JP2009266754A - 回路遮断器の端子構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、回路遮断器において、導体の差し込み方に関わらず、鎖錠ばねの変形を抑えることを目的としている。
【解決手段】本発明に係る回路遮断器の端子構造では、導体の差し込み方に関わらず、鎖錠ばねの変形を抑えることを目的とし、その構造は、鎖錠ばね8は導体を固定するため導体へ付勢された固定部8aと、導体が抜け落ちることを防止するため端子部の導体導入部へ付勢された抜け止め部8bとで構成され、鎖錠ばね8は、端子座7に設けられた保持突起10に係止可能である押さえ板11により端子座底面に保持されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、端子部に鎖錠ばねを備え、導体を鎖錠ばねの付勢力により端子部に接続する速結端子を有する回路遮断器の端子構造に関するものである。
ねじ締め作業を省き、導体を差し込むだけで接続ができる速結端子を備えた回路遮断器には、特許文献1に記載のものがある。図において、回路遮断器の端子部には、導体を挿入する導入部が設けられ、導入部には導体を受ける端子座が取り付けられている。端子座には導体を接続するための鎖錠ばねが配置されている。鎖錠ばねは導入部から挿入された導体を端子座に押圧して電気的接続を図ると共に、導体に係止して抜け防止としている。
特開2000−215780号公報
しかし、上記のような構造の回路遮断器の端子は、導体を端子と接続する際の導体の差し込み方によっては、鎖錠ばねの弾性限界を超えてしまうことがあった。このような場合、鎖錠ばねが変形してしまい、導体の押圧力や係止力が不足し、導体と端子との接続不良が発生したり、導体が抜けやすくなったりしてしまう問題が発生していた。
そこで本発明は、導体の差し込み方に関わらず、鎖錠ばねの変形を抑えることを目的とし、その構造は、鎖錠ばねは導体を固定するため導体へ付勢された固定部と、導体が抜け落ちることを防止するため端子部の導体導入部へ付勢された抜け止め部とで構成され、鎖錠ばねは、端子座に設けられた保持突起に係止可能である押さえ板により端子座底面に保持されることを特徴とする。
また、保持突起を、前記鎖錠ばねの底辺部を前記押さえ板を介して前記端子座の底面に押さえつけることが可能な位置に形成することを特徴とする。
本発明に係る回路遮断器の端子構造は、導体の差し込み方に関わらず、鎖錠ばねの変形を抑えることを目的とし、その構造は、鎖錠ばねは導体を固定するため導体へ付勢された固定部と、導体が抜け落ちることを防止するため端子部の導体導入部へ付勢された抜け止め部とで構成され、鎖錠ばねは、端子座に設けられた保持突起に係止可能である押さえ板により端子座底面に保持されるため、この保持突起により、鎖錠ばねが所定量を超える変形を抑えることができるので、導体の差し込み方向や、導体の変形による鎖錠ばねへの負荷に関わらず、鎖錠ばねの弾性を維持でき、導体と端子との接続不良や導体が抜けやすくなるといった問題が発生しない。
また、保持突起を、前記鎖錠ばねの底辺部を前記押さえ板を介して前記端子座の底面に押さえつけることが可能な位置に形成するため、この保持突起により、鎖錠ばねが所定量を超える変形を抑えることができるので、導体の差し込み方向や、導体の変形による鎖錠ばねへの負荷に関わらず、鎖錠ばねの弾性を維持でき、導体と端子との接続不良や導体が抜けやすくなるといった問題が発生しない。
本発明に係る回路遮断器の端子構造の実施例を図1〜図5の添付図面に基いて説明する。
回路遮断器1内で電流は、電源側端子2から固定接触子3、可動接触子4等を経て、負荷側端子5へと流れている。図1に示すようにオン状態では、ハンドルユニット6が可動接触子4を押した状態で、固定接触子3に可動接触子4が接触しているため通電される。また図2に示すようにオフ状態では、ハンドルユニット6が固定接触子3を引いた状態で、固定接触子3に可動接触4が接触しないため通電されない。
負荷側端子5には端子座7が設けられる。端子座7は、図5に示すように断面略コ字状に上面7a、下面7b、一側面7cを形成している。端子座7には、鎖錠ばね8を配置している。鎖錠ばね8は回路遮断器1の負荷側端子5に接続される導体を固定する役割を持ち、固定部8aと抜け止め部8bと底辺部8cから構成される。固定部8aは、導体を負荷側端子5に確実に固定するため、端子座7の上面7aに向かって付勢されている。また、抜け止め部8bは一旦接続された導体が抜け落ちないようにするため、端子口9に向かって付勢されている。
端子座7には、鎖錠ばね8の変形を抑えるため、制限手段を設けている。具体的には、保持突起10を設け、この保持突起10に対向する凹部11aを形成した押さえ板11を保持突起10に係止させる。端子座7の下面7bと保持突起10に係止された押さえ板11との間に鎖錠ばね8を組み付ける。鎖錠ばね8は端子座7に押さえ板11を介して保持突起10により浮き上がらないように押さえられる。
導体は、端子座7に対して平行に差し込むことで、鎖錠ばね8の付勢が十分有効に利用できる。端子座7の底面7cに向かって鎖錠ばね8を押し付けるような角度で導体が端子口9へ差し込まれた場合、鎖錠ばね8に所定量以上の負荷がかかることになり、ばねの弾性を維持することが困難である場合もあった。そこで、保持突起10を設けることで、導体を確実に負荷側端子7に固定すると共に、鎖錠ばね8に所定量以上の力が加わった場合にも、ばねの弾性が損なわれないようになっている。
また、導体が鎖錠ばね8を必要以上に端子座7の底面7cへ押し付けるような角度で端子口9に導入された場合、鎖錠ばね8の端子口9側が浮き上がってしまうため、本発明では、端子座7の側面の、鎖錠ばね8の底辺部8cを端子座7の底面7cに押さえつける位置に、保持突起12を設け、鎖錠ばね8の位置を、導体の差し込み角度に関わらず保持できるようにした。
回路遮断器のオン状態の断面図である。 回路遮断器のオフ状態の断面図である。 端子座と鎖錠ばねを示す分解斜視図である。 図3における端子座と鎖錠ばねとを組み付けた状態を示す説明図である。 図4における端子座の説明図である。
符号の説明
1 回路遮断器
2 電源側端子
3 固定接触子
4 可動接触子
5 負荷側端子
6 ハンドルユニット
7 端子座
7a 上面
7b 下面
7c 側面
8 鎖錠ばね
8a 固定部
8b 抜け止め部
8c 底辺部
9 端子口
10 保持突起
11 押さえ板
11a 凹部

Claims (2)

  1. 端子部に鎖錠ばねを備え、導体を前記鎖錠ばねの付勢力により前記端子部に接続する速結端子を有する回路遮断器の端子構造であって、前記鎖錠ばねは前記導体を固定するため前記導体へ付勢された固定部と、前記導体が抜け落ちることを防止するため前記端子部の前記導体導入部へ付勢された抜け止め部とで構成され、前記鎖錠ばねは、端子座に設けられた保持突起に係止可能である押さえ板により端子座底面に保持されることを特徴とする回路遮断器の端子構造。
  2. 前記保持突起を、前記鎖錠ばねの底辺部を前記押さえ板を介して前記端子座の底面に押さえつけることが可能な位置に形成することを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器の端子構造。
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