JP6566655B2 - 走査光学装置 - Google Patents
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Description
[画像形成装置]
図1は画像形成装置101を示す図である。後述する光学走査装置100は光学台103に設置されている。光学台103は画像形成装置101の筐体の一部である。画像形成装置101には、画像形成手段である、プロセスカートリッジ108、その他に転写材Pを載置する給紙部104、給紙ローラ105、転写ローラ(転写手段)106、定着器(定着手段)107が設けられている。プロセスカートリッジ108には像担持体である感光ドラム(感光体)8、帯電ローラ108a、現像ローラ108bが備わっている。転写ローラ106と感光ドラム8は接触して転写ニップを形成している。
次に光学走査装置100について説明する。図2は光学走査装置100の概略斜視図である。図3は光学走査装置100のBDセンサ6近傍の部分斜視図である。半導体レーザユニット1はレーザ光束Lを出射する光源としての不図示の半導体レーザ1a及びその駆動回路1bをユニット化したものである。半導体レーザ1aから出射されたレーザ光束Lは、コリメータレンズ機能とシリンドリカルレンズ機能を有するレンズ2、開口絞り3を通過して、偏向手段5の回転多面鏡(ポリゴンミラー)4に形成された複数の反射面12のうちの1つに入射する。ポリゴンミラー4は偏向手段5が備えるモータによって矢印の方向に回転駆動され、反射面12の向きが変化することで、レーザ光束Lを反射する方向を連続的に変化させ、レーザ光束Lを偏向する。ポリゴンミラー4がある回転位相の時、反射面12で反射したレーザ光束LはBDレンズ14を透過して集光され、受光部材(受光素子)としてのBDセンサ6の受光部10へ入射する。またポリゴンミラー4が別の回転位相の時、レーザ光束Lは、fθレンズ(走査レンズ)7に入射し、感光ドラム8の表面である感光面(被走査面)へ入射する。上述した光学部材(半導体レーザユニット1、レンズ2、開口絞り3、偏向手段5、BDセンサ6、fθレンズ7)が光学箱9に位置決め支持され、固定される。
次に光学走査装置100による、レーザ光で感光ドラム8を走査する方法について説明する。半導体レーザユニット1の半導体レーザ1aから出射したレーザ光束Lは、レンズ2によって主走査方向では略平行光または収束光とされ、副走査方向では収束光とされる。次にレーザ光束Lは、開口絞り3を通って光束幅が制限されて、ポリゴンミラー4の反射面12上において主走査方向に長く伸びた焦線状に結像する。そして、ポリゴンミラー4の回転によって反射面12でのレーザ光束Lの反射方向が連続的に変化し、レーザ光束Lを偏向する。ポリゴンミラー4が所定の回転位相にあるとき、反射されたレーザ光束Lは、BDセンサ6近傍の光学箱9やBDセンサ6の表面に入射し、円形状のスポットS1を形成する。ポリゴンミラー4の回転に伴って、レーザ光束LのスポットS1は図3の破線矢印の方向(X方向)に移動して受光部10を通過する。このとき、BDセンサ6は受光部10での受光量が所定の閾値以上となるとBD信号を出力する。このBD信号が出力されたタイミングを基準として、画像データに基づく光源の発光開始(画像の書き出し)のタイミングが決まる。
図4は、BDセンサ6とそれが実装(組み付ける)される基板20との関係を示す斜視図であり、(a)はBDセンサ6の実装前の状態、(b)はBDセンサ6の実装後の状態を示す。レーザ光束LのスポットS1のBDセンサ6の表面上における移動方向(走査方向)をX方向、基板20の実装面24の法線方向から見て走査方向Xに直交する方向をY方向とする。BDセンサ6の表面は基板20の実装面24に平行であるので、X方向、Y方向は実装面24に平行である。
本実施形態ではより好適な基板20の穴21の形状について説明する。画像形成装置101及び光学走査装置100の構成は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。
(Lx1−Lx0)≧(Ly1−Ly0) ・・・式(1)
つまり、基板20と穴21の隙間について、X方向の隙間Lx1−Lx0よりもY方向の隙間Ly1−Ly0が小さくなるようにしている。
本実施形態ではより好適な基板20の穴21の形状について説明する。画像形成装置101及び光学走査装置100の構成は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態や他の実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。
本実施形態ではより好適な基板20の穴21の形状について説明する。画像形成装置101及び光学走査装置100の構成は第1実施形態と同様である。従って、第1実施形態や他の実施形態と同様の部分については同様の符号を付して説明は省略する。
図8は第5実施形態の光学走査装置100の概略斜視図である。本実施形態が第1〜4実施形態と異なるのは、光学走査装置100がBDレンズ14を備えていない点である。ポリゴンミラー4がある回転位相の時、反射面12で反射したレーザ光束Lはレンズ等を透過することなく、BDセンサ6の受光部へ入射する。このような光学走査装置100にも上述した第1〜第4実施形態を適用可能である。
4 回転多面鏡(ポリゴンミラー)
6 BDセンサ
10 受光部
20 基板
21 穴
22a、22b パッド
23a 第1端子列
23b 第2端子列
24 実装面
X 走査方向
Claims (8)
- 光源と、前記光源から出射された光束を偏向する偏向手段と、前記光源が取り付けられた基板と、受光部を含む本体部と前記基板に半田付けされる第1端子部及び第2端子部とを備える受光部材と、を有し、前記受光部が、前記偏向手段で偏向され走査方向へ移動する前記光束を受光する光学走査装置において、
前記偏光手段を収容し前記基板が外側に取り付けられた光学箱を有し、
前記受光部材は、前記偏向手段から離れた側の前記基板の面に実装され、
前記基板の実装面の法線方向で見たとき、前記第1端子部と前記第2端子部は、前記走査方向に交差する交差方向で前記本体部を挟んで対向して配置されており、
前記基板は、前記本体部の少なくとも一部が挿入される貫通穴と、前記第1端子部と半田付けされた第1半田付部及び前記第2端子部と半田付けされた第2半田付部を備え、第1半田付部及び前記第2半田付部は前記交差方向で前記貫通穴を挟んで対向して配置されており、
前記本体部の、前記走査方向の長さをLx0、前記交差方向の長さをLy0とし、前記貫通穴の、前記走査方向の長さをLx1、前記交差方向の長さをLy1とすると、Lx0、Ly0、Lx1、Ly1は以下の式
(Lx1−Lx0)>(Ly1−Ly0)
を満たすことを特徴とする光学走査装置。 - 前記第1端子部及び前記第2端子部は、前記走査方向に並んだ複数の端子をそれぞれ備えることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
- 前記基板の実装面の法線方向で見たとき、前記第1端子部の前記複数の端子及び前記第2端子部の前記複数の端子は、前記受光部材の中心を通る前記走査方向に平行な線を基準に線対称に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光学走査装置。
- 前記基板の実装面の法線方向で見たとき、前記本体部は、4つの辺及び4つの角部を備えた略四角形状であり、前記貫通穴は、前記本体部の4つの辺と対向する4つの辺を備えた形状であり、前記貫通穴の前記4つの角部に対向する位置には切欠き部が設けられ、前記貫通穴の4つの辺よりも前記切欠き部の縁が前記本体部から離れていることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
- 前記本体部がX方向で位置決めされる位置を位置決め位置とすると、前記基板の実装面の法線方向で見たとき、前記貫通穴の前記交差方向の幅は、前記X方向に関して前記位置決め位置に向かって狭くなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学走査装置。
- 前記交差方向は、前記基板の実装面の法線方向で見たとき、前記走査方向に直交する方向であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光学走査装置。
- 前記受光部は前記光束を受光したことに基づいて信号を出力し、前記信号が出力されたタイミングに基づいて前記光源が発光することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光学走査装置。
- 前記偏向手段は、反射面を備え、前記反射面で前記光束を反射する方向を連続的に変化させることで前記光束を偏向し、前記反射面で反射された前記光束はレンズを通過することなく前記受光部へ入射することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の光学走査装置。
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