JP2009247766A - ガイドワイヤ挿入補助具およびそれを備えた医療用チューブセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基端側部分11に基端側流路11aを形成し、先端側部分14に基端側流路11aから分岐して延びる先端側流路15a,15b,15c,15dを周方向に配置して構成される医療用チューブ10における基端側流路11aから、先端側流路15dにかけて、ガイドワイヤを通す際にガイドワイヤ挿入補助具20を用いるようにした。このガイドワイヤ挿入補助具20を棒状体で構成し、この棒状体の中心軸から外周側にずれた位置にガイドワイヤを通すための挿通孔21を軸方向に貫通して形成した。また、ガイドワイヤ挿入補助具20の外周面における挿通孔21に対応する部分に軸方向に延びるライン17を設けた。
【選択図】 図7
Description
以下、本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤ挿入補助具およびそれを備えた医療用チューブセットを図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る医療用チューブセットが備える医療用チューブ10を示している。この医療用チューブ10は、外周部分が略円筒状に形成されたポリウレタンからなる成形体で構成されており、基端側(図1の右端部側)から先端側(図1の左端部側)にかけての断面形状が、図2に示した状態から、図3、図4および図5に示した状態に徐々に変化している。この医療用チューブ10は、全長が略70cmで外径が略5mmに設定され、基端部から全長の略半分までの部分にかけては、内径が略3mmに設定された円筒状の基端側部分11で構成されており、その内部に、図2に示したように、断面形状が円形の基端側流路11aが形成されている。
図8ないし図10は、本発明の第2実施形態に係る医療用チューブセットが備える医療用チューブ30を示している。この医療用チューブ30は、基端側部分(図8ないし図10の右側部分)の外周部分が円筒状に形成され、先端側部分(図8ないし図10の左側部分)の外周部分が断面形状が扁平な略楕円状に形成されたポリウレタンからなる成形体で構成されている。そして、医療用チューブ30の基端側から先端側にかけての断面形状は、図11に示した状態から、図12、図13、図14および図15に示した状態に徐々に変化している。この医療用チューブ10は、基端部から全長の略半分の部分にかけては、円筒状の基端側部分31で構成されており、その内部に、図11に示したように、断面形状が円形の基端側流路31aが形成されている。
Claims (12)
- チューブの長手方向の一方側に一つの基端側流路を形成し、他方側に前記基端側流路から分岐して延びる複数の先端側流路を前記チューブの周方向に配置した状態に形成して構成される医療用チューブにおける前記基端側流路から、前記複数の先端側流路のうちの所定の先端側流路にかけて、ガイドワイヤを通す際に用いられるガイドワイヤ挿入補助具であって、
前記ガイドワイヤを通すための挿通孔が軸方向に貫通して形成された棒状体における前記挿通孔の先端部を前記棒状体の基端側部分の中心軸から外周側にずれた位置に配置させて構成されることを特徴とするガイドワイヤ挿入補助具。 - 前記棒状体の外周面に、前記軸方向に延びる第1の線状目印が設けられている請求項1に記載のガイドワイヤ挿入補助具。
- 前記第1の線状目印を、前記外周面における前記挿通孔の先端部が外周側にずれた部分の外周側端部が位置する側に沿って設けた請求項2に記載のガイドワイヤ挿入補助具。
- 前記棒状体を真っ直ぐに延びる棒状に形成し、前記棒状体の中心軸と外周面との間に、前記ガイドワイヤを通すための挿通孔を形成することにより、前記挿通孔の先端部を前記棒状体の基端側部分の中心軸から外周側にずれた位置に配置させた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のガイドワイヤ挿入補助具。
- 前記棒状体の基端側部分を真っ直ぐに延びる棒状に形成するとともに、その先端部を屈曲させることにより、前記挿通孔の先端部を前記棒状体の基端側部分の中心軸から外周側にずれた位置に配置させた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のガイドワイヤ挿入補助具。
- 請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のガイドワイヤ挿入補助具と、前記医療用チューブと、前記ガイドワイヤとからなる医療用チューブセットであって、
前記医療用チューブを、前記複数の先端側流路のうちの少なくとも一つの先端側流路を除く他の先端側流路と、その先端側流路が形成された部分の外周面との間に軸方向に沿って延びるスリットが前記先端側流路と連通して設けられたチューブで構成し、前記ガイドワイヤを、前記基端側流路から前記スリットが設けられていない先端側流路にかけて通すものとした医療用チューブセット。 - 前記医療用チューブを、前記基端側流路と前記先端側流路との間に、前記基端側流路の断面形状と前記複数の先端側流路の断面形状との中間の形状の断面形状を備えた移行流路を形成したチューブで構成するとともに、前記ガイドワイヤ挿入補助具を、断面外郭形状が前記移行流路の断面外郭形状と同形の棒状体で構成し、前記ガイドワイヤ挿入補助具を前記基端側流路から前記移行流路まで挿入可能にした請求項6に記載の医療用チューブセット。
- 請求項5に記載のガイドワイヤ挿入補助具と、前記医療用チューブと、前記ガイドワイヤとからなる医療用チューブセットであって、
前記医療用チューブを、前記複数の先端側流路のうちの少なくとも一つの先端側流路を除く他の先端側流路と、その先端側流路が形成された部分の外周面との間に軸方向に沿って延びるスリットが前記先端側流路と連通して設けられたチューブで構成し、前記ガイドワイヤを、前記基端側流路から前記スリットが設けられていない先端側流路にかけて通すものとした医療用チューブセット。 - 前記医療用チューブを、他方側部分の断面形状を略楕円状の扁平な形状に形成しその略楕円状の長軸の両端側部分と、長軸の中央側を挟んだ両側部分とにそれぞれ先端側流路を形成したチューブで構成した請求項8に記載の医療用チューブセット。
- 前記医療用チューブを、前記基端側流路と前記先端側流路との間に、前記基端側流路の断面形状と前記複数の先端側流路の断面形状との中間の形状の断面形状を備えた移行流路を形成したチューブで構成するとともに、前記ガイドワイヤ挿入補助具を、前記基端側流路から前記移行流路まで挿入可能にした請求項9に記載の医療用チューブセット。
- 前記医療用チューブの外周面における前記スリットが設けられていない先端側流路が形成された部分に前記医療用チューブの軸方向に延びる第2の線状目印を設けた請求項6ないし10のうちのいずれか一つに記載の医療用チューブセット。
- 前記医療用チューブの内周面における前記基端側流路が形成された部分に、凹部または凸部からなる被係合部を設けるとともに、前記ガイドワイヤ挿入補助具の外周面に、前記医療用チューブの軸方向に沿って前記被係合部とスライド係合可能な凸部または凹部からなる係合部を設けた請求項6ないし11のうちのいずれか一つに記載の医療用チューブセット。
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