JP2009269734A - 枚葉紙の区分搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】縦方向に積層された枚葉紙の区分方法におけるリトライ処理の改良を図る。
【解決手段】縦方向に積層された枚葉紙300は、所定枚数毎に間紙310が挟み込まれている。区分位置のさばきローラ70は、枚葉紙の挿入位置に挿入され、矢印A方向に移動して枚葉紙の束320を区分位置に押し上げる。その後にさばきローラ70を反対方向に回転させて間紙310を検出する区分処理を行う。間紙を検出できなかったときのリトライの挿入位置に対して区分処理全体のリトライの挿入位置を変更して、リトライの成功率の向上を図る。
【選択図】図6

Description

本発明は、枚葉紙の区分搬送方法に関する。
従来、紙葉類、プラスチックフィルムなどの枚葉品を区分・搬送工程においては、回転ローラを堆積物品の側端部に直接当接させて区分を行い、ロボットハンド等により搬送する方法がある。例えば、特許文献1または特許文献2には、区分ローラと被区分物品を搬送するロボットハンドを有し、セパレータを被搬送物品に挿入する区分・搬送装置が記載されている。
具体的には、特許文献1には、多数重積されている枚葉紙のうちの上から適数枚の枚葉紙とその下の枚葉紙との間に紙受けローラを挿入してその適数枚の枚葉紙の端縁をチャックにより掴む搬送枚葉紙取上げ工程と、その取上げた枚葉紙を紙受けローラとチャックとの移動により紙積みされる所定位置に移動させその枚葉紙の端縁を略合致させて置く移動工程と、その置かれた状態でローラを抜取るローラ抜取り工程と、ローラ抜取りが完了したらチャックによる掴み状態を解除する掴み解除工程とからなることを特徴とする枚葉紙の紙積み方法が記載されている。
また、特許文献2には、多数積重ねられているシート材同士の間に挿入するセパレータ本体と、このセパレータ本体の挿入側端縁に沿って回転自在に軸支して配した細径分離ローラと、この細径分離ローラを必要に応じて所望の回転方向と回転速度にて回転させる駆動装置とから構成したことを特徴とする積重ねられたシート材のセパレータが記載されている。
また、特許文献3は、本出願人の提案に関するもので、間紙が挟まれて積層された枚葉紙の束を回転ローラを移動させて湾曲させ、その後にローラを回転させて枚葉紙を1枚毎に戻しつつ光学センサで間紙を検知し、区分する装置及び方法が開示されている。
特開平7−196182号公報 特開平8−67364号公報 特開2008−44706号公報
しかしながら、従来の区分・搬送方法には、一定数毎に確実に区分しにくく堆積物品を傷めやすいという問題点、あるいは、ロボットハンドと連動した区分後の搬送工程が煩雑になるという問題点があった。
また、特許文献3に係るものは枚葉紙を垂直な姿勢で横方向に積層して並べる構造のために、装置の設置スペースが大きくなる等の問題があった。
本発明は、一定枚数ごとに間紙の入った枚葉紙を自動的に一定枚数に区分する際に、状況に応じてリトライの条件を変更して効率の良い区分処理を行う方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の間紙を挟んで積層された枚葉紙を区分搬送する方法は、基本的手段として、縦積みされた枚葉紙を上方へ供給する工程と、枚葉紙の上面を押える工程と、回転自在なさばきローラを枚葉紙に挿入してさばきローラを区分位置に移動させる工程と、区分位置でさばきローラを回転させて枚葉紙を1枚毎に払い戻しつつ間紙を検出して区分する工程と、検出された間紙をさばきローラで巻戻して間紙のたわみを除去する工程と、巻戻された間紙を再度検出して区分の完了を確認する工程と、区分された枚葉紙をロボットハンドで把持して搬送する工程と、通常の区分処理の開始と巻戻された間紙が確認されなかった際のリトライにあっては、予想される間紙の位置に対して第1の厚さ寸法を加えた低い位置にさばきローラを挿入する工程と、
区分処理のリトライにあっては、予想される間紙の位置に対して第2の厚さ寸法を加えた低い位置にさばきローラを挿入する工程と、を備える。
そして、第2の厚さ寸法は第1の厚さ寸法より大なる寸法に設定される。
さらに、リトライにあっては、さばきローラの回転速度を減速する工程を備える。
本発明は以上のように、積層された枚葉紙を効率良く区分することができる。
図1は、本発明を適用する枚葉紙の区分搬送装置の主要な構成を示す正面図、図2は平面図である。
全体を符号1で示す枚葉紙の区分搬送装置は、床面に配置される基板10と、基板10上に立設される第1のフレーム20を備える。第1のフレーム20の上部にはロボット取付用ベース22が設けられ、ロボット取付用ベース22上に搬送装置のロボット30が装備される。
搬送装置のロボット30は、固定されるロボット本体32と、旋回動するロボットアーム34を有し、ロボットアーム34の先端側にとりつけられるロボットヘッド36を備える。
ロボットヘッド36は垂直方向であるZ軸方向に昇降する昇降軸38を有し、昇降軸38の下部には後述する枚葉紙搬送用ハンド40が装備される。
基板10上の第1のフレーム20に対向する位置には第2のフレーム50が立設される。第2のフレーム50にはロボット取付用ベース52が取りつけられ、ロボット取付用ベース52に区分装置のロボット60が装備される。
区分装置のロボット60はロボット本体62と、ロボット本体62に対して旋回動するロボットアーム64と、ロボットアーム64に対して関節65を有して連結されるロボットヘッド66を有する。
ロボットヘッド66には、後述するさばきローラ70が回転自在に装備される。
次に、区分すべき積層された枚葉紙の供給機構を説明する。
基板10上には、例えば第1のフレーム20に支持される状態でカセット取付用ベース100が設けられる。そして、このカセット取付用ベース100上に区分すべき多数の枚葉紙300が所定枚数毎に間紙310を挟んだ状態で積層されたカセット120がカセット取付用ネジ110と固定用金具112により着脱自在にとりつけられる。
図3は、カセット120の詳細を示す。カセット120は区分すべき枚葉紙300の平面形状に対応する矩形のガイド板122で構成され、底部に敷き板124を有する。
カセット120の前面には前面開口部126が設けられ、側部には、昇降テーブルのアームが通過する隙間128が形成される。
ガイド板122の上部には切欠部130が設けられ、さばきローラ70が最上部の枚葉紙300に当接するように構成されている。
第1のフレーム20にはステッピングモータ150がとりつけられていて、ステッピングモータ150のタイミングプーリ152は図示しないタイミングベルトを介してタイミングプーリ160を駆動する。
タイミングプーリ160はボールネジ170を回転駆動し、ボールネジ170に螺合するボールナット180がテーブル200を昇降動させる。ガイド210はボールナット180を上下方向に摺動自在に案内する。
カセット120の上部には、ブラケット240を介してアクチュエータ250がとりつけられ、アクチュエータ250のアーム260は押え板270を昇降させる。
押え板270はテーブル200で上方へ供給される枚葉紙300の最上部を押えて、後述する枚葉紙300の区分け作業を支援する。
カセット120内に積層される枚葉紙300は一定枚数毎(例えば100枚毎)に、間紙310が挟まれている。
間紙310は、枚葉紙300に対して異なる色彩を有するものとして、光学的に間紙310を検知できるようにしてある。
なお、図1において説明の都合上、搬送装置のロボット30の枚葉紙搬送用ハンド40が枚葉紙300の手前側にあるように図示されているが、図2に示すように、実際には枚葉紙搬送用ハンド40は枚葉紙300の後側に位置して枚葉紙300の区分搬送を行うものである。
次に、図4、図5に基いて本発明を適用する装置の要部を説明する。
図4は、搬送装置のロボット30に装備される枚葉紙搬送用ハンド40と、区分装置のロボット60に装備されるさばきローラ70が共同して枚葉紙300を一定の枚数に区分して枚葉紙の束320として搬送する構成を示す正面図、図5は平面図である。
積層されてテーブル200によりZ軸方向である上方へ送られる枚葉紙300の最上面は押え板270により押えられる。
押え板270の上下位置は図示しない適宜のセンサ等により検知される。
この状態では、搬送装置のロボット30により操作されるロボットヘッド36は矢印D方向(Y軸)に移動・退避しており枚葉紙300とは干渉しない。
次に、区分装置のロボット60に支持されたさばきローラ70は、図4の仮想線で示す位置から実線で示す位置まで矢印A方向に移動する。この移動の途中でさばきローラ70は枚葉紙300の一方の短辺側に衝き当り、枚葉紙300を適当な束として一方へ押し上げる。枚葉紙300の他方の短辺側は押え板270で押さえられた状態で保つ。
この押し上げの際には、さばきローラ70は一方の回転方向R側に回転して、枚葉紙300の束の押し上げを確実に行う。
さばきローラ70による押し上げが完了したことを図示しない位置センサで確認すると、さばきローラ70は回転方向Rの回転を停止し、Rとは逆方向の回転方向R側に回転する。このさばきローラ70のR方向への回転により、押し上げられた枚葉紙300の束320の最下部の紙が一枚毎に下方へ払い戻される。
この紙の面は、光学センサ500で監視される。
光学センサ500が一定枚数毎に挟み込まれている間紙310を検知すると、さばきローラ70の回転を瞬時に停止させる。
その後に、さばきローラ70を矢印R方向に所定の回転量だけ回転させる。
この操作は巻戻しと称されるものであって、払い戻し操作中に発生した間紙310のたるみを取り除いて間紙310を区分された枚葉紙320の束と一体になるように整列させる操作のことを示す。
光学センサ500は巻戻された間紙310を再度確認し、さばきローラ70の回転を停止する。
この状態で図5に示すように、搬送装置のロボット30のロボットヘッド36は枚葉紙搬送用ハンド40を矢印C方向に移動させる。
枚葉紙搬送用ハンド40は、ロータリーアクチュエータ41とロータリーアクチュエータ41により旋回駆動されるアーム42と、アーム42の先端にとりつけられる可動爪43を有する。可動爪43の枚葉紙300に当接する側の面には弾性体44がとりつけられる。弾性体44は例えばウレタンゴムで構成される。
枚葉紙搬送用ハンド40には可動爪43に対向してベース46が設けられ、固定爪47がとりつけられる。
上述した構成を有する枚葉紙搬送用ハンド40が押し上げられた枚葉紙300の枚葉紙の束320の間に差し込まれたことをセンサ等で確認すると、図4において区分装置のロボット60はさばきローラ70を矢印B方向に退避させる。
この作動により、間紙310を最下面とする枚葉紙の束320は固定爪47の上に戻される。
その後にロータリーアクチュエータ41を作動させてアーム42を旋回動させて可動爪43を実線位置から仮想線位置に回動させる。この作用によって枚葉紙の束320は可動爪43と固定爪47の間に挟まれる。センサS、Sは可動爪43の開閉を検知する。可動爪43の弾性体44はこの枚葉紙の束320の把持を確実にする。
その後に押え板270を上昇させて枚葉紙300の上面を解放し、搬送装置のロボット30を作動して枚葉紙搬送用ハンド40で把持された枚葉紙の束320を次工程へ搬送する。
この作業をカセット120内の枚葉紙300が無くなるまでくり返す。
なお、図4の正面図にあっては、ロータリーアクチュエータ41は、ハンド40の裏面にあるので、破線で示されるべきところ、説明の都合上実線で示されている。
図6は、上述した基本的な構成を備えた枚葉紙の区分搬送装置における改良された枚葉紙の区分方法を提供するための装置と作用を示す。
本発明にあっても、カセット120内に収容された枚葉紙300は、所定の枚数毎に間紙310が挟まれた状態で上方へ供給される。
カセット120の上方には、先に説明した押え板270を操作するシリンダ250とともに、先端押え板282を操作する先端押えシリンダ280が装備される。
押え板270には触覚センサ272が設けられ、枚葉紙の最上面を検知する。
また、カセット120の頂部には、さばきローラ70に対向して枚葉紙の端部を揃えるジョガー290が装備される。
この実施例の区分方法においては、以下の手順を実行する。
(1)枚葉品300を昇降マガジン120内に縦積みする。
(2)押えシリンダ250、先端押えシリンダ280で枚葉品300上面を保持する。
(3)縦積みした枚葉300の所定部数(間紙を含む)にさばきローラ70を正回転させながら挿入する。
(4)さばきローラ70を挿入する位置は、間紙+αの位置とする。
(5)さばきローラ70を挿入後、枚葉300を後方へ揺動させ弧状に湾出保持する。
(6)区分を開始する(さばきローラ70は逆回転)。
(7)間紙を光学センサで検出後、さばきローラ70を停止させる。
(8)区分不良(間紙未検出/間紙通過又は間紙の上にさばきローラ70挿入)となった揚合、リトライする。(さばきローラ70の区分速度減速、及びさばきローラ70挿入位置変更/通常より低い位置)
(9)巻戻しを開始する(さばきローラ70は正回転)。
(10)間紙310を光学センサで検出後、さばきローラ70を停止させる。
(11)巻戻し不良となった場合、リトライする(さばきローラ70の区分速度減速)
(12)間紙310は巻き戻すことで区分時に発生する間紙の緩みがなくなり、整然と区分される。
図6の(b)は、リトライ(再区分動作)を行うときの条件を示している。区分不良(間紙未検出/間紙通過又は間紙の上にさばきローラ70挿入)となった揚合、さばきローラ70の区分速度減速、及びさばきローラ70挿入位置変更/通常より低い位置に設定してリトライする。また、巻戻し不良となった場合、さばきローラ70の区分速度を減速してリトライする。
図7から図9は本発明の実施例1の動作を示すフローチャートである。図7のフローチャートでは、ステップS301において、動作フローを開始する。ステップS302において、原点復帰ボタンを確認する。N0の場合には、ステップS302を繰り返し、YESの場合には、ステップS303において、区分装置、マガジン原点復帰を行う。
ステップS304において、スタートボタン(自動運転)が押されたかどうかが判定され、NOの場合には、ステップS304を繰り返し、YESの場合には、初期設定動作として、ステップS305において、押えシリンダ(出)、ステップS306において、先端押えシリンダ(出)、ステップS307において、ジョガー(出)、ステップS308において、区分装置のさばきローラ70挿入位置へ移動、ステップS309において、マガジン上昇の動作を行う。
次いで、ステップS310において、触覚センサONの判定を行い、YESの場合は、ステップS301において、状態1に移行する。NOの場合には、ステップS311において、Z軸上限センサONの判定を行い、NOの場合には、ステップS309に移行し、YESの場合には、ステップS313に移行し、終了する。
図8は、状態1以下の動作のフローを示し、ステップ401において、状態1の状態から、ステップ402に移行し、ステップ402において、区分位置へ移動(さばきローラ70所定量正転)する。ステップ403において、さばきローラ70移動/座標の判定を行い、NOの場合には、ステップ403を繰り返し、YESの場合には、ステップ404に移行し、ステップ404において、先端押えシリンダ1(戻)の動作を行い、ステップ405において、区分位置へ移動し、ステップ406において、区分位置の判定を行う。
ステップ406において、NOの場合には、ステップS406に戻り、YESの場合には、ステップ407において、区分(さばきローラ70逆転)動作を行う。ステップ408において、間紙検出センサ0N(1)の判定を行い、YESの場合には、ステップ409において、区分完了(さばきローラ70回転停止)を行い、ステップ410において、状態2に移行する。
ステップ408において、NOの場合には、ステップ411において、タイムアツプ設定時間以内かどうかの判定を行い、NOの場合には、ステップ408に移行し、YESの場合には、ステップ412において、間紙未検出かどうかの判定を行う。
ステップ412において、NOの場合には、ステップ413において、区分装置の(Y軸水平移動)動作を行い、ステップ414において、先端押えシリンダ(出)を行い、ステップS402へ移行する。ステップ412において、YESの場合には、ステップ401に移行し、終了する。また、ステップ401において、状態3からステップS402に移行する。
図9においては、ステップ501において、状態2からステップS502に移行し、ステップS502において、ハンドの挿入を完了すると、ステップS503において、間紙検出センサON(2)の判定を行う。YESの場合には、ステップS504において、巻戻し完了(さばきローラ70回転停止)を行う。ステップS505において、搬送装置のハンド挿入完了の判定を行い、NOの場合には、ステップS505を繰り返し、YESの場合には、ステップS506において、待避位置ヘさばきローラ70水平移動し、ステップS507において、状態5に移行する。
ステップS503において、間紙検出センサON(2)の判定がNOの場合には、ステップS508において、巻戻し不良の判定を行う。NOの場合には、ステップS509において、区分装置の(Y軸水平移動)動作を行い、ステップS510において、先端押えシリンダ(出)を行い、ステップS511において、状態3に移行する。
ステップS508において、巻戻し不良の判定がNOの場合には、ステップS512に移行し、終了する。また、ステップS514において、状態4から、ステップS506に移行し、待避位置ヘさばきローラ70水平移動し、ステップS507において、状態5に移行する。
図10のフローチャートでは、ステップS601において、状態5からステップS602に移行し、ステップS602において、退避位置ヘさばきローラ70移動完了か否かの判定を行う。N0の場合には、ステップS609に移行し、状態4となる。YESの場合には、ステップS603において、ロボットハンド把持完了の判定を行う。NOの場合にはステップS603を繰り返し、YESの場合には、ステップS604において、押えシリンダ(戻り)、ステップS605において、ジョガー(戻り)の動作を行う。
次いで、ステップS606において、押えシリンダ上限センサ0Nの判定を行い、NOの場合には、ステップS606を繰り返し、YESの場合には、ステップS607において、ロボットハンド移動完了の判定を行う。NOの場合には、ステップS607を繰り返し、YESの場合には、ステップS608において、初期動作に戻る。
上述した間紙310の検出と、巻戻し工程をより詳細に説明する。
図11は、区分装置のさばきローラ70が積層された枚葉紙の最上部を束状にして区分位置まで押し上げる状態を示す。
待機位置にあるさばきローラ70は正回転方向である矢印R方向に回転しつつ、矢印BからA方向に移動する。その間に、さばきローラ70は挿入位置C.Pで積層された枚葉紙300の端部に挿入され、挿入位置C.Pより上部の枚葉紙の束320を区分位置まで押し上げる。
図12は、区分操作を示し、さばきローラ70は矢印Rで示す逆回転し、最下部の枚葉紙を1枚毎に矢印C方向に払い戻す。
枚葉紙の間に挟まれた間紙310は、枚葉紙とは異なる色調等の光学的特性を有し、この間紙310を光学センサ500が検知すると、さばきローラ70はその回転を急停止する。この状態では間紙310の端部はさばきローラ70で押えられているが、間紙310はたるみを持った状態で停止する。
図13は、この間紙310のたるみを除去するための巻戻し処理を示す。
さばきローラ70を矢印R方向に所定量だけ回転させる。この処理により、間紙310は枚葉紙の束320の最下面と一体に整列する。その後に搬送工程に移行する。
本発明は、紙葉類あるいはマイクロフィルムなどの枚葉紙の区分に広範囲に適用が可能である。
本発明の枚葉紙の区分搬送装置の主要な構成を示す正面図 本発明の枚葉紙の区分搬送装置の主要な構成を示す平面図 カセットの説明図 要部の正面図 要部の平面図 本発明の実施例の区分装置、区分方法を説明する図 本発明の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の実施例の動作を示すフローチャート 本発明の区分処理を示す説明図 本発明の区分処理を示す説明図 本発明の区分処理を示す説明図
符号の説明
1 枚葉紙の区分搬送装置
10 基板
20 第1のフレーム
22 ロボット取付用ベース
30 搬送装置のロボット
32 ロボット本体
34 ロボットアーム
36 ロボットヘッド
38 昇降軸
40 枚葉紙搬送用ハンド
41 ロータリーアクチュエータ
42 アーム
43 可動爪
44 弾性体
46 ベース
47 固定爪
50 第2のフレーム
52 ロボット取付用ベース
60 区分装置のロボット
62 ロボット本体
64 ロボットアーム
65 関節
66 ロボットヘッド
70 さばきローラ
100 カセット取付用ベース
110 カセット取付用ネジ
112 固定用金具
120 カセット
122 ガイド板
124 敷き板
126 前面開口部
128 隙間
130 切欠部
150 ステッピングモータ
152 タイミングプーリ
160 タイミングプーリ
170 ボールネジ
180 ボールナット
200 テーブル
210 ガイド
240 ブラケット
250 シリンダ
260 アーム
270 押え板
280 先端押えシリンダ
282 先端押え板
300 枚葉紙
310 間紙
320 枚葉紙の束
500 光学センサ

Claims (3)

  1. 間紙を挟んで積層された枚葉紙を区分搬送する方法であって、縦積みされた枚葉紙を上方へ供給する工程と、枚葉紙の上面を押える工程と、回転自在なさばきローラを枚葉紙に挿入してさばきローラを区分位置に移動させる工程と、区分位置でさばきローラを回転させて枚葉紙を1枚毎に払い戻しつつ間紙を検出して区分する工程と、検出された間紙をさばきローラで巻戻して間紙のたわみを除去する工程と、巻戻された間紙を再度検出して区分の完了を確認する工程と、区分された枚葉紙をロボットハンドで把持して搬送する工程と、通常の区分処理の開始と巻戻された間紙が確認されなかった際のリトライにあっては、予想される間紙の位置に対して第1の厚さ寸法を加えた低い位置にさばきローラを挿入する工程と、
    区分処理のリトライにあっては、予想される間紙の位置に対して第2の厚さ寸法を加えた低い位置にさばきローラを挿入する工程と、
    を備える枚葉紙の区分搬送方法。
  2. 第2の厚さ寸法は第1の厚さ寸法より大なる寸法に設定される請求項1記載の枚葉紙の区分搬送方法。
  3. リトライにあっては、さばきローラの回転速度を減速する工程を備える請求項1記載の枚葉紙の区分搬送方法。
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