JP2009270922A5 - 反応液充填方法 - Google Patents

Claims (6)

1. 生体試料反応用チップに反応液を充填する反応液充填方法であって、
   前記生体試料反応用チップは、
   複数の反応容器と、
   反応液収容部と、
   廃液収容部と、
   各々の前記反応容器と前記反応液収容部とを接続する反応液導入用流路と、
   前記反応液導入用流路と前記廃液収容部とを接続する流路と、
   を含み、
   前記反応液充填方法は、
   前記生体試料反応用チップに作用する遠心力の方向に対して前記流路が９０度以上１８０度以下の角度をなすように前記生体試料反応用チップを配置して、前記生体試料反応用チップを回転させ、前記反応液収容部に収容された前記反応液を前記反応液導入用流路と前記反応容器とに充填することと、
   前記生体試料反応用チップに作用する遠心力の方向に対して前記流路が０度以上９０度未満の角度をなすように前記生体試料反応用チップを配置して、前記生体試料反応用チップを回転させ、前記反応液導入用流路内の反応液を前記廃液収容部に送出することと、
   を含む、
   反応液充填方法。
2. 前記充填する工程では、前記反応液導入用流路から前記廃液収容部へ向かう流路の方向が遠心力の方向に対してαの角度を有し、
   前記送出する工程では、前記反応液導入用流路から前記廃液収容部へ向かう流路の方向が遠心力の方向に対してβの角度を有し、
   ９０度≦α≦１８０度かつ０度≦β＜９０度、であることを特徴とする請求項１に記載の反応液充填方法。
3. 前記反応液導入用流路から前記廃液収容部へ向かう流路の方向が遠心力の方向に対してαの角度を有し、９０度≦α≦１８０度であり、
   前記充填する工程では、前記廃液収容部は外部と隔絶されており、
   前記送出する工程では、前記廃液収容部は外部と連通されていることを特徴とする請求項１に記載の反応液充填方法。
4. 前記送出する工程では、前記充填する工程よりも、前記廃液収容部の容量を大きくすることを特徴とする請求項１に記載の反応液充填方法。
5. 各々の前記反応容器には、反応に必要な試薬が塗布されていることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれかに記載の反応液充填方法。
6. 前記生体試料反応処理は核酸増幅を含む処理であり、前記反応液には、ターゲット核酸、核酸を増幅するための酵素、及びヌクレオチドが所定の濃度で含まれており、
   前記反応容器には、予めプライマーが塗布されていることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれかに記載の反応液充填方法。