JP5065852B2 - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置のクリーニング装置に関する。
従来、プリンタ等の画像形成装置に具備され、感光体の表面に蓄積した放電生成物や転写後の感光体表面に残留したトナー(現像剤)を除去するクリーニング装置が知られている(特許文献1)。
このような従来のクリーニング装置は、例えば、図4に示すように、感光体231に接触した状態で回転することで感光体231表面のトナー40を除去する研磨部材331と、感光体231の研磨部材331とのニップ部の直下流位置に接触して、感光体231表面に残留するトナー40を掻き落すクリーニングブレード332と、研磨部材331の感光体231とのニップ部の略反対位置に接触して、研磨部材331の表面に付着したトナー40を掻き取るとともに、その掻き取ったトナー40をトナー搬送部材334に移動させるスクレーパ333とにより構成されている。
特開平11−2996号公報
しかしながら、図4に示すような従来のクリーニング装置では、感光体231表面のトナー40の大半が、研磨部材331とのニップ部を通過後、研磨部材331に付着して搬送されることから、クリーニングブレード332に到達するトナーの量が比較的少ない。このため、クリーニングブレード332付近では、トナーの入れ替わりが起こり難くなり、同一トナーがクリーニングブレード332付近に長時間滞留しやすくなる。このような状況下では、トナー40から外添剤41が脱離しやすくなり、脱離した外添剤41は、その粒径が数十nmと極めて微小であることから、クリーニングブレード332を簡単にすり抜けてしまう。そして、すり抜けた外添剤41が、クリーニングブレード332の下流側の帯電ローラ232に付着した場合、帯電ローラ232の付着部分の抵抗が上昇するため、感光体231の帯電不良が発生する。
また、クリーニングブレード332に達するトナーの量が少ないと、クリーニングブレード332と感光体231との摩擦係数が上昇し、クリーニングブレード332に係る負荷が増大する。これにより、クリーニングブレード332のエッジが欠損したり、クリーニングブレード332がめくれ上がったりすることがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、感光体の帯電不良やクリーニングブレードの破損等の不具合を防止することが可能な画像形成装置のクリーニング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置は、像担持体としての感光体に接触した状態で回転して、感光体表面の放電生成物および現像剤を除去する研磨部材と、感光体の研磨部材とのニップ部の直下流位置且つ上方位置に感光体の回転方向に逆らう方向から接触して、感光体表面の現像剤を除去するクリーニングブレードとを備えた画像形成装置のクリーニング装置において、前記研磨部材の感光体とのニップ部の直下流位置に研磨部材の回転方向に逆らう方向から接触して、研磨部材表面の現像剤を掻き取る掻取り部材を設け、前記掻取り部材は、前記ニップ部の出口から拡がる領域において、前記領域の上方が開放されるとともに、前記研磨部材から掻き取られたトナーの溜りを形成してその溜りのトナーが前記クリーニングブレードのエッジに到達できるように、前記クリーニングブレードと当該掻取り部材とで側面視で略V字を形成するように配設されていることを特徴とする。
上記請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置において、好ましくは、前記研磨部材は、感光体と略同一高さに設けられる摺擦ローラであり、前記掻取り部材は、摺擦ローラの軸心を含む垂直面よりも感光体側で摺擦ローラに接触している(請求項2)。
本発明によれば、研磨部材の感光体とのニップ部の直下流位置に研磨部材の回転方向に逆らう方向から接触する掻取り部材を設けることによって、掻取り部材によって研磨部材から掻き取られたトナーが、感光体と研磨部材とのニップ部出口から拡がる領域に適度に溜まるようになるので、クリーニングブレードのエッジに到達するトナーの量を意図的に増やすことができる。これにより、クリーニングブレードのエッジ付近では、トナーの入れ替わりが頻繁に行われるようになるので、トナーからの外添剤の脱離が起こり難くなる。従って、例えばトナーから脱離した外添剤がクリーニングブレードをすり抜けて下流側の帯電ローラに付着することに起因する帯電ローラの汚染を未然に防ぐことができるので、感光体の帯電不良を防止することができる。
また、クリーニングブレードのエッジに常に十分な量のトナーが供給されるので、エッジ付近ではトナーが潤滑剤として十分に機能し、これによってクリーニングブレードと感光体との間の摩擦係数が上昇し過ぎるのを抑えることができる。その結果、クリーニングブレードに過剰な負荷が係るのが抑えられるので、クリーニングブレードの破損を防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるドラムクリーニング装置を備えたプリンタの全体構成を示した断面側面図であり、図2は、ドラムクリーニング装置周辺の要部構成を示した断面側面図である。また、図3は、ドラムクリーニング装置によるクリーニング動作を説明するための側面図である。なお、図1におけるYによる方向表示は、−Yが前方、+Yが後方である。
図1に示すように、本実施形態のプリンタ10は、カラー印刷可能に構成されたいわゆるカラー機であり、略立方体状を呈したプリンタ本体11内に画像形成処理用の後述する各機構が装着されている。
このプリンタ10は、用紙Pを貯留して印刷処理のために給紙する給紙部12と、この給紙部12から送り込まれた用紙Pに画像形成処理により形成された画像(トナー像)を転写する画像形成部13と、この画像形成部13で用紙Pに転写されたトナー像に対して定着処理を施す定着部14と、この定着部14で定着処理の施された用紙Pの排出先を切り換える排出先切換え部15と、印刷処理が完了した用紙Pを排出する排紙部16とを備えている。
給紙部12は、プリンタ本体11内の下部に挿脱自在に装着された複数枚の用紙Pが貯留可能な用紙カセット121と、用紙Pを手差しで給紙するときに用いられる手差しトレイ122とを備えている。また、用紙カセット121の前側上方位置にはピックアップローラ123が設けられ、このピックアップローラ123の駆動によって用紙カセット121に貯留されている用紙Pが1枚ずつ繰り出されて画像形成部13へ向けて送り出される。
画像形成部13は、感光体ドラム131と、帯電ローラ132と、露光装置133と、回転式現像装置20と、トナーコンテナ134と、転写ベルト135と、一次転写ローラ136と、二次転写ローラ137と、ドラムクリーニング装置30と、ベルトクリーニング装置139とを備えている。なお、感光体ドラム131は、本発明の「感光体」の一例であり、ドラムクリーニング装置30は、本発明の「クリーニング装置」の一例である。
感光体ドラム131は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ってトナー像が形成されるものであり、左右方向(図1の紙面に直交する方向)に延びる軸心回りに回転可能とされている。この感光体ドラム131は、図1において反時計方向へ向けて回転されつつ対応した後述の現像器22から現像剤としてのトナーの供給を受けるようになっている。トナーは、着色剤、電荷制御剤およびワックス等の外添剤をバインダー樹脂中に分散させた粒径が6〜12μmの微粉体である。なお、現像剤としては、トナーのみからなる1成分系のもの以外に、トナーとキャリアとからなる、いわゆる2成分系のものも用いることができる。
帯電ローラ132は、感光体ドラム131の周面に当接して帯電処理を施すことにより同周面に一様な電荷を形成させるものである。また、帯電ローラ132の上方には、帯電ローラ132の表面を清浄化するためのクリーニングローラ132a(図2参照)が設けられている。
露光装置133は、帯電ローラ132により一様な電荷の付与された感光体ドラム131の周面に画像情報に基づくレーザー光を照射することにより同周面に静電潜像を形成させるものである。
回転式現像装置20は、露光装置133により静電潜像の形成された感光体ドラム131の周面にトナーを供給することにより同周面にトナー像を形成させるものである。この回転式現像装置20は、側面視(図1の紙面に直交する方向からみた状態)で円形に形成された回転枠体21と、この回転枠体21に周方向で等ピッチに装着された4つの現像器22とを備えている。
回転枠体21は、感光体ドラム131の後方位置で当該感光体ドラム131の軸心と平行に配設された枠体軸211回りに回転可能に軸支されている。また、現像器22は、ブラックトナーが充填されるブラック用現像器22Kと、シアントナーが充填されるシアン用現像器22Cと、マゼンタトナーが充填されるマゼンタ用現像器22Mと、イエロートナーが充填されるイエロー用現像器22Yとの4種類が採用されている。
そして、感光体ドラム131の周面にイエロートナーでトナー像を形成させるときは、回転枠体21の枠体軸211回りの回転によってイエロー用現像器22Yが感光体ドラム131と対向する位置に設定され、この状態で感光体ドラム131がドラム心回りに回転することによりその周面にイエローのトナー像が形成されていくようになされている。このイエローのトナー像は、周回している転写ベルト135に直ちに転写される。
感光体ドラム131の周面にマゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像を形成させるときもイエローのときと同様であり、対象の色のトナーの充填された現像器22が感光体ドラム131の周面と対向される。転写ベルト135への転写処理によりトナー像が消滅した感光体ドラム131の周面には次の色のトナー像が順次転写されていくことになる。
そして、転写ベルト135の周回と感光体ドラム131のトナー像形成動作とを適正に同期させることにより、転写ベルト135の表面には、各色のトナーが塗り重ねられたカラー画像が形成される。このカラー画像が給紙部12から給紙された用紙Pに二次転写ローラ137の作用で転写されることにより用紙Pに対しカラー印刷が行われる。
トナーコンテナ134は、回転式現像装置20にトナーを供給するものである。このトナーコンテナ134は、回転式現像装置20のブラック用現像器22K、シアン用現像器22C、マゼンタ用現像器22Mおよびイエロー用現像器22Yに対してそれぞれ各カラーのトナーを補給するべく当該各カラーのトナーを貯留するものである。
転写ベルト135は、感光体ドラム131の周面に形成されたトナー像が転写されるものである。この転写ベルト135は、一次転写ローラ136と、この一次転写ローラ136の若干後方位置に設けられたアイドルローラ135cと、このアイドルローラ135cの下方に設けられた図略の駆動モータの駆動で駆動回転する駆動ローラ135aと、感光体ドラム131の下方の前方位置で駆動ローラ135aと対向配置された従動ローラ135bとに掛け回されている。
一次転写ローラ136は、感光体ドラム131上のトナー像を静電的に引き剥がして転写ベルト135の表面に転写させるものである。
二次転写ローラ137は、駆動ローラ135aの直下位置で転写ベルト135を介して当該駆動ローラ135aと対向配置されており、転写ベルト135上のトナー像を静電的に引き剥がして給紙部12から送り込まれた用紙Pに転写させるものである。
ドラムクリーニング装置30は、転写ベルト135へ転写後の感光体ドラム131の周面を清浄化処理するものである。
ベルトクリーニング装置139は、用紙Pに対する転写処理後の転写ベルト135の表面に清浄化処理を施すものである。
定着部14は、画像形成部13で用紙Pに転写された転写画像に定着処理を施すものであり、ハロゲンランプ等の通電発熱体により加熱される定着ローラ141と、下部でこの定着ローラ141に対向配置され、周面が定着ローラ141の周面に押圧当接される加圧ローラ142とを備えている。
そして、画像形成部13で転写処理の施された用紙Pは、転写ベルト135と二次転写ローラ137とに挟持された状態で転写ベルト135の周回に誘導されて定着部14に導入され、定着ローラ141と加圧ローラ142との間を通過するときの加熱によりトナー像が当該用紙Pに定着処理される。
定着処理後の用紙Pは、第1排出ローラ対143の駆動により排紙搬送路101へ導出され、第2排出ローラ対102の駆動で排紙搬送路101を上昇させられ、排紙口162を通ってプリンタ本体11の頂部に設けられた排紙トレイ161へ排出される。
排出先切換え部15は、用紙Pに対して両面印刷を施す場合に利用されるものであり、排紙搬送路101の下端部に第1排出ローラ対143の下方のものと周面同士が互いに当接するように対向配置された返送ローラ151と、この返送ローラ151の下部から定着部14の下を通って二次転写ローラ137の上流側(図1に前方側)へ延びた返送搬送路152とを備えている。そして、片面の定着処理が完了して定着部14から一旦排紙搬送路101へ送り出された用紙Pは、排出先切換え部15によって表裏逆転させた状態で再度画像形成部13へ返送される。
次に、図2および図3を参照して、上記ドラムクリーニング装置30の構成および作用について説明する。
本実施形態のドラムクリーニング装置30は、図2に示すように、摺擦ローラ31と、クリーニングブレード32と、第1スクレーパ33と、トナー搬送部材34と、第2スクレーパ35と、これらを支持するハウジング36とを有している。なお、摺擦ローラ31は、本発明の「研磨部材」の一例であり、第2スクレーパ35は、本発明の「掻取り部材」の一例である。
摺擦ローラ31は、感光体ドラム131の前方位置で当該感光体ドラム131の軸心と平行に、かつ、略同一高さレベルで配設されたローラ軸311回りに回転可能に構成されている。また、摺擦ローラ31は、感光体ドラム131に接触してニップ部Nを形成しており、当該ニップ部Nにおいてその周面が感光体ドラム131の周面と同一方向に移動するように回転することで、感光体ドラム131表面の放電生成物およびトナーを除去して感光体ドラム131を研磨する機能を有している。従って、感光体ドラム131表面のトナー40の大半は、ニップ部Nを通過後、摺擦ローラ31の表面に付着して搬送されるようになっている。
クリーニングブレード32は、ブレード取付け部材37によってハウジング36に取り付けられており、感光体ドラム131の前側上方位置に配設されている。このクリーニングブレード32は、エッジ321が下端となる姿勢で、感光体ドラム131の摺擦ローラ31とのニップ部Nの直下流位置に、感光体ドラム131の回転方向に逆らう方向(本実施形態では上方)から接触しており、感光体ドラム131表面に残留するトナーを除去する機能を有している。
第1スクレーパ33は、スクレーパ取付け部材38によってハウジング36に取り付けられる金属製の板材であり、摺擦ローラ31の前方位置に配設されている。この第1スクレーパ33は、摺擦ローラ31の感光体ドラム131とのニップ部Nの略反対位置に、当該摺擦ローラ31の回転方向に逆らう方向(下方)から接触しており、摺擦ローラ31の表面に付着したトナー40を掻き取って摺擦ローラ31表面のトナー量を規制するとともに、その掻き取ったトナー40をトナー搬送部材34に移動させるように構成されている。
トナー搬送部材34は、スクレーパ33のさらに前方位置に配設されている。このトナー搬送部材34は、その延在方向である左右両端をハウジング36に支持された状態でハウジング36内部の前下位置に回転可能に設けられている。
第2スクレーパ35は、スクレーパ取付け部材39によってハウジング36に取り付けられる金属製の板材であり、摺擦ローラ31の略上方位置に配設されている。この第2スクレーパ35は、クリーニングブレード32と側面視で略V字を形成するように、摺擦ローラ31の感光体ドラム131とのニップ部Nの直下流位置で、かつ、摺擦ローラ31の軸心を含む垂直面Sよりも感光体ドラム131側の位置に、摺擦ローラ31の回転方向に逆らう方向(前方斜め上方)から接触している。そして、第2スクレーパ35は、摺擦ローラ31の表面に付着したトナー40を掻き取るとともに、その掻き取ったトナーをある程度堰き止めるように構成されている。
なお、上記した摺擦ローラ31による感光体ドラム131の研磨は、詳細には、両者のニップ部Nに介在するトナー40によってなされる。このため、ニップ部N通過後の摺擦ローラ31表面のトナーを上記スクレーパ33,35で掻き取ることによって、高い研磨性を得にくくなった古いトナーを取り除き、研磨性に優れた新しいトナーが摺擦ローラ31表面に配される状態にしている。
そして、このように構成されたドラムクリーニング装置30では、図3に示すように、感光体ドラム131表面のトナー40の大半が、ニップ部Nを通過後、摺擦ローラ31の表面に付着して搬送されるが、摺擦ローラ31の感光体ドラム131とのニップ部Nの直下流位置に摺擦ローラ31の回転方向に逆らう方向から接触するように配設した第2スクレーパ35によって、摺擦ローラ31表面のトナーが掻き取られ、その掻き取られたトナー40が、感光体ドラム131と摺擦ローラ31とのニップ部Nの出口から拡がる領域Eに適度に溜まるようになっている。
本実施形態では、上記のように、摺擦ローラ31の感光体ドラム131とのニップ部Nの直下流位置に摺擦ローラ31の回転方向に逆らう方向から接触する第2スクレーパ35を設けることによって、第2スクレーパ35によって摺擦ローラ31から掻き取られたトナーが、感光体ドラム131と摺擦ローラ31とのニップ部N出口から拡がる領域Eに適度に溜まるようになるので、クリーニングブレード32のエッジ321に到達するトナーの量を意図的に増やすことができる。これにより、クリーニングブレード32のエッジ321付近では、トナーの入れ替わりが頻繁に行われるようになるので、トナーからの外添剤の脱離が起こり難くなる。従って、例えばトナーから脱離した外添剤がクリーニングブレード32をすり抜けて下流側の帯電ローラ132に付着することに起因する帯電ローラ132の汚染を未然に防ぐことができるので、感光体ドラム131の帯電不良を防止することができる。
また、本実施形態では、上記のように、クリーニングブレード32のエッジ321に常に十分な量のトナーが供給されるので、エッジ321付近ではトナーが潤滑剤として十分に機能し、これによってクリーニングブレード32と感光体ドラム131との間の摩擦係数が上昇し過ぎるのを抑えることができる。その結果、クリーニングブレード32に過剰な負荷が係るのが抑えられるので、クリーニングブレード32の破損を防ぐことができる。
また、本実施形態のように感光体ドラム131、摺擦ローラ31およびクリーニングブレード32等が配置されたプリンタ10において、摺擦ローラ31の感光体ドラム131とのニップ部Nの直下流位置に摺擦ローラ31の回転方向に逆らう方向から接触する第2スクレーパ35を設ければ、感光体ドラム131と摺擦ローラ31とのニップ部N出口から拡がる領域Eに、より容易にトナーを溜めることができるようになる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
上記の実施形態においては、ドラムクリーニング装置30が適用される画像形成装置としてプリンタ10を例に挙げて説明したが、本発明は、画像形成装置がプリンタ10であることに限定されるものではなく、複写機であってもよいし、ファクシミリ装置であってもよい。
また、感光体、研磨部材およびクリーニングブレード等が、上記実施形態のプリンタ10とは異なる態様で配置されている画像形成装置にも、本発明を適用可能である。
本発明の一実施形態によるドラムクリーニング装置を備えたプリンタの全体構成を示した断面側面図である。 ドラムクリーニング装置周辺の要部構成を示した断面側面図である。 図2に示したドラムクリーニング装置によるクリーニング動作を説明するための側面図である。 従来のドラムクリーニング装置によるクリーニング動作を説明するための側面図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
30 ドラムクリーニング装置(クリーニング装置)
31 摺擦ローラ(研磨部材)
32 クリーニングブレード
35 第2スクレーパ(掻取り部材)
40 トナー
131 感光体ドラム(感光体)
N ニップ部
S 垂直面

Claims (2)

  1. 像担持体としての感光体に接触した状態で回転して、感光体表面の放電生成物および現像剤を除去する研磨部材と、感光体の研磨部材とのニップ部の直下流位置且つ上方位置に感光体の回転方向に逆らう方向から接触して、感光体表面の現像剤を除去するクリーニングブレードとを備えた画像形成装置のクリーニング装置において、
    前記研磨部材の感光体とのニップ部の直下流位置に研磨部材の回転方向に逆らう方向から接触して、研磨部材表面の現像剤を掻き取る掻取り部材を設け
    前記掻取り部材は、前記ニップ部の出口から拡がる領域において、前記領域の上方が開放されるとともに、前記研磨部材から掻き取られたトナーの溜りを形成してその溜りのトナーが前記クリーニングブレードのエッジに到達できるように、前記クリーニングブレードと当該掻取り部材とで側面視で略V字を形成するように配設されていることを特徴とする画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 前記研磨部材は、感光体と略同一高さに設けられる摺擦ローラであり、
    前記掻取り部材は、摺擦ローラの軸心を含む垂直面よりも感光体側で摺擦ローラに接触していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
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