JP2013163573A - 乗客コンベアのハンドレール清掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドレールの帆布面の摩擦係数が低下したときには、即時に保全作業者の負担を要せずに帆布面に対する目立て清掃を実施できるハンドレール清掃装置の提供。
【解決手段】本発明は、エスカレータ1のフレーム2に支持された固定枠23aに取り付けられ、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接する摺動体24を備え、この摺動体24は、固定枠23Aに一端が接続され、回動可能な作動干26と、この作動干26の他端に設けられ、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接可能な摺動部材27と、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接して目立て清掃するブラシ28とを含み、摺動部材27は、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が帆布面13Aの目立て清掃を要しない値に維持されているときに、ハンドレール13の帆布面13Aに接触する接触部27Aを有し、摺動部材27の接触部27Aに連設される部分にブラシ28を装着した構成にしてある。
【選択図】図6

Description

本発明は、エスカレータなどの乗客コンベアに備えられるハンドレールの帆布面の清掃に用いられる乗客コンベアのハンドレール清掃装置に関する。
エスカレータなどの乗客コンベアは、乗客を運搬するステップなどから成る踏み部材の側方に立設される欄干と、この欄干に設けられたガイドレールに案内され、踏み部材と同期して走行するハンドレールと、ガイドレールに対向するハンドレールの帆布面に摺接する駆動ローラとを有し、駆動ローラとハンドレールの帆布面との間の摩擦力によって、ハンドレールを走行させるようにしている。そのため、駆動ローラとハンドレールの帆布面との摩擦力、すなわちハンドレールの帆布面の摩擦係数が低下すると、駆動ローラがスリップしてしまい、踏み部材が走行しているにも拘わらずハンドレールの走行が停止してしまうことになる。
このような実状に関連して従来、ハンドレールの帆布面の摩擦係数の低下を検出する装置が提案されている。この従来技術は、乗客コンベアの固定部に支持された固定枠と、この固定枠に取り付けられ、ハンドレールの帆布面に摺接する摺動体とを備えている。摺動体は、前述した固定枠に一端が接続され、回動可能な作動干と、この作動干の他端に接続され、ハンドレールの帆布面に摺接する摺動部材とを含んでいる。そして、摺動体の自重により摺動部材をハンドレールの帆布面に摺接させることで、ハンドレールの走行に伴う摺動体の回動位置が変化するようにし、その摺動体の回動位置を確認することでハンドレールの帆布面の摩擦係数を検出するようにしている(特許文献1参照)。
また、これとは別にハンドレールの裏面すなわち摩擦係数が低下した帆布面を清掃する装置として従来、ハンドレールの撓みを調整する張り装置に固定可能な固定部材と、清掃体を着脱可能で、ハンドレールの摺動振動に対応して上下動可能な固定ロッドとを備え、前述した固定部材と固定ロッドとを、清掃体がハンドレールに平行に接するように角度調整可能なレバーを介して連結し、清掃体をハンドレールに押し付ける力を調整する押力調整ばねを備えたハンドレール清掃装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2008−265941号公報 特開2007−31106号公報
ところで、前述した特許文献1に記載された従来技術は、ハンドレールの帆布面の摩擦係数を検出するには有効であるが、その検出後の作業としてハンドレールの帆布面を清掃しようとする場合には、ハンドレールを乗客コンベアの固定枠から取り外してハンドレールの帆布面を清掃する手順が必要となる。すなわち、乗客コンベアからハンドレールを取り外す煩雑な作業が必要になり、保全作業者に対する負担が大きくなる。また、ハンドレールの帆布面の摩擦係数の低下後、即時には帆布面に対する目立て清掃作業を実施することはできないので、目立て清掃作業が実施されるまでは帆布面の摩擦係数が低下した状態でハンドレールを走行させることになり、駆動ローラのスリップを生じて踏み部材が走行しているにも拘わらず、ハンドレールが停止してしまうことも起こり得る。
また、特許文献2に記載された従来技術は、ハンドレールの帆布面の摩擦係数の低下を検出する装置を別に設ける必要があり、ハンドレールの帆布面の目立て清掃に要する装置費用が高くなるとともに、ハンドレールの帆布面を目立て清掃する時期の特定が困難になりやすいのに加え、清掃体をハンドレールに押し付ける力の調整を誤った場合には、過剰にハンドレールの帆布面を削り過ぎ、ハンドレールの寿命を縮めることにもなりかねない。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、ハンドレールの帆布面が目立て清掃を必要とするまで摩擦係数が低下したときには、即時に保全作業者の負担を要することなく、帆布面に対する適正な目立て清掃を実施させることができる乗客コンベアのハンドレール清掃装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る乗客コンベアのハンドレール清掃装置は、乗客を運搬する踏み部材の側方に立設される欄干と、この欄干に設けられたガイドレールに案内され、前記踏み部材と同期して走行するハンドレールと、前記ハンドレールの帆布面に摺接する駆動ローラとを有し、前記駆動ローラと前記ハンドレールの前記帆布面との間の摩擦力によって前記ハンドレールを走行させる乗客コンベアに備えられ、前記乗客コンベアの固定部に支持された固定枠と、この固定枠に取り付けられ、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接する摺動体とを有し、前記摺動体を介して前記ハンドレールの前記帆布面の摩擦係数の低下に伴って前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する乗客コンベアのハンドレール清掃装置において、前記摺動体は、前記固定枠に一端が接続され、回動可能な作動干と、前記作動干の他端に設けられ、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接可能な摺動部材と、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接して目立て清掃するブラシとを含み、前記摺動部材は、前記ハンドレールの前記帆布面の摩擦係数が前記帆布面の目立て清掃を要しない値に維持されているときに、前記ハンドレールの帆布面に接触する接触部を有し、前記摺動部材の前記接触部に連設される部分に前記ブラシを装着したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、ハンドレールの帆布面の摩擦係数が帆布面の目立て清掃を要しない値に維持されているときには、すなわち駆動ローラのスリップを生じることなく駆動ローラとハンドレールの帆布面との間の摩擦力によってハンドレールを走行させることができている状態にあっては、摺動部材の接触部とハンドレールの帆布面との間の適正な摩擦力が確保され、この摩擦力により、摺動部材の接触部がハンドレールの帆布面に接触し、摺動部材に装着されたブラシがハンドレールの帆布面に接触しないように保持される。
このような状態からハンドレールの帆布面の摩擦係数が低下し、帆布面の目立て清掃が必要な値に変化してきたときには、すなわち駆動ローラのスリップを生じ始めたときには、摺動部材の接触部とハンドレールの帆布面との間の摩擦力が低下し、接触部が帆布面に対してスリップする状態となる。このとき、摺動体の自重によって摺動部材が回動し、摺動部材に装着されたブラシがハンドレールの帆布面に接触する状態となる。これによりハンドレールの帆布面はブラシによって目立て清掃される。
このようなブラシによるハンドレールの帆布面の目立て清掃により、帆布面の摩擦係数が再び目立て清掃を要しない値となり、摺動部材の接触部とハンドレールの帆布面との間の摩擦力が回復し、接触部が帆布面に対してスリップしなくなると、接触部と帆布面との摩擦力によって摺動部材が摺動体の自重に抗して前述の回動方向とは逆方向に回動する。これにより、前述と同様に、摺動部材の接触部がハンドレールの帆布面に接触し、摺動部材に取り付けられたブラシがハンドレールの帆布面に接触しない状態となる。
このように本発明は、ハンドレールの帆布面に接触する摺動部材の接触部と、ハンドレールの帆布面との間に生じる摩擦力の変化によって、ハンドレールの帆布面が目立て清掃を必要とするまでに摩擦係数が低下したときには、即時に保全作業者の負担を要することなく、摺動部材に装着され、接触部に連設されたブラシによって帆布面に対する適切な目立て清掃を実現させることができる。
また本発明は、前記発明において、前記摺動体の前記ブラシが前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する時間を計測する時間計と、前記時間計で計測された時間が予め設定される時間に至ったとき、前記ハンドレールまたは当該ハンドレール清掃装置に関係する所定作業の実施を指示する指示信号を出力する処理を行う制御装置とを備えたことを特徴としている。
ハンドレールの累積走行時間が長くなると、ハンドレールに接触するガイドレールの磨耗粉が多くなり、この磨耗粉が駆動ローラとハンドレールの帆布面との間に侵入して、駆動ローラがスリップする懸念が生じやすい。本発明は、磨耗粉が多くなると推定される目立て清掃時間を予め設定時間として制御装置に記憶させておくことにより、時間計で計測された時間が前述の設定時間に至ったときに、制御装置から出力される指示信号によりハンドレールまたはハンドレール清掃装置に関係する所定作業、例えば前述したガイドレールの磨耗粉の除去作業の実施が指示される。このようにして、ガイドレールの磨耗粉の除去作業を適切な時期に実施することができる。
また本発明は、前記発明において、前記摺動体の前記ブラシが前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する回数を計測するカウンタを備え、前記制御装置は、前記カウンタで計測された回数が、予め設定される回数に至ったとき、前記ハンドレールまたは当該ハンドレール清掃装置に関係する所定作業の実施を指示する指示信号を出力する処理を行うことを特徴としている。
帆布面を目立て清掃する回数が多くなると、例えばブラシが損耗して、このブラシの交換作業が必要となる。あるいはハンドレールの点検作業が必要となる。本発明は、ブラシの交換作業が必要となると推定される目立て清掃の回数、あるいはハンドレールの点検作業が必要となると推定される目立て清掃の回数を、予め設定回数として制御装置に記憶させておくことにより、カウンタで計測された回数が前述の設定回数に至ったときに、制御装置から出力される指示信号によりハンドレール清掃装置に関係する所定作業、あるいはハンドレールの点検作業の実施が指示される。これによりブラシの交換作業、あるいはハンドレールの点検作業を適切な時期に実施することができる。
また本発明は、前記発明において、前記摺動部材は、側面視が弧状を成し、外表面が曲面を形成する部材から成り、前記摺動部材の前記外表面の、前記ハンドレールの前記帆布面に対向して位置する一端から所定距離までの領域に、前記接触部を設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、摺動部材が、側面視が弧状で外表面が曲面を形成する部材から成るので、ハンドレールの帆布面の摩擦係数が低下した際に、摺動部材の接触部がハンドレールの帆布面に接触する状態から、摺動部材に装着したブラシが帆布面に接触する状態に摺動部材の外表面の曲面を介して、摺動部材を摺動体の自重に応じて円滑に回動させることができる。また逆に、ハンドレールの帆布面の摩擦係数が通常程度に回復した際に、ブラシが帆布面に接触する状態から接触部材の接触部が帆布面に接触する状態に摺動部材の外表面の曲面を介して、摺動部材を摺動体の自重に抗して円滑に回動させることができる。
本発明は、ハンドレールの帆布面が目立て清掃を必要とするまで摩擦係数が低下したときには、即時に保全作業者の負担を要することなく、摺動部材に装着したブラシによって帆布面に対する適切な目立て清掃を実施させることができる。これにより本発明は、ハンドレールの帆布面の目立て清掃に関わる保全作業者の負担を従来に比べて軽減させることができる。また、摩擦力の低下を検出する専用の装置を要することがないので、ハンドレールの帆布面の目立て清掃に要する装置費用を従来よりも低減させることができる。また、ハンドレール帆布面の目立て清掃が必要なときにだけ、ブラシによって帆布面の目立て清掃を実施するので、帆布面の削り過ぎを抑え、ブラシの損耗の抑制とハンドレールの長寿命化を実現させることができる。
本発明に係るハンドレール清掃装置の一実施形態が備えられる乗客コンベアの一例として挙げたエスカレータの概略構成を示す側面図である。 本発明に係るハンドレール清掃装置の一実施形態を示す正面図である。 本実施形態の側面図で、下降するハンドレールに対応させて本実施形態を設置した状態を示す図である。 本実施形態の側面図で、上昇するハンドレールに対応させて本実施形態を設置した状態を示す図である。 本実施形態に備えられる電気系統を示すブロック図である。 本実施形態の動作を説明する側面図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアのハンドレール清掃装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るハンドレール清掃装置の一実施形態が備えられる乗客コンベアの一例として挙げたエスカレータの概略構成を示す側面図である。図2は本発明に係るハンドレール清掃装置の一実施形態を示す正面図、図3は本実施形態の側面図で、下降するハンドレールに対応させて本実施形態を設置した状態を示す図、図4は本実施形態の側面図で、上昇するハンドレールに対応させて本実施形態を設置した状態を示す図である。図5は本実施形態に備えられる電気系統を示すブロック図である。図6は本実施形態の動作を説明する側面図である。
図1に示すエスカレータ1は、トラス構造を含むフレーム2と、このフレーム2に設けた駆動電動機3と、この駆動電動機3に図示しないベルトにより連結されて、駆動電動機3の回転駆動力を増幅させる減速機4とを備えている。
また、エスカレータ1は、ドライビングスプロケット5と、このドライビングスプロケット5にドライビングチェーン6で連結されて回転する上部ターミナルギヤ7と、この上部ターミナルギヤ7と同軸に設けられて回転するハンドレールスプロケット8と、上部ターミナルギヤ7にステップチェーン9で連結されて回転する下部ターミナルギヤ10を備えている。
また、エスカレータ1は、乗客を運搬するためにステップチェーン9に無端状に連結された複数個の踏段から成る踏み部材11と、これらの踏み部材11の両側方に立設される欄干12と、この欄干12に設けられた図示しないガイドレールに案内され、踏み部材11と同期して走行するハンドレール13を備えている。
またエスカレータ1は、ハンドレールスプロケット8にメインチェーン14でテンションスプロケット15,15Aを介して連結されて回転するダブルスプロケット16と、このダブルスプロケット16にドライブチェーン17でアイドラスプロケット18を介して連結され、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接する複数個の駆動ローラ19と、これらの駆動ローラ19にハンドレール13を介して対向配置される複数個の従動ローラ20と、ハンドレール13にテンションを加えるテンションガイド22とを備えている。
ハンドレール13は、複数枚の帆布を積層して成るキャンバス製の帆布層と、この帆布層の表面を覆う剛性ゴム製の化粧層と、帆布層に埋設されるスチールコード製の抗張体とから成っている。帆布層の外面である前述の帆布面13Aに前述したように複数個の駆動ローラ19が摺接し、化粧層の外面である化粧面13Bに従動ローラ20が摺接するようになっている。なお、エスカレータ1は、前述した構成の他にハンドレール13を支える複数個の支えローラ21等も備えている。
前述のように構成したエスカレータ1は、駆動電動機3が駆動すると、減速機4、ドライビングスプロケット5及びドライビングチェーン6によって上部ターミナルギヤ7が回転する。これによりステップチェーン9が走行して踏み部材11が走行するとともに、ハンドレールスプロケット8、メインチェーン14、ダブルスプロケット16及びドライブチェーン17によって複数個の駆動ローラ19が回転する。このように回転する複数個の駆動ローラ19と複数個の従動ローラ20の間に挟持されたハンドレール13が、駆動ローラ19との間の摩擦力によって踏み部材11と同期して同方向に走行し、踏み部材11に乗った乗客がハンドレール13を掴むことによって、その乗客が安全に輸送される。
エスカレータ1では、複数個の駆動ローラ19が摺接するハンドレール13の帆布面13Aが経年使用により硬化した場合や、ハンドレール13をガイドする欄干12に設けられたハンドレール13の帆布面13Aに、図示しないガイドレールの磨耗粉が付着した場合などに、駆動ローラ19と摺接するハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が低下してしまう。これにより駆動ローラ19とハンドレール13の帆布面13Aとの摩擦力が低下し、乗客がハンドレール13を掴んだときの負荷などにより生じるハンドレール13の走行抵抗に負けると、駆動ローラ19がスリップし、踏み部材11が走行しているのにも拘わらず、ハンドレール13が走行しなくなることが起こり得る。このような状況から、エスカレータ1にハンドレール13の帆布面13Aを清掃する清掃装置23、すなわち本実施形態に係るハンドレール清掃装置が設けられている。
図2〜4に示すように、本実施形態に係る清掃装置23は、エスカレータ1の固定部、例えばフレーム2に支持された固定枠23Aに取り付けられ、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接する摺動体24を備えている。この摺動体24は、図2に示すように、固定枠23Aに形成された長穴23Bに挿入した回転軸25によって一端が固定枠23Aに回動可能に取り付けられる作動干26と、この作動干26の他端に設けられ、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接可能な摺動部材27と、ハンドレール13の帆布面13Aに摺接して目立て清掃するブラシ28とを含んでいる。摺動部材27は、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が帆布面13Aの目立て清掃を要しない正常値に維持されているときに、ハンドレール13の帆布面13Aに接触する接触部27Aを有し、摺動部材27の接触部27Aに連設される部分にブラシ28を装着した構成にしてある。
例えば摺動部材27は、図3,4に示すように、側面視が弧状を成し、外表面が曲面を形成する部材から成り、摺動部材27の外表面の、ハンドレール13の帆布面13Aに対向して位置する一端から所定距離までの領域に、接触部27Aを設けてある。
また本実施形態は、図3,4に示すように、摺動体24の作動干26の回動動作に応じて信号を出力するスイッチ29と、図5に示すように、スイッチ29の接点29Aに接続され、摺動体24のブラシ28がハンドレール13の帆布面13Aを目立て清掃する時間を計測する時間計30と、摺動体24のブラシ28がハンドレール13の帆布面13Aを目立て清掃する回数を計測するカウンタ31とを備えている。
前述した時間計30及びカウンタ31は、制御装置40に接続されている。この制御装置40には、例えば磨耗粉清掃指示ランプ50Aと、ブラシ交換指示ランプ50Bと、ハンドレール点検指示ランプ50Cを有する報知装置50が接続されている。制御装置40は、時間計30で計測されたブラシ28による目立て清掃の累積時間が、この制御装置40に予め記憶され、図示しないガイドレールの磨耗粉の清掃を要すると推定される設定時間に至ったかどうか判別する第1判別部40Aと、この第1判別部40Aで設定時間に至ったと判別されたとき、ハンドレール13またはバンドレール13の清掃装置23に関係する所定作業の実施を指示する指示信号、例えばガイドレールの磨耗粉の清掃作業の実施を指示する指示信号を報知装置50に出力する処理を行う出力部40Cを備えている。
また制御装置40は、カウンタ31で計測された回数が、それぞれ制御装置40に予め記憶され、ブラシ28の交換作業を要すると推定される設定回数、あるいはハンドレール13の点検作業を要すると推定される別の設定回数に至ったかどうか判別する第2判別部40Bも備えている。この第2判別部40Bで、設定回数あるいは別の設定回数に至ったと判別されたとき、出力部40Cからブラシ28の交換作業を指示する指示信号、またはハンドレール13の点検作業を指示する指示信号が報知装置50に出力される。
報知装置50にあっては、制御装置40からガイドレールの磨耗粉の清掃作業の実施を支持する指示信号が入力されると、磨耗粉清掃指示ランプ50Aが点灯する。また、制御装置40からブラシ28の交換作業の実施を指示する信号が入力されると、ブラシ交換指示ランプ50Bが点灯し、制御装置40からハンドレール13の点検作業の実施を指示する指示信号が入力されると、ハンドレール点検指示ランプ50Cが点灯する。
なお、前述した摺動部材27は全体を一体成形によって構成してもよく、また一体成形でなく、ハンドレール13の帆布面13Aとの接触面を別部材で成形し、組み合わせ構成したものでもよい。また、目立て清掃に用いるブラシ28を摺動部材27に設けるには、ビス止め、クリップ止めなど、どのような固定手段によって固定してもよい。また、摺動体24の回動位置を検出するスイッチ29は、そのスイッチの種類を問わない。
このように構成した本実施形態における動作について以下に説明する。
本実施形態に係る清掃装置23は、図3に示すように下降方向に走行するハンドレール13に対して下方に向かって凸形状を形成するように配置した場合には、ハンドレール13が下降方向に走行すると、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が正常値に保持されている状態では、ハンドレール13の帆布面13Aと摺動部材27の接触部27Aとの間の摩擦力によって摺動体24はハンドレール13によって下方向に引っ張られ、摺動体24の自重に抗して作動干26が図3の矢印Q1方向に回動して同図3に示す状態となる。すなわち、摺動部材27の接触部27Aがハンドレール13の帆布面13Aに接触した状態が維持される。
また、本実施形態に係る清掃装置23は、図4に示すように上昇方向に走行するハンドレール13に対して上方に向かって凸形状を形成するように配置した場合には、ハンドレール13が上昇方向に走行すると、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が正常値に保持されている状態では、ハンドレール13の帆布面13Aと摺動部材27の接触部27Aとの間の摩擦力によって摺動体24はハンドレール13によって上方向に引っ張られ、摺動体24の自重に抗して作動干26が図4の矢印Q2方向に回動して同図4に示す状態となる。このときも、摺動部材27の接触部27Aがハンドレール13の帆布面13Aに接触した状態が維持される。
本実施形態の清掃装置23は、ハンドレール13が下降方向及び上昇方向のいずれの方向に走行していても、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が低下してくると、ハンドレール13の走行によって引っ張られる力が摺動体24の自重に負けて、徐々に摺動体24の作動干26の傾きが小さくなる。すなわち、摺動部材27の回動位置が水平面に近づくようになる。例えば前述した図4に示す状態からハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が低下すると、摺動体24を構成する作動干26すなわち摺動部材27の回動位置が図6に示すように変化する。この間、摺動体24を構成する摺動部材27の接触部27Aがハンドレール13の帆布面13Aに対してスリップし始める。
このように帆布面13Aの摩擦係数が低下し、摺動部材27の接触部27Aがスリップし始めると、すなわち駆動ローラ19がスリップして帆布面13Aに対するブラシ28による目立て清掃が必要な状況となると、摺動体24の自重によって、摺動部材27に装着されたブラシ28がハンドレール13の帆布面13Aに摺接する状態となる。したがって、ブラシ28がハンドレール13の帆布面13Aをこすり、ブラシ28による帆布面13Aの目立て清掃が実施され、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数を上昇させる。このようにしてハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が再び正常値まで回復するに従って、摺動部材27の接触部27Aがハンドレール13の帆布面13Aに接触する状態となり、摺動部材27は摺動体24の自重に抗してハンドレール13によって引っ張られ、徐々に摺動体24の傾きが大きくなる。すなわち、摺動部材27の回動位置が次第に垂直面に近づく。
なお、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が正常値に維持されている状態においては、図3,4に示すように摺動体24の作動干26の傾きが大きく、この作動干26が水平面に近づいた状態となる。例えばこのとき、作動干26との係合によりスイッチ29が投入された状態となっている。このような状態から帆布面13Aの摩擦係数が低下して行くと、作動干26の傾きが次第に小さくなり、スイッチ29が開放される。このスイッチ29の開放により、図5に示す接点29Aが導通する。図5に示す時間計30は、例えばスイッチ29が開放されている時間、すなわちブラシ28による帆布面13Aの清掃が行われている時間を計測する。図5に示すカウンタ31は、例えばスイッチ29が開放された回数を計測する。
時間計30で計測された時間の累積、すなわちブラシ28による目立て清掃が行われた累積時間が、制御装置40の第1判別部40Aにおいて、予め記憶された設定時間に至ったと判別されたとき、出力部40Cから報知装置50に指示信号が出力され、報知装置50の磨耗粉清掃指示ランプ50Aが点灯する。したがって保全作業者は、この磨耗粉清掃指示ランプ50Aが点灯したときに、図示しないガイドレールの磨耗粉の清掃作業を行えばよい。
また、カウンタ31で計測された回数が、制御装置40の第2判別部40Bにおいて、予め記憶された設定回数に至ったと判別されたとき、出力部40Cから報知装置50に指示信号が出力され、報知装置50のブラシ交換指示ランプ50Bが点灯する。したがって保全作業者は、このブラシ交換指示ランプ50Bが点灯したときに、ブラシ28の交換作業を行えばよい。
また、カウンタ31で計測された回数が、制御装置40の第2判断部40Bにおいて、予め記憶された別の設定回数に至ったと判別されたとき、出力部40Cから報知装置50に指示信号が出力され、報知装置50のハンドレール点検指示ランプ50Cが点灯する。したがって保全作業者は、このハンドレール点検指示ランプ50Cが点灯したときに、ハンドレール13の点検作業を行えばよい。
このように構成した本実施形態は、ハンドレール13の帆布面13Aが目立て清掃を必要とするまで摩擦係数が低下したときには、即時に保全作業者の負担を要することなく、摺動部材27に装着したブラシ28によって帆布面13Aに対する適切な目立て清掃を実施させることができる。これにより本実施形態は、ハンドレール13の帆布面13Aの目立て清掃に拘わる保全作業者の負担を軽減させることができる。また、摩擦力の低下を検出する専用の装置を要することがないので、ハンドレール13の帆布面13Aの目立て清掃に要する装置費用を低減させることができる。また、ハンドレール13の帆布面13Aの目立て清掃が必要なときにだけ、ブラシ28によって帆布面13Aの目立て清掃を実施するので、帆布面13Aの削り過ぎを抑え、ブラシ28の損耗の抑制とハンドレール13の長寿命化を実現させることができる。
また本実施形態は、摺動部材27が、側面視が弧状で、外表面が曲面を形成する部材から成るので、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が低下した際には、摺動部材27の接触部27Aがハンドレール13の帆布面13Aに接触していた状態から、摺動部材27に装着したブラシ28が帆布面13Aに接触する状態に摺動部材27の外表面の曲面を介して、摺動部材27を摺動体24の自重に応じて円滑に回動させることができる。また逆に、ハンドレール13の帆布面13Aの摩擦係数が通常程度に回復した際に、ブラシ28が帆布面13Aに接触していた状態から摺動部材27の接触部27Aが帆布面13Aに接触する状態に摺動部材27の外表面の曲面を介して、摺動部材27を摺動体24の自重に抗して円滑に回動させることができる。
また本実施形態は、時間計30、制御装置40の第1判別部40A、出力部40C、及び報知装置50の磨耗粉清掃指示ランプ50Aを設けたことにより、図示しないガイドレールの磨耗粉の除去作業を適切な時期に実施することができる。
また本実施形態は、カウンタ31、制御装置40の第2判別部40B、出力部40C、及び報知装置50のブラシ交換指示ランプ50B、ハンドレール点検指示ランプ50Cを設けたことにより、ブラシ28の交換作業、あるいはハンドレール13の点検作業を適切な時期に実施することができる。
1 エスカレータ(乗客コンベア)
2 フレーム(固定部)
12 欄干
13 ハンドレール
13A 帆布面
19 駆動ローラ
23 清掃装置
23A 固定枠
23B 長穴
24 摺動体
25 回転軸
26 作動干
27 摺動部材
27A 接触部
28 ブラシ
29 スイッチ
30 時間計
31 カウンタ
40 制御装置
50 報知装置

Claims (4)

  1. 乗客を運搬する踏み部材の側方に立設される欄干と、この欄干に設けられたガイドレールに案内され、前記踏み部材と同期して走行するハンドレールと、前記ハンドレールの帆布面に摺接する駆動ローラとを有し、前記駆動ローラと前記ハンドレールの前記帆布面との間の摩擦力によって前記ハンドレールを走行させる乗客コンベアに備えられ、
    前記乗客コンベアの固定部に支持された固定枠と、この固定枠に取り付けられ、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接する摺動体とを有し、前記摺動体を介して前記ハンドレールの前記帆布面の摩擦係数の低下に伴って前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する乗客コンベアのハンドレール清掃装置において、
    前記摺動体は、前記固定枠に一端が接続され、回動可能な作動干と、前記作動干の他端に設けられ、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接可能な摺動部材と、前記ハンドレールの前記帆布面に摺接して目立て清掃するブラシとを含み、
    前記摺動部材は、前記ハンドレールの前記帆布面の摩擦係数が前記帆布面の目立て清掃を要しない値に維持されているときに、前記ハンドレールの帆布面に接触する接触部を有し、
    前記摺動部材の前記接触部に連設される部分に前記ブラシを装着したことを特徴とする乗客コンベアのハンドレール清掃装置。
  2. 請求項1に記載の乗客コンベアのハンドレール清掃装置において、
    前記摺動体の前記ブラシが前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する時間を計測する時間計と、
    前記時間計で計測された時間が予め設定される時間に至ったとき、前記ハンドレールまたは当該ハンドレール清掃装置に関係する所定作業の実施を指示する指示信号を出力する処理を行う制御装置とを備えたことを特徴とする乗客コンベアのハンドレール清掃装置。
  3. 請求項1に記載の乗客コンベアのハンドレール清掃装置において、
    前記摺動体の前記ブラシが前記ハンドレールの前記帆布面を目立て清掃する回数を計測するカウンタを備え、
    前記制御装置は、前記カウンタで計測された回数が、予め設定される回数に至ったとき、前記ハンドレールまたは当該ハンドレール清掃装置に関係する所定作業の実施を指示する指示信号を出力する処理を行うことを特徴とする乗客コンベアのハンドレール清掃装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベアのハンドレール清掃装置において、
    前記摺動部材は、側面視が弧状を成し、外表面が曲面を形成する部材から成り、
    前記摺動部材の前記外表面の、前記ハンドレールの前記帆布面に対向して位置する一端から所定距離までの領域に、前記接触部を設けたことを特徴とする乗客コンベアのハンドレール清掃装置。
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