JPH1036055A - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents
乗客コンベアの移動手摺清掃装置Info
- Publication number
- JPH1036055A JPH1036055A JP18781996A JP18781996A JPH1036055A JP H1036055 A JPH1036055 A JP H1036055A JP 18781996 A JP18781996 A JP 18781996A JP 18781996 A JP18781996 A JP 18781996A JP H1036055 A JPH1036055 A JP H1036055A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving handrail
- speed
- cleaning device
- passenger conveyor
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、乗客の転倒を防止できる安全
な乗客コンベアの移動手摺清掃装置を供給することにあ
る。 【解決手段】 移動手摺1に駆動ローラ2が押しつけバ
ネ3で押しつけられており、駆動ローラ2は移動手摺1
の移動によって回転し、また、駆動ローラ2と回転ブラ
シ5の間に設けられた回転を伝達するベルト6により回
転ブラシ5の速度は減速され、移動手摺1の回転に伴い
回転ブラシ5は移動手摺1の速度より若干の速度差を発
生させ、移動手摺1を清掃する構成としてある。さら
に、駆動ローラ2の回転によって回転する速度検出手段
4を設け、この速度検出手段4に応じた速度信号を判定
手摺7に出力し乗客コンベアの制御に用いるようにし
た。
な乗客コンベアの移動手摺清掃装置を供給することにあ
る。 【解決手段】 移動手摺1に駆動ローラ2が押しつけバ
ネ3で押しつけられており、駆動ローラ2は移動手摺1
の移動によって回転し、また、駆動ローラ2と回転ブラ
シ5の間に設けられた回転を伝達するベルト6により回
転ブラシ5の速度は減速され、移動手摺1の回転に伴い
回転ブラシ5は移動手摺1の速度より若干の速度差を発
生させ、移動手摺1を清掃する構成としてある。さら
に、駆動ローラ2の回転によって回転する速度検出手段
4を設け、この速度検出手段4に応じた速度信号を判定
手摺7に出力し乗客コンベアの制御に用いるようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの移
動手摺から動力を得て移動手摺を清掃する清掃装置を備
えた乗客コンベアの移動手摺清掃装置に関する。
動手摺から動力を得て移動手摺を清掃する清掃装置を備
えた乗客コンベアの移動手摺清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、移動手摺清掃装置としては実公
昭63−6137号公報に示すように、移動手摺に接触
させた駆動ローラを設け、この駆動ローラと回転ブラシ
をベルトによって連結し、移動手摺の駆動力によりブラ
シローラを回転させ移動手摺を清掃するものが提案され
ている。一方、乗客コンベアは無端状に連結した踏段と
移動手摺と同期して駆動することによって乗客を輸送す
る手段として広く用いられている。
昭63−6137号公報に示すように、移動手摺に接触
させた駆動ローラを設け、この駆動ローラと回転ブラシ
をベルトによって連結し、移動手摺の駆動力によりブラ
シローラを回転させ移動手摺を清掃するものが提案され
ている。一方、乗客コンベアは無端状に連結した踏段と
移動手摺と同期して駆動することによって乗客を輸送す
る手段として広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、安
全性について考慮されておらず、万一移動手摺清掃装置
の固渋等により移動手摺を停止または速度を低下させた
場合に踏段と移動手摺の速度差が発生し乗客の転倒を招
く危険性があった。
全性について考慮されておらず、万一移動手摺清掃装置
の固渋等により移動手摺を停止または速度を低下させた
場合に踏段と移動手摺の速度差が発生し乗客の転倒を招
く危険性があった。
【0004】本発明の目的は、簡単な構成で乗客の転倒
を防止できる安全な乗客コンベアの移動手摺清掃装置を
供給することにある。
を防止できる安全な乗客コンベアの移動手摺清掃装置を
供給することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、乗客コンベアの移動手摺清掃装置におい
て、上記清掃装置の構成部材の一部を兼用して、上記移
動手摺の移動速度を検出する速度検出手段を設けたこと
を特徴とする。
するために、乗客コンベアの移動手摺清掃装置におい
て、上記清掃装置の構成部材の一部を兼用して、上記移
動手摺の移動速度を検出する速度検出手段を設けたこと
を特徴とする。
【0006】本発明による乗客コンベアの移動手摺清掃
装置は、移動手摺から動力を得て移動手摺を清掃する清
掃装置の構成要素を利用して作動する速度検出手段を設
けたため、清掃のための既存の構成を活用して移動手摺
の速度を検出することが可能となり、この検出装置に基
づいて乗客コンベアを制御することができるようにな
る。例えば、万一移動手摺清掃装置の固渋等により移動
手摺を停止または速度を低下させた場合、速度検出手段
による信号により乗客コンベア踏段を停止させたり警報
を出したりすることで、踏段と移動手摺の速度差が発生
し乗客の転倒を招くことを防止できる。
装置は、移動手摺から動力を得て移動手摺を清掃する清
掃装置の構成要素を利用して作動する速度検出手段を設
けたため、清掃のための既存の構成を活用して移動手摺
の速度を検出することが可能となり、この検出装置に基
づいて乗客コンベアを制御することができるようにな
る。例えば、万一移動手摺清掃装置の固渋等により移動
手摺を停止または速度を低下させた場合、速度検出手段
による信号により乗客コンベア踏段を停止させたり警報
を出したりすることで、踏段と移動手摺の速度差が発生
し乗客の転倒を招くことを防止できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図により本発明の実施の形
態を詳細に説明する。
態を詳細に説明する。
【0008】図1に本発明の一実施の形態による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置を示す正面図を示す。支点を
有するレバー9の一端に押しつけバネ3を設けてレバー
9に反時計方向に付勢し、このレバー9の他端に可回転
的な駆動ローラ2を取り付けている。常時、駆動ローラ
2は移動手摺1に押しつけバネ3で押しつけられてお
り、移動手摺1の移動によって回転する。さらに、駆動
ローラ2と結合されて駆動ローラ2の回転によって回転
しているパイロットジェネレータなどの速度検出手段4
が設けられ、この速度検出手段4は移動手摺の移動速度
に応じた速度信号を判定手段7に出力する。また、駆動
ローラ2と回転ブラシ5の間にはベルト6によって連結
されており、このベルト6により移動手摺1の回転に伴
い回転ブラシ5は移動手摺1と逆方向に回転し移動手摺
1を清掃する。これにより移動手摺1は常に綺麗な状態
を維持できる。また判定手段7は、移動手摺の速度に応
じた速度信号を判定し判定信号を出力しており、万一清
掃装置8の固渋等により移動手摺を停止または速度を低
下させた場合には上述の判定信号により乗客コンベア踏
段を停止させるか警報を出して注意を喚起する。これに
より、踏段と移動手摺の速度差が発生し乗客の転倒を招
くことを防止できる。また、速度検出手段4はロータリ
ーエンコーダー等の速度検出手段で有れば同様な効果が
得られる。更に、清掃方法としては起動ローラ2からの
動力により帯状の清掃材、又は板状の清掃材を更新する
方法でも同様な効果が得られる。
ンベアの移動手摺清掃装置を示す正面図を示す。支点を
有するレバー9の一端に押しつけバネ3を設けてレバー
9に反時計方向に付勢し、このレバー9の他端に可回転
的な駆動ローラ2を取り付けている。常時、駆動ローラ
2は移動手摺1に押しつけバネ3で押しつけられてお
り、移動手摺1の移動によって回転する。さらに、駆動
ローラ2と結合されて駆動ローラ2の回転によって回転
しているパイロットジェネレータなどの速度検出手段4
が設けられ、この速度検出手段4は移動手摺の移動速度
に応じた速度信号を判定手段7に出力する。また、駆動
ローラ2と回転ブラシ5の間にはベルト6によって連結
されており、このベルト6により移動手摺1の回転に伴
い回転ブラシ5は移動手摺1と逆方向に回転し移動手摺
1を清掃する。これにより移動手摺1は常に綺麗な状態
を維持できる。また判定手段7は、移動手摺の速度に応
じた速度信号を判定し判定信号を出力しており、万一清
掃装置8の固渋等により移動手摺を停止または速度を低
下させた場合には上述の判定信号により乗客コンベア踏
段を停止させるか警報を出して注意を喚起する。これに
より、踏段と移動手摺の速度差が発生し乗客の転倒を招
くことを防止できる。また、速度検出手段4はロータリ
ーエンコーダー等の速度検出手段で有れば同様な効果が
得られる。更に、清掃方法としては起動ローラ2からの
動力により帯状の清掃材、又は板状の清掃材を更新する
方法でも同様な効果が得られる。
【0009】清掃装置8は移動手摺1に接触して清掃す
る回転ブラシ5と、移動手摺1に接触して回転ブラシ5
へ回転力を付与する駆動ローラ2とを備えた、速度検出
手段4と駆動ローラ2の回転から移動手摺の速度を検出
するようにしたことにより構成が簡単になる。
る回転ブラシ5と、移動手摺1に接触して回転ブラシ5
へ回転力を付与する駆動ローラ2とを備えた、速度検出
手段4と駆動ローラ2の回転から移動手摺の速度を検出
するようにしたことにより構成が簡単になる。
【0010】尚、清掃装置の一部として駆動ローラを兼
用して速度検出手段4を設けたが、清掃装置の他の構成
を兼用するようにしても良い。
用して速度検出手段4を設けたが、清掃装置の他の構成
を兼用するようにしても良い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の乗客コンベ
アの移動手摺清掃装置は、清掃装置の一部を兼用して移
動手摺の移動速度を検出する速度検出手段を設けたた
め、構成を簡単にし、しかも、万一清掃装置の固渋等に
より移動手摺を停止または速度を低下させた場合、速度
検出手段により乗客コンベア踏段を停止させたり警報を
出したりすることで、踏段と移動手摺の速度差が発生し
乗客の転倒を招くことを防止できる。
アの移動手摺清掃装置は、清掃装置の一部を兼用して移
動手摺の移動速度を検出する速度検出手段を設けたた
め、構成を簡単にし、しかも、万一清掃装置の固渋等に
より移動手摺を停止または速度を低下させた場合、速度
検出手段により乗客コンベア踏段を停止させたり警報を
出したりすることで、踏段と移動手摺の速度差が発生し
乗客の転倒を招くことを防止できる。
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置を示す正面図である。
動手摺清掃装置を示す正面図である。
1 移動手摺 2 駆動ローラ 3 押しつけバネ 4 速度検出手段 5 回転ブラシ 6 ベルト 7 判定手段 8 清掃装置 9 レバー
Claims (3)
- 【請求項1】 乗客コンベアの移動手摺装置において、
上記清掃装置の構成部材の一部を兼用して、上記移動手
摺の移動速度を検出する速度検出手段を設けたことを特
徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記速度
検出手段による検出速度と定格速度を比較して良否を判
定する良否判定手段と、この良否判定手段により否と判
定したとき外部へ出力する信号出力手段を設けたことを
特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記清掃
装置は上記移動手摺に接触して清掃する回転ブラシと、
上記移動手摺に接触して上記回転ブラシへ回転力を付与
する駆動ローラとを備えた、上記速度検出手段は上記駆
動ローラの回転から上記移動手摺の速度を検出するよう
にしたことを特徴とする乗客コンベアの移動手摺清掃装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18781996A JPH1036055A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18781996A JPH1036055A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1036055A true JPH1036055A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16212799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18781996A Pending JPH1036055A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1036055A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009227394A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ装置 |
JP2013163573A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアのハンドレール清掃装置 |
KR101985696B1 (ko) * | 2018-11-28 | 2019-06-04 | 주식회사 서우정보기술 | 에스컬레이터 핸드레일의 세척장치 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18781996A patent/JPH1036055A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009227394A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | エレベータ装置 |
JP2013163573A (ja) * | 2012-02-10 | 2013-08-22 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 乗客コンベアのハンドレール清掃装置 |
KR101985696B1 (ko) * | 2018-11-28 | 2019-06-04 | 주식회사 서우정보기술 | 에스컬레이터 핸드레일의 세척장치 |
WO2020111415A1 (ko) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 주식회사 서우정보기술 | 에스컬레이터 핸드레일의 세척장치 |
CN111511669A (zh) * | 2018-11-28 | 2020-08-07 | 株式会社敍优情报技术 | 自动扶梯扶手的洗涤装置 |
EP3889093A4 (en) * | 2018-11-28 | 2022-09-07 | Swit Co., Ltd. | ESCALATOR HANDRAIL WASHING DEVICE |
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