JP2009258909A - 画像形成装置および画像形成装置における課金管理方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置における課金管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】文書データの印字を依頼する側で、容易な操作で印字についての課金管理を行なうことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】総務部が営業部に印字を依頼する文書データを登録する場合、営業部に割り当てられているMFP内の、課金管理用ボックスを登録先に指定して文書データを登録する(S301)。そうすることで、MFPはその操作時の認証情報である総務部の部門IDを課金先情報として文書データに付加する(S303)。また、総務部が文書でデータの印字上限を設定することで、上限値カウンタが文書データに付加される(S305,307)。また、総務部が通知を指示することで、営業部に割り当てられているMFPのパネルに文書データの登録が表示され、営業部に通知される(S309,311)。
【選択図】図6

Description

この発明は画像形成装置および画像形成装置における課金管理方法に関し、特に、画像形成についての課金先の管理を行なうことのできる画像形成装置および画像形成装置における課金管理方法に関する。
オフィスなどにおいては、営業部や総務部などといった部門ごとに、ネットワークに接続された複写機やプリンタやそれらの複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置が割り当てられる、という使い方が多くなされている。この使い方では、画像形成装置ごとに使用状況が把握され、画像形成装置が割り当てられている部門に対して課金される、という課金管理が一般的である。
しかしながらこの課金管理方法では、たとえば総務部等のある部門が文書データを作成して営業部等の他の部門に画像形成(たとえば印刷)を依頼した場合、当該他の部門に割り当てられた画像形成装置で文書データを印字すると通常は当該他の部門に対して課金されてしまう。そのため、公平性に欠けるという問題があった。
この問題を解決するため、たとえば、特開2002−351624号公報(以下、特許文献1)は、上記画像形成を依頼する部門(総務部)が文書データを配布する前に、当該文書データに課金先を指定する情報を付加する、という技術を開示している。
特開2002−351624号公報
文献1に開示されている技術を採用することで、営業部の画像形成装置で上記文書を印字した場合であっても総務部に対して課金するということは可能にはなる。しかしながら、総務部では文書データを作成する都度課金先を指定する情報を生成して文書データに付加しなければならない。そのため、依頼時の操作が煩雑になるという問題があった。さらに、課金先を総務部とする情報を文書データに付加するだけでは、営業部において総務部が意図しない内容での印字(印字枚数、用紙サイズ等)がなされた場合にも、総務部に対してその印字についての課金がされてしまうという問題もあった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、文書データの印字を依頼する側で、容易な操作で印字についての課金管理を適切に行なうことのできる画像形成装置および画像形成装置における課金管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は、文書データの入力手段と、文書データを所定の記憶領域に登録する登録手段と、上記所定の記憶領域に記憶された文書データを印字する印字手段と、部門ごとに印字についての課金を管理する課金管理手段に対して、上記記憶領域に登録された文書データの印字について、特定の部門への課金を要求する要求手段とを備える。
好ましくは、画像形成装置は登録の指示を行なった部門を認証する認証手段をさらに備え、要求手段は、文書データの登録の指示を行なった部門を、特定の課金先として課金を要求する。
好ましくは、登録手段は、文書データに上記部門を前記特定の課金先として設定して登録する。
好ましくは、上記記憶領域は部門に関連付けられており、要求手段は、上記記憶領域に関連付けられた部門を、特定の課金先として課金を要求する。
なお、好ましくは、印字を行なう画像形成装置に関連付けられた部門と、登録の指示を行なう部門とは、互いに異なる部門である。
好ましくは、登録手段は文書データに対して印字枚数の上限を設定する設定手段を含み、画像形成装置は、印字手段での文書データの印字を、文書データに設定された印字枚数の上限に基づいて制限する制限手段をさらに備える。
好ましくは、上記記憶領域は部門に関連付けられ、画像形成装置は、上記記憶領域に文書データが登録されると、上記部門に関連付けられた画像形成装置にその旨を通知する通知手段をさらに備える。
好ましくは、画像形成装置は、上記記憶領域に文書データが登録されると、その旨を表示する表示手段をさらに備える。
好ましくは、画像形成装置は、部門ごとの印字手段での印字枚数の上限数を記憶する記憶手段と、部門ごとの印字手段での印字枚数が上限数以内となるように印字手段を制御する制御手段とをさらに備え、制御手段は、印字手段での印字対象が上記文書データであるときには、部門ごとの印字枚数が上限数に達していた場合であっても印字手段に上記文書データの印字を行なわせる。
本発明の他の局面に従うと、画像形成装置における課金管理方法は、画像形成装置の指示入力手段において、部門に関連付けられた、所定の記憶領域に記憶された文書データの印字の指示を受付けるステップと、画像形成装置の印字手段において、上記文書データを印字するステップと、画像形成装置の演算手段において、上記文書データの印字についての課金先として、特定の部門へ課金を要求する要求ステップとを備える。
好ましくは、画像形成装置における課金管理方法は登録の指示を行なった部門を認証するステップをさらに備え、要求ステップでは、上記文書データの登録の指示を行なった部門を、特定の課金先として課金を要求する。
好ましくは、記憶領域は部門に関連付けられており、要求ステップでは、上記記憶領域に関連付けられた部門を、特定の課金先として課金を要求する。
本発明によると、文書データの印字を依頼する側で、容易な操作で印字についての課金管理を適切に行なうことができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本実施の形態にかかるシステム構成の具体例を示す図である。本実施の形態にかかるシステム構成は、たとえばオフィス環境などにおけるシステム構成を想定したものである。図1を参照して、本実施の形態にかかるシステムでは、画像形成装置の具体例としてのMFP(Multi Function Peripheral)100A,100Bと、情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、PC)200A,200Bと、管理装置としてのサーバPC300とがネットワークにより接続されている。ここで、MFP100AおよびPC200Aは部門Aに割り当てられ、部門Aが所有しており、MFP100BおよびPC200Bは部門Bに割り当てられ、部門Bが所有しているものとする。さらに、以降の具体的な例を挙げての説明においては、部門Aは統括的な立場の部門であり、部門Bは統括される側の立場の部門であるものとする。統括的な立場の部門としての部門Aはたとえば総務部が該当し、統括される側の立場の部門としての部門Bはたとえば営業部が該当する。
サーバPC300はMFP100A,100Bの使用状況を管理する。図1の具体例では、PC200A,200Bの他にサーバPC300が含まれるものとしているが、たとえば図2に示されるように、サーバPC300がPC200A,200Bのいずれか、たとえばPC200Aの機能を兼ね備え、PC200Aが含まれない構成であってもよい。あるいはその逆としてサーバPC300が含まれない構成であってもよい。さらには図2に示されるように、システム構成においては少なくとも1つの画像形成装置が含まれればよく、たとえばMFP100Bのみが含まれてMFP100Aが含まれない構成であってもよい。
PC200A,200Bは一般的なPCで構成されるものとする。つまり、PC200A,200Bのハードウェア構成は、一般的なPCのハードウェア構成と同様であるものとする。
図3は、MFP100A,100Bのハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。本具体例においてMFP100A,100Bは同じ構成のMFPであるものとし、これらを代表させてMFP100と称するものとする。
図3を参照して、MFP100は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)10と、原稿から画像データを読取るイメージリーダ部30と、用紙上に画像を印刷するプリンタ部35と、MFP100をネットワーク電話回線に接続したり、近距離の無線通信を行なったりするためのインタフェース(以下、I/F)15と、HD(Hard Disk)などから構成されて、文書データや当該MFP100に関する情報やCPU10で実行されるプログラムなどを記憶するための記憶部20と、各種情報を表示する手段であると共に指示入力手段でもあるパネル25と、消耗品の残量などを検出するセンサ部40とを含んで構成される。記憶部20は、さらに、ユーザあるいは部門ごとに関連付けられて区分けされた記憶領域であって、文書データを記憶する領域を含む。以降の説明では、この記憶領域をボックスと称する。
MFP100のボックスには、本発明にかかるボックスとして課金管理用ボックスが含まれる。以降の説明においては、部門Aから部門Bに対して文書データの出力が依頼されるものとする。この場合、本実施の形態においては、上記文書データが、部門Aに割り当てられているPC200A等からの指示に基づいて部門Bに割り当てられているMFP100B内の上記課金管理用ボックスに登録される。そして、MFP100B内の上記課金管理用ボックスに登録された文書データが、部門Bに割り当てられているMFP100Bにおいて出力されることで、本発明にかかる課金管理が行なわれる。
図4は、MFP100の制御構成の具体例を示すブロック図である。図4に示されるMFP100の制御構成は、CPU10が記憶部20に記憶されるプログラムを読み出して実行することで、主にCPU10に形成される制御機能であるが、一部に図3に示されるハードウェア構成が含まれていてもよい。
図4を参照して、MFP100の制御構成は、CPU10での受信した画像データに対する処理を制御するための制御部である画像処理制御部101、I/F15での主にネットワークとのデータの入出力を制御するための制御部であるI/F制御部103、後述するCPU10での通知処理を制御するための制御部である通知制御部105、パネル25での表示処理を制御するための制御部である表示制御部107、ボックスでの文書データの記憶を制御するための制御部であるボックス制御部109、CPU10での出力枚数に応じた課金管理を行なうための制御部である課金管理制御部111、設定された設定値に応じて出力枚数を制限するための制御部である上限管理制御部113、MFP100にログインするユーザの所属する部門を認証する認証処理を制御するための制御部である部門認証制御部115、および全体制御を行なうための制御部である全体制御部117を含む。
ボックス制御部109は記憶部20の所定領域を含んで構成され、記憶部20に設定されている、上記課金管理用ボックスを含む各ボックスに関する情報を記憶する。ボックスに関する情報は、少なくとも、すべてのボックスについて当該ボックスが関連付けられているユーザあるいは部門等を特定する情報を含み、課金管理用ボックスについては、該当ボックスが課金管理用ボックスであることを示す識別子を含む。
課金管理制御部111は記憶部20の所定領域を含んで構成され、当該MFP100に対して課金された金額をカウントする課金カウンタを記憶する。本実施の形態においては、印字枚数に応じて課金されるものとする。つまり、1枚あたり所定金額がMFP100に対して課されるものとする。そこで、課金カウンタは、当該MFP100に対して課金された金額または金額に相当する印字枚数をカウントするものとする。課金カウンタは、予め上限値が定められていて印字枚数に応じて上限値から0に達するまでデクリメントされてもよいし、0から印字枚数に応じてインクリメントされてもよい。当該MFP100自身に課金することは、課金管理制御部111が、記憶している課金カウンタを印字枚数に応じてインクリメントすることを指す。他のMFP100に課金を要求することは、課金管理制御部111が、当該他のMFP100に対して当該他のMFP100の課金管理制御部111が記憶している課金カウンタをインクリメントすることを要求することを指す。なお、課金カウンタを用いて課金管理する方法は、課金管理の1つの具体例であり、本発明における課金管理は上記方法には限定されない。
また、課金管理制御部111は、当該システムに含まれる各MFP100が関連付けられている部門を記憶する。ここでは、当該システムに含まれる各MFP100が関連付けられている部門を特定する情報として部門を示す識別子(以降、部門IDとする)を記憶するものとする。
図5は、本実施の形態にかかるMFP100での処理の流れの具体例を示すフローチャートである。図5のフローチャートに示される処理は、MFP100のCPU10がパネル25等からの指示信号の入力を受付けると開始される。MFP100のCPU10が、上記指示信号に応じて記憶部20に記憶されるプログラムを読出して実行し、図4に示される各制御部が制御を行なうことで、図5のフローチャートに示される処理は実現される。
図5を参照して、始めに、CPU10がパネル25等からの指示信号の入力を受付けると、全体制御部117はその指示信号を解析し、文書データのボックスへの登録を要求する指示であるか否か、ボックスに登録されている文書データの印字を要求する指示であるか否かを判別する処理を行なう(ステップS10,S40)。
入力された指示信号が文書データのボックスへの登録を要求する指示である場合(ステップS10でYES)、部門認証制御部115はたとえばパネル25やPC200などである指示元に対して認証を要求するための画面表示等を行ない、認証情報の入力を要求する。ここでの認証情報は、指示元であるユーザの所属する部門の部門IDであるものとする。そして部門認証制御部115は、MFP100の図示しない認証部、またはシステム構成に含まれる図示しない認証装置等に、入力された部門IDを用いて指示元の部門が予め許可されている部門であるか否かを認証する認証処理を実行させ、その結果を得る。そして、認証結果が成功である場合には(ステップS20でYES)、ボックス制御部109等によって、後述する、指定された文書データを指定されたボックスに登録する文書データ登録処理が実行される(ステップS30)。認証結果が不成功である場合には(ステップS20でNO)、ステップS30の登録処理がなされずに処理がステップS10に戻る。または、部門認証制御部115が再度認証処理を実行させてもよい。
入力された指示信号がボックスに登録されている文書データの印字を要求する指示である場合(ステップS10でNO、かつS40でYES)、画像処理制御部101等によって、後述する、指定された文書データを印字するための文書データ印字処理が実行される(ステップS50)。
なお、入力された指示信号が文書データのボックスへの登録を要求する指示でもボックスに登録されている文書データの印字を要求する指示でもない場合(ステップS10でNO、かつS40でNO)、指示に応じた他の処理が実行されるものとする(ステップS70)。ステップS70の処理については本発明では特定の処理に限定されない。
[第1の実施の形態]
図6は、第1の実施の形態にかかる、上記ステップS30での、文書データ登録処理の具体例を表わすフローチャートである。ここでは、具体的に、部門Aに割り当てられたMFP100A、またはPC200A、もしくは部門Bに割り当てられたMFP100Bが操作されることで、MFP100B内のボックスに文書データが登録されるものとする。
図6を参照して、始めに、MFP100Bのボックス制御部109はさらに入力された指示信号を解析し、文書データの登録先として指定されたボックスが上述の課金管理用ボックスであるか否かを判別する(ステップS301)。文書データの登録の指示は、たとえばPC200Aでなされる場合、登録対象の文書データを表わすアイコンを登録先のボックスを表わすアイコンに向けてドラッグしてドロップする、などの操作によって行なわれる。また、MFP100AまたはMFP100Bでなされる場合、パネル25に表示された登録先のボックスを表わすボタンを押下する、などの操作によって行なわれる。先述のように、ボックス制御部109はボックスに関する情報として、当該ボックスが課金用ボックスである場合にはその旨を示す識別子を記憶している。そこで、ステップS301でボックス制御部109は、入力された指示信号に表わされる登録先のボックスについて、ボックスに関する情報として上記識別子を記憶しているか否かで、指定されたボックスが上述の課金管理用ボックスであるか否かを判別する。
登録先として課金用ボックスが指定されていると判別された場合(ステップS301でYES)、ボックス制御部109は部門認証制御部115より上記ステップS20で認証に用いられた認証情報である部門Aの部門IDを取得し、当該部門IDを当該文書データの印字についての課金先として文書データに付加する(ステップS303)。つまり、第1の実施の形態にかかる登録処理では、文書データの登録を行なったユーザの部門である部門Aが課金先として文書データに設定される。ここで、文書データに付加される、当該文書データの印字についての課金先を特定する情報を「課金先情報」と称する。
続いて、上限管理制御部113はさらに入力された指示信号を解析し、文書データを印字する際の上限値(上限枚数)の設定が含まれているか否かを判別する(ステップS305)。文書データを印字する際の上限値(上限枚数)の設定操作は、文書データの登録の指示と同時、またはその指示に引続いてなされるものとし、PC200AまたはMFP100A,100Bのパネル25などで文書データの登録を行なうユーザが行なうものとする。
登録対象の文書データを印字する際の上限値(上限枚数)が設定されていると判別された場合(ステップS305でYES)、上限値管理制御部113は設定された上限枚数に応じて上述の上限値カウンタを設定し、文書データに付加する(ステップS307)。
続いて、通知制御部105は入力された指示信号を解析し、文書データの登録を所定の相手先に対して通知することを要求する指示が含まれているか否かを判別する(ステップS309)。上記要求もまた、文書データの登録の指示と同時、またはその指示に引続いてなされるものとし、PC200AまたはMFP100A,100Bのパネル25などで文書データの登録を行なうユーザが行なうものとする。
当該文書データの登録を所定の相手先に対して通知することが要求されていると判別された場合(ステップS309でYES)、通知制御部105は、たとえば当該MFP100Bと同じ部門Bに関連付けられているPC200Bに電子メールを送信したり、図7に示されるように、MFP100Bのパネル25に表示をしたり、するなどの、予め規定された方法でMFP100Bの課金用ボックスへの当該文書データの登録を通知するための処理である通知処理を実行させる(ステップS311)。なお、上記通知においては、図7に示されるように、文書データが登録された旨を通知する情報と共に、その文書データの印字を指示する手段(図7では印字を指示するためのボタン)を通知することが好ましい。このようにすることで、通知を受けた部門Bのユーザは、その通知を用いて文書データの印字を指示することが可能になる。
その後、ボックス制御部109は、指定された文書データを指定された登録先であるボックスに格納する(ステップS313)。なお、上記ステップS301において、登録先として課金用ボックスが指定されていない、つまり通常のボックスが指定されていると判別された場合(ステップS301でNO)、以上のステップS303〜S311の処理は行なわれず、ステップS313で指定されたボックスに当該文書データを格納する処理のみが行なわれる。
図6には上述の処理が具体例として示されているが、上記ステップS313での文書データを課金管理用ボックスに格納する処理は、ステップS309,S311の通知処理よりも以前に行なわれてもよい。つまり、文書データが課金管理用ボックスに格納された後に、上記ステップS309,S311の通知処理が行なわれてもよい。また、上記ステップS305,S307の上限枚数を上限値カウンタとして設定する処理、および上記ステップS309,S311の通知処理は、いずれも行なわれなくてもよいし、いずれか一方のみ行なわれてもよい。また、その処理順も図6に示された順には限定されず、他の順であってもよい。また、これらの処理は登録を行なった部門Aからの指示がなくても、つまり上記ステップS305,S309の判断を行なうことなくデフォルトで実行されてもよい。たとえば、上限枚数としてデフォルトで設定されている枚数が自動的に設定されてもよいし、登録された課金管理用ボックスを含んでいるMFP100Bおよび同じ部門Bに割り当てられているPC200Bに自動的に通知が行なわれてもよい。なお、これらのバリエーションは、後述する第2の実施の形態にかかる文書データ登録処理でも同様に採用され得る。
図8は、第1の実施の形態にかかる、上記ステップS50での、文書データ印字処理の具体例を表わすフローチャートである。ここでは、具体的に、上述の文書データ登録処理によってMFP100B内のボックスに登録された文書データをMFP100Bにおいて印字するものとする。
図8を参照して、始めに、MFP100Bのボックス制御部109はさらに入力された指示信号を解析し、印字対象の文書データの記憶場所として課金管理用ボックスが指定されているか否かを判別する(ステップS501)。たとえばPC200BやMFP100Bのパネル25を用いて印字対象の文書データが指定されると、文書データの印字を要求する指示である指示信号には、当該文書データを特定する情報と共に当該文書データが記憶されている記憶領域へのパスが含まれる。先述のように、ボックス制御部109はボックスに関する情報として、当該ボックスが課金用ボックスである場合にはその旨を示す識別子を記憶している。そこで、ボックス制御部109は、入力された指示信号に表わされる文書データが記憶されているボックスについて、ボックスに関する情報として上記識別子を記憶しているか否かで、指定されたボックスが上述の課金管理用ボックスであるか否かを判別する。
印字対象の文書データが課金管理用ボックスに記憶されていると判別された場合(ステップS501でYES)、上限管理制御部113は当該文書データに付加されている上限値カウンタが0であるか否かを確認し、0でない場合には(ステップS503でNO)、画像処理制御部101において当該文書データの印字のための画像処理が実行された後、全体制御部117において当該文書データを1部印字する処理が実行される(ステップS505)。その後、上限管理制御部113は当該文書データに付加されている上限値カウンタを1デクリメントする(ステップS507)。また、課金管理制御部111は先述のように、当該システムに含まれる各MFP100について関連付けられている部門の部門IDを記憶している。そこで、課金管理制御部111は、当該文書データに付加された課金先情報を読出し、課金先情報で課金先として特定される、当該文書データの登録の指示を行なった部門である部門Aに関連付けられているMFP100Aに対して課金を要求する(ステップS509)。
上記ステップS505〜S509の処理が行なわれて当該文書データが1部印字されるごとに全体制御部117は入力された指示信号で指定される印字枚数の印字が終了したか否かを確認する(ステップS511)。そして、終了していないと判断された場合(ステップS511でNO)、指定された印字枚数に達するまで上記ステップS503以降の処理が繰り返される。なお、上記処理が繰り返される際、上記ステップS503で上限管理制御部113において当該文書データに付加された上限カウンタが0に達しているか否かが確認されるため、指示された印字枚数の途中で当該文書データに設定された上限枚数に達した場合には(ステップS503でYES)、以降の印字処理は行なわれずに処理が終了する。
なお、印字対象の文書データが課金管理用ボックスに記憶されていない、つまり通常のボックスに記憶されていると判別された場合には(ステップS501でNO)、全体制御部117において指定された印字枚数に達するまで通常の印字処理が行なわれ(ステップS513,S517)、課金管理制御部111において、当該MFP100Bの課金カウンタをインクリメントする、通常の課金処理が行なわれる(ステップS515)。
第1の実施の形態にかかる文書データの登録処理および印字処理が行なわれることで、上述の具体例のように、たとえば総務部などの部門Aが連絡文書などの文書データを作成して営業部などの部門Bに印字を依頼した場合、営業部が割り当てられているMFP100Bを用いてその文書データを印字すると、印字の指示を行なった営業部ではなく、文書データの登録の指示を行なった総務部に課金される。これにより、課金の公平性が保たれる。また、総務部などの部門Aが文書データの印字を他部門である部門Bに依頼する場合、部門Aは作成した文書データを部門Bに割り当てられているMFP100Bの課金管理用ボックスに登録する操作を行なうだけで、自動的に課金先として当該文書データの登録の指示を行なった部門Aが設定される。このため、部門Aの、印字を依頼する時の操作が容易である。また、登録時に印字の上限枚数を設定することができる。これにより、依頼した他部門である部門Bで、部門Aの意図しない枚数の印字がなされることを防止することができ、部門Aに対して意図しない課金がなされることを防止することができる。また、登録時に当該文書データが登録されたことを部門Bに通知する処理を行なうことを設定することもできる。これにより、部門Aは、部門Bへの印字の依頼を容易に行なうことができる。
[第2の実施の形態]
図9は、第2の実施の形態にかかる、上記ステップS30での、文書データ登録処理の具体例を表わすフローチャートである。ここでも第1の実施の形態と同様に、具体的に、部門Aに割り当てられたMFP100A、またはPC200A、もしくは部門Bに割り当てられたMFP100Bが操作されることで、MFP100B内のボックスに文書データが登録されるものとする。
第2の実施の形態において、MFP100の記憶部20は、課金管理用ボックスとして、部門ごとに対応付けられた課金管理用ボックスを含む。この場合ボックス制御部109は、課金管理用ボックスのボックスに関する情報として、該当ボックスが課金管理用ボックスであることを示す識別子と共に、関連付けられている部門の部門IDを記憶する。
図9を参照して、始めに、MFP100Bのボックス制御部109はさらに入力された指示信号を解析し、文書データの登録先として指定されたボックスが上述の課金管理用ボックスであるか否かを判別する(ステップS701)。ここでの判別処理は、第1の実施の形態のステップS301と同様である。
登録先として課金用ボックスが指定されていると判別された場合(ステップS701でYES)、ボックス制御部109は部門認証制御部115より上記ステップS20で認証に用いられた認証情報である部門Aの部門IDを取得し、登録先として指定された課金管理用ボックスに関連付けられている部門の部門IDと比較する(ステップS703)。比較の結果、これらの部門IDが一致していると判定された場合(ステップS703でYES)、つまり、部門Aによって、部門Aに関連付けられているMFP100Bの課金管理用ボックスに文書データを登録する指示がなされたと判定された場合、ステップS705〜S711の処理が行なわれた後、ステップS703で、部門Aによって指定された、部門Aに関連付けられているMFP100Bの課金管理用ボックスに文書データが登録される。上記ステップSS705〜S711の処理は、第1の実施の形態で説明されたステップS305〜S311と同様の処理である。
上記比較の結果、これらの部門IDが不一致であると判定された場合(ステップS703でNO)、つまり、部門Aによって、部門Aとは異なる部門に関連付けられているMFP100Bの課金管理用ボックスに文書データを登録する指示がなされたと判定された場合、以降の処理は行なわれずに処理が終了する。
図9には上述の処理が具体例として示されているが、上記ステップS302で認証に用いられた認証情報である部門IDと登録先として指定された課金管理用ボックスに関連付けられている部門の部門IDとが不一致であると判定された場合(ステップS703でNO)、つまり、部門Aによって、部門Aとは異なる部門に関連付けられているMFP100Bの課金管理用ボックスに文書データを登録する指示がなされたと判定された場合、ボックス制御部109が、認証情報である部門Aの部門IDに基づいて記憶部20に含まれる課金管理用ボックスの中から部門Aに関連付けられている課金管理用ボックスを特定してもよい。そして、以降の登録処理が当該課金管理用ボックスに対して行なわれてもよい。
さらには、第2の実施の形態におけるMFP100の記憶部20の構成の場合、文書データの登録を要求する指示は、どの部門に対応付けられている課金管理用ボックスかを特定することなく、課金管理用ボックスに文書データを登録することのみを要求するものであってもよい。この場合、ボックス制御部109が上述と同様に認証情報である部門Aの部門IDに基づいて、記憶部20に含まれる課金管理用ボックスの中から部門Aに関連付けられている課金管理用ボックスを特定してもよい。そして、以降の登録処理が当該課金管理用ボックスに対して行なわれてもよい。
図10は、第2の実施の形態にかかる、上記ステップS50での、文書データ印字処理の具体例を表わすフローチャートである。ここでも第1の実施の形態と同様に、具体的に、上述の文書データ登録処理によってMFP100B内のボックスに登録された文書データをMFP100Bにおいて印字するものとする。
図10を参照して、第2の実施の形態にかかる文書データ印字処理では、ステップS901〜S907で、第1の実施の形態にかかる文書データ印字処理の上記ステップS501〜S507と同様の処理が行なわれる。つまり、部門Bにおいて、部門Aと関連付けられている課金管理用ボックスに記憶されている文書データを指定して印刷が指示されると(ステップS901でYES)、当該文書データに対して、ステップS903〜S907で上記ステップS503〜S507と同様にして印刷処理がなされた後、ステップS909で第2の実施の形態にかかる課金処理が行なわれる。課金管理制御部111は先述のように、当該システムに含まれる各MFP100について関連付けられている部門の部門IDを記憶している。また、ボックス制御部109は課金管理用ボックスに関連付けられている部門の部門IDを記憶している。そこで、課金管理制御部111は、ステップS903〜S907で、指定された文書データの印字が1部行なわれると、ボックス制御部109から、当該文書データが記憶されている課金管理用ボックスに関連付けられている部門Aの部門IDを取得し、部門Aに関連付けられているMFP100Aに対して課金を要求する(ステップS909)。なお、印字対象の文書データが課金管理用ボックスに記憶されていない、つまり通常のボックスに記憶されていると判別された場合には(ステップS901でNO)、ステップS913からS917で、第1の実施の形態にかかる上記ステップS513〜S517と同様の処理である、通常の印刷処理および通常の課金処理が行なわれる。
第2の実施の形態にかかる文書データの登録処理および印字処理が行なわれることで、総務部などの部門Aが文書データの印字を他部門である部門Bに依頼する場合、部門Aは、作成した文書データを部門Bに割り当てられているMFP100Bの課金管理用ボックスのうちの、部門Aに関連付けられている課金管理用ボックスに登録する操作を行なうだけで、当該文書データがMFP100Bで印字された際に自動的に部門Aに対して課金が要求される。または、部門Aは部門Bに割り当てられているMFP100Bの課金管理用ボックスに登録する旨の指示を行なうだけで、自動的にMFP100Bの課金管理用ボックスのうちの、部門Aに関連付けられている課金管理用ボックスに登録することができる。その結果、当該文書データがMFP100Bで印字された際に、自動的に部門Aに対して課金が要求される。このため、部門Aの、印字を依頼する時の操作が容易である。
[変形例1]
なお、以上の具体例では、文書データに印字の上限枚数が上限値として設定されるものとしているが、設定されるものは上限枚数に限定されず、課金に関わる印字を制限するための情報であれば他の情報であってもよい。また、他の情報が組み合わされてもよい。他の情報の具体例として、たとえば印字用紙のサイズが挙げられる。その場合、MFP100のCPU10は制御構造として上限管理制御部113と同様の印字の制限を確認して制御する制御部をさらに含む。そして、その制御部は、MFP100Bで印字する際に、印字の指示が文書データに付加されている上記印字の制限を満たすものであるか否かを確認するものとする。このような、印字を制限する情報を文書データに付加することで、部門Aが部門Bに文書データの印字を依頼する場合に、部門Bにおいて部門Aの意図しない印字が行なわれることを、より細かく防止することができる。
[変形例2]
以上の具体例では、MFP100の記憶部20に課金管理用ボックスが含まれ、文書データ登録処理によって、他部門に印字を依頼する文書データのみが当該課金管理用ボックスに格納されるものとしている。しかしながら、課金管理用ボックスには、課金先情報に特定される部門または当該課金管理用ボックスに関連付けられている部門に対して課金を行なう文書データと、通常の課金管理を行なう文書データとが混在して格納されてもよい。その場合、上記ステップS313またはステップS713でボックス制御部109が当該文書データを課金管理用ボックスに格納する際、課金先情報に特定される部門または当該課金管理用ボックスに関連付けられている部門に対して課金を行なう文書データである旨を示すフラグを当該文書データに付加することが好ましい。
第1の実施の形態にかかる文書データ登録処理では、課金管理用ボックスに格納される文書データには課金先情報が付加されるため、印字処理の際、課金管理制御部111は、課金先情報が付加されている文書データが当該課金先情報に特定される部門に対して課金を行なう文書データであると判別すること可能となる。そのため、第1の実施の形態での変形例2の場合、上記フラグは必須とはならない。一方、第2の実施の形態にかかる文書データ登録処理では、課金管理用ボックスに格納される文書データには課金先情報が付加されていない。印字処理の際、上記ステップS909で課金管理制御部111は、当該文書データが記憶されている課金管理用ボックスに関連付けられている部門に対して課金を要求している。したがって、第2の実施の形態での変形例2の場合、上記フラグは必須となる。
さらに、第1の実施の形態での変形例2の場合、MFP100の記憶部20に、課金管理用ボックスと通常のボックスとの区別がなされずにボックスが含まれてもよい。この場合、印字処理の際、上記ステップS501でボックス制御部109は、印字対象の文書データに上記フラグが付加されているか否か、または課金先情報が付加されているか否かを判別し、これらが付加されている場合にステップS503以降の処理を行なうものとする。
[変形例3]
以上の例では、各MFP100が、含まれる各ボックスに関する情報、課金カウンタ、および当該システムに含まれる各MFP100が関連付けられている部門を記憶するものとしているが、少なくともいずれかの情報がサーバPC300に記憶され、必要に応じてMFP100がサーバPC300から読み出して取得するものであってもよい。また、第1の実施の形態では、文書データに課金先情報と上限値カウンタとが付加されているものとしている。また、第2の実施の形態では、文書データに上限値カウンタが付加されているものとしている。同様に、これらの情報のうちの少なくともいずれかの情報がサーバPC300に記憶され、必要に応じてMFP100がサーバPC300から読み出して取得するものであってもよい。
さらには、以上の例ではボックスがMFP100の記憶部20に含まれるものとしているが、サーバPC300やPC200の記憶部に含まれるものであってもよい。この場合、印字を行なう部門を特定するために、文書データ印字処理において部門認証を行なうことが好ましい。
さらには、以上の例ではMFP100において文書データ登録処理および文書データ印字処理が行なわれるものとしているが、文書データ登録処理のうちの少なくとも一部の処理、または文書データ印字処理のうち印字処理以外の処理のうちの少なくとも一部の処理がサーバPC300やPC200などで行なわれてもよい。
[変形例4]
さらに、当該システム構成がオフィス環境などにおけるシステム構成である場合、各MFP100に対して印字の上限値、すなわち印字の上限枚数が設定されている場合がある。MFP100についての上限値も、文書データの印字の上限枚数の管理と同様に、上限管理制御部113が当該MFP100についての上限値カウンタを記憶して印字に応じてそのカウントをデクリメントすることで管理することができる。
この場合の文書データ印字処理を図11に示す。図11を参照して、上記ステップS10,S40で入力された指示信号がボックスに登録されている文書データの印字を要求する指示であると判別された場合、MFP100Bの上限管理制御部113は、記憶している当該MFP100Bに対して設定されている印字枚数の上限値カウンタが0であるか否かを確認する(ステップS201)。当該MFP100Bに対して設定されている印字枚数の上限値カウンタが0でない場合には(ステップS201でNO)、以降、ステップS203〜S213で、第1の実施の形態で説明された上記ステップS501〜S511、または第2の実施の形態で説明された上記ステップの文書データ印字処理と同様の処理が行なわれる。なお、ステップS201でNOであった以降の処理において、印字対象の文書データが課金管理用ボックスの文書データでなく通常の文書データである場合には、つまり図11のステップS215でNOである場合には、好ましくは、文書データを1部印字するごとに上限管理制御部113が当該MFP100Bに対して設定されている印字枚数の上限値カウンタをデクリメントし、0に達したか否かを判断する。そして、好ましくは、当該MFP100Bに対して設定されている印字枚数の上限値カウンタが0に達した段階で、以降の処理が行なわれずに終了する。
当該MFP100Bに対して設定されている印字枚数の上限値カウンタが0に達している場合であって(ステップS201でYES)、印字対象の文書データが課金管理用ボックスの文書データでない場合には(ステップS203でNO)、以降の印字処理は行なわれず処理が終了する。
一方、印字対象の文書データが課金管理用ボックスの文書データである場合には(ステップS203でYES)、つまり、たとえば総務部である部門Aから印字を依頼された文書データである場合には、全体制御部117は、上限管理制御部113でステップS200のように判断されたにも関わらず、指定された文書データについてステップS205以降の処理を実行する。
このような文書データ印字処理が実行されることで、当該MFP100に設定されている印字枚数の上限に達していた場合であっても、通常の文書データの印字は不可とされるものの、たとえば総務部である部門Aから印字を依頼された文書データについては印字を可能とすることができる。
さらに、上述の文書データ登録処理および文書データ印字処理をMFP100等の画像形成装置やサーバPC300等の情報処理装置に実行させる、上述のプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態にかかるシステム構成の具体例を示す図である。 実施の形態にかかるシステム構成の他の具体例を示す図である。 実施の形態にかかるMFPのハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。 実施の形態にかかるMFPの制御構成の具体例を示すブロック図である。 実施の形態にかかるMFPでの処理の流れの具体例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる文書データ登録処理の具体例を表わすフローチャートである。 MFPにおける通知画面の具体例を示す図である。 第1の実施の形態にかかる文書データ印字処理の具体例を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる文書データ登録処理の具体例を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる文書データ印字処理の具体例を表わすフローチャートである。 変形例4にかかる文書データ印字処理の具体例を表わすフローチャートである。
符号の説明
10 CPU、15 I/F、20 記憶部、25 パネル、30 イメージリーダ部、35 プリンタ部、40 センサ部、100,100A,100B MFP、101 画像処理制御部、103 I/F制御部、105 通知制御部、107 表示制御部、109 ボックス制御部、111 課金管理制御部、113 上限管理制御部、115 部門認証制御部、117 全体制御部、200,200A,200B PC、300 サーバPC。

Claims (12)

  1. 文書データの入力手段と、
    前記文書データを所定の記憶領域に登録する登録手段と、
    前記所定の記憶領域に記憶された文書データを印字する印字手段と、
    部門ごとに印字についての課金を管理する課金管理手段に対して、前記記憶領域に登録された前記文書データの印字について、特定の部門への課金を要求する要求手段とを備える、画像形成装置。
  2. 前記登録の指示を行なった部門を認証する認証手段をさらに備え、
    前記要求手段は、
    前記文書データの登録の指示を行なった部門を、前記特定の課金先として課金を要求する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記登録手段は、
    前記文書データに、前記部門を前記特定の課金先として設定して登録する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶領域は部門に関連付けられており、
    前記要求手段は、
    前記記憶領域に関連付けられた部門を、前記特定の課金先として課金を要求する、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記印字を行なう画像形成装置に関連付けられた部門と、前記登録の指示を行なう部門とは、互いに異なる部門である、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記登録手段は前記文書データに対して印字枚数の上限を設定する設定手段を含み、
    前記印字手段での前記文書データの印字を、前記文書データに設定された前記印字枚数の上限に基づいて制限する制限手段をさらに備える、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記記憶領域は部門に関連付けられ、
    前記記憶領域に前記文書データが登録されると、前記部門に関連付けられた画像形成装置にその旨を通知する通知手段をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記記憶領域に前記文書データが登録されると、その旨を表示する表示手段をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記部門ごとの印字枚数の上限数を記憶する記憶手段と、
    前記部門ごとの印字枚数が前記上限数以内となるように前記印字手段を制御する制御手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記印字手段での印字対象が前記文書データであるときには、前記部門ごとの印字枚数が前記上限数に達していた場合であっても前記印字手段に前記文書データの印字を行なわせる、請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の指示入力手段において、部門に関連付けられた、所定の記憶領域に記憶された文書データの印字の指示を受付けるステップと、
    前記画像形成装置の印字手段において、前記文書データを印字するステップと、
    前記画像形成装置の演算手段において、前記文書データの印字についての課金先として、特定の部門へ課金を要求する要求ステップとを備える、画像形成装置における課金管理方法。
  11. 前記登録の指示を行なった部門を認証するステップをさらに備え、
    前記要求ステップでは、
    前記文書データの登録の指示を行なった部門を、前記特定の課金先として課金を要求する、請求項10に記載の課金管理方法。
  12. 前記記憶領域は部門に関連付けられており、
    前記要求ステップでは、
    前記記憶領域に関連付けられた部門を、前記特定の課金先として課金を要求する、請求項10に記載の課金管理方法。
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