JP2009255794A - 電動ステアリングロック装置 - Google Patents

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正也 奥野
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Abstract

【課題】部品費や組付け費を抑制した電動ステアリングロック装置を提供する。
【解決手段】ECU100は、エンジンを停止させ、ロック開始を示す信号をステアリングロックECU55に送信する。ステアリングロックECU55は、ソレノイド51に対して電力の供給を停止し、電力の停止に基づいてロック完了を示す信号をECU100に送信する。ソレノイド51は、電力の供給が停止されたので、プランジャ512が本体510内に引き込まれた状態から、本体510から突出した状態へと変化する。プランジャ512の変位に基づいたレバー530の回転によって先端部532は下方に変位し、凸部533がロックギア部522の谷部522cに侵入する。凸部533は、山部522bに接触することによりロックギア部522の回転を規制するので、ステアリングコラムシャフト8の回転も規制することとなり、ステアリング3のロック動作が完了する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電動ステアリングロック装置に関する。
従来の電動ステアリングロック装置として、例えば、次のようなものがある。回転モータにより回転するウォームギア、ウォームギアの回転により回転するヘリカルギア、このヘリカルギアの回転と連動して動作するロックアーム及びカム、ステアリングシャフトに対してロック位置とアンロック位置との間で移動されるロックストッパ及びロックバー、ロックバーに設けられた磁石、磁石の移動を検出するホールIC(Integrated Circuit)がロックボディに収容された構成の電動ステアリングロック装置がある(例えば、特許文献1、2参照)。
この電動ステアリングロック装置は、回転モータを互いに逆方向に回転させることにより、ロックバーをステアリングシャフトに対してロック位置とアンロック位置との間で移動させる構成とされている。
またこの電動ステアリングロック装置は、ロックバーに設けられた磁石の移動をホールICによって検知することによってロック・アンロックを検知している。
特開2004−231123号公報 特開2006−36107号公報
しかし、特許文献1等の電動ステアリングロック装置によれば、ロック・アンロック検知を行うため、磁石やホールIC、又はマイクロスイッチを配置しなければならず、部品点数の増加に伴って部品費や組付け費が増加するという問題があった。
本発明の目的は、部品費や組付け費を抑制した電動ステアリングロック装置を提供する。
(1)本発明は上記目的を達成するため、電力供給に基づいて駆動体の駆動を行うソレノイドアクチュエータと、車両のステアリングコラムシャフトと結合し、前記ステアリングコラムシャフトに伝達する第1の回転力が第2の回転力に変換される回転体を有する回転力変換部と、前記駆動体の前記駆動に基づいて前記回転体の回転を規制することによって前記ステアリングコラムシャフトの回転を規制するロック部と、前記電力供給に基づいて前記ステアリングコラムシャフトのロック・アンロックを検知する検知部と、を備えたことを特徴とする電動ステアリングロック装置を提供する。
(2)本発明は上記目的を達成するため、前記回転力変換部は、一端が前記ステアリングコラムシャフトに結合し、また他端が前記車両のステアリングに設けられた第1のシャフトに結合する第2のシャフト、前記第2のシャフトと共に回転する第1のギア、を有する第1のギアシャフトと、前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアに対して第1のギア比を有する第2のギア、前記第2のギアと共に回転する第3のギア、前記第2のギア及び前記第3のギアと共に回転する第3のシャフト、を有する第2のギアシャフトと、前記第2のシャフトに対して回転可能に設けられ、前記第3のギアと噛み合い、前記第3のギアに対して第2のギア比を備えたギア部を有する前記回転体と、を有することを特徴とする前記(1)に記載の電動ステアリングロック装置を提供する。
(3)本発明は上記目的を達成するため、電力供給に基づいて駆動体の駆動を行うソレノイドアクチュエータと、一端が前記ステアリングコラムシャフトに結合し、また他端が前記車両のステアリングに設けられた第1のシャフトに結合する第2のシャフト、前記第2のシャフトと共に回転する第1のギア、を有する第1のギアシャフトと、前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアに対して第1のギア比を有する第2のギア、前記第2のギアに対して第2のギア比を有する第3のギア、前記第2のギア及び前記第3のギアと共に回転する第3のシャフト、を有する第2のギアシャフトと、前記第2のシャフトに対して回転可能に設けられ、前記第3のギアと噛み合い、前記第3のギアに対して第3のギア比を備えたギア部を有する回転体と、を有する回転力変換部と、前記駆動体の前記駆動に基づいて前記回転体の回転を規制することによって前記ステアリングコラムシャフトの回転を規制するロック部と、前記電力供給に基づいて前記ステアリングコラムシャフトのロック・アンロックを検知する検知部と、を備えたことを特徴とする電動ステアリングロック装置を提供する。
このような構成によれば、部品費や組付け費を抑制することができる。
以下に、本発明の電動ステアリングロック装置の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
[実施の形態]
(車両1の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置が搭載された車両内部の概略図である。本発明の電動ステアリングロック装置を車両1に搭載した場合について説明する。
車両1は、図1に示すように、エンジン及び各種電子機器等を搭載した車両本体10と、各種スイッチ及び計器類が設けられたインストルメントパネル11と、操作者が有する電子キーの認証番号と車両1の有する認証番号との認証が成立したのち、押下げされることによってエンジンの始動を可能にするエンジンスイッチ12と、を備えて概略構成されており、さらに車両1の進行方向を決めるための舵取り装置の一部である操作部2を備えている。
(操作部2の構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る操作部の分解斜視図であり、図3は、本発明の実施の形態に係る操作部の断面図であり、図4は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置に関するブロック図である。
操作部2は、図2及び図3に示すように、一例としてステアリング3と、レバーコントロールスイッチ4と、電動ステアリングロック装置5と、ステアリングコラムシャフト8と、ステアリングコラムポスト7と、を備えて概略構成されており、レバーコントロールスイッチ4、電動ステアリングロック装置5及びステアリングコラムポスト7は、ステアリングコラムカバー6によって覆われている。
ステアリング3は、略リング形状を有し、車両1を操作するために回転操作するステアリングホイール30と、ステアリングホイール30を支持する支持部31と、支持部31の中央に設けられた開口部33と、開口部33に設けられた開口部33aとを備えて概略構成されている。
ステアリング3は組付けが行われるとき、支持部31の開口部33の開口部33aにジョイント(第1のシャフト)35の雄ねじ部35bがレバーコントロールスイッチ4を介して突出するように構成されており、開口部33を介して雄ねじ部35bに雌ねじ34を結合させることによってステアリングホイール30とジョイント35を一体とすることができる。
またステアリング3は、雌ねじ34と雄ねじ部35bとを結合させたのち、開口部33に化粧板32が嵌め込まれる。
ジョイント35は、一例として、亜鉛ダイキャスト又はアルミダイキャスト等の合金によって作製され、一端に挿入孔35aが、他端に雄ねじ部35bが設けられている。
挿入孔35aは、開口を底面とする略円錐形状を有しており、挿入方向に伸びる溝が、内側に沿って複数形成されている。
また挿入孔35aは、内側に設けられた溝と結合する溝が設けられた後述する第1のギアシャフトの先端部が挿入され、先端部と結合することによって、第1のギアシャフトと一体となって回転する。
なお、本実施の形態におけるジョイント35は、後述するシャフト部を延長する部材であるが、操作部2は、シャフト部を必要な長さ延長してジョイント35を省いた構成としても良い。
レバーコントロールスイッチ4は、スイッチ及びロールコネクタ等が搭載された本体40と、本体40に設けられた開口部41と、レバー42、43とを備えて概略構成されており、レバー42、43の操作に基づいて車両1の方向指示装置やワイパ等のオン・オフを切り替えることができるものであり、図4に示す車両1のECU(Electronic Control Unit)100に接続されている。
ステアリングコラムポスト7は、一例として、亜鉛ダイキャスト又はアルミダイキャスト等の合金によって作製され、貫通孔71にステアリングコラムシャフト8が挿入され、ステアリングコラムシャフト8は、図3に示すように、貫通孔71内に設けられたベアリング76によって回転可能に支持されている。
またステアリングコラムポスト7の本体70の上部には、取付部72、74が設けられ、取付部72、74に設けられた取付部開口73、75には、電動ステアリングロック装置5を固定するための雄ねじ9a、9bと結合する雌ねじ部が形成されている。
ステアリングコラムシャフト8は、一例として、亜鉛ダイキャスト又はアルミダイキャスト等の合金によって作製され、ステアリングコラムポスト7上部から突出する本体80の先端には、後述するシャフト部の挿入孔と結合する先端部81が形成されている。
先端部81は、略円錐形状を有し、挿入方向に伸びる溝が外側に沿って複数形成されている。
ECU100は、車両1のエンジン等を制御するマイクロコンピュータユニットであり、電動ステアリングロック装置5の後述するステアリングロックECUを制御することによってステアリングコラムシャフト8を介したステアリング3のロック・アンロックを行うことができる。
(電動ステアリングロック装置5の構成)
図5は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置の分解斜視図であり、図6は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置の外観図である。
電動ステアリングロック装置5は、図5に示すように、一例として亜鉛ダイキャスト又はアルミダイキャスト等の合金によって作製された筐体50と、ソレノイド(ソレノイドアクチュエータ)51と、回転力変換部52と、ロック部53と、亜鉛ダイキャスト又はアルミダイキャスト等の合金によって作製されたカバー56と、を備えて概略構成されている。
筐体50は、ソレノイド51が組み付けられる凹部501と、回転力変換部52が組み付けられる凹部502と、凹部502の上部に設けられた取付部503と、取付部503に設けられた貫通孔504と、凹部502の下部に設けられた取付部505と、取付部505に設けられた貫通孔506と、を備えて概略構成されている。
また回転力変換部52の第1及び第2のギアシャフト520、521が組み付けられる凹部502の側面には、一例として、リング形状を有して鉄等の金属で作製され、シャフト部520aを回転可能に貫通支持するメタルブッシュ507と、リング形状を有して鉄等の金属で作製され、シャフト部521aを回転可能に支持するメタルブッシュ508と、が嵌め込まれる嵌込部(図示せず)が設けられている。
凹部502は、第1のギアシャフト520のシャフト部520aが貫通する貫通孔(図示せず)が設けられている。
(回転力変換部52の構成)
回転力変換部52は、第1のギアシャフト520と、第2のギアシャフト521と、ロックギア部522と、を備えて概略構成されている。
(第1のギアシャフト520の構成)
図7(a)は、本発明の実施の形態に係る第1のギアシャフトの側面図であり、図7(b)は、本発明の実施の形態に係るギア部の拡大図である。
第1のギアシャフト520は、図7(a)に示すように、一例として、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、円柱形状を有するシャフト部(第2のシャフト)520aと、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、図7(b)に示す山部520e及び谷部520fを有するギア部(第1のギア)520cと、を備えて概略構成されている。
シャフト部520aは、ジョイント35の挿入孔35aに挿入されることで、ジョイント35と結合する先端部520bと、ステアリングコラムシャフト8の先端部81が挿入されることによってステアリングコラムシャフト8と結合する挿入孔520dと、を備えて概略構成されている。
先端部520bは、略円錐形状を有し、挿入方向に伸びる溝が外側に複数形成されている。
挿入孔520dは、開口を底面とする略円錐形状を有しており、挿入方向に伸びる溝が、内側に沿って複数形成されている。
なお、ステアリングコラムシャフト8の先端部81、ジョイント35の挿入孔35a、第1のギアシャフト520の先端部520b、及び挿入孔520dの構造は、上記に限定されず、結合することによって一体となって回転する構造であれば良い。
ギア部520cの山部520eと山部520eの間隔a、及び半径R1は、一例として、ステアリング3の回転によって付加された回転力(トルク)の3分の1を第2のギアシャフト521の第1のギア部521bに伝達するように決定されている。
(第2のギアシャフト521の構成)
図8(a)は、本発明の実施の形態に係る第2のギアシャフトの側面図であり、図8(b)は、本発明の実施の形態に係る第1のギア部の拡大図であり、図8(c)は、本発明の実施の形態に係る第2のギア部の拡大図である。
第2のギアシャフト521は、図8(a)に示すように、一例として、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、円柱形状を有するシャフト部521aと、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、図8(b)に示す山部521d及び谷部521eを有する第1のギア部(第2のギア)521bと、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、図8(c)に示す山部521f及び谷部521gを有する第2のギア部(第3のギア)521cと、を備えて概略構成されている。
シャフト部521aは、一端(第1のギア部521b側)が筐体50に嵌め込まれたメタルブッシュ508のリングの開口に回転可能に挿入支持され、他端(第2のギア部521c側)が後述するケースコントローラ54の開口部542、ステアリングロックECU55の開口部552を介してカバー56に嵌め込まれたメタルブッシュ563のリングの開口に回転可能に挿入支持されている。
第1のギア部521bは、第1のギアシャフト520のギア部520cと噛み合うように構成配置され、山部521dと山部521dの間隔b、及び半径R2は、ギア部520cと第1のギア部521bのギア比(第1のギア比)が、一例として、1:3となるように決定されている。
第2のギア部521cは、後述するロックギア部522と噛み合うように構成配置され、山部521fと山部521fの間隔c、及び半径R3は、第2のギア部521cとロックギア部522のギア比(第2のギア比)が、一例として、1:3となるように決定されている。
(ロックギア部522の構成)
図9は、本発明の実施の形態に係るロックギア部の側面図である。ロックギア部522は、鉄又はアルミニウム等の金属で作製され、シャフト部520aを先端部520b側から図9に示すシャフト挿入孔522aにシャフト部520aに対して回転可能に挿入され、第2のギア部521cと噛み合うように構成配置されている。
ロックギア部(回転体)522は、上記のギア比となっているので、例えばステアリング3が1回転操作されたとき、ジョイント35、第1のギアシャフト520及び第2のギアシャフト521を介してロックギア部522は9回転する。つまりステアリング3に付加された回転力(第1の回転力)は、回転力変換部52によって9分の1の回転力(第2の回転力;ロックギア部522の山部522bに加わる力)に減少することとなり、ロックギア部522に僅かな力が付加されるだけで、ロックギア部522の回転を規制することができる。
なお、回転力変換部52の構成は、上記に限定されず、さらに複数のギア部を組み合わせて構成されても良い。
(ロック部53の構成)
ロック部53は、レバー530と、ピン538と、スプリング539と、を備えて概略構成されている。
レバー530は、一例として、鉄又はアルミニウム等の金属によって作製された矩形状を有しており、後述するソレノイド51のプランジャ512と接する接触部537を上部に有する端部531と、凸部533が設けられた先端部532と、ピン538が挿入される貫通孔535を有する支持部534と、先端部532に設けられ、スプリング539の一端が接続される貫通孔536と、を備えて概略構成されている。
ピン538は、貫通孔535を介して筐体50の所定の凹部(図示せず)に挿入固定される。レバー530は、ピン538を支点として回転する。
スプリング539は、一例として、他端が筐体50に取り付けられ、凸部533を谷部522cに挿入する方向に弾性力を付加するコイルばねである。
なお、本実施の形態において、弾性力を付加する機械要素をスプリング539としたがこれに限定されず、挿入する方向に対する弾性力が付加可能なトーションバーや板ばね等で良く、これに限定されない。
凸部533は、ステアリングコラムシャフト8をロックするとき、ロックギア部522の谷部522cに挿入され、ロックギア部522の回転によって山部522bと接触する。
接触したときの図11(b)に示す凸部533と山部522bとのかかり量Wは、一例として、ステアリングコラムシャフト8による回転力が9分の1に減じられているので、1mm程度でロックギア部522の回転を規制することができる。また、凸部533は、山部522bとの接触解除も容易に行うことができる。
これは従来のステアリングロック装置と異なる点である。例えば、従来のステアリングロック装置として、ステアリングコラムシャフトに凹部を設け、その凹部にロックバーを挿入することによってステアリングコラムシャフトをロックするものが知られている。
この従来のステアリングロック装置は、車輪に装着されたタイヤによる反発力が、伝達してステアリングコラムシャフトに付加されるため、ロックバーの強度が必要であり、またロック状態からロックバーをステアリングコラムシャフトから抜くためには、大きな力を必要としていた。
しかし、本実施の形態における電動ステアリングロック装置5は、回転力変換部52によってステアリングコラムシャフト8からロックギア部522に伝達する反発力を減らすことが可能であるため、小さな力でロックギア部522の回転を規制する、すなわち、ステアリングコラムシャフト8の回転を規制することができるので、ロックギア部522及びロック部53に大きな強度は必要なくなり、また、ソレノイド51によっても電動ステアリングロック装置5を構成することが可能になる。
(ソレノイド51の構成)
図10(a)は、本発明の実施の形態に係るロック時のソレノイドの概略図であり、図10(b)は、本発明の実施の形態に係るアンロック時のソレノイドの概略図である。
ソレノイド(駆動部)51は、内部にコイル等を有する本体510と、本体下部に設けられたコネクタ511と、本体510の側面の開口に挿入されたプランジャ(駆動体)512と、を備えて概略構成されている。
本体510は、雄ねじ519aが挿入される貫通孔517aを有する取付部517を上部に、雄ねじ519bが挿入される貫通孔518aを有する取付部518を下部に備えている。
コネクタ511は、ケースコントローラ54のコネクタ544を介して後述するステアリングロックECU55のコネクタ553に接続され、ステアリングロックECU55、ケースコントローラ54及びコネクタ511を介して車両1から電力がソレノイド51に供給される。
プランジャ512は、鉄等の磁性体によって作製され、斜面514が形成された略円錐形状を有する凸部513と、円錐形状の上部から本体510内部のコイル内に直線上に伸びるバー515と、を備えて概略構成されている。
バー515の底面部516は、ロック時にはレバー530の接触部537と接触しており、このとき、レバー530の凸部533はロックギア部522の谷部522cに挿入され、凸部533はロックギア部522の回転によって山部522bと接触する。
ソレノイド51は、電力が供給されているとき(通電時)、プランジャ512が本体510内に引き込まれ、電力が供給されないとき(非通電時)、プランジャ512が本体510から突出するように構成されている。
またプランジャ512は、一例として、通電・非通電によって5〜6mm変位する。
(ケースコントローラ54の構成)
ケースコントローラ54は、図5に示すように側面が開放され、ステアリングロックECU55を内部に収納する収納部540と、第1のギアシャフト520のシャフト部520aが挿入される開口部541と、第2のギアシャフト521のシャフト部521aが挿入される開口部542と、ロック時にソレノイド51の凸部513が侵入する凹部543と、筐体50側の面ではソレノイド51のコネクタ511と接続し、ステアリングロックECU55側の面ではステアリングロックECU55のコネクタと接続するコネクタ544と、を備えて概略構成されている。
(ステアリングロックECU55の構成)
ステアリングロックECU(検知部)55は、一例として、各種電子部品等が設けられたIC(Integrated Circuit)を有する基板550と、第1のギアシャフト520のシャフト部520aが挿入される開口部551と、第2のギアシャフト521のシャフト部521aが挿入される開口部552と、を備えて概略構成され、ケースコントローラ54の収納部540に収納されている。
またステアリングロックECU55は、ケースコントローラ54のコネクタ544を介してソレノイド51のコネクタ511と接続されている。またステアリングロックECU55は、車両1のECU100と接続されている。
さらにステアリングロックECU55は、ソレノイドに対する電力の供給停止・供給に基づいてステアリングコラムシャフト8のロック・アンロックの検知を行い、ECU100にロック・アンロックを示す信号を送信するので、例えばレバー530にマイクロスイッチ、磁石、ホールIC等の検知装置を設ける必要が無く、組付け及びコスト的に有利である。
(カバー56の構成)
カバー56は、図5に示すように、開口部561を有する本体560を備え、筐体50に嵌め込むことができるように構成されている。
またカバー56のステアリングロックECU55側には、メタルブッシュ562及び563が嵌め込まれる嵌込部(図示せず)が設けられている。
メタルブッシュ562は、リング形状を有して鉄等の金属から作製され、第1のギアシャフト520のシャフト部520aを回転可能に挿入支持するものであり、開口部561とリングの開口を一致させて配置されている。
メタルブッシュ563は、リング形状を有して鉄等の金属から作製され、第2のギアシャフト521のシャフト部521aを回転可能に挿入支持するものである。
(電動ステアリングロック装置5の組付方法)
以下に電動ステアリングロック装置5の組付方法について各図を参照しながら説明する。
(1)ソレノイド51の組付工程
まず筐体50の凹部501、502が上を向くように、筐体50を治具(図示せず)にセットする。
続いて凹部501にソレノイド51を挿入し、雄ねじ519a、519bをソレノイド51の取付部517、518の貫通孔517a、518aに挿入し、筐体50に設けられた雌ねじ部(図示せず)に挿入固定する。
(2)回転力変換部52の組付工程
次に筐体50の嵌込部(図示せず)にメタルブッシュ507、508を嵌め込み、メタルブッシュ507に第1のギアシャフト520のシャフト部520aを挿入する。
続いてメタルブッシュ508に第2のギアシャフト521のシャフト部521aを挿入する。このとき、第1のギアシャフト520のギア部520cと第2のギアシャフト521の第1のギア部521bとが噛み合うように配置する。
続いて第1のギアシャフト520の先端部520bにロックギア部522のシャフト挿入孔522aを挿入し、ロックギア部522と第2のギアシャフト521の第2のギア部521cとが噛み合うように配置する。
なお、第1のギアシャフト520、第2のギアシャフト521及びロックギア部522を組み合わせた状態で筐体50の凹部502に挿入しても良い。
また組付工程(1)及び(2)は、順序を入れ替えて行われても良い。
(3)ロック部53の組付工程
接触部537をソレノイド51の底面部516に接触させ、ピン538を貫通孔535に挿入し、筐体50の凹部(図示せず)にピン538を挿入固定する。
続いてレバー530の貫通孔536にスプリング539の一端を挿入し、スプリング539を収縮させながら、他端を筐体50の凹部502上部にある取付部(図示せず)に挿入固定する。
(4)ケースコントローラ54の組付工程
次にケースコントローラ54の開口部541にシャフト部520aの先端部520bに挿入し、また開口部542にシャフト部521aの先端部を挿入し、ケースコントローラ54を筐体50に嵌め込むながらソレノイド51のコネクタ511とコネクタ544を接続する。
(5)ステアリングロックECU55の組付工程
続いてステアリングロックECU55の開口部551にシャフト部520aの先端部520b、及び開口部552にシャフト部521aの先端部を挿入して、ケースコントローラ54の収納部540にステアリングロックECU55を嵌め込みながらケースコントローラ54のコネクタ544をステアリングロックECU55のコネクタを接続する。
なお、ケースコントローラ54を取り付けるまえに、ケースコントローラ54にステアリングロックECU55を嵌め込んでから、ケースコントローラ54を筐体50に嵌め込んでも良い。
(6)カバー56の組付工程
筐体50の嵌込部(図示せず)にメタルブッシュ562、563を嵌め込み、開口部561からシャフト部520aの先端部520bが突出するように、位置を調整し、筐体50にカバー56を図6に示すように嵌め込む。
上記の工程によって電動ステアリングロック装置5の組付けが完了し、ステアリングコラムポスト7に装着することができる。
続いて操作部2の組付けの概略を説明する。なお、下記において、ステアリングコラムシャフト8と第1のギアシャフト520との接続、及び第1のギアシャフト520とジョイント35の接続について主に説明する。
(操作部2の組付け)
まずステアリングコラムシャフト8の先端部81を電動ステアリングロック装置5の第1のギアシャフト520の挿入孔520dに挿入する。このとき、先端部81に形成された溝と挿入孔520dに形成された溝が嵌り合うようにする。
続いて電動ステアリングロック装置5の取付部503の貫通孔504をステアリングコラムポスト7の取付部72の取付部開口73の位置に合わせ、続いて取付部505の貫通孔506を取付部74の取付部開口75の位置に合わせる。
雄ねじ9aを貫通孔504を介してステアリングコラムポスト7の取付部開口73に挿入し、回転させ固定する。同様に雄ねじ9bを貫通孔506を介してステアリングコラムポスト7の取付部開口75に挿入し、回転させ固定する。
次に電動ステアリングロック装置5の上部から突出した第1のギアシャフト520の先端部520bにジョイント35の挿入孔35aを嵌め込む。このとき、先端部520bに形成された溝と挿入孔35aに形成された溝が嵌り合うようにする。
続いてジョイント35の雄ねじ部35bをレバーコントロールスイッチ4の開口部41から突出させ、レバーコントロールスイッチ4を図示しない所定の取付部に位置合わせを行ったのち固定する。このとき、必要な配線の結線等を行う。
レバーコントロールスイッチ4の開口部41から突出したジョイント35の雄ねじ部35bを支持部31の開口部33内に突出させ、開口部33の底部を挟んで雌ねじ34をジョイント35の雄ねじ部35bに結合させる。このとき、ステアリング3とレバーコントロールスイッチ4の間には所定の隙間が設けられているものとする。
化粧板32を支持部31に取り付け、最後にステアリングコラムカバー6をレバーコントロールスイッチ4、電動ステアリングロック装置5及びステアリングコラムポスト7を覆うように装着し、操作部2の組付けを完了する。
(実施の形態の動作)
以下に、本実施の形態における電動ステアリングロック装置の動作を各図を参照して詳細に説明する。なお、ECU100による電力の供給停止後においても、例えば電子キーとの認証動作を行うイモビライザーやドアロック等の装置に対する電力は供給するものとする。
(電動ステアリングロック装置5のロック動作)
図11(a)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す斜視図であり、図11(b)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す側面図である。まず電動ステアリングロック装置5によるステアリング3のロック動作について説明する。
運転者は車両1を停車し、エンジンスイッチ12を押下げしてエンジンを停止させる。
車両1のECU100は、エンジンスイッチ12からの信号を受信し、エンジンECU101を制御してエンジンを停止させ、ロック開始を示す信号をステアリングロックECU55に送信する。
ステアリングロックECU55は、受信したロック開始を示す信号に基づいてソレノイド51に対して電力の供給を停止し、電力の停止に基づいてロック完了を示す信号をECU100に送信する。
ECU100は、ロック完了を示す信号を受信すると、ステアリング3がロック状態であることを内部メモリに記憶する。
ソレノイド51は、電力の供給が停止されたので、図10(b)に示すプランジャ512が本体510内に引き込まれた状態から、図10(a)及び図11(a)に示す本体510から突出した状態へと変化する。
このときレバー530の先端部532は、スプリング539によって下方に弾性力が付加されているため、レバー530がピン538を支点とする回転を行い、レバー530の接触部537は、図10(b)に示すプランジャ512の動きに基づいて斜面514に沿って上方に変位し、やがて底面部516に接触する。
レバー530の回転に基づいて先端部532は下方に変位し、凸部533がロックギア部522の谷部522cに侵入する。
タイヤの反発力によるステアリングコラムシャフト8の回転に伴って第1のギアシャフト520、第2のギアシャフト521を介してロックギア部522が回転するので、図11(b)に示すように、凸部533は山部522bに接触する。
また凸部533が下方へ変位したとき、ロックギア部522の山部522bに接触する場合であっても、僅かな力でロックギア部522は回転するので、凸部533は、山部522bに接触しながら谷部522cに侵入する。
凸部533は、山部522bに接触することによりロックギア部522の回転を規制するので、ステアリングコラムシャフト8の回転も規制することとなり、ステアリング3のロック動作が完了する。
(電動ステアリングロック装置5のアンロック動作)
図12(a)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す斜視図であり、図12(b)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す側面図である。続いて電動ステアリングロック装置5によるステアリング3のアンロック動作について説明する。
運転者は、電子キーによる認証番号の認証が成立したのち、ドアを開閉し車両1に乗り込み、エンジンスイッチ12を押下げし、エンジンを始動させる。
車両1のECU100は、エンジンスイッチ12からの信号を受信し、エンジンECU101を制御してエンジンを始動させ、内部メモリに基づいてステアリング3がロック状態にあることから、ステアリングロックECU55に対してロック解除を示す信号を送信する。
ステアリングロックECU55は、受信したロック解除を示す信号に基づいてソレノイド51に対して電力の供給を行い、電力の供給に基づいてロック解除完了を示す信号をECU100に送信する。
ECU100は、ロック解除完了を示す信号を受信すると、ステアリング3がアンロック状態であることを内部メモリに記憶する。
ソレノイド51は、電力の供給に基づいて、図10(a)及び図11(a)に示すプランジャ512が本体510から突出した状態から、図10(b)及び図12(a)に示す本体510内に引き込まれた状態へと変化する。
このときレバー530の接触部537は、図10(a)に示すプランジャ512の状態から図10(b)に示す状態へと、底面部516から斜面514に沿って下方に変位する。
接触部537の変位に基づいてレバー530は、ピン538を支点として回転し、先端部532が上方に変位する。
凸部533は、先端部532の変位に基づいてロックギア部522の山部522bとの接触を解除する。このとき、凸部533の接触の解除は、タイヤの反発力によってステアリングコラムシャフト8に大きな回転力が付加された状態であっても、上記した回転力の減少により非常に小さい力で可能となる。
凸部533は、山部522bとの接触が解除されることによりロックギア部522の回転を規制解除するので、ステアリングコラムシャフト8の回転も規制解除されることとなり、ステアリング3のアンロック動作が完了する。
(実施の形態の効果)
上記した実施の形態における電動ステアリングロック装置5によれば、ステアリングロックECU55は、ソレノイド51に対する電力の供給停止及び供給に基づいてロック・アンロックを検知するので、ロック・アンロックを検出する磁気センサやマイクロスイッチ等の部品を削減することができるので、部品費や組付け費を抑制することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形が可能である。
本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置が搭載された車両内部の概略図である。 本発明の実施の形態に係る操作部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る操作部の断面図である。 本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置に関するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置の外観図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る第1のギアシャフトの側面図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係るギア部の拡大図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る第2のギアシャフトの側面図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係る第1のギア部の拡大図であり、(c)は、本発明の実施の形態に係る第2のギア部の拡大図である。 本発明の実施の形態に係るロックギア部の側面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るロック時のソレノイドの概略図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係るアンロック時のソレノイドの概略図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す斜視図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のロック状態を示す側面図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す斜視図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係る電動ステアリングロック装置のアンロック状態を示す側面図である。
符号の説明
1…車両、2…操作部、3…ステアリング、4…レバーコントロールスイッチ、5…電動ステアリングロック装置、6…ステアリングコラムカバー、7…ステアリングコラムポスト、8…ステアリングコラムシャフト、9a…雄ねじ、9b…雄ねじ、10…車両本体、11…インストルメントパネル、12…エンジンスイッチ、30…ステアリングホイール、31…支持部、32…化粧板、33…開口部、34…雌ねじ、35…ジョイント、35a…挿入孔、35b…雄ねじ部、40…本体、41…開口部、42…レバー、50…筐体、51…ソレノイド、52…回転力変換部、53…ロック部、54…ケースコントローラ、55…ステアリングロックECU、56…カバー、71…貫通孔、72…取付部、73…取付部開口、74…取付部、75…取付部開口、76…ベアリング、80…本体、81…先端部、100…ECU、101…エンジンECU、501…凹部、502…凹部、503…取付部、504…貫通孔、505…取付部、506…貫通孔、507…メタルブッシュ、508…メタルブッシュ、510…本体、511…コネクタ、512…プランジャ、513…凸部、513a…山部、513b…谷部、514…斜面、515…バー、516…底面部、517…取付部、517a…貫通孔、518…取付部、518a…貫通孔、519a…雄ねじ、519b…雄ねじ、520…第1のギアシャフト、520a…シャフト部、520b…先端部、520c…ギア部、520d…挿入孔、520e…山部、520f…谷部、521…第2のギアシャフト、521a…シャフト部、521b…第1のギア部、521c…第2のギア部、521d…山部、521e…谷部、521f…山部、521g…谷部、522…ロックギア部、522a…シャフト挿入孔、522b…山部、522c…谷部、530…レバー、530A…レバー、531…端部、532…先端部、533…凸部、533A…凸部、534…支持部、535…貫通孔、536…貫通孔、537…接触部、538…ピン、539…スプリング、540…収納部、541…開口部、542…開口部、543…凹部、544…コネクタ、550…基板、551…開口部、552…開口部、560…本体、561…開口部、562…メタルブッシュ、563…メタルブッシュ

Claims (3)

  1. 電力供給に基づいて駆動体の駆動を行うソレノイドアクチュエータと、
    車両のステアリングコラムシャフトと結合し、前記ステアリングコラムシャフトに伝達する第1の回転力が第2の回転力に変換される回転体を有する回転力変換部と、
    前記駆動体の前記駆動に基づいて前記回転体の回転を規制することによって前記ステアリングコラムシャフトの回転を規制するロック部と、
    前記電力供給に基づいて前記ステアリングコラムシャフトのロック・アンロックを検知する検知部と、
    を備えたことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
  2. 前記回転力変換部は、
    一端が前記ステアリングコラムシャフトに結合し、また他端が前記車両のステアリングに設けられた第1のシャフトに結合する第2のシャフト、前記第2のシャフトと共に回転する第1のギア、を有する第1のギアシャフトと、
    前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアに対して第1のギア比を有する第2のギア、前記第2のギアと共に回転する第3のギア、前記第2のギア及び前記第3のギアと共に回転する第3のシャフト、を有する第2のギアシャフトと、
    前記第2のシャフトに対して回転可能に設けられ、前記第3のギアと噛み合い、前記第3のギアに対して第2のギア比を備えたギア部を有する前記回転体と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電動ステアリングロック装置。
  3. 電力供給に基づいて駆動体の駆動を行うソレノイドアクチュエータと、
    一端が前記ステアリングコラムシャフトに結合し、また他端が前記車両のステアリングに設けられた第1のシャフトに結合する第2のシャフト、前記第2のシャフトと共に回転する第1のギア、を有する第1のギアシャフトと、前記第1のギアと噛み合い、前記第1のギアに対して第1のギア比を有する第2のギア、前記第2のギアに対して第2のギア比を有する第3のギア、前記第2のギア及び前記第3のギアと共に回転する第3のシャフト、を有する第2のギアシャフトと、前記第2のシャフトに対して回転可能に設けられ、前記第3のギアと噛み合い、前記第3のギアに対して第3のギア比を備えたギア部を有する回転体と、を有する回転力変換部と、
    前記駆動体の前記駆動に基づいて前記回転体の回転を規制することによって前記ステアリングコラムシャフトの回転を規制するロック部と、
    前記電力供給に基づいて前記ステアリングコラムシャフトのロック・アンロックを検知する検知部と、
    を備えたことを特徴とする電動ステアリングロック装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06300093A (ja) * 1993-02-19 1994-10-25 Kagenobu Kajiwara 回転伝動機構
JP2001259280A (ja) * 2000-03-15 2001-09-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JP2003170836A (ja) * 2001-12-07 2003-06-17 Nissan Motor Co Ltd ロック機構を具える車両用操舵装置

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