JP2009264037A - バルコニーの排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法 - Google Patents

バルコニーの排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バルコニーで使用した水が隣家専用使用領域へ流出するのを防止し、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入することがないバルコニーの排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法を提供する。
【解決手段】床シート2が敷設された連続するバルコニーBにおいて、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2との境界部分Lの床シート2,2間に設置される長尺のバルコニーの排水仕切形成部材1であって、バルコニー床面のコンクリート躯体Cに接する底部1aと、底部1aの両側から上方へ立ち上がり、捲り上げた床シート2,2の裏面と接する床シート接面部1b,1bと、床シート接面部1b,1bの上部から幅方向に張り出して床シート2の端部を覆うカバー部1cとを具備した構成とする。接着面が高いので水と接することが殆どなく、床シート2とコンクリート躯体Cの間に水が侵入する心配がない。
【選択図】図3

Description

本発明は、床シートが敷設された連続するバルコニーの、自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界に設置されるバルコニーの排水仕切形成部材と、それを用いた排水仕切構造、並びに排水仕切方法に関するものである。
近年、二階建て以上の鉄筋コンクリート造集合住宅等では、連続するバルコニーを仕切板で区切って、同階の住民で共用することが一般化している。この自家専用使用領域と隣家専用使用領域とを区切る仕切板は、防災上の観点から避難時に打ち破ることができるようなものが好適に用いられ、その下端は開口していることが多い。従って、バルコニーの自家専用使用領域から流れ出る水(例えば、エアコン排水、バルコニーを掃除したときの水など)が、隣家の専用使用領域へ流出してしまう恐れがあった。
そのエアコンからの排水対策として、屋外用床シートと同じ厚さを有して、該床シートと共に屋外の床に貼着する帯状貼着板の表面に、幅方向の中央にて材長方向に浅溝のドレイン排水路を形成し、縁部を上記床シートの縁部と接合させたドレイン排水溝材に、エアコンからの排水ホースを沿わせて、排水が隣家専用使用領域へ流出するのを防止したドレイン排水溝材が提案されている(特許文献1)。
上記ドレイン排水溝材によって、エアコンからの排水が隣家専用使用領域に流出するのを防止することはできるが、エアコンからの排水対策品であるため、バルコニーを水掃除したり、或いは、植物に水やりをしたりしたときの水が、自家専用使用領域から隣家専用使用領域へ流出してしまう恐れがあり、隣人と無用のトラブルを招き兼ねない。
特開平10−46762号公報
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、バルコニーの自家専用使用領域で使用した水が、隣家専用使用領域へ流出するのを防止すると共に、使用した水が床シートとコンクリート躯体の間に侵入することがない、防水性に優れたバルコニーの排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るバルコニーの排水仕切形成部材は、床シートが敷設された連続するバルコニーにおいて、自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界部分の床シート間に設置される長尺のバルコニーの排水仕切形成部材であって、バルコニー床面のコンクリート躯体に接する底部と、上記底部の両側から上方へ立ち上がり、捲り上げた床シートの裏面と接する床シート接面部と、上記床シート接面部の上部から幅方向に張り出して床シートの端部を覆うカバー部と、を具備していることを特徴とするものである。
本発明のバルコニーの排水仕切形成部材においては、上記カバー部を別体に形成することも好ましい。また、シート接面部又は/及びカバー部の床シートと接する面に、凹溝又は凸条が長さ方向に亘って形成されているとより好ましい。
また、本発明のバルコニーの排水仕切形成部材を用いた排水仕切構造は、バルコニー床面のコンクリート躯体上に、上記いずれかのバルコニーの排水仕切形成部材が、その底部が接するように載置され、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の境界部分で捲り上げられたそれぞれの床シート裏面が、排水仕切形成部材の両側の床シート接面部にそれぞれ密着して接着されると共に、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シートの端部がカバー部で覆われて接着されていることを特徴とするものである。
更に、本発明のバルコニーの排水仕切形成部材を用いた排水仕切方法は、バルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域にそれぞれ敷設された2枚の床シートの突き合わせ端部、又は、バルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域に亘って敷設された1枚の床シートを自家専用使用領域と隣家専用使用領域の境界部分で切断して捲り上げ、バルコニー床面のコンクリート躯体上に、上記いずれかのバルコニーの排水仕切形成部材を、その底部が接するように載置し、排水仕切形成部材の一方の床シート接面部に自家専用使用領域の捲り上げた床シートの裏面を密着させて接着すると共に、他方の床シート接面部に隣家専用使用領域の捲り上げられた床シートの裏面を密着させて接着し、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シートの端部をカバー部で覆って接着することで、自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界部分の床シート間に排水仕切形成部材を設置することを特徴とするものである。
本発明のバルコニーの排水仕切形成部材は、連続するバルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界部分の床シート間に設置するものなので、植物の水やり、バルコニーの水掃除、エアコンからの排水等、自家専用使用領域で使用した水が隣家専用使用領域へ流出しそうになっても、隣家との境界部分に設置された排水仕切形成部材によって堰止められて、隣家専用使用領域へ流出することがなく、安心してバルコニーで水を使用することができる。しかも、本発明の排水仕切形成部材は、単に床シートと床シートの間に設置するものではなく、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シート端部を捲り上げて設置するのものなので、排水仕切形成部材と床シートの接着面が、バルコニーに敷設された捲り上げられていない床シートよりも高い場所に位置し、バルコニーで使用した水が、直接床シートと排水仕切形成部材の接着端部に接することが殆どないので、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入する心配がない。
また、上記カバー部を別体に形成したバルコニーの排水仕切形成部材は、カバー部を別体に形成することで、床シート接面部に床シートを充分密着させて接着してから、カバー部で床シート端部を覆うことができるようになるので、施工性が向上する。
更に、シート接面部又は/及びカバー部の床シートと接する面に、凹溝又は凸条が長さ方向に亘って形成されているバルコニーの排水仕切形成部材は、接着剤やコーキング剤で床シートと排水仕切形成部材を接着する場合に、床シートと排水仕切形成部材の接着性が向上するので、床シートと排水仕切形成部材が剥がれ難くなるのは勿論のこと、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入する可能性が更に低くなる。
一方、本発明のバルコニーの排水仕切構造は、前述したような優れた作用効果を奏する排水仕切形成部材を用いるので、バルコニーの自家専用使用領域で使用した水が隣家専用使用領域へ流出する心配がない。また、排水仕切形成部材と床シートは、バルコニー床面に敷設された床シートよりも高い場所で接着されているので、バルコニーで使用した水や大雨等で排水仕切形成部材と床シートの接着端部が水没することがなく、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入するのを防止することができる。
また、本発明のバルコニーの排水仕切方法は、鉄筋コンクリート造集合住宅を新築する時や、そのバルコニー部分を改修する時に好適に用いられる方法であって、バルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域に、それぞれ別個の床シートを敷設する場合や、1枚の床シートで自家専用使用領域と隣家専用使用領域をカバーするように敷設する場合のそれぞれに対応することができる。即ち、自家専用使用領域と隣家専用使用領域にそれぞれ別個の床シートを敷設する場合には、それら床シートの突き合わせ端部を捲り上げて排水仕切形成部材を設置することで対応すればよいし、1枚の床シートを自家専用使用領域と隣家専用使用領域に亘って(1枚の床シートを隣家専用使用領域の更に隣の専用使用領域に敷設する場合も含む。)敷設した場合には、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の境界部分の床シートを切断して捲り上げて排水仕切形成部材を設置することで対応すればよい。しかも、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シート間に設置される排水仕切形成部材は、前述したような優れた作用効果を奏するものなので、バルコニーの自家専用使用領域で使用した水が隣家専用使用領域へ流出する心配がなく、隣人との無用のトラブルを未然に防止することができる。また、排水仕切形成部材と床シートは、バルコニー床面に敷設された床シートよりも高い場所で密着して接着するので、バルコニーで使用した水や大雨等で排水仕切形成部材と床シートの接着端部が水没してしまうことがなく、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入するのを防止することもできる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示す斜視図、図2は同排水仕切形成部材の正面図、図3は同排水仕切形成部材を用いたバルコニーの排水仕切構造を示す概略斜視図、図4は図3のA−A断面図、図5は同排水仕切形成部材を用いたバルコニーの排水仕切方法を説明する部分断面図、図6は同バルコニーの排水仕切方法(中空体の排水仕切形成部材を用いた方法)を説明するものであって、(a)は部分斜視図、(b)は側面図である。
本発明のバルコニーの排水仕切形成部材1(以下、単に排水仕切形成部材1という。)は、図3に示すように、床シート2が敷設された連続するバルコニーBを仕切板3で区切って、2世帯以上の住居で共用するという、近年多く見られるようになった2階建て以上の鉄筋コンクリート造集合住宅に対応するよう発案されたもので、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2との境界線Lの床シート2,2間に設置されて、自家専用使用領域B1で使用した水(植物の水やり、バルコニーの水掃除、エアコンからの排水等)が、隣家専用使用領域B2に流出するのを防止するためのものである。
上記排水仕切形成部材1は、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂により押出成形された略キノコ型の長尺部材で、図1、図2、図4に示すように、底部1aと、底部1aの両側に形成された床シート接面部1bと、床シート接面部1bの上部に形成されたカバー部1cを具備しており、その長さはバルコニーBの出幅と同じとなるように形成されている。
尚、本実施形態の排水仕切形成部材1は、軟質系塩化ビニル系樹脂によって成形されたものであるが、特に塩化ビニル系樹脂に限定されるものではなく、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂やその他の公知の合成樹脂で成形してもよい。ただし、微妙に不陸のあるコンクリート躯体Cへの追従性の点や、後述するように、床シート2の端部を、一体に形成されたカバー部1cとシート接面部1bの間に挿入する作業性の点(カバー部1cとシート接面部1bが一体で形成されている場合は、少なくともカバー部1cは軟質系合成樹脂で形成されていることが望ましい)などから、軟質系の合成樹脂で形成されていることが好ましい。また、押出成形が安価で成形できるので好ましいが、その他に、射出成形、注型成形、プレス成形、連続プレス成形などの公知の方法を用いて成形することもできる。
上記底部1aは、バルコニー床面のコンクリート躯体Cに接するもので、図2、図4に示すように、排水仕切形成部材1をバルコニー床面のコンクリート躯体Cに設置したとき、排水仕切形成部材1を安定して設置できるよう、後述するカバー部1cよりも幅広に形成されている。
上記底部1aの両側に形成された床シート接面部1bは、図2に示すように、底部1aの両側からなだらかに上方へ立ち上がるように形成されたもので、捲り上げた床シート2の裏面を、この床シート接面部1bに沿わせるように密着させて接着するための接着面である。床シート2はその特性上、垂直に折り曲げるのが困難で、この床シート接面部1bを底部1aからいきなり垂直に立ち上がるように形成すると、床シート2と床シート接面部1bの下部とが密着せずに隙間が生じ、接着性が低下するので好ましくない。通常バルコニーBに敷設するのに好適に用いられる厚みが2mmの床シート2を、床シート接面部1bに充分密着するように折り曲げようとすると、床シート2の曲率半径は5mm程度となる。従って、床シート2の厚みを勘案し、床シート接面部1bの曲率半径は7mmとなるように形成されている。そして、この床シート接面部1bは、底部1aから半径7mmの曲率でなだらかに立ち上げられたのち、コンクリート躯体Cと垂直となるように形成されている。
尚、床シート2の厚みが2mmよりも薄い場合や厚い場合には、床シート接面部1bの曲率半径がそれらに合致するように変更されるのは言うまでもなく、床シート2の材質によっても曲率半径は変わってくる。
上記床シート接面部1bの上部に形成されたカバー部1cは、図2に示すように、床シート接面部1bの上部より幅方向に張り出して、そこから下方へ折り曲げられており、図4、図5に示すように、床シート2の端面と床シート2表面の端部を覆うために形成されたものである。このカバー部1cは、上記床シート接面部1bとの間に形成される凹空部Sに床シート2の端部を挿入するため、床シート2の厚みと若干の余裕分にカバー部1c自体の肉厚を加えた分だけ床シート接面部1bより外側に張り出するように形成されている。
このカバー部1cを軟質系の合成樹脂で形成すると柔軟性が増すので、カバー部1cを上方へ変形させて、床シート接面部1bとの間に形成される凹空部Sの空間を拡げてから、床シート接面部1bに床シート2裏面を沿わせてカバー部1cで床シート2の端部を覆うことができるようになるので、施工性が向上する。
上記カバー部1c内側の床シート2と接する面には、0.5〜1mm程度突出した凸条1dが長さ方向全域に亘って形成されている。このようにカバー部1c内側の床シート2と接する面に凸条1dを形成すると、床シート2と排水仕切形成部材1の接着性が向上するので、床シート2と排水仕切形成部材1が剥がれ難くなるのは勿論のこと、床シート2とコンクリート躯体Cの間に水が侵入する可能性も皆無に等しくなる。
尚、この凸条1dに代えて凹溝を、カバー部1c内側の床シート2と接する面の長さ方向に形成してもよい。
上記排水仕切形成部材1の寸法は特に限定されないが、バルコニーBの出幅寸法と等しい、長さが90〜120cm程度、底部1aの幅W1が20〜80mm程度、高さHが3〜30mm程度のものが好適に用いられる。この高さHが、3mmより低いと自家専用使用領域B1で使用した水が、隣家専用使用領域B2に流出してしまう恐れがあり、30mmよりも高いと避難時につまずいて転倒する恐れがあるので、排水仕切形成部材1の高さHは3〜30mm程度に形成するのが好ましい。この排水仕切形成部材1は、後述するように床シート2,2の端部を捲り上げて、床シート2の端面がカバー部1c内側の突出部分に接するように設置するものなので、底部1aの幅W1があまり狭いと高さHが低くなりすぎて、排水仕切形成部材としての充分な働きをしない。一方、底部1aの幅W1が広すぎると、設置面積が大きくなりすぎるのでやはり好ましくない。これらを勘案して、本実施形態の排水仕切形成部材1は、底部1aの幅W1が40mm、床シート接面部1bの曲率半径が7mm、床シート接面部1bの上部の幅W2が27.54mm、高さHが18.96mm、カバー部1cの張り出し寸法Pが4mmとなるように形成されている。上記のような寸法関係をとることによって、突き合わせた2枚の床シート2,2、又は1枚の床シートを切断した床シート2,2の端部で捲り上げて施工する際に、床シート2,2の先端が、カバー部1cと床シート接面部1bとの間に形成される凹空部Sの奥にまで達するので、施工(作業)性がよく、床シート2とコンクリート躯体Cの間に水が侵入する可能性も極端に低くすることができる。
尚、本発明の排水仕切形成部材は、底部1aと床シート接面部1bとカバー部1cを備えていれば上記のような形状に限定されるものではなく、例えば、図7に示すような、上部の中心が肉盛された傘型のような形状の排水仕切形成部材1Aでもよい。また、前述した排水仕切形成部材1は中実であるが、図6に示すように、上記排水仕切形成部材1の中心を長さ方向に亘ってくり抜いたり、この図7に示す排水仕切形成部材1Aのように、底部1aの幅方向中間部分が長さ方向に亘って三角形状に切り欠かれて凹部1eが形成された中空体でもよい。このように、上部が傘型の排水仕切形成部材1Aは、上部に雨水や排水がかかったり、埃がたまることがなく、排水仕切を清浄に保つことができるし、中空体とすることで材料費を抑えることができる。
次に、以上のような構成の排水仕切形成部材1を用いたバルコニーの排水仕切構造並びに排水仕切方法を説明する。
本発明のバルコニーの排水仕切構造は、図3、図4に示すように、バルコニー床面のコンクリート躯体上Cに、前述したバルコニーの排水仕切形成部材1が、その底部1aを接するように載置され、バルコニーBの自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の境界線Lで捲り上げられたそれぞれの床シート2,2の裏面が、排水仕切形成部材1の両側の床シート接面部1b,1bにそれぞれ密着して接着されると共に、床シート2,2の端部がカバー部1cで覆われて接着されたものである。
ここでいうバルコニーBとは、建物の住居部分から外側に張り出すように設けられた人が出入りすることのできる部分のことをいい、図3に示すように、周りが外壁4で囲まれて、隣家との境界線Lに設置された仕切板3で、バルコニーBの自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2が区切られている。仕切板3は、火災等の非常時に突き破って脱出できるような材質で形成されたものが使用され、その上下に設けられた取付け部3a,3aによって建物に取付けられている。この仕切板3を建物に取付けると、図3、図4に示すように、仕切板3の下端とバルコニーBとの間に開放部OSが形成されるようになっている。
バルコニー床面のコンクリート躯体Cに敷設される床シート2は、防滑性能に優れた塩化ビニルなどのビニル系樹脂により成形された厚さが2mm程度のもので、その幅は敷設するバルコニー床面Cの出幅と等しい90〜120cm程度となっている。このような防滑性能に優れた床シート2を敷設すると、滑りにくいのは勿論のこと、質感も高く音や衝撃を緩和させる働きもする。
尚、この床シート2の材質はポリ塩化ビニル系樹脂に限定されるものではなく、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂で成形してもよい。
上記バルコニー床面のコンクリート躯体Cは、建物から排水溝5にかけて緩やかに傾斜しており、エアコン6からの排水などが、該排水溝5へ流れ込むようになっている。しかしながら、エアコン6の排水ホース6aから少しずつ排出される水や、植物に水やりをしたときの水などは、バルコニー床面のコンクリート躯体Cに敷設された床シート2の表面をゆっくり流れて広がりながら排水溝5に流れ込むため、床シート2の表面が比較的広範囲に亘って水に濡れ、その水が隣家専用使用領域B2に流出してしまう恐れがある。そこで、前述した排水仕切形成部材1を、次のような要領で自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の床シート2,2間に設置する。
まず、図5の(a)に示すように、排水仕切形成部材1を設置しようとするバルコニーBが、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2のそれぞれに2枚の床シート2,2が敷設されている場合は、図5の(b)に示すように、その突き合わせた端部側を矢印の方向に捲り上げる。また、1枚の床シート2が、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2に亘って敷設されている場合は、その床シート2を自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の境界線Lで切断してから捲り上げる。
尚、バルコニーBに新たな床シート2を敷設するときは、床シート2とコンクリート躯体Cとの間に水が侵入するのを防止する端仕舞い処理をするため、床シート2をバルコニー床面のコンクリート躯体Cの幅いっぱいに敷設するのではなく、図6に示すように、床シート2とバルコニーBの排水溝5との間に2〜5mm程度の僅かな隙間が形成されるように敷設することが一般的である(床シート2と排水溝5との間の隙間は、後述するようにコーキング剤などで端仕舞い処理を行うためのものである)。
また、図示はしていないが、コンクリート造集合住宅を新築する場合や改修する場合で、新たにバルコニーBの自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2に2枚の床シート2,2を敷設するときは、床シート2,2の端部を余裕をもって切断し、床シート2,2の端部が重なるようにすると、排水仕切形成部材の底部1aの幅W1を狭く形成しても、排水が隣家専用使用領域B2に流出しないだけの充分な高さHを確保することができる。
次に、バルコニー床面のコンクリート躯体上Cの境界線L上に、排水仕切形成部材1を、その底部1aが接するように載置する。排水仕切形成部材1の底部1aとバルコニー床面のコンクリート躯体Cは必ずしも固定する必要はないが、排水仕切形成部材1に外力が作用したときに、床シート2に直接応力が負荷されるのを避けるため、排水仕切形成部材1とバルコニー床面のコンクリート躯体Cとは接着剤や両面テープなどで接着固定することが好ましい。
バルコニー床面のコンクリート躯体Cの自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の境界線L上に排水仕切形成部材1を載置したのち、排水仕切形成部材1の床シート接面部1b,1bとカバー部1cの内側に接着剤を塗布するか(凹空部Sに接着剤を充填しておいてもよい)、又は床シート2,2の裏面と床シート2,2の端面、床シート2,2表面の端部に接着剤を塗布し、カバー部1cを上方へ変形させて、床シート接面部1bとの間に形成される凹空部Sの空間を拡げてから、図5の(c)に示すように、排水仕切形成部材1の一方(左側)の床シート接面部1bに自家専用使用領域B1の捲り上げた床シート2の裏面を密着させて接着し、他方(右側)の床シート接面部1bに隣家専用使用領域B2の捲り上げられた床シート2の裏面を密着させて接着しながら、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の床シート2,2の端部を凹空部Sに挿入し、カバー部1aで覆って接着することで、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2との境界線Lの床シート2,2間に排水仕切形成部材1が設置される。
尚、排水仕切形成部材1と床シート2の接着は、上記のような接着剤で接着する他、コーキング剤、両面テープ、樹脂溶接等の公知の方法や、その組合せでも接着することができるが、排水仕切形成部材1のカバー部1cの下端と床シート2の段差部分にはコーキング剤の肉盛りや樹脂溶接等で処理しておくことが望ましい。
上記のように、床シート2,2間に排水仕切形成部材1を設置すると、床シート2と排水溝5の隙間、排水仕切形成部材1と排水溝5との隙間をコーキング剤や接着剤で肉盛りして端仕舞い処理するとともに、床シート2と排水仕切形成部材1との端面も同じく処理することで施工が完了する。
尚、上記のように、各隙間と床シート2と排水仕切形成部材1との端面の全てをコーキング剤等で処理してもよいが、捲り上げられていない部分の床シート2と排水溝5の隙間のみをコーキング剤等で肉盛りし、図6に示すように、排水仕切形成部材1の底部1aと床シート接面部1bとカバー部1cを覆うサイドキャップ7を、排水仕切形成部材1の排水溝5側の端面に接着して端仕舞いすることがより好ましい。
上記サイドキャップ7は、図6の(a)に示すように、床シート2,2を接着した排水仕切形成部材の外形と略合致した板体のもので、排水仕切形成部材が中空構造である場合では、図6の(b)に示すように、サイドキャップ7に嵌合凸部7aを設け、その嵌合凸部7aを排水仕切形成部材の中空部に嵌合・接着することで、サイドキャップ7がズレることなく、より強固に固定できるため、美観上も好ましい。
このように端仕舞いすると、排水仕切形成部材1と床シート2の接着面から水が侵入しないことと相俟って、バルコニー床面のコンクリート躯体Cと床シート2の間に水が侵入する心配は皆無に等しくなる。
以上の説明から明らかなように、本発明の排水仕切形成部材及びそれを用いた排水仕切構造並びに排水仕切方法は、植物の水やり、バルコニーの水掃除、エアコンからの排水等、自家専用使用領域B1で使用した水が隣家専用使用領域B2へ流出しそうになっても、隣家との境界線Lの床シート2,2の間に排水仕切形成部材1を設置しているので、流出しそうな水は排水仕切形成部材1によって堰止められる。しかも、本発明の排水仕切形成部材1は、単に床シート2と床シート2の間に部材を設置するものではなく、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の床シート2,2端部を捲り上げて設置するのものなので、排水仕切形成部材1と床シート2の接着端部がバルコニーBよりも高い場所に位置し、直接床シート2と排水仕切形成部材1の接着面に、水が接することは殆どないので、バルコニーで使用した水や大雨等で排水仕切形成部材と床シートの接着端部が水没することがなく、床シートとコンクリート躯体の間に水が侵入する心配がない。また、カバー部1cの床シート2と接する面に凸条1dが形成されているので、床シート2と排水仕切形成部材1の接着が強固となり剥がれる心配がない、という顕著な効果を奏するので、鉄筋コンクリート造集合住宅を新築する時や、そのバルコニーB部分を改修する時に好適に用いられる。
図8は本発明の更に他の実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示すものであって、(a)は分解正面図、(b)は正面図である。
この排水仕切形成部材1Bは、前述した排水仕切形成部材1と同様の底部1aと床シート接面部1bを備えた略凸型の部材本体10と、カバー部1cを備えた略逆凹型のカバー部材10cからなる別体型のもので、カバー部材10cの幅方向中間には矢印型の係止爪1fが形成されると共に、部材本体10には、該係止爪1fと係止する矢印型の被係止部1gが形成されている。
上記排水仕切形成部材1Bは、次のような要領で施工される。
即ち、図9の(a),(b)に示すように、排水仕切形成部材1Bを設置しようとするバルコニーBの、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2に敷設された2枚の床シート2,2の突き合わせた端部側を捲り上げる。
尚、1枚の床シート2で、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2を覆っている場合は、その床シート2を自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の境界線Lで切断してから捲り上げればよいことはいうまでもない。
次に、図9の(c)に示すように、捲り上げられた床シート2,2裏面、又は部材本体10の床シート接面部1b,1bに接着剤を塗布し、部材本体10の一方(左側)の床シート接面部1bに自家専用使用領域B1の捲り上げた床シート2の裏面を密着させて接着し、他方(右側)の床シート接面部1bに隣家専用使用領域B2の捲り上げられた床シート2の裏面を密着させて接着する。そして、カバー部材10cのカバー部1cの内側、又は床シート2,2の端面及び表面の端部に接着剤を塗布し、図9の(d)に示すように、自家専用使用領域B1と隣家専用使用領域B2の床シート2,2の端面及び表面の端部をカバー部1aで覆って接着することで、排水仕切形成部材1Bが設置される。この部材本体10とカバー部材10cとは、接着剤やコーキング剤、或いは、樹脂溶接等で一体化してもよいが、本実施形態のように、係止爪1fと被係止部1gによる爪嵌合とすることで、施工スピードが向上する。
この排水仕切形成部材1Bのその他の構造、方法は、前述した排水仕切形成部材1の実施形態と同様であるから、説明を省略する。
以上のような構成の排水仕切形成部材1Bは、底部1aと床シート接面部1bを備えた部材本体10と、カバー部1cを備えたカバー部材10cを別体に形成することで、床シート接面部1bに床シート2を隙間なく充分密着させて接着したのち、カバー部材10cのカバー部1cで床シート2,2端部を覆うことができるようになるので、施工性が向上する。
また、別体型の排水仕切形成部材の別の実施形態として、図10に示すような形状のものも挙げられる。この排水仕切形成部材1Cは、底部1aと、その底部1aの両側から斜め上方へ円弧状に立ち上がった床シート接面部1b,1bを備えた略三角形状の部材本体11と、先端が先細りのカバー部1cを備えた下端の開放したカバー部材11cからなるものである。
この排水仕切形成部材1Cのその他の構造、方法は、前述した排水仕切形成部材1Bの実施形態と同様であるから、説明を省略する。
以上のような構成の排水仕切形成部材1Cのように、カバー部1cの両先端を先細りに形成し、或いは、両先端を面取りや曲率を持つように形成することで、床シート2とカバー部1cとの段差が少なくなるようになっていると、歩行者がつまずいて転倒するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示す斜視図である。 同排水仕切形成部材の正面図である。 同排水仕切形成部材を用いたバルコニーの排水仕切構造を示す概略斜視図である。 図3のA−A断面図である。 同排水仕切形成部材を用いたバルコニーの排水仕切方法を説明する部分断面図である。 同バルコニーの排水仕切方法(中空体の排水仕切形成部材を用いた方法)を説明するものであって、(a)は部分斜視図、(b)は側面図である。 本発明の他の実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示す正面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示すものであって、(a)は分解正面図、(b)は正面図である。 同排水仕切形成部材を用いたバルコニーの排水仕切方法を説明する部分断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るバルコニーの排水仕切形成部材を示すものであって、(a)は分解正面図、(b)は正面図である。
符号の説明
B バルコニー
B1 自家専用使用領域
B2 隣家専用使用領域
C バルコニー床面のコンクリート躯体
L 境界線
1,1A,1B,1C バルコニーの排水仕切形成部材
1a 底部
1b シート接面部
1c カバー部
1d 凸条
1e 凹部
1f 係止爪
1g 被係止部
10,11部材本体
10c,11c カバー部材
2 床シート
3 仕切板
3a 取付け部
4 外壁
5 排水溝
6 エアコン
6a 排水ホース
7 サイドキャップ
7a 嵌合凸部

Claims (5)

  1. 床シートが敷設された連続するバルコニーにおいて、自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界部分の床シート間に設置される長尺のバルコニーの排水仕切形成部材であって、
    バルコニー床面のコンクリート躯体に接する底部と、
    上記底部の両側から上方へ立ち上がり、捲り上げた床シートの裏面と接する床シート接面部と、
    上記床シート接面部の上部から幅方向に張り出して床シートの端部を覆うカバー部と、
    を具備していることを特徴とするバルコニーの排水仕切形成部材。
  2. 上記カバー部を別体に形成したことを特徴とする請求項1に記載のバルコニーの排水仕切形成部材。
  3. シート接面部又は/及びカバー部の床シートと接する面に、凹溝又は凸条が長さ方向に亘って形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバルコニーの排水仕切形成部材。
  4. バルコニー床面のコンクリート躯体上に、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のバルコニーの排水仕切形成部材が、その底部が接するように載置され、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の境界部分で捲り上げられたそれぞれの床シート裏面が、排水仕切形成部材の両側の床シート接面部にそれぞれ密着して接着されると共に、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シートの端部がカバー部で覆われて接着されていることを特徴とするバルコニーの排水仕切構造。
  5. バルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域にそれぞれ敷設された2枚の床シートの突き合わせ端部、又は、バルコニーの自家専用使用領域と隣家専用使用領域に亘って敷設された1枚の床シートを自家専用使用領域と隣家専用使用領域の境界部分で切断して捲り上げ、バルコニー床面のコンクリート躯体上に、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のバルコニーの排水仕切形成部材を、その底部が接するように載置し、排水仕切形成部材の一方の床シート接面部に自家専用使用領域の捲り上げた床シートの裏面を密着させて接着すると共に、他方の床シート接面部に隣家専用使用領域の捲り上げられた床シートの裏面を密着させて接着し、自家専用使用領域と隣家専用使用領域の床シートの端部をカバー部で覆って接着することで、自家専用使用領域と隣家専用使用領域との境界部分の床シート間に排水仕切形成部材を設置することを特徴とするバルコニーの排水仕切方法。
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