JP2002287599A - 感光体ドラムのクリーニング機構及び画像形成装置 - Google Patents

感光体ドラムのクリーニング機構及び画像形成装置

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JP2002287599A JP2001093879A JP2001093879A JP2002287599A JP 2002287599 A JP2002287599 A JP 2002287599A JP 2001093879 A JP2001093879 A JP 2001093879A JP 2001093879 A JP2001093879 A JP 2001093879A JP 2002287599 A JP2002287599 A JP 2002287599A
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Yasuyuki Fukunaga
靖幸 福永
Kazuya Kamihira
和也 上平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジッタによる画像の乱れを発生させることな
く、ドラム表面の研磨によって画像流れ現象やフィルミ
ング現象を防止することができるクリーニング機構及び
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム4における静電潜像形成開
始時からトナー像転写終了時までの期間は、クリーニン
グローラ21がモータ25によって回転駆動されるよう
にクラッチ21aを切り換え、当該期間以外にはクリー
ニングローラ21がモータ25によって回転駆動されず
に感光体ドラム4に従動して回転するようにクラッチ2
1aを切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ドラムのク
リーニング機構及びこれを備えた画像形成装置に関し、
特に、感光体ドラムを摺擦する回転清掃部材の回転駆動
を制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のプリンタやコピー機等の
画像形成装置においては、a−Si(アモルファスシリ
コン)からなる感光体ドラムを使用するものがある。こ
のa−Siからなる感光体ドラムを用いる場合、ドラム
周りの主帯電、転写、除電の各チャージャから発生する
オゾン、あるいはオゾンによって発生するNOx やSOxな
どの放電生成物がドラム表面に付着した状態で高湿環境
に曝されると空気中の水分と結合してドラム表面が酸化
劣化しやすい。ドラム表面が酸化すると、高湿時にドラ
ム表面の静電潜像が乱れることによる画像流れを生じや
すい。また、a−Si感光体ドラム以外の場合、例えば
有機感光体を用いた場合、トナー成分が感光体ドラム表
面にフィルミングすると、光感度、帯電能力が低下して
地肌かぶりや画像濃度低下などを生じやすい。そのた
め、このような画像形成装置では、感光体ドラム表面を
積極的に研磨し、常に感光体ドラム表面を清浄な状態に
維持するクリーニング機構が備えられている。
【0003】このクリーニング機構は、ウレタンフォー
ム等の弾性体で構成される回転清掃部材を備え、この回
転清掃部材を感光体ドラムよりも速い周速で、感光体ド
ラム回転方向の順方向に回転させてドラム表面を摺擦・
研磨することによって、上記画像流れ現象やフィルミン
グ現象の発生を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のクリーニング機構によれば、回転清掃部材
によってドラム表面を研磨する効果は十分に得られ、残
留トナーによる画像品質の低下を防止することはできる
が、回転清掃部材と感光体ドラムの摺擦負荷と負荷変動
の影響で、回転むらや回転位置ずれによるジッタが発生
しやすく、中間調画像の画像形成時には画像の乱れとな
って現れるという問題があり、特にデジタル方式、カラ
ー方式の画像形成装置では目立ちやすいものとなる。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ジッタによる画像の乱れを発生
させることなく、ドラム表面の研磨によって画像流れ現
象やフィルミング現象を防止することができるクリーニ
ング機構及び画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、トナー像の転写後に感光体
ドラム上に残留するトナーを除去するクリーニング機構
であって、回転自在に設けられ、前記感光体ドラムによ
るトナー像転写位置の下流側で感光体ドラムに摺擦する
回転清掃部材と、前記回転清掃部材を、前記感光体ドラ
ムとの摺擦面において同一の回転方向となるようにし
て、前記感光体ドラムと周速差を設けて回転駆動する駆
動手段と、前記駆動手段からの駆動力を前記回転清掃部
材に伝達するか否かを切り換える切り換え手段とを備
え、前記切り換え手段によって前記駆動手段からの駆動
力が前記回転清掃部材に伝達されない状態とされている
ときは、前記回転清掃部材は前記感光体ドラムに従動し
て回転するように構成されているものである。
【0007】この構成では、駆動手段から回転清掃部材
への駆動力伝達の切り換えを可能としたので、ジッタが
発生しやすい状況の場合には回転清掃部材を感光体ドラ
ムに従動させ、回転清掃部材と感光体ドラムの摺擦負荷
と負荷変動を低減することで回転むらや回転位置ずれに
よるジッタ発生を防止して画像乱れをなくすことがで
き、その他の場合には回転清掃部材を駆動して感光体ド
ラム表面を積極的に摺擦・研磨することで、画像流れ現
象やフィルミング現象を防止する効果を維持することが
できる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のクリーニング機構であって、前記切り換え手段
は、前記感光体ドラムでの静電潜像形成開始時からトナ
ー像転写終了時までの期間は前記駆動手段の駆動力を前
記回転清掃部材に伝達しないようにし、当該期間以外は
前記駆動手段の駆動力を前記回転清掃部材に伝達するも
のである。
【0009】この構成によれば、ジッタの影響が画像に
現れやすい静電潜像形成開始時からトナー像転写終了時
までの期間は、回転清掃部材を感光体ドラムに従動回転
して、回転清掃部材による摺擦負荷と負荷変動を減ら
し、当該期間以外は回転清掃部材を駆動して感光体ドラ
ムを積極的に摺擦するので、感光体ドラム表面に残留す
るトナーを除去する効果を維持しつつ、ジッタによる画
像の乱れを低減することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のクリーニング機構であって、前記
駆動手段は、前記感光体ドラムの周速よりも速い周速と
なるように前記回転清掃部材を回転駆動するものであ
る。
【0011】この構成によれば、回転清掃部材が感光体
ドラムよりも速い周速で回転するのでドラム表面の研磨
効果をより高めることができ、また、回転清掃部材が感
光体ドラムに摺擦するときに感光体ドラムの回転を抑制
する力が働かないため、感光体ドラムの駆動手段に負荷
を与えることがない。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載のクリーニング機構であ
って、前記駆動手段は、前記感光体ドラムを回転駆動す
るための駆動手段であるものである。
【0013】この構成によれば、回転清掃部材と感光体
ドラムの駆動手段が同一なので、これらの駆動機構の構
成が簡単になり、製造コストも低減される。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、感光体ド
ラム上の静電潜像をトナー像として用紙に形成する画像
形成装置であって、トナー像の転写後に前記感光体ドラ
ム上に残留するトナーを除去するために請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載のクリーニング機構を備えたも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
感光体ドラムのクリーニング機構及び画像形成装置につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像
形成装置の概略構成を示す模式図である。図1に示すよ
うに、プリンタ(画像形成装置の一例)1では、プリン
タ本体2内にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの
各色用にそれぞれ現像装置3が備えられている。それぞ
れの現像装置3においては、a−Si(アモルファスシ
リコン)等からなる感光体ドラム4が備えられ、図中の
矢印方向に回転するようになっている。この感光体ドラ
ム4が帯電部5によって一様に帯電され、外部PC等か
ら入力された原稿画像データに基づくLED光がLED
プリントヘッドユニット6からドラム表面上に照射され
て静電潜像が形成され、この静電潜像にトナーが付着し
てトナー像が形成される。このトナーの供給はトナー供
給容器7M,7C,7Y,7Bからそれぞれ行われる。
これら各色用に4つの感光体ドラム4が並設されている
下方には用紙搬送ベルト8が配設されている。用紙搬送
ベルト8は圧ローラ9によって各感光体ドラム4に押し
付けられた状態とされ、ローラ10,11によって感光
体ドラム4の回転方向の順方向に回転されるようになっ
ている。
【0016】そして感光体ドラム4と用紙搬送ベルト8
との間に、給紙機構12から用紙搬送路13を経由して
用紙が搬送され、用紙が各感光体ドラム4と用紙搬送ベ
ルト8との間を搬送されていく間に各感光体ドラム4表
面の各色のトナー像が次々に用紙に転写される。全ての
感光体ドラム4によってトナー像が転写された用紙は定
着ローラ対14に搬送されてトナー像が定着され、カラ
ー画像が形成される。定着ローラ対14を通過した用紙
は用紙搬送路15に送られ、排出部16から排出され
る。
【0017】上記の各感光体ドラム4には、感光体ドラ
ム4上の残留トナー等を除去するために本発明の特徴で
あるクリーニング機構20が備えられている。このクリ
ーニング機構20は、感光体ドラム4の表面を清掃する
ためのクリーニングローラ21及びクリーニングブレー
ド22、これらクリーニングローラ21及びクリーニン
グブレード22によってドラム表面から除去されたトナ
ーを一箇所に集めるためのスパイラル23を有してい
る。
【0018】次に、上記クリーニング機構20について
説明する。図2は当該クリーニング機構の概略構成を示
す側面図である。
【0019】クリーニング機構20は、上記のようにク
リーニングローラ21、クリーニングブレード22及び
スパイラル23を有している。クリーニングローラ21
はウレタンフォーム等の弾性体からなり、感光体ドラム
4に対向する位置に配設されている。このクリーニング
ローラ21は、感光体ドラム4によるトナー像転写位置
Aの下流側で感光体ドラム4の表面に摺擦するように配
置され、感光体ドラム4の回転方向(図2矢印方向)の
順方向に回転自在に設けられている。クリーニングロー
ラ21の回転速度は、感光体ドラム4との摺擦面におい
て感光体ドラム4の周速に対して約1.2倍の周速とな
るように設定され、感光体ドラム4との周速差によりド
ラム表面が摺擦されるようになっている。このクリーニ
ングローラ21の摺擦で感光体ドラム4の表面のトナー
がクリーニングローラ21の表面に付着し、このトナー
が付着した表面状態のクリーニングローラ21によって
再び感光体ドラム4が摺擦されると、トナー表面に分散
されている酸化チタン等が研磨剤の役割を果たして感光
体ドラム4の表面が研磨されるようになっている。
【0020】クリーニングブレード22は板状体の部材
からなり、その一端部がクリーニングローラ21よりも
更に下流側で感光体ドラム4に摺擦するように配置さ
れ、クリーニングローラ21による清掃後に感光体ドラ
ム4の表面に残留するトナーを掻き取るために設けられ
ている。
【0021】スパイラル23は回転軸の周囲に螺旋形状
の羽根が形成されてなり、回転自在に設けられている。
スパイラル23は、上記クリーニングローラ21及びク
リーニングブレード22によって感光体ドラム4の表面
から除去されたトナーを一箇所に集めるためにクリーニ
ングローラ21に隣接する位置に配設されている。
【0022】上記クリーニングローラ21及びスパイラ
ル23の駆動機構について説明する。図3(a)は感光
体ドラム、クリーニングローラ及びスパイラル部分を示
す平面図、(b)は感光体ドラム、クリーニングローラ
及びスパイラルの各ギヤを示す側面図である。クリーニ
ングローラ21及びスパイラル23は、感光体ドラム4
の駆動源となるモータ25によって駆動される。モータ
25の駆動力は、モータ25のギア25aに噛合する感
光体ドラム4のギア4aを介してクリーニングローラ2
1に伝達される。クリーニングローラ21の回転軸に
は、感光体ドラム4のギア4aに噛合するか否かを切り
換え可能なクラッチ21aが設けられている。このクラ
ッチ21aはギア4aに噛合していない位置(図3
(a)に示す位置)と、ギア4aに噛合する位置との間
で移動自在に構成され、プリンタ1全体の動作制御を司
る制御部(図外)によって動作が制御される。また、ク
ラッチ21aの径は、クリーニングローラ21がモータ
25によって駆動されるときに感光体ドラム4の周速に
対して約1.2倍の周速で回転されるように、その径の
大きさ及びギア歯数が設定されている。
【0023】クラッチ21aは、感光体ドラム4のギア
4aに噛合可能とされる一方、スパイラル23の回転軸
に設けられているギア23aにも噛合可能に構成されて
おり、クラッチ21aが感光体ドラム4のギア4aに噛
合する状態のときにスパイラル23のギア23aにも噛
合するようになっている。従って、ギア4a、クラッチ
21a及びギア23aは図3(b)に示すように噛合
し、クリーニングローラ21がモータ25によって回転
駆動されるときはスパイラル23も同時に回転駆動され
る。
【0024】上記クリーニングローラ21のクラッチ2
1aの切り換え動作について説明する。図4は当該クラ
ッチ切り換え制御を示すフローチャートである。感光体
ドラム4が回転駆動され、画像形成が開始される場合、
図1のLEDプリントヘッドユニット6によるドラム表
面へのLED光の照射が開始されると(S1でYE
S)、クラッチ21aをギア4aから切り離した状態と
される(S2)。従って、このときモータ25からの駆
動力はクリーニングローラ21に伝達されず、クリーニ
ングローラ21は感光体ドラム4との摺擦により感光体
ドラム4に従動して回転するのみである。そして、感光
体ドラム4から用紙へのトナー像転写が終了するまでは
クラッチ21aをギア4aから切り離した状態とされ
(S3でNO)、トナー像転写が終了すると(S3でY
ES)、クラッチ21aをギア4aに接続させ、モータ
25の駆動力でクリーニングローラ21を回転駆動し
(S4)、上述したように感光体ドラム4の周速に対し
て約1.2倍の周速でクリーニングローラ21を回転さ
せて研磨効果を十分に得るようにする。このとき、上述
のようにスパイラル23も同時に回転駆動され、クリー
ニングローラ21によってドラム表面から除去されたト
ナーはスパイラル23によって一箇所に集められる。
【0025】また、感光体ドラム4が回転駆動されても
LEDプリントヘッドユニット6によるドラム表面への
LED光の照射が開始されないとき、すなわち画像形成
時以外は(S1でNO)、クラッチ21aをギア4aに
接続し、モータ25の駆動力でクリーニングローラ21
を回転駆動し(S4)、研磨効果を十分に得るようにす
る。
【0026】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形
態では、クリーニングローラ21と感光体ドラム4とが
同一のモータ25で駆動されるように構成されている
が、クリーニングローラ21と感光体ドラム4をそれぞ
れ別個のモータで駆動する構成としてもよい。この場合
は、プリンタに備えられる制御部によって、クリーニン
グローラ21の駆動源となるモータを、感光体ドラム4
のトナー像転写時には停止させ、トナー像転写時以外に
は駆動するように制御する。この場合は当該制御部が、
モータからの駆動力をクリーニングローラ21に伝達す
るか否かを切り換える切り換え手段として機能する。
【0027】また、上記実施形態では、感光体ドラム4
の周速に対して約1.2倍の周速でクリーニングローラ
21が回転するようにその回転速度を設定しているが、
クリーニングローラ21の回転速度はこれに限定される
ものではなく、感光体ドラム4と周速差を有するもので
あればよい。例えば、感光体ドラム4の周速よりも遅い
周速となるように回転駆動したり、上記感光体ドラム4
の周速の約1.2倍よりも速い周速で回転するようにし
てもよい。
【0028】また、上記実施形態では、クリーニングロ
ーラ21によって感光体ドラム4を清掃する場合につい
て説明しているが、クリーニングローラ21以外の回転
清掃部材、例えばファーブラシや磁気ブラシ等の回転清
掃部材に対しても本発明を適用することが可能である。
【0029】また、上記実施形態では、トナー表面に分
散されている酸化チタン等が研磨剤の役割を果たしてい
るが、それに限定されず、トナー表面に分散されたマグ
ネタイト、アルミナ、シリカ等の微粉末を利用してドラ
ム表面を研磨するようにしてもよい。さらには、磁性ト
ナーを使用する場合は、トナーに含有されるマグネタイ
ト等を利用してトナー自身でドラム表面を研磨するよう
にしてもよい。また、このようなトナーやトナーに含ま
れる成分を利用した研磨に代えて、研磨剤を含んだクリ
ーニングローラを用いてドラム表面を研磨するようにし
てもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジッタの
影響が画像に現れやすいときは、回転清掃部材を感光体
ドラムに従動回転させて感光体ドラムへの摺擦負荷と負
荷変動を軽減し、その他の場合には回転清掃部材を駆動
して感光体ドラムを積極的に摺擦するように切り換える
ことが可能なので、ジッタによる画像の乱れを発生させ
ることなく、ドラム表面を研磨して画像流れ現象やフィ
ルミング現象の発生を防止することができる。
【0031】また、ジッタが発生しやすい静電潜像形成
開始時からトナー像転写終了時までの期間は回転清掃部
材を感光体ドラムに従動回転させ、当該期間以外は回転
清掃部材を駆動して感光体ドラムを積極的に摺擦するよ
うにすれば、感光体ドラム表面に残留するトナーを除去
する効果を維持しつつ、ジッタによる画像の乱れを低減
することができる。
【0032】また、回転清掃部材が感光体ドラムよりも
速い周速で回転するようにすれば、ドラム表面の研磨効
果をより高めることができ、また、回転清掃部材が感光
体ドラムに摺擦するときに感光体ドラムの回転を抑制す
る力が働かないため、感光体ドラムの駆動手段に負荷を
与えることがない。
【0033】また、回転清掃部材を感光体ドラムの駆動
手段によって回転駆動するようにすれば、駆動機構の構
成が簡単になり、製造コストも低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す模
式図である。
【図2】本発明に係るクリーニング機構の概略構成を示
す側断面図である。
【図3】(a)は当該クリーニング機構の感光体ドラ
ム、クリーニングローラ及びスパイラル部分を示す平面
図、(b)は感光体ドラム、クリーニングローラ及びス
パイラルの各ギヤを示す側面図である。
【図4】クリーニングローラのクラッチの切り換え制御
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ 4 感光体ドラム 20 クリーニング機構 21 クリーニングローラ 21a クラッチ 22 クリーニングブレード 23 スパイラル 25 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA31 DE07 ED27 EE03 EF06 EF09 EF11 2H035 CA07 CB01 CG03 2H134 GA01 GB02 GB08 HA07 HA09 HA16 HD01 JA02 KA40 KB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像の転写後に感光体ドラム上に残
    留するトナーを除去するクリーニング機構であって、 回転自在に設けられ、前記感光体ドラムによるトナー像
    転写位置の下流側で感光体ドラムに摺擦する回転清掃部
    材と、 前記回転清掃部材を、前記感光体ドラムとの摺擦面にお
    いて同一の回転方向となるようにして、前記感光体ドラ
    ムと周速差を設けて回転駆動する駆動手段と、 前記駆動手段からの駆動力を前記回転清掃部材に伝達す
    るか否かを切り換える切り換え手段とを備え、 前記切り換え手段によって前記駆動手段からの駆動力が
    前記回転清掃部材に伝達されない状態とされているとき
    は、前記回転清掃部材は前記感光体ドラムに従動して回
    転するように構成されていることを特徴とするクリーニ
    ング機構。
  2. 【請求項2】 前記切り換え手段は、前記感光体ドラム
    での静電潜像形成開始時からトナー像転写終了時までの
    期間は前記駆動手段の駆動力を前記回転清掃部材に伝達
    しないようにし、当該期間以外は前記駆動手段の駆動力
    を前記回転清掃部材に伝達することを特徴とする請求項
    1に記載のクリーニング機構。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記感光体ドラムの周
    速よりも速い周速となるように前記回転清掃部材を回転
    駆動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のクリーニング機構。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記感光体ドラムを回
    転駆動するための駆動手段であることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載のクリーニング機
    構。
  5. 【請求項5】 感光体ドラム上の静電潜像をトナー像と
    して用紙に形成する画像形成装置であって、 トナー像の転写後に前記感光体ドラム上に残留するトナ
    ーを除去するために請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載のクリーニング機構を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006327175A (ja) * 2005-04-25 2006-12-07 Konica Minolta Holdings Inc インクジェット記録装置
US7233755B2 (en) 2003-09-03 2007-06-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
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