JP2009257365A - 棒部材の連結機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の棒部材と他方の棒部材との連結強度を高め、棒体として良好な使用状態を長期に渡り継続させる。
【解決手段】一方の棒部材1aの連結端部2aはパイプ状部3とし、棒部材1bの連結端部2bを、パイプ状部3内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部4とし、小径嵌合部4の先端に、先端に向かうにつれて小径となる円錐状で、ネジ山5を刻設したテーパ雄ネジ部6が形成された固定基部7を設ける。固定基部7に、内周が、テーパ雄ネジ部6の外周に嵌まるテーパ孔面で、このテーパ孔面にネジ溝10を刻設したテーパ雌ネジ部11が形成され、周方向の1カ所に拡・縮径用スリット12が全長にわたって設けられた拡・縮径カラー13を装着する。固定基部7を回転させ、拡・縮径カラー13を固定基部7のテーパ面に沿って縮径させることによりパイプ状部3内に嵌合させ、拡径させたときパイプ状部3内周面に圧接するように構成した。
【選択図】図1
【解決手段】一方の棒部材1aの連結端部2aはパイプ状部3とし、棒部材1bの連結端部2bを、パイプ状部3内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部4とし、小径嵌合部4の先端に、先端に向かうにつれて小径となる円錐状で、ネジ山5を刻設したテーパ雄ネジ部6が形成された固定基部7を設ける。固定基部7に、内周が、テーパ雄ネジ部6の外周に嵌まるテーパ孔面で、このテーパ孔面にネジ溝10を刻設したテーパ雌ネジ部11が形成され、周方向の1カ所に拡・縮径用スリット12が全長にわたって設けられた拡・縮径カラー13を装着する。固定基部7を回転させ、拡・縮径カラー13を固定基部7のテーパ面に沿って縮径させることによりパイプ状部3内に嵌合させ、拡径させたときパイプ状部3内周面に圧接するように構成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、棒体を構成する複数の棒部材の端部同士を連結する棒部材の連結機構に関するものである。
道具として、或いは床清掃具やその他の用具の柄として棒体が使用されている。この棒体には、複数の棒部材を、その端部同士を連結可能としておき、使用時に連結して所定の長さの棒体を得るように構成されたものがある。
このように構成された棒部材の連結機構として、従来、パイプからなる一方の棒部材に連結する他方の棒部材の端部には先端に向かうにつれて小径となる円錐状となっており、この円錐状のテーパ面にネジ山が刻設されたテーパー雄ネジ部となる固定基部が設けられ、この固定基部にはその外周に、内周が前記テーパ雄ネジ部の外周に嵌まるテーパ孔面となっていて前記テーパ孔面に前記ネジ山に螺合されるネジ溝が設けられ、その周方向に分割されたカラーが装着されており、カラーを装着した固定基部をパイプからなる一方の棒部材に嵌合し、他方の棒部材を回転させることによりカラーを拡径させて一方の棒部材の内周面に圧接させて、一方の棒部材と他方の棒部材を連結固定するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−287245号公報
しかしながら、上記従来の棒部材の連結機構では、一方の棒部材と他方の棒部材との連結固定は、他方の棒部材の端部に設けられた固定基部に装着されているカラーを一方の棒部材の内周面に圧接することだけで行なっているので、一方の棒部材と他方の棒部材との連結部位の強度が低く、使用時の負荷を受けて連結部位ががたつき緩みが発生し、また曲がったり破損するといった問題があった。
本発明の目的とするところは、棒体を構成する一方の棒部材と他方の棒部材との連結部位の強度を高め、棒体として良好な使用状態を長期に渡り継続させることができる棒部材の連結機構を提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、棒体を構成する複数の棒部材の端部同士を連結する棒部材の連結機構であって、少なくとも一方の棒部材の連結端部はパイプ状部となっており、この一方の棒部材と連結する他方の棒部材の連結端部は、前記パイプ状部内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部となっており、この小径嵌合部の先端には、軸方向に所要長さ突出し、先端に向かうにつれて小径となる円錐状となっており、この円錐状のテーパ面にネジ山を刻設したテーパ雄ネジ部が形成された固定基部が設けられ、この固定基部にはその外周に、内周が前記テーパ雄ネジ部の外周に嵌まるテーパ孔面となっていて、このテーパ孔面に前記テーパ雄ネジ部のネジ山に螺合されるネジ溝を刻設したテーパ雌ネジ部が形成され、その周方向の1カ所に拡・縮径用スリットが全長にわたって設けられた拡・縮径カラーが装着され、前記拡・縮径カラーに対し固定基部を回転させることにより、拡・縮径カラーが固定基部のテーパ面に沿って拡径、縮径するようになっており、拡・縮径カラーは縮径させることにより前記パイプ状部内に嵌合可能な外径となり、拡径させたとき前記パイプ状部内周面に圧接する外径となるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記拡・縮径カラーにはその周方向の前記拡・縮径用スリットが設けられている部分以外の周方向部分の少なくとも1カ所に先端側が周方向に分離されて基端側が分離されていない拡・縮径用部分スリットが設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記拡・縮径カラーの外周面は回り止め用の凹凸面となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の棒部材の連結機構によれば、少なくとも一方の棒部材の連結端部はパイプ状部となっており、この一方の棒部材に連結する他方の棒部材の連結端部は、前記パイプ状部内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部となっており、この小径嵌合部の先端に、外周に拡・縮径カラーが装着された固定基部が設けられているので、一方の棒部材と他方の棒部材との連結に際し、一方の棒部材の連結端部となるパイプ状部内に他方の棒部材の連結端部となる小径嵌合部及びその先端に設けられている固定基部を、その外周に装着している拡・縮径カラーを縮径させて嵌合し、他方の棒部材を回転させると、一方の棒部材のパイプ状部内で拡・縮径カラーが拡径して前記パイプ状部内周面に圧接し、これにより一方の棒部材と他方の棒部材とが連結される。このようにして連結された一方の棒部材と他方の棒部材とは、一方の棒部材のパイプ状部内に他方の棒部材の連結端部となる小径嵌合部が所要の連結長さ嵌合しているので、一方の棒部材と他方の棒部材との連結部位の強度が高められ、使用時の負荷による連結部位のがたつき緩みの発生が防止でき、また同部が曲がったり破損するといったことを防止することができる。
請求項2に記載の棒部材の連結機構によれば、請求項1に記載の、前記拡・縮径カラーにはその周方向の前記拡・縮径用スリットが設けられている部分以外の周方向部分の少なくとも1カ所に先端側が周方向に分離されて基端側が分離されていない拡・縮径用部分スリットが設けられているので、前記拡・縮径カラーの先端側の分割数が増え、前記拡・縮径カラーの拡径、縮径を一層容易に行うことができる。
請求項3に記載の棒部材の連結機構によれば、請求項1または2に記載の、前記拡・縮径カラーの外周面は回り止め用の凹凸面となっているので、この拡・縮径カラーの外周面の回り止め用の凹凸面により、この拡・縮径カラーの拡径時のパイプ内面に対する回り止めを良好に行うことができ、一方の棒部材と他方の棒部材との連結を確実に行うことができる。
以下、本発明に係る棒部材の連結機構を実施するための最良の形態を、図に示す実施例により詳細に説明する。
図1は本発明に係る棒部材の連結機構の一実施例を示す一部縦断分解図、図2は本例で連結機構の一部を構成している拡・縮径カラーを示す斜視図、図3は図2に示す拡・縮径カラーの縦断面図、図4は本例で連結機構の固定基部に装着した拡・縮径カラーの縮径状態を示す一部縦断側面図、図5は本例で連結機構の固定基部に装着した拡・縮径カラーの拡径状態を示す一部縦断側面図、図6は一方の棒部材の接続端部に他方の棒部材の接続端部を嵌合した状態を示す一部縦断側面図、図7は一方の棒部材の接続端部に他方の棒部材の接続端部を連結固定した状態を示す一部縦断側面図である。
本発明に係る棒部材の連結機構は、一方の棒部材1aの連結端部2aはパイプ状部3となっている。この一方の棒部材1aと連結する他方の棒部材1bの連結端部2bは、前記パイプ状部3内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部4となっている。前記小径嵌合部4が前記パイプ状部3内に嵌合する連結長さは特に限定されないが、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとの連結部位に掛かる負荷を勘案して適宜設定される。
一方の棒部材1a及び他方の棒部材1bにあっては、本例では何れも同径のパイプで形成されているが、少なくとも一方の棒部材1aの連結端部2aがパイプ状部3になっていればよい。また、他方の棒部材1bの連結端部2bとなる小径嵌合部4も、他方の棒部材1bの連結端部2bを小径にして形成したものであり、パイプとなっている。
一方の棒部材1aの連結端部2aと連結する他方の棒部材1bの連結端部2bとなる小径嵌合部4の先端には、軸方向に所要長さ突出し、先端に向かうにつれて小径となる円錐状となっており、この円錐状のテーパ面にネジ山5を刻設したテーパ雄ネジ部6が形成された固定基部7が設けられている。この固定基部7は、その後部に嵌合固定部8を有しており、この嵌合固定部8が小径嵌合部4内に嵌合され固定されている。また、固定基部7の先端には、固定基部7の外周に装着された後述する拡・縮径カラーが固定基部7から抜けることを阻止する円盤状のストッパ9が設けられている。
固定基部7の外周には、内周が固定基部7のテーパ面に形成されたテーパ雄ネジ部6の外周に嵌まるテーパ孔面となっていて、テーパ孔面にテーパ雄ネジ山5に螺合されるネジ溝10を刻設したテーパ雌ネジ部11が形成され、その周方向の1カ所に拡・縮径用スリット12が全長にわたって設けられた拡・縮径カラー13が装着されている。
更に詳細には、この拡・縮径カラー13は、合成樹脂等の弾性素材で成形されており、拡・縮径用スリット12を広げることにより拡径し、その復元作用により縮径するものとなっている。そして、拡・縮径カラー13は、拡・縮径用スリット12を広げ拡径して固定基部7のテーパ雄ネジ部6を内部に入れ、拡・縮径用スリット12を開放し、その復元作用による縮径により、そのテーパ孔面に形成されたテーパ雌ネジ部11のネジ溝10を固定基部7のテーパ面に形成されたテーパ雄ネジ部6のネジ山5と螺合させるようにして、固定基部7の外周に装着されている。
このように固定基部7の外周に装着された拡・縮径カラー13は、拡・縮径カラー13に対し他方の棒部材1bをその軸心を中心に一方向に回転させると、即ち固定基部7を一方向に回転させると、拡・縮径カラー13は固定基部7の小径方向へ移動して縮径し(図4)、固定基部7を他方向に回転させると、拡・縮径カラー13は固定基部7の大径方向へ移動して拡径する(図5)。
そして、拡・縮径カラー13は固定基部7の小径側にあるとき、その外径は一方の棒部材1aの連結端部2aとなるパイプ状部3の内径より若干大径となり、そして、拡・縮径カラー13は固定基部7の小径側にあって拡・縮径用スリット12を狭めて縮径したとき一方の棒部材1aの連結端部2aとなるパイプ状部3内に嵌合可能な外径となり、拡・縮径カラー13は固定基部7の大径側に移動して拡径したときパイプ状部3の内周面に圧接固定する外径となるように構成されている。
また、本例では、拡・縮径カラー13には、その周方向の拡・縮径用スリット12が設けられている部分以外の周方向部分の少なくとも1カ所に先端側が周方向に分離されて基端側が分離されていない拡・縮径用部分スリット14が設けられている。また、外周面は回り止め用の凹凸面15となっている。
また、拡・縮径カラー13の先端には、拡・縮径カラー13が縮径状態にあるとき固定基部7の先端に設けられているストッパ9に係止して抜け止めされる鍔部16がテーパ孔面側に突出して設けられている。
上記のように構成された棒部材の連結機構によれば、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとを連結する場合、他方の棒部材1bの小径嵌合部4の先端に設けられている固定基部7の外周に装着している拡・縮径カラー13を固定基部7の小径側に位置させて拡・縮径用スリット12を狭めて縮径し、この状態で、他方の棒部材1bの連結端部2bとなる小径嵌合部4及びその先端に設けられている固定基部7を一方の棒部材1aの連結端部2aとなるパイプ状部3内に嵌合する。パイプ状部3内に嵌合した固定基部7の外周に装着している拡・縮径カラー13は、その拡径方向への復元力によりその外周面がパイプ状部3の内周面に接触する(図6)。
この状態から他方の棒部材1bを締め付け方向に回転させると、その外周面がパイプ状部3の内周面に接触している拡・縮径カラー13はパイプ状部3の内周面との接触により回転が阻止され、固定基部7のテーパ面に形成されたテーパ雄ネジ部6にガイドされて固定基部7の大径側に移動して拡径しパイプ状部3の内周面に圧接し、これにより一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとが連結され棒体1が構成される(図7)。
このようにして連結された一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとは、一方の棒部材1aのパイプ状部3内に他方の棒部材1bの連結端部2bとなる小径嵌合部4が所要の連結長さ嵌合しているので、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとの連結部位の強度が高められ、使用時の負荷による連結部位のがたつき緩みの発生が防止しでき、また同部が曲がったり破損するといったことを防止することができる。
また、本例では、拡・縮径カラー13にはその周方向の拡・縮径用スリット12が設けられている部分以外の周方向部分の少なくとも1カ所に先端側が周方向に分離されて基端側が分離されていない拡・縮径用部分スリット14が設けられているので、拡・縮径カラー13の先端側の分割数が増え、拡・縮径カラー13の拡径、縮径を一層容易に行うことができるものとなる。
また、拡・縮径カラー13の外周面は回り止め用の凹凸面15となっているので、この拡・縮径カラー13の外周面の回り止め用の凹凸面15により、この拡・縮径カラー13の拡径時のパイプ状部3の内面に対する回り止めを良好に行うことができ、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとの連結を確実に行うことができる。
また、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとを分離する場合は、他方の棒部材1bを反締め付け方向に回転させると、その外周面がパイプ状部3の内周面に圧接している拡・縮径カラー13は固定基部7のテーパ面に形成されたテーパ雄ネジ部6にガイドされて固定基部7の小径側に移動し縮径して係止拡径しパイプ状部3の内周面との圧接状態から開放され、一方の棒部材1aのパイプ状部3から他方の棒部材1bの小径嵌合部4及びその先端に設けられている固定基部7を引き抜くことにより、容易に分離することができる。このとき、拡・縮径カラー13の先端に設けられている鍔部16が固定基部7の先端に設けられているストッパ9に係止するので、拡・縮径カラー13はストッパ9で抜け止めされて固定基部7と一緒に引き抜かれる。
図8は本発明に係る棒部材の連結機構により、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとが連結されて構成された棒体1を清掃用具17の柄18として用いた例を示したものである。
この清掃用具17は、清掃シート(図示せず)を装着した長方形の板状の清掃シート保持体19に柄18を取り付けたものである。この清掃用具17における清掃シート保持体19は、その下面に清掃シートが重ねられ清掃シート保持体19を包むように清掃シートの前後端部が清掃シート保持体19の上面に当てられて、清掃シート保持体19の上面に設けられた清掃シート固定部20に固定されることにより、清掃シート保持体19に装着される構成となっている。このように構成される清掃用具17の清掃シート保持体19に装着される清掃シートは、その大きさ(幅)の異なるものが用意されており、清掃シート保持体19も清掃シートの大きさに応じた大きさに形成されている。本例の清掃用具17における清掃シート保持体19は、1つの清掃シート保持体19で大きさの異なる清掃シートに対応できるようにしたものであて、その上面長手方向にレール21が設けられ、このレール21に2個の清掃シート固定部20,20が移動自在に取り付けられ、清掃シートの大きさに応じて清掃シート固定部20,20を移動させ、その間隔を調節できるようにしている。そのため、いきおい清掃シート保持体19も大きくなり、使用時に柄18に掛かる負荷も大きいものとなるが、このような清掃用具17の柄18として本発明に係る棒部材の連結機構により、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとが連結されて構成された棒体1は最適である。
また、本発明に係る棒部材の連結機構により、一方の棒部材1aと他方の棒部材1bとが連結されて構成された棒体1は、清掃用具17の柄18としてだけではなく、例えば物干し竿、カメラの三脚、物体と隣の物体との間に掛け渡される支柱等としても使用することができる。
1 棒体
1a 一方の棒部材
1b 他方の棒部材
2a,2b 連結端部
3 パイプ状部
4 小径嵌合部
5 ネジ山
6 テーパ雄ネジ部
7 固定基部
8 嵌合固定部
9 ストッパ
10 ネジ溝
11 テーパ雌ネジ部
12 拡・縮径用スリット
13 拡・縮径カラー
14 拡・縮径用部分スリット
15 凹凸面
16 鍔部
17 清掃用具
18 柄
19 清掃シート保持体
20 清掃シート固定部
21 レール
1a 一方の棒部材
1b 他方の棒部材
2a,2b 連結端部
3 パイプ状部
4 小径嵌合部
5 ネジ山
6 テーパ雄ネジ部
7 固定基部
8 嵌合固定部
9 ストッパ
10 ネジ溝
11 テーパ雌ネジ部
12 拡・縮径用スリット
13 拡・縮径カラー
14 拡・縮径用部分スリット
15 凹凸面
16 鍔部
17 清掃用具
18 柄
19 清掃シート保持体
20 清掃シート固定部
21 レール
Claims (3)
- 棒体を構成する複数の棒部材の端部同士を連結する棒部材の連結機構であって、少なくとも一方の棒部材の連結端部はパイプ状部となっており、この一方の棒部材と連結する他方の棒部材の連結端部は、前記パイプ状部内に所要の連結長さ嵌合する小径嵌合部となっており、この小径嵌合部の先端には、軸方向に所要長さ突出し、先端に向かうにつれて小径となる円錐状となっており、この円錐状のテーパ面にネジ山を刻設したテーパ雄ネジ部が形成された固定基部が設けられ、この固定基部にはその外周に、内周が前記テーパ雄ネジ部の外周に嵌まるテーパ孔面となっていて、このテーパ孔面に前記テーパ雄ネジ部のネジ山に螺合されるネジ溝を刻設したテーパ雌ネジ部が形成され、その周方向の1カ所に拡・縮径用スリットが全長にわたって設けられた拡・縮径カラーが装着され、前記拡・縮径カラーに対し固定基部を回転させることにより、拡・縮径カラーが固定基部のテーパ面に沿って拡径、縮径するようになっており、拡・縮径カラーは縮径させることにより前記パイプ状部内に嵌合可能な外径となり、拡径させたとき前記パイプ状部内周面に圧接する外径となるように構成されていることを特徴とする棒部材の連結機構。
- 前記拡・縮径カラーにはその周方向の前記拡・縮径用スリットが設けられている部分以外の周方向部分の少なくとも1カ所に先端側が周方向に分離されて基端側が分離されていない拡・縮径用部分スリットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の棒部材の連結機構。
- 前記拡・縮径カラーの外周面は回り止め用の凹凸面となっていることを特徴とする請求項1または2に記載の棒部材の連結機構。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008104450A JP2009257365A (ja) | 2008-04-14 | 2008-04-14 | 棒部材の連結機構 |
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JP2008104450A JP2009257365A (ja) | 2008-04-14 | 2008-04-14 | 棒部材の連結機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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- 2008-04-14 JP JP2008104450A patent/JP2009257365A/ja active Pending
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