JP2009256042A - スクリュー駆動搬送装置 - Google Patents

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Yasunari Obara
康成 小原
Hitoshi Inaga
仁志 伊永
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Abstract

【課題】大きな駆動力を発生することを可能とするとともに、搬送体がスクリュー軸を円滑に乗り継ぐことができ、高速に連続して搬送することができるスクリュー駆動搬送装置を提供すること。
【解決手段】搬送体120の係合部がスクリュー軸110の螺旋溝に係合して搬送されるスクリュー駆動搬送装置100において、搬送体の係合部がスクリュー軸の水平方向側方から係合するように構成されていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸を回転駆動し、搬送体の係合部を送り部材に係合して搬送体を搬送するスクリュー駆動搬送装置に関するものである。
従来、搬送体を外部からの駆動力により移動させて搬送する搬送装置として、一対のレールと、一対のレールの間に平行に設けられたスクリュー軸と、レール上を走行する車輪とスクリュー軸の螺旋状の送り部材に係合する係合部を備えた台車状の搬送体からなり、スクリュー軸を回転駆動して搬送体がレール上を移動するように構成されたスクリュー駆動搬送装置が知られている。
これらのスクリュー駆動搬送装置500は、図11、図12に示すように、基礎部501上に敷設された左右一対のガイドレール502と、両ガイドレール502間のカバー体503内に設けられたスクリュー軸510と、車輪521を有し両ガイドレール502に支持案内されて走行自在な搬送体520からなる。
搬送体520には係合ローラ523がガイド体522に案内されて昇降自在に設けられ、スクリュー軸510には螺旋板511が円筒面に螺旋状に設けられており、搬送体520の係合ローラ523がスクリュー軸510の螺旋板511に上部から係合した状態でスクリュー軸510が図示しない駆動装置により回転駆動されることで、搬送体520がガイドレール502に支持案内されて走行する(例えば、特許文献1参照)。
また、円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸を回転駆動し、搬送体の係合部を螺旋状の送り部材に係合して搬送体を搬送するスクリュー駆動搬送装置において、スクリュー軸が搬送方向に複数直列に配置されたものも公知である。
これらのスクリュー駆動搬送装置600は、図13乃至図15に示すように、左右一対のガイドレール602と、両ガイドレール602間に設けられたスクリュー軸610と、車輪621を有し両ガイドレール602に支持案内されて走行自在な搬送体620からなる。
スクリュー軸610は、閉ループ形状の搬送経路650に沿って複数設けられており、チェーンコンベヤ604が、該搬送経路605の全経路に渡る両ガイドレール602間に併設されている。
搬送体620には係合ローラ623が設けられ、スクリュー軸610には螺旋板611が円筒面に螺旋状に設けられており、搬送体620の係合ローラ623がスクリュー軸610の螺旋板611に上部から係合した状態でスクリュー軸610を回転駆動すると、搬送体620がガイドレール602に支持案内されて走行する。
さらに、搬送体620には上下に揺動するフック625が設けられ、チェーンコンベヤ604にはドッグ605が設けられており、搬送体620のフック625がチェーンコンベヤ604のドッグ605に上部から係合した状態でチェーンコンベヤ604を駆動すると、搬送体620がガイドレール602に支持案内されて走行する。
これらのスクリュー駆動搬送装置600の搬送動作について以下に説明する。
待機位置651a、651b、651c、651dにある搬送体620は、キャリッジローラ626がキャリッジレール606により持ち上げられ、キャリッジリンク627は上方に揺動し、連動してフック625は持ち上がるため、フック625はチェーンコンベヤ604のドッグ606から離れ搬送体620は停止する。
待機位置651a、651b、651c、651dにある搬送体620はスクリュー軸610a、610b、610c、610dが停止中に、それぞれシリンダ607a、607b、607c、607dに押され挿入位置652a、652b、652c、652dに進み、挿入位置のスクリュー軸610a、610b、610c、610dの螺旋板611にその係合ローラ623を押し付けられた状態で停止する。
この状態でスクリュー軸610a、610b、610c、610dを回転させるとそれぞれの螺旋板611にそれぞれの係合ローラ623が係合し、スクリュー軸610a、610b、610c、610dの回転により搬送体620が進行する。
搬送体520は、それぞれ停止位置653a乃至653iに停止して所定の作業を行いながら、離脱位置654まで搬送される。離脱位置654に達すると係合ローラ623はスクリュー軸610a、610b、610c、610dから離脱する。
搬送体520が離脱位置654に達すると係合ローラ623はスクリュー軸610a、610b、610c、610dから離脱するとともに、キャリッジレール606からキャリッジローラ626が離脱し、キャリッジリンク627が下方に揺動してフック625が下がるため、チェーンコンベヤ604のドッグ606がフック625と係合して、搬送体520はチェーンコンベヤ604の牽引を受け前進する(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−58463号公報(第3乃至4頁、図1、図3、図6) 特開2001−122422号公報(第4頁、図2、図3、図5)
しかしながら、これらの従来のスクリュー駆動搬送装置は、一つの搬送体につき一つの係合ローラがスクリュー軸の上方から螺旋板に係合しているため、大きな駆動力を発生することが困難であり、また、複数のスクリュー軸を乗り継ぐ場合には、駆動力回転速度を制御することで走行速度を変化させたりすることで搬送体の走行を制御することは可能であるが、複数の搬送体を同時に走行させる場合は、他の駆動機構を備える必要があり、装置全体が複雑となるとともに、高速に連続して搬送を行うことが困難であるという問題があった。
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、大きな駆動力を発生することを可能とするとともに、搬送体がスクリュー軸を円滑に乗り継ぐことができ、高速に連続して搬送することができるスクリュー駆動搬送装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動する駆動装置と、前記螺旋状の送り部材に係合する係合部を有し前記スクリュー軸の回転により搬送される搬送体とを有するスクリュー駆動搬送装置において、前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の水平方向側方から前記螺旋状の送り部材に係合するように構成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたスクリュー駆動搬送装置の構成に加えて、前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の両側方に設けられ、前記螺旋状の送り部材の半ピッチ分前後に交互に配置された少なくとも一対の係合ローラからなることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載されたスクリュー駆動搬送装置の構成に加えて、前記係合ローラが、前記搬送体の搬送方向の前端部と後端部に少なくとも一対ずつ配置されていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
本請求項1に係る発明のスクリュー駆動搬送装置は、円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動する駆動装置と、前記螺旋状の送り部材に係合する係合部を有し前記スクリュー軸の回転により搬送される搬送体とを有するスクリュー駆動搬送装置において、前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の水平方向側方から前記螺旋状の送り部材に係合するように構成されていることにより、スクリュー軸の両側方を係合部が螺旋状の送り部材と係合可能な個所とすることができるため、搬送体の長さ当たりに設置できる係合部が増加し、大きな駆動力を発生することが可能となる。
そして、本請求項2に係る発明のスクリュー駆動搬送装置は、請求項1に係るスクリュー駆動搬送装置が奏する効果に加えて、搬送体の係合部が、スクリュー軸の両側方に設けられ、螺旋状の送り部材の半ピッチ分前後に交互に配置された少なくとも一対の係合ローラからなることにより、スクリュー軸の両側方でほぼ均等な駆動力とすることができる。
また、本請求項3に係る発明のスクリュー駆動搬送装置は、請求項2に係るスクリュー駆動搬送装置が奏する効果に加えて、係合ローラが、搬送体の搬送方向の前端部と後端部に少なくとも一対ずつ配置されていることにより、搬送体がスクリュー軸を乗り継ぐ際に隣接するスクリュー軸の間に隙間が存在しても前端部と後端部のいずれかの係合ローラにより常に駆動力を発生することが可能となるため、円滑に乗り継ぐことができ、高速に連続して搬送することができる。
本発明のスクリュー駆動搬送装置は、円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動する駆動装置と、前記螺旋状の送り部材に係合する係合部を有し前記スクリュー軸の回転により搬送される搬送体とを有するスクリュー駆動搬送装置において、前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の水平方向側方から前記螺旋状の送り部材に係合するように構成されており、大きな駆動力を発生することを可能とするとともに、搬送体がスクリュー軸を円滑に乗り継ぐことができ、高速に連続して搬送することができるという効果を発揮するものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても何ら構わない。
すなわち、本発明のスクリュー駆動搬送装置の搬送体は、スクリュー軸の上方に配置されても良く、スクリュー軸の下方に配置されても良い。
また、本発明のスクリュー駆動搬送装置の搬送体は、被搬送物を上面に載置するものでも良く、被搬送物を収納するものでも良く、被搬送物を下面に吊下げるものでも良い。
以下に、本発明の実施例であるスクリュー駆動搬送装置について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の斜視図であり、図2は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の側面図であり、図3は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の平面図であり、図4は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の正面図であり、図5は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の側面図であり、図6は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の平面図であり、図7は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の配置説明図であり、図8は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の側面図であり、図9は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の断面図であり、図10は、本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の展開図である。
本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置100は、図2に示すように、基礎部101上に敷設された左右一対のガイドレール102と、両ガイドレール102に設けられたスクリュー軸110と、車輪121を有し両ガイドレール102に支持案内されて走行自在な搬送体120と、モータ131と該モータ131の回転をスクリュー軸110に伝達する回転伝達手段140とからなる駆動装置130から構成されており、図7に示すように、スクリュー軸110が搬送方向に複数直列に配置されるとともに、駆動装置130も複数設けられている。
搬送体120は、図3乃至図5に示すように、物品を載置可能でガイドレール102に支持案内される車輪121を有する搬送体フレーム124を備え、該搬送体フレーム124の下部に、係合ローラ123を有するガイド体122が設けられている。
係合ローラ123は、スクリュー軸110に水平方向側方から係合するようにガイド体122に保持され、ガイド体122は少なくとも搬送体フレーム124の走行方向の前方に1対と後方に一対の二対設けられ、各々のガイド体の対は、スクリュー軸110の螺旋の半ピッチ前後でかつ左右両側に係合ローラ123が位置するように設けられている。
また、走行方向の前方の一対のガイド体122A、122Bと走行方向の後方の一対のガイド体122C、122Dとの間隔は、複数直列に配置されたスクリュー軸110の隣り合う二つのスクリュー軸110の間隔より広く設定されている。
モータ131はスクリュー軸110の側方離れた位置で、モータ131の回転は回転伝達手段140によりスクリュー軸110に伝えられるように構成されており、図6に示すように、モータ131の出力軸132をスクリュー軸110と直交するように配置することで、隣接するスクリュー軸110を駆動するモータ131を並行に隣接して配置している。
回転伝達手段140は、モータ131側から順に、モータ131の出力軸132が継手146を介してギヤボックス141と接続され、ギヤボックス141が自在継手144を介してドライブシャフト142と接続され、ドライブシャフト142が自在継手145を介して最終ギヤ143と接続され、最終ギヤ143の出力がスクリュー軸110を駆動するように構成されている。
ドライブシャフト142は、伸縮自在に構成されており、両端が自在継手144、145を介して接続されていることにより、駆動源であるモータ131及びギヤボックス141とスクリュー軸110との相対位置関係が設置スペースに合わせて変更可能に構成されている。
ギヤボックス141は、隣接する回転伝達手段140側にクラッチ軸147が設けられており、該クラッチ軸147は、スクリュー軸110と同一の回転数で回転するようにギヤボックス141のギヤ比が設定されている。
隣接する回転伝達手段140のギヤボックス141のクラッチ軸147は、シングルポジション型クラッチ148によりその回転の連結・解放を行うように構成されており、解放時は、隣接するスクリュー軸110がそれぞれのモータ131により独立して回転駆動制御され、連結時は、隣接するスクリュー軸110が所定の回転位相、同一の回転数で駆動される。
モータ131及びシングルポジション型クラッチ148が側方に離れた位置に設置されていることにより、中間にドライブシャフト142のみ貫通する壁等を設けて搬送ラインと隔離することが可能であり、搬送ラインをモータ131やシングルポジション型クラッチ148の発熱、発火、発塵等の影響から遮断することが可能となる。
また、図7に示すスクリュー軸110B、110C、110G、110Hのように、上流下流両側で隣接するスクリュー軸と同期する場合は、スクリュー軸110の両側に駆動機構130を備え、それぞれの駆動機構130が隣接するスクリュー軸110の駆動機構130との間で同期可能に構成されている。
なお、この場合、両側の駆動機構130のうち一方はモータ131を省略して回転伝達手段140のみとしてもよい。
スクリュー軸110は、図8乃至図10に示すように、円筒状の軸本体112の円周面に螺旋板111A、11Bを螺旋状に立設してなる。
2枚の螺旋板111A、111Bは、一定の間隔をおいて設けられ、当該間隙が搬送体120の係合ローラ123が係合する螺旋溝113として機能する。
スクリュー軸110の両端部には、螺旋溝113の端部以外の部分を閉塞するように2枚の螺旋板111A、111Bと連続する端部板111Cが設けられている。
また、端部板111Cは2枚の螺旋板111A、111Bのピッチよりも小さな僅かな螺旋状をなしている。
以上のように構成された本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の動作について以下に説明する。
図7に示すように、上流からスクリュー軸110A、110B、110C、110D、110E、110F、110G、110H、110Jが直列に配置されており、スクリュー軸110Aは下流側に駆動機構130Aを、スクリュー軸110B、110C、110G、110Hは上流下流両側に駆動機構130B1、130B2、130C1、130C2、130G1、130G2、130H1、130H2を、スクリュー軸110Jは上流側に駆動機構130Jをそれぞれ備えており、スクリュー軸110D、110E、110Fは直接回転結合されて一体に回転するとともにスクリュー軸110Dの上流側に駆動機構130D、スクリュー軸110Fの下流側に駆動機構130Fが備えられている。
駆動機構130Aと130B1、130B2と130C1、130C2と130D、130Fと130G1、130G2と130H1、130H2と130Jは、それぞれ隣接して設けられるとともに、シングルポジション型クラッチ148AB、148BC、148CD,148FG、148GH、148HJにより回転の連結・解放を行うように構成されている。
まず、スクリュー軸110Aにより搬送体120が上流(図面左側)から搬送されてくると、搬送体120の先端の係合ローラ123Aがスクリュー軸110Bに達する前に、シングルポジション型クラッチ148ABが連結されて駆動機構130Aと130B1が同一の回転数でスクリュー軸110Aと110Bを駆動する。
この時、シングルポジション型クラッチ148ABにより、スクリュー軸110Aと110Bは所定の回転位相に固定されるており、搬送体120の走行方向の前方の一対のガイド体122A、122Bと走行方向の後方の一対のガイド体122C、122Dとの間隔は、隣り合う二つのスクリュー軸110の間隔より広く設定されていことにより、搬送体120の後端の係合ローラ123C、123Dがスクリュー軸110Aの螺旋溝130により走行している状態で、先端の係合ローラ123A、123Bは円滑にスクリュー軸110Bの螺旋溝130に係合する。
搬送体120がさらに走行し、後端の係合ローラ123Dがスクリュー軸110Aの螺旋溝130を離脱すると、シングルポジション型クラッチ148ABが解放され、搬送体120の走行は駆動機構130B1、130B2により独立して制御可能となる。
次に、搬送体120の先端の係合ローラ123Aがスクリュー軸110Cに達する前に、シングルポジション型クラッチ148BCが連結されて駆動機構130B2と130C1が同一の回転数でスクリュー軸110Bと110Cを駆動する。
そして、搬送体120の後端の係合ローラ123Dがスクリュー軸110Bの螺旋溝130により走行している状態で、先端の係合ローラ123A、123Bは円滑にスクリュー軸110Cの螺旋溝130に係合し、搬送体120がさらに走行し、後端の係合ローラ123Dがスクリュー軸110Bの螺旋溝130を離脱すると、シングルポジション型クラッチ148BCが解放される。
これらの動作を、それぞれのスクリュー軸110の乗り継ぎ時に行うことにより、大きな駆動力を発生することを可能とするとともに、搬送体120がスクリュー軸を円滑に乗り継ぐことができ、高速に連続して搬送することができるなど、その効果は甚大である。
以上の実施例では、搬送体120は前端部と後端部に一対ずつ、計4個の係合ローラ123A、123B、123C、123Dを設けているが、さらに中間部にも係合ローラを設けることにより駆動力を大きくしても良い。
また、各ガイド体の取り付け位置を搬送体の搬送方向に調整可能とすることにより、螺旋板のピッチの異なるスクリュー駆動搬送装置でも使用可能とすることができる。
本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の斜視図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の側面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の平面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の正面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の搬送体の側面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の平面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の配置説明図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の側面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の断面図。 本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置のスクリュー軸の展開図。 従来のスクリュー駆動搬送装置の斜視図。 従来のスクリュー駆動搬送装置の断面図。 従来の他のスクリュー駆動搬送装置の断面図。 従来の他のスクリュー駆動搬送装置の配置説明図。 従来の他のスクリュー駆動搬送装置の側面説明図。
符号の説明
100,500,600 ・・・スクリュー駆動搬送装置
101,501 ・・・基礎部
102,502,602 ・・・ガイドレール
503 ・・・カバー体
604 ・・・チェーンコンベヤ
605 ・・・ドッグ
606 ・・・キャリッジレール
607 ・・・シリンダ
110,510,610 ・・・スクリュー軸
111,511,611 ・・・螺旋板
112 ・・・軸本体
113 ・・・螺旋溝
120,520,620 ・・・搬送体
121,521,621 ・・・車輪
122,522 ・・・ガイド体
123,523,623 ・・・係合ローラ
124 ・・・搬送体フレーム
624 ・・・キャリッジ
625 ・・・フック
626 ・・・キャリッジローラ
627 ・・・キャリッジリンク
130 ・・・駆動装置
131 ・・・モータ
132 ・・・出力軸
140 ・・・回転伝達手段
141 ・・・ギヤボックス
142 ・・・ドライブシャフト
143 ・・・最終ギヤ
144 ・・・自在継手
145 ・・・自在継手
146 ・・・継手
147 ・・・クラッチ軸
148 ・・・シングルポジション型クラッチ
650 ・・・搬送経路
651 ・・・待機位置
652 ・・・挿入位置
653 ・・・停止位置
654 ・・・離脱位置

Claims (3)

  1. 円周面に螺旋状の送り部材を有するスクリュー軸と、該スクリュー軸を回転駆動する駆動装置と、前記螺旋状の送り部材に係合する係合部を有し前記スクリュー軸の回転により搬送される搬送体とを有するスクリュー駆動搬送装置において、
    前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の水平方向側方から前記螺旋状の送り部材に係合するように構成されていることを特徴とするスクリュー駆動搬送装置。
  2. 前記搬送体の係合部が、前記スクリュー軸の両側方に設けられ、前記螺旋状の送り部材の半ピッチ分前後に交互に配置された少なくとも一対の係合ローラからなることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー駆動搬送装置。
  3. 前記係合ローラが、前記搬送体の搬送方向の前端部と後端部に少なくとも一対ずつ配置されていることを特徴とする請求項2に記載のスクリュー駆動搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010202098A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Daifuku Co Ltd 搬送台車の駆動装置

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