JP2006108948A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】 生産性を上げることのできる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 表裏を反転させて第2原稿読取位置で停止する原稿Gを読み取るときの画像読取手段13,14の第2の待機位置を、第1原稿読取位置で停止する原稿Gを読み取るときの第1の待機位置よりも第2原稿読取位置側となるようにすることにより、第2原稿読取位置で停止している原稿Gの画像を読み取る際の画像読取手段13,14の待機位置からの移動距離を短くし、画像読取動作を開始するまでの時間を短くする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に原稿を自動的に画像読取装置の読み取り位置に搬送する自動原稿送り装置を備えたものに関する。
従来、例えば画像形成装置の一例である複写機においては、原稿画像を読み取る画像読取装置を備えたものがあり、さらにこのような画像読取装置においては、原稿画像を読み取るための画像読取手段の他、読取原稿を所定の読取位置に搬送する自動原稿送り装置を備えたものがある。
そして、このような画像読取装置において、原稿画像を読み取る場合には、自動原稿送り装置の原稿載置台に原稿を載置した後、自動的に原稿を原稿台ガラス上に搬送し、この後、原稿画像を画像読取手段により読み取るようにしている(特許文献1参照。)。
図6は、このような従来の画像読取装置の一例を示す図であり、図6において、Aは画像読取部、Bは自動原稿送り装置である。そして、自動原稿送り装置Bは画像読取部Aの上に設けられた原稿台ガラス101の上面を覆うように取付けられている。
ここで、この自動原稿送り装置Bは、原稿載置台102が設けられた原稿載置部U101と、原稿載置台102上に載置された原稿Gの束から1枚づつ原稿を分離して給紙する原稿給紙部U102と、駆動ローラ105及び従動コロ106で張架されると共にベルト押圧コロ107a〜107dにて原稿台ガラス101に押圧された搬送ベルト104を備えた原稿搬送部U103と、読み取り後の原稿Gを反転排出する原稿反転排出部U104とを備えている。
また、画像読取部Aは、原稿台ガラス101上の原稿を照明する照明手段としての蛍光灯115、照明光を原稿面に収束させる反射笠116、原稿からの反射光を折り返す第1ミラー117を備えた第1走査光学部113と、原稿の反射光を折り返す第2ミラー118及び第3ミラー119を備えた第2走査光学部114と、レンズ120と、画像読み取り素子としてのCCDセンサ121とを備えている。
ここで、画像読取手段である第1走査光学部113及び第2走査光学部114は、不図示のレール部材にガイドされて矢印DまたはJ方向に移動可能となっており、原稿Gが、原稿台ガラス101上の画像読取位置の原稿基準Cを基準にして載置されると、第1及び第2走査光学部113,114がD方向に移動走査することによって原稿画像を読み取るようになっている。なお、第2走査光学部114は、走査時に光路長が一定となるように、第1走査光学部113と同期して移動する。
次に、このように構成された画像読取装置の原稿画像読取動作について説明する。
原稿画像を読み取る場合には、まず原稿載置台102上に載置された原稿Gのうち最上位の原稿を原稿給紙部U102により分離搬送する。そして、このように分離搬送された最上位の原稿Gは、レジストローラ対103a,103bに導かれ、このレジストローラ対103a,103bにより斜行が補正された後に原稿搬送部U103へ搬送され、この後、原稿台ガラス101に押圧されている搬送ベルト104と原稿台ガラス101との間に進入する。
次に、このように原稿Gが進入すると、搬送ベルト104が回転し、これにより原稿Gは搬送ベルト104の摩擦力により原稿台ガラス101上をD方向に搬送される。そして、この後、搬送ベルト104により搬送された原稿Gの搬送方向上流側端(以下、後端という)Hが、原稿台ガラス101の画像読取位置の原稿基準Cに達すると、搬送ベルト104が停止し、原稿Gが停止する。なお、この画像読取位置の原稿基準Cは一般的に原稿台ガラス101の左側(原稿給紙部側)に位置している。
次に、このように原稿Gが停止すると、第1及び第2走査光学部113,114がD方向に移動走査し、この移動走査の際に蛍光灯115からの光が原稿に照射され、この後、原稿からの反射光が第1〜第3ミラー117,118,119を経てレンズ120により収束され、CCDセンサ121上に結像する。これにより、原稿画像が読み取られる。
次に、このような原稿画像読み取り終了後、搬送ベルト104が再び回転し、これにより原稿GはD方向へ搬送され、原稿台ガラス101の右端に固定されている右ジャンプ台108を経て、原稿反転排出部U104へ導入される。なお、この原稿反転排出部U104は、図7に示すように、正逆転可能な反転ローラ109、導入パスP1、反転パスP2、排出パスP3及び搬出パスP4を備えている。
ここで、読み取りモードとして片面読み取りモードが設定されている場合、原稿Gは図7の(a)に示すように、原稿反転排出部U104の導入パスP1へ送り込まれた後、反転ローラ109のE方向の正転駆動により反転パスP2を通して排出パスP3へ送り込まれ、さらに搬出パスP4へ送り込まれる。
そして、このように原稿Gが搬出パスP4へ送り込まれた後、搬送ベルト104をJ方向へ逆転駆動することにより、図7の(b)に示すように、原稿Gを再度原稿台ガラス101上に搬送すると、反転ローラ109は停止する。このとき、原稿Gはオモテ面が上向きとなった状態となる。
次に、図8の(a)に示すように、原稿Gの後端Hが反転ローラ109と反転コロ109aとのニップ部を通過すると、所定のタイミングで反転ローラ109をF方向へ逆転駆動させると共に、フラッパF1を上方回動させ、且つ搬送ベルト104をD方向に正転駆動させて原稿Gを搬出パスP4へスイッチバックさせる。これにより、図8の(b)に示すように、原稿Gを排出パスP3を通して原稿排出台110へ排出する。
なお、このとき、排出された原稿Gはオモテ面が下向きとなり、このようにオモテ面が下向きの状態で原稿Gを排出することにより、原稿Gを連続して排出する場合、排出された原稿Gがページ順に積載される。
一方、読み取りモードとして両面読み取りモードが設定されている場合は、片面読み取りモードの場合と同様、まず図7の(a)及び(b)に示すように反転ローラ109のE方向の正転駆動により、原稿Gを導入パスP1から反転パスP2、排出パスP3、搬出パスP4の順で通し、未だ読み取られていないウラ面が下向きになった状態で原稿Gを再度原稿台ガラス101に搬送する。
次に、原稿Gを搬送ベルト104の逆転駆動によりJ方向へ運び、図9に示すように原稿台ガラス101の左端に固定されている左ジャンプ台111を経て、搬送ローラ対103a,103bにより原稿給送部U102に設けられたレジ前センサ112まで搬送する。この後、原稿Gの、後端Hと反対側の搬送方向下流端(以下、先端という)Nがレジ前センサ112を構成する発光部112a及び受光部112bの間を通過すると、搬送ベルト104及び搬送ローラ対103a,103bを逆転し、原稿GをD方向へ搬送する。
なお、このように原稿GがD方向へ搬送されると、レジ前センサ112によって再度、先端Nが検知される。そして、このように先端Nが検知された時点から所定量原稿Gを搬送するようにすれば、原稿Gを画像読取位置の原稿基準Cにて停止させることができる。ここで、原稿Gのサイズが変わっても、レジ前センサ112が先端Nを検知した時点から、画像読取位置の原稿基準Cまでの搬送量は一定であることから、原稿サイズによって原稿停止位置がばらつくことはない。なお、これは既述した原稿のオモテ面の時も同じ制御である。
次に、オモテ面の時と同様、第1及び第2走査光学部113,114がD方向に移動走査することにより、ウラ面の画像が読み取られる。この後、画像が読み取られた原稿Gは、搬送ベルト104によりD方向へ搬送され、右ジャンプ台108を経て、再度原稿反転排出部U104へ導入される。
そして、このように原稿反転排出部U104の導入パスP1へ送り込まれた原稿Gは、図8の(a)に示す反転ローラ109のF方向の逆転駆動により、排出パスP3を通って図8の(b)に示すように原稿排出台110に排出される。なお、このとき、排出された原稿Gはオモテ面が下向きとなり、片面読み取りモードの場合同様、連続して排出される原稿Gはページ順に積載される。
ところで、第1及び第2走査光学部113,114は、片面読み取りモードの場合は、原稿画像読み取り後、J方向に移動して図6に示す待機位置に戻り、この後、次の原稿が画像読取位置の原稿基準Cを基準にして載置されるまで待機する。
また、両面読み取りモードの場合は、原稿のオモテ面の画像を読み取った後、まずJ方向に移動して図6に示す待機位置に戻り、次に原稿反転排出部U104によって反転させられ、ウラ面を下にした状態で画像読取位置の原稿基準Cに載置された原稿Gのウラ面画像を読み取るようD方向に移動し、この後、J方向に移動して待機位置に戻る。
特開2002−049188号公報
しかしながら、このような従来の画像読取装置及びこれを備えた複写機(画像形成装置)においては、原稿の表裏両面の画像を読み取る場合には、まず画像読取位置にてオモテ面の画像を読み取った後、原稿を原稿反転排出部に搬送し、次に原稿反転排出部にて表裏を反転して原稿台ガラスに戻した後、原稿台ガラスの右端から左端まで搬送して原稿給紙部まで戻し、この後、再度オモテ面と同じ画像読取位置に原稿を搬送するようにしている。このため、原稿を搬送する距離が非常に長く、生産性の低下の原因となっている。
そこで、このような生産性の低下を防ぐため、例えば原稿台ガラスの右側(原稿反転排出部側)に第2の画像読取位置の原稿基準を設け、オモテ面の画像読取後、反転排紙部にて原稿の表裏を反転して再び原稿台ガラスに戻す時に、第2の画像読取位置の原稿基準にて原稿を停止させ、この位置で画像を読み取るようにすることにより、原稿搬送距離を短くし、生産性を上げることができる。
しかし、このように構成した場合でも、第1及び第2走査光学部113,114の待機位置が原稿台ガラスの左端に設定されているため、第1及び第2走査光学部113,114は、オモテ面の画像読取り時に走査した後、再度左端の待機位置に戻り、ウラ面の画像読取りのための走査時は、原稿のサイズに関係無く原稿台ガラスの左端から右端まで走査することになる。
したがって、第1及び第2走査光学部113,114の待機位置からの移動距離が長くなり、これに伴い第1及び第2走査光学部113,114が画像読取動作を開始するまでの時間が長くなることから、生産性を上げることができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みて為されたものであり、生産性を上げることのできる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、原稿台ガラス上の原稿読取位置に停止している原稿に沿って移動して前記原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記原稿を前記原稿台ガラスの一端側より搬送して第1原稿読取位置に停止させ、前記画像読取手段による画像の読み取りが終了した後は前記原稿台ガラスの他端側へ搬送する自動原稿送り装置とを備えた画像読取装置において、前記自動原稿送り装置に設けられ、前記他端側へ搬送された原稿を、表裏を反転させて前記原稿台ガラス上へ前記他端側から搬送する反転搬送手段と、前記反転搬送手段により搬送されて停止した原稿の画像を読み取る第2原稿読取位置と、を備え、前記第2原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの前記画像読取手段の第2の待機位置を、前記第1原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの第1の待機位置よりも第2原稿読取位置側としたことを特徴とするものである。
本発明のように、第2原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの画像読取手段の待機位置を、第1原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの待機位置よりも第2原稿読取位置側となるようにすることにより、第2原稿読取位置で停止している原稿の画像を読み取る際の画像読取手段の待機位置からの移動距離を短くすることができ、これにより画像読取動作を開始するまでの時間が短くなり、生産性を上げることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の一例であるデジタル複写機の構成を示す図である。
同図において、50はデジタル複写機、51はデジタル複写機本体(以下、装置本体という)であり、この装置本体51の上部には自動原稿送り装置Bと、画像読取部Aとを備えた画像読取装置100が、中央部には画像形成部52がそれぞれ設けられている。
そして、このような構成のデジタル複写機50では、画像形成の際は、まず自動原稿送り装置Bにセットした複数枚の原稿Gを順次読取位置に給送し、この後、この原稿Gを後述する原稿読取手段によって読み取ると共に、この読み取り情報に応じて画像形成部52の感光体ドラム53の表面にトナー画像を形成するようにしている。
次に、このような感光体ドラム表面のトナー画像形成のタイミングに合わせ、シート給送部54により給送された記録媒体Sをレジストローラ55により、感光体ドラム53と転写帯電器56の間に搬送すると共に、転写帯電器56へのバイアス印加によって感光体ドラム53上に形成したトナー画像を記録媒体Sに転写するようにしている。
次に、このようにしてトナー画像が転写された記録媒体Sは、搬送ベルト57によって定着器58へ搬送され、この定着器58により、熱及び圧力が印加されて記録媒体上にトナー画像が定着される。そして、最後に、この記録媒体Sは排出ローラ59によってシート排出トレイ60へと排出される。
図2は、本実施の形態に係る画像読取装置100の構成を示す図であり、図2に示すように、自動原稿送り装置Bは、原稿載置台102が設けられた原稿載置部U1と、原稿載置台102上に載置された原稿Gの束から1枚づつ原稿を分離して給紙する原稿給紙部U2と、駆動ローラ105及び従動コロ106で張架されると共にベルト押圧コロ107a〜107dにて原稿台ガラス101に押圧された搬送ベルト104を備えた原稿搬送部U3と、読み取り後の原稿Gを反転排出する原稿反転排出部U4とを備えている。
また、画像読取部Aは、原稿台ガラス101上の原稿を照明する照明手段としての蛍光灯115、照明光を原稿面に収束させる反射笠116、原稿の反射光を折り返す第1ミラー117を備えた第1走査光学部13と、原稿の反射光を折り返す第2ミラー118及び第3ミラー119を備えた第2走査光学部14と、レンズ120と、画像読み取り素子としてのCCDセンサ121を備えている。
なお、本実施の形態における第1及び第2走査光学部13,14の機能作用は、既述した図6に示す、従来の画像読取装置の第1及び第2走査光学部113,114の機能作用と同じであるので、第1及び第2走査光学部13,14の機能作用についての説明は省略する。
なお、図2において、Tは原稿台ガラス101の一端である左端に設けられた第1画像読取位置の原稿基準であり、この第1画像読取位置の原稿基準Tは、原稿台ガラス101の左端から11mmのところに設けられている。また、Vは原稿台ガラス101の他端である右端に設けられた第2画像読取位置の原稿基準であり、この第2画像読取位置の原稿基準Vは、原稿台ガラス101の右端から11mmのところに設けられている。
12は原稿給紙部U2に設けられ、発光部12aと受光部12bとを備えたレジ前センサであり、このレジ前センサ12によって、原稿給紙部U2により搬送される原稿Gの搬送方向下流(以下、原稿先端という)Mと、搬送方向上流(以下、原稿後端という)Kを検知することによって、原稿の搬送方向長さLを検知することができる。
さらに、原稿Gの搬送方向長さを検知する検知手段であるレジ前センサ12が、原稿後端Kを検知した時点から所定量原稿Gを搬送することで原稿Gを、常に第1画像読取位置の原稿基準Tを基準にして停止させることができる。
また、22は原稿反転排出部U4に設けられ、発光部22aと受光部22bとを備えた反転出口センサであり、後述する両面読み取りモードの際、この反転出口センサ22によって、原稿後端Kを検知し、その時点から所定量原稿Gを搬送することで原稿Gはいつも第2画像読取位置の原稿基準Vを基準にして停止させることができる。
ところで、原稿Gを第1画像読取位置の原稿基準Tを基準にして停止させると、画像読取手段である第1及び第2走査光学部13,14が停止している原稿Gに沿ってD方向へ走査し、これにより原稿Gのオモテ面が読み取られる。ここで、本実施の形態において、第1及び第2走査光学部13,14の移動距離はレジ前センサ12により検知された原稿Gの長さL相当分としている。
さらに、この後、第1及び第2走査光学部13,14は原稿Gのオモテ面を読み取った後、後述する図3に示す第1の待機位置Qへは戻らず、レジ前センサ12により検知された原稿Gの長さL相当分、第2画像読取位置の原稿基準Vから左側の、後述する図4に示す第2の待機位置Rへ移動し、この後、原稿Gが第2画像読取位置の原稿基準Vを基準にして停止するまで待機している。
そして、後述する両面読取モードの場合において、原稿Gが原稿反転排出部U4により反転され、原稿後端Kが、第2画像読取位置の原稿基準Vまで搬送されて停止すると、第1及び第2走査光学部13,14がレジ前センサ12により検知された原稿の長さL相当分、原稿Gに沿ってD方向へ走査することにより原稿Gのウラ面が読み取られる。なお、このように原稿Gのウラ面を読み取った後、第1及び第2走査光学部13,14は次の原稿のオモテ面を読取る為に、左端の第1の待機位置Qへ戻る。
次に、このような構成の画像読取装置100の両面読み取りモードにおける画像読取動作について説明する。
図2に示すように、原稿載置部U1の原稿載置台102に載置された原稿Gは、原稿給紙部U2により、オモテ面が下向きになった状態で原稿台ガラス101上へ搬送される。ここで、原稿Gのサイズが、例えばA4の場合、レジ前センサ12からの原稿長さ情報により不図示の制御部は、原稿Gの搬送方向の長さLが210mmであることを検知する。そして、この後、この制御部は、搬送ベルト104を回転させ、原稿後端Kを検知した時点から所定量原稿Gを搬送して原稿Gを停止させることにより、原稿Gは第1画像読取位置の原稿基準Tを基準にして停止する。
なお、原稿が停止するまで第1及び第2走査光学部13,14は、図3に示すように、左端の第1の待機位置Qで待機している。
そして、原稿後端Kが第1画像読取位置の原稿基準Tまで搬送されて原稿Gが停止すると、第1及び第2走査光学部13,14が、レジ前センサ12によって検知された原稿Gの長さL(=210mm)相当分、原稿Gに沿ってD方向へ走査する。これにより、原稿Gのオモテ面が読み取られる。
次に、このような原稿オモテ面の読み取り終了後、搬送ベルト104が再び回転し、これにより原稿GはD方向へ搬送され、原稿台ガラス101の右端に固定されている右ジャンプ台8を経て、原稿反転排出部U4へ導入される。なお、この原稿反転排出部U4は、正逆転可能な反転搬送手段である反転ローラ109、導入パスP1、反転パスP2、排出パスP3及び搬出パスP4を備えている。
そして、この原稿反転排出部U4では、原稿を導入パスP1から反転パスP2、排出パスP3、搬出パスP4の順で通し、未だ読み取られていないウラ面が下向きになった状態で原稿Gを再度原稿台ガラス101に搬送する。そして、この際、制御部は、反転出口センサ22によって原稿後端Kを検知した時点から所定量原稿Gを搬送して停止させる。これにより、原稿Gは第2画像読取位置の原稿基準Vを基準にして停止する。
一方、第1及び第2走査光学部13,14は原稿のオモテ面を読み取った後、第1の待機位置Qへは戻らず、レジ前センサ12によって検知された原稿の長さL(=210mm)相当分、第2画像読取位置の原稿基準Vから左側の、図4に示す第2の待機位置Rへ移動し、原稿Gが停止するまで待機している。
そして、原稿Gの原稿端部Kが第2画像読取位置の原稿基準Vまで搬送され、原稿Gが停止すると、第1及び第2走査光学部13,14は原稿の長さL(=210mm)相当分、原稿Gに沿ってD方向へ走査する。これにより、原稿Gのウラ面が読み取られる。
次に、このような原稿Gのウラ面画像の読み取り終了後、搬送ベルト104が再び回転し、これにより原稿GはD方向へ搬送され、再度右ジャンプ台8を経て、原稿反転排出部U4へ導入され、原稿反転排出部U4によって原稿排出台10へ排出される。また、第1及び第2走査光学部13,14は次の原稿のオモテ面を読取るために、図3に示す左端の第1の待機位置Qへ戻る。
なお、原稿サイズが他のサイズの場合、例えば原稿サイズがB4の場合、レジ前センサ12により原稿Gの長さLは364mmと検知する。これにより、既述したように、原稿Gの原稿後端Kが第1画像読取位置の原稿基準Tまで搬送されて停止すると、第1及び第2走査光学部13,14は検知された原稿の長さL(=364mm)相当分、原稿Gに沿ってD方向へ走査することにより原稿Gのオモテ面が読み取られる。
そして、この場合も、このように原稿Gのオモテ面を読み取った後、第1及び第2走査光学部13,14は、第1の待機位置Qへは戻らず、検知された原稿の長さL(=364mm)相当分、第2画像読取位置の原稿基準Vから左側の、図5に示す待機位置Zへ移動し、反転した後、原稿Gが第2画像読取位置の原稿基準Vを基準にして停止するまで待機している。
そして、原稿Gの原稿端部Kが第2画像読取位置の原稿基準Vまで搬送され、原稿Gが停止すると、第1及び第2走査光学部13,14は原稿の長さL(=364mm)相当分D方向へ走査する。これにより、原稿Gのウラ面が読み取られる。
次に、このような原稿ウラ面の読み取り終了後、搬送ベルト104が再び回転し、これにより原稿GはD方向へ搬送され、再度右ジャンプ台8を経て、原稿反転排出部U4へ導入され、原稿反転排出部U4によって原稿排出台10へ排出される。また、第1及び第2走査光学部13,14は次の原稿のオモテ面を読取るために、図3に示す左端の第1の待機位置Qへ戻る。
ここで、本実施の形態のように、原稿Gのウラ面画像を読み取る際、第1及び第2走査光学部13,14の待機位置を左端とせず、それより第2画像読取位置の原稿基準V側にすることにより、ウラ面を読み取る時に原稿台ガラス101の左端から右端まで走査し、また待機位置に戻るために右端から左端へ移動する、ということがなくなる。これにより、第1及び第2走査光学部13,14が走査する距離を短くすることができる。
言い換えれば、第2画像読取位置の原稿基準Vを基準にして停止する原稿Gを読み取るときの第1及び第2走査光学部13,14の待機位置を、第1画像読取位置の原稿基準Tで停止する原稿Gを読み取るときの待機位置よりも第2画像読取位置側となるようにすることにより、第2原稿読取位置で停止している原稿の画像を読み取る際の第1及び第2走査光学部13,14の待機位置からの移動距離を短くすることができる。これにより、画像読取動作を開始するまでの時間が短くなり、生産性を上げることができる。
なお、これまでの説明においては、第2画像読取位置で停止する原稿Gを読み取るときの第1及び第2走査光学部13,14の第2の待機位置を、第2画像読取位置の原稿基準Vから原稿の長さ分だけ第1画像読取位置側としたが、少なくともこの第2の待機位置が、第1画像読取位置で停止する原稿Gを読み取るときの第1及び第2走査光学部13,14の待機位置よりも第2画像読取位置側となるようにすれば、画像読取動作を開始するまでの時間が短くなり、生産性を上げることができる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の一例であるデジタル複写機の構成を示す図。 上記画像読取装置の構成を示す図。 上記画像読取装置の画像読取動作を説明する第1の図。 上記画像読取装置の画像読取動作を説明する第2の図。 上記画像読取装置の画像読取動作を説明する第3の図。 従来の画像読取装置の構成を示す図。 従来の画像読取装置に設けられた自動原稿送り装置の反転排紙部の反転排紙動作を説明する第1の図。 従来の画像読取装置に設けられた自動原稿送り装置の反転排紙部の反転排紙動作を説明する第2の図。 従来の画像読取装置に設けられた原稿給紙部の構成を示す図。
符号の説明
12 レジ前センサ
13 第1走査光学部
14 第2走査光学部
50 デジタル複写機
52 画像形成部
100 画像読取装置
101 原稿台ガラス
102 原稿載置台
104 搬送ベルト
A 画像読取部
B 自動原稿送り装置
G 原稿
T 第1画像読取位置の原稿基準
V 第2画像読取位置の原稿基準

Claims (5)

  1. 原稿台ガラス上の原稿読取位置に停止している原稿に沿って移動して前記原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記原稿を前記原稿台ガラスの一端側より搬送して第1原稿読取位置に停止させ、前記画像読取手段による画像の読み取りが終了した後は前記原稿台ガラスの他端側へ搬送する自動原稿送り装置とを備えた画像読取装置において、
    前記自動原稿送り装置に設けられ、前記他端側へ搬送された原稿を、表裏を反転させて前記原稿台ガラス上へ前記他端側から搬送する反転搬送手段と、
    前記反転搬送手段により搬送されて停止した原稿の画像を読み取る第2原稿読取位置と、
    を備え、
    前記第2原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの前記画像読取手段の第2の待機位置を、前記第1原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの第1の待機位置よりも第2原稿読取位置側としたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1原稿読取位置は、前記原稿の第1面の画像を読み取る位置であり、前記第2原稿読取位置は、前記第1面の画像が読み取られた後、表裏が反転した前記原稿の第2面の画像を読み取る位置であることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記原稿の搬送方向の長さを検知する検知手段を備え、
    前記検知手段からの原稿長さ情報に応じて前記第2原稿読取位置で停止する原稿を読み取るときの前記画像読取手段の第2の待機位置を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記第1の待機位置は前記第1原稿読取位置に停止された原稿端と略一致し、前記第2の待機位置は前記第2原稿読取位置に停止された原稿端と略一致することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 原稿画像を読み取る前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取られた原稿画像に基づいて画像を形成する画像形成部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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