JP2009273745A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1回転のスキャンにおいて、被検体を透過するX線の線量を適正にし、被検体を透過しないX線の線量を所定値を超えないように抑えることにより、被検体の画像の画質を向上することが可能なX線CT装置を提供する。
【解決手段】X線源と被検体との間にファン角を覆うように配され、所定の減衰率をもってX線を透過するウェッジフィルタを設け、ウェッジフィルタは、ファン角の広がり方向の中央部に対応するウェッジフィルタの中央部に形成された、X線の透過距離が短い薄肉部と、薄肉部から広がり方向に連続して形成された、X線の透過距離が長い厚肉部とを有し、回転部の回転に伴って被検体の周囲を回るX線源から照射され、前記厚肉部を透過するX線が被検体の外側を通過し、X線源から照射され、薄肉部の端部を透過するX線が被検体の体表を通るように、ウェッジフィルタを駆動させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、X線を被検体に照射して収集された検出信号に基づき被検体の画像を再構成するX線CT装置に関し、特に、X線源と被検体との間に、X線を減衰させるウェッジフィルタを設けたX線CT装置に関する。
人間の体厚は、人間に対してX線源が位置する方向であるスキャン角が0°又は180°である正面方向と、スキャン角が90°、270°である横方向とで異なる。一定の線量でスキャンを行うと、被検体を透過し、X線検出部に検出されるX線の検出線量は、体厚が少ない正面方向のスキャンでは多く、体厚が多い横方向のスキャンでは少なくなる。すなわち、スキャン角によって、検出線量にムラができて、被検体の画像の画質レベルを変化させてしまう。
検出線量のムラをなくすため、スキャン角に応じてばく射線量を変化させる第1の技術がある。この第1の技術では、1回転中に被検体の体厚が多くなる横方向からのスキャンのタイミングで、ばく射線量を多くし、検出線量の減少を回避し、被検体の画像の画質レベルを一定に保っている。また、同時に、1回転中に被検体の体厚が少なくなる正面方向からのスキャンのタイミングで、ばく射線量を少なくし、無駄な被ばくを低減している。
一方、ファン角方向のX線線量分布を調整するために、複数種類のウェッジフィルタが用いられる。
被検体を正面方向からスキャンする場合は、ファン角方向のX線線量分布が広い範囲であって高低差の少ない、全体的に板厚の薄いウェッジフィルタが適している。しかし、このウェッジフィルタを用いて、被検体を横方向からスキャンする場合、ファン角の広がり方向の中央部以外のX線は、被検体を透過せずにX線検出部に到達してしまい、また、ばく射線量の多い被検体の横方向からのスキャン時に、被検体を透過せずにX線検出部に到達したX線の線量が、その後に用いられるA/D変換部に対してそのダイナミックレンジの限界値を超え、オーバーフローを生じさせるおそれがある。
反対に、被検体を横方向からスキャンする場合は、ファン角方向のX線線量分布が狭い範囲であって高低差の多い、中央部の板厚が薄く両端部の板厚が厚いウェッジフィルタが適している。しかし、このウェッジフィルタを用いて、被検体を正面方向からスキャンする場合、ファン角の広がり方向の中央部のX線減衰率に比べて広がり方向の両端部のX線減衰率が急に高くなり、ばく射線量の少ない被検体の正面方向からのスキャン時に、被検体の両側部を透過するX線の検出線量が少なくなってしまい、被検体の両側部の画像に対し十分な画質レベルを得られないおそれがある。
1回転中に、被検体のファン角方向の体厚は、一般的に連続的に変化するため、被検体の画像の画質レベルを一定に保つためには、1回転中に、被検体透過面におけるX線線量分布を連続的に変化させる第2の技術が必要となる。
第2の技術に関連して、1回転中に、被検体透過面におけるX線線量分布を変化させるために、回転中に、ウェッジフィルタを入れ替える技術も考えられるが、被検体透過面におけるX線線量分布の変化が連続的にならないという問題がある。
また、第2の技術に関連して、次の技術がある。X線源と被検体との間に、減衰体であるウェッジフィルタが設けられている。ウェッジフィルタのX線の出射面が凹円筒状の曲面を有している。X線源等の回転に応じて、ウェッジフィルタを移動させることにより、X線源と被検体の体軸中心とを結ぶ線上にウェッジフィルタの中央部(板厚が薄い部分)を位置させ、X線検出部に入射するX線の強度がX線検出部のダイナミックレンジの範囲に収まるようにした装置である(例えば、特許文献1)。
特開2007−319340号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたX線CT装置では、X線源等の回転に応じて、X線源と被検体の体軸中心とを結ぶ直線上にウェッジフィルタの中央部を位置させるため、同公報の図5や図6に示す円形の断層像を有する被検体であれば、X線を被検体の横方向から照射したときも、被検体の体表を通るX線の線量が、その後に用いたれるA/D変換部に対してそのダイナミックレンジの範囲に収まる。しかし、被検体は、円形の断層像を有しない場合が多いため、X線源等の1回転の中では、被検体の体表を通るX線がウェッジフィルタによって十分に減弱されないままX線検出部に達してしまうので、被検体の体表を通るX線の線量が、A/D変換部に対してそのダイナミックレンジの限界値を超え、オーバーフローを生じさせるおそれがあるという問題点があった。
この発明は、上記の問題を解決するものであり、1回転のスキャンにおいて、被検体を透過するX線の線量を適正にし、被検体を透過しないX線の線量を所定値を超えないように抑えることにより、被検体の画像の画質を向上することが可能なX線CT装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この発明は、X線が透過するウェッジフィルタに薄肉部と厚肉部とを設け、ウェッジフィルタを移動させると、X線検出部に検出されるX線の線量を変更可能であることに着目した。
具体的には、この発明の第1の形態は、ファン角を有するX線源と、前記X線源から照射され、被検体を透過したX線を検出し、検出信号を出力するX線検出部と、前記検出信号を変換したディジタル信号に基づき、画像を再構成する画像再構成部と、前記X線源と前記被検体との間に前記ファン角を覆うように配され、所定の減衰率をもってX線を透過するウェッジフィルタであって、X線の透過距離の短い薄肉部が前記ファン角の広がり方向の中央部に対応する前記ウェッジフィルタの中央部に形成され、前記X線の透過距離の長い厚肉部が前記薄肉部から前記広がり方向に連続して形成されたウェッジフィルタと、前記X線源及び前記ウェッジフィルタを支持し、前記被検体の周囲にて回転可能な回転部と、前記回転部の回転に伴って前記被検体の周囲を回る前記X線源から照射され、前記厚肉部を透過したX線が前記被検体の外側を通過し、前記X線源から照射され、前記厚肉部に隣接する前記薄肉部を透過するX線が前記被検体の体表を通るように、前記ウェッジフィルタを移動させる駆動部と、を有することを特徴とするX線CT装置である。
この発明の第1の形態によると、回転部の回転に対応させて、ウェッジフィルタを移動させることにより、ウェッジフィルタの厚肉部を透過したX線が被検体の外側を通過し、ウェッジフィルタの薄肉部を透過したX線が被検体の体表を通るようにしたので、1回転のスキャンにおいて、被検体を透過するX線の線量を適正にし、被検体を透過しないX線の線量を所定値を超えないように抑え、被検体の画像の画質を向上することが可能となる。
[第1の実施の形態]
(構成)
この発明の第1の実施形態に係るX線CT装置の構成について図1を参照して説明する。図1は、X線CT装置の構成を示すブロック図である。
X線CT装置には、X線管であるX線源10とX線検出部20とが1体として被検体Pの周囲を共に回転するタイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線源10のみが被検体Pの周囲を回転するタイプ等様々なタイプがある。この発明は、いずれのタイプであっても適用可能である。
以下、X線源10とX線検出部20とが共に回転するタイプとして説明する。図外の架台には、被検体Pの周囲を回転可能に回転部44が設けられている。回転駆動部43は、制御部50の制御信号を受けて、回転部44を回転させる。回転部44には、X線源10及びX線検出部20が支持されている。
被検体Pは、回転部44の回転中心軸に沿った体軸方向に移動可能に、また、上下方向に移動可能に天板(図示省略)に載置される。天板駆動部42は、制御部50の制御信号を受けて、天板を所定方向に移動させる。
X線源10の陰極−陽極間には高圧発生装置11から高電圧が印加され、高圧発生装置11からX線源10に管電流が供給される。高圧発生装置11は、制御部50の制御信号を受けて、X線源10に供給される管電流を可変し、X線源10から発生させるX線の線量を調整する。
X線源10から照射されたX線は被検体Pを透過し、X線検出部20に入射する。X線検出部20は、被検体Pを透過したX線の線量に基づく検出信号を出力する。X線源10は、ファン角を有する。ここで、ファン角とは、X線源10の回転中心軸に直交する方向のX線広がりをいう。
X線検出部20において、入射されたX線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータ21等の蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオート22等の光電変換素子で電気信号に変換する。この電気信号を信号増幅部23で増幅し、増幅された電気信号(検出信号)をA/D変換部24でディジタル信号に変換する。画像再構成部31は、検出信号に基づき画像を再構成し、画像データを表示部32に出力する。
この第1実施形態では、A/D変換部24は、一定の大きさの範囲にあるアナログの電圧信号を16ビットのディジタルの検出データに変換するものとする。つまり、換言すれば、表示部32の一つの画素が持つ値の幅であるダイナミックレンジは16ビットである。しかし、電圧信号がA/D変換可能な一定の大きさの範囲を超えた場合、A/D変換部24は、飽和状態となり、オーバーフローを起こす。上記の一定の大きさの範囲がA/D変換部24がリニアに変換可能なダイナミックレンジである。
1スライスの断層像データを再構成するには、フル再構成法では、被検体Pの周囲1周、約360°分の投影データが必要とされる。なお、ハーフ再構成法でも180°にファン角を加算した分の投影データが必要とされる。
回転部44には、ウェッジフィルタ60が移動可能に設けられている。ウェッジフィルタ60は、回転部44に設けられることによって、X線源10と共に被検体Pの周囲に回転可能に構成される。ウェッジフィルタ60は、X線源10と被検体Pとの間に設けられ、X線を減衰させる減衰率を有している。
第1実施形態では、駆動部41は、制御部50の制御信号を受けて、X線がウェッジフィルタ60を透過する方向であるラジアル方向にウェッジフィルタ60を移動させる。ラジアル方向がウェッジフィルタ60の板厚方向に相当する。
次に、ウェッジフィルタ60について図2を参照にして説明する。図2(a)、(b)、(c)及び(d)は、ウェッジフィルタ60の斜視図、正面図、側面図及び平面図である。ウェッジフィルタ60の説明においては、ファン角の広がり方向をウェッジフィルタ60の幅方向とする。また、ウェッジフィルタ60の幅方向、及び上記するX線がウェッジフィルタ60を透過する方向であるラジアル方向に対してそれぞれ直交する方向をアキシャル方向とする。したがって、アキシャル方向とは、X線がウェッジフィルタ60を透過する断面に対して直交する方向をいう。アキシャル方向が、ウェッジフィルタ60の奥行き方向に相当する。
ウェッジフィルタ60は、略直方体に形成されている。X線をX線源10から受ける側の面であるウェッジフィルタ60の入射面61は、凹形状に形成されている。X線を被検体Pに向けて出射する側の面であるウェッジフィルタの出射面62は平らに形成されている。入射面61が凹形状に形成されたウェッジフィルタ60を図2(a)に示す。
入射面61を凹形状に形成したことにより、ファン角の広がり方向の中央部に対応するウェッジフィルタ60の中央部に、X線の透過距離が短い薄肉部63が形成されている。ウェッジフィルタ60の両端部に、薄肉部63から広がり方向に連続して、X線の透過距離が長い厚肉部64が形成されている。薄肉部63を図2(b)に曲率の小さい領域(B〜C間)として示す。
薄肉部63の領域(B〜C間)がアキシャル方向に対して一定である薄肉部63を図2(b)及び(d)に示す。薄肉部63の端は、点B及び点Cで厚肉部64にそれぞれ隣接している。また、薄肉部63の板厚tがアキシャル方向に対して一定である薄肉部63を図2(c)に示す。
薄肉部63の端部は、点B又は点Cを含む部位である。薄肉部63の端部は、薄肉部63の端部を透過し、被検体Pの体表に接する体表接線の経路を通るX線を検出した検出信号が、その後に用いられるA/D変換部24でディジタル信号に変換するときに、オーバーフローを生じさせる所定値を超えないような板厚を有している。
なお、厳密に言えば、薄肉部63の端である点B及び点Cの位置は、Xを透過する被検体Pの断層形状に応じて異なるため、被検体Pの断層形状の種類に応じてウェッジフィルタ60を用意する必要がある。しかし、被検体Pの断層形状は他種類にわたり、それに対応するウェッジフィルタ60を用意するのは現実的でない。したがって、予め定めた所定の複数種類の被検体Pの断層形状に対応するウェッジフィルタ60を用意することとなる。薄肉部63の端である点B及び点Cの位置は、その複数種類の被検体Pの断層形状に応じた位置となる。
また、第1実施形態では、被検体Pの体表接線の経路を通るX線は、薄肉部63の端部を透過するものを示したが、薄肉部63の端部に限らず、薄肉部63の中央部であっても良く、薄肉部63に隣接する厚肉部64側であっても良い。
次に、ウェッジフィルタ60の薄肉部63及び厚肉部64をどのように設けるかについて、図3を参照にして説明する。図3はウェッジフィルタの動作を示す動作説明図である。デュアルスキャノ画像から被検体Pの正面方向と横方向の体厚をそれぞれ測定し、被検体Pの正面方向からのスキャンにおける、FOV(field of View)に必要なファン角αを算出する。ファン角αを図3(a)に示す。同様に、被検体Pの横方向からのスキャンにおける、FOVに必要なファン角βを算出する。ファン角βを図3(b)に示す。
FOVに必要なファン角αが薄肉部63の領域(B〜C間)におさまるようなウェッジフィルタ60のラジアル方向の位置r1、r2を算出する。また、位置r1、r2を図3(a)、(b)に示す。ウェッジフィルタ60は、制御部50により、回転部44の制御と同じパラメータで制御され、スキャン角に応じてr1〜r2間を往復移動する。
ウェッジフィルタ60のアキシャル方向の幅は、X線源10から最も離間したラジアル方向の位置r2に移動したウェッジフィルタ60において、X線源10から照射されるX線のコーン角を覆うことが可能な幅となる。
なお、ウェッジフィルタ60の出射面62を凹形状に形成し、薄肉部63及び厚肉部64を設けても良い。薄肉部63は、X線を透過する被検体Pの断層形状に応じた形状に形成される。また、ウェッジフィルタ60に例えば略楕円断面形状の穴をアキシャル方向に貫通させることにより、薄肉部63及び厚肉部64を設けても良い。
ウェッジフィルタ60のラジアル方向の移動と、ウェッジフィルタ60を透過するX線の透過距離との関係は次の通りである。X線源10から遠ざけたウェッジフィルタ60をX線が透過する場合、ファン角方向の中央部に対応するウェッジフィルタ60の中央部である薄肉部63を透過するX線の透過距離に比べて、ファン角方向の両端部に対応するウェッジフィルタ60の両端部である厚肉部64を透過するX線の透過距離が長くなり、被検体Pの透過面におけるX線の線量分布は、中央部である薄肉部63で高く、両端部である厚肉部で低くなる。
X線源10に近づけたウェッジフィルタ60をX線が透過する場合、ファン角方向にわたってX線が薄肉部63を透過する透過距離はほぼ均一となり、被検体Pの透過面におけるX線の線量分布が平坦なものとなる。なお、X線源10に対して、ウェッジフィルタ60を遠ざけた場合、及び近づけた場合のいずれであっても、薄肉部63の中央部付近のX線減衰量は変化しない。
駆動部41は、回転部44の回転に対応させて、被検体Pの周囲を回るX線源10から照射され、被検体Pの外側を通過するX線が厚肉部64を透過し、X線源10から照射され、被検体Pの体表に接する体表接線の経路を通るX線が薄肉部63の端部を透過するように、ウェッジフィルタ60を駆動させる。
次に、ウェッジフィルタ60の移動について、図3を参照にして説明する。X線源−ウェッジ間距離は、被検体Pの腹部を正面方向(スキャン角が0°、180°)からスキャンするとき、r1である。広い範囲にわたるX線の線量の分布を図3(a)に示す。また、被検体Pの腹部を横方向(スキャン角が90°、270°)からスキャンするとき、r2である。狭い範囲にわたるX線の線量の分布を図3(b)に示す。
次に、X線源10から照射されるX線の線量について、図3及び図4(a)を参照にして説明する。スキャン角と管電流との関係を図4(a)に曲線で示す。制御部50は、回転部44の回転に対応させて、高圧発生装置11に制御信号を送る。高圧発生装置11は、制御信号を受けて、X線源10から照射されるX線の線量を変化させる。図4(a)では、被検体Pの腹部を正面方向(スキャン角が0°、180°)からスキャンするとき、管電流は小さく、X線源10から照射されるX線の線量を少なくしている。反対に、被検体Pの腹部を横方向(スキャン角が90°、270°)からスキャンするとき、管電流は大きく、X線源10から照射されるX線の線量を多くしている。なお、制御部50は、ウェッジフィルタ60の移動に対応させて、高圧発生装置11を制御しても良い。
被検体Pの体表接線の経路を通過するX線の線量Smaxを図3(a)、(b)に示す。このX線の線量Smaxに基づく検出信号が、その後のA/D変換部24でディジタルデータに変換されるときに、オーバーフローを生じさせる所定値を超えない値にとなる。
次に、ウェッジフィルタ60の動作について、図4(b)を参照にして説明する。駆動部41は、ウェッジフィルタ60の移動速度を加減する。スキャン角とX線源−ウェッジフィルタ間距離との関係を図4(b)に曲線で示す。図4(b)では、ウェッジフィルタ60の移動速度は、曲線の傾きで示される。また、ウェッジフィルタ60の加速度は、傾きの変化率で示される。例えば、被検体Pの腹部を横方向(スキャン角が90°、270°)からスキャンする前後で、ウェッジフィルタ60の加速度は大きい。反対に、被検体Pの腹部を正面方向(スキャン角が0°、180°)からスキャンする前後で、ウェッジフィルタ60の加速度は小さい。
(動作)
このX線CT装置による被検体Pのスキャンにおいて、回転部44の回転(スキャン角)に応じて、高圧発生装置11は、X線源10に供給する管電流を加減する。供給すべき管電流の大きさを図4(a)に示す。また、回転部44の回転(スキャン角)に応じて、駆動部41は、ウェッジフィルタ60をラジアル方向に往復移動する。ウェッジフィルタ60の移動位置は、図4(b)に示すX線源−ウェッジ間距離に基づく。
回転部44の回転に応じて、X線の線量が加減される。また、回転部44の1回転に応じて、ウェッジフィルタ60がX線源10と被検体Pとの間を往復移動する。このとき、駆動部41は、ウェッジフィルタ60の移動速度を加減する。それにより、薄肉部63を透過したX線が被検体Pを透過するので、X線の線量を適正にする。また、厚肉部64を透過したX線が被検体Pの外側を通過するので、所定値を超えないようにX線の線量を抑える。さらに、薄肉部63の端部を透過したX線が被検体Pの体表接線の経路を通るので、X線の線量を適正にする。X線の線量が適正になることにより、X線検出部の検出信号が、その後にディジタルデータに変換するときに、オーバーフローを生じさせない数値となり、ディジタルデータに基づき再構成される被検体の画像の画質を向上することができる。
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2実施形態に係るX線CT装置について図5及び図6を参照して説明する。図5は、ウェッジフィルタ60を示す説明図である。図6は、ウェッジフィルタ60の動作を示す動作説明図である。なお、第2実施形態では、第1実施形態に係るX線CT装置と異なる2つの構成についてのみ説明し、同一構成についてはその説明を省略する。
第1実施形態と異なる第1の構成について図5を参照にして説明する。第1実施形態に係るウェッジフィルタ60では、薄肉部63のファン角の広がり方向の幅である領域(B〜C間)はアキシャル方向に対して一定であるのに対して、第2実施形態では、薄肉部63の領域(B〜C間)はアキシャル方向に徐々に変化している。薄肉部63の領域(B〜C間)がアキシャル方向(A1方向)に徐々に狭くなっているウェッジフィルタ60を図5(b)に示す。
以上のように、薄肉部63の領域(B〜C間)は変化するが、薄肉部63の板厚tは、第1実施形態と同様に、アキシャル方向に対して一定である。板厚tが一定である薄肉部63を図5(c)に示す。
なお、第1実施形態と同様に、薄肉部63及び厚肉部64を、ウェッジフィルタ60の出射面62を凹形状に成形することにより設けても良く、ウェッジフィルタ60に穴を貫通させることにより設けても良い。
第1実施形態と異なる第2の構成は、ウェッジフィルタ60の動作である。ウェッジフィルタ60の動作について、図6を参照にして説明する。駆動部41は、制御部50の制御信号を受けて、回転部44の回転に対応させて、ウェッジフィルタ60をアキシャル方向に移動させる。
被検体Pの腹部を正面方向(スキャン角が0°、180°)からスキャンするとき、ウェッジフィルタ60は図5(a)でA1方向に移動する。それにより、X線の焦点は、薄肉部63の領域が広い部分に位置するようになる。この広い部分は、曲率の小さい部分であり、X線が透過する場合、ファン角方向の中央部から両端部にわたってX線の透過距離が均一となり、被検体Pの透過面におけるX線の線量分布は平坦なものとなる。このときのX線の線量分布を図6(a)に示す。
また、被検体Pの腹部を横方向(スキャン角が90°、270°)からスキャンするとき、ウェッジフィルタ60は図5(a)でA2方向に移動する。それにより、X線の焦点は、薄肉部63の領域が狭い部分に位置するようになる。狭い部分の両側は厚肉部64となる。X線が薄肉部63の狭い部分を透過する場合、X線の透過距離が短く、X線が厚肉部64を透過する場合、X線の透過距離が長くなる。被検体Pの透過面におけるX線の線量分布は、X線が薄肉部63を透過した中央部と、厚肉部64を透過した両端部とで高低差が大きなものとなる。このときのX線の線量分布を図6(b)に示す。
なお、図6(b)に示す薄肉部63を透過するX線の線量が、図6(a)に示す薄肉部63を透過するX線の線量より多い。これは、第1実施形態と同様に、被検体Pの腹部を横方向からスキャンするときの管電流を、腹部を正面方向からスキャンするときの管電流より大きくしたためである。
第1実施形態では、ウェッジフィルタ60をラジアル方向に移動させたが、第2実施形態では、ウェッジフィルタ60をラジアル方向に移動させず、X線源10とウェッジフィルタ60との間の距離rは常に一定である。
以上の構成により、ラジアル方向にウェッジフィルタ60を移動するためのスペースを確保できない場合、第2実施形態に係るX線CT装置は、適している。
なお、第2実施形態においても、駆動部41は、回転部44の回転に対応させて、被検体Pの周囲を回るX線源10から照射され、被検体Pの外側を通過するX線が厚肉部64を透過し、X線源10から照射され、被検体Pの体表に接する体表接線の経路を通るX線が薄肉部63の端部を透過するように、ウェッジフィルタ60を移動させる。被検体Pの体表接線の経路を通るX線の線量も図6(a)及び(b)にそれぞれ示すSmaxであり、X線の線量Smaxに基づく検出信号が、その後のA/D変換部24でディジタルデータに変換されるときに、オーバーフローを生じさえる所定値を超えない値となる。
[第3の実施の形態]
次に、この発明の第3実施形態に係るX線CT装置について図7及び図8を参照して説明する。図7は、ウェッジフィルタ60を示す説明図である。図8は、ウェッジフィルタ60の動作を示す動作説明図である。なお、第3実施形態では、第2実施形態に係るX線CT装置と異なる構成についてのみ説明し、同一構成についてはその説明を省略する。
第2実施形態と異なる第1の構成について図7を参照にして説明する。第2実施形態では、ウェッジフィルタ60の薄肉部63の板厚tは一定であるのに対して、第3実施形態では、薄肉部63の板厚は、薄肉部63のファン角の広がり方向の幅である領域(B〜C間)がアキシャル方向に狭くなるに応じて減少する。入射面61に形成される凹形状の深さを増加させることにより、薄肉部63の板厚がt1からt2アキシャル方向(A1方向)に減少するウェッジフィルタ60を図7(c)に示す。
ウェッジフィルタ60がA1方向に移動することにより、X線の照射方向(ラジアル方向)の線上に薄肉部63の領域(B〜C間)の広い部分が位置し、ウェッジフィルタ60がA2方向に移動することにより、X線の照射方向(ラジアル方向)の線上に薄肉部63の領域(B〜C間)の狭い部分が位置するウェッジフィルタ60を図7(a)及び(b)に示す。
なお、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、薄肉部63及び厚肉部64を、ウェッジフィルタ60の出射面62を凹形状に成形することにより設けても良く、ウェッジフィルタ60に穴を貫通させることにより設けても良い。
第2実施形態と異なる第2の構成は、高圧発生装置11が、回転部44の回転に対応させることなく、X線源10から照射されるX線の線量を変化させずに、一定にした点にある。回転部44の回転に応じて、X線の線量を加減せずに済み、高圧発生装置11の制御が簡単となる。
なお、第2実施形態と同様に、図8(b)に示す薄肉部63を透過するX線の線量が、図8(a)に示す薄肉部63を透過するX線の線量より多い。これは、被検体Pの腹部を横方向からスキャンする図8(a)に示すときに、X線が透過するウェッジフィルタ60の薄肉部63の板厚をt2に減少するために、透過するX線の線量が増加することに拠る。反対に、被検体Pの腹部を横方向からスキャンする図8(b)に示すときに薄肉部63の板厚をt1に増加するために、透過するX線の線量が減少することに拠る。
上記第3実施形態では、薄肉部63の領域(B〜C間)がアキシャル方向へ徐々に狭くなるに応じて、ウェッジフィルタ60の薄肉部63を、入射面61に形成される凹形状の深さを増加させることにより、アキシャル方向に板厚をt1からt2に減少させたが、出射面62を斜面に形成することにより、薄肉部63の板厚をt1からt2に減少させるように形成しても良い。出射面62が斜面に形成されたウェッジフィルタ60を図9に示す。図9はウェッジフィルタの他の例を示す説明図、図9(a)、(b)、(c)及び(d)は、ウェッジフィルタ60の斜視図、正面図、側面図及び平面図である。他の例に係るウェッジフィルタ60によれば、凹形状に形成される入射面61の形状を複雑にしないで済み、ウェッジフィルタ60を比較的簡単に成形することが可能となる。
また、前記実施形態では、ウェッジフィルタ60を一体的に成形したものを示したが、例えば、薄肉部63及び厚肉部64の形状が複雑なことにより、ウェッジフィルタ60の成形が困難である場合、複数の部材を組み合わせて、ウェッジフィルタ60を成形しても良い。
さらに、前記実施形態では、X線の線量を加減したり、ウェッジフィルタを移動させることにより、被検体Pの体表接線の経路を通過するX線の検出信号を、その後のディジタルデータに変換するときに、オーバーフローを生じさせない所定値を超えない限界値としたが、限界値以下の数値となるように設定しても良い。
本発明の第1実施形態に係るX線CT装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るウェッジフィルタを示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係るウェッジフィルタの動作を示す動作説明図である。 (a)は、本発明の第1実施形態に係るスキャン角と管電流との関係を示す説明図、(b)は、スキャン角とX線源−ウェッジフィルタ間距離との関係を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るウェッジフィルタを示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るウェッジフィルタの動作を示す動作説明図である。 本発明の第3実施形態に係るウェッジフィルタを示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係るウェッジフィルタの動作を示す動作説明図である。 本発明の第3実施形態に係るウェッジフィルタの他の例を示す説明図である。
符号の説明
10 X線源 11 高圧発生装置 20 X線検出部
21 シンチレータ 22 フォトダイオード 23 信号増幅器
24 A/D変換部 31 画像再構成部 32 表示部 41 駆動部
42 天板駆動部 43 回転駆動部 44 回転部 50 制御部
60 ウェッジフィルタ 61 入射面 62 出射面 63 薄肉部
64 厚肉部

Claims (7)

  1. ファン角を有するX線源と、
    前記X線源から照射され、被検体を透過したX線を検出し、検出信号を出力するX線検出部と、
    前記検出信号を変換したディジタル信号に基づき、画像を再構成する画像再構成部と、
    前記X線源と前記被検体との間に前記ファン角を覆うように配され、所定の減衰率をもってX線を透過するウェッジフィルタであって、X線の透過距離の短い薄肉部が前記ファン角の広がり方向の中央部に対応する前記ウェッジフィルタの中央部に形成され、前記X線の透過距離の長い厚肉部が前記薄肉部から前記広がり方向に連続して形成されたウェッジフィルタと、
    前記X線源及び前記ウェッジフィルタを支持し、前記被検体の周囲にて回転可能な回転部と、
    前記回転部の回転に伴って前記被検体の周囲を回る前記X線源から照射され、前記厚肉部を透過したX線が前記被検体の外側を通過し、前記X線源から照射され、前記厚肉部に隣接する前記薄肉部を透過するX線が前記被検体の体表を通るように、前記ウェッジフィルタを移動させる駆動部と、
    を有することを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記厚肉部に隣接する前記薄肉部の端部は、該薄肉部の端部を透過し前記被検体の体表を透過したX線の検出信号が、前記ディジタル信号に変換されるときにオーバーフローを生じさせる所定値を超えないような板厚を有していることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記駆動部は、前記回転部の回転に応じて、前記ウェッジフィルタの移動速度を加減することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のX線CT装置。
  4. 前記ウェッジフィルタは、X線が前記ウェッジフィルタを透過する方向であるラジアル方向に移動可能に支持され、
    前記薄肉部は、X線が前記ウェッジフィルタを透過する断面に対し直交する方向であるアキシャル方向へ一定の前記広がり方向の幅を有し、
    前記駆動部は、前記薄肉部の端部を透過したX線が前記被検体の体表を通るように、前記ウェッジフィルタを前記ラジアル方向に移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線CT装置。
  5. 前記ウェッジフィルタは、X線が前記ウェッジフィルタを透過する断面に対し直交する方向であるアキシャル方向に移動可能に支持され、
    前記薄肉部は、X線が前記ウェッジフィルタを透過する断面に対し直交する方向であるアキシャル方向へ変化する前記広がり方向の幅を有し、
    前記駆動部は、前記薄肉部の端部を透過したX線が前記被検体の体表を通るように、前記ウェッジフィルタを前記アキシャル方向に移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のX線CT装置。
  6. 前記回転部の回転又は前記ウェッジフィルタの移動のいずれか一方に対応させて、前記X線源から照射されるX線の線量を調整する制御部を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のX線CT装置。
  7. 前記薄肉部は、前記アキシャル方向へ徐々に狭くなる前記広がり方向の幅を有し、前記広がり方向の幅が狭くなるに応じて、前記薄肉部の板厚を減少させるように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
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