JP2009257683A - 氷削機 - Google Patents
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Abstract
【課題】切削刃と切削台との間の隙間に切削された氷が詰まり難く、切削刃の突出高さを調節や切削刃による氷塊の切削を常に円滑に行なうことができる氷削機を提供する。
【解決手段】切削台9上に置かれた氷塊8を回転させるための回転機構(2、2a、3、7、7a)と、スリット11から刃先を突出する切削刃14と、刃先の高さを調節する切削刃調節手段とが備えられている。切削刃調節手段はスリット11に近接して氷排出側に設けられたアーム12と、アーム12に揺動自由に軸支された切削刃取付具13と、切削刃取付具13の揺動角度を調節するための角度調節手段とが設けられている。刃先と切削台9との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側の隙間が、刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板20によって刃先の突出高さに関わらず覆われている。
【選択図】図2
【解決手段】切削台9上に置かれた氷塊8を回転させるための回転機構(2、2a、3、7、7a)と、スリット11から刃先を突出する切削刃14と、刃先の高さを調節する切削刃調節手段とが備えられている。切削刃調節手段はスリット11に近接して氷排出側に設けられたアーム12と、アーム12に揺動自由に軸支された切削刃取付具13と、切削刃取付具13の揺動角度を調節するための角度調節手段とが設けられている。刃先と切削台9との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側の隙間が、刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板20によって刃先の突出高さに関わらず覆われている。
【選択図】図2
Description
本発明は、氷削機に関する。
従来から、ブロック状の氷やキュービック状の氷塊を切削する氷削機において、図5に示すように、切削刃56の刃先が切削台51の表面からの突出する高さを調節できるようにした、氷削機が知られている。この装置は、氷を載せる切削台51の裏面側にアーム52が設けられており、アーム52に設けられた軸受52aにくの字形状の切削刃取付具53が屈曲部分で軸支されているとともに、前記切削台51の裏面に設けられた支持体54に調節ボルト55が進退可能となるように螺合されている。そして、調節ボルト55を回動させることによりその調節ボルト55に対して係止させた切削刃取付具53が軸芯まわりに揺動し、前記切削刃取付具53の先端部に固定した切削刃56の刃先を、前記切削台51に設けたスリット58を通して、切削台51の上面59より所定高さまで突出させることができる。このため、この装置によれば、切削刃56の刃先が切削台51の上面59より突出する高さを微妙に調節することができる。
しかし、上記従来の氷削機では、突出高さを調節することによって切削刃56が軸芯まわりに揺動するため、切削刃56はスリット58の隙間幅の方向にも移動することとなる。このため、切削刃56と切削台51との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側にも、切削刃56がスリット58の隙間幅の方向に移動できるだけの隙間Sを設けておくことが必要となる。このため、図6に示すように、隙間Sに切削された氷Iが詰まって切削刃取付具53の軸芯まわりの揺動が妨げられ、突出高さをさらに高くしようとしても、調節ボルト55が回り難くく、大きな力を要するようになるという問題があった。また、隙間Sに切削された氷Iが詰まって盛り上がり、切削台51上に置かれた氷塊が盛り上がった氷Iに乗り上げ、切削刃56による氷塊の切削が妨げられるという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、切削刃と切削台との間の隙間に切削された氷が詰まり難く、切削刃の突出高さを調節や切削刃による氷塊の切削を常に円滑に行なうことができる氷削機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の氷削機は、切削台上に置かれた氷塊を回転させるための回転機構と、
該切削台に開けられたスリットから刃先を突出する切削刃と、該スリットから突出する刃先の高さを調節する切削刃調節手段とが備えられた氷削機において、
前記切削刃調節手段は前記スリットに近接して氷排出側に設けられたアームと、該アームに揺動自由に軸支された切削刃取付具と、該切削刃取付具の揺動角度を調節するための角度調節手段とが設けられており、前記刃先と前記切削台との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側の隙間が、該刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板によって該刃先の突出高さに関わらず覆われていることを特徴とする。
該切削台に開けられたスリットから刃先を突出する切削刃と、該スリットから突出する刃先の高さを調節する切削刃調節手段とが備えられた氷削機において、
前記切削刃調節手段は前記スリットに近接して氷排出側に設けられたアームと、該アームに揺動自由に軸支された切削刃取付具と、該切削刃取付具の揺動角度を調節するための角度調節手段とが設けられており、前記刃先と前記切削台との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側の隙間が、該刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板によって該刃先の突出高さに関わらず覆われていることを特徴とする。
本発明の氷削機では、切削台上に置かれた氷塊が回転機構によって回転し、スリットから突出する刃先によって切削される。切削された氷は、スリットから下方へ排出され、受容器等に貯留される。また、本発明の氷削機では、刃先突出高さ調節手段によって切削刃取付具の揺動角度が変化し、刃先がスリットから突出する高さを微妙に調節することができる。このため、氷の粗さを自由に変えることができる。
スリットから切削刃の刃先が突出する高さを調節する場合、切削刃は切削刃取付具が取り付けられたアームの軸の軸芯周りに揺動する。この切削刃の揺動を可能とするために、切削刃と切削台との間であって、切削された氷が排出されない側にも隙間が設けられており、氷が排出されない側の隙間は、刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板によって常に覆われている。このため、切削刃によって切削された氷がその隙間に詰まることはなく、詰まった氷によって切削刃取付具の軸芯まわりの揺動を妨げられることはない。このため、切削刃の刃先の突出高さの調節が困難となったり、大きな力を要したりすることはない。また、隙間に切削された氷が詰まって盛り上がり、切削台上に置かれた氷塊が盛り上がった氷に乗り上げて、切削刃による氷塊の切削が妨げられるということもない。
したがって、本発明の氷削機によれば、切削刃と切削台との間の隙間に切削された氷が詰まり難く、切削刃の突出高さの調節及び切削刃による氷塊の切削を常に円滑に行なうことができる。
遮蔽板は板バネやコイルバネやゴム等の弾性部材の弾性力によって刃先に押し付けられた構造とすることができる。こうであれば、刃先の突出高さを調節するために刃先を揺動させたとしても、その動きに追随して遮蔽板が刃先に押し当てられ、隙間が常に遮蔽板によって覆われる。このような構造として例えば、遮蔽板自体を板バネ材とし、板バネ材の弾性力によって遮蔽板を刃先に押し当てる構造とすることができる。また、遮蔽板とは別に、コイルバネやゴム等の弾性部材によって遮蔽板を刃先に押し付ける構造とすることもできる。
以下、本発明を具体化した実施例の氷削機について図面を参照しつつ詳述する。
(実施例1)
実施例1の氷削機は、かき氷を製造するための電動式の氷削機であり、図1に示すようにフレーム1の上端には天板1aが水平に固定されており、天板1aの中央には回転軸2が回転可能に貫通されている。回転軸2の天板1a上方には大径のプーリ2aが嵌められている。また、フレーム1の上端後部にはモータ3が取付けられており、モータ3の駆動によってプーリ2a及び回転軸2が回転可能とされている。
(実施例1)
実施例1の氷削機は、かき氷を製造するための電動式の氷削機であり、図1に示すようにフレーム1の上端には天板1aが水平に固定されており、天板1aの中央には回転軸2が回転可能に貫通されている。回転軸2の天板1a上方には大径のプーリ2aが嵌められている。また、フレーム1の上端後部にはモータ3が取付けられており、モータ3の駆動によってプーリ2a及び回転軸2が回転可能とされている。
回転軸2には雄ネジ状にネジ溝2cが形成されている。また、天板1aにはネジ溝2cと嵌合するウオーム歯車6aを有し、回転軸2を昇降可能とする歯車機構6が設けられており、歯車機構6の歯車軸6bの一端側には、手動で歯車軸6bを回転させるための回転車6c及び取手6dが取付けられている。
回転軸2の下端には円盤状の氷押さえ7が固定されており、氷押え7の下面側には複数のピック7aが突出して設けられており、氷塊8がピック7aによって押さえつけられるようになっている。また、氷押さえ7の下方には、水平方向に延在する切削台9がフレーム1に固定されて設けられている。
図2に示すように、切削台9には細長いスリット11が形成されており、スリット11に近接して下側にアーム12が形成されており、アーム12には一対の軸孔12a、12bがスリット11に軸方向を平行とするように設けられている。また、切削台9側に開くようにくの字形状に折れ曲がった形状の切削刃取付具13の屈曲部分にボス部13a、13bが設けられており、切削刃取付具13は、ボス部13a、13bとアーム12の軸孔12a、12bにピン12cを共通に通すことにより、屈曲部分で揺動可能に軸支されている。
切削刃取付具13のスリット11側の先端には、切削刃14が刃先をスリット11からわずかに突出するようにビス14a、14bで固定されている。また、アーム12には雌ネジ12dが形成されており、雌ネジ12dには調節雄ネジ15の一端が螺合されており、調節雄ネジ15は固定ネジ12fによってアーム12に固定されている。雌ネジ12d及び調節雄ネジ15は逆ネジとされている。また、調節雄ネジ15は、切削刃取付具12のスリット11と反対側に開けられた孔12cに挿通されており、調節雄ネジ15の他端は調節軸16に設けられた軸雌ネジ16aに進退可能に螺合されている。また、調節雄ネジ15には、一端をアーム12に当接し、他端を切削刃取付具13に当接するコイルバネ17が外挿されている。調節軸16の下端には調節ダイヤル18が図示しないネジによって固定されている。
アーム12と、軸孔12a、12bと、切削刃取付具13と、ボス部13a、13bと、雌ネジ12dと、調節雄ネジ15と、固定ネジ12fと、調節軸16と、軸雌ネジ16aと、コイルバネ17とが切削刃調節手段である。
アーム12と、軸孔12a、12bと、切削刃取付具13と、ボス部13a、13bと、雌ネジ12dと、調節雄ネジ15と、固定ネジ12fと、調節軸16と、軸雌ネジ16aと、コイルバネ17とが切削刃調節手段である。
また、切削台9の上面側であってアーム12の取付けられた側には、スリット11と平行に同じ長さで溝19が形成されており、溝19に整合する板バネ20が切削台9と面一となるようにビス21で固定されている。板バネ20の先端は切削刃14の先端部分に接している。
<切削刃14の突出高さの調節>
以上のように構成された実施形態1の氷削機ででかき氷を作る場合には、まず、所望の粗さに切削された氷を製造するために、調節ダイヤル18を手で回転させて切削刃14のスリット11から上方へ突出する高さを調節する。例えば、細かく切削された氷を得たい場合には、調節ダイヤル18を左に回転させる。調節ダイヤル18が固定されている調節軸16の軸雌ネジ9aは逆ネジとされているため、調節ダイヤル18が左回転したことにより、調節軸16は上方に進み、これによって刃物取付具13が上方に押されてピン12cを支点として右回転方向に揺動して切削刃14の刃先の突出高さが低くなるとともにコイルバネ15が縮む。
以上のように構成された実施形態1の氷削機ででかき氷を作る場合には、まず、所望の粗さに切削された氷を製造するために、調節ダイヤル18を手で回転させて切削刃14のスリット11から上方へ突出する高さを調節する。例えば、細かく切削された氷を得たい場合には、調節ダイヤル18を左に回転させる。調節ダイヤル18が固定されている調節軸16の軸雌ネジ9aは逆ネジとされているため、調節ダイヤル18が左回転したことにより、調節軸16は上方に進み、これによって刃物取付具13が上方に押されてピン12cを支点として右回転方向に揺動して切削刃14の刃先の突出高さが低くなるとともにコイルバネ15が縮む。
一方、粗く切削された氷を得たい場合には、調節ダイヤル18を右に回転させる。これにより、調節軸16は下方に進み、これによって刃物取付具13がコイルバネ15の付勢力によって下方に押され、ピン12cを支点として左回転方向に揺動して切削刃14の刃先の突出高さが高くなる。
以上のようにして切削刃14の刃先をピン12cを支点として揺動させ、突出高さを調節したとしても、板バネ20は自らの弾性力で切削刃14の動きに追随して切削刃14の先端部分に接したままとなる。このため、切削刃14と切削台9との間の隙間のうち切削された氷が排出されない側の隙間は、板バネ20によって絶えず覆われた状態となっている。
<氷塊の切削>
こうして切削刃14の刃先の突出高さを調節した後、図1に示す取手6dを手で左回転させる。これによって歯車軸6bを介してウオーム歯車6aが回転し、回転軸2が上昇する。こうして、回転軸2の下端に固定されている氷押え7を上昇させた後、氷塊8を切削台9の中央付近に置く。そして、取手6dを手で右回転させて回転軸2を下降させる。そして、回転軸2の下端に固定された氷押え7のピック7aを氷塊8に食い込ませた後、図2に示すモータ3を駆動させる。これにより、回転軸2が回転し、氷塊8が回転して切削刃14によって切削され、かき氷がスリット11から排出される。一方、切削刃14と切削台9との間の隙間のうち切削された氷が排出されない側の隙間は、板バネ20によって絶えず覆われた状態となっているため、氷塊8の回転によって切削刃14で切削された氷が侵入することはない。このため、隙間に切削された氷が詰まって切削刃取付具13の軸芯まわりの揺動が妨げられることはなく、調節ダイヤル17を回すのが困難となったり、大きな力を要したりすることはない。また、隙間に切削された氷が詰まって盛り上がり、切削台9上に置かれた氷塊8が盛り上がった氷に乗り上げて、切削刃14による氷塊8の切削が妨げられるということもない。このため、切削刃14の突出高さを調節や切削刃14による氷塊8の切削を常に円滑に行なうことができる。
こうして切削刃14の刃先の突出高さを調節した後、図1に示す取手6dを手で左回転させる。これによって歯車軸6bを介してウオーム歯車6aが回転し、回転軸2が上昇する。こうして、回転軸2の下端に固定されている氷押え7を上昇させた後、氷塊8を切削台9の中央付近に置く。そして、取手6dを手で右回転させて回転軸2を下降させる。そして、回転軸2の下端に固定された氷押え7のピック7aを氷塊8に食い込ませた後、図2に示すモータ3を駆動させる。これにより、回転軸2が回転し、氷塊8が回転して切削刃14によって切削され、かき氷がスリット11から排出される。一方、切削刃14と切削台9との間の隙間のうち切削された氷が排出されない側の隙間は、板バネ20によって絶えず覆われた状態となっているため、氷塊8の回転によって切削刃14で切削された氷が侵入することはない。このため、隙間に切削された氷が詰まって切削刃取付具13の軸芯まわりの揺動が妨げられることはなく、調節ダイヤル17を回すのが困難となったり、大きな力を要したりすることはない。また、隙間に切削された氷が詰まって盛り上がり、切削台9上に置かれた氷塊8が盛り上がった氷に乗り上げて、切削刃14による氷塊8の切削が妨げられるということもない。このため、切削刃14の突出高さを調節や切削刃14による氷塊8の切削を常に円滑に行なうことができる。
(実施例2)
実施例2では、図3に示すように、くの字形状の板バネ22の一端を切削刃14と切削刃取付具13との間に挟んで固定し、屈曲部分を切削台9に当接させつつ先端を切削刃14に接するようにされている。その他の構成は図1及び図2に示す実施例1の氷削機と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2では、図3に示すように、くの字形状の板バネ22の一端を切削刃14と切削刃取付具13との間に挟んで固定し、屈曲部分を切削台9に当接させつつ先端を切削刃14に接するようにされている。その他の構成は図1及び図2に示す実施例1の氷削機と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例2の氷削機では、切削刃14の刃先をピン12cを支点として揺動させ、突出高さを調節した場合であっても、板バネ22は自らの弾性力で屈曲部分を切削台9に当接させながら、先端部分が切削刃14に接した状態を保つ。このため、切削刃14と切削台9との間の隙間のうち切削された氷が排出されない側の隙間は、板バネ22によって絶えず覆われた状態となり、実施例1の場合と同様の効果を奏することができる。
(実施例3)
実施例3の氷削機は、図4に示すように、遮蔽板30が切削台31に形成された遮蔽板挿入溝32に、切削台31と平行方向にスライド可能に挿入されている。遮蔽板30の先端はコイルバネ33の付勢力によって切削刃34に押し当てられている。コイルバネ33は切削台31の裏側に形成された凹部35内に収容されており、凹部35は蓋36によって覆われており、蓋36は切削台31にビス37によって留められている。その他の構成は図1及び図2に示す実施例1の氷削機と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
実施例3の氷削機は、図4に示すように、遮蔽板30が切削台31に形成された遮蔽板挿入溝32に、切削台31と平行方向にスライド可能に挿入されている。遮蔽板30の先端はコイルバネ33の付勢力によって切削刃34に押し当てられている。コイルバネ33は切削台31の裏側に形成された凹部35内に収容されており、凹部35は蓋36によって覆われており、蓋36は切削台31にビス37によって留められている。その他の構成は図1及び図2に示す実施例1の氷削機と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
以上のように構成された実施例3の氷削機では、遮蔽板30の先端はコイルバネ33の付勢力によって切削刃34に押し当てられているため、切削刃34と切削台34との間の隙間のうち切削された氷が排出されない側の隙間は、絶えず遮蔽板30によって覆われた状態となっている。このため、実施例1の氷削機と同様、氷塊8の回転によって切削刃14で切削された氷が侵入することはない。このため、調節ダイヤル17を回すのが困難となったり、大きな力を要したりすることはない。また、隙間に切削された氷が詰まって、切削刃14による氷塊8の切削が妨げられるということもない。このため、切削刃34の突出高さを調節や切削刃34による氷塊8の切削を常に円滑に行なうことができる。
なお、上記実施例1〜3の氷削機では、切削台が平面であり、ブロック状の氷を削るための氷削機についてのものであるが、これを、切削台が円錐形状であって、キュービック状の氷を削るタイプの氷削機(例えば特開昭60−200066号公報に記載の氷削機)に適用することももちろん可能である。
この発明は、上記発明の実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
本発明の切削刃調節装置はかき氷やソフトアイス飲料製造用の氷削機に用いることができる。
9、31…切削台
2、2a、3、7、7a…回転機構(2…回転軸、2a…プーリ、3…モータ、7…氷押さえ、7a…ピック)
11…スリット
14、34…切削刃
12…アーム
13…切削刃取付具
18、16、16a、12c、17、15、12d、12f…角度調節手段(18調節ダイヤル、16…調節軸、16a…軸雌ネジ、12c…ピン、17…コイルバネ、15…調節雄ネジ、12d…雌ネジ、12f…固定ネジ)
20、22、30…遮蔽板(20、22…板バネ、30…遮蔽板)
33…弾性部材(コイルバネ)
2、2a、3、7、7a…回転機構(2…回転軸、2a…プーリ、3…モータ、7…氷押さえ、7a…ピック)
11…スリット
14、34…切削刃
12…アーム
13…切削刃取付具
18、16、16a、12c、17、15、12d、12f…角度調節手段(18調節ダイヤル、16…調節軸、16a…軸雌ネジ、12c…ピン、17…コイルバネ、15…調節雄ネジ、12d…雌ネジ、12f…固定ネジ)
20、22、30…遮蔽板(20、22…板バネ、30…遮蔽板)
33…弾性部材(コイルバネ)
Claims (3)
- 切削台上に置かれた氷塊を回転させるための回転機構と、
該切削台に開けられたスリットから刃先を突出する切削刃と、
該スリットから突出する刃先の高さを調節する切削刃調節手段とが備えられた氷削機において、
前記切削刃調節手段は前記スリットに近接して氷排出側に設けられたアームと、該アームに揺動自由に軸支された切削刃取付具と、該切削刃取付具の揺動角度を調節するための角度調節手段とが設けられており、
前記刃先と前記切削台との間の隙間のうち、切削された氷が排出されない側の隙間が、該刃先に弾性力で押し当てられた遮蔽板によって該刃先の突出高さに関わらず覆われていることを特徴とする氷削機。 - 前記遮蔽板は前記切削台に取り付けられた板バネ材からなることを特徴とする請求項1記載の氷削機。
- 前記遮蔽板は弾性部材によって前記刃先に押し当てられていることを特徴とする請求項1記載の氷削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008108543A JP2009257683A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 氷削機 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2008108543A JP2009257683A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 氷削機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009257683A true JP2009257683A (ja) | 2009-11-05 |
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ID=41385331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008108543A Pending JP2009257683A (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 氷削機 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2009257683A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5800961B1 (ja) * | 2014-07-04 | 2015-10-28 | 株式会社セアール | 氷削り機 |
-
2008
- 2008-04-18 JP JP2008108543A patent/JP2009257683A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5800961B1 (ja) * | 2014-07-04 | 2015-10-28 | 株式会社セアール | 氷削り機 |
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