JP2009246619A - 情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】取得したコンテンツにキーワードを付するユーザの操作を支援する情報処理装置を提供する。
【解決手段】システム100(情報処理装置)は、コンテンツと、複数の項目を有するメタデータを取得する。ユーザデータベースには、ユーザ識別子にメタデータの特定の項目が関連付けられている。システム100は、新たなメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子を抽出し、抽出されたユーザ識別子に関連付けられている項目をユーザデータベースに基づいて特定する。システム100は、新たなメタデータとコンテンツデータベース中のメタデータを比較し、特定された項目のメタデータが一致しているメタデータに関連付けられたキーワードをコンテンツデータベースから抽出する。ユーザは、抽出されたキーワードの中から所望のキーワードを選択する。システム100は、ユーザが選択したキーワードを新たなコンテンツに関連付けて記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取得したコンテンツにキーワードを関連付けて管理する情報処理技術に関する。特に、取得したコンテンツに対してキーワードを指定するユーザを支援する情報処理技術に関する。
プリンタやファクシミリなどの情報処理装置は様々なコンテンツを取得する。プリンタは、印刷対象であるデータファイル(印刷コンテンツ)を端末から取得する。ファクシミリ装置は、ファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)を受信する、或いは、送信するためのファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)を読取装置あるいは他の外部装置から取得する。電話機能を備えている情報処理装置は、通話メッセージ(通話コンテンツ)を取得(録音)することもある。
情報処理装置が取得したコンテンツを検索可能に保存しておくと便利である。取得したコンテンツの中から所望のコンテンツを検索するために、コンテンツにキーワードを関連付けて保存することが好ましい。キーワードは、取得したコンテンツの内容に応じてユーザが指定する。
特許文献1に、ユーザがキーワードを指定しやすいデータ管理装置(情報処理装置)が開示されている。特許文献1のデータ管理装置は、ネットワークを介して画像読取装置と接続されている。画像読取装置は、読み取った画像データ(画像コンテンツ)の縮小画像を生成してデータ管理装置へ送信する。データ管理装置は、受信した縮小画像から特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて、縮小画像に関連するキーワードを抽出する。抽出したキーワードは画像読取装置に送られる。画像読取装置は、キーワードを表示する。画像読取装置は、表示されたキーワードの中からユーザが指定するキーワードと取得した画像データをデータ管理装置へ送信する。データ管理装置は、読み取った画像データを保存するとともに、ユーザが指定したキーワードを画像データに関連付けて保存する。
特開2005−20256号公報
特許文献1のデータ管理装置は、新たなコンテンツを取得する毎に新たなキーワードを生成する。ユーザは、新たに生成されたキーワードの中から所望のキーワードを指定することができる。データ管理装置は、複数のユーザによって利用されることがある。取得したコンテンツに関連付けを所望するキーワードはユーザ毎に異なる。つまり、ユーザは、自身の基準に基づいてキーワードを選択することを望む。例えば、ユーザAは、取得したファクシミリを、送信元の電話番号を基準として分類しており、ユーザBは、取得したファクシミリを、受信した時刻を基準として分類する場合がある。特許文献1のデータ管理装置では、画像の特徴量に基づいてキーワードが生成される。どのユーザが利用しても画像特徴量をキーワード抽出の基準としてしまう。このように画一的な基準でキーワードを抽出する特許文献1のデータ管理装置は、ユーザ毎の所望するキーワードを抽出することはできない。本明細書は、取得したコンテンツのユーザに応じて利便性のよいキーワードを抽出し、キーワードを関連付けてコンテンツを管理可能なデータ管理装置を提供する。
新たに取得したコンテンツに関連付けるキーワードの候補として、データベースに記憶されているコンテンツに関連付けられているキーワードの全てを表示してしまっては、多数のキーワードが表示されてしまう。多数のキーワードが表示されると、その中から所望のキーワードを探すユーザの負荷が増大してしまう。さらには、コンテンツのユーザの基準にそぐわないキーワードも表示されてしまう。そこで本発明は、コンテンツに付随するメタデータに着目して、表示するキーワードを絞り込む。本明細書で用いる「メタデータ」とは、コンテンツの取得に伴って一意に特定される情報を意味する。「メタデータ」は、「データのためのデータ」(Data about Data)と呼ばれることがある。例えば、電子メールの宛先アドレスや送信元アドレス、或いはタイトルが、電子メールのコンテンツに付随するメタデータに相当する。メタデータは、次に例示する複数の項目が含まれる。
・コンテンツの発信元のユーザを識別するユーザ識別子(発信元電話番号、メール送信元アドレス)
・コンテンツを受領するユーザを識別するユーザ識別子(受信元電話番号、メール受信元アドレス、ファクシミリのFコード)
・コンテンツを取得した機能の種類(ファクシミリ、メール、印刷、コピーなどの種類)
・コンテンツの取得日時
・コンテンツのタイトル(印刷データのファイル名、電子メールのタイトル)
・取得コンテンツのシート枚数
・用紙サイズ
コンテンツの発信元のユーザを識別するユーザ識別子と、コンテンツを受領するユーザを識別するユーザ識別子を合わせて、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子と総称する。さらに、コンテンツが印刷データの場合には印刷するファイルのファイル名もメタデータのひとつである。総じて言えば、「メタデータ」には、取得したコンテンツのタイトル、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子、コンテンツの取得日時、コンテンツを取得した機能の種類、が含まれてよい。このように、メタデータには複数の項目があってよい。
コンテンツのユーザ(コンテンツを発信したユーザ、或いは、コンテンツを受領するユーザ)は、コンテンツに付随するメタデータに基づいてコンテンツを分類する場合がある。さらに、ユーザは、メタデータに基づいてコンテンツを分類する場合、メタデータの特定の項目に着目して分類することが多い。例えば、コンテンツを取得した機能の種類ごとにコンテンツを分類することがある。着目する項目はユーザごとに異なる。本明細書では、メタデータの複数の項目のうち、ユーザが着目する項目を「特定項目」あるいは「重視項目」と称する。そこで、本発明は、個々のユーザの重視項目を予め記憶しておき、その重視項目のメタデータが一致している過去のコンテンツに関連付けられたキーワードを表示する。それゆえ、表示されるキーワードが絞り込まれる。ユーザは、絞り込まれたキーワードの中から所望のキーワードを選択すればよい。本発明は、個々のユーザの重視項目に基づいて、表示するキーワードを絞り込むことによって、コンテンツに対してキーワードを指定するユーザを支援する。
本明細書が開示する情報処理装置は、コンテンツデータベース、ユーザデータベース、取得手段、識別子抽出手段、項目特定手段、キーワード抽出手段、表示制御手段、キーワード選択手段、及び、登録手段を備える。コンテンツデータベースは、コンテンツに、メタデータとキーワードとを関連付けている。ユーザデータベースは、複数のユーザ識別子の夫々にメタデータの特定項目を関連付けている。取得手段は、コンテンツを取得するとともに、コンテンツに付随するメタデータであり複数の項目を有しているメタデータを取得する。識別子抽出手段は、取得手段によって新たに取得されたメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子を抽出する。項目特定手段は、抽出されたユーザ識別子に関連付けられている特定項目をユーザデータベースに基づいて特定する。キーワード抽出手段は、コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の特定項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードをコンテンツデータベースから抽出する。表示制御手段は、抽出されたキーワードを表示部へ表示する。キーワード選択手段は、表示されたキーワードの中からユーザによって指定される少なくともひとつのキーワードを選択する。登録手段は、選択されたキーワードを、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する。
上記の情報処理装置は、複数のユーザ識別子の夫々にメタデータの特定項目を関連付けているユーザデータベースを備えている。ユーザデータベースを備えていることによって、コンテンツのユーザが着目している重視項目(特定項目)を特定することができる。情報処理装置は、コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の特定項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードを抽出する。そして、情報処理装置は、抽出されたキーワードを表示する。この処理によって、ユーザが新たなコンテンツに指定する可能性が高いキーワードが選別され表示される。ユーザは、表示されたキーワードの中から、新たに取得されたコンテンツに関連付けることを希望するキーワードを指定すればよい。キーワード選択手段は、ユーザが指定したキーワードを選択する。登録手段は、選択されたキーワード(即ち、ユーザが指定したキーワード)を、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する。この情報処理装置を用いることによって、ユーザは、重視項目に基づいて絞り込まれた過去のキーワードの中から、新たなコンテンツに関連付けることを希望するキーワードを容易に指定することができる。この情報処理装置は、取得したコンテンツにキーワードを関連付けることによって、取得したコンテンツを検索可能に管理することができる。なお、「新たに取得されたコンテンツ」は、取得手段により取得され、コンテンツデータベースに未登録の状態のコンテンツを意味する。「新たに取得されたメタデータ」は、「新たに取得されたコンテンツ」に付随するメタデータを意味する。
この情報処理装置は、項目特定手段により特定項目が特定されなかったことを条件として、新たに取得したメタデータに含まれている他の項目を特定項目として特定する代替項目特定手段をさらに備えていることが好ましい。この情報処理装置は、新たに取得されたメタデータに特定項目が含まれない場合にも対処することができる。
この情報処理装置は、新たに取得されたコンテンツの縮小画像を生成する画像生成手段をさらに備えているとよい。その場合、登録手段は、生成された縮小画像を、キーワード選択手段によって選択されたキーワードに関連付けてコンテンツデータベースに登録するとよい。ユーザは、縮小画像を一瞥するだけで、キーワードに関連付けられたコンテンツを確認することができる。
縮小画像は他にも利用価値がある。過去のキーワードが再び指定されるたびに、そのキーワードに新たな縮小画像が関連付けられる。即ち、キーワードには最新のコンテンツの縮小画像が関連付けられる。そこで、表示制御手段は、抽出されたキーワードを表示するとともに、抽出されたキーワードに関連付けられている最新の縮小画像を表示するとよい。表示される縮小画像は、抽出されたキーワードに関連付けられた最新のコンテンツを示している。従って、表示された縮小画像を見ることによって、ユーザは、そのキーワードが最近に関連付けられたコンテンツを容易に知ることができる。取得するコンテンツは典型的にはファクシミリデータであってよく、ユーザ識別子は典型的にはファクシミリのFコードであってよい。
上記した取得手段や識別子抽出手段などは、ソフトウエアによって具現化されてよい。即ち本発明は、上記したコンテンツデータベースとユーザデータベースを記憶しているコンピュータに実装されるキーワード関連付方法に具現化されることも好適である。その方法は、コンピュータに次の処理を実行させる命令を含むコンピュータプログラムプロダクトに具現化されてよい。
・コンテンツを取得するとともに、コンテンツに付随するメタデータであり複数の項目を有しているメタデータを取得する取得ステップ;
・取得ステップによって新たに取得されたメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子を抽出する識別子抽出ステップ;
・抽出されたユーザ識別子に関連付けられている特定項目をユーザデータベースに基づいて特定する項目特定ステップ;
・コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の特定項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードを抽出するキーワード抽出ステップ;
・抽出されたキーワードを表示部へ表示する表示制御ステップ;
・表示されたキーワードの中からユーザによって指定される少なくともひとつのキーワードを選択するキーワード選択ステップ;
・選択されたキーワードを、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する登録ステップ。
本発明がコンピュータにより具現化される場合、上記した命令を実行するときのコンピュータそのものが取得手段や識別子抽出手段に相当する。上記の手段群やステップ群は、複数の装置に分散されていてもよい。コンテンツデータベースやユーザデータベースは、上記の手段を有するコンピュータや上記のステップを実行するコンピュータとは別の装置(例えばサーバ)に記憶されていてもよい。本発明は、典型的には、コンテンツを取得するデバイスと、そのデバイスと通信可能な端末(サーバ)によって具現化されてもよい。
本明細書に開示された技術によれば、取得したコンテンツのユーザに応じて利便性のよいキーワードを抽出し、キーワードを関連付けてコンテンツを管理可能な情報処理装置やプログラムを実現することができる。
図面を参照して実施例の情報処理装置を説明する。本実施例の情報処理装置は、MFD(Multi Function Device:複合機)と、ネットワークを介してMFDと相互に通信可能なサーバから構成される。以下では、説明を容易にするために、MFDとサーバを合わせて簡単に「システム」と称する。本実施例では、MFDがファクシミリコンテンツを受信するケースを想定して説明する。
1.構成
図1は、システム100のブロック図である。システム100は、MFD10とサーバ40がネットワーク60に接続されており、相互に通信することができるシステムである。MFD10は、印刷機能、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、及び電話機能を備えている。MFD10は、CPU12、ストレージ14、RAM21(Random Access Memory)、コンソール22、ディスプレイ24、ネットワークインタフェイス26、PSTN(Public Switched Telephone Networks)インタフェイス28、プリントユニット30、ファクシミリユニット32、スキャナユニット34、及びハンドセット36を備えている。図1に記された「I/F」の文字は、「インタフェイス」を意味する。図1に記された「PGM」の文字は、「プログラム」を意味する。
CPU12は、ストレージ14に格納された制御プログラム16に従ってMFD10を制御する。以下で説明するMFD10が実行する処理は、制御プログラム16に記述されている。ストレージ14にはまた、各種のデータ20が格納されている。RAM21は、取得したコンテンツや、サーバ40から送られたデータを一時的に記憶する。
コンソール22は、ユーザが操作するためのハードウエアである。ユーザは、コンソール22を操作することによって、MFD10に所望の指示を入力する。ネットワークインタフェイス26は、ネットワーク60を介してサーバ40と通信するためのハードウエアである。PSTNインタフェイス28は、MFD10を公衆回線(不図示)に接続するハードウエアである。MFD10は、公衆回線を通じて電話やファクシミリのデータ(コンテンツ)を授受することができる。プリントユニット30は印刷機能のためのハードウエアである。ファクシミリユニット32は、ファクシミリ機能のためのハードウエアである。スキャナユニット34は、スキャナ機能(画像読取機能)のためのハードウエアである。MFD10は、スキャナユニット34とプリントユニット30を併用することによって、コピー機能を実現することができる。ハンドセット36は、電話機能のためのハードウエアである。
MFD10は、ネットワーク60に接続されている端末から印刷ファイル(印刷コンテンツ)を受け取って印刷することができる。MFD10は、ファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)を送受信できる。MFD10は、シートに印刷されているテキストや画像(画像コンテンツ)を読み取ることができる。MFD10は、図示しない他の電話装置との間の通話音声(通話メッセージ=通話コンテンツ)を録音することができる。このようにMFD10は、印刷コンテンツ、スキャンしたコンテンツ、ファクシミリコンテンツ、画像コンテンツ、通話コンテンツなどを取得することができる。本実施例では、MFD10が受信したり、読み取ったり、録音したデータを単に「コンテンツ」と総称する。
MFD10は、コンテンツと同時にメタデータも取得する。「メタデータ」とは、コンテンツの取得に伴って一意に特定される情報である。「メタデータ」は、コンテンツの取得様式を示すデータであると換言することもできる。メタデータには前述した複数の項目のデータが含まれる。
サーバ40は、CPU42とストレージ44とRAM48を備えている。ストレージ44には、制御プログラム46、コンテンツデータベース50、及びユーザデータベース52が格納されている。以下で説明するサーバ40が実行する処理は、制御プログラム46に記述されている。サーバ40は、MFD10が取得したコンテンツとメタデータに、ユーザが希望するキーワードを関連付けてコンテンツデータベース50に登録することができる。即ち、サーバ40は、MFD10が取得したコンテンツとメタデータに、ユーザが希望するキーワードを関連付けて記憶することができる。
2.コンテンツデータベースの説明
コンテンツデータベース50について説明する。コンテンツデータベース50は、複数のコンテンツテーブルを含んでいる。コンテンツテーブルには、MFD10が取得したコンテンツとメタデータに、ユーザが指定したキーワードが対応付けられて登録されている。夫々のコンテンツテーブルは、ユーザ識別子に対応付けられている。即ち、コンテンツデータベース50は、ユーザ識別子毎に対応付けられたコンテンツテーブルを含んでおり、各コンテンツテーブルは、コンテンツとメタデータとキーワードを関連付けている。図2に、コンテンツテーブルの一例を示す。
コンテンツテーブルには、取得したコンテンツ、コンテンツに付随するメタデータ、コンテンツ(及びメタデータ)に関連付けられた検索キーワードがひとつのレコードとして登録されている。図2の表の横一列がひとつのレコードを示している。コンテンツテーブルには、複数のレコード、即ち、複数のコンテンツが登録されている。各レコードには、レコードを識別するためのコンテンツIDが付されている。
取得したコンテンツは、ファイルとして記憶されている。各レコードには、取得したコンテンツの格納場所のパスを含むファイル名が記述されている。パスを含むファイル名によって、コンテンツの実態が特定される。図2の「データ」の項目に、パスを含むファイル名が格納されている。
コンテンツに付随するメタデータには、複数の項目が含まれている。図2に例示するレコードは、「種別」、「電話番号」、「Fコード」、「日時」、及び「用紙サイズ」のメタデータ項目を有している。各項目に、コンテンツに固有のメタデータが格納される。「種別」の項目には、コンテンツを取得した機能を示す識別子が格納される。「電話番号」の項目には、コンテンツを、電話回線を介して取得した場合の相手装置の電話番号が格納される。「Fコード」の項目には、コンテンツが受信ファクシミリデータの場合のFコードが格納される。「日時」の項目には、コンテンツを取得した日時が格納される。「用紙サイズ」の項目には、コンテンツを印刷する場合の用紙サイズが格納される。検索キーワードの項目には、ユーザが指定した検索キーワード、或いは、MFD10が指定した「未分類」の文字列が格納される。図2に示す「プロジェクトA」や「プロジェクトB」の文字列は、ユーザが指定した検索キーワードである。各レコードにはまた、サムネイルのファイル名がパスととともに格納される。サムネイルは、取得されたコンテンツの縮小画像である。サムネイルは、キーワードを登録する際にサーバ40が作成する。また、後述するように、本実施例ではFコードがユーザを特定するユーザ識別子に相当するので、ひとつのコンテンツテーブルに登録されているコンテンツには同一のFコード(図2の「F002」)が付されている。
3.ユーザデータベースの説明
ユーザデータベース52について説明する。図3に、ユーザデータベース52の一例を示す。ユーザデータベース52には、ユーザ名とFコードと重視項目が関連付けられて登録されている。図3の横一列がひとつのレコードを示し、夫々のレコードが、ユーザ名とFコードと重視項目の関連付けを規定している。各レコードにはレコードIDが付されている。「重視項目」には、いずれかのメタデータ項目が記述されている。「重視項目」は、Fコードによって特定されるユーザが、取得したコンテンツを分類する際に重視するメタデータ項目を意味する。ユーザデータベースの「重視項目」は、予め登録されている。本実施例では、「Fコード」が、コンテンツのユーザを特定するユーザ識別子に相当する。なお、ユーザ名が「不特定」のレコードは、ユーザを特定することができないコンテンツをまとめて管理するためのレコードである。前述したコンテンツデータベース50にも、ユーザを特定することができないコンテンツをまとめて管理するためのコンテンツテーブルが用意されている。
4.システム100の処理の概要
図4に、システム100全体の処理フローを示す。図4の左側は、MFD10へのユーザの操作を示している。図4の中央は、MFD10の処理を示している。図4の右側は、サーバ40の処理を示している。図4は、上から下に向かって時間の流れを示している。なお、図4を参照して全体のフローの概要を説明し、後にMFD10の処理とサーバ40の処理を詳しく説明する。
MFD10は、ファクシミリ(ファクシミリコンテンツ)の受信を開始する(M02)。MFD10は、ファクシミリの受信開始とともに、ファクシミリの受信に伴って特定されるメタデータを取得する(M02)。MFD10は、メタデータの中からFコード(即ち、ユーザ識別子)を抽出し、Fコードとともに「重視項目要求」をサーバ40へ送信する(M04)。「重視項目要求」や後述する「候補要求」や「登録要求」は、MFD10からサーバへのコマンドを意味する。
「重視項目要求」を受信したサーバ40は、受信したFコードに関連付けられている「重視項目」をユーザデータベース52から抽出する(S02)。サーバ40は、抽出した「重視項目」をMFD10へ送信する(S04)。「重視項目」を受信したMFD10は、新たに取得したメタデータの中から、「重視項目」のメタデータを特定する(M06)。MFD10は、特定したメタデータとともに、「候補要求」をサーバ40へ送信する(M08)。「候補要求」を受信したサーバ40は、コンテンツデータベース50を検索し、受信したメタデータ(重視項目のメタデータ)に一致するメタデータを含んでいるレコードを抽出する。サーバ40は、抽出したレコードに含まれている検索キーワードを、新たなコンテンツのキーワード候補として採用する(S06)。サーバ40は、キーワード候補をMFD10へ送信する(S08)。MFD10は、受信したキーワード候補をディスプレイ24に表示する(M10)。ここでユーザは、表示されたキーワード候補の中から、新たなコンテンツに関連付けることを希望するキーワード候補を指定する(U02)。MFD10は、ユーザが指定したキーワード候補を選択する(M12)。MFD10は、選択されたキーワード候補、新たに取得したコンテンツとメタデータ、及び、「登録要求」をサーバ40へ送信する(M14)。サーバ40は、コンテンツデータベース50に新たなレコードを追加し、新たなコンテンツにメタデータと選択されたキーワード候補を登録する(S10)。即ち、サーバ40は、選択されたキーワード候補を、新たなコンテンツとメタデータに関連付けて記憶する。
5.MFD10の処理
図5〜図7を参照してMFD10の処理を詳しく説明する。図5は、MFD10が実行するファクシミリ受信処理のフローチャートである。図6と図7は、ファクシミリ受信処理の中で起動されるキーワード処理のフローチャートである。MFD10は、ユーザの操作を受けて着信を受け付けると、ファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)の受信を開始する(S20、S22:YES)。MFD10は、キーワード処理を起動するとともに(S24)、ファクシミリデータの受信を継続する(S26)。即ち、ファクシミリデータの受信とキーワード処理は並列に実行される。ファクシミリデータの受信を完了すると、MFD10は、受信したファクシミリデータを印刷する(S28)。MFD10は再び次の着信を待つ(S20)。ユーザの操作を待たずに、ファクシミリデータの受信を開始する場合、MFD10は、受信したファクシミリデータはRAM21に記憶しておき、ユーザの指示を待ってキーワード処理を起動してもよい。
キーワード処理について説明する(図6、図7)。前述したように、MFD10は、ファクシミリデータの受信開始とともに、ファクシミリデータに付随するメタデータの取得を開始する(S40)。ファクシミリ送信元の電話番号やFコードは、ファクシミリデータ(コンテンツ)の取得開始とともに特定される。他方、用紙枚数は、ファクシミリデータの取得完了時に特定される。メタデータにFコードが含まれている場合(S42:YES)、MFD10は、メタデータからFコードを抽出する(S45)。他方、メタデータにFコードが含まれていない場合(S42:NO)、MFD10は、予め決められたコード(本実施例の場合「001」)をFコードに設定する(S44)。MFD10は、抽出したFコード或いは設定したFコードとともに、「重視項目要求」をサーバ40へ送信する(S46)。なお、ステップS44の処理は、取得したメタデータにFコードが含まれていない場合でも、システム100が、Fコードが含まれている場合と同じ処理を実行できるようにするための対処である。Fコードが含まれていない場合、システム100は、新たなコンテンツを「不特定」のグループにまとめて管理することができる。サーバ40は、「重視項目要求」に応答して、ユーザデータベースを参照して、Fコードに関連付けられている重視項目をMFD10へ送信する。サーバ40の処理については後述する。
MFD10は、サーバ40から「重視項目」を受信する(S48)。MFD10は、受信した重視項目のメタデータがファクシミリの受信完了までに取得できるか否かを確認する(S50)。ファクシミリの受信完了までに取得することができないメタデータには例えば、用紙枚数がある。受信した重視項目のメタデータがファクシミリの受信完了までに取得できる場合(S50:YES)、MFD10は、取得したメタデータに重視項目が含まれているか否かを確認する(S52)。取得したメタデータに重視項目が含まれている場合(S52:YES)、MFD10は、重視項目のメタデータを特定する(S60)。
他方、受信した重視項目のメタデータがファクシミリの受信完了までに取得できない場合(S50:NO)、あるいは、取得したメタデータに重視項目が含まれていない場合(S52:NO)、MFD10は、取得済みのメタデータを表示する(S54)。ユーザは、表示されたメタデータの中から、代わりとなる重視項目を選択することができる(S56)。ユーザがメタデータを選択した場合(S56:YES)、MFD10は、選択されたメタデータを特定する(S60)。ユーザがメタデータを選択することなく(S56:NO)、しかしユーザによる選択を待つ間に、ステップS48で受信した「重視項目」のメタデータを取得できた場合は、MFD10はステップS60に移行する。このとき、MFD10は、ステップS48で受信した「重視項目」のメタデータを特定する(S60)。他方、ユーザがメタデータを選択することなく(S56:NO)、しかもユーザによる選択を待つ間にも「重視項目」のメタデータを取得できなかった場合(S58:NO)、MFD10はステップS70に移行する。
重視項目のメタデータを特定したMFD10は、特定したメタデータとFコードとともに、「候補要求」をサーバ40へ送信する(S62)。サーバ40は、「候補要求」に応答して、キーワード候補とサムネイルをMFD10へ送信する。サムネイルは、コンテンツデータベース50においてキーワード候補に関連付けられているサムネイルである。サーバ40の処理については後述する。MFD10は、受信したキーワード候補とサムネイルを受信して表示する(S64、S66)。ユーザは、表示されたキーワード候補の中から、新たに取得したコンテンツに関連付けることを希望するキーワードを指定することができる。MFD10は、ユーザが指定したキーワード候補を選択する(S68:YES)。ここで、MFD10は、ファクシミリの受信完了を待つ(S72)。ファクシミリの受信を完了すると、MFD10は、ファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)、メタデータ、選択したキーワード候補、及び、「登録要求」をサーバ40へ送信する(S74)。
他方、ユーザがキーワード候補を指定しなかった場合、即ち、表示されたキーワード候補の中からキーワード候補をMFD10が選択しなかった場合(S68:NO)、MFD10は、予め定められた文字列「未分類」をキーワード候補として採用する(S70)。また、前述したように、ステップS58の分岐判断が「NO」の場合にも、ステップS70が実行される。そして、MFD10は、ファクシミリデータ(ファクシミリコンテンツ)、メタデータ、採用したキーワード候補、及び、「登録要求」をサーバ40へ送信する(S74)。文字列「未分類」は、ユーザが希望するキーワードを関連付けていないコンテンツを、他のコンテンツと区別するために用いられる。また、ユーザは、コンソール22を操作するなどして、文字列「未分類」のコンテンツに関連付けることを希望するキーワードを入力できる。
6.サーバ40の処理
サーバ40の処理について詳しく説明する。前述したように、MFD10からサーバ40へ「重視項目要求」、「候補要求」、及び、「登録要求」が送信される。サーバ40は、個々の要求に応じた処理を実行する。図8に、「重視項目要求」に応答して実行される「重視項目抽出処理」のフローチャートを示す。サーバ40は、「重視項目要求」とともに新たなコンテンツに付随するFコードを受信する(S102)。サーバ40は、ユーザデータベース52を検索して、受信したFコードに関連付けられている「重視項目」を抽出する(S104)。サーバ40は、抽出した「重視項目」をMFD10へ送信する(S106)。
なお、MFD10は、新たに取得したメタデータにFコードが含まれていない場合(図6のS42:NO)、予め定められている番号をFコードとして設定して送信する(S44)。この処理は、Fコードが特定できないコンテンツ(即ち、ユーザ識別子が特定できないコンテンツ)コンテンツをまとめて管理するための処理である。ユーザデータベース52には、予め定められているFコード(即ち、ユーザ識別子が不特定)に対しても「重視項目」が登録されている。図3におけるID番号「N001」のレコードが、ユーザ識別子が不特定の場合の「重視項目」を示している。
図9に、「候補要求」に応答して実行される「キーワード抽出処理」のフローチャートを示す。サーバ40は、「候補要求」とともに、「重視項目」のメタデータとFコードを受信する(S120)。サーバ40は、受信したFコードに対応付けられたIDをユーザデータベース52から抽出する。さらにサーバ40は、そのIDに該当するコンテンツテーブルをコンテンツデータベースから抽出する(S122)。なお、サーバ40は、受信したFコードに対応するコンテンツテーブルが存在しない場合、予め定められているコンテンツテーブルを抽出する。予め定められているコンテンツテーブルは、前述したFコード(即ちユーザ識別子)が特定できない場合に採用されるテーブルである。
サーバ40は、抽出したコンテンツテーブルから、重視項目のメタデータが受信したメタデータに一致するレコードをリストアップする(S124)。サーバ40は、リストアップしたレコードの中から、検索キーワードに「未分類」が設定されているレコードを削除する(S126)。さらにサーバ40は、リストに残ったレコードから、検索キーワードが重複しているレコードを削除する(S128)。なお、S128において、サーバ40は、重複するレコードのうち、取得日時の古いレコードを削除する。サーバ40は、リストに残ったレコードから、検索キーワードとサムネイル以外を削除する(S130)。ステップS130の処理で残った検索キーワードが、新たなコンテンツのキーワード候補として採用される。また、ステップS130の処理によって、検索キーワードに複数のサムネイルが対応付けられている場合、最新のサムネイルが残る。キーワード抽出処理は、要約すれば、コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の重視項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードを抽出する処理である。サーバ40は、キーワード候補のリストとサムネイルをMFD10へ送信する(S132)。
図10に、「登録要求」に応答して実行される「登録処理」のフローチャートを示す。サーバ40は、「登録要求」とともに、新たなコンテンツ、そのコンテンツに付随するメタデータ、および、キーワード候補の中からユーザによって選択されたキーワード候補を受信する(S140)。メタデータの中にはFコードも含まれている。サーバ40は、受信したメタデータの中のFコードに対応付けられたIDをユーザデータベースから抽出する。さらにサーバ40は、そのIDに該当するコンテンツテーブルをコンテンツデータベースから抽出する(S142)。なお、サーバ40は、受信したメタデータに含まれているFコードに対応するコンテンツテーブルが存在しない場合、予め定められているコンテンツテーブルを抽出する。予め定められているコンテンツテーブルは、前述したFコード(即ちユーザ識別子)が特定できない場合に採用されるテーブルである。
サーバ40は、抽出したコンテンツテーブルに、新たなレコードを追加する(S144)。新たなレコードには、新たなコンテンツと、そのコンテンツに付随するメタデータと、ユーザによって選択されたキーワードが登録される。即ち、サーバ40は、新たなコンテンツに、ユーザによって選択されたキーワードを関連付けて記憶する。最後にサーバ40は、新たなコンテンツからサムネイルを作成し(S146)、作成したサムネイルを新たなレコードに登録する(S148)。
システム100の処理をまとめると以下の通りである。システム100は、コンテンツと、メタデータと、キーワードとを関連付けているコンテンツデータベース50と、複数のユーザ識別子の夫々にメタデータの重視項目(特定項目)を関連付けているユーザデータベース52を記憶している。システム100は以下の処理を実行する。
・コンテンツを取得するとともに、コンテンツに付随するメタデータであり複数の項目を有しているメタデータを取得する取得ステップ(S26、S40);
・取得ステップによって新たに取得されたメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子(Fコード)を抽出する識別子抽出ステップ(S45);
・抽出されたユーザ識別子に関連付けられている重視項目をユーザデータベースに基づいて特定する項目特定ステップ(S104);
・新たに取得されたメタデータとコンテンツデータベース中のメタデータを比較し、重視項目のメタデータが一致しているメタデータに関連付けられたキーワードをコンテンツデータベースから抽出するキーワード抽出ステップ(図11のキーワード抽出処理);
・抽出されたキーワードを表示する表示制御ステップ(S66);
・表示されたキーワードの中から少なくともひとつのキーワードを選択するキーワード選択ステップ(S68);
・選択されたキーワードを、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する登録ステップ(図10の登録処理)。
上記の処理、特に、ステップS104の処理とキーワード抽出処理によって、ユーザに提示されるキーワード候補が絞り込まれる。ユーザに提示されるキーワード候補は、ユーザの重視項目に基づいて絞り込まれる。このシステム100は、ユーザが指定する可能性の高い過去のキーワードを厳選して表示する。このシステム100は、過去のコンテンツに関連付けたキーワードを新たなコンテンツのキーワードに指定することを希望するユーザを支援することができる。
また、ステップS52からステップS56を経由してステップS60を実行する一連の処理(ステップS52:NO、ステップS56:YES、S60)は、次のとおり換言することができる。即ち、システム100は、項目特定ステップ(S104)により重視項目が特定されなかったことを条件として、新たに取得したメタデータに含まれている他の項目を重視項目として特定する。これらの処理は、代替項目特定処理と総称してよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、コンテンツはファクシミリデータに限られない。MFD10(情報処理装置)が取得可能なコンテンツであればよい。ユーザ識別子はFコードに限られない。システム100は、相手装置の電話番号やメール送信元アドレスをユーザ識別子として採用してよい。システム100が実行する処理はひとつの装置によって実行されてよい。
また、実施例のシステム100では、コンテンツデータベースには取得したコンテンツをユーザ識別子毎に分類したコンテンツテーブルが用意されている。取得したコンテンツは、ユーザ識別子毎に分類されてなくともよい。この場合、システム100は、キーワード抽出処理において、他のユーザのキーワードも抽出してよい。ただしこの場合、システム100は、ユーザ識別子によって識別されるユーザのコンテンツのキーワードに関連付けられたサムネイルをキーワード候補とともに表示することが好適である。例えば、ユーザAとユーザBが夫々のコンテンツに同一のキーワード「AAA」を指定した場合を想定する。この場合、ユーザAのキーワード「AAA」に関連付けられたサムネイルと、ユーザBのキーワード「AAA」に関連付けられたサムネイルは同一ではない。ユーザAの新たなコンテンツを取得したシステム100は、サムネイルの作成日時に関わりなく、ユーザAのキーワード「AAA」に関連付けられたサムネイルを表示する。即ち、複数のユーザにより同一キーワードが利用される場合、ユーザ自身の過去のキーワードに関連付けられたサムネイルが表示される。そのようなシステム100は、より一層、コンテンツに関連付けるキーワードを選択するユーザを支援することができる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
情報処理システムのブロック図である。 コンテンツテーブル(コンテンツデータベース)の一例を示す。 ユーザデータベースの一例を示す。 システム100の全体の処理フローを示す。 ファクシミリ受信処理のフローチャートを示す。 キーワード処理のフローチャートを示す。 キーワード処理のフローチャートを示す(図6の続き)。 重視項目抽出処理のフローチャートを示す。 キーワード抽出処理のフローチャートを示す。 登録処理のフローチャートを示す。
符号の説明
10:MFD(情報処理装置)
12:CPU
14:ストレージ
16:制御プログラム
20:データ
21:RAM
22:コンソール
24:ディスプレイ
40:サーバ(情報処理装置)
42:CPU
44:ストレージ
46:制御プログラム
48:RAM
50:コンテンツデータベース
52:ユーザデータベース
60:ネットワーク
100:システム

Claims (6)

  1. 取得したコンテンツにキーワードを関連付けて管理する情報処理装置であり、
    コンテンツを取得するとともに、コンテンツに付随するメタデータであり複数の項目を有しているメタデータを取得する取得手段と、
    コンテンツと、メタデータと、キーワードとを関連付けているコンテンツデータベースと、
    複数のユーザ識別子の夫々にメタデータの特定項目を関連付けているユーザデータベースと、
    取得手段によって新たに取得されたメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子を抽出する識別子抽出手段と、
    抽出されたユーザ識別子に関連付けられている前記特定項目をユーザデータベースに基づいて特定する項目特定手段と、
    コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の特定項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    抽出されたキーワードを表示部へ表示する表示制御手段と、
    表示されたキーワードの中から少なくともひとつのキーワードを選択するキーワード選択手段と、
    選択されたキーワードを、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する登録手段と、
    を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記項目特定手段により前記特定項目が特定されなかったことを条件として、前記新たに取得したメタデータに含まれている他の項目を前記特定項目として特定する代替項目特定手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 新たに取得されたコンテンツの縮小画像を生成する画像生成手段をさらに備えており、
    登録手段は、生成された縮小画像を、キーワード選択手段によって選択されたキーワードに関連付けてコンテンツデータベースに登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 表示制御手段は、抽出されたキーワードを表示するとともに、抽出されたキーワードに関連付けられている最新の縮小画像を表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 取得するコンテンツはファクシミリデータであり、ユーザ識別子はファクシミリのFコードであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. コンテンツと、メタデータと、キーワードとを関連付けているコンテンツデータベースと、複数のユーザ識別子の夫々にメタデータの特定項目を関連付けているユーザデータベースと、を記憶しているコンピュータに、新たに取得したコンテンツにキーワードを関連付ける処理を実行させるためのコンピュータプログラムであり、そのコンピュータに以下の処理、即ち、
    コンテンツを取得するとともに、コンテンツに付随するメタデータであり複数の項目を有しているメタデータを取得する取得ステップ;
    取得ステップによって新たに取得されたメタデータから、コンテンツのユーザを識別するユーザ識別子を抽出する識別子抽出ステップ;
    抽出されたユーザ識別子に関連付けられている前記特定項目をユーザデータベースに基づいて特定する項目特定ステップ;
    コンテンツデータベースの中から、新たに取得されたメタデータの中の特定項目のメタデータと同じメタデータに関連付けられたキーワードを抽出するキーワード抽出ステップ;
    抽出されたキーワードを表示部へ表示する表示制御ステップ;
    表示されたキーワードの中から少なくともひとつのキーワードを選択するキーワード選択ステップ;
    選択されたキーワードを、新たに取得されたコンテンツとメタデータに関連付けてコンテンツデータベースに登録する登録ステップ;
    を実行させるための命令を含んでいることを特徴とするコンピュータプログラム。
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