JP6855772B2 - ガラス繊維巻回体検出装置、ガラス繊維巻回体検出方法、及びガラス繊維巻回体搬送システム - Google Patents
ガラス繊維巻回体検出装置、ガラス繊維巻回体検出方法、及びガラス繊維巻回体搬送システム Download PDFInfo
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Description
ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出装置であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光部と、
前記検査光を受光可能な受光部と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定部と、
を備え、
前記判定部は、前記受光部の全受光領域に対する前記検査光が受光されなかった未受光領域の割合、又は前記検査光が受光された受光領域の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定することにある。
前記投光部から出射される前記検査光は、前記検査光の出射方向に対して垂直な切断面が矩形であり、
前記切断面の長手方向のサイズは、前記ガラス繊維の繊維径以上であることが好ましい。
前記切断面の長手方向のサイズは、前記ガラス繊維巻回体の巻回厚み以下であることが好ましい。
前記投光部は、前記ガラス繊維巻回体の下方から当該ガラス繊維巻回体に前記検査光が照射されるように構成されていることが好ましい。
ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出方法であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光工程と、
前記検査光を受光可能な受光部により前記検査光を受光する受光工程と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定工程と、
を包含し、
前記判定工程において、前記受光部の全受光領域に対する前記検査光が受光されなかった未受光領域の割合、又は前記検査光が受光された受光領域の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定することにある。
ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出方法であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光工程と、
前記検査光を受光可能な受光部により前記検査光を受光する受光工程と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定工程と、
を包含し、
前記判定工程において、前記投光工程において出射された検査光の光量に対する、前記受光工程において前記受光部が受光した前記検査光の光量の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定することにある。
ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体を搬送するガラス繊維巻回体搬送システムであって、
搬送面に載置されたガラス繊維巻回体を搬送する搬送部と、
請求項1〜4の何れか一項に記載のガラス繊維巻回体検出装置と、
搬送中のガラス繊維巻回体を前記搬送面から上昇させる昇降部と、
を備え、
前記昇降部は、前記搬送面より下のスタンバイ位置と前記搬送面より上の保持位置との間で移動可能であり、前記ガラス繊維巻回体検出装置がガラス繊維巻回体を検出しているときに前記保持位置に移動して当該ガラス繊維巻回体を前記搬送面から離間させ、前記ガラス繊維巻回体検出装置がガラス繊維巻回体を検出していないときに前記スタンバイ位置に戻るように構成されていることにある。
図1は、本発明のガラス繊維巻回体検出装置100の概略構成図である。なお、図1は、ガラス繊維巻回体検出装置100の各構成の相関を説明するための図であり、各構成の実際のスケールや位置関係などを反映したものではない。
図2は、本発明の第一実施形態にかかるガラス繊維巻回体検出装置101(100)の説明図である。図2(a)は、コンベア50で搬送されているガラス繊維巻回体Gを図1に示した搬送方向Xの下流側から見たものである。図2(b)は、コンベア50で搬送されているガラス繊維巻回体Gを図1に示したガラス繊維巻回体検出装置100側から見たものであり、ガラス繊維巻回体Gと、ガラス繊維巻回体検出装置101の受光部20の全受光領域21で受光した検査光Aとの位置関係を表したものである。第一実施形態のガラス繊維巻回体検出装置101は、図2(a)に示すように、ガラス繊維巻回体Gに対して同一側となる側方に投光部10と受光部20とを配置した一体型の検出装置として構成される。
図3は、本発明の第二実施形態にかかるガラス繊維巻回体検出装置102(100)の説明図である。図3(a)は、コンベア50で搬送されているガラス繊維巻回体Gを図1に示した搬送方向Xの下流側から見たものである。図3(b)は、コンベア50で搬送されているガラス繊維巻回体Gを図1に示したガラス繊維巻回体検出装置100側から見たものであり、ガラス繊維巻回体Gと、ガラス繊維巻回体検出装置102の受光部20の全受光領域21で受光した検査光Aとの位置関係を表したものである。第二実施形態のガラス繊維巻回体検出装置102は、図3(a)に示すように、ガラス繊維巻回体Gに対して両側に投光部10と受光部20とを対向配置した分離型の検出装置として構成される。
図4は、本発明の第三実施形態にかかるガラス繊維巻回体検出装置103(100)の説明図である。第三実施形態のガラス繊維巻回体検出装置103は、第一実施形態のガラス繊維巻回体検出装置101と同様の一体型の検出装置であるが、投光部10から出射される検査光Aが拡散するタイプの検出装置として構成される。
図5は、本発明のガラス繊維巻回体検出方法のフローチャートである。コンベア50で搬送中のガラス繊維巻回体Gは、図1〜4に示したガラス繊維巻回体検出装置100を使用し、以下の投光工程(S1)、受光工程(S2)、及び判定工程(S3)によって検出される。
図6は、本発明のガラス繊維巻回体搬送システム200の説明図である。図6(a)及び(b)は、ガラス繊維巻回体搬送システム200によるガラス繊維巻回体Gの昇降動作を順に示してある。
20 受光部
21 全受光領域
30 判定部
40 制御部
50 コンベア(搬送部)
60 リフト(昇降部)
100 ガラス繊維巻回体検出装置
200 ガラス繊維巻回体搬送システム
A 検査光
G ガラス繊維巻回体
g ガラス繊維(ストランド)
Claims (5)
- ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出装置であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光部と、
前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な受光部と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定部と、
を備え、
前記投光部から出射される前記検査光は、前記検査光の出射方向に対して垂直な切断面が矩形であり、
前記切断面の長手方向のサイズは、前記ガラス繊維の繊維径以上で、且つ前記ガラス繊維巻回体の巻回厚み以下であり、
前記受光部には、前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な全受光領域が設けられ、当該全受光領域には、前記ガラス繊維巻回体の搬送位置に応じて、前記検査光が受光される受光領域と、前記検査光が受光されない未受光領域とが形成され、
前記判定部は、前記受光部の全受光領域に対する前記検査光が受光されなかった未受光領域の割合、又は前記検査光が受光された受光領域の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定するガラス繊維巻回体検出装置。 - 前記投光部は、前記ガラス繊維巻回体の下方から当該ガラス繊維巻回体に前記検査光が照射されるように構成されている請求項1に記載のガラス繊維巻回体検出装置。
- ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出方法であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光工程と、
前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な受光部により前記検査光を受光する受光工程と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定工程と、
を包含し、
前記投光工程において出射される前記検査光は、前記検査光の出射方向に対して垂直な切断面が矩形であり、
前記切断面の長手方向のサイズは、前記ガラス繊維の繊維径以上で、且つ前記ガラス繊維巻回体の巻回厚み以下であり、
前記受光部には、前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な全受光領域が設けられ、当該全受光領域には、前記ガラス繊維巻回体の搬送位置に応じて、前記検査光が受光される受光領域と、前記検査光が受光されない未受光領域とが形成され、
前記判定工程において、前記受光部の全受光領域に対する前記検査光が受光されなかった未受光領域の割合、又は前記検査光が受光された受光領域の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定するガラス繊維巻回体検出方法。 - ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体の有無を搬送中に検出するガラス繊維巻回体検出方法であって、
前記ガラス繊維巻回体の搬送方向と交差する方向で前記ガラス繊維巻回体に向けて検査光を出射する投光工程と、
前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な受光部により前記検査光を受光する受光工程と、
前記ガラス繊維巻回体の有無を判定する判定工程と、
を包含し、
前記投光工程において出射される前記検査光は、前記検査光の出射方向に対して垂直な切断面が矩形であり、
前記切断面の長手方向のサイズは、前記ガラス繊維の繊維径以上で、且つ前記ガラス繊維巻回体の巻回厚み以下であり、
前記受光部には、前記ガラス繊維巻回体で反射した前記検査光、又は前記ガラス繊維巻回体に当たらずに透過した前記検査光を受光可能な全受光領域が設けられ、当該全受光領域には、前記ガラス繊維巻回体の搬送位置に応じて、前記検査光が受光される受光領域と、前記検査光が受光されない未受光領域とが形成され、
前記判定工程において、前記受光部の全受光領域に対する前記検査光が受光された受光領域の割合と同じ関係にある、前記投光工程において出射された検査光の光量に対する、前記受光工程において前記受光部が受光した前記検査光の光量の割合に基づいて、前記ガラス繊維巻回体の有無を判定するガラス繊維巻回体検出方法。 - ガラス繊維を巻回してなるガラス繊維巻回体を搬送するガラス繊維巻回体搬送システムであって、
搬送面に載置されたガラス繊維巻回体を搬送する搬送部と、
請求項1又は2に記載のガラス繊維巻回体検出装置と、
搬送中のガラス繊維巻回体を前記搬送面から上昇させる昇降部と、
を備え、
前記昇降部は、前記搬送面より下のスタンバイ位置と前記搬送面より上の保持位置との間で移動可能であり、前記ガラス繊維巻回体検出装置がガラス繊維巻回体を検出しているときに前記保持位置に移動して当該ガラス繊維巻回体を前記搬送面から離間させ、前記ガラス繊維巻回体検出装置がガラス繊維巻回体を検出していないときに前記スタンバイ位置に戻るように構成されているガラス繊維巻回体搬送システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016240988A JP6855772B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | ガラス繊維巻回体検出装置、ガラス繊維巻回体検出方法、及びガラス繊維巻回体搬送システム |
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JP2016240988A Active JP6855772B2 (ja) | 2016-12-13 | 2016-12-13 | ガラス繊維巻回体検出装置、ガラス繊維巻回体検出方法、及びガラス繊維巻回体搬送システム |
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