JP2009265229A - 回転駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

回転駆動装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品コストの増加や部品実装スペースの拡大を招くことなく、駆動負荷を検出でき且つ駆動負荷を低減する。
【解決手段】駆動対象物を回転駆動するモータと、前記駆動対象物の表面を清掃するため
に設けられた清掃体と、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって前記モ
ータを制御する制御部とを備える回転駆動装置であって、前記駆動対象物表面に対する前
記清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を備え、前記制御部は、前記フィードバ
ック制御の積分要素にて算出される積分値を前記駆動対象物の駆動負荷情報として取得し、
当該取得した積分値に基づいて前記清掃力調整部を制御することにより、前記駆動対象物
の駆動負荷の大きさに応じて前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転駆動装置及び画像形成装置に関する。
プリンタやコピー機等の画像形成装置で使用されるドラムユニット等の回転駆動装置では、駆動対象物(感光体ドラム)の回転動力を得るためにモータを用いているが、このモータの回転数及びトルクの都合上、モータ軸からギアを介して駆動対象物へ回転動力を伝達する構成を採用することが一般的である。このような回転駆動装置では、経年劣化や外的要因などに起因して駆動負荷が大きくなる。
例えば、下記特許文献1には、印刷ヘッドが搭載されたキャリッジと、キャリッジモータと、キャリッジモータの動作を制御する駆動制御装置とを備えるプリンタにおいて、キャリッジの搬送負荷を検出する負荷検出手段を設けると共に、負荷検出手段の検出結果に基づいてキャリッジモータの回転速度を制御する機能を駆動制御装置に設けることによって、経年劣化や外的要因などに起因してキャリッジの搬送負荷が大きくなった場合であっても安定的にキャリッジの搬送動作を制御する技術が開示されている。
特開2006−240212号公報
上記従来技術では、キャリッジ(駆動対象物)の搬送負荷(駆動負荷)を検出するための負荷検出手段を新たに設ける必要があり、部品コストの増加や部品実装スペースの拡大等、装置開発上の障害となり得る。また、上記従来技術では、キャリッジの搬送負荷が大きくなった場合に搬送負荷を低減する技術については何ら開示されていない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、部品コストの増加や部品実装スペースの拡大を招くことなく、駆動負荷を検出でき且つ駆動負荷を低減することが可能な回転駆動装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、回転駆動装置に係る解決手段として、駆動対象物を回転駆動するモータと、前記駆動対象物の表面を清掃するために設けられた清掃体と、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって前記モータを制御する制御部とを備える回転駆動装置であって、前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を備え、前記制御部は、前記フィードバック制御の積分要素にて算出される積分値を前記駆動対象物の駆動負荷情報として取得し、当該取得した積分値に基づいて前記清掃力調整部を制御することにより、前記駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を制御することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置に係る第1の解決手段として、駆動対象物を回転駆動するモータと、前記駆動対象物の表面を清掃するために設けられた清掃体と、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって前記モータを制御すると共に電子写真方式による画像形成動作を統合制御する制御部とを備える画像形成装置であって、前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を備え、前記制御部は、前記フィードバック制御の積分要素にて算出される積分値を前記駆動対象物の駆動負荷情報として取得し、当該取得した積分値に基づいて前記清掃力調整部を制御することにより、前記駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を制御することを特徴とする。
また、画像形成装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記駆動対象物は感光体ドラムであり、前記清掃体は前記感光体ドラムに圧接配置された摺擦ローラである場合において、前記清掃力調整部は、前記摺擦ローラを回転駆動するための摺擦ローラ用モータと、前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸との機械的な接続/非接続を切り替えるための接続切替部と、を有し、前記制御部は、前記積分値が所定の閾値以下の場合、前記接続切替部を制御して前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸とを非接続とし、前記積分値が所定の閾値を越えた場合、前記接続切替部を制御して前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸とを接続すると共に、前記摺擦ローラ用モータを制御して前記感光体ドラム表面に対する前記摺擦ローラの清掃力が大きくなるように前記摺擦ローラの回転状態を制御することを特徴とする。
また、画像形成装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記制御部は、前記摺擦ローラの回転方向が前記感光体ドラムの回転方向と同一となるように前記摺擦ローラ用モータを制御することにより前記清掃力を大きくすることを特徴とする。
また、画像形成装置に係る第4の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記制御部は、前記摺擦ローラの回転方向が前記感光体ドラムの回転方向と同一となるように、または逆方向になるように前記摺擦ローラ用モータを制御すると共に、前記摺擦ローラの回転速度が高くなるように前記摺擦ローラ用モータを制御することにより前記清掃力を大きくすることを特徴とする。
また、画像形成装置に係る第5の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記駆動対象物は感光体ドラムであり、前記清掃体は前記感光体ドラムに圧接配置されたクリーニングブレードである場合において、前記清掃力調整部は、前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を調整するためのアクチュエータであり、前記制御部は、前記積分値が所定の閾値以下の場合、前記アクチュエータを制御して前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を初期設定値とし、前記積分値が所定の閾値を越えた場合、前記アクチュエータを制御して前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を前記初期設定値より高くすることにより、前記感光体ドラム表面に対する前記クリーニングブレードの清掃力を大きくすることを特徴とする。
本発明では、フィードバック制御の積分要素にて算出される積分値を駆動対象物の駆動負荷情報として取得する。積分要素を有するフィードバック制御では、駆動対象物の駆動負荷が大きくなると、積分要素にて算出される積分値も大きくなる。つまり、積分要素にて算出される積分値から駆動対象物の駆動負荷の状態を知ることができる。従って、本発明によれば、従来のような駆動対象物の駆動負荷を検出する負荷検出手段が不要であり、部品コストの増加や部品実装スペースの拡大を招くことなく、駆動負荷を検出することが可能である。
また、本発明では、駆動対象物表面に対する清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を設け、上記のように取得した積分値に基づいて清掃力調整部を制御することにより、駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて駆動対象物表面に対する清掃体の清掃力を制御する。駆動対象物の駆動負荷上昇の原因の1つとして、駆動対象物表面の付着物が挙げられる。従って、駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて駆動対象物表面に対する清掃体の清掃力を制御することにより、駆動対象物表面の汚れ状態に応じた清掃を行うことができ、その結果、駆動負荷を低減することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、部品コストの増加や部品実装スペースの拡大を招くことなく、駆動負荷を検出でき且つ駆動負荷を低減することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の概略構成図である。本実施形態に係る画像形成装置100は、例えば電子写真方式を用いたフルカラープリンタであり、感光体ドラム(駆動対象物)1、帯電部2、露光部3、現像部4、転写部5、クリーニングブレード(清掃体)6、摺擦ローラ(清掃体)7、給紙ローラ8、用紙搬送ローラ9、定着ユニット10、用紙搬送ローラ11及び排紙ローラ12から概略構成されている。
感光体ドラム1は、その表面に静電潜像を形成するための回転感光体である。詳細は後述するが、この感光体ドラム1は、その回転軸がDCブラシレスモータの回転軸とギアを介して連結されており、DCブラシレスモータによって回転駆動されるものである。帯電部2は、感光体ドラム1の上方に設置されており、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させるものである。露光部3はレーザ照射ユニットから構成されており、帯電部2によって帯電された感光体ドラム1の表面にレーザ光を照射することにより、静電潜像を形成するものである。
現像部4は、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面に各色のトナーを供給してトナー像を形成するものである。具体的には、この現像部4は、ロータリラック4aと、このロータリラック4aの円周方向に90度間隔で配設された、イエロー用トナーを供給する現像器4Y、マゼンタ用トナーを供給する現像器4M、シアン用トナーを供給する現像器4C、ブラック用トナーを供給する現像器4Kとから構成されている。ロータリラック4aは、回転軸4bを中心に回転しながら各色の現像器4Y、4M、4C、4Kを感光体ドラム1に対向する現像位置に順次移動させて現像(トナー供給)を行わせるものである。
転写部5は、感光体ドラム1のトナー像を用紙Pに転写するものであり、中間転写ベルト5a、一次転写ローラ5b及び5c、駆動ローラ5d、二次転写対向ローラ5e、二次転写ローラ5fから構成されている。中間転写ベルト5aは、一次転写ローラ5b及び5c、駆動ローラ5d、二次転写対向ローラ5eにエンドレス状に巻きかけられ、駆動ローラ5dによって駆動されており、感光体ドラム1に形成されたトナー像が転写され一時的に保持される転写体の役割を担っている。二次転写ローラ5fは、中間転写ベルト5aの外周面において二次転写対向ローラ5eに対向する位置に配置され、中間転写ベルト5aに一次転写されたトナー像を用紙Pに二次転写する役割を担っている。
クリーニングブレード6は、感光体ドラム1の表面に残留した残留現像剤などの付着物をクリーニングする清掃体であり、例えばウレタンゴムを感光体ドラム1に圧接している。摺擦ローラ7は、感光体ドラム1の表面に圧接配置されており、感光体ドラム1の表面に残留したトナーを回収したり吐き出したりする清掃体の機能を有している。この摺擦ローラ7は、金属シャフトの周りを発泡ゴムで覆った構成となっており、バネ(図示略)により感光体ドラム1に付勢されている。
給紙ローラ8は、用紙カセットに積載された用紙Pを1枚ずつ給紙するためのローラである。この給紙ローラ8によって給紙された用紙Pは、用紙搬送ローラ9によって二次転写対向ローラ5eと二次転写ローラ5fとの間に搬送されてトナー像が転写された後、定着ユニット10に搬送される。定着ユニット10は、回転自在に配設された定着体たる加熱ローラ10aと、加熱ローラ10aに圧接しながら回転する加圧体たる加圧ローラ10bとから構成されている。この定着ユニット10に搬送された用紙Pは、加熱ローラ10aと加圧ローラ10bとの間を通過する際に表裏両面から一定の温度、圧力で加熱及び加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は溶融して定着し、用紙Pにフルカラー画像が形成される。定着処理後の用紙Pは、用紙搬送ローラ11によって排紙ローラ12に搬送され、排紙ローラ12によって外部に設置された排紙トレイに排紙される。
図2は、上述した画像形成装置100の機能ブロック構成図である。なお、この図2において、図1と同じ構成要素には同一符号を付し、説明を省略する。図2において、符号20はCPU(Central Processing Unit:制御部)、符号21はROM(Read Only Memory)、符号22はRAM(Random Access Memory)、符号23はフラッシュメモリ、符号24は操作表示部、符号25は通信I/F、符号26は第1のモータドライバ、符号27は第1のDCブラシレスモータ、符号28はギア部、符号29はエンコーダ、符号30は第2のモータドライバ、符号31は第2のDCブラシレスモータ(摺擦ローラ用モータ)、符号32はクラッチ装置(接続切替部)である。また、符号200は、外部から画像形成装置100へ印刷指示するためのPC(Personal Computer)である。
CPU20は、ROM21に記憶されている制御プログラムを実行し、フラッシュメモリ23に記憶されている画像データ、操作表示部24から入力される操作信号、エンコーダ29から入力されるパルス信号、第2のDCブラシレスモータ31から入力されるFG信号、通信I/F25を介してPC200から受信した印刷指示信号及び印刷用画像データ(つまり印刷ジョブ)に基づいて、画像形成装置100内部の各機能部(感光体ドラム1、帯電部2、露光部3、現像部4、転写部5、摺擦ローラ7、給紙ローラ8、用紙搬送ローラ9、定着ユニット10、用紙搬送ローラ11及び排紙ローラ12を含む)を統合制御するものである。
このCPU20は、感光体ドラム1の回転駆動制御として、エンコーダ29から割込み入力されるパルス信号をソフトウェアカウンタによってカウントすることにより、感光体ドラム1の回転速度を検出し、この感光体ドラム1の回転速度が予め設定されている目標回転速度と一致するように(言い換えれば目標回転速度と回転速度との速度偏差量が零となるように)PID演算を行い、当該PID演算によって得られる操作量に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号を第1のモータドライバ26に出力する機能(つまり第1のDCブラシレスモータ27をPID制御する機能)有している。
また、このCPU20は、摺擦ローラ7の回転駆動制御として、第2のDCブラシレスモータ31から割込み入力されるFG信号をソフトウェアカウンタによってカウントすることにより、摺擦ローラ7の回転速度を検出し、当該検出した回転速度Vc’と摺擦ローラ7の目標回転速度Vt’との速度偏差量ΔV’が零となるようにPID演算を行い、当該PID演算によって得られる操作量に応じたPWM信号を第2のモータドライバ30に出力する機能(つまり第2のDCブラシレスモータ31をPID制御する機能)と、摺擦ローラ7の回転方向を制御する機能も有している。
なお、このPID制御は、CPU20においてソフトウェアによって演算処理されるものである。
さらに、このCPU20は、本実施形態における特徴的な動作として、印刷ジョブ毎に、感光体ドラム1が安定駆動状態(感光体ドラム1の回転速度が安定して目標回転速度と一致する状態)になった場合に、その時のPID制御における速度偏差量の積分演算処理にて算出される積分値を感光体ドラム1の駆動負荷情報として取得してフラッシュメモリ23に記憶すると共に、この取得した積分値に基づいて、清掃力調整部を構成する第2のDCブラシレスモータ31及びクラッチ装置32を制御することにより、感光体ドラム1の駆動負荷の大きさに応じて感光体ドラム表面に対する摺擦ローラ7の清掃力を制御する。なお、このようなCPU20の動作の詳細については後述する。
ROM21は、CPU20で使用される制御プログラムやその他の設定データ(例えばPID制御で用いられる目標回転速度や比例ゲイン定数、積分ゲイン定数、微分ゲイン定数など)を記憶する不揮発性メモリである。RAM22は、CPU20が制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先に用いられる揮発性のワーキングメモリである。フラッシュメモリ23は、PC200から送信される画像データや上記の速度偏差量の積分値を記憶するために用いられる書き換え可能な不揮発性メモリである。
操作表示部24は、例えばタッチパネルによって構成されており、CPU20の制御の下、各種操作キーや各種情報を報知する画面を表示すると共に、タッチパネル上に表示される各種操作キーの操作入力情報を操作信号としてCPU20に出力する。通信I/F25は、画像形成装置100(詳しくはCPU20)と外部のPC200との間で通信を行うためのインタフェースであり、LAN(Local Area Network)等のネットワークによってPC200と接続されている。
第1のモータドライバ26は、CPU20から入力されるPWM信号に応じて、第1のDCブラシレスモータ27に印加する直流駆動電圧をオン/オフする半導体スイッチング素子を備えており、PWM信号と同一のデューティ比を有する直流駆動電圧を第1のDCブラスレスモータ27に供給する。第1のDCブラシレスモータ27は、第1のモータドライバ26から供給される直流駆動電圧によって回転動作するモータであり、その回転軸はギア部28を介して感光体ドラム1の回転軸と連結されている。エンコーダ29は、感光体ドラム1の回転軸に設けられ、感光体ドラム1と同期回転するエンコーダ板29aと、エンコーダ板29aを挟み込むように配置されたエンコーダセンサ(例えば光センサ)29bとから構成されており、エンコーダセンサ29bはエンコーダ板29aの周方向に沿って複数形成されているスリットが光を通過した際に矩形波状のパルス信号を出力する。つまり、エンコーダ29(詳細にはエンコーダセンサ29b)は、感光体ドラム1の回転速度に応じたパルス信号をCPU20に出力する。
第2のモータドライバ30は、CPU20から入力されるPWM信号に応じて、第2のDCブラシレスモータ31に印加する直流駆動電圧をオン/オフする半導体スイッチング素子を備えており、PWM信号と同一のデューティ比を有する直流駆動電圧を第2のDCブラスレスモータ31に供給する。第2のDCブラシレスモータ31は、第2のモータドライバ30から供給される直流駆動電圧によって回転動作するモータであり、その回転軸はクラッチ装置32を介して摺擦ローラ7の回転軸と連結されている。また、この第2のDCブラシレスモータ31は、自己の回転速度に応じたパルス信号であるFG信号をCPU20に出力する。クラッチ装置32は、第2のDCブラシレスモータ31の回転軸側に設けられた第1のクラッチ板32aと、摺擦ローラ7の回転軸側に設けられた第2のクラッチ板32bとから構成されており、CPU20による制御の下、第2のDCブラシレスモータ31の回転軸と摺擦ローラ7の回転軸との機械的な接続/非接続を切り替える。
なお、上記の構成要素の内、少なくともCPU20、ROM21、RAM22、フラッシュメモリ23、第1のモータドライバ26、第2のDCブラシレスモータ27、ギア部28、エンコーダ29、感光体ドラム1、第2のモータドライバ30、第2のDCブラシレスモータ31、クラッチ装置32及び摺擦ローラ7は、回転駆動装置を構成するものである。
次に、上記のように構成された画像形成装置100の動作、特にCPU20における感光体ドラム1の回転駆動制御に関する動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。なお、初期状態において、クラッチ装置32は非接続状態、つまり第2のDCブラシレスモータ31の回転軸と摺擦ローラ7の回転軸とは切り離された状態となっている。つまり、摺擦ローラ7は感光体ドラム1の回転に従動する状態となっている。
図3に示すように、まず、CPU20は、PC200から印刷指示信号及び印刷用画像データを受信して、印刷ジョブの発生を検知すると(ステップS1)、ROM21からPID制御で用いられる設定データ(感光体ドラム1の目標回転速度Vt、比例ゲイン定数Kp、積分ゲイン定数Ki、微分ゲイン定数Kd)を読み出す(ステップS2)。
そして、CPU20は、エンコーダ29から割込み入力されるパルス信号をソフトウェアカウンタによってカウントすることにより、感光体ドラム1の回転速度を検出する(ステップS3)。以下では、このステップS3で検出した回転速度の今回値をVc(n)とする。また、感光体ドラム1が回転を始めていない初期状態ではエンコーダ29からパルス信号は出力されないため、回転速度Vc(n)=0となる。
続いて、CPU20は、目標回転速度Vtと回転速度の今回値Vc(n)との速度偏差量ΔV(n)を算出する(ステップS4)。そして、CPU20は、速度偏差量ΔV(n)を基に、感光体ドラム1が安定駆動状態になったか否かを判定する(ステップS5)。ここで、安定駆動状態とは、感光体ドラム1の回転速度Vc(n)が安定して目標回転速度Vtと一致する状態を指す。例えば、本実施形態では、速度偏差量の今回値ΔV(n)が複数回連続して零になった場合に、感光体ドラム1が安定駆動状態になったと判定するものとする。
上記ステップS5において、感光体ドラム1が安定駆動状態ではないと判定された場合(「No」)、CPU20は、PID制御に関する比例要素演算処理、積分要素演算処理、微分要素演算処理を並列的に実行する。具体的には、CPU20は、比例要素演算処理として、速度偏差量の今回値ΔV(n)と比例ゲイン定数Kpとから成る下記(1)式に基づいて比例操作量Cp(n)を算出する(ステップS6)。
Cp(n) = Kp×ΔV(n) ・・・・・・(1)
また、CPU20は、積分要素演算処理として、速度偏差量の今回値ΔV(n)と、速度偏差量の積分値の前回値Vi(n−1)とから成る下記(2)式に基づいて速度偏差量の積分値の今回値Vi(n)を算出し(ステップS7)、速度偏差量の積分値の今回値Vi(n) と積分ゲイン定数Kiとから成る下記(3)式に基づいて積分操作量Ci(n)を算出する(ステップS8)。
Vi(n) = ΔV(n)+Vi(n−1) ・・・・・・(2)
Ci(n) = Ki×Vi(n) ・・・・・・(3)
また、CPU20は、微分要素演算処理として、速度偏差量の今回値ΔV(n)と、速度偏差量の前回値ΔV(n−1)とから成る下記(4)式に基づいて速度偏差量の微分値の今回値Vd(n)を算出し(ステップS9)、速度偏差量の微分値の今回値Vd(n) と微分ゲイン定数Kdとから成る下記(5)式に基づいて微分操作量Cd(n)を算出する(ステップS10)。
Vd(n) = ΔV(n)−ΔV(n−1) ・・・・・・(4)
Cd(n) = Kd×Vd(n) ・・・・・・(5)
そして、CPU20は、上記のように算出した比例操作量Cp(n)、積分操作量Ci(n)及び微分操作量Cd(n)から成る下記(6)式に基づいて最終的な操作量の今回値C(n)を算出する(ステップS11)。
C(n) = Cp(n)+Ci(n)+Cd(n) ・・・・・(6)
CPU20は、ステップS12で算出した最終的な操作量の今回値C(n)に、ソフトウェアリミッタ処理を施した後(ステップS12)、操作量の今回値C(n)に応じたPWM信号を生成して第1のモータドライバ26に出力する(ステップS13)。これにより、第1のモータドライバ26からPWM信号と同一のデューティ比を有する直流駆動電圧が第1のDCブラスレスモータ27に供給され、感光体ドラム1の回転駆動が開始される。
そして、CPU20は、印刷ジョブが終了したか否かを判定し(ステップS14)、印刷ジョブが終了していない場合(「No」)、ステップS3の処理に戻る。CPU20は、印刷ジョブが終了するまでの期間(つまりステップS14で印刷ジョブの終了判定が発生するまでの期間)は、ステップS3〜S14の処理をループすることにより、感光体ドラム1の回転速度が目標回転速度Vtと一致するようにPID制御を継続する。ここで、ステップS5において、感光体ドラム1が安定駆動状態になったと判定された場合(「Yes」)、CPU20は、この時の速度偏差量の積分値Vi(n)を感光体ドラム1の駆動負荷情報として取得してフラッシュメモリ23に記憶した後、印刷ジョブが終了するまでPID制御を継続する(ステップS15)。なお、感光体ドラム1が安定駆動状態になった以降は、速度偏差量の積分値Vi(n)は変化しないため、上記のステップS15の処理は1回だけ行えば良い。
また、図3には図示していないが、CPU20は、感光体ドラム1が安定駆動状態になると、給紙ローラ8及び用紙搬送ローラ9を制御することにより、用紙カセットから用紙Pを二次転写対向ローラ5eと二次転写ローラ5fとの間に搬送すると共に、帯電部2、露光部3、現像部4、転写部5を制御することにより、感光体ドラム1に形成したトナー像を用紙Pに転写し、さらに定着ユニット10を制御して用紙P上のトナーを定着させた後、用紙搬送ローラ11及び排紙ローラ12を制御して、フルカラー画像が形成(印刷)された用紙Pを排紙トレイに排紙する、という画像形成処理を並列的に行っている。
このような画像形成処理により印刷ジョブが終了し、ステップS14において、印刷ジョブが終了したと判定された場合(「Yes」)、CPU20は、フラッシュメモリ23から最新の速度偏差量の積分値Vi(n)を読み出し(ステップS16)、この速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きいか否かを判定する(ステップS17)。
PID制御において、駆動対象物(ここでは感光体ドラム1)の駆動負荷が大きくなると、積分要素演算処理で算出される積分値(ここでは速度偏差量の積分値Vi(n))も大きくなる。つまり、速度偏差量の積分値Vi(n)から感光体ドラム1の駆動負荷の状態を知ることができる。感光体ドラム1の駆動負荷上昇の原因の1つとして、感光体ドラム表面の付着物(残留現像剤やトナー等)が挙げられる。従って、感光体ドラム1の駆動負荷の大きさに応じて感光体ドラム表面に対する摺擦ローラ7の清掃力を制御することにより、感光体ドラム表面の汚れ状態に応じた清掃を行うことができ、その結果、駆動負荷を低減することが可能となる。
具体的には、上記ステップS17において、積分値Vi(n)≦閾値ViTHの場合(「No」)、感光体ドラム表面の汚れ状態は摺擦ローラ7の清掃力を変える程悪化していないと考えられるため、CPU20は、クラッチ装置32を制御して第2のDCブラシレスモータ31の回転軸と摺擦ローラ7の回転軸とを非接続状態とする(ステップS18)。図4(a)は、この場合の感光体ドラム1と摺擦ローラ7の回転状態を表したものである。図4(a)に示すように、クラッチ装置32が非接続状態の場合、摺擦ローラ7は感光体ドラム1の回転に従動する状態となっている。この時、摺擦ローラ7の回転方向は、感光体ドラム1の回転方向に対して逆方向になる。すなわち、この場合、摺擦ローラ7の感光体ドラム表面に対する清掃力は初期状態と変わらない。
一方、上記ステップS17において、積分値Vi(n)>閾値ViTHの場合(「Yes」)、感光体ドラム表面の汚れ状態は摺擦ローラ7の清掃力を変える必要がある程悪化していると考えられるため、CPU20は、クラッチ装置32を制御して第2のDCブラシレスモータ31の回転軸と摺擦ローラ7の回転軸とを接続状態とする(ステップS19)。そして、CPU20は、摺擦ローラ7の回転方向が感光体ドラム1の回転方向と同一となるように第2のDCブラシレスモータ31を制御することにより、感光体ドラム表面に対する摺擦ローラ7の清掃力を大きくする(ステップS20)。
図4(b)は、この場合の感光体ドラム1と摺擦ローラ7の回転状態を表したものである。図4(b)に示すように、クラッチ装置32が接続状態の場合、摺擦ローラ7の回転方向と感光体ドラム1の回転方向とは同一方向(いわゆるカウンタ駆動状態)になっており、両者の接触面における研磨力は大きくなる。すなわち、この場合、摺擦ローラ7の感光体ドラム表面に対する清掃力は大きくなるため、感光体ドラム表面の付着物が清掃されやすくなり、その結果、感光体ドラム1の駆動負荷が低減される。
なお、上記ステップS20における第2のDCブラシレスモータ31の制御は、第1のDCブラシレスモータ27の制御と同様の手法を使用すれば良い。つまり、摺擦ローラ7用の目標回転速度Vt’、比例ゲイン定数Kp’、積分ゲイン定数Ki’、微分ゲイン定数Kd’をROM21から読み出し、第2のDCブラシレスモータ31から割込み入力されるFG信号を基に検出した摺擦ローラ7の回転速度Vc’と摺擦ローラ7の目標回転速度Vt’との速度偏差量ΔV’が零となるように第2のDCブラシレスモータ31のPID制御を行えば良い。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置100によれば、従来のように駆動対象物の駆動負荷を検出する負荷検出手段を設けることなく、つまり部品コストの増加及び部品実装スペースの拡大を招くことなく、駆動対象物(感光体ドラム1)の駆動負荷を検出し、当該検出した駆動負荷に応じて駆動負荷を低減することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、印刷ジョブが終了した後、速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きい場合に摺擦ローラ7の回転制御を実施したが、この摺擦ローラ7の回転制御の実施タイミングはこれに限定されず、例えば、速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きい場合に所定のフラグを「1」にセットしておき、次回の印刷ジョブ発生時にそのフラグが「1」にセットされていれば、実際の画像形成処理を行う前に、摺擦ローラ7の回転制御を行うようにしても良い。
または、摺擦ローラ7の回転制御の実施タイミングとして、次回の電源投入時またはウオーミングアップ時に、フラッシュメモリ23から速度偏差量の積分値Vi(n)を読み出して、この速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きかった場合に摺擦ローラ7の回転制御を行うようにしても良い。または、印刷中に速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きいか否かを判定して、大きいと判定された場合に強制的に印刷動作を停止して、摺擦ローラ7の回転制御を実施しても良い。または、速度偏差量の積分値Vi(n)が所定の閾値ViTHより大きかった場合、ユーザに摺擦ローラ7の回転制御の実施を促す画面を操作表示部24に表示するようにしても良い。
(2)上記実施形態では、ステップS20における摺擦ローラ7の回転制御として、摺擦ローラ7の回転方向が感光体ドラム1の回転方向と同一となるように第2のDCブラシレスモータ31を制御する場合を例示したが、これに限らず、摺擦ローラ7の回転方向が感光体ドラム1の回転方向と同一となるように、または逆方向になるように第2のDCブラシレスモータ31を制御すると共に、摺擦ローラ7の回転速度が高くなるように第2のDCブラシレスモータ31を制御することにより、摺擦ローラ7の感光体ドラム表面に対する清掃力を大きくしても良い。この場合、摺擦ローラ7用の目標回転速度Vt’を高く設定すれば良い。
(3)上記実施形態では、摺擦ローラ7の回転制御を実施することで感光体ドラム表面に対する清掃力を大きくする場合を例示して説明したが、同じく清掃体の1つであるクリーニングブレード6を用いて感光体ドラム表面に対する清掃力を大きくするようにしても良い。具体的には、例えば、感光体ドラム1に対するクリーニングブレード6の押圧力を調整するためのアクチュエータ(清掃力調整部)40を設け、CPU20によって、積分値Vi(n)が閾値ViTH以下の場合は、図5(a)に示すように、アクチュエータ40を制御して感光体ドラム1に対するクリーニングブレード6の押圧力を初期設定値に設定し、一方、積分値Vi(n)が閾値ViTHを越えた場合は、図5(b)に示すように、アクチュエータ40を制御して感光体ドラム1に対するクリーニングブレード6の押圧力を初期設定値より高く設定することにより、感光体ドラム表面に対するクリーニングブレード6の清掃力を大きくする。
(4)画像形成装置100の製造後、新品状態での初回の感光体ドラム1の安定駆動時の積分値Vi(n)を初期値Viniとしてフラッシュメモリ23に記憶しておき、次回以降の感光体ドラム1の駆動時に取得する積分値Vi(n)と上記初期値Viniとの差分値を所定の閾値と比較するようにしても良い。
(5)上記実施形態では、駆動対象物として感光体ドラム1を例示して説明したが、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって駆動される駆動対象物であれば、本発明を適用することができる。また、フィードバック制御としては、PID制御だけでなく、PI制御でも本発明を適用することができる。
(6)上記実施形態では、画像形成装置100としてプリンタを例示して説明したが、この他、コピー機、プリンタ及びFAX等の機能を有する複合機や、コピー機、FAX等の単体のOA機器などにも本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の構成概略図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の動作に関する補足図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の変形例である。
符号の説明
100…画像形成装置、1…感光体ドラム、2…帯電部、3…露光部、4…現像部、5…転写部、6…クリーニングブレード、7…摺擦ローラ、8…給紙ローラ、9…用紙搬送ローラ、10…定着ユニット、11…用紙搬送ローラ、12…排紙ローラ、20…CPU(Central Processing Unit)、21…ROM(Read Only Memory)、22…RAM(Random Access Memory)、23…フラッシュメモリ、24…操作表示部、25…通信I/F、26…モータドライバ、27…DCブラシレスモータ、28…ギア部、29…エンコーダ、30…第2のモータドライバ、31…第2のDCブラシレスモータ、32…クラッチ装置、40…アクチュエータ、200…PC(Personal Computer)

Claims (6)

  1. 駆動対象物を回転駆動するモータと、前記駆動対象物の表面を清掃するために設けられ
    た清掃体と、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって前記モータを制御
    する制御部とを備える回転駆動装置であって、
    前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を備え、
    前記制御部は、前記フィードバック制御の積分要素にて算出される積分値を前記駆動対象物の駆動負荷情報として取得し、当該取得した積分値に基づいて前記清掃力調整部を制御することにより、前記駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を制御する、
    ことを特徴とする回転駆動装置。
  2. 駆動対象物を回転駆動するモータと、前記駆動対象物の表面を清掃するために設けられ
    た清掃体と、少なくとも積分要素を有するフィードバック制御によって前記モータを制御
    すると共に電子写真方式による画像形成動作を統合制御する制御部とを備える画像形成装
    置であって、
    前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を調整するための清掃力調整部を備え、
    前記制御部は、前記フィードバック制御の積分要素にて算出される積分値を前記駆動対象物の駆動負荷情報として取得し、当該取得した積分値に基づいて前記清掃力調整部を制御することにより、前記駆動対象物の駆動負荷の大きさに応じて前記駆動対象物表面に対する前記清掃体の清掃力を制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記駆動対象物は感光体ドラムであり、
    前記清掃体は前記感光体ドラムに圧接配置された摺擦ローラである場合において、
    前記清掃力調整部は、
    前記摺擦ローラを回転駆動するための摺擦ローラ用モータと、
    前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸との機械的な接続/非接続を切り替えるための接続切替部と、を有し、
    前記制御部は、前記積分値が所定の閾値以下の場合、前記接続切替部を制御して前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸とを非接続とし、前記積分値が所定の閾値を越えた場合、前記接続切替部を制御して前記摺擦ローラ用モータの回転軸と前記摺擦ローラの回転軸とを接続すると共に、前記摺擦ローラ用モータを制御して前記感光体ドラム表面に対する前記摺擦ローラの清掃力が大きくなるように前記摺擦ローラの回転状態を制御する、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記摺擦ローラの回転方向が前記感光体ドラムの回転方向と同一となるように前記摺擦ローラ用モータを制御することにより前記清掃力を大きくすることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記摺擦ローラの回転方向が前記感光体ドラムの回転方向と同一となるように、または逆方向になるように前記摺擦ローラ用モータを制御すると共に、前記摺擦ローラの回転速度が高くなるように前記摺擦ローラ用モータを制御することにより前記清掃力を大きくすることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動対象物は感光体ドラムであり、
    前記清掃体は前記感光体ドラムに圧接配置されたクリーニングブレードである場合において、
    前記清掃力調整部は、前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を調整するためのアクチュエータであり、
    前記制御部は、前記積分値が所定の閾値以下の場合、前記アクチュエータを制御して前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を初期設定値とし、前記積分値が所定の閾値を越えた場合、前記アクチュエータを制御して前記感光体ドラムに対する前記クリーニングブレードの押圧力を前記初期設定値より高くすることにより、前記感光体ドラム表面に対する前記クリーニングブレードの清掃力を大きくする、
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。


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