JP2005238717A - 周辺機器管理システム及び周辺機器管理方法 - Google Patents

周辺機器管理システム及び周辺機器管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 十分なセキュリティを備えつつ、ジョブを投入するユーザ毎に課金率の変更を可能とする周辺機器の利用者と管理者の双方に対して利便性の高いアカウント管理を行うことを可能にする。
【解決手段】 ジョブを受信して処理する周辺機器(101)と、当該周辺機器におけるユーザ認証に使用するICカード(103)と、これらを接続するネットワーク(110)とを有し、アカウントを管理する個人認証機能付の周辺機器管理システムであって、周辺機器は、ICカードを使用して認証されたユーザの課金情報を取得し更新する更新手段と、ユーザによるジョブ実行時の特定機能の利用を検知する利用検知手段と、当該特定機能の利用に応じて課金率を決定する課金率決定手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジョブを受信して処理する周辺機器と、当該周辺機器におけるユーザ認証に使用するICカードと、周辺機器及びICカードを接続するネットワークとを有し、アカウントを管理する個人認証機能付の周辺機器管理システム及び当該周辺機器管理システムにおける周辺機器管理方法に関する。
従来、ジョブを受信して処理する周辺機器では、ユーザの周辺機器利用回数を管理・制限したり、周辺機器利用に対する課金を行うために、ユーザの周辺機器利用回数や周辺機器利用による課金情報を保持してジョブ実行毎にカウントを行っていた。また、このような周辺機器を含むネットワークを利用した周辺機器管理システムもしくはスタンドアローンである周辺機器管理システムでは、課金の対象は出力メディアであったり出力枚数であったりした。
さらに、周辺機器が提供する特定の機能を利用した場合には、課金の対象を多めにカウントしたり、少なめにカウントしたりといった課金率の変更が行われる場合もあった。例えば、モノクロ印刷が出力メディアあたり通常10円を課金する周辺機器において、カラー印刷では出力メディアあたり40円を課金するといった具合である。しかし、その特定の機能に対する課金率の設定は変更されることはなく、周辺機器管理システムにおいては、固定であったり、もしくは変更可能であってもジョブを投入するユーザ毎に動的に変化させたりすることはできなかった。よって、課金率の変更が周辺機器が提供する特定の機能の抑制や促進といったことをユーザ毎に変更することを目的として行われることはなかった。
しかしながら、従来の課金率の決定の仕方には、次のような問題があった。
ジョブを受信して処理する周辺機器において、そのジョブを投入するユーザによって課金の対象及びその課金率を変更することは困難であった。たとえ課金率は変更可能であってもユーザ毎に課金率を設定することができないために、あるユーザに対してはカラー印刷を抑制させたいといった管理者側の要求であったり、特別の権利を持つユーザに対しては印刷に対する課金をディスカウントしたりするといった細かな要求に対応することができなかった。また、もしも課金率をユーザ毎に変更可能なように構成したとしても、パスワード入力などの平易なユーザ認証では、ユーザ毎に課金率を変更するという重要な操作を行うことはセキュリティ上の大きな問題となる可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、十分なセキュリティを備えつつ、ジョブを投入するユーザ毎に課金率の変更を可能とする周辺機器の利用者と管理者の双方に対して利便性の高いアカウント管理を行うことを可能にする周辺機器管理システム及び周辺機器管理方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するために、ジョブを受信して処理する周辺機器と、前記周辺機器におけるユーザ認証に使用するICカードと、前記周辺機器及び前記ICカードを接続するネットワークとを有し、アカウントを管理する個人認証機能付の周辺機器管理システムであって、前記周辺機器は、前記ICカードを使用して認証されたユーザの課金情報を取得し更新する更新手段と、前記ユーザによるジョブ実行時の特定機能の利用を検知する利用検知手段と、前記特定機能の利用に応じて課金率を決定する課金率決定手段とを有することを特徴とする周辺機器管理システム等を提供する。
本発明によれば、十分なセキュリティを備えつつ、ジョブを投入するユーザ毎に課金率の変更を可能とする周辺機器の利用者と管理者の双方に対して利便性の高いアカウント管理を行うことができる。
また、周辺機器は、ICカードを利用してユーザ認証されたユーザのアカウント管理に関し、ユーザが発行したジョブを処理して、当該処理結果を保持してジョブの処理の際に利用した機能を判別することができる。また、当該利用した機能とユーザ毎の課金率決定表を参照することにより、ユーザ毎に異なる課金率を決定し、決定した課金率とジョブの処理枚数に応じてユーザの課金情報を更新することができる。
本発明の周辺機器管理システムにおいては、ユーザが発行するジョブに対する課金や枚数制限のカウントをユーザ毎に機能別にきめ細かく管理することが可能となり、あるユーザにはカラー印刷を抑制させたり、別のユーザにはカラー印刷をモノクロ印刷と同等のコストで実行させるといったきめ細かい制御が可能となる。また、環境資源の問題から2in1による印刷や両面印刷を奨励するといった管理者の意図を反映したジョブに対する課金制御を行うことができる。
以下、本発明における実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態における周辺機器管理システムの概略構成を示したブロック図である。
図1においてMFP101は、周辺機器管理システムにおいて管理対象となるネットワーク110に接続された周辺機器であり、プリントジョブ、スキャナジョブ、コピージョブ、FAX送信ジョブ、及びFAX受信ジョブを処理可能なマルチ・ファンクション・ペリフェラルである。本発明においては、周辺機器管理システムを構成する周辺機器は、このMFP101であってもよいし、プリンタでも、FAXやスキャナもしくはそれ以外のネットワークに接続可能な周辺機器であっても良い。
PC102は、ユーザが周辺機器管理システムを使用する場合に利用するパーソナルコンピュータなどのネットワーク110に接続された情報処理装置である。また、ICカード103は、ユーザが所持または利用する個人認証カードである。このICカード103は周辺機器管理システムやパーソナルコンピュータなどを利用する場合に、ユーザが当該システムや機器の利用を許可されていることを確認するための個人認証情報を保持する。また、ICカード103とPC102とは必要に応じて相互に通信して動作するが、双方はネットワーク110で接続されていてもよいし、ブルートゥースなどの無線通信やその他の通信I/Fを設けて通信してもよい。また、図1のICカード103は、PC102と接続されているが、PC102を介さずにMFP101に直接接続されてMFP101とICカード103とが直接通信を行う形式でもよい。
サーバ104は、周辺機器管理システムにおいて周辺機器やユーザの管理を行うネットワーク110に接続された情報処理装置である。このサーバ104は、必要に応じてMFP101やPC102やICカード103とネットワーク110を介して通信して動作する。
本実施形態では、図1において、ユーザは自身の所持または利用するICカード103をPC102と接続して通信し、必要に応じてPC102にパスワードなどを入力し、個人認証を行い、PC102を使用してジョブの投入を行う。また、PC102は、ネットワーク110を介してMFP101と通信を行い、MFP101にユーザによって投入されたジョブを送信し、ジョブ処理の依頼を行う。
MFP101は、ネットワーク110を介してPC102やサーバ104と通信を行い、必要に応じてICカード103への情報送信依頼も行う。また、ICカード103は、PC102とネットワーク110を介してMFP101と相互に通信を行い、必要に応じて情報のやり取りを行う。これらの装置が相互に通信し、ジョブデータなどをやり取りして動作することで周辺機器管理システムを動作させる。
図2は、図1のMFP101で示す周辺機器のハード構成を示したブロック図である。
図2において、MFP101は、CPU201と、RAM202と、LCD203と、キーボード204と、ROM205と、通信インターフェース206と、スキャナエンジン207と、プリンタエンジン208と、FAXボード209と、DISK210とを含み構成され、これらの各構成がシステムバス220を介して相互に接続されている。
この周辺機器を制御するプログラムは、ROM205もしくはDISK210に記憶されており、必要に応じてRAM202に読み出され、CPU201によって実行される。また、ROM205、DISK210には、制御プログラム以外にも周辺機器や当該周辺機器で処理されるジョブの機能及び状態を示す属性情報や出力の対象となるジョブデータやジョブ処理の結果を記録するジョブログなどが記憶されている。さらに、CPU201が通信インターフェース206を通じて外部と通信を行う。通信インターフェース206は、イーサネット(R)などのネットワークインターフェースでもよいし、IEEE1394やUSBまたはブルートゥースなどの無線通信インターフェースであってもよい。
本実施形態では、特に断らない限り、図2に示した周辺機器では、CPU201がシステムバス220を介してキーボード204からユーザの入力を受け取り、且つ、RAM202と、LCD203と、ROM205と、通信インターフェース206と、スキャナエンジン207と、プリンタエンジン208と、FAXボード209と、DISK210とを制御し実施する。
以上のような構成を有する周辺機器は、スキャナエンジン207を選択させて、スキャンジョブの発行を可能にする。また、プリンタエンジン208を選択させて、プリントジョブの発行を可能にする。また、プリンタエンジン208とスキャナエンジン207とを選択させて、コピージョブの発行を可能にする。また、スキャナエンジン209とプリンタエンジン208とFAXボード209とを選択させてFAX送信ジョブ及び、FAX受信ジョブの発行を可能にする。
図3は、図1のPC102及びサーバ104で示す情報処理装置のハード構成を示したブロック図である。
PC102及びサーバ104は、図3に示すように、CPU301と、RAM302と、CRT303と、キーボード304と、ROM305と、DISK306と、通信インターフェース307とを含み構成され、これらの各構成がシステムバス320を介して相互に接続されている。
この情報処理装置を制御するプログラムは、ROM305もしくはDISK306に記憶されており、必要に応じてRAM302に読み出され、CPU301によって実行される。また、CPU301が通信インターフェース307を通じて外部と通信を行う。通信インターフェース307は、イーサネット(R)などのネットワークインターフェースでもよいし、IEEE1394やUSBまたはブルートゥースなどの無線通信インターフェースであってもよい。
本実施形態では、図3に示した情報処理装置では、CPU301がシステムバス320を介してキーボード304からユーザの入力を受け取り、且つ、RAM302と、CRT303と、ROM305と、DISK306と、通信インターフェース307とを制御し実施する。
以上のような構成を有する情報処理装置は、ドライバソフトウェアを動作させてジョブの送信を可能にする。また、アプリケーションソフトウェアを動作させて周辺機器や他の情報処理装置やICカード、その他のネットワークで接続された機器と情報のやり取りを行うことができる。
図4は、図1のICカード103で示す個人認証カードのハード構成を示したブロック図である。
図4において、420は個人認証カード全体を示し、ユーザが所持または利用する。この個人認証カード420は、CPU401と、RAM402、通信インターフェース403と、ROM404とを含み構成され、これらの各構成がシステムバス410を介して相互に接続されている。
このICカードを制御するプログラムは、ROM404に記憶されており、必要に応じてRAM402に読み出され、CPU401によって実行される。また、CPU401が通信インターフェース403を通じて外部と通信を行う。通信インターフェース403は、イーサネット(R)などのネットワークインターフェースでもよいし、IEEE1394やUSBまたはブルートゥースなどの無線通信インターフェースであってもよい。ROM404またはRAM402には、ユーザの個人認証を行うための個人情報やパスワード情報、及びユーザのアカウントに関する情報が保持されており、必要に応じて通信インターフェース403を通じた外部からの入力を受け取り認証を行ったり、外部からの情報取得要求に対応して情報を送信したりする。
本実施形態では、図4に示した個人認証カードでは、CPU401がシステムバス410を介してRAM402と通信インターフェース403とROM404とを制御し実施する。
図5は、図1のICカード103がROM403またはRAM402によって保持するユーザ認証データの一例を示した図である。
図5において、このユーザ認証データは、ユーザID501とパスワード502で示されるように、このICカードを使用するユーザのユーザIDと認証時に入力されるべきパスワードの対を保持している。図5の503,505,507は、それぞれユーザIDを示し、504,506,508は、それぞれ対応するユーザのパスワードを示す。
図5で示すユーザ認証データは一例であり、例えば個人が所持する個人認証カードであれば、ユーザIDとパスワードの1組だけで構成されていてもよいし、パスワードによる認証を行わず指紋や音声による認証を行う場合には、ユーザIDとパスワード以外の認証に使用するデータの対によって構成されてもよい。さらに、個人認証カードのみによって認証を行う場合には、ユーザIDのみを保持しててもよい。また、ユーザ認証データは不正に読み出されないように暗号化されて保持されていてもよい。
ICカード103では、ユーザの個人認証を行う場合には、外部から入力された認証データとICカード103が保持するそのユーザの認証データとを比較検証して認証を行う。ユーザの個人認証の処理の流れについては、図6で説明する。
図6は、ICカード103において、図5のユーザ認証データを使用してユーザの個人認証を行う処理のフローチャートである。
図6の処理の例では、ICカード103は通信インターフェース403を介してPC102と接続され、ユーザからの入力はPC102のキーボード304を介して受け付け、認証の結果はPC102へと通知してPC102のCRT303を介してユーザに通知する。
まず、ステップ601では、ICカード103において、ユーザIDとパスワードと共にユーザからの個人認証依頼を受け付ける。該個人認証依頼では、ユーザは自身のユーザIDと自身の認証のために予めICカードに登録したパスワードを入力して送信する。
続いて、ステップ602では、ICカードにおいて、図5に示したようなユーザ認証データから、ステップ601で受け付けた個人認証依頼に含まれるユーザIDを検索する。
続いて、ステップ603では、ステップ602での検索の結果、当該ユーザIDがユーザ認証データに存在するか否かを判断する。この判断の結果、ユーザIDが存在しないと判断された場合には、ステップ606へと進む。一方、ステップ603での判断の結果、ユーザIDが存在すると判断された場合には、ステップ604へと進む。
ステップ604では、図5に示したユーザ認証データから当該ユーザIDに対するパスワードを読み込み、当該個人認証依頼に含まれるユーザが入力したパスワードと比較し、一致するか否かを判断する。この判断の結果、パスワードが一致した場合には、ステップ605へと進み、一方、パスワードが一致しない場合には、ステップ606へと進む。また、ステップ604におけるパスワードの比較処理は、パスワードを直接比較する処理でもよいが、パスワードが平文のままではなく何らかの符号化や暗号化した形で保持される場合には、双方のパスワードを符号化したものを比較する処理でも結果は同等である。
続いて、ステップ605では、当該ユーザIDとパスワードによる認証が行えたとして個人認証を成功させてステップ607へと進む。続いて、ステップ607では、ステップ605またはステップ606でのユーザ認証結果をユーザに通知して、ユーザ認証処理を終了する。
一方、ステップ606では、当該ユーザIDとパスワードによる認証が行えないとして個人認証を失敗させてステップ607へと進む。
図4で示したICカードを利用した図6のような処理を行うユーザ認証においては、図5で示すICカードが保持するユーザ認証データ内のユーザIDとパスワードをログインしようとしているユーザが入力したものと比較することで単なるユーザIDとパスワードによる認証よりもセキュリティの高いユーザ認証を行う。さらに必要であれば、ICカードが保持するユーザ認証データに指紋や声紋などのより偽装が困難なデータを含ませればユーザ認証のセキュリティはより高いものとなる。
図7は、ユーザの課金情報の例を示した図である。
図7のユーザの課金情報は、図1のMFP101のROM205またはDISK210、もしくはICカード103のROM404、もしくはサーバ104のROM305またはDISK306によって保持される。
701はユーザIDを示し、702、703はそれぞれ異なる課金アカウントの当該ユーザのカウント値を示すが、図7で示すようなユーザの課金情報に含まれる課金アカウントはこれ以外にも存在しても1つの課金アカウントのみを保持する形態も可能である。また、課金情報は、ユーザによって更新されることはなく、ユーザのジョブ発行によるジョブ処理に伴い周辺機器が更新するものである。さらに周辺機器管理システムの管理者によって必要に応じて課金情報の集計や更新、初期化が行われることもある。
本実施形態では、課金アカウント毎にユーザがジョブを発行して、MFP101が実際に処理した処理枚数のカウントとして課金情報を保持することとするが、課金情報は、ジョブの処理に対して課金される課金額そのものでもよいし、ユーザ毎にジョブ発行の枚数制限を行う場合にはユーザ毎にジョブ処理可能な残り枚数を保持し課金情報として管理してもよい。図7では、ユーザIDの「01」のユーザが課金アカウント1に対しては100枚の処理枚数のカウントを記録しており、また課金アカウント2に対しては10枚の処理枚数のカウントを記録していることを示す。ユーザIDの「02」のユーザが課金アカウント1に対しては90枚の処理枚数のカウントを記録しており、また課金アカウント2に対しては20枚の処理枚数のカウントを記録していることを示す。その他のユーザに関しても同様である。
図8は、課金率決定表の例を示した図である。図8の課金率決定表は、ユーザが発行したジョブの指定によってMFP101が提供する各機能が利用された場合に、その機能の利用に対してユーザの課金率を変更し決定するためのものであり、MFP101、ICカード103、もしくはサーバ104によって保持される。図8においては、801はユーザIDを示し、802は両面印刷機能の利用に対する課金率を示し、803は2in1印刷機能(1ページ内に2つのインプレッションを印刷する機能)の利用に対する課金率を示し、804はカラー印刷に対する課金率を示す。図8に示したものは1例であって、図8の課金率決定表で課金率を示す機能はこの他にステイプル機能であったり、穴あけ機能、ネットワーク送信機能、ファイル保存機能など周辺機器が提供するユーザが指定かつ周辺機器が認識可能などのような機能であってもよい。
なお、本実施形態では、基本の課金率はモノクロでメディアの片面に1in1印刷(1ページ内に1つのインプレッションを印刷)時に1として、ジョブ処理による図7で示したユーザの課金情報の更新の際には、処理枚数と課金率を積算して得られた値を該当する課金アカウントに加算する。また、他の実施形態において課金情報がジョブ処理可能な残り枚数などを示している場合には、ジョブ処理によって減算される残り枚数を基本の減算枚数と該当する課金率を積算して得られた値にすればよい。図8で示す課金率決定表により、周辺機器はユーザが発行したジョブ処理に対してユーザ毎に課金率を決定する。
図9は、MFP101がユーザが発行したジョブを受信して処理した場合に、図7の課金情報を更新するための当該ジョブの処理枚数あたりの課金率決定処理のフローチャートである。MFP101は、ユーザが発行したジョブを受信して処理した際に処理枚数と利用した機能を保持して図9で示す課金率決定処理を行う。実施形態によっては、本課金率決定処理はジョブ処理以前に行ってもよいし、ジョブ処理の処理枚数と利用した機能をDISK210に保存してあとから解析して当該ジョブに対する課金率を決定してもよい。
図9において、ステップ901では、当該ジョブによる処理枚数を取得する。処理枚数は、印刷ジョブであれば印刷したメディアの枚数であったり、印刷したページ数であったりする。また、スキャンジョブであれば、スキャンしたメディアの枚数であったり面数であったりする。コピージョブであれば、スキャンまたは出力したメディアの枚数やページ数、面数などが考えられる。
続いて、ステップ902では、図8で示した課金率決定表から当該処理したジョブを発行したユーザの課金率決定情報を検索する。続いて、ステップ903では、当該ユーザの課金率決定情報の1つの機能に注目して、当該ジョブの処理において、利用したかどうかを判別する。ユーザが発行したジョブの指定によって機能が指定されていてもジョブの中断など何らかの理由によって当該機能が利用されていない場合には、その機能が利用されていないと判断する。
続いて、ステップ904では、ステップ903で判断した当該機能を利用したか否かを判断する。この判断の結果、当該機能を利用したと判断された場合には、ステップ905へと進み、一方、当該機能を利用していないと判断された場合には、ステップ906へと進む。
続いて、ステップ905では、ジョブ処理において利用された当該機能に対する課金率をその時点での課金率と積算して得られた値を新しい課金率とする。
続いて、ステップ906では、図8で示した課金率決定表に含まれる全ての機能の利用判別が終ったか否かを判断する。この判断の結果、全ての機能の利用判別が終ったと判断された場合には、ステップ907へ進み、一方、全ての機能の利用判別が終っていないと判断された場合には、ステップ903へと進んで、まだ判別していない機能の利用有無を判別する。
ステップ903〜906までの処理では、図8の課金率決定表に含まれる全ての機能の利用判別が行われるまで各機能ごとに利用有無がチェックされ、利用があった場合には対応する課金率をその時点での課金率と積算して得られた値を新たな課金率とする処理を繰り返す。
続いて、ステップ907では、課金率変更に関連する全ての機能の利用判別が終了したので、その時点での課金率を当該ジョブの処理枚数に対する課金率として決定して処理を終了する。当該ジョブの課金情報は、処理枚数と本処理によって得られた課金率を積算して得ることができる。得られた課金情報は、図7で示すユーザの課金アカウント情報に反映される。
図10は、ユーザが発行しMFP101が受信して処理するジョブの構成の1例を示した図である。図10に示したジョブは、印刷するドキュメントデータなどのジョブデータとジョブに対するユーザの指定などを示すジョブ属性とから成る。
図10において、1001はユーザIDの指定を示し、1002は該発行したジョブのジョブ種別の指定を示し、1003はNin1設定の指定を示し、1004は両面印刷の有無の指定を示す。また、1004はジョブのドキュメントデータ自体を示す。1001ではユーザIDが1234であり、1002ではジョブ種別がプリントジョブ、1003ではNin1設定が2in1、両面印刷の設定が両面印刷を行うとそれぞれ指定されていることを示す。
MFP101はこのジョブの構成を解釈可能であって、図10のジョブでは、当該ジョブをMFP101が提供する機能2in1印刷と両面印刷とを使用することを指定されているので、指定されたとおりに当該ジョブを実行してその結果をDISK210に保持する。これにより、図9で示すジョブ処理の際に利用した機能の判別ができる。
本発明の実施形態における周辺機器管理システムの概略構成を示したブロック図である。 図1のMFPで示す周辺機器のハード構成を示したブロック図である。 図1のPC及びサーバで示す情報処理装置のハード構成を示したブロック図である。 図1のICカードで示す個人認証カードのハード構成を示したブロック図である。 図1のICカードがROMまたはRAMによって保持するユーザ認証データの一例を示した図である。 ICカードにおいて、図5のユーザ認証データを使用してユーザの個人認証を行う処理のフローチャートである。 ユーザの課金情報の例を示した図である。 課金率決定表の例を示した図である。 MFPがユーザが発行したジョブを受信して処理した場合に、図7の課金情報を更新するための当該ジョブの処理枚数あたりの課金率決定処理のフローチャートである。 ユーザが発行しMFPが受信して処理するジョブの構成の1例を示した図である。
符号の説明
101 MFP
102 PC
103 ICカード
104 サーバ
110 ネットワーク
201、301、401 CPU
202、302、402 RAM
203 LCD
204 キーボード
205、305、404 ROM
206、307、403 通信インターフェース
207 スキャナエンジン
208 プリンタエンジン
209 FAXボード
210 DISK
220、320、410 システムバス
303 CRT
304 キーボード
420 個人認証カード

Claims (4)

  1. ジョブを受信して処理する周辺機器と、前記周辺機器におけるユーザ認証に使用するICカードと、前記周辺機器及び前記ICカードを接続するネットワークとを有し、アカウントを管理する個人認証機能付の周辺機器管理システムであって、
    前記周辺機器は、
    前記ICカードを使用して認証されたユーザの課金情報を取得し更新する更新手段と、
    前記ユーザによるジョブ実行時の特定機能の利用を検知する利用検知手段と、
    前記特定機能の利用に応じて課金率を決定する課金率決定手段と
    を有することを特徴とする周辺機器管理システム。
  2. 前記ユーザの課金情報は、前記ICカード、サーバ及び前記周辺機器のうち、いずれかが保持することを特徴とする請求項1に記載の周辺機器管理システム。
  3. 前記課金率決定手段により決定される前記課金率は、ユーザ毎に変更可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の周辺機器管理システム。
  4. ジョブを受信して処理する周辺機器と、前記周辺機器におけるユーザ認証に使用するICカードと、前記周辺機器及び前記ICカードを接続するネットワークとを有し、アカウントを管理する個人認証機能付の周辺機器管理システムにおける周辺機器管理方法であって、
    前記ICカードを使用して認証されたユーザの課金情報を取得し更新する工程と、
    前記ユーザによるジョブ実行時の特定機能の利用検知を行う工程と、
    前記特定機能の利用に応じて課金率を決定する工程と
    を有することを特徴とする周辺機器管理方法。
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