JP2009263017A - 用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースで簡単な構成にてジャム処理操作のしやすい用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置を提供する。
【解決手段】用紙搬送装置101は、用紙Pを搬送する第1搬送ローラ131a、131bと、第1搬送ローラ131a、131bの用紙搬送方向下流側に配され用紙を搬送する第2搬送ローラ134a、134bと、第1搬送ローラ131aを回転させる操作ノブ160と、この操作部材160の回転によって第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとを連動して同方向に回転させる第1、第2及び中間プーリ141〜144、ベルト151、152及びアイドルギヤ155、156(連動部材)とを備える。この連動部材に設けられ、第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとの周速度を異ならせる減速部材としての第1プーリ141と第2プーリ144とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置に関し、特に、ジャム処理が可能な用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置に関するものである。
従来、複写機等の画像形成装置は、用紙供給ユニットにおいて給紙カセットに積載された用紙を一枚ずつ搬送路に送り出し、その用紙を搬送路に沿って画像形成位置まで搬送し、その画像形成位置で用紙に画像を印刷した後、印刷済みの用紙を排出トレイに排出するようになっている。また、後処理装置は、画像形成装置から排出される用紙を用紙ストック及びステープル部に搬送し、用紙を重ね合わせてステープル処理を行い、ステープル処理が完了すると、用紙束を排出トレイに排出している。画像形成装置や後処理装置等の用紙搬送路において、用紙ジャムが発生することがある。
このジャム処理を行うために、特許文献1では、複数の搬送ローラに対して駆動力を伝達する従動ギヤ群が互いに連結して、この従動ギヤ群の間にはモータに固設された出力ギヤが噛合している。モータの回転駆動によって、出力ギヤと各従動ギヤを介して複数の搬送ローラが回転して用紙が搬送されるが、ジャム処理を行うときには、モータ軸方向へ進退自在に支持されたモータが、出力ギヤと従動ギヤ群との噛合が解除される位置に、解除レバー等を操作して退避させて、ジャム用紙を引き抜き、ジャム用紙を引き抜いた時に、搬送ローラが空回りするようにして、用紙を破くことがなく、また紙片が機器内に残留することがないようにしている。
また、特許文献2では、搬送路上の二つの搬送ローラがベルトにより回転可能に連結され、一方の搬送ローラには、ノブが取り付けられている。搬送路でジャムが発生した場合、ノブをジャム処理方向に回転すると、一方の搬送ローラが回転するとともに、他方の搬送ローラも回転し、ジャム用紙が搬送路上を移動することにより、ジャム用紙を搬送路から取り除きやすくしている。
しかしながら、上述の特許文献1、2では、用紙の搬送間隔が十分に設けられて、搬送路周辺にも十分なスペースが確保されているときに、ジャム用紙を取り除きやすいが、近年、画像形成の高速化への対応により搬送路が短くなり、また装置の小型化への対応により搬送路周辺のスペースの確保が難しくなり、ジャム用紙を取り除くことが困難になっている。さらに、画像形成装置では、用紙の裏面にも印刷するために、定着部から搬送された用紙を反転させる反転搬送路を有し、用紙をこの反転搬送路と排出搬送路とに分岐する分岐爪が設けられている。この分岐爪を有する分岐部では、搬送路が屈曲していて、ジャムが発生した場合、分岐爪がジャム処理の障害になり、用紙を取り除くことが困難になる。この場合、用紙の後端が分離爪から開放されるまで、ノブを回転操作してジャム処理を行うことが可能であるが、ジャム用紙を取り除くのに時間が掛かり、また、ジャム処理の搬送路が長くなり、余分のスペースと、さらに搬送ローラやそれらの搬送ローラを連結するベルトとが必要になる。また、後処理装置においても、用紙のストック及びステープル部に向かう搬送路と用紙を排出する搬送路とを分岐する分岐爪が設けられ、上記の定着部と同様に用紙を取り除くことが困難であるという不都合があった
特開平6−9099号公報(段落[0011]、[0012]、図1) 特開平10−236686号公報(段落[0015]、[0016]、図3)
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、省スペースで簡単な構成にてジャム処理操作のしやすい用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、用紙を搬送する第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラの用紙搬送方向下流側に配され用紙を搬送する第2搬送ローラと、前記第1または第2搬送ローラを回転させる操作部材と、前記操作部材の回転によって前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとを連動して同方向に回転させる連動部材と、前記連動部材に設けられ、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの周速度を異ならせる減速部材とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、第1搬送ローラと第2搬送ローラとで形成される搬送路で用紙ジャムが発生したとき、操作部材を操作すると、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転し、連動部材によって他方の搬送ローラが同方向に回転して、ジャム用紙が搬送路を移動するが、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの周速度差によって、搬送路内でジャム用紙が湾曲するように搬送され、ジャム用紙のこの湾曲部を用いてジャム処理が可能となる。
また、請求項2に記載の発明では、前記第1搬送ローラが前記第2搬送ローラの周速度より大きいことを特徴としている。この構成によれば、操作部材を操作すると、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転し、連動部材によって他方の搬送ローラが同方向に回転して、ジャム用紙が搬送路を用紙搬送方向下流側に移動するが、第1搬送ローラの用紙搬送量が大きくなることによって、搬送路内でジャム用紙が湾曲するように搬送され、ジャム用紙のこの湾曲部を用いてジャム処理が可能となる。
また、請求項3に記載の発明では、前記連動部材は、前記第1搬送ローラに設けられる第1プーリと、前記第2搬送ローラに設けられる第2プーリと、前記第1及び第2プーリに巻回されたベルトとを備えることを特徴としている。この構成によれば、操作部材の操作によって、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転すると、第1及び第2プーリとベルトを介して、他方の搬送ローラが同方向に回転する。
また、請求項4に記載の発明では、前記減速部材は、前記第1及び第2プーリの前記ベルトの巻回径を異ならせて構成されることを特徴としている。この構成によれば、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの周速度差が発生する。
また、請求項5に記載の発明では、用紙を搬送する第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラの用紙搬送方向下流側に配され用紙を搬送する第2搬送ローラと、前記第1搬送ローラを回転させる操作部材と、前記操作部材の回転によって前記第1搬送ローラに連動して前記第2搬送ローラを同方向に回転させる連動部材と、前記連動部材に設けられ、前記第1搬送ローラが前記第2搬送ローラの周速度より大きくなるように周速度を異ならせる減速部材と、前記第1搬送ローラを回転させる駆動源を有する駆動部材と、前記操作部材を操作すると、前記減速部材を介して前記第2搬送ローラを回転させ、前記駆動部材を駆動させると、前記減速部材を介することなく、前記第1搬送ローラから前記第2搬送ローラを回転させる一方向クラッチとを備えることを特徴としている。この構成によれば、ジャム処理時に操作部材が回転操作され、ジャム処理を行わない通常用紙搬送時に駆動部材が用紙搬送する。
また、請求項6に記載の発明では、上記の構成の用紙搬送装置が搭載された画像形成装置である。
また、請求項7に記載の発明では、上記の構成の用紙搬送装置が搭載された後処理装置である。
請求項1に記載の発明によれば、第1搬送ローラと第2搬送ローラとで形成される搬送路で用紙ジャムが発生したとき、操作部材を操作すると、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転し、連動部材によって他方の搬送ローラが同方向に回転して、ジャム用紙が搬送路を移動するが、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの周速度差によって、搬送路内でジャム用紙が湾曲するように搬送され、ジャム用紙のこの湾曲部を用いてジャム処理が可能となるので、ジャム用紙を容易に搬送路から取り除くことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、操作部材を操作すると、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転し、連動部材によって他方の搬送ローラが同方向に回転して、ジャム用紙が搬送路を用紙搬送方向下流側に移動するが、第1搬送ローラが第2搬送ローラの用紙搬送量より大きくなることによって、搬送路内でジャム用紙が湾曲するように搬送されるので、ジャム用紙を容易に搬送路から取り除くことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、操作部材の操作によって、第1または第2搬送ローラの一方の搬送ローラが回転すると、第1及び第2プーリとベルトを介して、他方の搬送ローラが同方向に回転するので、連動部材が簡単な構成となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、第1及び第2プーリのベルトの巻回する外径を異ならせることによって、第1搬送ローラと第2搬送ローラとの周速度差が発生するので、減速部材を簡単に省スペースで構成することになり、装置を小型にすることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ジャム処理時に操作部材が回転操作され、ジャム処理を行わない通常用紙搬送時に駆動部材が用紙搬送することによって、簡単な構成によりジャム処理と通常用紙搬送を簡単に切り替えることができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、省スペースで簡単な構成にてジャム処理操作のしやすい用紙搬送装置を備える画像形成装置にすることができる。
また、請求項7に記載の発明によれば、省スペースで簡単な構成にてジャム処理操作のしやすい用紙搬送装置を備える後処理装置にすることができる。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。本発明の実施形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
図1は、画像形成装置1と、この画像形成装置1に連結して配置された用紙搬送装置を備えた後処理装置100を示す概略図である。図1に示す画像形成装置1は、直方体状の装置ハウジングを具備し、装置ハウジング内の上部には、感光体11が配設されている。回転自在である感光体11は、感光層を形成する感光材料としては、アモルファスシリコン感光体や有機感光体(OPC感光体)が用いられ、感光体11の周囲に、現像装置2と、露光ユニット12と、帯電器13と、クリーニング装置14、及び除電器14aが配置される。現像装置2は現像ローラとトナーの収容室等を有する。露光ユニット12は、パーソナルコンピュータ等から画像入力部(図示せず)に入力された原稿画像データに基づいて、感光体11上にレーザビームを照射する。
転写搬送ベルト17が転写ローラ25及び従動ローラ27に張架されており、転写ローラ25によって転写搬送ベルト17が接触するように感光体11に対向して配設されている。
画像形成開始の操作が行われると、感光体11は図1中時計回りに回転し、帯電器13が感光体11表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット12が画像データに基づき感光体11表面に光を照射し、感光体11表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置2の現像ローラに印加された現像バイアス電圧により、感光体11表面に形成された静電潜像にトナーが付着し、トナー像が形成される。
感光体11表面に形成されたトナー像は、転写バイアス電位(トナーの帯電極性と逆極性)を印加された転写ローラ25により、転写搬送ベルト17を介して搬送挟持される用紙に転写される。
感光体11から用紙に転写されずに残ったトナーがクリーニング装置14によって除去されるとともに、除電器14aが感光体11表面に残った電荷を除電する。
給紙部46は、給紙カセット47、48、大容量デッキ49、50、手差しトレイ51等から構成される。給紙カセット47、48が装置ハウジングの底部に上下方向に並べて配設され、用紙Pが各給紙カセット47、48の各載置板47a、48上に載置されている。給紙カセット48の上方には、用紙Pを載置する載置板49a、50aを有する大容量デッキ49、50が左右に並べて設けられる。また、給紙部46は、載置板47a〜50a上の用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すために、給紙カセット47、48、大容量カセット49、50の各右上部にピックアップローラ47b〜50bを有する。更に、装置ハウジングの右側面には、別途給紙できるように手差しトレイ51が設けられる。そして、手差しトレイ51にも用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に送り出すためのピックアップローラ51bが設けられる。
用紙搬送部41は、画像形成装置1内で用紙Pを搬送するためのものである。用紙搬送部41は、給紙部46から転写ローラ25に至る第1搬送路43と、転写ローラ25から定着部18を経て画像形成済みの用紙Pを排出するための排出ローラ82に至る第2搬送路71と、定着部18よりも用紙搬送方向下流側における第2搬送路71の途中から第1搬送路43の途中をつなぐように設けられる反転搬送路76等から構成される。第1搬送路43には、搬送ローラ42が複数設けられ、転写ローラ25の手前には用紙Pの搬送タイミングを制御するためのレジストローラ73が配置される。
転写ローラ25によりトナー像が転写された用紙Pは、定着部18に搬送され、定着ローラと加圧ローラにより加熱および加圧されてトナー像が用紙Pの表面に溶融定着され、定着された用紙Pは、排出ローラ82によって後処理装置100等の装置ハウジング外に排出される。
後処理装置100は、装置ハウジングを具備し、装置ハウジングの右側面には、上記画像形成装置1の左側面の一端に配設された排出ローラ82と対向する位置に用紙搬入口107が設けられている。用紙搬入口107は、排出ローラ82側で上下に開いて形成された一対の案内板によって構成され、用紙搬入口107の左側に延びる用紙搬送路108に用紙Pを導入する。
用紙搬送路108の用紙搬送方向下流側には待機ドラム109aが配設されて、用紙搬送路108の略中央にはパンチユニット104が配設されている。パンチユニット104は、画像形成装置1から搬送される用紙Pに対して、所定位置に孔をあけるパンチ処理を行うためのものである。待機ドラム109aは、ドラムユニット109に回転可能に保持され、図1において時計回りに回転し、複数部の用紙束に後述するステープル処理を施す場合に、先の用紙束がステープル処理されている間、次の用紙束の1枚目をドラム表面に巻きつけて待機させ、ステープル処理が行われる間に、画像形成装置1から排出される用紙Pを一時停止させないものである。ドラムユニット109は、装置ハウジングに取り外し自在に設けられ、用紙ジャムが発生したとき、トラムユニット109を装置ハウジングから取り外すことが可能である。
用紙搬送路108の下流側では、用紙Pの搬送経路は、待機ドラム109aの下方でV字形に屈曲して形成され、この屈曲した搬送経路の右斜め下方に配置されるステープル搬送路113と、排出トレイ112側に至る排出搬送路114(図2の矢印で図示)とに分岐している。この分岐部には、分岐爪110が電磁ソレノイド(図略)によって二つの位置に回動するように配設されている。一方の位置(図1の時計回りに回動)では、用紙Pは排出搬送路114に搬送され、他方の位置(図1の反時計回りに回動)では、用紙Pはステープル搬送路113に搬送されえる。ステープル処理が選択されていないときは、分岐爪110が電磁ソレノイドによって図1の時計回りに回動され、一方の位置に位置することになり、用紙Pは、排出搬送路114に搬送されて、排出トレイ112に排出される。ステープル処理が選択されているときは、分岐爪110が電磁ソレノイドによって図1の反時計回りに回動され、他方の位置に位置することになり、用紙Pは、ステープル搬送路113に搬送され、スタック部115に送られる。
スタック部115は複数枚の用紙Pを重ね合わせて用紙束にするものであり、スタック処理された用紙束がステープル部117に送られる。ステープル部117は、用紙束の先端をステープルで綴じる、または用紙束の長手方向の中央を2箇所ステープルで綴じるなどのステープル処理を行う。ステープル処理が行われた用紙束は、ステープル部117の左上方へと搬送され、排出トレイ112に排出される。
図2は、用紙搬送装置101の要部を示す概略正面図である。用紙搬送装置101は、上述の用紙搬送部108と、待機ドラム109aと、分岐爪110と、ステープル搬送部113、及び排出搬送路114の他に、第1搬送ローラ131a、131bと、第2搬送ローラ134a、134bと、中間搬送ローラ132a、132b、133a、133bと、第1プーリ141と、第2プーリ144と、ベルト151、152及び操作ノブ160等を備えて構成される。
用紙搬送路108は、第1搬送ローラ131a、131bから第2搬送ローラ134a、134bまでの、略水平方向に延びて途中からV字形に屈曲した搬送経路であり、その搬送経路間には、用紙搬送方向上流側から中間搬送ローラ132a、132bと中間搬送ローラ133a、133bが配設されている。各搬送ローラ131a、132a、133a、134aはモータ、ギヤ、ベルト等によって回転させられる駆動側ローラであり、各搬送ローラ131b、132b、133b、134bは各駆動側ローラに追従して回転する従動側ローラであり、各駆動側ローラと従動側ローラが反対方向に回転して、用紙Pが搬送される。
この用紙搬送路108で用紙Pのジャムが発生した場合において、ジャム用紙を用紙搬送路108中から取り除く構成について説明する。
第1搬送ローラ131aには第1プーリ141が設けられ、中間搬送ローラ132aには中間プーリ142が設けられている。第1プーリ141及び中間プーリ142は、各プーリ外周径が同じ大きさであるタイミングプーリで構成され、第1プーリ141と中間プーリ142の外周には、合成ゴムで形成されるタイミングベルト等のベルト151が巻回されている。また、第1プーリ141には、ジャム処理を行うために回転操作が可能である操作ノブ160が固設され、操作ノブ160が図2の時計回りに回転操作されると、第1搬送ローラ131aが時計回りに回転するとともに、第1プーリ141が回転し、ベルト151を介して中間プーリ142も第1プーリ141と同じ方向に回転する。従って、第1搬送ローラ131a、131bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送される。また、中間搬送ローラ132a、132bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送される。
第2搬送ローラ134aには第2プーリ144が設けられ、中間搬送ローラ133aには中間プーリ143が設けられている。第2プーリ144及び中間プーリ143は、各プーリ外周径が異なるタイミングプーリで構成され、第2プーリ144と中間プーリ143の外周には、合成ゴムで形成されるタイミングベルト等のベルト152が巻回されている。中間プーリ143のプーリ外周径は、第1プーリ141及び中間プーリ142のプーリ外周径と同じ大きさであり、第2プーリ144のプーリ外周径は、中間プーリ143のプーリ外周径より大きく構成されている。中間プーリ143が図2の時計回りに回転すると、中間搬送ローラ133aが時計回りに回転するとともに、ベルト152を介して第2プーリ144も中間プーリ143と同じ方向に回転する。従って、第2搬送ローラ134a、134bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送される。また、中間搬送ローラ133a、133bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送されるが、中間搬送ローラ133aの外周の速度が第2搬送ローラ134aの外周速度より大きくなるので、中間搬送ローラ133a、133bは、第2搬送ローラ134a、134bの用紙Pの搬送量より大きくなる。
中間プーリ142にはアイドルギヤ155が固設され、中間プーリ143には、アイドルギヤ155と同径、同歯数のアイドルギヤ156が固設され、アイドルギヤ155とアイドルギヤ156が噛合している。
従って、操作ノブ160が図2の時計回りに回転操作されると、第1搬送ローラ131aが時計回りに回転するとともに、その回転力は、第1プーリ141、ベルト151を介して中間プーリ142に伝達されて、中間搬送ローラ132aが時計回りに回転し、さらに、その回転力は、アイドルギヤ155、156から中間プーリ143、ベルト152を介して第2プーリ144に伝達されて、中間搬送ローラ132aと第2搬送ローラ134aが時計回りに回転する。用紙Pは、第1搬送ローラ131a、131bと、中間搬送ローラ132a、132b、中間搬送ローラ133a、133b及び第2搬送ローラ134a、134bによって、用紙搬送路108の用紙搬送方向の下流側に搬送される。用紙Pが搬送されるときに、第1搬送ローラ131a、131bは、第2搬送ローラ134a、134bの用紙Pの搬送量より大きくなる、つまり搬送速度が第2搬送ローラ134a、134bより大きくなる。
図3に基づいて、ジャム処理による用紙搬送と通常の用紙搬送との切り替えについて説明する。図3は、ジャム処理により用紙搬送と、用紙ジャムのない通常の用紙搬送との切り替え構成を示す第1搬送ローラの要部を概略的に示す側面図である。
図3に示すように、第1搬送ローラ131aと操作ノブ160及び搬送ギヤ167は回転軸165に固設され、搬送ギヤ167は一方向クラッチ171を介して回転軸165に取り付けられている。一方向クラッチ171は、搬送ギヤ167の内周に固定され、回転軸165の外周に接して設けられ、内部にコロ軸受けを有して、搬送ギヤ167の図2における時計回りの回転力を回転軸165に伝達し、逆に、回転軸165の反時計回りの回転力は回転軸165に伝達されない。従って、搬送ギヤ167への回転力の伝達が解除される構成になっている。
通常搬送用の駆動源としてのモータ169の出力軸に接続された出力ギヤ168は搬送ギヤ167に噛合している。第2プーリ144(図2参照)にも、一方向クラッチ146が第2プーリ144と回転軸との間に取り付けられ、第2プーリ144の回転力が回転軸に伝達されて、第2搬送ローラ134aを回転させ、逆に回転軸の回転力に対しては、第2プーリ144への回転力の伝達が解除されるが、第2搬送ローラ134aを回転させる構成になっている。尚、モータ169と、出力ギヤ168及び搬送ギヤ167は駆動部材を構成している。
従って、ジャム処理のために、操作ノブ160を回転操作すると、反時計回りに回転軸165を介して、第1搬送ローラ131aと、第1プーリ141が回転する。第1プーリ141の回転がベルト151によって、図2に示す中間プーリ142に伝達され、さらに中間プーリ143が回転して、ベルト152によって第2プーリ144が図2における時計回りに回転させられるとともに、中間プーリ142、143を固設した中間搬送ローラ132a、133aが回転し、また第2プーリ144に設けた一方向クラッチ146の回転力の伝達により、回転軸の回転を介して、第2搬送ローラ134aが回転する。これによって、第1搬送ローラ131a、131bの搬送速度が第2搬送ローラローラ134a、134bの搬送速度よりも早い状態で、用紙Pが用紙搬送路108を搬送される。
通常の用紙搬送のときには、モータ169の回転駆動により、出力ギヤ168と、出力ギヤ168に噛合している搬送ギヤ167が回転し、搬送ギヤ167に設けた一方向クラッチ171によって、回転軸165が回転する。回転軸165が回転すると、回転軸165を介して、第1搬送ローラ131aと、第1プーリ141が回転する。第1プーリ141の回転がベルト151によって、図2に示す中間プーリ142に伝達され、アイドルギヤ155、156を介して中間プーリ143が回転するが、第2プーリ144には一方向クラッチ146があり、また中間プーリ143と第2プーリ144は減速していることから、一方向クラッチ146によって、第2プーリ144が第2搬送ローラ134aに対して空転し、用紙Pは第2搬送ローラ134a、134bを搬送されることになる。このことにより、通常の用紙搬送のときには、第1搬送ローラ131a、131bと第2搬送ローラローラ134a、134bとの用紙Pの搬送速度が異なることがなく、用紙Pは搬送路108を搬送される。
図4、図5に基づいて、ジャム処理の操作及び各部材の動作を説明する。図4は、用紙Pが分岐爪110部分で用紙ジャム状態にある用紙搬送装置101の要部に示す正面図であり、図5は、ジャム処理の操作状態にある用紙搬送装置101の要部に示す正面図である。
図4に示すように、用紙Pがステープル搬送路113に向けて搬送されるときに、ジャムが発生し、用紙Pの先端部分が第2搬送ローラ134a、134bに挟持され、その後端部分が第1搬送ローラ131a、131bに挟持され、それらの間で、中間搬送ローラ132a、132b及び133a、133bに挟持された状態で、用紙Pが用紙搬送路108で停止している。分岐爪110は、図4の一点鎖線の位置にあり、用紙PをV字形に屈曲させている。
このような用紙ジャム状態において、図5に示すように、ジャム処理操作の最初に、待機ドラム109aを備えたドラムユニット109が装置ハウジングから取り外されると、分岐爪110と中間搬送ローラ133aの上部に空間が形成される。
次に、操作ノブ160が図5の時計回り方向に回転操作される。操作ノブ160の回転操作により、図2に示すように、第1搬送ローラ131aが時計回りに回転するとともに、第1プーリ141が回転し、ベルト151を介して中間プーリ142も第1プーリ141と同じ方向に回転する。中間プーリ142と中間プーリ143とに設けられたアイドルギヤ155、156により、中間プーリ143が図2の時計回りに回転し、さらに中間搬送ローラ133aが時計回りに回転する。従って、第1搬送ローラ131a、131bと、中間搬送ローラ132a、132b及び中間搬送ローラ133a、133bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送される。また、中間プーリ143が図2の時計回りに回転すると、ベルト152を介して第2プーリ144も図2の時計回りに回転し、第2搬送ローラ134aが時計回りに回転する。従って、第2搬送ローラ134a、134bにより、用紙Pは用紙搬送方向の下流側に搬送されるが、第1搬送ローラ131a、131bは、第2搬送ローラローラ134a、134bの用紙Pの搬送量より大きくなる、つまり搬送速度が第2搬送ローラローラ134a、134bより大きくなるように構成されているので、図5に示すように、用紙Pは、分岐爪110と中間搬送ローラ133aの上部に形成された空間に突出して撓む湾曲部PWを形成する。
この湾曲部PWが形成されるまで操作ノブ160を回転操作し、この湾曲部PWを指で摘み用紙Pを引き上げると、用紙Pは用紙搬送路108から取り除かれる。
上記実施形態において、湾曲部PWを形成することが困難である場合、例えば、ドラムユニット109が装置ハウジングに固設され、湾曲部PWを形成する空間を設けられない場合には、ジャム処理のために操作ノブ160を回転操作すると、第1搬送ローラ131a、131bによって用紙搬送方向下流側に搬送された用紙Pは、第2搬送ローラ134a、134bの用紙挟持部に当接する。操作ノブ160をさらに回転操作すると、分岐爪110と屈曲方向に用紙を案内する搬送ガイドとに用紙Pが当接しながら搬送されることによって、第2搬送ローラ134a、134bの用紙挟持部を用紙搬送方向に押し付ける力が用紙Pに作用し、この押し付ける力により、また、一方向クラッチ146が第2搬送ローラ134aを第2プーリ144に対して、空転可能な状態であるので、用紙Pは用紙挟持部から用紙搬送方向に押し出されることになる。このように用紙Pをジャム位置から押し出すことで、ジャム処理を行うこともできる。
上記実施形態によれば、用紙搬送装置101は、用紙Pを搬送する第1搬送ローラ131a、131bと、第1搬送ローラ131a、131bの用紙搬送方向下流側に配され用紙Pを搬送する第2搬送ローラ134a、134bと、第1搬送ローラ131aを回転させる操作ノブ160と、この操作部材160の回転によって第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとを連動して同方向に回転させる第1、第2及び中間プーリ141〜144、ベルト151、152及びアイドルギヤ155、156(連動部材)とを備える。この連動部材に設けられ、第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとの周速度を異ならせる減速部材としての第1プーリ141と第2プーリ144とを備える。
この構成によると、第1搬送ローラ131a、131bと第2搬送ローラ134a、134bとで形成される用紙搬送路108で用紙ジャムが発生したとき、操作ノブ160を操作すると、第1搬送ローラ131aが回転し、連動部材によって第2搬送ローラ134aが同方向に回転して、ジャム用紙が用紙搬送路108を移動する。用紙Pが用紙搬送路108を移動するとき、第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとの周速度差によって、用紙搬送路108内で用紙Pが湾曲するように搬送され、用紙Pのこの湾曲部PWを用いてジャム処理が可能となるので、ジャム用紙を容易に用紙搬送路108から取り除くことができる。
また、上記実施形態によると、第1搬送ローラ131aが第2搬送ローラ134aの周速度より大きいことによって、操作ノブ160を操作すると、第1搬送ローラ131aが回転し、連動部材によって第2搬送ローラ134aが同方向に回転して、用紙搬送路108を用紙搬送方向下流側に移動するが、第1搬送ローラ131aが第2搬送ローラ134aの用紙搬送量より大きくなることによって、用紙搬送路108内で用紙Pが湾曲するように搬送されるので、ジャム用紙を容易に用紙搬送路108から取り除くことができる。
また、上記実施形態によると、減速部材は、第1及び第2プーリ141、144のベルト151、152の巻回径を異ならせて構成されることによって、第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aとの周速度差が発生するので、減速部材を簡単に省スペースで構成することになり、装置を小型にすることができる。
尚、上記実施形態では、本発明係る用紙搬送装置101を後処理装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、画像形成装置1の定着部18の用紙搬送方向下流側における、排出ローラ82に至る第2搬送路71と、両面印刷のために用紙Pを反転させる反転搬送路76との分岐部おいて発生するジャム処理に適用してもよい。また、本発明係る用紙搬送装置101は、搬送路の分岐部に適用したが、本発明はこれに限らず、水平方向、垂直方向、または屈曲した、分岐していない搬送路に適用してもよい。
また、上記実施形態では、ジャム処理操作を行う操作ノブ160が第1搬送ローラ131aに設けられ、操作ノブ160を回転操作すると、第1搬送ローラ131aが回転して、その回転によって第2搬送ローラ134aが回転する構成を示したが、本発明はこれに限らず、操作ノブ160が第2搬送ローラ134a、または中間搬送ローラ132a、133aに設けられ、操作ノブ160を回転操作すると、第2搬送ローラ134a、または中間搬送ローラ132a、133aから他の搬送ローラに回転力が伝達される構成にしてもよい。この場合も上記同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、用紙ジャム処理を行うために、用紙Pが用紙搬送路108の用紙搬送方向下流側に搬送される構成を示したが、本発明はこれに限らず、用紙Pが用紙搬送路108の用紙搬送方向上側に搬送されるようにしてもよい。この場合には、第2搬送ローラ134aが第1搬送ローラ131aの周速度より大きくなるように、第1及び第2プーリ141、144の巻回径を構成して、操作ノブ160を反時計回りに回転させるとよい。この場合も上記同様の効果を奏することができる。
また、上記実施形態では、連動部材が第1、第2及び中間プーリ141〜144、ベルト151、152及びアイドルギヤ155、156で構成されていたが、本発明はこれに限らず、第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aを一つのベルトにより回転可能に連結して、連動部材が一つのベルトとそのベルトを巻回する一対のローラで構成されるようにしてもよい。また、連動部材がギヤ列で構成され、そのギヤ列を第1搬送ローラ131aと第2搬送ローラ134aに設けた各ギヤに噛合させる構成にしてもよい。また連動部材がギヤ列で構成される場合には、減速部材はギヤ列の各ギヤの歯数を変えて所定の減速比にするとよい。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置に利用することができ、特に、ジャム処理が可能な用紙搬送装置及びそれを備えた画像形成装置及び後処理装置に利用することができる。
は、本発明の実施形態に係る用紙搬送装置を備えた後処理装置を装備した画像形成装置を示す平面図である。 は、本発明の実施形態に係る用紙搬送装置の要部を示す平面図である。 は、本発明の実施形態に係る用紙搬送装置の要部を概略的に示す側面図である。 は、本発明の実施形態に係る用紙ジャム状態にある用紙搬送装置の要部に示す平面図である。 は、本発明の実施形態に係るジャム処理の操作状態にある用紙搬送装置の要部に示す平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
18 定着部
76 反転搬送路
82 排出ローラ
100 後処理装置
101 用紙搬送装置
104 パンチユニット
107 用紙搬入口
108 用紙搬送路
109 ドラムユニット
109a 待機ドラム
110 分岐爪
112 排出トレイ
113 ステープル搬送路
115 スタック部
117 ステープル部
131a、131b 第1搬送ローラ
132a、132b 中間搬送ローラ
133a、133b 中間搬送ローラ
134a、134b 第2搬送ローラ
141 第1プーリ(連動部材)
142、143 中間プーリ(連動部材)
144 第2プーリ(連動部材)
146、171 一方向クラッチ
151、152 ベルト(連動部材)
155、156 アイドルギヤ(連動部材)
160 操作ノブ(操作部材)
165 回転軸
167 搬送ギヤ(駆動部材)
168 出力ギヤ(駆動部材)
169 モータ(駆動部材)
P 用紙
PW 湾曲部

Claims (7)

  1. 用紙を搬送する第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラの用紙搬送方向下流側に配され用紙を搬送する第2搬送ローラと、前記第1または第2搬送ローラを回転させる操作部材と、前記操作部材の回転によって前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとを連動して同方向に回転させる連動部材と、前記連動部材に設けられ、前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラとの周速度を異ならせる減速部材とを備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記第1搬送ローラが前記第2搬送ローラの周速度より大きいことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記連動部材は、前記第1搬送ローラに設けられる第1プーリと、前記第2搬送ローラに設けられる第2プーリと、前記第1及び第2プーリに巻回されたベルトとを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記減速部材は、前記第1及び第2プーリの前記ベルトの巻回径を異ならせて構成されることを特徴とする請求項3に記載の用紙搬送装置。
  5. 用紙を搬送する第1搬送ローラと、前記第1搬送ローラの用紙搬送方向下流側に配され用紙を搬送する第2搬送ローラと、前記第1搬送ローラを回転させる操作部材と、前記操作部材の回転によって前記第1搬送ローラに連動して前記第2搬送ローラを同方向に回転させる連動部材と、前記連動部材に設けられ、前記第1搬送ローラが前記第2搬送ローラの周速度より大きくなるように周速度を異ならせる減速部材と、前記第1搬送ローラを回転させる駆動源を有する駆動部材と、前記操作部材を操作すると、前記減速部材を介して前記第2搬送ローラを回転させ、前記駆動部材を駆動させると、前記減速部材を介することなく、前記第1搬送ローラから前記第2搬送ローラを回転させる一方向クラッチとを備えることを特徴とする用紙搬送装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の用紙搬送装置が搭載された画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の後処理装置が搭載された後処理装置。
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