JP2009248126A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被加工基板に付着した汚れや、被加工基板内のキズや気泡や脈理によって、被加工基板を予定通りに加工することができなくなることを防止し、確実に被加工基板を加工すること。
【解決手段】レーザ加工装置は、透明基板61と、透明基板61に配置された薄膜62とを有する被加工基板60を加工する。レーザ加工装置は、被加工基板60を保持する保持部30と、保持部に保持された被加工基板60に、レーザ光Lを照射するレーザ発振部と、を備えている。レーザ発振部1から照射されるレーザ光Lは、2つの光路を経て被加工基板60に入射可能となり、少なくとも一のレーザ光L,L1,La,L2,Lbは透明基板60側から薄膜62に入射可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被加工基板をレーザ加工するレーザ加工装置に関する。
従来のレーザ加工装置としては、図6に示すように、被加工基板60を保持する保持部30と、保持部30に保持された被加工基板60に、反射ミラー10で反射されたレーザ光Lを照射するレーザ発振器1と、を備えたものが知られている。また、被加工基板60としては、ガラス基板(透明基板)61と、このガラス基板61上に配置された薄膜62とからなるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなレーザ加工装置を用いて被加工基板60を加工する方法としては、ガラス基板61を下方に位置づけ薄膜62を上方に位置づけて、薄膜62に直接レーザ光Lを照射して加工する方法(図7(a)参照)と、ガラス基板61を上方に位置づけ薄膜62を下方に位置づけて、ガラス基板61を経た後のレーザ光Lによって薄膜62を加工する方法(図7(b)参照)とがある。
図7(a)に示したようにガラス基板61を下方に位置づけ薄膜62を上方に位置づけて加工する方法を用いた場合には、薄膜62にゴミが付着したり、バーストした薄膜62の材料が隣接する薄膜62表面に残ったりすることがある。このため、図7(b)に示したように、ガラス基板61を上方に位置づけ薄膜62を下方に位置づけて、ガラス基板61を経た後のレーザ光Lによって薄膜62を加工する方法が用いられることが多い。
特開2007−48835号公報
しかしながら、図7(b)に示したようにガラス基板61を経た後のレーザ光Lによって薄膜62を加工する場合には、ガラス基板61に付着した汚れや、ガラス基板61に入ったキズや、ガラス基板61内の気泡Gによってレーザ光Lが遮断されたり、ガラス基板61内の脈理によってレーザ光Lが屈折させられたりして、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができないことがある(図8(a)(b)参照)(なお、図8(a)(b)では、汚れ、キズ、気泡G、脈理のうち、一例として気泡Gのみを示している)。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、被加工基板に付着した汚れや、被加工基板内のキズや気泡や脈理による影響を受けずに、確実に被加工基板を加工することができるレーザ加工装置を提供することを目的とする。
本発明によるレーザ加工装置は、
透明基板と、該透明基板に配置された薄膜とを有する被加工基板を加工するレーザ加工装において、
被加工基板を保持する保持部と、
前記保持部に保持された被加工基板に、レーザ光を照射するレーザ発振部と、を備え、
前記レーザ発振部から照射されるレーザ光は、2つの光路を経て前記被加工基板に入射可能となり、少なくとも一のレーザ光は前記透明基板側から前記薄膜に入射可能となっている。
本発明によるレーザ加工装置において、
他方のレーザ光は、一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路に配置されたハーフミラーと、
前記ハーフミラーを透過したレーザ光を反射する反射ミラーと、をさらに備え、
前記反射ミラーによって反射された他方のレーザ光は、前記ハーフミラーによって反射された一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路上を移動可能な反射ミラーをさらに備え、
前記反射ミラーがレーザ光の光路上を移動することによって、前記薄膜に前記透明基板側から前記被加工基板に入射するレーザ光の角度を変えることができることが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路上の位置と、当該光路から外れる位置との間を移動可能な第一反射ミラーと、
前記第一反射ミラーが光路から外れる位置に移動したときに、前記レーザ発振部から照射されたレーザ光を反射する第二反射ミラーと、をさらに備え、
前記第二反射ミラーによって反射された他方のレーザ光は、前記第一反射ミラーによって反射された一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
一方のレーザ光は、前記被加工基板に前記透明基板側から入射し、
他方のレーザ光は、前記被加工基板に前記薄膜側から入射することが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記保持部は、前記被加工基板を反転させることができることが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記レーザ発振部は移動可能となり、
前記レーザ発振部が移動することによって、レーザ光を、前記被加工基板に前記透明基板側および前記薄膜側から入射させることができることが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記レーザ発振部は、前記被加工基板の表面にレーザ光を入射させる第一レーザ発振器と、前記被加工基板の裏面にレーザ光を入射させる第二レーザ発振器と、を有し、
前記第一レーザ発振器は一方のレーザ光を照射し、
前記第二レーザ発振器は他方のレーザ光を照射することが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
一方のレーザ光による前記被加工基板の前記薄膜の加工が終了した後、該薄膜の加工が正常に行われているかを確認する確認手段をさらに備え、
前記確認手段によって前記薄膜の加工が正常に行われていないと判断されたときに、他方のレーザ光が前記被加工基板の前記薄膜に照射されることが好ましい。
本発明によるレーザ加工装置において、
前記被加工基板の前記透明基板側から入射されるレーザ光による前記薄膜の加工が終了した後、該薄膜の加工が正常に行われているかを確認する確認手段をさらに備え、
前記確認手段によって前記薄膜の加工が正常に行われていないと判断されたときに、前記反射ミラーがレーザ光の光路上を移動する、前記保持部が前記被加工基板を反転させてレーザ光を前記薄膜側から該薄膜に入射させる、または、前記レーザ発振部が移動することによってレーザ光を前記薄膜側から該薄膜に入射させることが好ましい。
本発明によれば、レーザ発振部から照射されるレーザ光は、2つの光路を経て被加工基板に入射可能となっている。このため、被加工基板に付着した汚れや、被加工基板内のキズや気泡や脈理によって、被加工基板を予定通りに加工することができなくなることを防止することができ、確実に被加工基板を加工することができる。
発明を実施するための形態
第1の実施の形態
以下、本発明に係るレーザ加工装置は第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、レーザ加工装置は、太陽電池や液晶・PDPなどの表示パネルに用いられる被加工基板60を保持するXYステージ(保持部)30と、XYステージ30に保持された被加工基板60に、レーザ光Lを照射するレーザ発振器(レーザ発振部)1と、を備えている。ここで、XYステージ30は水平方向に移動可能となっており、被加工基板60を、レーザ光Lに対して相対的に移動させることができるようになっている。
なお、被加工基板60は、ガラス基板(透明基板)61と、当該ガラス基板61上に配置された薄膜62とからなっている。本実施の形態では、ガラス基板61が上方に位置し、薄膜62が下方に位置するよう、被加工基板60はXYステージ30に保持されている。
また、図1に示すように、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路にはハーフミラー15が配置され、ハーフミラー15を透過したレーザ光L2の光路には、このレーザ光L2を反射する反射ミラー10も配置されている。また、ハーフミラー15で反射されたレーザ光L1の光路には、当該レーザ光L1を被加工基板60の薄膜62に集光する第一集光レンズ20aが設けられ、反射ミラー10で反射されたレーザ光L2の光路には、当該レーザ光L2を被加工基板60の薄膜62に集光する第二集光レンズ20bが設けられている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
まず、XYステージ30によって被加工基板60が保持される。その後、レーザ発振器1からレーザ光Lが照射される(図1参照)。
このレーザ光Lは、ハーフミラー15に達する(図1参照)。そして、レーザ光Lの一部(レーザ光L1)はこのハーフミラー15で反射され、ハーフミラー15で反射されなかった残りのレーザ光L2は反射ミラー10に達する(図1参照)。
次に、ハーフミラー15で反射されたレーザ光L1は、第一集光レンズ20aを経て被加工基板60の薄膜62に達し、他方、反射ミラー10で反射されたレーザ光L2は、第二集光レンズ20bを経て被加工基板60の薄膜62に達する(図1参照)。
このように、本実施の形態によれば、ハーフミラー15で反射されたレーザ光L1は、被加工基板60にその法線方向から入射し、反射ミラー10で反射されたレーザ光L2は、被加工基板60に法線方向から傾斜した角度から入射する(図1および図2(a)参照)。
このため、ガラス基板61に汚れが付着していたり、ガラス基板61にキズが入っていたり、ガラス基板61内に気泡Gがあったり、ガラス基板61内に脈理があったりしても、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
すなわち、ガラス基板61に汚れが付着していたり、ガラス基板61にキズが入っていたり、ガラス基板61内に気泡Gがあったり、ガラス基板61内に脈理があったりする場合には、レーザ光Lが被加工基板60の薄膜62に一つの角度からしか入射できないと、汚れ、キズ、気泡G、脈理などが原因でレーザ光Lを予定している位置に照射することができず、予定している位置の薄膜62を除去することができない(図8(a)(b)参照)。
これに対して、本実施の形態によれば、一方のレーザ光L1を被加工基板60にその法線方向から入射し、他方のレーザ光L2を被加工基板60に法線方向から傾斜した角度から入射することができる(レーザ光L1,L2が2つの光路を有している)(図2(a)参照)。なお、図2(a)(b)では、汚れ、キズ、気泡G、脈理のうち、一例として気泡Gのみを示している。
このため、汚れ、キズ、気泡G、脈理などによって一方のレーザ光L1が、予定している位置の薄膜62を除去することができなかったとしても、入射光路の違う他方のレーザ光L2によってキズ、気泡G、脈理などを回避した入射が行え、当該薄膜62を除去することができ、逆に、キズ、気泡G、脈理などによって他方のレーザ光L2が、予定している位置の薄膜62を除去することができなかったとしても、一方のレーザ光L1によって、当該薄膜62を除去することができる。この結果、ガラス基板61上の薄膜62のうち、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
また、本実施の形態によれば、一方のレーザ光L1と他方のレーザ光L2を同時に被加工基板60に照射することができ、一度で確実に薄膜62を確実に除去することができる。このため、被加工基板60の加工時間を短くすることができる。
第2の実施の形態
次に、図3により、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3に示す第2の実施の形態は、ハーフミラー15と反射ミラー10の二つのミラーが設けられる代わりに、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上を移動可能な反射ミラー10が設けられているものであり、その他の構成は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図3に示す第2の実施の形態において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図3の矢印で示すように、反射ミラー10が、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上を移動可能となっている。また、この反射ミラー10の移動に合わせて、集光レンズ20は回転可能となっている。このため、レーザ発振器1から照射されて反射ミラー10で反射されるレーザ光Lは、被加工基板60に対して様々な角度から入射することができる。
このため、ガラス基板61に汚れが付着していたり、ガラス基板61にキズが入っていたり、ガラス基板61内に気泡Gがあったり、ガラス基板61内に脈理があったりしても、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
具体的には、レーザ光Lによる薄膜62の除去が一通り終了した後に除去対象となっている部分を挟んで電気抵抗を測定したり、レーザ光Lによる薄膜62の除去が一通り終了した後または薄膜62の除去をしている間にカメラなどで観察したりして、予定している位置の薄膜62が完全に除去されているかが確認される(この場合には、薄膜62の電気抵抗を測定する電気抵抗測定装置や、薄膜62を観察するカメラなどが確認手段を構成することとなる)。そして、確認した結果、予定している位置の薄膜62が完全に除去されてないと判断された場合には、反射ミラー10がレーザ光Lの光路上で移動される(図3では右側に移動される)。その後、薄膜62が除去されていない箇所にレーザ発振器1からレーザ光Lが照射される。
このため、二回目のレーザ光Lを、一回目のレーザ光Lと異なる角度から、被加工基板60に対して入射させることができる(図3参照)。この結果、汚れ、キズ、気泡G、脈理などによって一回目のレーザ光Lによって、予定している位置の薄膜62を除去することができなかったとしても、当該薄膜62に対して入射光路の違う二回目のレーザ光Lによってキズ、気泡G、脈理などを回避した入射が行え、予定している位置の薄膜62を完全に除去することができる(図2(a)(b)参照)。従って、ガラス基板61上の薄膜62のうち、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
また、本実施の形態によれば、二分されて強度が半分になったレーザ光L1,L2を用いることなく薄膜62を除去するので、レーザ発振器1から照射されるレーザ光Lを過度に強くする必要が無くなる。また、二組の反射ミラー10a,10bと集光レンズ20a,20bを設ける必要がなくなり、一組の反射ミラー10と集光レンズ20を設けるだけでよい。これらのことより、本実施の形態によれば、第1の実施の形態の態様と比べて、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
さらに、本実施の形態によれば、レーザ発振器1から照射されて反射ミラー10で反射されるレーザ光Lを、被加工基板60に対して様々な角度から入射することができる。このため、状況に合わせてレーザ光Lの被加工基板60に対する入射角を調整することができる。この結果、より確実に、予定している位置の薄膜62を残さず除去することができる。
第3の実施の形態
次に、図4(a)(b)により、本発明の第3の実施の形態について説明する。図4(a)(b)に示す第3の実施の形態は、ハーフミラー15と反射ミラー10が設けられる代わりに、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上の位置と、当該光路から外れる位置との間を移動可能な第一反射ミラー10aと、第一反射ミラー10aが光路から外れる位置に移動したときに、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lを反射する第二反射ミラー10bが設けられているものであり、その他の構成は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図4(a)(b)に示す第3の実施の形態において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図4(a)(b)に示すように、第一反射ミラー10aは、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上の位置(図4(a)参照)と、当該光路から外れる位置(図4(b)参照)との間を移動可能となっている。そして、第一反射ミラー10aが光路から外れる位置に移動したときには、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lは第二反射ミラー10bによって反射される。
このため、第一反射ミラー10aによって反射された一方のレーザ光Lは、被加工基板60にその法線方向から入射し、他方、第二反射ミラー10bで反射されたレーザ光Lは、被加工基板60に法線方向から傾斜した角度から入射する。このため、ガラス基板61に汚れが付着していたり、ガラス基板61にキズが入っていたり、ガラス基板61内に気泡Gがあったり、ガラス基板61内に脈理があったりしても、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
具体的には、レーザ光Lによる薄膜62の除去が一通り終了した後に除去対象となっている部分を挟んで電気抵抗を測定したり、レーザ光Lによる薄膜62の除去が一通り終了した後または薄膜62の除去をしている間にカメラなどで観察したりして、予定している位置の薄膜62が完全に除去されているかが確認される。そして、確認した結果、予定している位置の薄膜62が完全に除去されてないと判断された場合には、第一反射ミラー10aがレーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上の位置(図4(a)参照)から当該光路から外れる位置(図4(b)参照)へと移動させられる。その後、薄膜62が除去されていない箇所にレーザ発振器1からレーザ光Lが照射される。
このため、第二反射ミラー10bで反射された二回目のレーザ光Lを、第一反射ミラー10aで反射された一回目のレーザ光Lと異なる角度から、被加工基板60に対して入射させることができる(図4(a)(b)参照)。この結果、汚れ、キズ、気泡G、脈理などによって第一反射ミラー10aで反射された一回目のレーザ光Lによって、予定している位置の薄膜62を除去することができなかったとしても、当該薄膜62に対して第二反射ミラー10bで反射された入射光路の違う二回目のレーザ光Lによってキズ、気泡G、脈理などを回避した入射が行え、薄膜62を完全に除去することができる(図2(a)(b)参照)。従って、ガラス基板61上の薄膜62のうち、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
また、本実施の形態によれば、二分されて強度が半分になったレーザ光L1,L2を用いることなく薄膜62を除去するので、レーザ発振器1から照射されるレーザ光Lを過度に強くする必要が無くなる。このため、本実施の形態によれば、第1の実施の形態の態様と比べて、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
また、レーザ光Lの被加工基板60に対する入射角度を変化させるために、第2の実施の形態では、反射ミラー10と集光レンズ20の光学系全体を移動(回転)させる必要があるのに対して、本実施の形態によれば、反射ミラー10aのみをわずかに移動させるだけでよく、構造を簡素化することができる。
第4の実施の形態
次に、図5により、本発明の第4の実施の形態について説明する。図5に示す第4の実施の形態は、被加工基板60のガラス基板61側にハーフミラー15と反射ミラー10が設けられる代わりに、第一レーザ発振器1aからの一方のレーザ光Laが被加工基板60のガラス基板61側(裏面側)から入射し、第二レーザ発振器1bからの他方のレーザ光Lbが被加工基板60の薄膜62側(表面側)から入射するものであり、その他の構成は図1および図2に示す第1の実施の形態と略同一である。
図5に示す第4の実施の形態において、図1および図2に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図5に示すように、被加工基板60のガラス基板61側に第一レーザ発振器1aからのレーザ光Laが入射し、被加工基板60の薄膜62側に第二レーザ発振器1bからのレーザ光Lbが入射するようになっている。そして、第一レーザ発振器1aから照射されたレーザ光Laは、第一反射ミラー10aで反射され、第一集光レンズ20aで被加工基板60の薄膜62に集光されるようになっている。また、同様に、第二レーザ発振器1bから照射されたレーザ光Lbは、第二反射ミラー10bで反射され、第二集光レンズ20bで被加工基板60の薄膜62に集光されるようになっている。
このため、第一レーザ発振器1aから照射されたレーザ光Laは、被加工基板60の薄膜62にガラス基板61を経て入射し、他方、第二レーザ発振器1bから照射されたレーザ光Lbは、被加工基板60の薄膜62にガラス基板61を経ることなく直接入射する(図5参照)。この結果、ガラス基板61に汚れが付着していたり、ガラス基板61にキズが入っていたり、ガラス基板61内に気泡Gがあったり、ガラス基板61内に脈理があったりしても、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
具体的には、レーザ光Laによる薄膜62の除去が一通り終了した後に除去対象となっている部分を挟んで電気抵抗を測定したり、レーザ光Laによる薄膜62の除去が一通り終了した後または薄膜62の除去をしている間にカメラなどで観察したりして、予定している位置の薄膜62が完全に除去されているかが確認される。そして、確認した結果、予定している位置の薄膜62が完全に除去されてないと判断された場合には、第二レーザ発振器1bからレーザ光Lbが照射される(図5参照)。上述のように、第二レーザ発振器1bから照射されたレーザ光Lbは、被加工基板60の薄膜62にガラス基板61を経ることなく直接入射するので、ガラス基板61上の汚れ、ガラス基板61のキズ、ガラス基板61内の気泡G、ガラス基板61内の脈理などによる影響を受けない。
このため、汚れ、キズ、気泡G、脈理などによって第一レーザ発振器1aから照射された一回目のレーザ光Laによって、予定している位置の薄膜62を除去することができなかったとしても、第二レーザ発振器1bから照射された二回目のレーザ光Lbによって除去することができる。この結果、ガラス基板61上の薄膜62のうち、予定している位置の薄膜62を残さず確実に除去することができる。
なお、上記では、第一レーザ発振器1aと第二レーザ発振器1bとが設けられ、第一レーザ発振器1aから照射されたレーザ光Laが、被加工基板60の薄膜62にガラス基板61を経て入射し、他方、第二レーザ発振器1bから照射されたレーザ光Lbが、被加工基板60の薄膜62にガラス基板61を経ることなく直接入射する態様を用いて説明した。しかしながら、これに限られることなく、XYステージ30が、被加工基板60を反転させることができるようになり、レーザ発振部が一つのレーザ発振器からなるものを用いても良い。
この場合には、物理的には、レーザ発振器から照射されるレーザ光Lが1つの光路しか有さないように見えるが、被加工基板60に対する相対的関係では、レーザ発振器1から照射されるレーザ光Lは、ガラス基板61を経て薄膜62に入射する光路と、ガラス基板61を経ることなく直接薄膜62に入射する光路の2つの光路を有していることとなる。
なお、XYステージ30が、被加工基板60を反転させるのではなく、レーザ発振器1、反射ミラー10、集光レンズ20などの光学系を移動可能とすることによって、レーザ光Lが、ガラス基板61を経て薄膜62に入射する光路と、ガラス基板61を経ることなく直接薄膜62に入射する光路の2つの光路を有するようにしてもよい。
また、図6Aに示すように、一つのレーザ発振器1から照射されるレーザ光Lを、第1の実施の形態のように、ハーフミラー15で半分として、一方のレーザ光L1をガラス基板61側から薄膜62に入射させ、他方のレーザ光L2を薄膜62に直接入射させるようにしてもよい。
また、図6Bに示すように、反射ミラー10が、レーザ発振器1から照射されるレーザ光Lの光路上を移動可能となっており、反射ミラー10がレーザ光Lの光路上を移動することによって、一つのレーザ発振器1から照射されるレーザ光Lを薄膜62に直接入射させるようにしてもよい。
さらに、図6Cに示すように、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路上の位置と当該光路から外れる位置との間を移動可能となる第一反射ミラー10aと、第一反射ミラー10aが光路から外れる位置に移動したときに、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lを反射する第二反射ミラー10bが設けられており、第一反射ミラー10aが光路から外れる位置へ移動することによって、一つのレーザ発振器1から照射されるレーザ光Lを第二反射ミラー10bで反射することによって、薄膜62に直接入射させるようにしてもよい。
ところで、第1の実施の形態では、レーザ発振器1から照射されたレーザ光Lの光路にはハーフミラー15が配置され、ハーフミラー15によって反射されたレーザ光L1と、反射ミラー10によって反射されたレーザ光L2とを用いて被加工基板60の薄膜62にレーザ光L1,L2を照射していたが、これに限られることなく、レーザ発振器を二台設けて、二台のレーザ発振器から同時にレーザ光を照射させ、他方のレーザ光を一方のレーザ光とは異なる角度から、薄膜62に入射させるようにしてもよい。
また、一方のレーザ光L1,Laと他方のレーザ光L2,Lbとを被加工基板60に同時に照射する際には(図1、図5および図6参照)、薄膜62上の焦点は、薄膜62の同一場所に位置してもよいし、別の場所に位置してもよい。
本発明の第1の実施の形態によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第1の実施の形態によるレーザ加工装置によって被加工基板に照射されるレーザ光を示した概略図。 本発明の第2の実施の形態によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第3の実施の形態によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第4の実施の形態によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第4の実施の形態の変形例によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第4の実施の形態の別の変形例によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 本発明の第4の実施の形態のさらに別の変形例によるレーザ加工装置の概略を示す構成図。 従来のレーザ加工装置の概略を示す構成図。 従来のレーザ加工装置によって被加工基板にレーザ光を照射する態様を示した概略図。 従来のレーザ加工装置によって被加工基板に照射されるレーザ光を示した概略図。
符号の説明
1 レーザ発振器(レーザ発振部)
1a 第一レーザ発振器(レーザ発振部)
1b 第二レーザ発振器(レーザ発振部)
10 反射ミラー
10a 第一反射ミラー
10b 第二反射ミラー
15 ハーフミラー
20 集光レンズ
20a 第一集光レンズ
20b 第二集光レンズ
30 保持部(XYステージ)
60 被加工基板
61 ガラス基板(透明基板)
62 薄膜
L レーザ光
L1,L2 レーザ光
La,Lb レーザ光

Claims (11)

  1. 透明基板と、該透明基板に配置された薄膜とを有する被加工基板を加工するレーザ加工装において、
    被加工基板を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された被加工基板に、レーザ光を照射するレーザ発振部と、を備え、
    前記レーザ発振部から照射されるレーザ光は、2つの光路を経て前記被加工基板に入射可能となり、少なくとも一のレーザ光は前記透明基板側から前記薄膜に入射可能となっていることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 他方のレーザ光は、一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路に配置されたハーフミラーと、
    前記ハーフミラーを透過したレーザ光を反射する反射ミラーと、をさらに備え、
    前記反射ミラーによって反射された他方のレーザ光は、前記ハーフミラーによって反射された一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路上を移動可能な反射ミラーをさらに備え、
    前記反射ミラーがレーザ光の光路上を移動することによって、前記薄膜に前記透明基板側から入射するレーザ光の角度を変えることができることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記レーザ発振部から照射されたレーザ光の光路上の位置と、当該光路から外れる位置との間を移動可能な第一反射ミラーと、
    前記第一反射ミラーが光路から外れる位置に移動したときに、前記レーザ発振部から照射されたレーザ光を反射する第二反射ミラーと、をさらに備え、
    前記第二反射ミラーによって反射された他方のレーザ光は、前記第一反射ミラーによって反射された一方のレーザ光と異なる角度で前記被加工基板に入射することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  6. 一方のレーザ光は、前記被加工基板に前記透明基板側から入射し、
    他方のレーザ光は、前記被加工基板に前記薄膜側から入射することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  7. 前記保持部は、前記被加工基板を反転させることができることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  8. 前記レーザ発振部は移動可能となり、
    前記レーザ発振部が移動することによって、レーザ光を、前記被加工基板に前記透明基板側および前記薄膜側から入射させることができることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  9. 前記レーザ発振部は、前記被加工基板の表面にレーザ光を入射させる第一レーザ発振器と、前記被加工基板の裏面にレーザ光を入射させる第二レーザ発振器と、を有し、
    前記第一レーザ発振器は一方のレーザ光を照射し、
    前記第二レーザ発振器は他方のレーザ光を照射することを特徴とする請求項6に記載のレーザ加工装置。
  10. 一方のレーザ光による前記被加工基板の前記薄膜の加工が終了した後、該薄膜の加工が正常に行われているかを確認する確認手段をさらに備え、
    前記確認手段によって前記薄膜の加工が正常に行われていないと判断されたときに、他方のレーザ光が前記被加工基板の前記薄膜に照射されることを特徴とする請求項5および6に記載のレーザ加工装置。
  11. 前記被加工基板の前記透明基板側から入射されるレーザ光による前記薄膜の加工が終了した後、該薄膜の加工が正常に行われているかを確認する確認手段をさらに備え、
    前記確認手段によって前記薄膜の加工が正常に行われていないと判断されたときに、前記反射ミラーがレーザ光の光路上を移動する、前記保持部が前記被加工基板を反転させてレーザ光を前記薄膜側から該薄膜に入射させる、または、前記レーザ発振部が移動することによってレーザ光を前記薄膜側から該薄膜に入射させることを特徴とする請求項4、7および8に記載のレーザ加工装置。
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