JP6529274B2 - 光学走査装置および光学走査装置システム - Google Patents

光学走査装置および光学走査装置システム Download PDF

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Description

本発明は、光により被走査面を走査する光学走査装置に関する。
従来のレーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる光学走査装置は、画像信号に応じて光源から出射したレーザ光束を光変調し、光変調されたレーザ光束を光偏向器で偏向走査している。レーザ光束を出射する光源は画像形成装置の印字速度や画質に応じて、発光点が1個であるシングルビーム半導体レーザや発光点を複数個有するマルチビーム半導体レーザなどを使い分けている。
特許文献1には、マルチビーム半導体レーザを使用する場合に、複数のビーム光の副走査方向の間隔が所定値になるように半導体レーザを光軸中心に回転させて発光点の配列角度を設定し、固定する構成が開示されている。
一方、近年の画像形成装置は用途に応じて多数の製品があり、外形はほぼ同形状でも印字速度や画質が異なる複数種の製品がある。このような場合、複数種の製品間で共通化できる部品やユニットを共通化することがコストを抑える上でも有効である。光学走査装置においては、印字速度の遅い製品にはシングルビーム半導体レーザを用いた第1光学走査装置、印字速度が速い製品にはマルチビーム半導体レーザを用いた第2光学走査装置を搭載する場合がある。この場合、第1光学走査装置と第2光学走査装置で部分的に部品を替えることで広い製品群を賄う共通化などが行われている。この場合、第1光学走査装置、第2光学走査装置を作り分けるには、半導体レーザをシングルビーム用とマルチビーム用とで使い分けるだけでなく、半導体レーザを駆動するための駆動回路を備える基板も使い分ける必要があった。
特開2005−305950
しかしながら、光源の発光点の数に応じて基板を使い分ける場合、複数種の基板をそれぞれ生産する必要があり、その分の生産設備や管理のためのコストが必要となる。
そこで本発明は、上記の課題に鑑みて、発光点の数の異なる光源用に共通の基板を使用してコストアップを抑制可能にすることを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明は、第1発光部を有する第1光源と前記第1光源を発光させるための第1電気回路を備える第1基板とを有し、前記第1基板の前記第1光源に対向する位置に設けられた複数の第1の孔に前記第1光源の第1接続部を挿入した状態で前記第1光源と前記第1電気回路とが接続された第1光学走査装置と、被走査面上を走査する光を発光する第2発光部と第3発光部とを有する第2光源と前記第2光源を発光させるための第2電気回路を備える第2基板とを有し、前記第2基板の前記第2光源に対向する位置に設けられた複数の第2の孔に前記第2光源の第2接続部を挿入した状態で前記第2光源と前記第2電気回路とが接続された第2光学走査装置と、を含む光学走査装置システムにおいて、前記第1基板に設けられた前記複数の第1の孔の数と前記第2基板に設けられた前記複数の第2の孔の数とが同じで、前記第1光源の前記第1接続部の数は前記複数の第1の孔の数よりも少なく、前記第2光源の前記第2接続部の数は前記複数の第2の孔の数と同じであり、前記第2基板に前記第2光源が装着されている場合において、第2発光部と第3発光部とを結ぶ直線が、前記第2光源の光軸における主走査方向と副走査方向とに交差することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、発光点の数の異なる光源用に共通の基板を使用でき光学走査装置の生産等にかかるコストを削減可能となる。
画像形成装置を説明する概略断面図。 光学走査装置の構成を説明する斜視図。 マルチビーム光源の発光部の配置を説明する概略図。 光学走査装置の光源部の回転調整を説明した斜視図。 従来の形態であるシングルビーム光源を使用するレーザ駆動部の正面図。 2ビーム光源を使用するレーザ駆動部の正面図。 シングルビーム光源を使用するレーザ駆動部の正面図。
本発明の実施形態を説明する。尚、以下の実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[画像形成装置]
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置D1の模式断面図である。本実施形態に係る画像形成装置D1は、光学走査装置S2を備え、受信した画像情報に基づいて記録紙等の記録材に画像形成を行う。図1に示すように、画像形成装置D1は、受信した画像情報に基づいたレーザ光束を、露光手段としての光学走査装置S2から出射し、プロセスカートリッジ102が備える感光ドラム103上に照射する。帯電手段102aにより表面を帯電された感光ドラム103上に光束が照射され、露光されることで感光ドラム103上に潜像が形成される。この潜像が現像手段102bによりトナーによりトナー像として顕像化される。なお、プロセスカートリッジ102とは、感光ドラム103と、感光ドラム103に作用するプロセス手段として、帯電手段102aや現像手段102b等を一体的に有するものである。一方、記録材積載板104上に積載された記録材Pは、給送ローラ105によって1枚ずつ分離されながら給送され、次に搬送ローラ106によって、さらに下流側に搬送される。搬送された記録材P上には、感光ドラム103上に形成されたトナー像が転写ローラ109によって転写される。この未定着のトナー像が形成された記録材Pは、さらに下流側に搬送され、内部に加熱体を有する定着器110により、トナー像が記録材Pに定着される。その後、記録材Pは、排出ローラ111によって機外に排出される。
なお、本実施形態では感光ドラム103に作用するプロセス手段としての帯電手段102a及び現像手段102bをプロセスカートリッジ102中に感光ドラム103と一体的に有することとした。しかし、各プロセス手段を感光ドラム103と別体に構成することとしてもよい。
[光学走査装置S2]
次に図2〜4を用いて光学走査装置S2の構成について説明する。図2は本発明の第1の実施例による光学走査装置S2の構成を示す斜視図である。説明のため、密閉部材である蓋を取りつけていない状態の図としている。
半導体レーザ(光源)112は、独立して制御可能な2つのレーザ光束を出射する。図2において、半導体レーザ(光源)112から出射された2つのレーザ光束は、コリメータレンズとシリンドリカルレンズとを一体に成形したアナモフィックコリメータレンズ113と開口絞り114を通過する。そして、レーザ光束を偏向走査する偏向走査手段である回転多面鏡115の反射面に入射する。回転多面鏡115はモータ116により回転駆動される。回転多面鏡115で反射され偏向走査された2つのレーザ光束はfθレンズ(走査レンズ)117を通過する。半導体レーザ112、アナモフィックコリメータレンズ113、開口絞り114、回転多面鏡115、モータ116、fθレンズ117は、光学箱118に支持されている。
上記構成において、光源112から出射した2つのレーザ光束Lは、複合アナモフィックコリメータレンズ113によって主走査断面内では略収束光とされ、副走査断面内では収束光とされる。次に2つのレーザ光束Lは開口絞り114を通って光束幅が制限されて、回転多面鏡115の反射面においてほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。そして、この2つのレーザ光束Lは回転多面鏡115を回転させることによって偏向走査される。2つのレーザ光束Lは、回転多面鏡115の反射面で反射され、不図示のBDセンサへと入射する。このとき、BDセンサで信号を検出し、このタイミングを主走査方向書き出し位置の同期検出タイミングとする。次にレーザ光束Lはfθレンズ117に入射する。fθレンズ117は、2つのレーザ光束Lを感光ドラム103上にスポットを形成するように集光し、且つスポットの走査速度が等速に保たれるように設計されている。このようなfθレンズ117の特性を得るために、fθレンズ117は非球面レンズで形成されている。fθレンズ117を通過したレーザ光束Lは感光ドラム103上に結像走査される。
回転多面鏡115の回転によって2つのレーザ光束Lを偏向走査し、感光ドラム103上で2つのレーザ光束Lのスポットがそれぞれ感光ドラム103の回転軸線に平行な方向である主走査方向に移動させる。これにより、2つのレーザ光束Lのスポットが主走査方向に平行で副走査方向で異なる位置にある2つの走査線を描き、2つのレーザ光束Lによる主走査が行われる。また感光ドラム103が回転駆動されことによって感光ドラム103の表面がスポットに対して相対的に主走査方向に直交する副走査方向に移動し、副走査が行われる。このようにして感光ドラム103の表面には静電潜像が形成される。
[光学走査装置S2の組立]
図4は光学走査装置S2の光源部の組立てをより具体的に説明した斜視図である。光学走査装置S2の場合、半導体レーザ112として独立して制御可能な2ビームを出射する光源LD2が用いられる。ここで、光軸L1は光源LD2の設計上の光軸であり、2つのビームの出射方向はこの光軸L1に平行である。X方向は、光源LD2の位置における主走査方向に対応する方向であり、光軸L1と回転多面鏡115の回転軸線とに直交する。また、Y方向は、光源LD2の位置における副走査方向に対応する方向であり、回転多面鏡115の回転軸線と平行で光軸L1に直交する。矢印R方向は光軸L1を中心とする回転方向である。光源LD2は予め光源保持部であるレーザホルダ122にある程度光軸L1回りの回転位相を決めた状態で圧入される。レーザホルダ122は光学箱118に設けられた孔123に挿入され、図中矢印R方向に回転し、光源LD2の備える2つの発光部の副走査方向に対応する方向であるZ方向の間隔を調整する。
このZ方向の間隔調整について説明する。図3は光源LD2における発光部(発光点)A、Bの配置を示す概略図である。光源LD2などの2ビーム光源では半導体レーザのチップの端面に独立して発光制御可能な2つの発光部(発光点)が所定の間隔を空けて配置されている。発光部A、Bを副走査方向に沿って並べて配置してしまうと、感光ドラム103面上での副走査方向の複数の走査線の間隔が記録密度よりも大幅に間隔が開いてしまう。この為、通常は図3に示すように発光部A、Bを結ぶ直線が、副走査方向に対応する方向に対して零でない所定の角度αをなすように、光源LD2の光軸L1回りの回転位相を設定する。そして、その傾け角度αを調整することにより、感光ドラム103面上での副走査方向の複数の走査線の間隔(所謂副走査ピッチ)を、所望の記録密度に合わせて正確に調整している。つまり、発光部A,Bは、主走査方向に対応する方向及び副走査方向に対応する方向に関して異なる位置に配置されている。なお、半導体レーザのチップの端面に発光部(発光点)が一つしかないシングルビーム光源を使用する際には、感光ドラム103面上には同時に一つの走査線しか形成できないので上述のような角度調整を行う必要がない。
図4に示す形態においては、発光部間隔を調整すると同時に、図中矢印X、Z方向に調整することで感光ドラム103上の照射位置をも調整する。レーザホルダ122は光軸L1に垂直な方向に突出した突起部124を有しており、それに対向するように光学箱118はレーザホルダ122方向に突出する固定部125を有している。発光部A、Bの副走査方向の間隔が調整された状態で、突起部124と、近接する固定部125の間に不図示の接着剤を塗布し、固定される。
図6は2ビーム光源を使用する光学走査装置S2をレーザ駆動回路基板側から見た図を示す。図6(a)はレーザ駆動回路基板の取付前の状態、図6(b)はレーザ駆動回路基板の取付後の状態を示す。また、図6(a)の左側の図において円で囲んで示した光源LD2近傍をA部とし、右側の図としてA部の拡大図を描いている。同様に、図6(b)の左側の図において円で囲んで示した光源LD2近傍をB部とし、右側の図としてB部の拡大図を描いている。図6(a)に示すように、2ビーム光源LD2はリードピン129の数が4本である。上述で説明した通り、2ビーム光源LD2の場合は2ビームの発光部間隔が所定の値に調整されているため、対向するリードピンを結ぶ直線は主走査方向平面に対して角度βほど傾いている。なお、光源LD2はレーザダイオードチップを備え、このレーザダイオードチップには発光点がある端面と端面に垂直なチップ面とがある。上記のように対向するリードピンを結ぶ直線が主走査方向平面に対して角度β傾いている場合、チップ面も主走査方向平面に対し角度β傾斜いている。
このため、図6(b)に示すように、レーザ駆動回路基板130に設けられた孔131も対向する孔を結ぶ直線が主走査方向平面に対して角度βほど傾いている。複数の孔131は光源LD2の光軸L1を中心とする同心円上に等間隔に配置されている。
レーザホルダ122が光学箱118に接着された後、図6(b)に示すように、レーザ駆動回路基板130に設けられた4つの孔131に4つのリードピン129が貫通するようレーザ駆動回路基板130が光学箱118に取り付けられる。そして、各孔131と対応する各リードピン129とが半田付けされ、レーザ駆動回路基板130に設けられた光源LD2を発光させるための電気回路であるレーザ駆動回路と光源LD2とが電気的に接続される。
[従来の光学走査装置S1]
次に、従来のシングルビーム光源を用いた光学走査装置S1について説明する。図5は従来の形態であるシングルビーム光源を使用する光学走査装置S1をレーザ駆動回路基板側から見た図を示す。図5(a)はレーザ駆動回路基板の取付前の状態、図5(b)はレーザ駆動回路基板の取付後の状態を示す。また、図5(a)の左側の図において円で囲んで示した光源LD1近傍をA部とし、右側の図としてA部の拡大図を描いている。同様に、図5(b)の左側の図において円で囲んで示した光源LD1近傍をB部とし、右側の図としてB部の拡大図を描いている。図5(a)に示すように、シングルビーム光源である光源LD1はレーザ駆動回路基板127に設けられたレーザ駆動回路との接続部であるリードピン126の数が3本である。そして、シングルビーム光源の場合は上述したように角度調整が不要であるため、レーザホルダ122に対し治具などで規制しやすい位相に、ある程度決められた状態で圧入される。通常はタクト短縮や治工具の簡素化を考慮して図5(a)に示すように主走査方向平面に略一致する位相もしくは光軸中心に180°回転した位相で圧入される。レーザホルダ122が光学箱118に接着された後、図5(b)に示すように、レーザ駆動回路基板127に設けられた3つの孔128に3つのリードピン126が貫通するようレーザ駆動回路基板127が光学箱118に取り付けられる。そして、各孔128と対応する各リードピン126とが半田付けされ、レーザ駆動回路基板127に設けられたレーザ駆動回路と光源LD1とが電気的に接続される。
レーザ駆動回路基板127と130はリードピンを挿入するための孔の数とそれぞれの孔の配置が異なるのみであるが、レーザ駆動回路基板127、130をそれぞれ生産し使い分けていた。本実施形態では、更なる部品の共通化によるコストダウンの方法について説明する。
[本実施形態の光学走査装置S3]
そこで、本実施形態のシングルビームの光学走査装置S3はレーザ駆動回路基板130と同形のベース板で構成されたレーザ駆動回路基板132を用いている。次にこの光学走査装置S3について説明する。光学走査装置S3と光学走査装置S1との違いは光源とレーザ駆動回路基板のみである。光学走査装置S3では、光源としてシングルビーム光源の光源LD1を用い、それを駆動するためのレーザ駆動回路基板132を用いている。
図7は光学走査装置S3をレーザ駆動回路基板側から見た図を示す。図7(a)はレーザ駆動回路基板の取付前の状態、図7(b)はレーザ駆動回路基板の取付後の状態を示す。また、図7(a)の左側の図において円で囲んで示した光源LD1近傍をA部とし、右側の図としてA部の拡大図を描いている。同様に、図7(b)の左側の図において円で囲んで示した光源LD1近傍をB部とし、右側の図としてB部の拡大図を描いている。図7(a)に示すように、シングルビーム光源である光源LD1においても2ビーム光源の光源LD2と同様にリードピンが配置されるように光軸L1回りに角度βほど回転させてレーザホルダ122に圧入している。このため、光源LD1のレーザダイオードチップのチップ面(第1チップ面)も主走査方向に対応する方向に対して角度β傾いている。複数の孔131は光源LD2の光軸L1を中心とする同心円上に等間隔に配置されている。このため、レーザ駆動回路基板132としては、設けられた孔131について、レーザ駆動回路基板130の孔131と同様に、光軸L1を挟んで対向する孔131を結ぶ線が主走査方向に対応する方向に対して角度β傾斜したものを用いることができる。
これにより、レーザ駆動回路基板132は、回路パターンや実装電子部品は異なるものの、基板のベース板(本体部分)の外形や孔131の数や配置は、光源LD2用のレーザ駆動回路基板130と同一の部品を使用することができる。従って、レーザ駆動回路基板130を取り付けた状態では、4つの孔131は、光源LD1に対向する位置に配置されつつ、4つの孔131のうちの3つにリードピン126が挿入、接続される。
本実施形態では、光学走査装置(第1光学走査装置)S3と光学走査装置(第2光学走査装置)S2で光学走査装置システムを構成している。そして、シングルビーム光源(第1光源)の光学走査装置S3におけるリードピン(第1接続部)の配置を2ビーム光源(第2光源)の光学走査装置S2におけるリードピン(第2接続部)の配置と位相を合わせた。また、レーザ駆動回路基板(第1基板)132の孔(第1の孔)131の数をレーザ駆動回路基板(第2基板)130の孔(第2の孔)129の数と同数とした。このため、孔131の数は光源LD1のリードピンの数よりも多い。これにより、発光点の数の異なる光源用にレーザ駆動回路基板のベース板を共通化することができる。また、レーザ駆動回路基板を共通化することにより、光源のレーザホルダへの圧入工程や、レーザ駆動基板の取付けおよび半田付け工程も殆ど共通化することができる。このため、組立工程の共通化による生産ラインの簡易可等に繋がり、結果としてコストおよび組立タクトを抑えることが可能となる。
尚、本実施形態ではシングルビーム光源と2ビーム光源の例を用いて説明したが、4ビームなどのその他のマルチビーム光源との組み合わせでもよく、シングルビーム光源と2ビーム光源の組合せに限ったものではない。また、レーザホルダを介して光源を光学箱に固定する構成を説明したが、光源を直接光学箱に圧入し固定する形態であってもよい。
D1 画像形成装置
S 光学走査装置
S1 従来のシングルビーム光源を用いた光学走査装置
S2 2ビーム光源を用いた光学走査装置
S3 本実施形態のシングルビーム光源を用いた光学走査装置
LD1 シングルビーム光源
LD2 2ビーム光源
118 光学箱
122 レーザホルダ
127 従来のシングルビーム光源用レーザ駆動回路基板
130 2ビーム光源用レーザ駆動回路基板
132 本実施形態のシングルビーム光源用レーザ駆動回路基板

Claims (5)

  1. 第1発光部を有する第1光源と前記第1光源を発光させるための第1電気回路を備える第1基板とを有し、前記第1基板の前記第1光源に対向する位置に設けられた複数の第1の孔に前記第1光源の第1接続部を挿入した状態で前記第1光源と前記第1電気回路とが接続された第1光学走査装置と、
    被走査面上を走査する光を発光する第2発光部と第3発光部とを有する第2光源と前記第2光源を発光させるための第2電気回路を備える第2基板とを有し、前記第2基板の前記第2光源に対向する位置に設けられた複数の第2の孔に前記第2光源の第2接続部を挿入した状態で前記第2光源と前記第2電気回路とが接続された第2光学走査装置と、
    を含む光学走査装置システムにおいて、
    前記第1基板に設けられた前記複数の第1の孔の数と前記第2基板に設けられた前記複数の第2の孔の数とが同じで、前記第1光源の前記第1接続部の数は前記複数の第1の孔の数よりも少なく、前記第2光源の前記第2接続部の数は前記複数の第2の孔の数と同じであり、
    前記第2基板に前記第2光源が装着されている場合において、第2発光部と第3発光部とを結ぶ直線が、前記第2光源の光軸における主走査方向と副走査方向とに交差することを特徴とする光学走査装置システム。
  2. 前記第1光学走査装置は、前記第1光源から発せられた光を偏向走査する第1偏向手段を有し、前記第2光学走査装置は、前記第2光源から発せられた光を偏向走査する第2偏向手段を有し、
    前記複数の第1の孔は、前記第1光源から前記第1偏向手段に向けて発せられた光の光軸を中心とする同心円上に配置され、前記複数の第2の孔は、前記第2光源から前記第2偏向手段に向けて発せられた光の光軸を中心とする同心円上に配置されていることを特徴とする請求項に記載の光学走査装置システム。
  3. 前記複数の第1の孔及び前記複数の第2の孔は、それぞれ前記同心円上に等間隔で配置されていることを特徴とする請求項に記載の光学走査装置システム。
  4. 前記第1光学走査装置は、前記第1光源から発せられた光を偏向走査する第1偏向手段を有し、前記第2光学走査装置は、前記第2光源から発せられた光を偏向走査する第2偏向手段を有し、
    前記第1光源は、一つの端面に一つの発光点を有する第1チップを備え、前記第1チップの前記端面と異なる第1チップ面は、前記第1光源における主走査方向に対応する方向に対して傾斜しており、前記第2光源は、一つの端面に一つの発光点を有する第2チップを備え、前記第2チップの前記端面と異なる第2チップ面は、前記第2光源における主走査方向に対応する方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光学走査装置システム。
  5. 前記第1光源は3つの前記第1接続部を備え、前記第1基板の前記複数の孔の数は4つであり、前記第2光源は4つの前記第2接続部を備え、前記第2基板の前記複数の孔の数は4つであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学走査装置システム。
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