JP2009252208A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要な装置情報を確実に読み出すことができる制御装置を得ること。
【解決手段】装置情報の参照要求を受け取ったとき、読み出すモードに基づいて、書き込みバッファから読み出すか、装置情報保持手段から読み出すか、書き込みバッファに書き込まれている装置情報が装置情報保持手段に格納されている装置情報へ上書きされるのを待って書き込みバッファから読み出すか、のうち何れか1つを選択し、該選択した読み出し方法と書き込みバッファ内の装置情報が装置情報保持手段の装置情報に反映されたか否かを示す判定結果とに基づいて装置情報を読み出す。
【選択図】 図5

Description

本発明は、内部に保持する装置情報を外部装置から設定および参照することができる制御装置に関するものである。
従来、組み込み機器などのCPU性能などのリソースが限定される制御装置においては、一度に多くの処理をしないよう、複数回にまたがり装置情報のデータを外部装置から取得して制御装置が有する一時書き込みバッファに蓄えておき、すべてのデータが揃ったとき、または所定の時間が経過する毎に装置情報の格納先に書き込むことを行う。外部装置からの取得処理中に障害が発生した場合は、一時書き込みバッファに蓄えられているデータの書き込みを一切行わない。そして、外部装置から制御装置内の装置情報を読み出す際、格納先に保持される装置情報から直接装置情報を読み込んで制御装置が有する読み出しバッファに格納し、外部装置に出力していた。以降、この手法を従来手法という。
ところで、装置情報などの読み出し方法に関連する技術としては、例えば特許文献1に開示される技術によれば、データ読み込みにおけるバッファリングと瞬時値の管理例が示されている。瞬時値管理とバッファリング管理をあわせてもち、データを読み込むときの高速処理および大容量処理の両方を実現している。
特開平11−212626号公報
しかしながら、上記従来手法において、外部装置から装置情報を参照する場合、外部装置から新しい装置情報のデータを入力した後であっても、書き込みバッファのデータが未だ格納先の装置情報への反映が完了しておらず、未反映の古い装置情報を読み出すことがあるという問題があった。
また、反映の完了を待つようにしても、反映処理が完了するまで待たされるため、未反映で古くてもよい装置情報(例えば、緩やかに変化する性質の制御装置内の温度など)であっても読み出すまで時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要な装置情報を確実に読み出すことができる制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、設定情報および状態情報を含む複数の装置情報を格納する装置情報保持手段を有し、該装置情報を使用して動作するとともに、前記格納されている装置情報が外部装置から設定および参照される制御装置において、書き込みバッファと、装置情報を個別に前記外部装置から受け付けて、該受け付けた装置情報を前記書き込みバッファに逐次書き込むバッファ書き込み手段と、所定の条件が成立したとき、前記書き込みバッファに書き込まれている装置情報で前記装置情報保持手段に格納されている装置情報を逐次上書きする情報設定手段と、前記書き込みバッファに書き込まれている装置情報と前記装置情報保持手段に格納される装置情報とが異なる未更新状態であるか該未更新状態以外の状態であるかを判定する第一判定を装置情報毎に行う情報設定予告手段と、装置情報を参照するモードを設定する要求情報設定手段と、装置情報の参照要求を前記外部装置から受け付けたとき、前記要求情報設定手段により設定されているモードに基づいて、前記装置情報保持手段に格納されている装置情報を直ちに読み出す第一読み出し方法と、全ての装置情報の前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態となってから前記書き込みバッファまたは前記装置情報保持手段から装置情報を読み出す第二読み出し方法と、前記第一判定の判定結果が未更新状態である装置情報を前記書き込みバッファから読み出し、前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態である装置情報を前記書き込みバッファまたは前記装置情報保持手段から読み出す第三読み出し方法と、のうちから読み出し方法を選択し、該選択した読み出し方法に従って夫々の装置情報を読み出して前記外部装置に出力する装置情報読み出し手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、予め設定される装置情報を参照するモードに基づいて装置情報の読み出し先と読み出すタイミングとを選択するようにしたので、必要な装置情報を確実に読み込んで出力する制御装置を得ることができる。
以下に、本発明にかかる制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる制御装置の実施の形態の構成を示す図である。
制御装置1は、バッファ書き込み手段2、情報設定予告手段3、情報一括設定手段4、メモリ手段5、要求情報リアルタイム性設定手段6、装置情報読み出し方法判断手段7、バッファ読み出し手段8、装置情報読み出し手段9、および装置情報格納手段10を備える。
装置情報格納手段10は、制御装置1に求められる動作を制御装置1が実行するために必要な設定情報や前記動作により出力される状態情報等を含む装置情報を格納するメモリである。制御装置1の前記動作の制御を行う図示しない制御部は、装置情報格納手段10に格納される装置情報を使用する。
ここで、制御装置1に求められる動作とは、使用される目的に応じて用意される制御装置1の、該使用目的に対応する機能を実現する動作であって、一例を挙げると、制御装置1が化学反応槽の温度を一定に保つための温度制御器である場合、化学反応槽の温度を取得して化学反応槽を加熱する発熱装置あるいは冷却する冷却装置の出力を増減させる信号を出力する動作を指す。この場合、装置情報とは、取得した温度と出力する信号との対応を導出するのに必要な設定パラメータや、取得した温度の履歴などを指す。
なお、装置情報は、複数の情報データによって構成されているとする。また、制御装置1に求められる動作を実現するための装置情報格納手段10以外の構成要素および動作は、本発明の実施の形態における制御装置の本質的な部分ではないので、説明を省略する。
バッファ書き込み手段2は、図示しない外部装置から装置情報を情報データ毎に受け付け、該受け付けた情報データをメモリ手段5に一時データ51として書き込む。
情報一括設定手段4は、所定の条件が成立したとき、一時データ51に書き込まれている情報データを装置情報保持手段10に格納される装置情報の夫々対応する情報データに上書きする。所定の条件とは、例えば、一時データ51中の情報データのデータ量が所定のデータ量以上となること、および/またはバッファ書き込み手段が情報データを外部装置から受け付けてから所定の時間が経過すること、などである。
情報設定予告手段3は、メモリ手段5中の一時データ51にバッファ書き込み手段2が新規の装置データを書き込む予定が有るか否かを判定する変更予定判定と、情報一括設定手段4が装置情報格納手段10に格納されている情報データを一時データ51の情報データで上書きしたか否かを判定する変更有無判定とを、情報データ毎に行い、判定結果を予告データ52としてメモリ手段5に格納する。
変更予定判定の判定方法は特に限定しないが、例えば、バッファ書き込み手段2が情報データを受け付けたときに該情報データに関する判定結果を「あり」とし、該判定結果が「あり」の情報データを情報一括設定手段4が装置情報保持手段10に格納される装置情報の対応する情報データを上書きしたとき、「あり」から「なし」にするようにすればよい。
変更有無判定の判定方法に関しても特に限定しないが、ここでは、一時データ51の装置情報と装置情報保持手段10の装置情報とを比較し、夫々で異なる情報データについては判定結果を「あり」とし、同じ情報データについては判定結果を「なし」とするようにする。
メモリ手段5はバッファとして使用される記憶領域であり、前述する一時データ51および予告データ52を格納する。
要求情報リアルタイム性設定手段6は、読み出し方法に関するモードとして、どの程度新しい装置情報を外部装置から参照するかを指定する情報である要求情報リアルタイム性の設定を保持する。要求情報リアルタイム性は、ここでは以下のようなものが選択可能である。
(1)現在の装置情報 現在の装置情報を得る。
(2)最新情報 いずれ装置情報保持手段10に反映される装置情報を得る。
(3)最新情報(仮) いずれ装置情報保持手段10に反映されるが、問題があれば書き込まれない装置情報を得る。
要求情報リアルタイム性は、予め操作者によって選択されるようにしてもよいし、外部装置から装置情報を参照されるときに指定されるようにしてもよい。
装置情報読み出し方法判断手段7は、装置情報の参照要求を受け取ったとき、要求情報リアルタイム性設定手段6に設定される要求情報リアルタイム性と予告データ52とを取得し、装置情報を情報データ毎に、一時データ51から読み出すか、装置情報保持手段10から読み出すか、一時データ51に書き込まれている情報データが装置情報保持手段10に格納されている情報データへ上書きされるのを待って一時データ51から読み出すか、のうち何れか1つを選択し、該選択した読み出し方法に基づいて情報データをバッファ読み出し手段8あるいは装置情報読み出し手段9に読み込ませる。この装置情報読み出し方法判断手段7が要求情報リアルタイム性に基づいてどのように読み出し方法を決定するかは、後ほど図5を用いて詳細に説明する。
図1において、装置情報読み出し方法判断手段7は、一時データ51から情報データを読み出す場合、読み出し命令をバッファ読み出し手段8に送信し、装置情報保持手段10から情報データを読み出す場合、読み出し命令を装置情報読み出し手段9に送信する。そして、読み出させた情報データをまとめて装置情報として外部装置に出力する。
バッファ読み出し手段8は、装置情報読み出し方法判断手段7から受信する読み出し命令を受けて、該当する情報データを一時データ51から読み出し、読み出した情報データを装置情報読み出し方法判断手段7に送信する。装置情報読み出し手段9は、同様に、装置情報読み出し方法判断手段7の読み出し命令を受けて、該当する情報データを装置情報保持手段10から読み出し、読み出した情報データを装置情報読み出し方法判断手段7に送信する。
次に、以上のように構成される本発明の実施の形態の制御装置1において、外部装置から送信される装置情報を装置情報保持手段10に書き込む動作と、外部装置に装置情報を読み出した結果を参照させる動作とを説明する。まず、本発明の実施の形態の制御装置1が装置情報を装置情報保持手段10に書き込む動作を説明する。
図2は、本発明の実施の形態の制御装置1において、外部装置から受信した装置情報を装置情報保持手段10に書き込む動作を説明する図である。図2において、白い矢印はデータの流れを示し、黒い矢印は処理の流れを示している。
まず、外部装置から装置情報の変更部分の情報データが順次送信されてくると、装置情報設定処理100が開始され、バッファ書き込み手段2が情報データを受け付ける(矢印101)。同時に、情報設定予告手段3は、情報データを受け付けたという情報を取得する(矢印102)。情報設定予告手段3は、該情報データに対する変更予定判定の判定結果が「あり」となるので、予告データ52にアクセスし(矢印103)、該予告データの該当する情報データの変更予定判定の判定結果を「あり」とする(矢印203)。
装置情報を受け付けたバッファ書き込み手段2は、受け付けた情報データを順次一時データ51に書き込む(矢印104、矢印204)。この時点においては、一時データ51に書き込みが開始された情報データは、装置情報保持手段10における情報データと異なる状態になるので、情報設定予告手段3による変更有無判定の判定結果は「あり」となる。また、一時データ51への書き込みが完了した情報データがある場合、該情報データの変更予定判定による判定結果は「なし」となる。情報設定予告手段3は、それぞれの判定結果の変化がある場合、直ちに予告データ52の該当する部分を更新する。
情報一括設定手段4は、所定の条件、すなわち制御装置1が装置情報を受け付けてから一定時間が経過したとき、および/または一時データ51に書き込まれた情報データのデータ量が一定量以上に達したとき、一時データ51に書き込まれている情報データを取得して(矢印105、矢印205)、装置情報保持手段10の装置情報の情報データを順次上書きする(矢印106、206)。この時点で、情報設定予告手段3は、装置情報保持手段10への書き込みが終了した情報データに関する変更有無判定の結果は「なし」であるので、該結果の変化がある場合、直ちに予告データ52の該当する部分を更新する。
このように、本実施の形態の制御装置1においては、書き込む装置情報について、一時データとして書き込む予定があるか否か、および装置情報保持手段10に反映されたか否か、を判定し、判定結果を予告データ52として保持する。図2の例においては、装置情報は情報データ1〜5を有し、それぞれ判定結果が記入されている状態を示している。この例において夫々異なる判定結果パターンとなっている情報データ1〜4について、夫々の情報データは例えばどのような状態になっているかを、図3を用いて説明する。
図3において、情報データ1は、変更予定判定の判定結果が「あり」、変更有無判定の判定結果が「あり」となっている。これは、情報データ1は現在一時データ51に書き込まれている最中である状態を示す。例えば情報データ1の値が一時データ51に書き込まれたが、書き込まれた値を単位変換の演算などによりさらに変更される予定である場合などが該当する。
情報データ2は、変更予定判定の結果が「なし」、変更有無判定の判定結果が「あり」となっている。これは、情報データ2は、一時データ51への書き込みが完了しているが、まだ装置情報保持手段10に反映されていない状態を示す。ここでは、情報一括設定手段4が、一時データ51への書き込みが完了しているが、情報一括設定手段4が装置情報保持手段10に書き込む所定の条件が成立していない状態などが該当する。
情報データ3は、変更予定判定の判定結果が「あり」、変更有無判定の判定結果が「なし」となっている。これは、情報データ3は、一時データ51への書き込みが行われる予定があるが、未だ書き込みが開始されていない状態を示す。
情報データ4は、変更予定判定の判定結果が「なし」、変更有無判定の判定結果が「なし」となっている。この場合、制御装置1は新規の情報データ4を受け付けてから装置情報保持手段10に書き込まれるまでの動作を既に完了しているか、または新規の情報データ4の受け付けが無かった場合などが該当する。
次に、制御装置1が情報データを受け付けてから装置情報保持手段10に書き込まれるまでに、情報設定予告手段3の動作により予告データ52の内容がどのように変化するかを、図4を用いてより詳しく説明する。図4は、制御装置1が情報データを受け付けてから装置情報保持手段10に書き込まれるまでに、予告データ52の内容がどのように変化するかを説明する図である。
最初は、変更予定判定および変更有無判定の判定結果はいずれも「なし」から開始される。まず、制御装置1が新規の情報データを受け付け、バッファ書き込み手段2が該情報データを受け付ける(ステップS1)。すると、予告データ52の該当する情報データの変更予定判定の判定結果が「あり」に変化する。変更有無判定の判定結果は「なし」のままである。
続いて、バッファ書き込み手段2が、受け付けた情報データの一時データ51への書き込みを開始する(ステップS2)。すると、変更有無判定の結果が「あり」に変化する。変更予定判定の結果は「あり」のまま変化しない。この状態は、受け付けた情報データの一時データ51への書き込みが完了するまで続き(ステップS3、No)、該書き込みが完了すると(ステップS3、Yes)、受け付けた情報データを情報一括設定手段4が装置情報保持手段10に書き込むのを待機する状態となる(ステップS4)。この状態では、変更予定判定の結果が「なし」となる。変更有無判定の結果は「あり」のまま変化しない。続いて、情報一括設定手段4が受け付けた情報データを装置情報保持手段10の情報データを上書きすると(ステップS5)、変更予定判定の結果が「なし」、変更予定判定の結果が「なし」となる。
次に、本発明の実施の形態の制御装置1において、外部装置から装置情報の参照要求を受けたとき、装置情報を読み出して外部装置に返すまでの動作を説明する。図5は、装置情報を読み出す動作を説明する図である。図5における白い矢印および黒い矢印は、図2における各矢印と同様の意味を有する。
制御装置1が参照要求を受け取ると、装置情報監視処理300が開始され、装置情報読み出し方法判断手段7に該要求を伝達する(矢印301)。同時に、要求情報リアルタイム性設定手段6において保持される、あるいは参照要求とともに指定される要求情報リアルタイム性の設定が装置情報読み出し方法判断手段7に送信される(矢印302、303、304、矢印404)。装置情報読み出し方法判断手段7は、予告データ52を参照し(矢印305)、すべての情報データに関する各判定結果を取得する(矢印405)。
装置情報読み出し方法判断手段7は、取得した要求情報リアルタイム性の設定と、予告データ52の内容とから、各情報データの読み出し方法を決定する。要求情報リアルタイム性が「(1)現在の装置情報」の場合は、装置情報読み出し方法判断手段7は、直ちに装置情報保持手段10に格納される装置情報を読み出す方法を採る。すなわち、情報データ1〜5を装置情報保持手段10に格納される装置情報から直ちに読み出させる。この読み出し方法は、この方法で読み出されて外部装置に返される装置情報は、一時データ51に書き込まれた情報データの内容と異なる古い情報データも含むこととなる。
要求情報リアルタイム性が「(2)最新情報」の場合は、装置情報読み出し方法判断手段7は、変更予定判定および変更有無判定の判定結果がともに「なし」の情報データは装置情報保持手段10に格納される装置情報から直ちに読み出し、変更予定判定および変更有無判定の判定結果がともに「なし」の情報データ以外の情報データは、変更有無判定の判定結果が「あり」のとき、「なし」になるのを待ち、変更有無判定の判定結果が「なし」のとき、「なし」から「あり」を経て再び「なし」に変化するのを待ち、変更有無判定の判定結果が「なし」となってから一時データ51に書き込まれている情報データを読み込む方法を採る。すなわち、装置情報読み出し方法判断手段7は、情報データ1〜3については、装置情報保持手段10に反映させてから一時データ51から読み出させ、情報データ4については、反映させられる必要がないので、装置情報保持手段10に格納される装置情報から直ちに読み出させる。この方法で読み出されて外部装置に返される装置情報は、外部装置から新しく受け付けていない情報データと、外部装置から受け付けたすべての情報データの反映が完了した情報データとから構成されることとなる。
要求情報リアルタイム性が「(3)最新情報(仮)」の場合は、装置情報読み出し方法判断手段7は、変更予定判定の結果が「なし」でかつ変更有無判定の結果が「あり」の情報データを一時データ51から直ちに読み出し、変更予定判定の結果が「なし」でかつ変更有無判定の結果が「なし」の情報データを装置情報保持手段10から直ちに読み出し、変更予定判定の結果が「あり」の情報データを、該結果が「なし」となってから一時データ51から読み出す方法を採る。すなわち、装置情報読み出し方法判断手段7は、情報データ1および情報データ3を変更予定が「なし」となってから一時データ51から読み出させ、情報データ2を一時データ51から直ちに読み出させ、情報データ4を装置情報保持手段10から直ちに読み出させる。この方法で読み出されて外部装置に返される装置情報は、外部装置から新しく受け付けていない情報データと、反映・未反映を問わず外部装置から受け付けた新しい情報データとで構成されている。
装置情報保持手段10から情報データを読み出すとき、装置情報読み出し方法判断手段7は、装置情報読み出し手段9に読み出し命令を送信する(矢印306)。装置情報読み出し手段9は、該命令を受けて装置情報保持手段10にアクセスし(矢印307)、情報データを取得し(矢印407)、装置情報読み出し方法判断手段7に取得した情報データを送信する(矢印406)。
一時データ51から情報データを読み出すとき、装置情報読み出し方法判断手段7は、バッファ読み出し手段8に読み出し命令を送信する(矢印308)。バッファ読み出し手段8は、該命令を受けて一時データ51にアクセスし(矢印309)、情報データを取得し(矢印409)、装置情報読み出し方法判断手段7に取得した情報データを送信する(矢印408)。
装置情報読み出し方法判断手段7は、受信した情報データをまとめ、外部装置に送信する(矢印401)。
ここで、要求情報リアルタイム性が「(2)最新情報」の場合、変更予定判定および変更有無判定の判定結果がともに「なし」の情報データ以外の情報データは、変更有無判定の判定結果が「あり」から「なし」、もしくは「なし」から「あり」を経て再び「なし」に変化するのを待ち、情報データを一時データ51から読み出すとしたが、情報データがすでに反映されている状態であるので、装置情報保持手段10から読み出すようにしてもよい。
図6は、従来手法の制御装置において、外部装置から装置情報を設定および参照される動作を説明する図である。
図6において、外部装置から情報データの入力があると、装置情報設定処理500が開始される。バッファ書き込み手段は、情報データを受け付け(矢印501)、該受け付けた情報データを一時データに書き込む(矢印502、矢印602)。情報一括設定手段は、所定の条件が成立したとき、一時データ内に書き込まれた情報データを取得し(矢印503、矢印603)、取得した情報データを一括して装置情報保持手段に格納される情報データに上書きする。
外部装置から情報データの参照要求があると、装置情報監視処理700が開始される。装置情報読み出し手段は、該参照要求を受信し(矢印701)、装置情報保持手段に格納される情報データを読み出す(矢印702、矢印802)。装置情報保持手段は、読み出された情報データを外部装置に出力する(矢印801)。
このように、従来手法による制御装置によれば、参照要求があったとき、直接装置情報保持手段に格納される情報データを読み出すことしかできない構成となっていたので、一時データに書き込まれた最新の情報データを参照するには、装置情報保持手段により上書きが完了するまで待たなければならなかった。
次に、本実施の形態の制御装置1の特徴を、従来手法と対比させてより具体的に説明する。図7は、本実施の形態の制御装置1の特徴を説明する図である。図7において、情報データとして、搬送機設定、工具設定、および制御パラメータ設定が外部装置より入力された場合、該3つの情報データは逐次一時データ51に書き込まれ、続いて、一時データ51に書き込まれた3つの情報データは装置情報保持手段10に一括書き込みされる場合が示されている。この場合、従来手法による制御装置によれば、3つの情報データを参照するとき、一括書き込みが終了するまでは古い情報データしか参照できなかった。本実施の形態による制御装置1によると、要求情報リアルタイム性を(3)と設定することにより、既に入力した新しい情報データを、一括書き込みが行われるのを待たずして取得できるようになる。
このように、本実施の形態によれば、情報データ毎に一時データに書き込む予定があるか否かを判定する変更予定判定と、一時データに書き込まれている情報データと装置情報保持手段が保持する情報データとが異なる状態か否かを判定する変更有無判定とを行い、外部装置からの装置情報の参照要求を受信したとき、要求情報リアルタイム性の設定に基づいて、装置情報保持手段から情報データを直ちに読み出す方法と、一時データに書き込まれた情報データが装置情報保持手段の情報データに反映されてから該情報データを一時データもしくは装置情報保持手段から読み出す方法と、一時データに書き込まれた情報データと装置情報保持手段の情報データとが異なる情報データを一時データから読み出し、一時データに書き込まれた情報データと装置情報保持手段の情報データとが同じデータを一時データまたは装置情報保持手段から読み出す方法と、のうちから選択し、該選択した方法と更予定判定および無判定の結果とに基づいて情報データの読み出し先を選択するように構成したので、必要な装置情報を確実に読み込んで外部装置に出力することができる。
以上のように、本発明にかかる制御装置は、内部に保持する装置情報を外部装置から設定および参照することができる制御装置に適用して好適である。
本発明にかかる制御装置の実施の形態の構成を示す図である。 本発明の実施の形態の制御装置において、装置情報を装置情報保持手段に書き込む動作を説明する図である。 情報データ1〜4の状態の具体例を説明する図である。 予告データの変化を説明する図である。 本発明の実施の形態の制御装置において、装置情報を読み出す動作を説明する図である。 従来手法の制御装置において、外部装置から装置情報を設定および参照される動作を説明する図である。 本実施の形態の制御装置の特徴を説明する図である。
符号の説明
1 制御装置
2 バッファ書き込み手段
3 情報設定予告手段
4 情報一括設定手段
5 メモリ手段
6 要求情報リアルタイム性設定手段
7 装置情報読み出し方法判断手段
8 バッファ読み出し手段
9 装置情報読み出し手段
10 装置情報保持手段
51 一時データ
52 予告データ
101〜106、203〜206、301〜309、401、404〜409、501 〜504、602〜604、701、702、801、802 矢印

Claims (3)

  1. 設定情報および状態情報を含む複数の装置情報を格納する装置情報保持手段を有し、該装置情報を使用して動作するとともに、前記格納されている装置情報が外部装置から設定および参照される制御装置において、
    書き込みバッファと、
    装置情報を個別に前記外部装置から受け付けて、該受け付けた装置情報を前記書き込みバッファに逐次書き込むバッファ書き込み手段と、
    所定の条件が成立したとき、前記書き込みバッファに書き込まれている装置情報で前記装置情報保持手段に格納されている装置情報を逐次上書きする情報設定手段と、
    前記書き込みバッファに書き込まれている装置情報と前記装置情報保持手段に格納される装置情報とが異なる未更新状態であるか該未更新状態以外の状態であるかを判定する第一判定を装置情報毎に行う情報設定予告手段と、
    装置情報を参照するモードを設定する要求情報設定手段と、
    装置情報の参照要求を前記外部装置から受け付けたとき、前記要求情報設定手段により設定されているモードに基づいて、前記装置情報保持手段に格納されている装置情報を直ちに読み出す第一読み出し方法と、全ての装置情報の前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態となってから前記書き込みバッファまたは前記装置情報保持手段から装置情報を読み出す第二読み出し方法と、前記第一判定の判定結果が未更新状態である装置情報を前記書き込みバッファから読み出し、前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態である装置情報を前記書き込みバッファまたは前記装置情報保持手段から読み出す第三読み出し方法と、のうちから読み出し方法を選択し、該選択した読み出し方法に従って夫々の装置情報を読み出して前記外部装置に出力する装置情報読み出し手段と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  2. 前記所定の条件とは、前記書き込みバッファ中の装置情報のデータ量が所定のデータ量以上となること、および/または前記バッファ書き込み手段が装置情報を前記外部装置から受け付けてから所定の時間が経過すること、であることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記情報設定予告手段は、前記バッファ書き込み手段で既に受け付けかつ前記書き込みバッファへの書き込み完了前である書きこみ予定有り状態か、または該書き込み予定有り状態以外の状態である書き込み予定無し状態か、を装置情報毎に判定する第二判定をさらに実行し、
    前記第二読み出し方法は、前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態であり、かつ前記第二判定の判定結果が書き込み予定無し状態の装置情報を、装置情報保持手段から直ちに読み出し、前記第一判定の判定結果が未更新状態である装置情報を、該判定結果が未更新状態以外の状態となってから前記書き込みバッファから読み出し、前記第二判定の判定結果が書き込み予定有り状態の装置情報を、該判定結果が予定書き込み無し状態となり、かつ前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態の状態となってから前記書き込みバッファから読み出す、読み出し方法であり、
    前記第三読み出し方法は、前記第一判定の判定結果が未更新状態であり、かつ前記第二判定の判定結果が書き込み予定無し状態の装置情報を、前記書き込みバッファから読み出し、前記第一判定の判定結果が未更新状態であり、かつ前記第二判定の判定結果が書き込み予定有り状態の装置情報を、前記第二判定の判定結果が書き込み予定無し状態となってから前記書き込みバッファから読み出し、前記第一判定の判定結果が未更新状態以外の状態である装置情報を前記書き込みバッファまたは前記装置情報保持手段から読み出す、読み出し方法である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
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