JP5515495B2 - 継手 - Google Patents
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上記の実施の形態において、配管Pとして内径4.8mm且つ外径8.0mmの樹脂配管(JISK6769に準じた規格品)を用い、これに合わせてインナーコア20を作製した。実施例1では、このインナーコア20の管状部21の外径D2を約4.9mmとし、肉厚tを約0.75mmとし、内径D3を約3.4mmとした。外径D2は、管状部21の軸心線方向の一端側から他端側まで略一定とした。このインナーコア20の管状部21を上記の配管Pに内嵌させてこれらに水を流し、この水の流量に対する圧力損失を測定した。結果を第6図に示す。
第8図(a),(b)のように、外周面に凸部102cが周設された管状部102aを有するインナーコア102を、実施例1と同じ配管Pに合わせて作製した。比較例1では、凸部102cの先端部における外径D100を約4.9mmとし、凸部102c,102c同士の間の部分の肉厚t100を約0.75mmとし、この部分からの凸部102の該凸部102cの突出高さt101を約0.5mmとし、内径D101を約2.4mmとした。このインナーコア102の管状部102aを上記の配管Pに内嵌させてこれらに水を流し、この水の流量に対する圧力損失を測定した。結果を第6図に示す。
上記の通り、実施例1の管状部21と、比較例1の管状部102aとは、同一内径の配管Pに合わせて作製されたものであるが、比較例1の管状部102aは、外周面に凸部102cを周設する必要があるので、その最大肉厚(t100+t101)が実施例1の管状部21の肉厚tよりも大きなものとなり、その分だけ、比較例1の管状部102aの内径D101は、実施例1の管状部21の内径D3よりも小さなものとなる。その結果、第6図の通り、比較例1では圧力損失が高くなるが、実施例1では、比較例1に比べて圧力損失が大幅に低く抑えられる。
10 継手本体
11 配管挿入口
12 連結部
13 小径部
14 配管当接面
16 テーパ部
17 Oリング
18 雄ネジ
20 インナーコア
21 管状部
22 フランジ部
30 締め付けリング
32 係止溝
33 突起部
34 テーパ部
40 袋ナット
41 ナット部
42 締め付けリング保持部
42a 凸条
43 配管挿通孔
Claims (6)
- 配管が挿入される配管挿入口(11)を有した継手本体(10)と、
配管に内嵌するインナーコア(20)と、
配管に外嵌する締め付けリング(30)と、
該締め付けリング(30)に外嵌しており、前記継手本体(10)に螺着された袋ナット(40)と
を備えており、
該袋ナット(40)が締め込まれることにより、該締め付けリング(30)が配管の外周面に圧着され、これによって配管の前記配管挿入口(11)からの抜け出しが阻止されるように構成された継手において、
該配管挿入口(11)に挿入された配管の外周面と、該配管挿入口(11)の内周面との間をシールするシール部材(17)が設けられており、
該締め付けリング(30)は、配管の外周面を取り囲む略円筒形状であり、且つ該袋ナット(40)が締め込まれることにより縮径しうるように構成されており、
該配管挿入口(11)の内周面のうち、該配管挿入口(11)への配管の挿入方向における途中部から該挿入方向の後端側(以下、単に後端側という。)の部分は、該継手本体(10)の後端側の端面に接近するほど内径が大きくなる内周テーパ部(16)となっており、
該シール部材(17)は、該配管挿入口(11)の内周面のうち、該内周テーパ部(16)よりも該挿入方向の先端側(以下、単に先端側という。)の部分に沿って配設されており、
該袋ナット(40)は、該継手本体(10)の後端側に螺着されるナット部(41)と、該ナット部(41)の後端側に連なる略円筒形状の締め付けリング保持部(42)とを有しており、
該締め付けリング保持部(42)の後端側には、該締め付けリング保持部(42)の筒軸心側へ張り出すフランジ部(42b)が形成されており、該フランジ部(42b)の内周側は、該締め付けリング保持部(42)内に配管を挿通するための配管挿通孔(43)となっており、該配管挿通孔(43)、締め付けリング保持部(42)及びナット部(41)は、互いに略同軸状に設けられており、
該締め付けリング(30)は、該締め付けリング保持部(42)内に配置されており、
該締め付けリング保持部(42)の内周面には、該締め付けリング保持部(42)の筒軸心側へ張り出す、該締め付けリング(30)を係止するための係止凸部(42a)が設けられており、該係止凸部(42a)は、該締め付けリング保持部(42)の周方向に延在しており、
該締め付けリング(30)の外周面には係止溝(32)が設けられており、該係止溝(32)は、該締め付けリング(30)の周方向に延在しており、
該係止溝(32)に該係止凸部(42a)が係合することにより、該締め付けリング(30)の該締め付けリング保持部(42)内からの脱落が阻止されており、
該締め付けリング(30)の外周面のうち、該係止溝(32)よりも先端側の部分は、該先端側ほど外径が小さくなる外周テーパ部(34)となっており、該外周テーパ部(34)が該内周テーパ部(16)に係合しており、
該配管挿通孔(43)を介して該締め付けリング(30)の内周側に配管が挿通され、該配管の先端側が該配管挿入口(11)に挿入された状態において該袋ナット(40)が該継手本体(10)の後端側に締め込まれることにより、該締め付けリング(30)が該内周テーパ部(16)に沿って先端側へ移動しつつ縮径変形し、該締め付けリング(30)が該配管の外周面に圧着されるように構成されており、
該締め付けリング(30)の周方向の途中部には、すり割り部(31)が設けられており、該係止溝(32)の延在方向の両端側は該すり割り部(31)に連通しており、
該締め付けリング(30)は、該すり割り部(31)に臨む両端同士を接近させるようにして弾性的に縮径変形可能となっており、
該締め付けリング(30)の筒軸心線方向における該係止溝(32)の幅は、該締め付けリング保持部(42)の筒軸心線方向における該係止凸部(42a)の厚さよりも大きなものとなっており、
該締め付けリング(30)の外周面からの該係止溝(32)の深さは、該締め付けリング保持部(42)の内周面からの該係止凸部(42a)の突出高さよりも大きなものとなっており、
これにより、該締め付けリング(30)は、該係止凸部(42a)によって該締め付けリング保持部(42)内からの脱落を阻止されつつも、該締め付けリング保持部(42)の筒軸心線方向及び直径方向にそれぞれ所定距離移動自在となっており、
該係止凸部(42a)の先端側の面は、該締め付けリング保持部(42)の筒軸心側ほど後端側となるように傾斜しており、
該締め付けリング(30)の外周面のうち、該係止溝(32)よりも後端側の部分は、該後端側ほど外径が小さくなるテーパ形状となっていることを特徴とする継手。 - 請求項1において、前記シール部材(17)は、前記配管挿入口(11)の内周面に沿って設けられたOリングよりなることを特徴とする継手。
- 請求項2において、前記Oリングは、前記挿入方向に間隔をおいて複数個設けられていることを特徴とする継手。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記インナーコア(20)は、配管に内嵌する管状部(21)を有しており、該管状部(21)の外径は、その軸心線方向の一端側から他端側まで略一定となっていることを特徴とする継手。
- 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記締め付けリング(30)の内周面に、配管の外周面に食い込む突起部(33)が形成されていることを特徴とする継手。
- 請求項5において、前記突起部(33)は、前記締め付けリング(30)の内周面を周回した凸条よりなることを特徴とする継手。
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