JP2009250863A - 木材の寸法検査装置 - Google Patents
木材の寸法検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009250863A JP2009250863A JP2008101266A JP2008101266A JP2009250863A JP 2009250863 A JP2009250863 A JP 2009250863A JP 2008101266 A JP2008101266 A JP 2008101266A JP 2008101266 A JP2008101266 A JP 2008101266A JP 2009250863 A JP2009250863 A JP 2009250863A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- wood
- projector
- remaining
- shielded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】検査対象の木材10を、長手方向に直交する四角形の断面で見た状態において、四つの角A,B,C,Dをねらってレーザ光を放射する4組の投受光装置1〜4を設ける。各投受光装置1〜4は、角A〜Dの1つによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する投光器1s,2s,3s,4sと、通過した残部の光束を受光する受光器1r,2r,3r,4rとを有する。プログラマブルコントローラ6は、4組の各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより木材10の幅及び厚みの欠損の有無を判断する。
【選択図】図1
Description
かかる従来の問題点に鑑み、本発明は、木材の端部をねらって正確に寸法検査ができる木材の寸法検査装置を提供することを目的とする。
前記角Aによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第1の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第1の受光器を有する第1の投受光装置と、前記角Bによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第2の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第2の受光器を有する第2の投受光装置と、前記角Cによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第3の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第3の受光器を有する第3の投受光装置と、前記角Dによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第4の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第4の受光器を有する第4の投受光装置と、前記第1〜第4の各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより前記木材の幅及び厚みの不良の有無を判断する演算処理装置とを備えたものである。
この場合、木材の幅及び厚みの両方向における不良を、均等な感度で検出することができる。
この場合、45度未満の角度を成す辺AB及びCDと交差する方向への検出感度を高めることができる。
光路が前記長辺及び短辺のいずれか一方の一辺と平行であって、当該一辺を含む端部によって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第1の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第1の受光器を有する第1の投受光装置と、光路が前記一辺に対向する他辺と平行であって、当該他辺を含む端部によって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第2の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第2の受光器を有する第2の投受光装置と、前記第1,第2の各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより前記長辺及び短辺の他方における寸法不良の有無を判断する演算処理装置とを備えたものである。
図1は、本発明の第1実施形態に係る木材の寸法検査装置20の基本的構成を示す図である。図において、木材10は、紙面に垂直な方向を搬送方向として、図の下方への移動が規制され、かつ、左右への移動もほぼ規制された状態で、搬送装置(図示せず。)により搬送される。この木材10は集成材を構成する単位板材であり、長手方向(搬送方向)に直交する断面が図示のような矩形となっている。すなわち、当該断面で見たとき、4つの角(かど)をA,B,C,Dとすると、AB及びCDは幅を、AC及びBDは厚みを、それぞれ示している。
第2の投受光装置2は、その光路が第1の投受光装置1と左右対称であって、辺ABに対して45度を成すように設けられている。また、第2の投受光装置2は、角Bによって光束の一部が遮光され、残部が通過するように光を放射する第2の投光器2sと、通過した残部の光束を受光する第2の受光器2rとを有している。
第4の投受光装置4は、その光路が第3の投受光装置3と左右対称であって、辺CDに対して45度を成すように設けられている。また、第4の投受光装置4は、角Dによって光束の一部が遮光され、残部が通過するように光を放射する第4の投光器4sと、通過した残部の光束を受光する第4の受光器4rとを有している。
なお、上記の投受光装置1〜4としては、例えば、株式会社キーエンス製の超小型デジタルレーザセンサLX2が好適である。
なお、前段の工程における木材の切削加工は、切削工具の位置によって最大寸法が規制されるため、プラスの誤差は基本的には生じない。例外的には、切削加工後に木の節の部分が突出したり、ささくれができる場合があるが、極めてまれであり、また、欠損に比べて検出の重要性が低いので、実質的には無視できる。但し、仮にプラスの誤差が生じるような前加工が施された木材についても、上記の寸法検査装置を同様に適用することができることは言うまでもない。
図3において、木材10を図示の断面で見たとき、第1,第2の投受光装置1,2における各光路は左右対称であって、辺ABに対して45度未満の角度θを成し、他方、第3,第4の投受光装置3,4における各光路は左右対称であって、辺ABに対向する他辺CDに対して同一角度θを成している。
また、上記各実施形態では断面が四角形の木材を示したが、断面形状が三角形や、五角形以上の多角形であっても、同様な構成によって、角の欠損を含む寸法欠損を検出することができる。
また、上記各実施形態の木材10は、板状としたが、角柱状であってもよい。
次に、上記第2実施形態のように厚み方向への感度を重視した寸法検査装置20を基本的構成として含む、木材の寸法検査装置全体の構成例について説明する。
図7は、寸法検査装置30の全体構成を示す図である。図において、切削装置(図示せず。)で切削加工された木材10は、所定の長さを1ワークとして順次搬送されてくる。木材10は、複数のローラ31や、コンベア32によって搬送される。搬送の上流側(図7の右側)から見て、ロータリエンコーダ33、木材10の到来を検出するワークセンサ34、前述の4組の投光器・受光器にアンプユニット5を加えた投受光装置1〜4、マーキングガン35が配置されている。
図10は、投光器・受光器を、その光路が斜めになるように支持する支持装置40の構成の一例を示す図である。但し、この例の投光器・受光器の配置は、図1や図3とは異なる。図において、4組の投光器・受光器のセットは、「コ」の字状の支持部材a1〜a4の各々における両端に取り付けられている。支持部材a1〜a4はそれぞれ、斜めの姿勢で固定するための角度調整用取付金具b1〜b4に取り付けられている。
1s,2s,3s,4s 投光器
1r,2r,3r,4r 受光器
6 プログラマブルコントローラ(演算処理装置)
10 木材
20,30 寸法検査装置
Claims (5)
- 検査対象となる木材の端部によって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する受光器を有する1組の投受光装置を、前記木材の複数箇所の端部についてそれぞれ配置して成る複数組の投受光装置と、
各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより寸法不良の有無を判断する演算処理装置と
を備えたことを特徴とする木材の寸法検査装置。 - 検査対象となる板状又は角柱状の木材を、長手方向に直交する四角形の断面で見た状態において、四つの角をA,B,C,Dとするとき、
前記角Aによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第1の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第1の受光器を有する第1の投受光装置と、
前記角Bによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第2の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第2の受光器を有する第2の投受光装置と、
前記角Cによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第3の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第3の受光器を有する第3の投受光装置と、
前記角Dによって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第4の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第4の受光器を有する第4の投受光装置と、
前記第1〜第4の各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより前記木材の幅及び厚みの不良の有無を判断する演算処理装置と
を備えたことを特徴とする木材の寸法検査装置。 - 前記断面で見たとき、前記第1〜第4の投受光装置における各光路は、遮光され又は通過する角を含む各辺に対して45度を成す請求項2記載の木材の寸法検査装置。
- 前記断面で見たとき、前記第1,第2の投受光装置における各光路は左右対称であって、一辺ABに対して45度未満の角度を成し、前記第3,第4の投受光装置における各光路は左右対称であって、前記一辺ABに対向する他辺CDに対して前記角度を成す請求項2記載の木材の寸法検査装置。
- 検査対象となる板状又は角柱状の木材を、長手方向に直交する四角形の断面で見た状態において、幅方向を長辺、厚み方向を短辺とするとき、
光路が前記長辺及び短辺のいずれか一方の一辺と平行であって、当該一辺を含む端部によって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第1の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第1の受光器を有する第1の投受光装置と、
光路が前記一辺に対向する他辺と平行であって、当該他辺を含む端部によって光束の一部が遮光され、残部が通過するようにレーザ光を放射する第2の投光器、及び、通過した前記残部の光束を受光する第2の受光器を有する第2の投受光装置と、
前記第1,第2の各受光器からの出力の和を閾値と比較することにより前記長辺及び短辺の他方における寸法不良の有無を判断する演算処理装置と
を備えたことを特徴とする木材の寸法検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008101266A JP5149058B2 (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 木材の寸法検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008101266A JP5149058B2 (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 木材の寸法検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009250863A true JP2009250863A (ja) | 2009-10-29 |
JP5149058B2 JP5149058B2 (ja) | 2013-02-20 |
Family
ID=41311729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008101266A Expired - Fee Related JP5149058B2 (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | 木材の寸法検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5149058B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184271A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | サッポロビール株式会社 | キャップ不良検査装置、及び、キャップ不良検査方法 |
US20220099589A1 (en) * | 2019-02-28 | 2022-03-31 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | Apparatus for inspecting plate-like bodies |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031948U (ja) * | 1973-07-16 | 1975-04-08 | ||
JPS63206603A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-25 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体外径測定方法 |
JPH09101390A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Toshiba Corp | 燃料集合体の寸法検査装置 |
JP2002103306A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | Meiken Kogyo Kk | 板厚検査装置 |
-
2008
- 2008-04-09 JP JP2008101266A patent/JP5149058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031948U (ja) * | 1973-07-16 | 1975-04-08 | ||
JPS63206603A (ja) * | 1987-02-24 | 1988-08-25 | Fuji Electric Co Ltd | 電子写真用感光体外径測定方法 |
JPH09101390A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Toshiba Corp | 燃料集合体の寸法検査装置 |
JP2002103306A (ja) * | 2000-10-02 | 2002-04-09 | Meiken Kogyo Kk | 板厚検査装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019184271A (ja) * | 2018-04-03 | 2019-10-24 | サッポロビール株式会社 | キャップ不良検査装置、及び、キャップ不良検査方法 |
JP7296193B2 (ja) | 2018-04-03 | 2023-06-22 | サッポロビール株式会社 | キャップ不良検査装置、及び、キャップ不良検査方法 |
US20220099589A1 (en) * | 2019-02-28 | 2022-03-31 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | Apparatus for inspecting plate-like bodies |
US11692944B2 (en) * | 2019-02-28 | 2023-07-04 | Yoshino Gypsum Co., Ltd. | Apparatus for inspecting plate-like bodies |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5149058B2 (ja) | 2013-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007121022A (ja) | ナット検査装置 | |
KR101697216B1 (ko) | 판유리의 검사 유닛 및 제조 설비 | |
US10088339B2 (en) | Automated system and method for detecting defective edges of printed circuit boards and other objects using multiple sensors | |
JP5149058B2 (ja) | 木材の寸法検査装置 | |
JP3469544B2 (ja) | 板厚検査装置 | |
JP5470885B2 (ja) | フィルムの平面性検査装置および平面性検査方法 | |
JP2011106967A (ja) | 寸法重量測定装置及び寸法重量測定方法 | |
WO2012153718A1 (ja) | ガラスシートの端面検査方法、及びガラスシートの端面検査装置 | |
US11692944B2 (en) | Apparatus for inspecting plate-like bodies | |
JP5996965B2 (ja) | 平判紙の積層状態不良検知方法および平判紙積層状態不良検知装置 | |
JP5181298B2 (ja) | 金属材料の欠陥検査装置 | |
JP7044401B2 (ja) | 木材加工装置、木材加工の良否判定方法、及び、木材加工の良否判定プログラム | |
JP5311184B2 (ja) | 断面略円形の被判定材の長さ判定方法及び装置 | |
TWI788786B (zh) | 光學檢測裝置及其檢測方法 | |
JP2003337012A (ja) | 段ボールフラップ間隔検査装置 | |
JP2007121132A (ja) | スラブの山姿検出方法 | |
JP4771362B2 (ja) | フィンガー加工装置 | |
JP6855772B2 (ja) | ガラス繊維巻回体検出装置、ガラス繊維巻回体検出方法、及びガラス繊維巻回体搬送システム | |
KR20220046678A (ko) | 시트 검사 장치 | |
JP2001194124A (ja) | 段ボール積層体の検査装置 | |
JPH07116608A (ja) | 先端形状検査装置 | |
JP2002209559A (ja) | シート海苔の表裏検査装置 | |
WO2013111720A1 (ja) | 基板検査装置 | |
JP2005345331A (ja) | ベニヤ単板の検査方法 | |
JP3241557B2 (ja) | 先端の欠け検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120730 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |