JP2009257496A - 車両の動力伝達装置およびその制御方法 - Google Patents

車両の動力伝達装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カップリング機構の伝達トルクを制御によって確実に抑制できないような低温状態を速やかに脱することにより低温時の車両運転性能を向上させる。
【解決手段】カップリング機構40は、ECU50からの制御指令値Irに従って、動力源10から後輪70,75への伝達トルクを可変制御するように構成される。ECU50は、カップリング温度が所定温度より低い低温状態であるときには、車両状態に応じた通常時の駆動力配分制御のための伝達トルクと比較して、カップリング機構40での発熱量が増大するように昇温制御のための伝達トルクを設定する。そして、昇温制御のための伝達トルク対応する制御指令値Irを、カップリング機構40へ与える。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両の動力伝達装置およびその制御方法に関し、より特定的には、動力源から駆動輪への伝達トルクをアクチュエータ操作量に応じて可変制御するように構成されたカップリング機構を備えた動力伝達装置およびその制御方法に関するものである。
車両の前後輪間に伝達トルクを変更可能なカップリング機構を配置して、そのカップリング機構の伝達トルクを制御することによって、車両の走行状態や路面状況に応じて各車輪に配分する駆動力を設定することが行なわれている。
たとえば、特開2007−276575号公報(特許文献1)には、電子制御カップリングを介して、内燃機関が発生するトルクを前輪および後輪間で分配して伝達する車両駆動力配分装置が記載されている。さらに、特許文献1には、カップリング機構の温度検出に基づいて、検出された温度が所定値を超えた場合には、カップリング機構内で発生する摩擦を低減して温度上昇を防止する制御構成が記載されている。
また、特開2002−168270号公報(特許文献2)には、温度センサを用いることなく実クラッチに近い温度情報を得ることが可能なクラッチ温度推定装置が記載されている。具体的には、クラッチ回転速度差とクラッチ伝達トルクにより、電子制御クラッチに加わる入力エネルギを算出し、算出された入力エネルギの大きさに応じ時間の経過とともに上昇したり下降したりするクラッチ温度の変動を予測し、この温度変動予測に基づいてクラッチ推定温度を算出することが記載されている。
さらに、特開2002−166737号公報(特許文献3)には、前後輪に伝達されるトルク配分を制御する電子制御クラッチを有する四輪駆動車において、特許文献2と同様の温度推定によって電子クラッチの推定温度を算出するとともに、算出された推定温度が保護判定温度以上になると、クラッチ温度を降下させるクラッチ保護制御を行なう制御構成が記載されている。
特開2007−276575号公報 特開2002−168270号公報 特開2002−166737号公報
特許文献1〜3には、電子制御クラッチを含むカップリング機構における、温度上昇の検出および過度の温度上昇を防止するための保護制御が記載されている。
一方、クラッチおよびカップリング機構では、極低温時には、クラッチ間に存在する潤滑油の粘性抵抗が増大することにより、電子制御により伝達トルクを零に制御した状態においても、伝達トルクが発生する可能性がある。このような場合には、後輪への駆動力配分を停止することが好ましい車両運転状態においても、カップリング機構による伝達トルクを適切に制御することができないために、ブレーキ制御との干渉等を引き起こして、運転性能を低下させるおそれがある。
また、上述した極低温時の問題に対処するための対策として、カップリングクラッチの表面に溝加工を追加する等により、その表面性状を最適化したり、潤滑油の粘度を最適化することによって、意図しない伝達トルクの発生を防止することも考えられるが、コスト面で不利となってしまう可能性が高い。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、伝達トルクを可変制御するカップリング機構において、カップリング機構の伝達トルクを制御によって確実に抑制できないような低温状態を速やかに脱することによって、低温時の車両運転性能を速やかに向上することである。
この発明による車両の動力伝達装置は、カップリング機構と、温度判定部と、配分制御部と、温度上昇制御部とを備える。カップリング機構は、アクチュエータ操作量に応じて動力源から第1の駆動輪への伝達トルクを可変制御するように構成される。温度判定部は、カップリング機構が所定温度より低い低温状態であるか否かを判定する。配分制御部は、車両運転状態に応じて、アクチュエータ操作量を設定する。温度上昇制御部は、低温状態と判定されたときに、アクチュエータ操作量を、配分制御部による設定量よりもカップリング機構での発熱量が増大するように修正する。
この発明による車両の動力伝達装置の制御方法は、アクチュエータ操作量に応じて動力源から第1の駆動輪への伝達トルクを可変制御するように構成されたカップリング機構を備えた車両の動力伝達装置の制御方法であって、カップリング機構が所定温度より低い低温状態であるか否かを判定するステップと、車両運転状態に応じて、アクチュエータ操作量を設定するステップと、低温状態と判定されたときに、アクチュエータ操作量を、車両運転状態に応じた設定量よりもカップリング機構での発熱量が増大するように修正するステップとを備える。
上記車両の動力伝達装置およびその制御方法によれば、カップリング機構の低温状態時には、車両運転状態に応じた通常の駆動力配分制御と比較して、カップリング機構での発熱量が増大するようにカップリング機構のアクチュエータ操作量を設定することができる。このため、極低温での車両始動時に、制御によって伝達トルクを確実に抑制できないような低温状態を速やかに脱するための昇温制御を実行できるので、運転性能を速やかに向上させることができる。
好ましくは、配分制御部または設定するステップは、車両発進時に、動力源の出力トルクに対する伝達トルクの割合が第1の値となるように、アクチュエータ操作量を設定し、かつ、温度上昇制御部または修正するステップは、車両発進時に、動力源の出力トルクに対する伝達トルクの割合が第1の値よりも低くなるように、アクチュエータ操作量を修正する。
このようにすると、基本的には直結四輪駆動状態と同等の発進性能を確保すべき車両発進時において、低温状態時には、伝達トルクが通常時よりも低くなるようにアクチュエータ操作量を設定できる。この結果、伝達トルクを中間的に設定することによって発生したすべりによって、車両発進時にカップリング機構での発熱を促進する昇温制御を行なうことができる。
また好ましくは、温度判定部あるいは判定するステップは、車両始動時に、外気温およびエンジン冷却水温度の少なくとも一方に基づいて低温状態であると判定する。
このようにすると、カップリング機構あるいはその潤滑油の温度を直接検出する温度センサを設けることなく、通常設けられている外気温および/またはエンジン冷却水温度のセンサ出力に基づいて、カップリング機構が昇温制御を要する低温状態であることを検出できる。
あるいは好ましくは、温度判定部または判定するステップは、車両始動後にカップリング機構が低温状態を脱したか否かをさらに判定する。そして、低温状態を脱したと判定されると、温度上昇制御部によるアクチュエータ操作量の修正は非実行とされる。
このようにすると、昇温制御によってカップリング機構が低温状態を脱したときには、昇温制御を非実行とできるので、余分な温度上昇を発生させることなく、車両運転状態に応じた通常の駆動力配分制御により運転性能を向上できる。
さらに好ましくは、温度判定部あるいは判定するステップは、アクチュエータ操作量と、第1の駆動輪およびカップリング機構を介さずに動力源と連結された第2の駆動輪の回転速度差とに基づくカップリング機構での発熱量推定に従って算出されるカップリング機構の推定温度が所定温度を超えたときに、低温状態を脱したと判定する。
このようにすると、カップリング機構あるいはその潤滑油の温度を直接検出するセンサを非配置としても、カップリング機構が低温状態を脱したことを検出して、無用な昇温制御の実行を回避することが可能となる。
この発明によると、アクチュエータ操作量に応じて伝達トルクを可変制御可能なカップリング機構について、制御によって伝達トルクを確実に抑制できないような低温状態を速やかに脱することができるので、低温時の車両運転性能を速やかに向上することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
図1は、この発明を適用した車両100の動力伝達装置の構成を模式的に示す図である。
図1を参照して、車両100は、動力源10と、変速機15と、トランスファギヤ20と、フロントドライブシャフト22,24と、プロペラシャフト25と、前輪30,32と、カップリング機構40と、リヤデファレンシャルギヤ60と、リヤドライブシャフト62,64と、後輪70,75とを備える。さらに、車両100は、車両運転状態を制御するための電子制御装置(ECU)50を含む。
動力源10は、たとえばガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジンなどの内燃機関、あるいは電動機(モータ)、あるいはエンジンと力行・回生制御が可能な電動機(モータ・ジェネレータ)とを組合せたハイブリッドシステムなどを適用可能である。ここでは、動力源10として、電子スロットルバル(図示せず)を備え、出力を電子制御可能なエンジンを用いた例について説明する。したがって、以下では、動力源10を単にエンジン10とも称する。
エンジン10の出力側には変速機15が連結されている。この変速機15としては、たとえば、選択歯車式変速機、遊星歯車式変速機、ベルト式あるいはトロイダル式の無段変速機などの公知の各種変速機を適用することができる。変速機15は、変速装置と駆動軸とが一体化されたトランクアクスルとして設けられてもよく、図1の例ではさらにフロントデファレンシャルギヤ18を内蔵するように構成された例が記載される。変速機15の出力は、フロントデファレンシャルギヤ18を介して、左右のフロントドライブシャフト22,24に連結される。そして、フロントドライブシャフト22,24に左右の前輪30,32がそれぞれ連結されている。
また、変速機15の出力側には、トランスファギヤ20を介してプロペラシャフト25が連結されている。プロペラシャフト25は、カップリング機構40を介して後輪側出力軸45と連結される。そして、後輪側出力軸45は、リヤデファレンシャルギヤ60を介して左右のリヤドライブシャフト62,64が連結される。リヤドライブシャフト62,64に左右の後輪70,75がそれぞれ連結されている。
カップリング機構40は、変速機15を介して出力されるエンジン10のトルクを、前輪30,32と後輪70,75との間で、分配して伝達する機能を備えている。
カップリング機構40としては、たとえば、係合・開放状態を制御して伝達トルクを制御可能な制御カップリング、あるいはシリコンオイルのせん断抵抗を利用した公知のビスマスカップリングなどを用いることができる。
特に、本実施の形態では、ECU50からの制御指令に従って、プロペラシャフト25から後輪側出力軸45への伝達トルクを可変制御する電子制御カップリングによって、カップリング機構40が構成されるものとする。
たとえば、カップリング機構40は、プロペラシャフト25および後輪側出力軸45の間を連結/解放するためのメインクラッチ(図示せず)と、電流量に応じて発生する電磁力が変化する電磁ソレノイド(図示せず)と、電磁ソレノイドが発生する電磁力によって移動可能なカム機構(図示せず)とを含み、カム移動量に応じてメインクラッチの係合状態が変化するように構成される。このように構成すると、ECU50によって電磁ソレノイドの電流量を制御することによって、メインクラッチの係合状態を変化させて、プロペラシャフト25から後輪側出力軸45へ伝達されるトルク(以下、単に「伝達トルク」と称する)を制御できる。この場合には、電磁ソレノイドへ供給される電流量が、アクチュエータ操作量となる。
あるいは、カップリング機構40としては、上記メインクラッチを摩擦式の電磁クラッチによって構成し、電磁クラッチに供給する電流量によってその係合状態を直接制御することにより伝達トルクを制御することもできる。この場合には、電磁クラッチへ供給される電流量がアクチュエータ操作量となる。
または、カップリング機構40として、上記メインクラッチを内部の油圧により動作する摩擦クラッチによって構成してもよい。この構成では、摩擦クラッチに作動させる油圧を制御することによってその係合状態を直接制御することにより伝達トルクを制御することができる。この場合には、油圧制御用のアクチュエータ(ソレノイドバルブ等)がアクチュエータとなり、ソレノイドバルブがアクチュエータであるときには、ソレノイドバルブへの供給電流量がアクチュエータ操作量となる。
上記のように、カップリング機構40は、ECU50からの制御指令によって伝達トルクを可変に制御可能であれば、任意の構成を適用できる。ただし、プロペラシャフト25および後輪側出力軸45の間は、クラッチ等の潤滑油が介在した機械的機構により、係合状態を制御可能に連結されているものとする。
図2に示すように、カップリング機構40では、アクチュエータ操作量である電流量Iacに従って伝達トルクを可変に制御することができる。ここで、電流量Iacは、上述の電磁ソレノイドあるいは電磁クラッチ等への供給電流量に対応する。なお、図2では、伝達トルク(縦軸)を、プロペラシャフト25からの入力トルクに対する後輪側出力軸45に伝達されるトルクの割合(%)で示している。
たとえば、カップリング機構40のアクチュエータ操作量である電流量Iac=0のときは、上記メインクラッチは非係合(解放)状態とされて、伝達トルク=0(%)となるので、前輪駆動状態と同等の走行状態を実現することができる。一方、電流量Iacを増加させると伝達トルクは増大し、Iac=I1のときに伝達トルクは100(%)、すなわち後輪への駆動力配分を最大として直結四輪駆動状態と同等の走行状態を実現することができる。このように、カップリング機構40によって、電流量Iac(アクチュエータ操作量)に応じて、前後輪間での駆動力配分を可変に制御できる。
再び図1を参照して、ECU50には、車速を検出する車速センサ80、車両100の加速度を検出する加速度センサ82、車両100のヨーレートを検出するヨーレートセンサ84、ステアリング(図示せず)の操舵角を検出する舵角センサ86が接続されている。さらに、カップリング機構40の温度あるいはクラッチ間の潤滑油温度を検出するための温度センサ90が配置されている場合には、当該温度センサ(カップリング温度センサ)90の出力がさらにECUに入力される。また、一般的に設けられる、車両100の外気温を検出する外気温センサ92およびエンジン10の冷却水温度を検出する冷却水温センサ94の出力がECU50に入力される。
これらの各種センサからの出力は、車両100の走行状態を制御するための制御データとして入力される。ECU50は、エンジン10の出力トルクを制御するための図示しない電子スロットルバルブ、変速機15の変速制御を実行する油圧制御装置(図示せず)、各車輪30,32,70,75の制動装置(図示せず)、そしてカップリング機構40などに制御指令(制御信号)を出力するように構成されている。
さらに、ECU50は、センサからの各種制御データに基づいて演算処理を行ない、エンジン10の電磁スロットルバルブ、変速機15の油圧制御装置、各車輪30,32,70,75の制動装置、カップリング機構40等に制御信号を出力して、車両100の走行安定性を適切な状態で維持する車両制御を実行する。
そして、この車両制御の一環として、ECU50は、カップリング機構40による伝達トルク、すなわち前後輪間の駆動力配分を、基本的には以下のように制御する。
通常走行時には、スロットル開度、エンジン回転数シフトポジションなどの信号からエンジン出力トルクを算出し、後輪への駆動力配分を走行状態に合わせて最適に制御することで、優れた加速性能を確保できるように、前後輪間の駆動力配分が制御される。具体的には、スロットル開度や車速等から、安定した走行状態であると判定された場合には、後輪への駆動力配分を下げ、前輪駆動に近い状態として燃費の向上が図られる。すなわち、カップリング機構40での伝達トルクが車両状態に応じたものとなるように、ECU50により、アクチュエータ操作量に相当する電流量Iacの電流指令値Irが設定され、カップリング機構40へ出力される。
また、車両発進時には、後輪への駆動力配分を上げることによって直結四輪駆動状態と同等の発進性能を確保するように、前後輪間の駆動力配分が制御される。このときには、カップリング機構40での伝達トルクが最大となるように、すなわち、図2での電流量Iac=I1の状態となるように、ECU50によってカップリング機構40への電流指令値Irが設定される。
一方、車両100の低速旋回時には、後輪への駆動力配分を低下することにより、スムーズな旋回走行ができるように、前後輪間の駆動力配分が制御される。このときには、カップリング機構40での伝達トルクが小さくなるように、すなわち、電流量Iacが小さくなるように、ECU50によってカップリング機構40への電流指令値Irが設定される。
また、ブレーキ減速時には、後輪への駆動力配分を中止して、ABS(anti lock braking system)制御の効果を高めるように、前後輪間の駆動力配分が制御される。このときには、カップリング機構40での伝達トルクが零になるように、すなわち、図2での電流量Iac=0の状態となるように、ECU50によってカップリング機構40への電流指令値Irが設定される。
あるいは、車両100のユーザによって操作されるスイッチを設けることにより、当該スイッチの操作に応答して、後輪への駆動力配分を中止して前輪駆動状態のみで固定的に走行するように車両制御を行なうことも可能である。
ここで、極低温時におけるカップリング機構40での問題点について説明する。
上述のように、車両運転状態に応じて、代表的には、ブレーキ減速時や旋回走行時には、後輪への駆動力配分を中止する、すなわち、カップリング機構40での伝達トルクを零にすることによって、良好な走行性能が確保できる。
ここで、図3には、図2での電流量Iac=0の状態で発生する伝達トルクの温度依存性が示される。この状態では、理想的には伝達トルク=0(%)であるが、実際には、プロペラシャフト25および後輪側出力軸45の係合状態を制御するための機械的機構(クラッチ)に介在する潤滑油の粘性によってトルク伝達が行なわれるため、伝達トルクは完全には無くならない。このような意図しない伝達トルクは、カップリング温度Tcpが低下して潤滑油の粘性が増大するに従って大きくなる。特に、極低温時には、上述のブレーキ制御(ABS等)に干渉するレベルの伝達トルクが生じてしまう可能性がある。
したがって、本発明の実施の形態による車両の動力伝達装置では、上記のような干渉を引き起こす伝達トルクTthを発生させてしまうようなカップリング温度Tjを予め実験等で求めておくことにより、カップリング温度Tcp<Tjのときには、速やかにカップリング温度を上昇させるための昇温制御を実行する。
図4は、本発明の実施の形態による車両の動力伝達装置における駆動力配分制御を説明する機能ブロック図である。
図4を参照して、駆動力配分制御部105は、トルク配分制御部110と、昇温制御部120と、温度判定部130と、切換部140とを含む。各機能ブロック110〜140は、ECU50によって予め記憶されたプログラムを実行することによってソフトウェア的に実現されてもよく、各ブロックの機能に対応する専用の電子回路(ハードウェア)を構成することによって実現されてもよい。
トルク配分制御部110は、上述した車両運転状態に応じた前後輪間の駆動力配分を実施するように、カップリング機構40での伝達トルクを設定する。そして、設定した伝達トルクに対応する電流指令値Ir0を設定する。これに対して、昇温制御部120は、トルク配分制御部110による電流指令値Ir0に従う伝達トルクと比較して、カップリング機構40における発熱量が相対的に増大するような伝達トルクとするための電流指令値Ir1を設定する。
ここで、アクチュエータ操作量(電流量Iac)とカップリング機構40での発熱量との関係について図5を用いて説明する。
図5の横軸には、プロペラシャフト25と後輪側出力軸45との間を連結するクラッチに発生する押付力Fを示す。この押付力Fは、カップリング機構40での伝達トルクと関連しており、図2での伝達トルク=0(%)のときにはF=0となる一方で、伝達トルク=100(%)となったときに、最大値Fmaxを発生する。すなわち、押付力Fは、アクチュエータ操作量(Iac)に応じた値となる。
図5の縦軸には、押付力Fに対する、プロペラシャフト25および後輪側出力軸45の間の回転速度差ΔNが示される。回転速度差ΔNは、押付力F=0のときに最大となる一方で、押付力Fが上昇して、クラッチが完全に締結されるようになると、ΔN=0となることが理解される。なお、回転速度差ΔNは、カップリング機構40を介してエンジン10からのトルクが伝達される後輪70,75(第1の駆動輪)と、カップリング機構40を介することなくエンジン10と連結された前輪30,32(第2の駆動輪)との回転速度差として検出することができる。あるいは、プロペラシャフト25および後輪側出力軸45に回転速度検出用のセンサを配置してもよい。
ここで、カップリング機構40での発熱量Qcpは、押付力Fと回転速度差ΔNとの積に依存する。したがって、押付力Fが中間的な値となった状態において、発熱量Qcpが最大となることが理解される。また、比較的大きな発熱量Qcpを得ることができる状態とするための伝達トルク、およびそれに対応するアクチュエータ操作量については、事前の実験等により、予め求めることができる。あるいは、同様の実験を通じて、伝達トルク(または、アクチュエータ操作量)に対する発熱量Qcpの予測マップを予め作成することも可能である。
図4を再び参照して、昇温制御部120は、上述の実験等を通じて、カップリング機構40での発熱量が最大となる伝達トルクに対応するように予め設定された所定値に、電流指令値Ir1を固定的に設定する。あるいは、上述の予測マップ等に従って、トルク配分制御部110による電流指令値Ir0との差が所定以内となる範囲内に制限して、カップリング機構40における発熱量が相対的に増大するような伝達トルクに対応させて電流指令値Ir1を設定してもよい。
切換部140は、温度判定部130からの指示に基づいて、トルク配分制御部110によるIr0をカップリング機構40への電流指令値Irとして設定する経路(II側)と、トルク配分制御部110による電流指令値Ir0を昇温制御部による電流指令値Ir1に修正する経路(I側)とを選択する。具体的には、温度判定部130によって、カップリング機構40が低温状態であると判定されるときには、I側の経路が選択される一方で、カップリング機構40が非低温状態(常温状態)であると判定されるときには、II側の経路が選択される。
温度判定部130は、カップリング温度センサ90が配置されている場合には、このセンサ出力に基づくカップリング温度Tcpと、予め定められた判定温度Tj(図3)との比較に基づいて、Tcp<Tjのときにカップリング機構40を「低温状態」と判定する一方で、Tcp≧Tjのときにカップリング機構40を「非低温状態(常温状態)」と判定することができる。
あるいは、カップリング機構40にカップリング温度センサ90が配置されていない場合にも、車両100に一般的に設けられる、外気温センサ92、冷却水温センサ94および前後輪の車輪速度センサ(図示せず)等、カップリング機構40の推定温度Tcp♯を算出するカップリング温度推定部135を構成することも可能である。この場合には、カップリング温度推定部135による推定温度Tcp♯と、判定温度Tjとの比較に基づいて、I側およびII側のいずれを選択するかを制御すればよい。
切換部140によって、通常の駆動力配分制御時の電流指令値Ir0または、昇温制御時の電流指令値Ir1に設定された電流指令値Irは、カップリング機構40のアクチュエータ制御部42に出力される。すなわち、電流指令値Ir0を設定するトルク配分制御部110は、「配分制御部」に対応し、電流指令値Ir1を設定する昇温制御部120は「温度上昇制御部」に対応する。
アクチュエータ制御部42は、アクチュエータ44への供給電流量Iacを、電流指令値Irに一致するように制御する電力変換器(スイッチングレギュレータ等)により構成される。アクチュエータ44は、電流量Iacに応じた電磁力あるいは油圧等を発生することによって、カップリング機構40の伝達トルクを可変に制御する。すなわち、アクチュエータ44は、カップリング機構40の構成例で説明した、電磁ソレノイド、電磁ソレノイド、あるいは油圧制御用のソレノイドバルブ等に対応する。
図4に示す制御構成により、図6に示すフローチャートに従ったカップリング機構の昇温制御の制御構造が実現される。
図6を参照して、ECU50は、ステップS100により、カップリング機構40が低温状態であるか否かを判定する。ステップS100による判定は、図4に示したカップリング温度センサ90による検出値、あるいは、カップリング温度センサ90が非配置の場合には、カップリング機構40の推定温度と判定温度Tjとの比較に基づいて実行される。
ここで、図7を用いて、カップリング機構40の推定温度算出のための制御処理手順を説明する。すなわち図7に示したフローチャートは、図4に示したカップリング温度推定部135の機能に対応し、このフローチャートに示す制御処理を実現するプログラムは、ECU50によって所定周期で繰り返し実行される。
図7を参照して、ECU50は、ステップS200により、車両始動時であるかを判定する。そして車両始動時(S200のYES判定時)には、ステップS210により、そのときの外気温Taおよび/またはエンジン冷却水温度Twに基づいて、推定温度Tcp♯の初期値を設定する。
そして、次回以降では、ステップS200がNO判定とされることにより、ECU50は、S220により、電流指令値Irの伝達トルク換算値と、前後輪の車輪速センサ出力に基づく前後輪回転速度差ΔNから、発熱量Qcpを推定する。さらに、ECU50は、ステップS230に処理を進めて、ステップS220で推定した発熱量Qcpを、カップリング機構40の熱容量や現在温度を考慮して、昇温量ΔTcpに換算する。そして、ECU50は、ステップS240により、ステップS230で算出された昇温量ΔTcpを用いて推定温度Tcp♯を更新する。
このような処理を所定周期で繰返し実行することにより、カップリング温度センサ90を非配置としても、カップリング機構40の温度推定を実行できる。すなわち、車両発進時には、外気温Taおよび/またはエンジン冷却水温度Twに基づく推定温度Tcp♯の初期値により、カップリング機構40が低温状態であることを判定できる。また、昇温制御の実行時には、カップリング機構40での発熱量推定に従った推定温度Tcp♯の上昇により、カップリング機構40が低温状態を脱したことを判定できるようになる。
再び図6を参照して、ECU50は、カップリング機構40の低温状態時(S100のYES判定時)には、ステップS110により、カップリング昇温のための伝達トルクが実現されるように、電流指令値Irを設定する。すなわち、図4において、切換部140がI側に設定されて、昇温制御部120による電流指令値Ir1が電流指令値Irとしてカップリング機構40へ出力される状態が実現される。
特に、極低温での車両発進時には、通常の駆動力配分制御に従えば、直結四輪駆動状態とするべき伝達トルクが最大となるようなアクチュエータ操作量が設定される(図2におけるIac=I1)ところを、伝達トルクを中間的に制御して発熱量を増大させるべくアクチュエータ操作量が設定(図2におけるIac=I2)される。
一方、カップリング機構40が非低温状態のとき(S100のNO判定時)は、ECU50は、ステップS120により、走行状態に応じた駆動力配分のための伝達トルクが実現されるように、電流指令値Irを設定する。すなわち、図4において、切換部140がII側に設定されて、トルク配分制御部110によって設定された電流指令値Ir0が、電流指令値Irとしてカップリング機構40へ出力される状態が実現される。
図6に示した制御処理は、ECU50により、所定周期毎に繰り返し実行される。したがって、カップリング機構40が昇温制御によって低温状態を脱した場合には、以降ではステップS100がNO判定とされることにより、昇温制御は非実行とされる。
以上説明したように、本発明の実施の形態による車両の動力伝達装置によれば、極低温での車両始動時等、カップリング機構40が低温状態である場合には、カップリング機構40での発熱量が増大するようにカップリング機構40の動作を制御できる。この結果、制御によって伝達トルクを確実に抑制できないような低温状態を速やかに脱することができるので、低温時の車両運転性を速やかに向上させることができる。
また、カップリング温度が上昇して低温状態を脱したときには、昇温制御を非実行として、車両運転状態に応じた前後輪間の駆動力配分制御により運転性能を向上できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態による車両の動力伝達装置の構成を示す模式図である。 図1に示したカップリング機構による伝達トルクの可変制御を説明する概念図である。 伝達トルクを零に制御した場合に実際に生じる伝達トルクの温度依存性を説明する概念図である。 本発明の実施の形態による車両の動力伝達装置における駆動力配分制御を説明する機能ブロック図である。 カップリング機構におけるアクチュエータ操作量と発熱量との関係を説明する概念図である。 本発明の実施の形態によるカップリング機構の昇温制御の制御構造を示すフローチャートである。 図4に示したカップリング温度推定部によるカップリング機構の推定温度の算出処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 動力源(エンジン)、15 変速機、18 フロントデファレンシャル、20 トランスファギヤ、22,24 フロントドライブシャフト、25 プロペラシャフト、30,32 前輪、40 カップリング機構、42 アクチュエータ制御部、44 アクチュエータ、45 後輪側出力軸、60 リヤデファレンシャルギヤ、62,64 リヤドライブシャフト、70,75 後輪、80 車速センサ、82 加速度センサ、84 ヨーレートセンサ、86 舵角センサ、90 カップリング温度センサ、92 外気温センサ、94 冷却水温センサ、100 車両、105 駆動力配分制御部、110 トルク配分制御部、120 昇温制御部、130 温度判定部、135 カップリング温度推定部、140 切換部、F 押付力(クラッチ)、Iac 電流量(アクチュエータ操作量)、Ir 電流指令値(最終値)、Ir0 電流指令値(通常駆動力配分制御時)、Ir1 電流指令値(昇温時)、Qcp 発熱量(カップリング機構)、Ta 外気温、Tcp カップリング温度、Tcp♯ 推定温度(カップリング温度)、Tj 判定温度(カップリング低温状態)、Tw エンジン冷却水温度、ΔN 前後輪回転速度差、ΔTcp 昇温量。

Claims (10)

  1. アクチュエータ操作量に応じて動力源から第1の駆動輪への伝達トルクを可変制御するように構成されたカップリング機構と、
    前記カップリング機構が所定温度より低い低温状態であるか否かを判定する温度判定部と、
    車両運転状態に応じて、前記アクチュエータ操作量を設定する配分制御部と、
    前記低温状態と判定されたときに、前記アクチュエータ操作量を、前記配分制御部による設定量よりも前記カップリング機構での発熱量が増大するように修正する温度上昇制御部とを備える、車両の動力伝達装置。
  2. 前記配分制御部は、車両発進時に、前記動力源の出力トルクに対する前記伝達トルクの割合が第1の値となるように、前記アクチュエータ操作量を設定し、
    前記温度上昇制御部は、前記車両発進時に、前記動力源の出力トルクに対する前記伝達トルクの割合が第1の値よりも低くなるように、前記アクチュエータ操作量を修正する、請求項1記載の車両の動力伝達装置。
  3. 前記温度判定部は、車両始動時に、外気温およびエンジン冷却水温度の少なくとも一方に基づいて前記低温状態であると判定する、請求項1または2記載の車両の動力伝達装置。
  4. 前記温度判定部は、車両始動後に前記カップリング機構が前記低温状態を脱したか否かをさらに判定し、
    前記温度判定部により前記低温状態を脱したと判定されると、前記温度上昇制御部による前記アクチュエータ操作量の修正は非実行とされる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の動力伝達装置。
  5. 前記温度判定部は、前記アクチュエータ操作量と、前記第1の駆動輪および前記カップリング機構を介さずに前記動力源と連結された第2の駆動輪の回転速度差とに基づく前記カップリング機構での発熱量推定に従って算出される前記カップリング機構の推定温度が前記所定温度を超えたときに、前記低温状態を脱したと判定する、請求項4記載の車両の動力伝達装置。
  6. アクチュエータ操作量に応じて動力源から第1の駆動輪への伝達トルクを可変制御するように構成されたカップリング機構を備えた車両の動力伝達装置の制御方法であって、
    前記カップリング機構が所定温度より低い低温状態であるか否かを判定するステップと、
    車両運転状態に応じて、前記アクチュエータ操作量を設定するステップと、
    前記低温状態と判定されたときに、前記アクチュエータ操作量を、前記車両運転状態に応じた設定量よりも前記カップリング機構での発熱量が増大するように修正するステップとを備える、車両の動力伝達装置の制御方法。
  7. 前記設定するステップは、車両発進時に、前記動力源の出力トルクに対する前記伝達トルクの割合が第1の値となるように、前記アクチュエータ操作量を設定し、
    前記修正するステップは、前記車両発進時に、前記動力源の出力トルクに対する前記伝達トルクの割合が第1の値よりも低くなるように、前記アクチュエータ操作量を修正する、請求項6記載の車両の動力伝達装置の制御方法。
  8. 前記判定するステップは、車両始動時に、外気温およびエンジン冷却水温度の少なくとも一方に基づいて前記低温状態であることを判定する、請求項6または7記載の車両の動力伝達装置の制御方法。
  9. 前記判定するステップは、車両始動後に前記カップリング機構が前記低温状態を脱したか否かをさらに判定し、
    前記低温状態を脱したと判定されたときに、前記修正するステップによる前記アクチュエータ操作量の修正は非実行とされる、請求項6〜8のいずれか1項に記載の車両の動力伝達装置の制御方法。
  10. 前記判定するステップは、記アクチュエータ操作量と、前記第1の駆動輪および前記カップリング機構を介さずに前記動力源と連結された第2の駆動輪の回転速度差とに基づく前記カップリング機構での発熱量推定に従って算出される前記カップリング機構の推定温度が前記所定温度を超えたときに、前記低温状態を脱したと判定する、請求項9記載の車両の動力伝達装置の制御方法。
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