JP2004344350A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004344350A
JP2004344350A JP2003144031A JP2003144031A JP2004344350A JP 2004344350 A JP2004344350 A JP 2004344350A JP 2003144031 A JP2003144031 A JP 2003144031A JP 2003144031 A JP2003144031 A JP 2003144031A JP 2004344350 A JP2004344350 A JP 2004344350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing
tub
drum
washing tub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003144031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3973598B2 (ja
Inventor
Sukehito Ozeki
祐仁 尾関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2003144031A priority Critical patent/JP3973598B2/ja
Priority to KR1020040034418A priority patent/KR100570564B1/ko
Priority to CNB2004100379673A priority patent/CN100339530C/zh
Publication of JP2004344350A publication Critical patent/JP2004344350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3973598B2 publication Critical patent/JP3973598B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F35/00Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for
    • D06F35/003Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for using electrochemical cells
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F33/00Control of operations performed in washing machines or washer-dryers 
    • D06F33/30Control of washing machines characterised by the purpose or target of the control 
    • D06F33/43Control of cleaning or disinfection of washing machine parts, e.g. of tubs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/02Rotary receptacles, e.g. drums
    • D06F37/04Rotary receptacles, e.g. drums adapted for rotation or oscillation about a horizontal or inclined axis
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/02Devices for adding soap or other washing agents
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/08Liquid supply or discharge arrangements
    • D06F39/088Liquid supply arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/12Casings; Tubs
    • D06F39/14Doors or covers; Securing means therefor
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F2101/00User input for the control of domestic laundry washing machines, washer-dryers or laundry dryers
    • D06F2101/20Operation modes, e.g. delicate laundry washing programs, service modes or refreshment cycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】適当な量の電解促進剤を容易に投入することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】ドラム10のドラム蓋25(後蓋25A)に取り付けられた樹脂製の押圧板27に、凹部271を形成する。凹部271は、規定量(たとえば、約2ppmの電解水を生成するために必要な量)の食塩を収容できる程度の体積を有している。槽洗浄時には、凹部271に規定量の食塩を収容した後、運転(槽洗浄コース)を開始させる。運転が開始されると、ドラム10のロックが解除されて所定方向に回転し、凹部271に収容されていた食塩が、当該ドラム10を覆う外槽内に落下する。落下した食塩は、外槽内に貯められた水に混ぜ合わせられる。
【効果】計量スプーンなどを用いて食塩(電解促進剤)の投入量を調節する必要がない。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水を電気分解して電解水を生成するための電解装置を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
洗濯機の中には、電解装置により生成した電解水を用いて、洗濯槽の表面に付着した微生物(菌)や黒かびなどを除去(槽洗浄)することができる機能を備えたものがある(たとえば、特許文献1参照)。電解装置には、たとえば、複数の電極と、これらの電極を収容する電解槽とが備えられていて、電解槽に水を収容した状態で電極に通電を行うことにより、水の成分であるHOと塩素とが化学的に反応し、汚れを分解する力を有する活性酸素(O )や殺菌力を有する次亜塩素酸(HClO)などが生成される。
【0003】
電解装置による電解水の生成効率を高めるために、電解槽内に収容する水に電解促進剤(たとえば、食塩)を混入させる方法が知られている。この方法により電解水を生成する場合、たとえば、規定量の食塩を投入したり、規定濃度で食塩が混入された食塩水を投入したりすることにより、槽洗浄に適した濃度(たとえば、約2ppm)の電解水を生成することができる。
食塩の濃度が低いと、高濃度の電解水を生成することができないために槽洗浄を良好に行うことができず、逆に食塩の濃度が高いと、電解装置の電極に過電流が流れるおそれがあるため、食塩の濃度を適当な濃度とすることが必要である。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−170392号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、規定量の食塩を投入するためには、計量スプーンなどを用いて食塩の投入量を調節する必要があり面倒である。また、規定濃度の食塩水を予め用意しておくのも面倒である。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、適当な量の電解促進剤を容易に投入することができる洗濯機を提供することを目的とする。
【0006】
また、この発明の別の目的は、より良好に槽洗浄を行うことができる洗濯機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽(7)と、この洗濯槽内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸(11)を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラム(10)とを備えた洗濯機(1)であって、上記洗濯槽内に給水するための給水手段(13,151,152,16,17)と、上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置(20)と、上記ドラムの周面に設けられ、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を収容する促進剤収容部(271)とを含むことを特徴とする洗濯機である。
【0008】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。以下、この項において同じ。
たとえば、上記促進剤収容部(271)には、規定量(たとえば、約2ppmの電解水を生成するために必要な量)の電解促進剤を投入できるように目印が備えられている。上記目印は、たとえば、上記促進剤収容部が規定量の電解促進剤を収容できる程度の体積を有していることにより達成されるものであってもよい。
【0009】
この構成によれば、促進剤収容部に電解促進剤を収容した後、ドラムを回転させることにより、促進剤収容部に収容されている電解促進剤を洗濯槽内に落下させることができる。したがって、促進剤収容部に適当な量の電解促進剤を収容して、ドラムを回転させるだけで、適当な濃度の電解水を生成するのに必要な規定量の電解促進剤を洗濯槽内に投入することができる。これにより、計量スプーンなどを用いて電解促進剤の投入量を調節する必要がないので、適当な量の電解促進剤を容易に投入することができる。
【0010】
上記洗濯槽(7)には、上記ドラム(10)の周面に臨む開口(23)が形成されていて、この開口を介して上記促進剤収容部(271)に電解促進剤を投入することができるようになっていてもよい。
上記促進剤収容部(271)は凹部により構成されていて、この凹部の開口の周縁部には凸条(272)が設けられていることが好ましい。この場合、凹部内に収容した電解促進剤が凹部内から周囲にこぼれるのを防止することができる。
【0011】
上記促進剤収容部(271)は、樹脂により形成されていることが好ましい。この場合、電解促進剤(たとえば、食塩)を収容するための凹部を耐食性のある樹脂で形成することができるので、金属製のドラムの周面に凹部を設けた場合のように、凹部の内面が電解促進剤によって腐食され、錆びてしまうといったことがない。
請求項2記載の発明は、上記ドラム(10)が回転しないようにロックしておくためのロック手段(28)と、上記給水手段(13,151,152,16,17)により洗濯槽(7)内に所定量の水が貯められた後に、上記ロック手段によるドラムのロックを解除してドラムを回転させることにより、上記促進剤収容部(271)に収容されている電解促進剤を洗濯槽内に貯められた水に混入させる促進剤混入制御手段(30,12,T1〜T3)とを含むことを特徴とする請求項1記載の洗濯機(1)である。
【0012】
この構成によれば、ロック機構によりドラムがロックされた状態で洗濯槽内に水が貯められ、洗濯槽内に所定水位(L)まで水が溜まった時点でドラムのロックが解除されて、洗濯槽内に電解促進剤(たとえば、食塩)が導入される。これにより、洗濯槽内に水が貯められていない状態で食塩が導入されて、食塩濃度の高い水が電解装置内に流入することによって、電極板に過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0013】
請求項3記載の発明は、洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽(7)を備えた洗濯機(1)であって、上記洗濯槽内に給水するための給水手段(13,151,152,16,17)と、上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置(20)と、洗濯時に上記洗濯槽に貯められる水に混入させて洗浄水を生成するための洗剤を収容する洗剤収容部(161)と、上記洗剤収容部とは別個に設けられ、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を収容する促進剤収容部(162)とを含むことを特徴とする洗濯機である。
【0014】
たとえば、上記促進剤収容部(162)には、規定量(たとえば、約2ppmの電解水を生成するために必要な量)の電解促進剤を投入できるように目印が備えられている。上記目印は、たとえば、上記促進剤収容部が規定量の電解促進剤を収容できる程度の体積を有していることにより達成されるものであってもよい。
この構成によれば、洗剤収容部とは別個に設けられた促進剤収容部に、適当な濃度の電解水を生成するのに必要な規定量の電解促進剤を収容することができる。したがって、計量スプーンなどを用いて電解促進剤の投入量を調節する必要がないので、適当な量の電解促進剤を容易に投入することができる。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、上記給水手段(13,151,152,16,17)は、上記洗剤収容部(161)に給水するための第1給水手段(13,151)と、上記促進剤収容部(162)に給水するための第2給水手段(13,152)とを含み、上記第1および第2給水手段は、別々に給水を行うことができることを特徴とする請求項3記載の洗濯機(1)である。
この構成によれば、槽洗浄だけを行う場合、洗剤収容部に洗剤を収容せず、促進剤収容部に電解促進剤(たとえば、食塩)を収容した状態で、第1給水手段により洗濯槽内に水を貯めた後、第2給水手段により洗濯槽内に食塩を導入することができる。すなわち、洗濯槽内に所定量の水を貯めた状態で食塩を洗濯槽内に導入することができる。これにより、洗濯槽内に水が貯められていない状態で食塩が導入されて、食塩濃度の高い水が電解装置内に流入することによって、電極板に過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0016】
上記促進剤収容部(162)は、柔軟仕上げ剤(ソフナ)を収容するためのソフナ収容部であってもよいし、ソフナ収容部とは別個に設けられていてもよい。請求項5記載の発明のように、上記洗濯槽(7)内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸(11)を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラム(10)を含むような構成であってもよい。
【0017】
請求項6記載の発明は、洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽(7)と、この洗濯槽内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸(11)を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラム(10)とを備えた洗濯機(1)であって、上記洗濯槽内に給水するための給水手段(13,151,152,16,17)と、上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置(20)と、上記電解装置によって生成された電解水が洗濯槽内に貯められた状態で、上記ドラムを所定の態様(回転速度)で回転させることにより、攪拌された電解水が洗濯槽の内面上部に到達するように制御する電解水攪拌制御手段(30,12,T7〜T8)とを含むことを特徴とする洗濯機である。
【0018】
この構成によれば、洗濯槽内に所定の低い水位(たとえば、半分程度の水位H)まで貯められた電解水を洗濯槽の内面全体に行き渡らせることができるので、少ない水量でむらなく槽洗浄を行うことができる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
また、少ない水量で槽洗浄を行うことができるので、使用する電解促進剤の量もその分少なくすることができ、これにより、電解水の生成に要する時間を短縮することができる。
【0019】
上記電解水攪拌制御手段(30,12,T7〜T8)は、上記ドラム(10)を洗濯時よりも高い回転速度で回転させるものであることが好ましい。この場合、電解水を洗濯槽の内面全体に効率よく行き渡らせることができる。
請求項7記載の発明は、上記洗濯槽(7)内に水を貯めた状態でドラム(10)を回転させて、上記電解装置(20)による電解水の生成を行う電解水生成制御手段(30,12,20A,T4〜T7)を含み、上記電解水生成制御手段および上記電解水攪拌制御手段は、それぞれ異なる回転速度でドラムを回転させるものであることを特徴とする請求項6記載の洗濯機(1)である。
【0020】
上記電解水生成制御手段(30,12,20A,T4〜T7)は、上記ドラム(10)を洗濯時よりも低い回転速度で回転させるものであることが好ましい。この場合、電解装置による電解水の生成効率をより高くすることができる。
上記電解水生成制御手段(30,12,20A,T4〜T7)は、上記ドラム(10)の回転を停止させるものであってもよい。
請求項8記載の発明は、上記電解水生成制御手段(30,12,20A,T4〜T7)は、ドラム(10)を一方向にのみ回転させるものであることを特徴とする請求項7記載の洗濯機(1)である。
【0021】
たとえば、上記電解装置内には、ドラムを上記一方向に回転させた方が水がスムーズに入り込むようになっていて、これにより、上記電解装置による電解水の生成効率は、ドラムを上記一方向に回転させた場合の方が、ドラムを他方向に回転させた場合よりも高くなっている。
この構成によれば、電解水生成時には、ドラムが上記一方向にのみ回転されるので、電解装置による電解水の生成効率を高くすることができる。
【0022】
請求項9記載の発明は、上記電解装置(20)は、上記洗濯槽(7)の中央部を通る所定の鉛直面(たとえば、中心軸線を通る左右方向に沿った鉛直面)に対して一方側(たとえば、前方)にずれた位置に配置されており、上記促進剤収容部(271,162)に収容された電解促進剤は、上記鉛直面に対して電解装置が配置されている側と反対側(たとえば、後方)から洗濯槽内に供給されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗濯機(1)である。
【0023】
この構成によれば、電解装置が配置されている側と反対側から洗濯槽内に電解促進剤(たとえば、食塩)を供給することにより、食塩濃度の高い水が電解装置内に流入するのを防止し、電極板に過電流が流れるのを防止することができる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
この場合、上記促進剤混入制御手段(30,12,T1〜T3)は、上記電解装置(20)が配置されている側と反対側に上記促進剤収容部(271)が向かう方向からドラム(10)を回転させるものであってもよい。
【0024】
請求項10記載の発明は、洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽(7)を備えた洗濯機(1)であって、上記洗濯槽内に給水するための給水手段(13,151,152,16,17)と、上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置(20)と、上記電解装置で生成された電解水を用いて上記洗濯槽を洗浄するための槽洗浄コースを実行可能な槽洗浄コース実行手段(30)と、上記洗濯槽内に洗濯物を出し入れする際に開閉される開閉蓋(3)と、上記開閉蓋を閉じた状態でロックするための蓋ロック手段(3B)とを含み、上記蓋ロック手段は、槽洗浄コース開始時には上記開閉蓋をロックせず、槽洗浄コース中に所定のタイミングで上記開閉蓋をロックするようになっていることを特徴とする洗濯機である。
【0025】
上記蓋ロック手段(3B)は、槽洗浄コース中に上記開閉蓋(3)が閉じられるのに応じて上記開閉蓋をロックするようになっていてもよい。
また、上記蓋ロック手段(3B)は、槽洗浄コース中に上記洗濯槽(7)内に所定水位まで水が貯められた後で、上記開閉蓋(3)をロックするようになっていてもよい。この場合、上記蓋ロック手段(3B)は、槽洗浄コース中に上記洗濯槽(7)内に上記所定水位(L)まで水が貯められた後、所定時間が経過したことに応じて上記開閉蓋(3)をロックするようになっていてもよい。
【0026】
この発明の構成によれば、槽洗浄コースが開始されてから洗濯槽内に所定水位まで水が貯められた後、洗濯槽内に電解促進剤(たとえば、食塩)を投入し、その後に開閉蓋を閉じてロックさせることができる。したがって、槽洗浄コース開始前に、洗濯槽内に水が貯められていない状態で食塩が投入されることにより、食塩濃度の高い水が電解装置内に流入し、電極板に過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0027】
請求項11記載の発明は、洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽(7)を備えた洗濯機(1)であって、上記洗濯槽内に給水するための給水手段(13,151,152,16,17)と、上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置(20)と、上記電解装置で生成された電解水を用いて上記洗濯槽を洗浄するための槽洗浄コースを実行可能な槽洗浄コース実行手段(30)と、槽洗浄コース中に上記洗濯槽内に所定水位(L)まで水が貯められた後、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を上記洗濯槽内に投入すべき旨の報知を行う報知手段(30)とを含むことを特徴とする洗濯機である。
【0028】
この構成によれば、槽洗浄コースが開始されてから洗濯槽内に所定水位まで水が貯められた後、報知手段の報知に従って洗濯槽内に電解促進剤(たとえば、食塩)を投入することができる。したがって、槽洗浄コース開始前に、洗濯槽内に水が貯められていない状態で食塩が投入されることにより、食塩濃度の高い水が電解装置内に流入し、電極板に過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機1の概略縦断面図であって、前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た図を示している。
図1を参照して、このドラム式洗濯機1は、たとえば、その外形が略直方体形状の筐体2により区画されている。筐体2の上面2Aの手前側には、たとえば、手前側に向かって低くなるように傾斜した傾斜面2Bが形成されており、筐体2の上面2Aから傾斜面2Bにかけて、外蓋3によって開閉可能な開口4が形成されている。当該ドラム式洗濯機1の運転中は、たとえば、外蓋3が蓋ロック装置3B(図4参照)により閉状態でロックされるようになっている。
【0030】
筐体2の内部には、たとえば、両端面が閉塞された略円筒状の外槽7が、その軸線が左右(略水平)に延びるように配置されている。外槽7は、たとえば、その周面下部の手前側中央部および後側の左右両端部が、それぞれダンパ8(計3つ)により支持されている(図1では、2つだけが見えている)。
外槽7の内部には、洗濯物を内部に収容するためのドラム10が配置されている。ドラム10は、たとえば、両端面が閉塞された略円筒状の形状を有しており、その軸線が左右(略水平)に延びるように配置されている。
【0031】
ドラム10の両端面には、それぞれ、当該ドラム10の軸線に沿って延びる回転軸11が取り付けられている。各回転軸11は、外槽7に対して回転可能に取り付けられている。一方の回転軸11には、たとえばDD(ダイレクトドライブ)方式でドラム駆動用モータ12(図4参照)が連結されていて、このドラム駆動用モータ12が回転駆動されることにより、回転軸11に連結されたドラム10が軸線回りに回転するようになっている。
【0032】
筐体2の上面2Aには、たとえば、外部の水道設備(水道栓など)から機内に水道水を導入するための水道水導入口2Cと、機内に風呂水を導入するための風呂水導入口2Dとが設けられている。水道水導入口2Cには給水バルブ13が接続されていて、この給水バルブ13を開くことにより、水道水用ホースH1を介して機内に水道水を導入することができるようになっている。一方、風呂水導入口2Dには風呂水ポンプ14が接続されていて、この風呂水ポンプ14を駆動させることにより、風呂水用ホースH2を介して機内に風呂水を導入することができるようになっている。
【0033】
給水バルブ13を開くことにより機内に導入される水道水の一部は、呼び水導入管153を介して風呂水ポンプ14に導くことができるようになっている。風呂水ポンプ14を駆動させて、呼び水導入管153を介して所定量の水道水(いわゆる、呼び水)を吸い込ませた後、風呂水の吸入を開始させることにより、風呂水を良好に吸い上げることができる。
筐体2内の上部には、たとえば、洗剤容器収容部16Aが配置されていて、この洗剤容器収容部16A内には、洗剤容器16が手前側に引き出し可能に収容されている。ただし、洗剤容器16は、機内(筐体2内)に配置されるのではなく、機外に配置されていてもよい。
【0034】
洗剤容器16には、たとえば、洗濯時に使用する水に混入させて洗浄水を生成するための洗剤(洗浄剤)を収容する洗剤収容部161と、すすぎ時に使用する水に混入させる柔軟仕上げ剤(ソフナ)を収容するソフナ収容部162とが備えられている。給水バルブ13は、いわゆる2連式のバルブであって、給水バルブ13を介して機内に導入された水道水は、給水バルブ13の開閉状態の切り替えに応じて、第1水道水流通管151および第2水道水流通管152のいずれかに導かれるようになっている。
【0035】
第1水道水流通管151は、その終端が洗剤収容部161に臨んでおり、この第1水道水流通管151を通って送られてきた水道水は、洗剤収容部161に収容された洗剤と混ぜ合わせられる。また、第2水道水流通管152は、その終端がソフナ収容部162に臨んでおり、この第2水道水流通管152を通って送られてきた水道水は、ソフナ収容部162に収容されたソフナと混ぜ合わせられる。
【0036】
一方、風呂水ポンプ14を介して機内に導入された風呂水は、風呂水流通管154に導かれる。風呂水流通管154は、その終端が洗剤収容部161に臨んでおり、この風呂水流通管154を通って送られてきた風呂水は、洗剤収容部161に収容された洗剤と混ぜ合わせられる。
洗剤容器16内に導かれた水道水または風呂水(以下、単に「水」と呼ぶ。)は、洗剤またはソフナと混ぜ合わせられた後、給水管17を通って外槽7内に送られる。給水管17は、たとえば、外槽7の周面の後端部に接続されていて、洗剤容器16から給水管17を通って送られてくる水は、外槽7の後端部から外槽7内に供給されるようになっている。なお、洗剤容器16内に洗剤やソフナが収容されていない状態で当該洗剤容器16内に水が導かれたときには、その水は、洗剤やソフナと混ぜ合わせられることなく、給水管17を通って外槽7内に送られる。ただし、外槽7内に水を供給する手段は、上記のような構成に限らず、たとえば、給水バルブ13から外槽7に直接給水されるような構成であってもよい。
【0037】
外槽7の周面下部には、たとえば、排水口(図示せず)が形成されており、この排水口に接続された排水バルブ18(図4参照)を閉じた状態で給水を行うことにより、外槽7内に水を貯めることができるようになっている。また、外槽7内に貯まった水は、排水バルブ18を開くことにより、排水口から機外に排出される。
ドラム10の周面には、多数の通水孔(図示せず)が形成されており、外槽7内に供給された水は、通水孔を通ってドラム10内に流入するようになっている。また、ドラム10の内周面には、当該ドラム10の回転時にドラム10内の洗濯物を持ち上げるためのバッフル10Bが、円周方向の所定等角度ごと(たとえば、120°ごと)に1つずつ(計3つ)、それぞれ左右方向に延びるように突設されている。洗濯時には、ドラム10内の洗濯物をバッフル10Bによって持ち上げ、ある程度の高さから自然落下させるといった動作(タンブリング)が繰り返されることにより、洗濯物が外槽7内に貯められた水の水面にたたきつけられて、いわゆるたたき洗いが達成される。
【0038】
外槽7の周面には、たとえばその下部手前側に、外槽7内の水を電気分解するための電解装置20が取り付けられている。電解装置20は、たとえば、互いに所定間隔を空けて対向するように配置された複数枚の電極板20Aと、これらの電極板20Aを内部に収容し、外槽7の外周面に沿って配置された中空状の電解槽20Bと、電解槽20Bの上端部および下端部をそれぞれ外槽7に接続して、外槽7内の水を電解槽20B内に流通させるための2本の接続管20C,20Dとを有している。各接続管20C,20Dは、たとえば、外槽7の周面から略水平方向手前側に向かって突出している。
【0039】
外槽7の周面の下部後側には、たとえば、下側の接続管20Dの延長線上に対向するように配置され、略鉛直方向に延びる段差面21が形成されている。これにより、ドラム10を図1における反時計回りに回転(反転)させた場合、このドラム10の回転に伴って後方へ流動する外槽7内の水が、段差面21で前方に跳ね返り、下側の接続管20Dから電解槽20B内にスムーズに入り込むようになっている。
【0040】
各電極板20Aには、たとえば、互いに対向する2枚の電極板20Aが逆極性となるように直流電圧が印加される。各電極板20Aを通電した状態で電解槽20B内に水が取り込まれると、各電極板20Aの間の水に電流が流れて、水の成分であるHOと塩素とが化学的に反応し、汚れを分解する力を有する活性酸素(O )や殺菌力を有する次亜塩素酸(HClO)などが生成される。この実施形態では、この電解装置20により生成した電解水を用いて、ドラム10の内外面および外槽7の内面に付着した微生物(菌)や黒かびなどを除去(槽洗浄)することができるようになっている。電解装置20により生成した電解水を用いて洗濯を行うことにより、洗浄力を向上させることができるような構成となっていてもよい。
【0041】
ドラム10の周面の所定位置には、洗濯物の出し入れのための開口22が形成されている。そして、外槽7の周面には、筐体2の開口4と対向する位置に開口23が形成されている。外槽7の開口23およびドラム10の開口22は、たとえば、それぞれ外側に向かって回動可能な中蓋24およびドラム蓋25により開閉可能となっていて、外蓋3、中蓋24およびドラム蓋25のすべてを開いた状態でドラム10内に洗濯物を出し入れできるようになっている。
【0042】
中蓋24は、たとえば断面略円弧状の部材であって、その後端部が、外槽7に対して回動可能に取り付けられている。中蓋24を閉じた状態では、中蓋24の前端部が外槽7に係合し、開口23が水密に閉じられるようになっている。
ドラム蓋25は、たとえば、後蓋25Aと前蓋25Bとを含む。後蓋25Aは、その後端部が、ドラム10の周面に対して回動可能に取り付けられている。一方、前蓋25Bは、その前端部が、ドラム10の周面に対して回動可能に取り付けられている。後蓋25Aと前蓋25Bとは、たとえば連結部材(図示せず)により連結されていて、後蓋25Aおよび前蓋25Bの一方を回動させると、それに連動して他方も回動するようになっている。また、後蓋25Aおよび前蓋25Bは、たとえば、ばね26(図2参照)により、開く方向に向かって付勢されている。
【0043】
前蓋25Bの後端部と後蓋25Aの前端部とは、たとえば、一方に形成された爪部(図示せず)が他方に係合することにより連結され、閉じた状態が維持されるようになっている。この状態で後蓋25Aを下方に押し下げると、爪部の係合が外れ、連結部材を介して連結された後蓋25Aおよび前蓋25Bが、ばね26の付勢力によって一緒に回動され、ドラム10の開口22が大きく開放される。
ドラム蓋25を閉じるときは、後蓋25Aを下方に回動させるだけで、連結部材を介して連結された前蓋25Bも一緒に下方へと回動させ、閉状態で係合させることができる。
【0044】
図2は、ドラム10の正面図であって、ドラム蓋25が手前側上部に位置した状態を示している。なお、図2では、ドラム10の下部を省略して示している。
図2を参照して、後蓋25Aの前端部には、たとえば、樹脂製の押圧板27が取り付けられている。ドラム蓋10を閉じる際には、ばね26の付勢力に抗して押圧板27を下方に押し下げることにより、後蓋25Aと前蓋25Bとを係合させることができる。
【0045】
押圧板27上面の中央後寄りの位置には、たとえば、凹部271が形成されている。この凹部271は、電解装置20による電気分解を促進させるための電解促進剤(たとえば、食塩)を収容するためのものである。
図3は、図2のA−A線に沿った押圧板27の一部断面図である。
図2および図3を参照して、凹部271は、たとえば平面視で略矩形状であって、その底面に近づくほど若干先細りした形状となっている。この凹部271には、規定量(たとえば、4g程度)の食塩を収容することができる。
【0046】
押圧板27の上面には、たとえば凹部271の開口の周縁に沿って、環状の凸条272が形成されている。この凸条272は、凹部271内に収容した食塩が凹部271内から周囲にこぼれるのを防止するためのものである。
凹部271内に食塩を収容した状態でドラム10が回転されると、凹部271が下方へと向かう過程で、食塩が凹部271から外槽7内に落下する。そして、落下した食塩が外槽7内に貯められた水(約30〜40リットル)と混ぜ合わせられることにより、適当な濃度の食塩水が生成される。
【0047】
この実施形態では、凹部271に収容可能な量(たとえば、4g程度)の食塩を収容して、ドラム10を回転させるだけで、適当な濃度の電解水を生成するのに必要な規定量の食塩を外槽7内に投入することができる。したがって、計量スプーンなどを用いて食塩の投入量を調節する必要がないので、適当な量の食塩を容易に投入することができる。
また、この実施形態では、食塩を収容するための凹部271を耐食性のある樹脂製の押圧板27に設けているので、金属製のドラム10の周面に凹部を設けた場合のように、凹部の内面が食塩によって腐食され、錆びてしまうといったことがない。
【0048】
図4は、このドラム式洗濯機1の電気的構成を示すブロック図である。
このドラム式洗濯機1の運転動作は、たとえば、マイクロコンピュータにより構成された制御部30により制御される。制御部30には、たとえば、CPU、RAM、ROMなどが備えられている。
制御部30には、たとえば、水位センサ71、操作部29、外蓋センサ3Aからの信号が入力されるようになっている。水位センサ71は、外槽7内に所定水位まで水が貯まったときに制御部30に向けて信号を出力するものである。操作部29は、当該ドラム式洗濯機1の運転動作を開始させたり、運転コース(たとえば、槽洗浄を行うための槽洗浄コースなど)を選択したりする際に操作され、その操作に応じた信号を制御部30に向けて出力するものである。外蓋センサ3Aは、外蓋3が閉じられたことを検知して、その旨の信号を制御部30に向けて出力するものである。
【0049】
また、制御部30には、たとえば、給水バルブ13、風呂水ポンプ14、排水バルブ18、電解装置20(電極板20A)、ドラム駆動用モータ12、ロック機構28および蓋ロック装置3Bなどが制御対象として接続されている。制御部30は、水位センサ71からの信号に基づいて給水バルブ13および排水バルブ14を開閉させることにより、外槽7内の水を所望の水位とすることができる。ロック機構28は、ドラム10の回転位置をロック位置(ドラム蓋25を開閉できる位置、すなわちドラム蓋25が外槽7の開口23と対向する位置)にロックするためのものである。このロック機構28には、たとえば、ドラム駆動用モータ12に係合可能なピン(図示せず)が備えられていて、このピンがドラム駆動用モータ12に係合することにより、ドラム10がロック位置にロックされる。ロック状態では、押圧板27の凹部271が上方を向いていて、当該凹部271内に収容された食塩がこぼれ落ちないようになっている。
【0050】
ドラム式洗濯機1が運転中でないときには、ロック機構28によりドラム10がロック位置にロックされた状態となっていて、当該ドラム式洗濯機1の運転動作が開始されると、ドラム10のロックが解除されて、ドラム10が回転可能となる。
図5は、槽洗浄コース中の運転動作の内容を説明するためのタイミングチャートである。
【0051】
槽洗浄コースでは、たとえば、食塩(電解促進剤)が混ぜ合わせられた外槽7内の水を攪拌するための促進剤攪拌行程(T2〜T3)、この食塩が混ぜ合わされた外槽7内の水を電気分解して電解水を生成するための電解水生成行程(T4〜T7)、および生成された電解水を用いて槽洗浄を行うための槽洗浄行程(T7〜T8)がこの順序で行われる。
槽洗浄コースが開始されると、まず、外蓋3が閉状態でロックされた後、排水バルブ18が閉じた状態で給水バルブ13が開かれ、外槽7内に所定水位L(たとえば、約15〜20リットルの水量に対応する水位)まで水が貯められる。この間、電解装置20の電極板20Aへの通電およびドラム駆動用モータ12の駆動はそれぞれオフされており、ロック機構28によりドラム10がロックされた状態となっている。なお、槽洗浄コースでは、槽洗浄行程が終了するまでは(T8)、排水バルブ18が閉じた状態となっている。槽洗浄行程が終了すると、ドラム10の内外面や外槽7の内面を水(電解水ではない。)ですすぐ処理が行われる。
【0052】
外槽7内に所定水位Lまで水が溜まった時点(T1)で、給水バルブ13が閉じられて給水が停止されるとともに、ロック機構28によるドラム10のロックが解除される。そして、促進剤攪拌行程が開始され(T2)、ドラム駆動用モータ12が、たとえば約30rpmの回転速度で正転(ドラム10が図1における時計回りに回転する方向)される。これにより、押圧板27の凹部271内に収容されていた食塩が外槽7内に落下し、外槽7内に貯められた水に混ぜ合わせられる。なお、ドラム駆動用モータ12の回転方向および回転速度は、そのドラム駆動用モータ12の駆動に伴って回転するドラム10の回転方向および回転速度と同じである。
【0053】
その後、所定時間経過後に、ドラム駆動用モータ12の回転方向が切り替わり、約30rpmの回転速度で所定時間だけ反転される。促進剤攪拌行程(T2〜T3)では、上記のようなドラム10の正転/反転が所定回数(たとえば、3回)繰り返されることにより、食塩が混ぜ合わせられた外槽7内の水が良好に攪拌される。促進剤攪拌行程に要する時間は、たとえば2分である。
この実施形態では、促進剤攪拌行程開始時に、ドラム駆動用モータ12が正転方向から回転駆動されるので、押圧板27の凹部271に収容されている食塩は、後側から外槽7内に落下することとなる。このように、電解装置20が配置されている側(前側)と反対側から食塩を落下させることにより、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入するのを防止し、電極板20Aに過電流が流れるのを防止することができる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0054】
また、外槽7内の水位が低い状態(水位L)で外槽7内に食塩が供給され、攪拌されるので、食塩を外槽7内の水により良好に混ぜることができる。
促進剤攪拌行程が終了すると(T3)、再び給水バルブ13が開かれ、外槽7内に所定水位H(たとえば、約30〜40リットルの水量に対応する水位)まで水が貯められる。この間、電解装置20の電極板20Aへの通電およびドラム駆動用モータ12の駆動はそれぞれオフされている。
【0055】
外槽7内に所定水位Hまで水が溜まった時点(T4)で、給水バルブ13が閉じられて給水が停止され、電解水生成行程が開始される。電解水生成行程が開始されると、電解装置20の電極板20Aへの通電がオンされるとともに、ドラム駆動用モータ12が、たとえば約30rpmの回転速度で所定時間だけ反転される。ドラム駆動用モータ12は、上記所定時間だけ反転された後、一旦オフされて再び上記所定時間だけ反転されるといったようにして、電解水生成行程が開始されてから所定時間(たとえば、10分)が経過するまでに複数回(たとえば、6回)反転される。
【0056】
電解装置20の電極板20Aへの通電は、電解水生成行程が開始されてから10分が経過するまでオン状態で維持され、10分が経過した時点(T5)でオフされる。その後、たとえば13分経過するまで(T6)、電極板20Aへの通電およびドラム駆動用モータ12の駆動がオフ状態となる。これにより、電極板20Aへの連続的な通電に起因する温度上昇が抑制される。
電解水生成行程(T4〜T7)では、上記のような電極板への10分間の通電および13分間の非通電を1サイクルSとして、このサイクルSが所定回数(たとえば、7回)繰り返されることにより、外槽7内の電解水の濃度が徐々に規定濃度(たとえば、2ppm)に近づけられる。電解水生成行程に要する時間は、約161分である。
【0057】
この実施形態では、電解水生成行程時には、ドラム駆動用モータ12を反転方向にのみ回転駆動させるので、図1において説明した通り、ドラム10の回転に伴って流動する外槽7内の水が、電解槽20B内にスムーズに入り込む。したがって、電解装置20による電解水の生成効率を高くすることができる。
電解水生成行程が終了すると(T7)、槽洗浄行程が開始される。槽洗浄行程では、まず、ドラム駆動用モータ12が、たとえば約50rpmの回転速度で正転され、所定時間経過後に回転方向が切り替わって、約50rpmの回転速度で反転される。このようなドラムの正転/反転が一定時間(たとえば、60分)が経過するまで(T8)繰り返される。
【0058】
槽洗浄行程中のドラム駆動用モータ12の回転速度(約50rpmの正転/反転)は、ドラム10の回転に伴って攪拌された外槽7内の水(電解水)が外槽7の内面上部に到達する程度の回転速度に設定されている。この構成によれば、外槽7内に貯められた少量(たとえば、半分程度)の電解水を外槽7の内面全体に行き渡らせることができるので、少ない水量でむらなく槽洗浄を行うことができる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0059】
また、少ない水量で槽洗浄を行うことができるので、使用する食塩の量もその分少なくすることができ、これにより、電解水生成行程に要する時間を短縮することができる。
上記のようにして、約2ppmの濃度の電解水にドラム10の内外面および外槽7の内面を60分程度晒すことにより、ドラム10の内外面および外槽7の内面に付着した微生物や黒かびを良好に除去することができる。
【0060】
この実施形態では、ロック機構28によりドラム10がロックされた状態で外槽7内に水が貯められ、外槽7内に所定水位Lまで水が溜まった時点(T1)でドラム10のロックが解除されて、外槽7内に食塩が導入される。これにより、外槽7内に水が貯められていない状態で食塩が導入されて、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入することによって、電極板20Aに過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0061】
槽洗浄行程時のドラム駆動用モータ12の回転速度は、約50rpmではなく、50rpm以上であってもよいし、50rpm未満であってもよいが、洗濯時の回転速度(たとえば、35〜40rpm)よりも高く、外槽7内の水が泡立たない程度の回転速度であることが好ましい。槽洗浄行程時のドラム駆動用モータ12の回転速度を上記のような程度にすれば、電解水を外槽7の内面全体に効率よく行き渡らせることができる。
【0062】
電解水生成行程時のドラム駆動用モータ12の回転速度は、約30rpmに限らず、30rpm以上であってもよいし、30rpm未満であってもよいが、洗濯時の回転速度(たとえば、35〜40rpm)と同程度か、それよりも低い回転速度であることが好ましい。電解水生成行程時のドラム駆動用モータ12の回転速度を上記のような程度にすれば、電解装置20による電解水の生成効率をより高くすることができる。
【0063】
上記実施形態では、食塩をドラム10の凹部271に収容する構成について説明したが、これに限らず、たとえば、洗剤容器16内に食塩を収容するような構成であってもよい。この場合、食塩をソフナ収容部162に収容するような構成とし、槽洗浄コースを実行する際には、第2水道水流通管152からソフナ収容部162に水が導かれ、ソフナ収容部162に収容された食塩が外槽7内に供給されるようになっていることが好ましい。また、この場合、ソフナ収容部162は、規定量(たとえば、約2ppmの電解水を生成するために必要な量)の食塩を収容できる程度の体積を有していることが好ましい。
【0064】
この構成によれば、槽洗浄コースだけを行う場合、洗剤収容部161に洗剤を収容せず、ソフナ収容部162に食塩を収容した状態で槽洗浄コースを開始し、第1水道水流通管151および洗剤収容部161を介して外槽7内に水を貯めた後、第2水道水流通管152およびソフナ収容部162を介して外槽7内に食塩を導入することができる。すなわち、外槽7内に所定量の水を貯めた状態で食塩を外槽7内に導入することができる。これにより、外槽7内に水が貯められていない状態で食塩が導入されて、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入することによって、電極板20Aに過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0065】
特に、ソフナ収容部162に収容された食塩は、給水管17を介して、後側から外槽7内に落下することとなる。このように、電解装置20が配置されている側(前側)と反対側から食塩を落下させることにより、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入するのを防止し、電極板20Aに過電流が流れるのを防止することができる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
この場合、洗濯機は、ドラム式洗濯機に限らず、いわゆるパルセータ式の洗濯機などであってもよい。
【0066】
食塩は、たとえば、ユーザが計量カップを用いて外槽7内(ドラム10内)に投入するものであってもよい。この場合、槽洗浄コースの開始時には、蓋ロック装置3Bで外蓋3をロックしないような構成であってもよい。すなわち、槽洗浄コースを実行する場合には、外蓋3を開いた状態で運転を開始し、外槽7内に所定水位Lまで水が貯まった時点で給水を停止して、ユーザが外槽7内に食塩を投入するような構成であってもよい。ユーザが外槽7内に食塩を投入した後に外蓋3を閉じると、制御部30が、外蓋3が閉じられたことを外蓋センサ3Aからの信号により検知し、外蓋3を蓋ロック装置3Bでロックして、その後の行程を実行するようになっていてもよい。
【0067】
この構成によれば、槽洗浄コースが開始されてから外槽7内に所定水位Lまで水が貯められた後、外槽7内に食塩を投入し、その後に外蓋3を閉じてロックさせることができる。したがって、槽洗浄コース開始前に、外槽7内に水が貯められていない状態で食塩が投入されることにより、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入し、電極板20Aに過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0068】
この場合、外蓋3が開いた状態で外槽7内の水位が所定水位Lに到達したときに、食塩を投入すべき旨の報知(表示や音声など)を行うような構成であってもよいし、外蓋3が開いている旨のエラー報知(表示や音声など)によって、食塩を投入すべき旨をユーザに報知するような構成であってもよい。
上記のような構成では、ユーザが誤って外蓋3を閉じた状態で槽洗浄コースを開始した場合、外槽7内の水位が所定水位Lまで水が貯まって給水が停止したとき、外蓋センサ3Aから外蓋3が閉じられている旨の信号が制御部30に入力され、制御部30は、外槽7内に食塩が投入されていないにも関わらず、外蓋3を蓋ロック装置3Bでロックし、その後の行程を実行してしまうという不都合が生じる。
【0069】
そこで、外槽7内に所定水位Lまで水が貯まったときには、外槽7内に食塩を投入すべき旨の報知を必ず行うような構成としてもよい。この場合、食塩を投入すべき旨の報知を行った後、所定時間(たとえば、30秒)が経過してから外蓋3を蓋ロック装置3Bでロックし、その後の行程を実行するようになっていてもよい。
このように、外槽7内に所定水位Lまで水が貯まった時点で外槽7内に食塩を投入すべき旨の報知を行うような構成とすれば、槽洗浄コースが開始されてから外槽7内に所定水位Lまで水が貯められた後、報知に従って外槽7内に食塩を投入することができる。したがって、槽洗浄コース開始前に、外槽7内に水が貯められていない状態で食塩が投入されることにより、食塩濃度の高い水が電解装置20内に流入し、電極板20Aに過電流が流れるのを防止できる。したがって、より良好に槽洗浄を行うことができる。
【0070】
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、槽洗浄コースでは、給水バルブ13を開閉するのではなく、風呂水ポンプ14を開閉させるような構成であってもよい。すなわち、槽洗浄コースで外槽7内に貯める水は、給水バルブ13を介して送られてくる水道水ではなく、風呂水ポンプ14を介して送られてくる風呂水であってもよい。
【0071】
電解促進剤を収容する部分(凹部271またはソフナ収容部162)は、規定量の食塩を収容できる程度の体積を有しているのではなく、たとえば、規定量の食塩を投入できるように目印が備えられたような構成であってもよい。
外槽7内に食塩を投入しすぎた場合には、電解装置20の電極板20Aに過電流が流れることとなるが、電極板20Aに流れる電流を検知して、過電流が検知された場合には、外槽7内の水を所定量だけ排水した後、外槽7内に所定量の水を供給することにより、外槽7内の食塩濃度を薄めることができるようになっていてもよい。このようにして外槽7内の食塩濃度を薄めるための処理を行っても過電流となる場合には、その旨をユーザに報知(エラー報知)するようになっていてもよい。
【0072】
電解装置20による電解水の生成を促進するための電解促進剤は、食塩ではなく、専用の薬剤などであってもよい。
また、ドラム10は、その軸線が左右方向に延びる構成に限らず、たとえば前後方向に延びるような構成であってもよい。この場合、ドラム10の軸線は、略水平方向に延びる構成に限らず、たとえば水平方向に対して所定角度範囲内(たとえば、30°程度まで)で傾いていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の概略縦断面図である。
【図2】ドラムの正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った押圧板の一部断面図である。
【図4】このドラム式洗濯機の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】槽洗浄コース中の運転動作の内容を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ドラム式洗濯機
3 外蓋
3B 蓋ロック装置
7 外槽
10 ドラム
11 回転軸
12 ドラム駆動用モータ
13 給水バルブ
151 第1水道水流通管
152 第2水道水流通管
16 洗剤容器
161 洗剤収容部
162 ソフナ収容部
17 給水管
20 電解装置
20A 電極板
271 凹部
28 ロック機構
30 制御部

Claims (11)

  1. 洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽と、この洗濯槽内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラムとを備えた洗濯機であって、
    上記洗濯槽内に給水するための給水手段と、
    上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置と、
    上記ドラムの周面に設けられ、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を収容する促進剤収容部とを含むことを特徴とする洗濯機。
  2. 上記ドラムが回転しないようにロックしておくためのロック手段と、
    上記給水手段により洗濯槽内に所定量の水が貯められた後に、上記ロック手段によるドラムのロックを解除してドラムを回転させることにより、上記促進剤収容部に収容されている電解促進剤を洗濯槽内に貯められた水に混入させる促進剤混入制御手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽を備えた洗濯機であって、
    上記洗濯槽内に給水するための給水手段と、
    上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置と、
    洗濯時に上記洗濯槽に貯められる水に混入させて洗浄水を生成するための洗剤を収容する洗剤収容部と、
    上記洗剤収容部とは別個に設けられ、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を収容する促進剤収容部とを含むことを特徴とする洗濯機。
  4. 上記給水手段は、上記洗剤収容部に給水するための第1給水手段と、上記促進剤収容部に給水するための第2給水手段とを含み、
    上記第1および第2給水手段は、別々に給水を行うことができることを特徴とする請求項3記載の洗濯機。
  5. 上記洗濯槽内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラムを含むことを特徴とする請求項3または4記載の洗濯機。
  6. 洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽と、この洗濯槽内に設けられ、水平方向に対して所定の角度範囲内に設定された回転軸を中心に回転させることにより、その内部に収容する洗濯物を洗濯できるドラムとを備えた洗濯機であって、
    上記洗濯槽内に給水するための給水手段と、
    上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置と、
    上記電解装置によって生成された電解水が洗濯槽内に貯められた状態で、上記ドラムを所定の態様で回転させることにより、攪拌された電解水が洗濯槽の内面上部に到達するように制御する電解水攪拌制御手段とを含むことを特徴とする洗濯機。
  7. 上記洗濯槽内に水を貯めた状態でドラムを回転させて、上記電解装置による電解水の生成を行う電解水生成制御手段を含み、
    上記電解水生成制御手段および上記電解水攪拌制御手段は、それぞれ異なる回転速度でドラムを回転させるものであることを特徴とする請求項6記載の洗濯機。
  8. 上記電解水生成制御手段は、ドラムを一方向にのみ回転させるものであることを特徴とする請求項7記載の洗濯機。
  9. 上記電解装置は、上記洗濯槽の中央部を通る所定の鉛直面に対して一方側にずれた位置に配置されており、
    上記促進剤収容部に収容された電解促進剤は、上記鉛直面に対して電解装置が配置されている側と反対側から洗濯槽内に供給されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の洗濯機。
  10. 洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽を備えた洗濯機であって、
    上記洗濯槽内に給水するための給水手段と、
    上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置と、
    上記電解装置で生成された電解水を用いて上記洗濯槽を洗浄するための槽洗浄コースを実行可能な槽洗浄コース実行手段と、
    上記洗濯槽内に洗濯物を出し入れする際に開閉される開閉蓋と、
    上記開閉蓋を閉じた状態でロックするための蓋ロック手段とを含み、
    上記蓋ロック手段は、槽洗浄コース開始時には上記開閉蓋をロックせず、槽洗浄コース中に所定のタイミングで上記開閉蓋をロックするようになっていることを特徴とする洗濯機。
  11. 洗濯時に水を貯めることができる洗濯槽を備えた洗濯機であって、
    上記洗濯槽内に給水するための給水手段と、
    上記洗濯槽内に貯められた水を電気分解して電解水を生成する電解装置と、
    上記電解装置で生成された電解水を用いて上記洗濯槽を洗浄するための槽洗浄コースを実行可能な槽洗浄コース実行手段と、
    槽洗浄コース中に上記洗濯槽内に所定水位まで水が貯められた後、上記電解装置による電解水の生成を促進するための電解促進剤を上記洗濯槽内に投入すべき旨の報知を行う報知手段とを含むことを特徴とする洗濯機。
JP2003144031A 2003-05-21 2003-05-21 洗濯機 Expired - Fee Related JP3973598B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003144031A JP3973598B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 洗濯機
KR1020040034418A KR100570564B1 (ko) 2003-05-21 2004-05-14 세탁기
CNB2004100379673A CN100339530C (zh) 2003-05-21 2004-05-14 洗衣机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003144031A JP3973598B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004344350A true JP2004344350A (ja) 2004-12-09
JP3973598B2 JP3973598B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=33531631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003144031A Expired - Fee Related JP3973598B2 (ja) 2003-05-21 2003-05-21 洗濯機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3973598B2 (ja)
KR (1) KR100570564B1 (ja)
CN (1) CN100339530C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268849A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Panasonic Corp 洗濯機
JP7061171B1 (ja) 2020-10-26 2022-04-27 株式会社日本トリム 電解制御方法及び電解水生成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101192001B1 (ko) 2007-04-06 2012-10-18 삼성전자주식회사 세탁기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009268849A (ja) * 2008-05-12 2009-11-19 Panasonic Corp 洗濯機
JP7061171B1 (ja) 2020-10-26 2022-04-27 株式会社日本トリム 電解制御方法及び電解水生成装置
JP2022069888A (ja) * 2020-10-26 2022-05-12 株式会社日本トリム 電解制御方法及び電解水生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100339530C (zh) 2007-09-26
JP3973598B2 (ja) 2007-09-12
KR100570564B1 (ko) 2006-04-13
KR20040100928A (ko) 2004-12-02
CN1572967A (zh) 2005-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7296444B2 (en) Electric washing machine
US20040172985A1 (en) Electric washing machine
GB2416779A (en) Laundry machine with electrolysis apparatus
CN108691152B (zh) 洗衣机
JP3631172B2 (ja) 洗濯機、および洗浄機
CN107761320B (zh) 洗衣机
JP2004236704A (ja) ドラム式洗濯機
JP3973598B2 (ja) 洗濯機
KR100529981B1 (ko) 드럼식 세탁기
JP3631174B2 (ja) 洗濯機、及び洗浄機
JP2013094205A (ja) 洗濯機
JP2003103090A (ja) ドラム式洗濯機
JP3817359B2 (ja) 洗濯機
JP2004358274A (ja) 洗濯機、及び洗浄機
JP2007007155A (ja) 洗濯機、洗濯機の駆動方法およびすすぎ排水の再利用方法
JP2005143822A (ja) 洗濯機
JP7390650B2 (ja) 洗濯機
JP2003126592A (ja) 電気洗濯機
JP2005334345A (ja) 洗濯機
JP2005027685A (ja) 洗濯機
CN219846467U (zh) 一种软水器及清洗机
JP2003199991A (ja) 洗濯機
JP2003236287A (ja) 洗濯機
JP2004073246A (ja) 洗濯機
JP2013132342A (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070315

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070612

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350