JP2009270604A - 継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】継手10は、樹脂パイプ23が差し込まれる継手本体11と、該継手本体11内の中心部にパイプ差し込み側から挿入されて保持され、その外周に樹脂パイプ23が外嵌されるインサート部材19と、該インサート部材19の外端部に外嵌されインサート部材19及び樹脂パイプ23の間を水密に保持するシール部材32と、インサート部材19の内端部に外嵌され継手本体11及びインサート部材19の間を水密に保持するシールリング25とより構成されている。インサート部材19は内端側から外端側に向かうに従って縮径される複数の段部20を有し、その段部20上にシール部材32が装着され、インサート部材19の外端部にはシール部材32を抜け止めする抜け止め部材33が装着されている。
【選択図】図1
Description
請求項4に係る発明の継手は、請求項1から請求項3のいずれか1項において、前記抜け止め部材の内周面には、該抜け止め部材をインサート部材の外端部の外周に装着したとき入り過ぎを規制するストッパ部を有していることを特徴とする。
図1に示すように、継手10を構成する略円筒状の継手本体11は、合金(真鍮、青銅等)等の金属製の本体筒部12と、該本体筒部12の先端部(図1の右端部)内周の雌ねじ部13に雄ねじ部14が螺合されたポリフェニルサルホン(PPSU)等の合成樹脂製の係合筒部15とにより構成されている。本体筒部12と係合筒部15との間にはゴム製の第1シール材16が介装され、両者間の水密が保たれている。なお、本体筒部12の基端部外周には雄ねじ17が螺刻され、図示しない水栓金具の雌ねじに螺合されるようになっている。継手本体11の内側には、水(流体)が流通する流通孔18が形成されている。本体筒部12の中間部内周には、本体筒部12の基端側における流通孔18よりも拡径された拡径孔12aが設けられている。
図1に示すように、インサート部材19を継手10内に組付ける場合には、まずシールリング25をインサート部材19の外端部から嵌挿し、インサート部材19の第1段部20a上に装着する。続いて、押え部材28をインサート部材19の外端部から嵌挿し、第2段部20bの内端部上に装着する。このとき、押え部材28の内周面には膨出部31が突設されているため、押え部材28はインサート部材19に対してその位置で位置決め固定される。次いで、シール部材32をインサート部材19の外端部から嵌挿し、インサート部材19の第3段部20c及び第4段部20d上に嵌合させた後、抜け止め部材33をインサート部材19に外嵌させてその係合突起34をインサート部材19の係合孔21に係合させる。
・ 本実施形態の継手10では、インサート部材19は継手本体11内の中心部に樹脂パイプ23の差し込み側から挿入されて容易に保持される。また、インサート部材19が内端側から外端側に向かうに従って縮径される複数の段部20を有し、第3段部20c及び第4段部20d上にシール部材32が装着されている。このため、シール部材32を第3段部20c及び第4段部20d上に容易に位置決めして装着できると共に、樹脂パイプ23が差し込まれたときその先端部がシール部材32に当ってもシール部材32はインサート部材19の段差部分20bc及び段差部分20cdによって移動が規制される。さらに、インサート部材19の外端部の外周にはシール部材32を抜け止めする抜け止め部材33が固定されている。そのため、係る抜け止め部材33により、シール部材32が抜け止め保持され、シール部材32の性能が良好に発現される。
〇 前記インサート部材19の段部20の数は適宜設定することができ、例えば第4段部20dを省略して第1段部20aから第3段部20cまでの3つに設定することができる。
〇 前記抜け止め部材33として、軸線方向に切り込みを入れてCリング状に構成したり、複数に分割して組付けるように構成したりすることも可能である。
〇 パイプとして、樹脂パイプ23のほかに、銅、銅合金等の金属製のパイプを用いることも可能である。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
Claims (6)
- 筒状をなしパイプが差し込まれて接続される継手本体と、該継手本体内の中心部にパイプ差し込み側から挿入されて保持され、その外周にパイプが外嵌されるインサート部材と、該インサート部材の外端側の外周に装着されインサート部材及びパイプの間を水密に保持するシール部材と、インサート部材の内端側の外周に装着され継手本体及びインサート部材の間を水密に保持するシールリングとより構成される継手であって、
前記インサート部材は内端側から外端側に向かうに従って縮径される複数の段部を有し、その段部上にシール部材が装着されると共に、インサート部材の外端部の外周にはシール部材を抜け止めする抜け止め部材が装着されていることを特徴とする継手。 - 前記インサート部材の外端側には係合孔が透設されると共に、抜け止め部材の内周面には前記係合孔に係合する係合突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の継手。
- 前記係合突起は、インサート部材への挿入側ほど低くなる傾斜面を有していることを特徴とする請求項2に記載の継手。
- 前記抜け止め部材の内周面には、該抜け止め部材をインサート部材の外端部の外周に装着したとき入り過ぎを規制するストッパ部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の継手。
- 前記抜け止め部材のインサート部材への挿入側端部には、該挿入側端部に撓み性をもたせるための複数の切欠きが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の継手。
- 前記抜け止め部材の外端部の内周面には、外端側ほど拡径するテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の継手。
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2008
- 2008-05-02 JP JP2008120330A patent/JP2009270604A/ja active Pending
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