JP2009260774A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の流し読み中にシェーディング補正を行った時の、原稿読取装置ひいては画像形成装置の生産性の低下の低減を図ることのできる原稿読取装置を提供する。
【解決手段】原稿読取装置は、原稿の第1面を読み取る第1読取装置と、前記第1読取装置の原稿搬送方向下流側に配設され原稿の第2面を読み取る第2読取装置と、を有し、前記原稿読取装置のシェーディング補正は、原稿の流し読み中でのシェーディング補正時には、前記第1読取手段のシェーディング補正の動作の後に、前記第2読取手段のシェーディング補正の動作が行われることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置に関し、詳しくは、シェーディング補正の動作に関する。
従来、画像形成装置等の原稿読み取りに関し、自動両面原稿搬送装置を有する原稿読取装置が知られている。図7に、前記原稿読取装置の一例を示す。
図7に示す例は、原稿読取装置YS2は自動両面原稿搬送装置(以下、RADFともいう)10と画像読取装置20で構成され、両面読み取りを可能とした装置である。
画像読取装置20の読取部200は、原稿を照射する照射用ランプ213と原稿からの反射光を反射させる第1ミラー215とを一体化してなる第1ミラーユニット205を有する。更に、第2ミラー217と第3ミラー219とからなる第2ミラーユニット207、第3ミラー219からの反射光を結像させる結像レンズ209、結像レンズ209によって結像された光像を光電変換して電気信号(原稿画像データ)を得るライン状の撮像素子211を有する。以下、前記ライン状の撮像素子をCCD211と呼称する。
画像形成装置は、前記電気信号によって半導体レーザを駆動して感光体ドラムに静電潜像を形成し、該静電潜像に付着させたトナーを記録材上に転写して、画像形成を行う。
画像読取装置20は、本のような原稿の場合には、プラテンガラス203上に原稿を載置して画像読み取りを行う。この場合、第1ミラーユニット205は、原稿の副走査方向(図の左右方向)に一定速度で移動可能に構成され、原稿全面に関する前記反射光及び前記原稿画像データが取得される。
また、RADF10は、シート状の原稿Sを1枚ずつ送り出して画像読み取り位置へと搬送し、画像読み取りが終わった用紙を所定の場所に排出する。
原稿載置トレイ101上に積載された複数の原稿Sは、給紙部102により分離搬送部103に給紙され、分離搬送部103によって1枚ずつ分離及び搬送され、更に用紙搬送部105を介して画像読み取り位置に向けて搬送される。
図7に示す例では、前記画像読取位置は、前記用紙搬送部105の下方部に設けられており、そこで、読取部200を構成するスリット201を介して、原稿Sの画像が読み取られ、読み取られた原稿Sは用紙排紙手段107によって用紙排紙トレイ109上に排出される。このように、RADF10を用い、原稿を連続して読み取る場合には、第1ミラーユニット205は、所定の位置に固定される。
なお、両面読取モードにおいては、片面が読み取られて搬送されてくる原稿Sは原稿反転手段111により二点鎖線の矢印で示す方向に搬送される。そして、進行方向における後端を咬んでいる状態で原稿反転手段111の駆動が停止された後の逆方向回転により前記用紙搬送部105を介して、再び画像読み取り位置に導かれ、しかる後、前記用紙排紙手段107によって用紙排紙トレイ109上に排出される。
しかしながら、上記RADF10を用い、上述のように原稿Sの両面を読み取る場合には、次のような問題点があった。
両面読取モードでは、原稿Sを原稿反転手段111によって反転させ、原稿Sの両面をスリット201に対向させる必要があるため、原稿読取時間が、片面読取時に比べて2倍以上かかることになる。また、原稿Sは、原稿反転手段111で機械的な搬送に供されるため、片面読取時に比べ、より多くのダメージ(例えば破損等)を受ける可能性があった。このような問題点は特に、原稿Sが、例えばトレーシングペーパ等の薄紙であるような場合等には、より影響を受け易い。更に、RADF10が大型化し、その機構が複雑になるという問題点があった。
また、画像読取装置20においては、原稿を照射する照射用ランプ213照度の変化や、濃度のバラツキ等を補正するため、シェーディング補正が必要である。特に、原稿を自動搬送し連続で読み取る、所謂流し読み時は光源ランプの点灯時間が長くなるため、点灯中の照度の変化が起こりやすい。そのため、自動原稿搬送装置が流し読み動作を行っている最中でも、随時シェーディング補正を行う必要がある。
上記問題に対し、原稿搬送手段により搬送される原稿の第1面を読み取る第1の読取手段と、前記原稿搬送手段により搬送される原稿の第2面を読み取る第2の読取手段とを有し、前記原稿搬送手段により搬送される原稿の読み取り動作中に、紙間で前記第1及び第2の読取手段のシェーディング補正を行うことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−261936号公報
特許文献1は、原稿両面読み取り時に、原稿の第1面を読み取る第1の読取手段と、第2面を読み取る第2の読取手段とで、原稿両面読み取りを行い、読み取り時間の短縮と原稿が受けるダメージの減少を図る構成としている。また、原稿両面読み取りに際し、流し読み動作を行っている最中でも、紙間で、前記第1及び第2の読み取り手段のシェーディング補正を随時行うことを可能にしている。
しかしながら、流し読み動作中にシェーディング補正を行う際には、シェーディング補正が行われる読取手段への原稿の搬送を、シェーディング補正が終了するまで中断する必要がある。このような流し読み中の原稿の搬送中断は、原稿読取装置の生産性の低下を招くことがある。これに対し、特許文献1では、前記生産性の低下の抑制については対応しておらず、原稿読取装置ひいては画像形成装置の生産性の低下を招く恐れがあった。
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、原稿の流し読み中にシェーディング補正を行った時の、原稿読取装置ひいては画像形成装置の生産性の低下の低減を図ることのできる原稿読取装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の構成により達成できる。
1.原稿を積載する用紙収納手段と、積載された前記原稿を給紙する給紙手段と、給紙された原稿を1枚ずつに分離搬送する分離搬送手段と、前記分離搬送された原稿をレジスト及び搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段の原稿搬送方向の下流側に配設され、原稿の第1面を読み取る第1読取手段と、前記第1搬送手段と前記第1読取手段の間に配設された第2搬送手段と、前記第1読取手段の下流側に配設された原稿の第2面を読み取る第2読取手段と、前記第1読取手段のシェーディング補正の動作の後に、前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を行う制御手段と、を有することを特徴とする原稿読取装置。
2.前記制御手段は、原稿読み取り動作開始時は、原稿を読み取る前に前記第1読取手段及び前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を同時に開始し、原稿読み取り動作中は、前記第1読取手段からシェーディング補正の動作を開始することを特徴とする1に記載の原稿読取装置。
3.原稿の第1面及び第2面の両面読み取り動作時のシェーディング補正のタイミングは、原稿の後端が前記第1読取手段を通過したタイミングで前記第1読取手段のシェーディング補正の動作を開始し、前記原稿の後端が前記第2読取手段を通過したタイミングで前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を開始することを特徴とする1又は2に記載の原稿読取装置。
4.原稿読み取り動作中のシェーディング補正時には、前記第1読取手段の上流側に位置し、読み取り中の原稿の次に読み取る、原稿の搬送を停止することを特徴とする1乃至3の何れか1項に記載の原稿読取装置。
5.前記次の原稿の搬送を停止するタイミングは、前記原稿の先端が、前記第2搬送手段の直前であることを特徴とする4に記載の原稿読取装置。
本発明により、読取手段のシェーディング補正を、原稿の流し読み中に行った時の、原稿の搬送中断を最小限とすることができ、原稿読取装置ひいては画像形成装置の生産性の低下の減少を図ることができる。
以下、図を参照しながら本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る原稿読取装置YS1の例を示す概略図である。
図1に示す原稿読取装置YS1は、自動両面原稿搬送装置(RADF)30と画像読取装置40を有し、両面読み取りが可能な装置である。
画像読取装置40は、原稿の第1面(表面)を読み取る第1読取手段である第1読取部400、第1読取部400の画像読取位置の原稿搬送方向下流側に配設された原稿の第2面(裏面)を読み取る第2読取手段である第2読取部500を含み構成される。第2読取部500を除くと画像読取装置40は、図7に示す原稿読取装置YS2の画像読取装置20と、また第1読取部400は、同じく読取部200と、同じ構成と機能を有する。従って、第1読取部400の説明は、前述の読取部200の説明と同じなので省略する。
第2読取部500は、本実施の形態では、装置の構成上、RADF30に配設している。また、第2読取部500には、密着型イメージセンサー(Contact Image Sensor、以下CISと略す)を用いている。
図5は、前記CISの一例を示す図である。
CIS501は、図5に示すように、互いに同方向に延在する光源501a及び等倍レンズ501bから構成され、光源501a及び等倍レンズ501bの延在する方向を長手方向とする略直方体形状となっている。また、等倍レンズ501bの図示されない背面には、ラインセンサ(光電変換機能を有する画素(固体撮像素子))が設けられており、入射した光を電気信号(原稿画像データ)に変換する。この原理は、CCD211と異なるものではない。
前記CIS自体としては、既に市販にかかるものもあり、広く知られたものとなっている。その用途としては、例えば小型のスキャナ装置に搭載される等して使用されている。また、CIS一般に、いわば等倍光学系型を構成している。このように、第2読取部500にCISを用いることにより、CCDを用いた縮小光学系型に比べ、第2読取部を簡易、且つコンパクトに構成することができる。
RADF30は、シート状の原稿Sを1枚ずつ送り出して画像読み取り位置へと搬送し、画像読み取りが終わった用紙を所定の場所に排出する。
RADF30は、用紙収納手段である原稿載置トレイ101、給紙手段である給紙部102、分離搬送手段である分離搬送部103、レジスト及び搬送する第1搬送手段の搬送部105、第2搬送手段の読取前ローラ106a、用紙排紙手段107、用紙排紙トレイ109を有する。
給紙動作が開始されると、給紙部102の給紙ローラ102aの駆動手段である給紙モーター(不図示)がONされる。これにより給紙ローラ102aが駆動され、原稿載置トレイ積載された最上部の原稿Sは、給紙ローラ102aにより分離搬送部103に給紙される。前記給紙の際に、原稿Sに他の原稿Sが連れ送り(重送)されることがある。
このため、分離搬送部103は、連れ送りされた原稿Sが分離搬送部103のローラ103a、103b間を超え用紙搬送方向下流側に用紙がはみ出すことがないように、ローラ103aを用紙搬送方向とは逆方向に回転させることにより、連れ送りされた原稿Sを原稿載置トレイ101方向に戻し、分離する。なお、ローラ103bは、最上部の原稿Sを搬送方向に送るように回転する。
原稿Sは、ローラ103bにより搬送部105のレジストローラ105aに搬送される。更に、原稿Sは、読取前ローラ106aを経由して第1読取部400に搬送され、原稿Sの第1面が読み取られる。第1読取部400により第1面が読み取られた原稿Sは、読み取りが第1面のみの場合は、用紙排紙手段107によって用紙排紙トレイ109上に排出される。読み取りが両面の場合は、更に、第2面が第2読取部500により読み取られ、搬送ローラの機能も有する用紙排紙手段107によって用紙排紙トレイ109上に排出される。各ローラ間の原稿搬送経路には、原稿Sをガイドするガイド部材が配設される。
上記第1読取部400及び第2読取部500においては、原稿を照射する照射用ランプ等の光源の照度の変化や、濃度のバラツキ等を補正するため、シェーディング補正が必要となる。特に、原稿を自動搬送し連続で読み取る、所謂流し読み時は光源ランプの点灯時間が長くなるため、点灯中の照度の変化が起こりやすい。そのため、自動原稿搬送装置が流し読み動作を行っている最中でも、随時シェーディング補正を行う必要がある。
本実施の形態では、シェーディング補正の要求タイミングは、光源の点灯時間をカウントして、一定時間経過毎にシェーディング補正を行っている。前記要求タイミングはこれに限定されるものではなく、例えば、光源の光量を検出し、一定の光量以下となった時とすることもできる。また、原稿Sの読み込み枚数をカウントして、一定の枚数毎とすることもできる。
第1読取部400のシェーディング補正は、本実施の形態では、白色規準板410(図1参照)を用い、白色で行われる。照射用ランプ213を点灯させ、図示しない駆動機構により第1ミラーユニットを、図1左右方向に移動させて、白色基準板410を読み取り、シェーディング補正を行う。白色基準板410は原稿Sの通紙経路外に配設されているため、通紙による汚れの恐れは少ない。シェーディング補正が終了すると、第1読取部400は、原稿読み取り位置に戻る。
第2読取部のシェーディング補正は、本実施の形態では、白黒色規準板510(図1参照)を用い、白色及び黒色で行っている。図6に、白黒色基準板510の形状の概略を示す。白黒色基準板510は、円筒状の基準板で、その円周表面には、円周方向を3分割して、白色の第1白色規準板W1及び第2白色規準板W2、黒色の黒色規準板BKの領域が、円筒幅方向に、CISの読み取り領域を満たすように設けられている。また、白黒色基準板510は、回動可能に支持され、駆動機構(不図示)により回動される。
シェーディング補正は、光源(不図示)を点灯させ、白黒色基準板510回動させながら各色の規準板を読み取り、白色及び黒色で行われる。白黒色基準板510は、原稿Sの通紙経路に配設されているため、汚れの恐れがある。このため、白色シェーディング補正時の白色規準板として、第1白色規準板W1及び第2白色規準板W2の2つを設けることにより、汚れの影響を低減させている。
次に、シェーディング補正の動作について説明する。図2及び図3は、RADF30の原稿搬送及び読み取り部分の概略図である。図2は給紙前の状態で、図3は給紙中の状態を示す。また、シェーディング補正の各動作は制御手段(不図示)により制御され行われる。
原稿読み取り(以下、JOBともいう)開始時のシェーディング補正は、図2に示すような、原稿Sの給紙停止状態で行われる。操作者若しくは操作信号等によりJOB(コピー)スタートがされると、シェーディング補正が開始される。図4は、JOB開始時のシェーディング補正のシーケンスである。JOBスタートで第1読取部400(第1面)及び第2読取部500(第2面)のシェーディング補正が開始される。前述のように第1読取部400は白色のみ、第2読取部500は白色及び黒色の2色で行うため、シェーディング補正の時間は第2読取部500が第1読取部400より長くなる。
第2読取部500のシェーディング補正が終了すると、原稿Sの給紙動作が再開され、原稿読み取りが再開される。ここで、JOBスタートとともに、原稿Sの給紙を開始し、原稿Sの先端がレジストローラ105aと読取前ローラ106aの間となる位置で給紙停止状態とすることが好ましい。更に好ましくは、原稿Sの先端を、読取前ローラ106a直前まで搬送し、給紙停止状態にすることが好ましい。これは、シェーディング補正終了後の原稿Sのスタート位置を、読み取り位置に近づけることになる。これにより、給紙動作再開から読み取り再開までの時間の短縮を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
また、給紙動作は、第2読取部500のシェーディング補正中であっても第2読取部500のシェーディング補正終了までの残り時と原稿Sの搬送との整合が取れる時点で、再開することが好ましい。前記整合とは、第2読取部500のシェーディング補正中に給紙動作を再開しても、第2読取部500のシェーディング補正終了まで、第2読取部500に原稿Sが進入しないことをいう。これにより、給紙動作停止時間の短縮を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
原稿読み取り時(流し読み時)のシェーディング補正は、図3に示すような、原稿Sの流し読み時に原稿Sの給紙を停止して行われる。
先ず、片面原稿通紙時について説明する。シェーディング補正の要求タイミングになると、読取中の原稿Sの、次の原稿Sの先端がレジストローラ105aと読取前ローラ106aの間となる位置で給紙を一旦停止する。好ましくは、原稿Sの先端が読取前ローラ106aの直前になるように、給紙を一旦停止する。読取中の原稿Sの読み取りは継続する。
更に、片面原稿通紙時は第1読取部400のみを使用するので、第1読取部400で読取中の原稿Sの後端が第1読取部400を通過したタイミングで第1読取部400のシェーディング補正を開始する。原稿Sの後端が第1読取部400を通過するタイミングは、第1読取部400の上流側近傍に配設された原稿Sを検出する検出センサー(不図示)で原稿Sの先端、後端を検出し、前記検出センサーと第1読取部400の位置関係から算出することができる。前記検出センサーは、一般的に知られているシート材等の検出センサー等を用いることができる。
第1読取部400のシェーディング補正が終了すると、次の原稿Sの給紙動作が再開され、原稿読み取りが再開される。図8に、前記シェーディング補正の動作のフローチャートを示す。
ここで、前述のように次の原稿Sの停止位置を読取前ローラ106a直前とすることにより、シェーディング補正終了後の次の原稿Sのスタート位置を、読み取り位置に近づけることとなる。これにより、給紙動作再開から読み取り再開までの時間の短縮を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
次に、両面(第1面及び第2面)原稿通紙時について説明する。シェーディング補正の要求タイミングになると、読取中の原稿Sの、次の原稿Sの先端がレジストローラ105aと読取前ローラ106aの間となる位置で給紙を一旦停止する。好ましくは、原稿Sの先端が読取前ローラ106aの直前になるように、給紙を一旦停止する。読取中の原稿Sの読み取りは継続する。
両面原稿通紙時は第1読取部400及び第2読取部500が使用される。
先ず、第1読取部400で読取中の原稿Sの後端が第1読取部400を通過したタイミングで第1読取部400のシェーディング補正を開始する。次に、原稿Sの後端が第2読取部500を通過したタイミングで第2読取部500のシェーディング補正を開始する。
原稿Sの後端が第1読取部400及び第2読取部500を通過するタイミングの算出は、片面原稿通紙時と同様な方法で行うことができる。
第1読取部400のシェーディング補正が終了し、且つ、第2読取部500のシェーディング補正中であっても第2読取部500のシェーディング補正終了までの残り時と原稿Sの搬送との整合が取れる時点で、給紙動作を再開する。図9に、前記シェーディング補正の動作のフローチャートを示す。また、前記整合とは、前述のように、第2読取部500のシェーディング補正中に給紙動作開始しても、第2読取部500のシェーディング補正終了まで、第2読取部500に原稿Sが進入しないことをいう。これにより、給紙動作停止時間の短縮を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
また、片面原稿通紙時と同様に、次の原稿Sの停止位置を読取前ローラ106a直前とすることにより、シェーディング補正終了後の次の原稿Sのスタート位置を、読み取り位置に近づけることとなる。これにより、給紙動作再開から読み取り再開までの時間の短縮を図ることができ、生産性の向上を図ることができる。
本発明に係る原稿読取装置の例を示す概略図である。 本発明に係る自動両面原稿搬送装置の原稿搬送及び読み取り部分の概略図である。 本発明に係る自動両面原稿搬送装置の原稿搬送及び読み取り部分の概略図である。 JOB開始時のシェーディング補正のシーケンスである。 CISの一例を示す図である。 白黒色基準板の形状を示す概略図である。 原稿読取装置の従来例を示す図である。 片面原稿通紙時のシェーディング補正の動作のフローチャートである。 両面原稿通紙時のシェーディング補正の動作のフローチャートである。
符号の説明
YS1、2 原稿読取装置
S 原稿
10、30 自動両面原稿搬送装置
101 原稿載置トレイ
102 給紙部
102a 給紙ローラ
103 分離搬送部
103a、b ローラ
105 搬送部
105a レジストローラ
106a 読取前ローラ
107 用紙排紙手段
109 用紙排紙トレイ
20、40 画像読取部装置
200 読取部
400 第1読取部
410 白色規準板
500 第2読取部
501 CIS
510 白黒色規準板

Claims (5)

  1. 原稿を積載する用紙収納手段と、
    積載された前記原稿を給紙する給紙手段と、
    給紙された原稿を1枚ずつに分離搬送する分離搬送手段と、
    前記分離搬送された原稿をレジスト及び搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段の原稿搬送方向の下流側に配設され、原稿の第1面を読み取る第1読取手段と、
    前記第1搬送手段と前記第1読取手段の間に配設された第2搬送手段と、
    前記第1読取手段の下流側に配設された原稿の第2面を読み取る第2読取手段と、
    前記第1読取手段のシェーディング補正の動作の後に、前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を行う制御手段と、
    を有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記制御手段は、原稿読み取り動作開始時は、原稿を読み取る前に前記第1読取手段及び前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を同時に開始し、原稿読み取り動作中は、前記第1読取手段からシェーディング補正の動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 原稿の第1面及び第2面の両面読み取り動作時のシェーディング補正のタイミングは、原稿の後端が前記第1読取手段を通過したタイミングで前記第1読取手段のシェーディング補正の動作を開始し、前記原稿の後端が前記第2読取手段を通過したタイミングで前記第2読取手段のシェーディング補正の動作を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. 原稿読み取り動作中のシェーディング補正時には、前記第1読取手段の上流側に位置し、読み取り中の原稿の次に読み取る、原稿の搬送を停止することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  5. 前記次の原稿の搬送を停止するタイミングは、前記原稿の先端が、前記第2搬送手段の直前であることを特徴とする請求項4に記載の原稿読取装置。
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