JP2009268849A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】すべての槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、フタが開状態であることが必要なタイミングにおいてはフタをロックしないため、使用者の使い勝手を向上させることができる洗濯機を実現する。
【解決手段】運転開始後、最初の布量検知動作終了時にフタ開閉検知手段21がフタ19の開状態を検知した場合は、フタ19が閉じられた時点でフタロック手段22によりフタ19を閉状態にロックして洗濯運転をさせるようにし、第1の所定時間経過後も、フタ19が閉じられない場合は異常報知するようにすることで、使用者にとって、安全でかつ使い勝手が良い洗濯機が提供できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、一連の洗い、すすぎ、脱水行程を自動運転させる洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、すすぎ行程、脱水行程、乾燥行程の高速での槽回転時に手動でのフタ開動作に対する安全性を鑑み、フタを開かないようにするロック機構が取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
したがって、フタロック手段を駆動するタイミングは主に高速での槽回転の安全上の理由からすすぎ行程、脱水行程、乾燥行程に限定し、使用者の使い勝手を考慮して洗い行程時はフタをロックしていなかった。
特開平4−40999号公報
近年の洗濯機の傾向として、洗剤を早く溶かすために洗い行程の給水工程中に低速での槽回転を行う工程が入れ込まれていた。
しかしながら、このような従来の洗濯機では、すすぎ行程以降にしかフタロックがかからないため、洗い行程での槽回転時に手動でのフタ開動作により不安全となる危険性があった。また、従来、運転開始時にフタロックを行うものもあったが、この場合安全面では問題ないが、洗剤投入および洗濯物の追加の際に非常に使い勝手の悪いものになっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、撹拌翼を有する洗濯機において、すべての槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、必要なタイミングまでフタをロックさせずに洗濯機の使い勝手を向上させることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、洗濯機は、本体と、前記本体に弾性的に支持された水受け槽と、前記水受け槽に内包され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記洗濯槽兼脱水槽および撹拌翼を駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内への給水する給水手段と、前記本体の上部を構成し前記洗濯兼脱水槽内に洗濯物を出し入れするための開口部を設けた上部枠体と、前記開口部を開閉するフタと、前記フタが開閉したことを検知するフタ開閉検知手段と、前記フタを閉状態にロックするフタロック手段と、運転コース等を切り換える入力設定手段と、前記入力手段の設定内容等を表示する表示手段と、一連の洗い、すすぎ、脱水を逐次自動運転させる制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程の開始時の給水開始前に前記撹拌翼をON−OFF駆動することで前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知動作を行い、前記布量検知動作により検知した洗濯物の量に対応した水位または水量を決定するようにし、前記布量検知動作の終了時に前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知していた場合は、前記フタが閉状態となったことを検知した時点で、前記フタロック手段で前記フタを閉状態にロックして以降の洗濯運転を実行するようにし、前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知した以降、第1の所定時間経過後も、前記フタ開閉検知手段が前記フタの閉状態を検知しない場合は異常表示するようにしたものである。
これにより、すべての槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、フタが開状態であることが必要なタイミングにおいてはフタをロックしないため、使用者の使い勝手を向上させることができるものである。
本発明の洗濯機は、すべての槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、フタが開状態であることが必要なタイミングにおいてはフタをロックしないため、使用者の使い勝手を向上させることができる。
第1の発明は、本体と、前記本体に弾性的に支持された水受け槽と、前記水受け槽に内包され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記洗濯槽兼脱水槽および撹拌翼を駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内への給水する給水手段と、前記本体の上部を構成し前記洗濯兼脱水槽内に洗濯物を出し入れするための開口部を設けた上部枠体と、前記開口部を開閉するフタと、前記フタが開閉したことを検知するフタ開閉検知手段と、前記フタを閉状態にロックするフタロック手段と、運転コース等を切り換える入力設定手段と、前記入力手段の設定内容等を表示する表示手段と、一連の洗い、すすぎ、脱水を逐次自動運転させる制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程の開始時の給水開始前に前記撹拌翼をON−OFF駆動することで前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知動作を行い、前記布量検知動作により検知した洗濯物の量に対応した水位または水量を決定するようにし、前記布量検知動作の終了時に前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知していた場合は、前記フタが閉状態となったことを検知した時点で、前記フタロック手段で前記フタを閉状態にロックして以降の洗濯運転を実行するようにし、前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知した以降、第1の所定時間経過後も、前記フタ開閉検知手段が前記フタの閉状態を検知しない場合は異常表示するようにしたことにより、すべての槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、フタが開状態であることが必要なタイミングである洗剤投入時においてはフタをロックしないため、使用者の使い勝手を向上させることができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、制御手段は、布量検知動作終了時にフタ開閉検知手段がフタが閉状態であることを検知していた場合は、第2の所定時間経過後に、フタロック手段でフタを閉状態にロックして以降の洗濯運転を実行するようにし、前記第2の所定時間経過時点において、前記フタ開閉検知手段が前記フタの閉状態を検知しない場合は異常表示するようにしたことにより、布量検知終了時にフタが閉じられていても、使用者が布量検知結果に基づいて洗剤を入れるだけの所定時間フタがロックされないので、安全性を高めるとともに、使用者の使い勝手を向上させることができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、制御手段は、前記入力手段により洗濯物を投入せずに洗濯兼脱水槽の内外面および水受け槽の内面を洗浄する槽洗浄コースが選択された場合は、洗い行程の給水工程が終了した時点で、フタロック手段でフタを閉状態にロックして以降のコース運転を実行するようにしたことにより、洗濯兼脱水槽内がある程度の水位になった状態でもフタがロックされていないので洗浄剤を自由に投入できるので、安全性を高めるとともに、使用者の使い勝手を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の側断面図である。図1において、洗濯機の本体1は、サスペンション2により水受け槽3をその内部に懸垂防振支持している。洗濯・脱水軸4は中空で2軸構造としている。洗濯物が投入される洗濯兼脱水槽5は側壁に多数の脱水孔6を有するとともに、内周の上部に流体バランサ7を有し、中央底部には撹拌翼8が回転自在に配設されている。伝達機構部9は内部に洗濯時の減速ギア(図示せず)および洗濯・脱水軸の切り換えクラッチ(図示せず)と、脱水時に脱水槽5を停止するためのブレーキ(図示せず)を内蔵している。
モータ10は水受け槽3の底部に取り付けられ、モータ側プーリ11およびメカ側プーリ12は、それぞれベルト13を介して上記モータ10の動力を上記洗濯・脱水軸4に伝達する。上記構成において、脱水運転と洗濯運転の切り換え動作は、排水弁14が兼用しており、排水弁14を駆動すると水受け槽3内の洗濯水の排水が行われると共に伝達機構部9の切り換えクラッチが洗濯兼脱水槽5側に切り換わり洗濯兼脱水槽5が回転する脱水運転が可能になる。また、本体1の上部を構成する上部枠体15には、水受け槽3内の水位を検知する水位検知手段16が設けられている。また、上部枠体15には、洗濯兼脱水槽5内に洗濯水の給水を制御する給水弁17を設けている。
さらに、上部枠体15には、洗濯兼脱水槽5内の洗濯物の出し入れを行うための開口部18が形成されており、その上方を開閉自在に覆うフタ19が設けられている。フタ19には、フタ19の開閉を検知するために、先端部に永久磁石20を取り付け、上部枠体15には、この永久磁石の磁力を検知することで、フタ19が閉状態であることを検知するホール素子などで構成されるフタ開閉検知手段21を設けている。さらに上部枠体15には、フタ19の先端部に孔部(図示せず)を設け、内部に設けたソレノイド(図示せず)の駆動にて本体側から棒を孔部に貫通させることによって、フタ19を閉状態にロックするフタロック手段22を設けている。さらに、上部枠体15の前方部分には、制御装置23を設けている。
図2は本発明の実施の形態1における洗濯機の制御装置23を含む制御ブロック図である。モータ10は洗濯兼脱水槽5および撹拌翼8を回転駆動させ、モータ10を回転駆動するための進相用コンデンサ24を設けている。布量検知手段25は、進相コンデンサ24の端子電圧の電圧波形を変換し、モータ10のオン・オフ駆動時のオフ時の減衰電圧により洗濯物の量を検出するものである。入力設定手段26は、運転コース等を選択するスイッチ群から構成されており、表示手段27は、入力設定手段26で選択されたコース等を表示する発光ダイオードなどで構成されている。この入力設定手段26、表示手段27については後で詳細に説明する。制御手段28は、ワンチップマイクロコンピュータなどで構成されており、プログラムの一部としてタイマー、記憶手段(RAM、ROM)を内部に備えている。ここで制御手段28は、布量検知手段25、水位検知手段16、フタ開閉検知手段21、入力設定手段26を入力とし、あらかじめ制御手段28のROM内に書き込まれたプログラムの手順に従い、双方向性サイリスタまたはリレーなどで構成した負荷駆動手段29を介してモータ10、フタロック手段22、給水弁17、排水弁14の動作を制御し、一連の洗い、すすぎ、脱水行程を逐次自動運転させるものである。さらに、交流電源30、電源スイッチ31を有している。
図3は入力設定手段26と表示手段27の詳細な構成図で、入力設定手段26は、洗濯行程での異なる水位、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する「標準」コース、「スピーディー」コース、「毛布」コース、「槽洗浄」コースなどを設定するコース設定スイッチ26aと、動作のスタート・一時停止を入力するスタート・一時停止スイッチ26bと、水位、洗い時間、すすぎ回数および脱水時間をそれぞれ個別に設定する水位設定スイッチ26c、洗い時間設定スイッチ26d、すすぎ回数設定スイッチ26eおよび脱水時間
設定スイッチ26fと、電源入りスイッチ26hと遮断する電源切りスイッチ26gとで構成している。
表示手段27は、コース設定スイッチ26aにより設定されたコースを表示するコース表示ランプ27aと同スイッチにより設定された行程と動作状態を表示する行程表示ランプ27bと、水位設定スイッチ26c、洗い時間設定スイッチ26d、すすぎ回数設定スイッチ26eおよび脱水時間設定スイッチ26f、により個別に設定された水位あるいは水量、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を表示する水位表示ランプ27c、洗い時間表示ランプ27d、すすぎ回数表示ランプ27eおよび脱水時間表示ランプ27fと、運転終了までの残時間を表示する残時間表示ランプ27gとで構成している。
次に、上記構成における動作を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
使用者が、フタ19を開けて洗濯兼脱水槽5内に洗濯物を投入するとともに、電源入りスイッチ26hを押すことで洗濯機の電源を投入する。電源投入後、コース設定スイッチ26aを押すことにより所望のコースを設定するか、あるいは、水位設定スイッチ26c、洗い時間設定スイッチ26d、すすぎ回数設定スイッチ26eおよび脱水時間設定スイッチ26fを個別に押すことにより、個別に水位あるいは水量、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を設定する。その際、表示手段27は、コース表示ランプ27aと行程表示ランプ27b、あるいは水位表示ランプ27c、洗い時間表示ランプ27d、すすぎ回数表示ランプ27eおよび脱水時間表示ランプ27fに設定された内容を表示する。その後、使用者はスタート・一時停止スイッチ26bを押すことで、洗濯運転を開始させる。
制御手段28は、スタート・一時停止スイッチ26bが押されると、洗濯運転を開始させ、まず、ステップ100でモータ10を短い周期でON−OFF駆動させて撹拌翼8をON−OFF回転駆動させ、ステップ101で布量検知手段25により洗濯兼脱水槽5内の洗濯物の量を検知する、いわゆる布量検知を行う。布量検知は通常洗濯槽兼脱水槽5が水無しの状態でモータ10のON−OFF駆動を複数回繰り返すことにより行っている。ステップ102でこの回数が終了したかを判定し、布量検知が終了した時点でステップ103に移行し、この検知した洗濯物の量に基づき水位あるいは水量を水位表示ランプ27cに表示するとともに、それに対応した洗剤量を残時間表示ランプ27gに一時的に表示する。
次に、ステップ104でフタ開閉検知手段21によりフタ19が開状態か否かを判定する。フタ19が開いていると検知すれば、ステップ105、ステップ106にてフタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であると検知するのを待つ。ステップ106ではフタ19の開状態が第1の所定時間、たとえば2分以上続いているかどうかを判定し、第1の所定時間以上であれば使用者が不在と判定してステップ107にてフタ開異常表示を一時的に残時間表示ランプ27gに表示する。
また、ステップ104において、フタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であると検知すれば、ステップ105のフタ閉検知と同じ処理になりステップ108に移行する。ステップ108では運転残時間を残時間表示ランプ27gに表示し、ステップ109でフタロック手段22を駆動してフタ19を閉状態にロックする。その後、給水工程へ移行し、洗い、すすぎ、脱水を逐次自動運転させる。
上記構成においては、使用者は、通常、ステップ104までフタ19を開けた状態であり、ステップ103の洗剤量の表示を見て洗剤を洗濯槽兼脱水槽5に投入し、その後フタ19を閉める。そのため、ステップ108以降にフタ19をロックすれば、使用者の洗剤投入まではフタ19がロックされていないため、使い勝手が良く、洗濯兼脱水槽5の回転
時にフタ19を開けることができるといった不安全な状態にもならない。
(実施の形態2)
実施の形態2における制御手段28の動作を図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、上記実施の形態1と同じ構成についでは、同一符号を付し、説明を省略する。
制御手段28は、スタート・一時停止スイッチ26bが押されると、洗濯運転を開始させ、まず、ステップ110でモータ10を短い周期でON−OFF駆動させて撹拌翼8をON−OFF回転駆動させ、ステップ111で布量検知手段25により洗濯兼脱水槽5内の洗濯物の量を検知する、いわゆる布量検知を行う。布量検知は通常洗濯槽兼脱水槽5が水無しの状態でモータ10のON−OFF駆動を複数回繰り返すことにより行っている。ステップ112でこの回数が終了したかを判定し、布量検知が終了した時点でステップ113に移行し、この検知した洗濯物の量に基づき水位あるいは水量を水位表示ランプ27cに表示するとともに、それに対応した洗剤量を残時間表示ランプ27gに一時的に表示する。
次に、ステップ114でフタ開閉検知手段21によりフタ19が開状態か否かを判定する。フタ19が開いていると検知すれば、ステップ115、ステップ116にてフタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であると検知するのを待つ。ステップ116ではフタ19の開状態が第1の所定時間、たとえば2分以上続いているかどうかを判定し、2分以上であれば使用者が不在と判定してステップ117にてフタ開異常表示を一時的に残時間表示ランプ27gに表示する。
また、ステップ114において、フタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であると検知すれば、ステップ120にて第2の所定時間、たとえば30秒間の時間状態を維持し、第2の所定時間経過した時点で、ステップ121に移行しフタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であるか否かを検知し、フタ19が開いていると検知すれば、ステップ122でフタ開異常表示を一時的に残時間表示ランプ27gに表示する。一方、フタ19が閉じていると検知すれば、使用者による洗剤の投入が終了したと判定して、ステップ118に移行する。
一方、ステップ114において、フタ開閉検知手段21によりフタ19が閉状態であると検知すれば、ステップ115のフタ閉検知と同じ処理になりステップ118に移行する。ステップ118では運転残時間を残時間表示ランプ27gに表示し、ステップ119でフタロック手段22を駆動してフタ19を閉状態にロックする。その後、給水工程へ移行し、洗い、すすぎ、脱水を逐次自動運転させる。
使用者は、通常ステップ114までフタ19を開けた状態であるが、フタ19を閉めていた場合も考えられる。本実施の形態2では、その場合ステップ120に移行することになり、ここでフタ19をロックするまで、第2の所定時間の待ち時間があるため、この間にフタ19を開け洗剤を投入することが容易にできるため、使い勝手が良く、洗濯兼脱水槽5の回転時にフタ19を開けることができるといった不安全な状態にもならない。
(実施の形態3)
実施の形態3における制御手段28の動作を図6のフローチャートを参照しながら説明する。なお、上記実施の形態1と同じ構成についでは、同一符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態3においては、使用者により、コース設定スイッチ26aが押され、槽洗
浄コースが選択された状態とする。なお、槽洗浄コースの洗い行程の給水工程には槽回転の工程は組み込まれていない。
制御手段28は、スタート・一時停止スイッチ26bが押されると、ステップ123で、まず選択された運転コースが槽洗浄コースかどうかを判定し、槽洗浄コースならステップ124に進み、運転残時間を残時間表示ランプ27gに表示する。槽洗浄コース以外ならステップ125の通常コースの布量検知処理に移行する。ステップ125以降は別の処理(実施の形態1および2参照)になるため省略する。
ステップ124の次にステップ126にて、給水弁17を駆動させ給水工程に移行する。この給水工程ではステップ127で水位検知手段16により高水位以上になったかを判定し、そこまで給水弁16を駆動し続ける。高水位以上になった時点で、ステップ128に進み、フタ開閉検知手段21により、フタ19の開閉状態を判定し、フタ19が開状態であると検知した場合は、フタ開異常と判定し、ステップ129で残時間表示ランプ27gに一時的に異常表示を行う。一方、フタ19が閉状態であると検知した場合は、ステップ130でフタロック手段22を駆動してフタ19を閉状態にロックする。その後、洗濯兼脱水槽5または撹拌翼8を回転駆動する撹拌工程に移行し、順次、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を実行する。
槽洗浄コースでは、洗浄剤として塩素系のものを使用するのが通常であり、洗浄剤が水受け槽3、洗濯兼脱水槽5、撹拌翼8等樹脂にて形成された部品を傷める恐れがあるため、洗濯兼脱水槽5内に所定量以上の水がたまった状態でないと、洗浄剤が投入できない。本実施の形態3では、給水工程(ステップ126および127)の間はフタ19を閉状態にロックしていないので、使用者が水量を確かめて洗浄剤の投入を行うことができる。また、この間は給水弁17の駆動だけなので、フタ19を開けても使用者が不安全になることはない。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、槽回転時にフタをロックさせ安全性を高めるとともに、フタが開状態であることが必要なタイミングにおいてはフタをロックしないため、使用者の使い勝手を向上させることができるので、フタロック装置を有した洗濯機等として有用である。
本発明の実施の形態1の洗濯機の側断面図 同洗濯機の制御装置のブロック図 同洗濯機の制御装置の入力手段と表示手段の図 同洗濯機の動作のフローチャート 本発明の実施の形態2の洗濯機の動作のフローチャート 本発明の実施の形態3の洗濯機の動作のフローチャート
符号の説明
19 フタ
21 フタ開閉検知手段
22 フタロック手段

Claims (3)

  1. 本体と、前記本体に弾性的に支持された水受け槽と、前記水受け槽に内包され洗濯物を収容する洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けられた撹拌翼と、前記洗濯槽兼脱水槽および撹拌翼を駆動するモータと、前記洗濯兼脱水槽内への給水する給水手段と、前記本体の上部を構成し前記洗濯兼脱水槽内に洗濯物を出し入れするための開口部を設けた上部枠体と、前記開口部を開閉するフタと、前記フタが開閉したことを検知するフタ開閉検知手段と、前記フタを閉状態にロックするフタロック手段と、運転コース等を切り換える入力設定手段と、前記入力手段の設定内容等を表示する表示手段と、一連の洗い、すすぎ、脱水を逐次自動運転させる制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程の開始時の給水開始前に前記撹拌翼をON−OFF駆動することで前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知動作を行い、前記布量検知動作により検知した洗濯物の量に対応した水位または水量を決定するようにし、前記布量検知動作の終了時に前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知していた場合は、前記フタが閉状態となったことを検知した時点で、前記フタロック手段で前記フタを閉状態にロックして以降の洗濯運転を実行するようにし、前記フタ開閉検知手段が前記フタが開状態であることを検知した以降、第1の所定時間経過後も、前記フタ開閉検知手段が前記フタの閉状態を検知しない場合は異常表示するようにした洗濯機。
  2. 制御手段は、布量検知動作終了時にフタ開閉検知手段がフタが閉状態であることを検知していた場合は、第2の所定時間経過後に、フタロック手段でフタを閉状態にロックして以降の洗濯運転を実行するようにし、前記第2の所定時間経過時点において、前記フタ開閉検知手段が前記フタの閉状態を検知しない場合は異常表示するようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御手段は、前記入力手段により洗濯物を投入せずに洗濯兼脱水槽の内外面および水受け槽の内面を洗浄する槽洗浄コースが選択された場合は、洗い行程の給水工程が終了した時点で、フタロック手段でフタを閉状態にロックして以降のコース運転を実行するようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
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