JP2009260205A - 光源装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化及び高コスト化を招くことなく、光源の温度上昇を抑制する。
【解決手段】複数の発光部を有する光源が収容されている光源パッケージ100P及び光源を駆動する駆動制御装置が収容されている駆動パッケージ22Pは、それぞれ制御基板14Bに実装されている。そして、制御基板14Bは、厚さ方向からみたときに、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間にスリット14Dを有している。この場合には、スリット14Dの中の空気が、銅よりも大きな熱抵抗を有しているため、制御基板14Bは、制御基板14Bの厚さ方向に直交する方向に関して、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間に、光源と駆動制御装置を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有することとなる。そこで、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を従来よりも抑制することができる。
【選択図】図8
【解決手段】複数の発光部を有する光源が収容されている光源パッケージ100P及び光源を駆動する駆動制御装置が収容されている駆動パッケージ22Pは、それぞれ制御基板14Bに実装されている。そして、制御基板14Bは、厚さ方向からみたときに、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間にスリット14Dを有している。この場合には、スリット14Dの中の空気が、銅よりも大きな熱抵抗を有しているため、制御基板14Bは、制御基板14Bの厚さ方向に直交する方向に関して、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間に、光源と駆動制御装置を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有することとなる。そこで、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を従来よりも抑制することができる。
【選択図】図8
Description
本発明は、光源装置、光走査装置及び画像形成装置に係り、更に詳しくは、光源及び駆動回路が回路基板に実装されている光源装置、該光源装置を備える光走査装置及び画像形成装置に関する。
近年、レーザプリンタやデジタル複写機などの画像形成装置では、印字速度の向上(高速化)及び書込密度の向上(高密度化)が望まれている。そして、それらを達成する手段の1つとして、複数の発光部を有する光源を備えた光走査装置を用いて、1度に複数の光束により被走査面を走査することが考案された(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、画像形成装置の高速化及び高密度化に伴い、光源に駆動信号を供給する駆動回路での発熱量が増加する傾向にある。通常、駆動信号の遅延を抑制するため、駆動回路は光源の近くに設けられている。そこで、駆動回路の発熱に起因して、光源の寿命低下、画像品質の低下を招くおそれがあり、種々の放熱対策が提案された(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献2に開示されている光走査装置では、放熱フィンと通気ダクトと排気ファンとを必要とするため、装置の大型化及び高コスト化を招くという不都合があった。
本発明は、かかる事情の下になされたもので、その第1の目的は、大型化及び高コスト化を招くことなく、光源の温度上昇を抑制することができる光源装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、大型化及び高コスト化を招くことなく、安定した光走査を行うことができる光走査装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、大型化及び高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速に形成することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、複数の発光部を有する光源と;前記光源を駆動する駆動回路と;前記光源及び前記駆動回路が実装され、厚さ方向に直交する方向に関して、前記光源と前記駆動回路との間に、前記光源と前記駆動回路を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有する回路基板と;を備える光源装置である。
これによれば、回路基板が、厚さ方向に直交する方向に関して、光源と駆動回路との間に、光源と駆動回路を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有しているため、駆動回路から光源への熱の移動を抑制することができる。従って、大型化及び高コスト化を招くことなく、光源の温度上昇を抑制することが可能となる。
本発明は、第2の観点からすると、光束により被走査面を走査する光走査装置であって、本発明の光源装置と;前記光源装置から出力される光束を偏向する偏向器と;前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置である。
これによれば、本発明の光源装置を備えているため、大型化及び高コスト化を招くことなく、安定した光走査を行うことが可能となる。
本発明は、第3の観点からすると、少なくとも1つの像担持体と;前記少なくとも1つの像担持体を画像情報が含まれる光束により走査する少なくとも1つの本発明の光走査装置と;を備える画像形成装置である。
これによれば、少なくとも1つの本発明の光走査装置を備えているため、結果として、大型化及び高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図18に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタ1000の概略構成が示されている。
このレーザプリンタ1000は、光走査装置1010、感光体ドラム1030、帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034、クリーニングユニット1035、トナーカートリッジ1036、給紙コロ1037、給紙トレイ1038、レジストローラ対1039、定着ローラ1041、排紙ローラ1042、排紙トレイ1043、通信制御装置1050、及び上記各部を統括的に制御するプリンタ制御装置1060などを備えている。なお、これらは、プリンタ筐体1044の中の所定位置に収容されている。
通信制御装置1050は、ネットワークなどを介した上位装置(例えばパソコン)との双方向の通信を制御する。
感光体ドラム1030は、円柱状の部材であり、その表面には感光層が形成されている。すなわち、感光体ドラム1030の表面が被走査面である。そして、感光体ドラム1030は、図1における矢印方向に回転するようになっている。
帯電チャージャ1031、現像ローラ1032、転写チャージャ1033、除電ユニット1034及びクリーニングユニット1035は、それぞれ感光体ドラム1030の表面近傍に配置されている。そして、感光体ドラム1030の回転方向に沿って、帯電チャージャ1031→現像ローラ1032→転写チャージャ1033→除電ユニット1034→クリーニングユニット1035の順に配置されている。
帯電チャージャ1031は、感光体ドラム1030の表面を均一に帯電させる。
光走査装置1010は、帯電チャージャ1031で帯電された感光体ドラム1030の表面に、上位装置からの画像情報に基づいて変調された光束を照射する。これにより、感光体ドラム1030の表面に、画像情報に対応した潜像が形成される。ここで形成された潜像は、感光体ドラム1030の回転に伴って現像ローラ1032の方向に移動する。なお、この光走査装置1010の構成については後述する。
トナーカートリッジ1036にはトナーが格納されており、該トナーは現像ローラ1032に供給される。
現像ローラ1032は、感光体ドラム1030の表面に形成された潜像にトナーカートリッジ1036から供給されたトナーを付着させて画像情報を顕像化させる。ここでトナーが付着した潜像(以下では、便宜上「トナー像」ともいう)は、感光体ドラム1030の回転に伴って転写チャージャ1033の方向に移動する。
給紙トレイ1038には記録紙1040が格納されている。この給紙トレイ1038の近傍には給紙コロ1037が配置されており、該給紙コロ1037は、記録紙1040を給紙トレイ1038から1枚づつ取り出し、レジストローラ対1039に搬送する。該レジストローラ対1039は、給紙コロ1037によって取り出された記録紙1040を一旦保持するとともに、該記録紙1040を感光体ドラム1030の回転に合わせて感光体ドラム1030と転写チャージャ1033との間隙に向けて送り出す。
転写チャージャ1033には、感光体ドラム1030の表面上のトナーを電気的に記録紙1040に引きつけるために、トナーとは逆極性の電圧が印加されている。この電圧により、感光体ドラム1030の表面のトナー像が記録紙1040に転写される。ここで転写された記録紙1040は、定着ローラ1041に送られる。
定着ローラ1041では、熱と圧力とが記録紙1040に加えられ、これによってトナーが記録紙1040上に定着される。ここで定着された記録紙1040は、排紙ローラ1042を介して排紙トレイ1043に送られ、排紙トレイ1043上に順次スタックされる。
除電ユニット1034は、感光体ドラム1030の表面を除電する。
クリーニングユニット1035は、感光体ドラム1030の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去する。残留トナーが除去された感光体ドラム1030の表面は、再度帯電チャージャ1031に対向する位置に戻る。
次に、前記光走査装置1010の構成について説明する。
この光走査装置1010は、図2に示されるように、光源14、カップリングレンズ15、開口板16、シリンドリカルレンズ17、ポリゴンミラー13、偏向器側走査レンズ11a、像面側走査レンズ11b、2つの光検知センサ(18a、18b)、2つの光検知用ミラー(19a、19b)、及び駆動制御装置22(図2では図示省略、図5参照)などを備えている。そして、これらは、ハウジング21の中の所定位置に組み付けられている。
なお、本明細書では、XYZ3次元直交座標系において、感光体ドラム1030の長手方向に沿った方向をY軸方向、各走査レンズ(11a、11b)の光軸に沿った方向をX軸方向として説明する。また、以下では、便宜上、主走査方向に対応する方向を「主走査対応方向」と略述し、副走査方向に対応する方向を「副走査対応方向」と略述する。
光源14は、一例として図3に示されるように、32個の発光部(v1〜v32)が2次元的に配列されて1つの基板上に形成された2次元アレイ100を有している。図3におけるM方向は主走査対応方向であり、S方向は副走査対応方向(ここでは、Z軸方向と同じ)である。また、T方向はM方向からS方向に向かって傾斜した方向である。なお、各発光部からの光束の射出方向をR方向とする。
この2次元アレイ100は、T方向に沿って8個の発光部が等間隔に配置された発光部列を4列有している。そして、これら4列の発光部列は、すべての発光部をS方向に伸びる仮想線上に正射影したときに等間隔となるように、S方向に等間隔に配置されている。なお、本明細書では、「発光部間隔」とは2つの発光部の中心間距離をいう。
また、各発光部は、780nm帯の垂直共振器型の面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)である。すなわち、2次元アレイ100は、32個の発光部を有する面発光レーザアレイである。
2次元アレイ100は、一例として図4に示されるように、QFP(Quad Flat Package)タイプのパッケージ100P内に収容されている。図4における端子in01〜in32は発光部v1〜v32に対応し、それぞれの駆動信号が入力される入力端子である。以下では、便宜上、2次元アレイ100が収容されているパッケージ100Pを「光源パッケージ100P」ともいう。
図2に戻り、カップリングレンズ15は、光源14から射出された光束を略平行光とする。
開口板16は、開口部を有し、カップリングレンズ15を介した光束のビーム径を規定する。
シリンドリカルレンズ17は、開口板16の開口部を通過した光束を、ポリゴンミラー13の偏向反射面近傍に副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に関して結像する。
光源14とポリゴンミラー13との間の光路上に配置される光学系は、偏向器前光学系とも呼ばれている。本実施形態では、偏向器前光学系は、カップリングレンズ15と開口板16とシリンドリカルレンズ17とから構成されている。
ポリゴンミラー13は、4面鏡を有し、各鏡がそれぞれ偏向反射面となる。このポリゴンミラー13は、副走査対応方向(ここでは、Z軸方向)に平行な軸の周りに等速回転し、シリンドリカルレンズ17からの光束を偏向する。
偏向器側走査レンズ11aは、ポリゴンミラー13で偏向された光束の光路上に配置されている。
像面側走査レンズ11bは、偏向器側走査レンズ11aを介した光束の光路上に配置されている。そして、この像面側走査レンズ11bを介した光束が感光体ドラム1030の表面に照射され、光スポットが形成される。この光スポットは、ポリゴンミラー13の回転に伴って感光体ドラム1030の長手方向に移動する。すなわち、感光体ドラム1030上を走査する。このときの光スポットの移動方向が「主走査方向」である。また、感光体ドラム1030の回転方向が「副走査方向」である。
ポリゴンミラー13と感光体ドラム1030との間の光路上に配置される光学系は、走査光学系とも呼ばれている。本実施形態では、走査光学系は、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bとから構成されている。なお、偏向器側走査レンズ11aと像面側走査レンズ11bの間の光路上、及び像面側走査レンズ11bと感光体ドラム1030の間の光路上の少なくとも一方に、少なくとも1つの折り曲げミラーが配置されても良い。
光検知センサ18aには、ポリゴンミラー13で偏向され、走査光学系を介した光束のうち書き込み前の光束の一部が、光検知用ミラー19aを介して入射する。また、光検知センサ18bには、ポリゴンミラー13で偏向され、走査光学系を介した光束のうち書き込み後の光束の一部が、光検知用ミラー19bを介して入射する。
各光検知センサはいずれも、受光量に応じた電気信号(光電変換信号)を生成し、駆動制御装置22に出力する。
駆動制御装置22は、一例として図5に示されるように、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219、及び光源駆動回路221などを有している。なお、図5における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。
画素クロック生成回路215は、光検知センサ18aの出力信号と光検知センサ18bの出力信号とから、各光検知センサの間を光束が走査するのに要した時間を求め、その時間に予め設定されている数のパルスが収まるように周波数を設定し、該周波数の画素クロック信号PCLKを生成する。ここで生成された画素クロック信号PCLKは、画像処理回路216及び書込制御回路219に供給される。また、光検知センサ18aの出力信号は、同期信号として書込制御回路219に出力される。
画像処理回路216は、プリンタ制御装置1060を介して上位装置から受信した画像情報をラスター展開するとともに、所定の中間調処理などを行った後、画素クロック信号PCLKを基準とした各画素の階調を表す画像データを発光部毎に作成する。そして、画像処理回路216は、光検知センサ18aの出力信号に基づいて走査開始を検出すると、画素クロック信号PCLKに同期して画像データを書込制御回路219に出力する。
書込制御回路219は、画像処理回路216からの画像データ、画素クロック生成回路215からの画素クロック信号PCLK及び同期信号に基づいてパルス変調信号を生成する。
光源駆動回路221は、書込制御回路219からのパルス変調信号に基づいて2次元アレイ100の各発光部を駆動する。
駆動制御装置22は、一例として図6に示されるように、QFPタイプのパッケージ22P内に収容されている。従って、画素クロック生成回路215、画像処理回路216、書込制御回路219及び光源駆動回路221は、互いに近接して配置されている。これらの回路が互いに近接して配置されているため、各回路間において高周波クロックや各種信号などを品質良く授受することができ、画像形成装置の高速化、高密度化を達成できる。図6における端子out01〜out32は発光部v1〜v32に対応し、それぞれの駆動信号が出力される出力端子である。以下では、便宜上、駆動制御装置22が収容されているパッケージ22Pを「駆動パッケージ22P」ともいう。ここでは、端子out01〜out32は、駆動パッケージ22Pの一の隅角部Cを形成する2つの辺の近傍に配置されている。
光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pは、制御基板14Bに実装されている。ここでは、一例として、制御基板14Bに、4層(第1層〜第4層)の銅箔を有するガラス不織布基材エポキシ樹脂銅張積層板を用いている。そして、4層の銅箔のうち、第1層と第4層を信号層、第2層と第3層をグラウンド層としている。なお、以下では、便宜上、信号層の図示を省略する。
本実施形態では、一例として図7に示されるように、光源パッケージ100Pは制御基板14Bの+R側の面に実装され、駆動パッケージ22Pは制御基板14Bの−R側の面に実装されている。なお、一例として図8に示されるように、R方向からみたときに、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pは、互いに重ならないように配置されている。
そして、制御基板14Bの第2層を光源パッケージ100Pのグラウンド層100Gとし、第3層を駆動パッケージ22Pのグラウンド層22Gとしている。ここでは、一例として図8に示されるように、R方向からみたときに、グラウンド層100Gとグラウンド層22Gは、互いに重ならないように設けられている。
また、制御基板14Bは、一例として図8〜図12に示されるように、R方向からみたときに、グラウンド層100Gとグラウンド層22Gとの間にL字型のスリット14Dを有している。なお、図9は、図8のA−A断面図であり、図10は、図8のB−B断面図であり、図11は、図8のC−C断面図である。
そして、駆動パッケージ22Pは、一例として図13に示されるように、端子out01〜out32が、スリット14Dと対向しないように配置されている。
また、光源パッケージ100Pは、一例として図14に示されるように、R方向からみたときに、駆動パッケージ22Pの隅角部Cを通る対角線VL1を延長した仮想的な直線と光源パッケージ100Pの一の対角線VL2を延長した仮想的な直線とがほぼ一致するように配置されている。すなわち、光源パッケージ100Pは、駆動パッケージ22Pの一の隅角部を通る対角線を延長した仮想的な直線によって、略2等分されるように配置されている。
そして、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pは、一例として図15に示されるように、駆動パッケージ22Pの端子out01〜out32と光源パッケージ100Pの端子in01〜in32とを電気的に接続する配線L01〜L32における長さのばらつきが小さくなるように配置されている。なお、図15には、一部の配線のみが示されている。また、図15では、R方向からみたときに、各配線が1本の直線からなる場合について示されているが、これに限らず、R方向からみたときに、少なくとも1つの配線が複数の直線からなっていても良い。そして、これらの配線は、第1層及び第4層の信号層を介して設けられている。
また、駆動パッケージ22Pには、一例として図16に示されるように、駆動制御装置22で発生した熱を大気中に放熱するための放熱フィン22Fが取り付けられている。
さらに、一例として図17に示されるように、駆動パッケージ22P及び放熱フィン22Fに対して風を送るための放熱ファン22Xが設けられている。ここでは、駆動パッケージ22Pから奪った熱が光源パッケージ100Pに移行しないように、R方向からみたときに、光源パッケージ100Pが配置される領域が駆動パッケージ22Pよりも風上側に位置するようにしている。
なお、放熱ファン22Xは、一例として図18に示されるように、ハウジング21に取り付けられている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る光走査装置1010では、光源14と駆動制御装置22と制御基板14Bとによって光源装置が構成されている。そして、駆動制御装置22によって駆動回路が構成され、制御基板14Bによって回路基板が構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る光走査装置1010によると、複数の発光部を有する光源14は、光源パッケージ100Pに収容されて制御基板14Bに実装されている。また、光源14を駆動する駆動制御装置22は、駆動パッケージ22Pに収容されて制御基板14Bに実装されている。そして、制御基板14Bは、厚さ方向からみたときに、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間にスリット14Dを有している。
この場合には、スリット14Dの中の空気が、銅よりも大きな熱抵抗を有しているため、制御基板14Bは、制御基板14Bの厚さ方向に直交する方向に関して、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間に、光源14と駆動制御装置22を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有することとなる。そこで、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を従来よりも抑制することができる。従って、大型化及び高コスト化を招くことなく、光源14の温度上昇を抑制することが可能となる。そして、光走査装置1010は、大型化及び高コスト化を招くことなく、安定した光走査を行うことが可能となる。
また、R方向からみたときに、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pは、互いに重ならないように配置されているため、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動距離を長くすることができる。
また、光源パッケージ100Pが、R方向からみたときに、駆動パッケージ22Pの一の隅角部を通る対角線を延長した仮想的な直線によって、略2等分されるように配置されているため、配線L01〜L32における長さのばらつきを小さくすることができる。すなわち、いわゆる等長配線が可能となる。これにより、各発光部の立ち上がり特性を互いにほぼ等しくすることが可能となる。
また、駆動パッケージ22Pでは、端子out01〜out32が、一の隅角部Cを形成する2つの辺の近傍に配置されているため、光源パッケージ100Pとの各配線の長さを短くすることができ、配線による容量を低減することが可能となる。
また、駆動パッケージ22Pに放熱フィン22Fが取り付けられているため、駆動パッケージ22Pの温度上昇を抑制することができ、結果として、光源14の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
また、放熱ファン22Xが設けられているため、駆動パッケージ22Pの温度上昇を更に抑制することができる。そして、R方向からみたときに、制御基板14Bにおける光源パッケージ100Pが配置される領域が駆動パッケージ22Pよりも風上に位置しているため、光源14の温度上昇を更に抑制することが可能となる。
また、放熱フィン22Fは、制御基板14Bの−R側に設けられているため、偏向前光学系のレイアウトが制限されることはない。
また、放熱フィン22Fは、制御基板14Bの−R側に設けられているため、放熱フィン22Fに対する制限が少ない。そこで、効率的に放熱を行うことができる。
また、本実施形態に係るレーザプリンタ1000によると、光走査装置1010を備えているため、結果として、大型化及び高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成することが可能となる。
なお、上記実施形態では、前記光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pが、R方向からみたときに、駆動パッケージ22Pの隅角部Cを通る対角線VL1を延長した仮想的な直線と光源パッケージ100Pの一の対角線VL2を延長した仮想的な直線とがほぼ一致するように配置される場合について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、図19に示されるように、光源パッケージ100Pの各辺が、駆動パッケージ22Pの一の隅角部を通る対角線を延長した仮想的な直線に平行あるいは直交するように配置され、該仮想的な直線によって、R方向からみたときに、光源パッケージ100Pが略2等分されるように配置されても良い。この場合であっても、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、前記駆動パッケージ22Pは、スリット14Dと対向しない端子を、端子out01〜out32とする場合について説明したが、これに限らず、一例として図20に示されるように、スリット14Dと対向する端子を含めて、端子out01〜out32としても良い。
また、上記実施形態では、前記スリット14DがL字型の場合について説明したが、これに限らず、一例として図21に示されるように、スリット14Dが直線状であっても良い。この場合であっても、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を抑制することができる。
また、この場合において、一例として図22に示されるように、光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pは、R方向からみたときに、光源パッケージ100Pの一辺と駆動パッケージ22Pの一辺とが隣接し、互いに略平行となるように配置されても良い。
また、一例として図23に示されるように、R方向からみたときに、制御基板14Bにおける光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間の領域に、光源パッケージ100Pの中心と駆動パッケージ22Pの中心とを結ぶ仮想線に直交する方向に沿ってほぼ1列となるようなスリット14D1とスリット14D2とが、制御基板14Bに形成されても良い。このときには、スリット14D1とスリット14D2との間を通って、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間の信号線及び電源線の少なくともいずれかを配線することができる。さらに、グラウンド層が設けられていないときには、スリット14D1とスリット14D2との間を通って、更にグラウンド線を配線しても良い。
また、上記実施形態では、放熱フィン22Fと放熱ファン22Xとが設けられる場合について説明したが、これに限らず、駆動パッケージ22Pの温度上昇の程度やハウジング21の大きさ等に応じて、放熱フィン22F及び放熱ファン22Xの一方のみが設けられても良い。また、駆動パッケージ22Pの温度上昇があまり大きくない場合には、放熱フィン22F及び放熱ファン22Xがいずれも設けられなくても良い。
また、上記実施形態では、前記光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pが、制御基板14Bの互いに異なる面に実装される場合について説明したが、これに限らず、一例として図24に示されるように、光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pが、制御基板14Bの同じ面に実装されても良い。この場合であっても、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を抑制することができる。
この場合に、一例として図25及び図26に示されるように、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pとの間の信号線をフラットケーブル14Eとし、該フラットケーブル14Eがスリット14Dを跨ぐように配置されても良い。このときには、スリット14Dの幅を広くすることができる。なお、図26は、図25のA−A断面図である。なお、フラットケーブル14Eに電源線を含ませても良い。また、グラウンド層が設けられていないときには、フラットケーブル14Eにグラウンド線を更に含ませても良い。
また、上記実施形態において、前記スリット14Dに代えて、R方向からみたときに同様な形状の溝が制御基板14Bに設けられても良い。この場合であっても、溝の中の空気が、銅よりも大きな熱抵抗を有しているため、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、上記実施形態において、一例として図27に示されるように、前記スリット14Dに代えて、複数の穴14Fが制御基板14Bに設けられても良い。この場合には、穴14Fの中の空気が、配線よりも大きな熱抵抗を有しているため、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。さらに、この場合には、穴と穴との間隔を適切に設定することにより、最短距離での等長配線が可能となる。なお、図27では、複数の穴がS方向に沿って2列に千鳥状に配列されているが、これに限定されるものではない。また、穴は貫通孔であっても良いし、貫通していない穴であっても良い。さらに、貫通孔と貫通していない穴が混在していても良い。
また、前記スリット14D、前記スリット14Dに代えて設けられる上記溝、前記スリット14Dに代えて設けられる上記複数の穴14Fに、断熱処理が施されたフェノール樹脂などの断熱材が充填されても良い。このとき、この断熱材は、制御基板14Bの材質や配線パターンよりも熱抵抗の大きいものとする。
また、上記実施形態において、一例として図28及び図29に示されるように、前記グラウンド層100Gとグラウンド層22Gが、スルーホール14Gを介して電気的に接続されても良い。なお、図29は、図28のA−A断面図である。また、前記グラウンド層100Gとグラウンド層22Gが、複数のスルーホールを介して電気的に接続されても良い。
なお、駆動パッケージ22Pの発熱量が比較的少ない場合には、一例として図30〜図32に示されるように、前記スリット14Dを設けるのに代えて、R方向からみたときの前記グラウンド層100Gとグラウンド層22Gの間隔を広くしても良い。この場合には、エポキシ樹脂が、配線よりも大きな熱抵抗を有しているため、この場合であっても、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を抑制することができる。なお、図31は、図30のA−A断面図である。このとき、光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pが、制御基板14Bの互いに異なる面に実装されても良いし、制御基板14Bの同じ面に実装されても良い。
この場合に、一例として図33〜図35に示されるように、光源パッケージ100P及び駆動パッケージ22Pを制御基板14Bの同じ面に実装し、第2層を光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pの共通のグラウンド層122Gとし、R方向からみたとき光源パッケージ100Pの中心と駆動パッケージ22Pの中心とを結ぶ仮想線に直交する方向を長手方向とするスリット状の開口部(ギャップ)122Sが、グラウンド層122Gの光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pの間の領域に、形成されても良い。なお、図34は、図33のA−A断面図である。この場合であっても、駆動パッケージ22Pから光源パッケージ100Pへの熱の移動を抑制することができる。また、上記開口部122Sの大きさ及び形状は、駆動パッケージ22Pから発生する熱量、光源パッケージ100Pと駆動パッケージ22Pの位置関係等に応じて任意に設定することができる。
また、一例として図36に示されるように、制御基板14Bにグラウンド端子GPが設けられているときに、光源パッケージ100P側のグラウンド層と駆動パッケージ22P側のグラウンド層とがグラウンド端子GP近傍で一体化されるようにしても良い。これにより、グラウンド層を通じて伝わるノイズを低減することができる。このとき、光源パッケージ100P側のグラウンド層及び駆動パッケージ22P側のグラウンド層がいずれも第2層であっても良いし、光源パッケージ100P側のグラウンド層が第2層、駆動パッケージ22P側のグラウンド層が第3層であっても良い。
なお、上記実施形態では、制御基板14Bが4層の銅箔を有するガラス不織布基材エポキシ樹脂銅張積層板である場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、光源14の発光部の数が32個の場合について説明したが、本発明がこれに限定されるものではない。
また、上記すべての変形例において、前記放熱フィン22F及び前記放熱ファン22Xの少なくともいずれかが設けられても良い。
なお、上記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1000の場合について説明したが、これに限定されるものではない。要するに、光走査装置1010を備えた画像形成装置であれば良い。
例えば、前記光走査装置1010を備え、レーザ光によって発色する媒体(例えば、用紙)に直接、レーザ光を照射する画像形成装置であっても良い。
また、像担持体として銀塩フィルムを用いた画像形成装置であっても良い。この場合には、光走査により銀塩フィルム上に潜像が形成され、この潜像は通常の銀塩写真プロセスにおける現像処理と同等の処理で可視化することができる。そして、通常の銀塩写真プロセスにおける焼付け処理と同等の処理で印画紙に転写することができる。このような画像形成装置は光製版装置や、CTスキャン画像等を描画する光描画装置として実施できる。
また、例えば、図37に示されるように、複数の感光体ドラムを備えるカラープリンタ2000であっても良い。
このカラープリンタ2000は、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を重ね合わせてフルカラーの画像を形成するタンデム方式の多色カラープリンタであり、ブラック用の「感光体ドラムK1、帯電装置K2、現像装置K4、クリーニングユニットK5、及び転写装置K6」と、シアン用の「感光体ドラムC1、帯電装置C2、現像装置C4、クリーニングユニットC5、及び転写装置C6」と、マゼンタ用の「感光体ドラムM1、帯電装置M2、現像装置M4、クリーニングユニットM5、及び転写装置M6」と、イエロー用の「感光体ドラムY1、帯電装置Y2、現像装置Y4、クリーニングユニットY5、及び転写装置Y6」と、光走査装置2010と、転写ベルト2080と、定着ユニット2030などを備えている。
各感光体ドラムは、図37中の矢印の方向に回転し、各感光体ドラムの周囲には、回転方向に沿って帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニングユニットがそれぞれ配置されている。各帯電装置は、対応する感光体ドラムの表面を均一に帯電する。この帯電装置によって帯電された各感光体ドラム表面に光走査装置2010により光が照射され、各感光体ドラムに潜像が形成されるようになっている。そして、対応する現像装置により各感光体ドラム表面にトナー像が形成される。さらに、対応する転写装置により、記録紙に各色のトナー像が転写され、最終的に定着ユニット2030により記録紙に画像が定着される。
光走査装置2010は、前記光源14と同様な光源、前記駆動制御装置22と同様な駆動制御装置、前記制御基板14Bと同様な制御基板、前記偏向器前光学系と同様な偏向器前光学系、及び前記走査光学系と同様な走査光学系を、それぞれ色毎に有している。
そして、各光源から射出された光束は、対応する偏向器前光学系を介して共通のポリゴンミラーで偏向され、対応する走査光学系を介して対応する感光体ドラムに照射される。
従って、光走査装置2010は、前記光走査装置1010と同様な効果を得ることができる。そして、カラープリンタ2000は、前記レーザプリンタ1000と同様な効果を得ることができる。
なお、このカラープリンタ2000において、光走査装置を1色毎に設けても良いし、2色毎に設けても良い。
以上説明したように、本発明の光源装置によれば、大型化及び高コスト化を招くことなく、光源の温度上昇を抑制するのに適している。また、本発明の光走査装置によれば、大型化及び高コスト化を招くことなく、安定した光走査を行うのに適している。また、本発明の画像形成装置によれば、大型化及び高コスト化を招くことなく、高品質の画像を高速で形成するのに適している。
11a…偏向器側走査レンズ(走査光学系の一部)、11b…像面側走査レンズ(走査光学系の一部)、13…ポリゴンミラー(偏向器)、14…光源、14B…制御基板(回路基板)、14D…スリット、14D1…スリット、14D2…スリット、14E…フラットケーブル、14F…穴、22…駆動制御装置(駆動回路)、22F…放熱フィン、22G…グラウンド層、22P…駆動パッケージ、22X…放熱ファン、100…2次元アレイ(面発光レーザ)、100G…グラウンド層、100P…光源パッケージ、122G…グラウンド層、122S…開口部、1000…レーザプリンタ(画像形成装置)、1010…光走査装置、1030…感光体ドラム(像担持体)、2000…カラープリンタ(画像形成装置)、2010…光走査装置、C…隅角部、GP…グラウンド端子、K1,C1,M1,Y1…感光体ドラム(像担持体)。
Claims (25)
- 複数の発光部を有する光源と;
前記光源を駆動する駆動回路と;
前記光源及び前記駆動回路が実装され、厚さ方向に直交する方向に関して、前記光源と前記駆動回路との間に、前記光源と前記駆動回路を電気的に接続する導体よりも熱抵抗の大きい領域を有する回路基板と;を備える光源装置。 - 前記回路基板は、該回路基板の厚さ方向からみたときに、前記光源と前記駆動回路との間に少なくとも1つのスリットあるいは溝を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
- 前記光源と前記駆動回路との間の信号線、電源線、及びグラウンド線の少なくともいずれかは、前記少なくとも1つのスリットあるいは溝を跨いでいることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
- 前記少なくとも1つのスリットあるいは溝は、複数のスリットあるいは溝であり、
前記光源と前記駆動回路との間の信号線、電源線、及びグラウンド線の少なくともいずれかは、前記複数のスリットあるいは溝の間を通っていることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。 - 前記光源及び前記駆動回路は、いずれも四角形状のパッケージ内に収容され、
前記光源のパッケージは、前記駆動回路のパッケージの一の隅角部を通る対角線を延長した仮想的な直線によって、略2等分されるように配置されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記少なくとも1つのスリットあるいは溝は、前記駆動回路のパッケージの一の隅角部を形成する2つの辺に沿ったL字型のスリットあるいは溝を含むことを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
- 前記駆動回路のパッケージは、前記光源への複数の出力端子が、前記一の隅角部を形成する2つの辺の近傍に配置されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の光源装置。
- 前記駆動回路のパッケージは、前記光源への複数の出力端子が、前記一の隅角部を形成する2つの辺の近傍で、前記少なくとも1つの溝に対向する領域を除く領域に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
- 前記少なくとも1つのスリットあるいは溝に、断熱材が充填されていることを特徴とする請求項2〜8のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記回路基板は、前記光源のグラウンド層及び前記駆動回路のグラウンド層を有し、
前記各グラウンド層の間に前記熱抵抗の大きい領域を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記光源は前記回路基板の一側の面に実装され、前記駆動回路は前記回路基板の他側の面に実装され、
前記各グラウンド層は、前記回路基板の厚さ方向からみたときに、互いに重ならないように配置されていることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。 - 前記光源のグラウンド層と前記駆動回路のグラウンド層は、少なくとも1箇所で接続されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の光源装置。
- 前記光源及び前記駆動回路は、前記回路基板の同一の面に実装され、
前記光源のグラウンド層及び前記駆動回路のグラウンド層は、
前記光源と前記駆動回路との間に前記熱抵抗の大きい領域を有して一体化されていることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。 - 前記回路基板は、グラウンド端子を有し、
前記光源のグラウンド層及び前記駆動回路のグラウンド層は、前記グラウンド端子の近傍で一体化されていることを特徴とする請求項13に記載の光源装置。 - 前記光源及び前記駆動回路は、いずれも四角形状のパッケージ内に収容され、
前記光源のパッケージは、前記駆動回路のパッケージの一の隅角部を通る対角線を延長した仮想的な直線によって、略2等分されるように配置されていることを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記回路基板は、該回路基板の厚さ方向からみたときに、前記光源と前記駆動回路との間に複数の穴を有し、
前記複数の穴は、前記光源の中心と前記駆動回路の中心とを結ぶ仮想線に直交する方向に向かって、少なくとも1列をなしていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記光源と前記駆動回路は、前記回路基板の厚さ方向からみたときに、互いに重ならないように配置されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記駆動回路で発生した熱を大気中に放熱するための放熱装置を、更に備えることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の光源装置。
- 前記放熱装置は、前記駆動回路の上に配置された放熱フィンを有することを特徴とする請求項18に記載の光源装置。
- 前記放熱装置は、前記駆動回路に対して風を送る放熱ファンを有することを特徴とする請求項18又は19に記載の光源装置。
- 前記回路基板における前記光源が配置される領域は、前記回路基板の厚さ方向からみたときに、前記駆動回路よりも風上側に位置することを特徴とする請求項20に記載の光源装置。
- 前記光源は、垂直共振器型の面発光レーザを含むことを特徴とする請求項1〜21のいずれか一項に記載の光源装置。
- 光束により被走査面を走査する光走査装置であって、
請求項1〜22のいずれか一項に記載の光源装置と;
前記光源装置から出力される光束を偏向する偏向器と;
前記偏向器で偏向された光束を前記被走査面上に集光する走査光学系と;を備える光走査装置。 - 少なくとも1つの像担持体と;
前記少なくとも1つの像担持体を画像情報が含まれる光束により走査する少なくとも1つの請求項23に記載の光走査装置と;を備える画像形成装置。 - 前記画像情報は、多色の画像情報であることを特徴とする請求項24に記載の画像形成装置。
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