滴の先端速度)の速度を示し、縦軸は第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔示す。ノズル径をΦ25μmに固定、インクの表面張力(σ)を20mN/m、30mN/m、40mN/mの三水準で評価した。
サテライト滴が主滴に追いついて合体するか否かは主滴(液柱先端)の速度に大きく依存しており、駆動条件(固有振動周期、駆動波形)が固定の場合、主滴の速度(インク滴の先端速度)が速い方が安定してインク滴を吐出させることができるが、サテライト滴が主滴に追いつかなくなり、サテライト滴が主滴に合体しなくなる。一方、主滴の速度を遅くするとサテライト滴が主滴に合体しやすくなるが、インク滴が安定して吐出しなくなる。
そこで、主滴の速度(インク滴の先端速度)と、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔(時間)との関係を、インクの表面張力(σ)を20mN/m、30mN/m、40mN/mの三水準に分けてグラフ化した。つまり、インク滴を安定して吐出させることができる主滴の速度を決めた場合に、その速度に対して主滴とサテライト滴が合体し得る上限の第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔(時間)をインクの表面張力別にプロットした。
インクの表面張力(σ)20mN/mにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとし、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=105.17×Vd−1.1187の関係が成り立つことが分る。
また、インクの表面張力(σ)30mN/mにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとして、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=92.646×Vd−1.0221の関係が成り立つことが分る。
さらに、インクの表面張力(σ)40mN/mにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとして、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=86.941×Vd−0.9492の関係が成り立つことが分る。
つまり、インクの表面張力(σ)40mN/m以上において、Y≦A×Vd、A=86.941、及びB=−0.9492を満たせば、インク滴の先端速度を速くして安定した状態でインク滴を吐出させ、さらに、インク滴の後端部を先端部に追いつかせて合体させることができることが分かる。
これに対し、インクの表面張力(σ)を30mN/mに固定し、ノズル径をΦ15μm、Φ20μm、Φ25μmの三水準で評価した。図4(B)の横軸は主滴の速度(インク滴の先端速度)を示し、縦軸は第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔(時間)を示す。
ノズル径Φ15μmにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとして、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=168.76×Vd−1.1451の関係が成り立つことが分る。
また、ノズル径Φ20μmにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとして、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=93.305×Vd−0.9919の関係が成り立つことが分る。
さらに、ノズル径Φ25μmにおいて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔をYとして、主滴の速度(先端速度)をVdとすると、
Y=92.646×Vd−1.0221の関係が成り立つことが分る。
つまり、ノズル径Φ15μm以下において、Y≦A×Vd、A=168.76、B=−1.1451を満たせば、インク滴の先端速度を速くして安定した状態でインク滴を吐出させ、さらに、インク滴の後端部を先端部に追いつかせて合体させることができることが分かる。
また、以上の結果より、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔YをA×Vdとすると、
168.76≧A≧86.941、及び−1.1451≦B≦−0.9492を満足するときに、ノズルから安定したインク滴を吐出させると共に、サテライト滴が主滴に追いつき、サテライト滴と主滴が合体する。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、イジェクタ34の固有振動周期(Tc)を8μsecで説明したが、これに限定されるものではなく、ノズル40から吐出される柱状のインク滴の後端速度が、インク滴の先端速度より速くなるようにイジェクタの固有振動周期(Tc)を調整すれば(決めれば)よい。
また、上記実施形態では、記録ヘッド36から吐出される液滴をインク滴に限定して説明したがインク滴に限定されるわけではない。例えば、溶融状態の半田を基板上に吐出して行う部品実装用のバンプの形成、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出ヘッドに対して本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、長尺状の記録ヘッド36を使用して記録ヘッド36が固定された状態でインク滴を吐出する画像形成装置を例にとって説明したが、記録ヘッドがシート部材Pの幅方向に走査して、走査しながらインク滴を吐出する画像形成装置等であってもよい。
また、上記実施形態では、図2(B)に示す駆動波形を印加して、ノズル40から吐出される柱状のインク滴の後端速度が、インク滴の先端速度より速くなるようにしたが、ノズルから吐出される柱状のインク滴の後端速度をインク滴の先端速度より速くなるような他の駆動波形であってもよい。
次ぎに、本発明の第2実施形態に係る液滴吐出ヘッドが採用された画像形成装置の一例を図10に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、イジェクタの固有振動周期(Tc)は8μsecとされておらず、これに代えて固有振動周期(Tc)は11μsecとされている。
さらに、図10(B)に示されるように、駆動素子42に印加される駆動波形は、単パルスではなく、インク滴を吐出させるメインパルスと、メインパルスの後に印加されるメインパルスのパルス幅より短い付加パルスとを備えている。
このように、イジェクタ34の固有振動周期(Tc)が長い場合(11μsec)であっても、図10(A)に示されるように、付加パルスをタイミング良く印加することにより、位相が大きくずれて、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔(時間)が短くなるように決められる。
さらに、第1正方向振動工程と第2正方向振動工程の間隔が短くなることで、サテライト滴の速度(インク滴の後端速度)が、主滴の速度(インク滴の先端速度)より速くなり、サテライト滴が主滴に追いついて合体して飛翔する。
10 プリンタ(画像形成装置)
11 搬送ロール(搬送手段)
12 搬送ベルト(搬送手段)
32 メニスカス
34 イジェクタ
36 記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
40 ノズル
42 駆動素子
46 圧力室
64 ノズル連通路
90 記録ヘッドコントローラ(制御部)

Claims (7)

  1. 液滴を吐出するノズルと、連通路を介して前記ノズルに通じる圧力室と、前記圧力室内の液体へ圧力を付与する駆動素子と、を有するイジェクタと、
    画像情報に基づいた駆動波形を前記駆動素子に印加する制御部と、
    を備え、
    前記制御部が前記駆動素子に駆動波形を印加することで前記ノズルから吐出される液体の流速を振動させる工程は、
    前記ノズルから液滴の先端部を前記圧力室側とは反対側へ吐出させる第1正方向振動工程と、
    前記第1正方向振動工程により吐出した前記液滴の後端部の速度を調整するための第2正方向振動工程と、を有し、
    前記ノズルから吐出される柱状の液滴の後端部の速度を前記液滴の先端部の速度より速くするように前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決める液滴吐出ヘッド。
  2. 前記イジェクタの固有振動周期を調整することで前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決める請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  3. 前記制御部が前記駆動素子に印加する駆動波形を調整することで前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔を決める請求項1に記載の液滴吐出ヘッド。
  4. 前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、
    前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Y=A×Vdとすると、
    86.941≦A≦168.76
    −1.1451≦B≦−0.9492
    を満足する請求項1〜3何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  5. 前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、
    前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Yとすると、
    Y≦A×Vd
    A=86.941
    B=−0.9492
    を満足する請求項1〜3何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  6. 前記ノズルから吐出される液滴の先端速度をVdとし、
    前記第1正方向振動工程と前記第2正方向振動工程の間隔Yとすると、
    Y≦A×Vd
    A=168.76
    B=−1.1451
    を満足する請求項1〜3何れか1項に記載の液滴吐出ヘッド。
  7. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される記録媒体に液滴と吐出する請求項1〜6何れか1項に記載された液滴吐出ヘッドと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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