JP2009256033A - 乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、摩耗した部品の交換作業を容易に行うことができるとともに、長期間安定して動作させることができる乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】軸支持ブロック14の下部には、摺動部材係合部としての突起部(掛かり代)19が設けられている。突起部19は、樹脂摺動板15を取り囲むように設けられている。言い換えると、軸支持ブロック14の下部には凹部が形成されており、この凹部に樹脂摺動板15が嵌合されている。これにより、軸支持ブロック14に対する樹脂摺動板15の水平方向への変位が規制されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、踏段チェーンが巻かれたスプロケットを緊張用ばねで付勢することにより、踏段チェーンに張力を与える乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置に関するものである。
従来の乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置では、支持台にガイドレールが設けられており、ガイドレールに沿って走行可能な台車の下部には走行ローラが取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭58−34867号公報
上記のように構成された従来の乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置では、スプロケットの実際の移動量(振動量)が1〜2mm程度であるため、長期間使用すると走行ローラの特定の部位のみが摩耗し、編摩耗によりスムーズな回転でできなくなってしまう。このため、走行ローラの摩耗がある程度進むと、走行ローラを交換する必要が生じるが、走行ローラの交換は台車を大きく持ち上げた状態で行う必要があり、摩耗部品である走行ローラの交換作業に手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、長期間安定して動作させることができるとともに、摩耗部品の交換作業を容易に行うことができる乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置は、案内レール、踏段チェーンが巻かれたスプロケットと一体に案内レールに沿って変位可能な軸支持ブロック、案内レールと軸支持ブロックとの間に設けられ、案内レールに沿って摺動する摺動部材、及び軸支持ブロックを案内レールに沿う方向へ付勢することにより、踏段チェーンに張力を与える緊張用ばねを備え、軸支持ブロックには、軸支持ブロックに対する摺動部材の変位を規制する摺動部材係合部が摺動部材の周囲を取り囲むように設けられている。
この発明の乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置は、軸支持ブロックに対する摺動部材の変位を規制する摺動部材係合部が、摺動部材の周囲を取り囲むように軸支持ブロックに設けられており、この摺動部材係合部への摺動部材の係合を解除することにより、軸支持ブロックから摺動部材を取り外すことができるので、軸支持ブロックを大きく持ち上げることなく摺動部材の交換作業を容易に行うことができる。また、案内レールに沿って摺動する摺動部材を用いたので、ある程度摩耗しても動作が不安定にならず、長期間安定して動作させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。図1において、トラス1の上階側端部には、上部機械室2が設けられている。また、トラス1の下階側端部には、下部機械室3が設けられている。上部機械室2には、一対のメインスプロケット4及び駆動スプロケット5が設けられている。各メインスプロケット4及び駆動スプロケット5は、同軸上に設けられており、一体に回転される。また、上部機械室2には、駆動機6が設けられている。駆動機6には、駆動チェーン用スプロケット7が設けられている。メインスプロケット4と駆動チェーン用スプロケット7との間には、駆動機6からの駆動力をメインスプロケット4に伝える駆動チェーン8が巻かれている。
下部機械室3には、一対の従動スプロケット9が設けられている。駆動スプロケット5と従動スプロケット9との間には、左右一対の踏段チェーン10が巻かれている。左右の踏段チェーン10の間には、複数の踏段11が設けられている。各踏段11は、踏段チェーン10により無端状に連結されている。
下部機械室3内には、一対の踏段チェーン緊張装置12が設けられている。各踏段チェーン緊張装置12は、踏段チェーン10に緩みなどが発生しないように常時適切な張力を与える。また、各踏段チェーン緊張装置12は、案内レール13と、軸支持ブロック14と、摺動部材としての平板状の樹脂摺動板15と、ロッド16と、緊張用ばね17とを有している。
案内レール13は、下部機械室3のトラス1の側部に水平に固定されている。軸支持ブロック14は、従動スプロケット9を回転可能に支持している。また、軸支持ブロック14は、従動スプロケット9と一体に案内レール13に沿って変位可能になっている。樹脂摺動板15は、案内レール13と軸支持ブロック14との間に設けられ、案内レール13に沿って摺動可能となっている。
ロッド16は、案内レール13に平行に配置され、その一端部が軸支持ブロック14に接続されている。緊張用ばね17は、ロッド16の他端部に設けられている。また、緊張用ばね17は、ロッド16を図の左方へ付勢することにより、ロッド16、軸支持ブロック14及び従動スプロケット9を介して踏段チェーン10に張力を与える。案内レール13には、緊張用ばね17に作用する荷重を受けるばね受け18が固定されている。
図2は図1の下部機械室3を拡大して示す側面図、図3は図2の要部を拡大して示す側面図である。軸支持ブロック14の下部には、摺動部材係合部としての突起部(掛かり代)19が設けられている。突起部19は、樹脂摺動板15を取り囲むように設けられている。言い換えると、軸支持ブロック14の下部には凹部が形成されており、この凹部に樹脂摺動板15が嵌合されている。これにより、軸支持ブロック14に対する樹脂摺動板15の水平方向への変位が規制されている。
このようなエスカレータの踏段チェーン緊張装置では、突起部19が樹脂摺動板15に係合されない位置まで軸支持ブロック14を上方に変位させることにより、軸支持ブロック14に対する樹脂摺動板15の変位規制を解除させることができるので、軸支持ブロック14を大きく持ち上げることなく、樹脂摺動板15の交換作業を容易に行うことができる。
また、樹脂摺動板15は、案内レール13に沿って摺動する平板状に形成されているので、走行ローラが不要となり、特定の部位のみが摩耗するのを防止することができ、ある程度摩耗しても動作が不安定にならず、長期間安定して動作させることができる。また、案内レール13と軸支持ブロック14との隙間を確認することによって樹脂摺動板15の摩耗状態を容易に確認することができる。
さらに、軸支持ブロック14に対する樹脂摺動板15の変位を突起部19によって規制されているので、底面からのボルト止めや締め増しが不要となり点検作業を容易に行うことができる。
実施の形態2.
次に、図4はこの発明の実施の形態2によるエスカレータの下部機械室を示す側面図、図5は図4の要部を拡大して示す側面図である。軸支持ブロック20は、ブロック本体21と、トラス終端側のブロック本体21の側面に取り付けられたストッパ22と、ストッパ22をブロック本体21に取り付けるボルト23とを有している。
ブロック本体21の下部には、突起部19が設けられている。突起部19は、樹脂摺動板15のトラス終端側端部以外を取り囲むようにコ字状に設けられている。軸支持ブロック20に対する樹脂摺動板15の水平方向への変位を規制する摺動部材係合部は、突起部19とストッパ22とにより構成されている。樹脂摺動板15は、ブロック本体21からストッパ22を取り外すことにより、案内レール13と軸支持ブロック20との間からトラス終端方向へ引き抜き可能である。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエスカレータの踏段チェーン緊張装置では、ブロック本体21に設けられているストッパ22を取り外すことにより、樹脂摺動板15を案内レール13と軸支持ブロック20との間からトラス終端方向へ引き抜くことができるので、軸支持ブロック20を持ち上げることなく、樹脂摺動板15の交換作業を容易に行うことができる。
また、樹脂摺動板15は、案内レール13に沿って摺動する平板状に形成されているので、走行ローラが不要となり、特定の部位のみが摩耗するのを防止することができ、ある程度摩耗しても動作が不安定にならず、長期間安定して動作させることができる。また、案内レール13と軸支持ブロック20との隙間を確認することによって樹脂摺動板15の摩耗状態を容易に確認することができる。
さらに、軸支持ブロック20に対する樹脂摺動板15のトラス終端方向への変位をストッパ22によって規制されているので、樹脂摺動板15の抜け落ちを防止することができる。
なお、突起部19の数や形状は、上記の例に限定されない。例えば、突起部19は、1つずつであってもよい。
実施の形態3.
次に、図6はこの発明の実施の形態3によるエスカレータを示す側面図、図7は図6の要部を拡大して示す側面図である。トラス1の側部には、支持台24が固定されている。支持台24の上部には、樹脂レール25が水平に固定されている。樹脂レール25は、複数の皿ねじ26により支持台24に着脱可能に固定されている。また、樹脂レール25の上部には、従動スプロケット9と一体に樹脂レール25に沿って摺動可能な軸支持ブロック27が設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このようなエスカレータの踏段チェーン緊張装置では、各皿ねじ26を取り外すことにより、軸支持ブロック27を大きく持ち上げることなく、樹脂レール25の交換作業を容易に行うことができる。
また、軸支持ブロック27の下部は、樹脂レール25に沿って摺動する平板状に形成されているので、樹脂レール25がある程度摩耗しても動作が不安定にならず、長期間安定して動作させることができる。
さらに、実施の形態1及び実施の形態2では、突起部19と樹脂摺動板15との噛み合わせ精度が必要であったが、実施の形態3では、軸支持ブロック27の下部が平板状に形成されており、樹脂レール25と軸支持ブロック27との噛み合わせが必要なくなるので、部品製作を容易に行うことができる。
なお、上記の例では、エスカレータの踏段チェーン緊張装置を示したが、この発明は、動く歩道の踏段チェーン緊張装置にも適用できる。
この発明の実施の形態1によるエスカレータを示す側面図である。 図1の下部機械室を拡大して示す側面図である。 図2の要部を拡大して示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるエスカレータの下部機械室を示す側面図である。 図4の要部を拡大して示す側面図である。 この発明の実施の形態3によるエスカレータを示す側面図である。 図6の要部を拡大して示す側面図である。
符号の説明
9 従動スプロケット、10 踏段チェーン、12 踏段チェーン緊張装置、13 案内レール、15 樹脂摺動板(摺動部材)、14,20,27 軸支持ブロック、17 緊張用ばね、19 突起部(摺動部材係合部)、21 ブロック本体、22 ストッパ(摺動部材係合部)、24 支持台、25 樹脂レール。

Claims (3)

  1. 案内レール、
    踏段チェーンが巻かれたスプロケットと一体に上記案内レールに沿って変位可能な軸支持ブロック、
    上記案内レールと上記軸支持ブロックとの間に設けられ、上記案内レールに沿って摺動する摺動部材、及び
    上記軸支持ブロックを上記案内レールに沿う方向へ付勢することにより、上記踏段チェーンに張力を与える緊張用ばね
    を備え、
    上記軸支持ブロックには、上記軸支持ブロックに対する上記摺動部材の変位を規制する摺動部材係合部が上記摺動部材の周囲を取り囲むように設けられていることを特徴とする乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置。
  2. 上記軸支持ブロックは、ブロック本体と、上記ブロック本体のトラス終端側端部に着脱可能に取り付けられ、上記摺動部材係合部の一部となるストッパとを有し、
    上記ブロック本体から上記ストッパを取り外すことにより、上記摺動部材は、上記案内レールと上記軸支持ブロックとの間からトラス終端方向へ引き抜き可能であることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置。
  3. 支持台、
    上記支持台に着脱可能に取り付けられている樹脂レール、
    踏段チェーンが巻かれたスプロケットと一体に上記樹脂レールに沿って摺動可能な軸支持ブロック、及び
    上記軸支持ブロックを上記案内レールに沿う方向へ付勢することにより、上記踏段チェーンに張力を与える緊張用ばね
    を備えていることを特徴とする乗客コンベアの踏段チェーン緊張装置。
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