JP2005182277A - 検索条件設定プログラムおよび検索端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバが実行可能な検索条件の検索コマンドを入力可能にすること。
【解決手段】 検索条件設定プログラムは、予め準備されたテストデータを記憶するサーバに接続された検索端末で実行される検索条件設定プログラムであって、サーバに所定の検索条件でテストデータを検索させるためにテストデータに対応して予め準備された検索コマンドをサーバに送信し、検索コマンドに従ってテストデータを検索して抽出された結果データをサーバから受信するステップ(S05,S10,S15)と、受信された結果データを検索コマンドとテストデータとから定まる期待データと比較するステップ(S06,S11,S16)と、期待データと結果データとが一致する場合、所定の検索条件による検索コマンドの入力を許可するステップ(S07,S12,S17)とをコンピュータに実行させる。
【選択図】 図5

Description

この発明は検索端末および検索条件設定プログラムに関し、特に、それに接続されたサーバに検索させる検索端末およびそれにより実行される検索条件設定プログラムに関する。
ファイルを管理するファイル管理装置が知られている(たとえば、特許文献1)。このファイル管理装置では、キーワードを用いて複数のファイルを検索して、所望のファイルを抽出する検索機能を有する。このようなファイル管理装置をネットワークに接続して、複数のコンピュータからファイル管理装置に検索を実行させる利用がなされている。そして、そのようなファイル管理装置の複数をネットワークに接続することもなされている。
特開2002−202975公報
しかしながら、複数のサーバそれぞれで実行される検索処理が異なることが多く、複数のサーバ間で検索条件を統一することはできない。たとえば、サーバAとサーバBとがネットワークに接続されており、サーバAは前方一致で検索できるが後方一致の検索条件では検索できない。一方、サーバBは、前方一致で検索できるが後方一致の検索条件では検索できない。この場合、複数のサーバに接続された検索端末から、前方一致の検索をサーバAに実行させた場合には正しい検索結果が得られるが、サーバBに実行させた場合には正しい検索結果が得られない。このため、ユーザは検索結果が正しいのか誤っているのかを知ることができない。
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、サーバが実行可能な検索条件の検索コマンドを入力可能とした検索条件設定プログラムおよび検索端末を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、検索条件設定プログラムは、予め準備されたテストデータを記憶するサーバに接続された検索端末で実行される検索条件設定プログラムであって、サーバに所定の検索条件でテストデータを検索させるためにテストデータに対応して予め準備された検索コマンドをサーバに送信するステップと、検索コマンドに従ってテストデータを検索して抽出された結果データをサーバから受信するステップと、受信された結果データを検索コマンドとテストデータとから定まる期待データと比較するステップと、期待データと結果データとが一致する場合、所定の検索条件による検索コマンドの入力を許可するステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従えば、テストデータに対応して予め準備された検索コマンドがサーバに送信され、検索コマンドに従ってテストデータを検索して抽出された結果データがサーバから受信される。そして、検索コマンドとテストデータとから定まる期待データと結果データとが一致する場合、所定の検索条件による検索コマンドの入力が許可される。このため、サーバにおいて検索不可能な検索条件の検索コマンドが入力されないので、ユーザが入力した検索コマンドの検索条件と、サーバが検索コマンドに従って検索する検索条件とが一致する。その結果、サーバが実行可能な検索条件の検索コマンドを入力可能とした検索条件設定プログラムを提供することができる。
好ましくは、検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面を出力するステップをさらに含み、コマンド入力画面を出力するステップは、許可ステップにより許可された検索条件を選択するための選択ボタンを表示するステップを含む。
この発明に従えば、検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面が出力される際に、許可された検索条件を選択するための選択ボタンが表示される。このため、選択ボタンによる選択によって、サーバで実行可能な検索条件の検索コマンドの入力が可能となる。
好ましくは、検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面を出力するステップをさらに含み、コマンド入力画面を出力するステップは、許可ステップにより許可されていない検索条件の検索コマンドが入力された場合、該検索コマンドを許可されている検索条件の検索コマンドに変換するステップと、変換された検索コマンドを表示するステップとを含む。
この発明に従えば、検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面に許可されていない検索条件の検索コマンドが入力された場合、該検索コマンドが許可されている検索条件の検索コマンドに変換され、変換された検索コマンドが表示される。このため、入力された検索コマンドがサーバで実行不可能な検索条件であることをユーザに知らせることができる。
好ましくは、所定の検索条件は複数あり、送信ステップと、受信ステップと、比較ステップと、許可ステップとは、複数の検索条件ごとに実行される。
好ましくは、検索端末が予め準備されたテストデータを記憶する複数のサーバと接続されている場合、送信ステップと、受信ステップと、比較ステップと、許可ステップとは、複数のサーバごとに実行される。
この発明に従えば、検索端末が複数のサーバと接続されている場合、複数のサーバごとに所定の検索条件による検索コマンドの入力が許可される。このため、複数のサーバごとに実行可能な検索条件の検索コマンドの入力が許可されるので、複数のサーバそれぞれが実行可能な検索条件の検索コマンドのみが入力可能となる。
この発明の他の局面によれば、検索端末は、予め準備されたテストデータを記憶するサーバに接続された検索端末であって、サーバに所定の検索条件でテストデータを検索させるためにテストデータに対応して予め準備された検索コマンドをサーバに送信する検索コマンド送信手段と、検索コマンドに従ってテストデータを検索して抽出された結果データをサーバから受信する結果データ受信手段と、受信された結果データを検索コマンドとテストデータとから定まる期待データと比較する比較手段と、期待データと結果データとが一致する場合、所定の検索条件による検索コマンドの入力を許可する許可手段とを備える。
この発明に従えば、サーバが実行可能な検索条件の検索コマンドを入力可能とした検索端末を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるファイル管理システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、ファイル管理システム10は、ネットワーク3にそれぞれ接続された複合機1(以下、「MFP1」という)と、サーバ2,4とを含む。サーバ2,4は、一般的なパーソナルコンピュータである。図では、1台のMFP1と2台のサーバ2とを接続する例を説明するが、複数のMFP1と1以上のサーバ2,4がネットワーク3に接続されてもよい。
MFP(Multi Function Peripheral)1は、画像処理装置であり、原稿を読取るため
のスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能、データをプリントするプリント機能を備えている。
MFP1は、サーバ2,4から受信した画像データまたはスキャナが出力する画像データを画像形成装置で出力する。また、MFP1には、着脱可能なフラッシュROM6が装着される。このフラッシュROM6に記憶された検索条件設定プログラムまたは検索プログラムが、MFP1が備える中央演算装置(CPU)で実行される。なお、検索条件設定プログラムまたは検索プログラムを、フラッシュROM6から読み出すのに代えて、EEPROM(electrically erasable/programable read only memory)に記憶するようにしてもよい。MFP1は、EEPROMに記憶されたプログラムをCPUで実行する。またこのEEPROMは、記憶内容を書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能なので、ネットワーク3に接続された他のコンピュータが、MFP1のEEPROMに記憶されたプログラムを書換えたり、新たなプログラムを追加して書き込みをするようにしてもよい。さらに、MFP1が、ネットワーク3に接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。
サーバ2,4は、一般的なパーソナルコンピュータである。そのハード構成は周知であるので、ここでは説明を繰返さない。サーバ2には、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)5が装着される。CD−ROM5に記録されたプログラムは、CD−ROMドライブ等により読取られてハードディスクに一旦格納される。さらにハードディスクからランダムアクセスメモリ(RAM)に読出されてCPU(Central Processing Unit)により実行される。
また、サーバ2は、ハードディスク等に記録されたファイル管理プログラム、電子メール送信プログラム、ファイル転送プログラム、画像処理プログラムなどのアプリケーションプログラムを、必要に応じてRAMに読出し、CPUで実行する。
ネットワーク3は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネットまたは一般公衆回線であり、有線または無線を問わない。また、ここではネットワーク3でMFP1とサーバ2とが接続される例を示すが、MFP1とサーバ2とはシリアル回線またはパラレル回線を用いて接続するようにしてもよい。
なお、MFP1で実行される検索条件設定プログラムまたは検索プログラムはフラッシュROMに記憶されて流通し、サーバ2で実行されるファイル管理プログラム等はCD−ROMに記憶されて流通する例を示したが、他の記録媒体、たとえば、フレキシブルディスク、カセットテープ、CD−ROM、ハードディスク、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。さらに、MFP1で実行される検索条件設定プログラムまたは検索プログラムは記録媒体を介してではなく、ネットワーク3を通じて提供されてもよい。
また、ここでいうプログラムは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
本実施の形態におけるファイル管理システム10では、MFP1をユーザが操作することにより、サーバ2に検索処理を実行させる。このサーバ2に検索処理を実行させる場合のMFP1は検索装置に相当する。
図2は、本実施の形態におけるファイル管理システムの機能の概略を示す機能ブロック図である。図2を参照して、MFP1は、MFP1の全体を制御するための制御部208と、原稿を読取るためのスキャナ201と、ユーザの操作を受付けるための入力部204と、操作画面等を表示するための表示部203と、スキャナ201で原稿を読取って得られる画像データを処理して紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成部209と、MFP1をサーバ2と接続するための通信インターフェイス(I/F)206とを含む。
制御部208は、中央演算装置(CPU)であり、読出専用メモリ(ROM)およびランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。制御部208は、ROMに記憶されたプログラムをCPUで実行する。
スキャナ201は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って画像データとしての電子データを出力する。
入力部204は、MFP1のユーザによる操作の入力を受付けるためのタッチパネルまたはキーボード等の入力装置である。表示部203は、液晶表示装置または有機EL(electro-luminescence)ディスプレイパネルである。入力部204に透明な部材からなるタッチパネルを用いる場合には、表示部203上に入力部204を重ねて設置することで、表示部203に表示されたボタンの指示を検出することができる。これにより、種々の操作の入力が可能となる。
通信I/F206は、MFP1をサーバ2と接続するための通信インターフェイスである。通信I/F206は、MFP1とサーバ2との接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
サーバ2は、サーバ2の全体を制御するためのファイル管理部211と、サーバ2をMFP1と接続するための通信I/F215と、記憶部213とを含む。
通信I/F215は、サーバ2をMFP1とネットワーク3を介して接続するためのインターフェイスであり、通信I/F206と同様の機能を有する。
記憶部213は、ハードディスクドライブ等の不揮発性メモリである。記憶部213は、ファイルとキーワードとを関連付けた文書データベース、電子メール発信に用いるアドレス帳データなどを記憶する。
ファイル管理部211は、記憶部213が記憶する文書データベース、アドレス帳データを管理する。また、入力されるユーザの操作に基づいて、文書データベースまたはアドレス帳データへアクセスして、データの検索、追加、変更、削除等の一般的なデータベースに対する操作を実行する。ユーザの操作は、MFP1に対するものであり、それに応じて検索コマンドがMFP1からサーバ2に送信される。
本実施の形態におけるファイル管理システム10においては、ユーザがMFP1を操作して、サーバ2の記憶部213に記憶されたデータを検索する。この際、MFP1からサーバ2には検索コマンドが送信される。サーバ2では、検索コマンドが受信されると、ファイル管理部211において検索コマンドに従って記憶部213に記憶されている文書データベースまたはアドレス帳データを検索する。そして、検索により抽出されたデータを結果データとしてMFP1に返信する。
MFP1では、受信した結果データを表示部203に表示する。したがって、MFP1のユーザは、MFP1を操作することにより、サーバ2に記憶されている文書データベースまたはアドレス帳データを検索して、その検索結果を得ることができる。一般的にこの機能はディレクトリサービスと呼ばれ、通信プロトコルはLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)が用いられる。
本実施の形態においては、サーバ2とサーバ4とがともにディレクトリサービスを実現するためのディレクトリサーバプログラムがインストールされている。しかしながら、サーバ2にインストールされているディレクトリサーバプログラムとサーバ4にインストールされているディレクトリサーバプログラムとは、異なる場合を例に説明する。
図3は、サーバに記憶されるテストデータの一例を示す図である。このテストデータは、アドレス帳データを例にしている。テストデータはサーバ2,4それぞれに記憶される。図3を参照して、テストデータは、No.と、名称と、addressと、会社名と、部署との項目からなる。このテストデータは、一般的なアドレス帳データである。このテストデータで特徴的なところは、名称の項目である。他の項目は後述する検索条件設定処理で用いる必要はない。したがって、テストデータは、名称の項目のみを含むデータであってもよい。テストデータは、No.1〜No.3までの3つのデータからなる。No.1のデータは名称が「taro」で、No.2のデータは名称が「momotaro」で、No.3のデータは名称が「taroimo」である。
キーワードが「taro」で検索条件が「キーワードを含む(一部一致)」の検索コマンドは「*taro*」となる。記号「*」は任意の文字列を示し、文字列中の文字数は0以上であればよい。このコマンドでテストデータを検索した場合に論理的に該当するデータは、テストデータの全てである。
キーワードが「taro」で検索条件が「キーワードで始まる(前方一致)」の検索コマンドは「taro*」となる。この検索コマンドでテストデータを検索した場合に論理的に該当するデータは、No.1とNo.3のデータである。
キーワードが「taro」で検索条件が「キーワードで終わる(後方一致)」の検索コマンドは「*taro」となる。この検索コマンドでテストデータを検索した場合に論理的に該当するデータは、No.1とNo.2のデータである。
以下、理論的に抽出されるべきデータを期待データという。なお、ここでは3つの検索条件を例に説明するが、検索条件に完全一致を含めるようにしてもよい。この場合の検索コマンドは「taro」となり、この検索コマンドでテストデータを検索した場合に論理的に該当するデータは、No.1のデータのみである。
このように、テストデータは、一部一致、前方一致または後方一致の3つの検索条件それぞれで期待データが異なる。このテストデータは、サーバ2,4それぞれに予め記憶されている。また、MFP1には、テストデータに対応する検索条件と期待データとを関連付けて予め記憶されている。
図4は、3つの検索条件で検索した場合のサーバ2,4それぞれの結果データを示す図である。図4を参照して、検索条件ごとに期待データと、サーバ2の検索結果と、サーバ4の検索結果とを示している。サーバ2の検索結果が期待データと異なる検索条件は「”taro”で始まる」のみである。サーバ2は、「”taro”で始まる」の検索条件で検索するとキーワードと完全に一致するデータを抽出している。したがって、サーバ2は、前方一致の検索条件で検索する機能を備えていないことが分かる。
一方、サーバ4の検索結果が期待データと異なる検索条件は「”taro”で終わる」のみである。サーバ4は、「”taro”で終わる」の検索条件で検索するとキーワードと完全に一致するデータを抽出している。したがって、サーバ4は、後方一致の検索条件で検索する機能を備えていないことが分かる。
図5は、本実施の形態におけるMFPで実行される検索条件設定処理の流れを示すフローチャートである。図5を参照して、検索条件設定処理では、MFP1がサーバと接続される(ステップS01)。この処理は、ユーザがMFP1に対して接続するサーバを指定するようにしてもよいし、MFP1がネットワークに接続されているサーバ2,4を検出して、順に接続するようにしてもよい。ステップS01において、接続するサーバが決定されるので、以下の処理はそのサーバに対して実行される。したがって、検索条件設定処理は、サーバ単位に実行される処理である。検索条件設定処理を複数のサーバごとに実行すれば、複数のサーバごとに検索条件を設定することができる。ここでは、サーバ2がユーザにより指定されて、MFP1をサーバ2と接続する例を説明する。
ステップS02では、キーワードが設定される。このキーワードは、上述したテストデータに対応して設定される。本実施の形態においては、図4に示したテストデータをもちいているので、キーワードに「taro」の文字列が設定される。なお、このキーワードは、MFP1の制御部208が備えるRAM(Random Access Memory)またはROM(Read Only Memory)に予め記憶されている。
そして、検索条件”1”がセットされる(ステップS03)。ここでは、検索条件”1”を「キーワードを含む(一部一致)」とする。次のステップS04では、検索条件の種類が判定される(ステップS04)。検索条件”1”の場合はステップS05に進み、検索条件”2”の場合はステップS10に進み、検索条件”3”の場合はステップS15に進み、検索条件”0”の場合は処理を終了する。
ステップS05では、検索条件”1”で検索が実行される。この検索は具体的には次の処理が実行される。
(1) 検索コマンドの生成
ステップS02で設定されたキーワードと、検索条件とから検索コマンドが生成される。ステップS05で生成される検索コマンドは「*taro*」である。
(2) 検索コマンドの送信
検索コマンドがステップS01で接続されたサーバに送信される。ここではサーバ2に送信される。サーバでは、検索コマンドが受信されると、検索コマンドに従ってテストデータを検索して抽出したテストデータをMFP1に送信する。以下、サーバが抽出したテストデータを結果データという。
(3) 結果データの受信
サーバから送信された結果データを受信する。
ステップS05では、サーバ2から受信される結果データは「taro」、「momotaro」、「taroimo」である。
MFP1では、サーバから受信された結果データを予め記憶された期待データと比較する(ステップS06)。比較に用いる期待データはステップS05で検索に用いたキーワードと検索条件とからせ異性される検索コマンドに対応するデータが用いられる。結果データと比較データとが一致する場合にはステップS07へ進み、一致しない場合にはステップS08へ進む。
ステップS07では検索結果”1”に「一致」をセットしてステップS09に進み、ステップS08では検索結果”1”に「不一致」をセットしてステップS09に進む。ステップS09では、検索条件”2”をセットする。ここでは、検索条件”2”を「キーワードを初めに含む(前方一致)」とする。
サーバ2の結果データと検索条件「”taro”を含む」に対応する期待データとは一致するため、ステップS07が実行されて検索結果”1”に「一致」がセットされる。
検索条件”2”の場合は、ステップS04における判断により、ステップS10に進む。ステップS10からステップS14までの処理は、上述した検索条件”1”の場合に実行されるステップS05からステップS09までの処理と検索条件が異なるのみで処理の内容は同様である。ここでは検索条件”2”の場合の処理を具体的に説明する。ステップS10では、検索コマンド「taro*」が生成されて、サーバ2に送信される。そして、サーバ2から結果データ「taro」を受信する。
MFP1では、サーバから受信された結果データ「taro」を予め記憶された期待データ「taro」および「taroimo」と比較する(ステップS11)。結果データと比較データとが一致しないので、ステップS13では検索結果”2”に「不一致」がセットされる。そして、ステップS14で、検索条件”3”がセットされる。ここでは、検索条件”3”は「キーワードで終わる(後方一致)」である。
検索条件”3”の場合は、ステップS04における判断により、ステップS15に進む。ステップS15からステップS19までの処理は、上述した検索条件”1”の場合に実行されるステップS05からステップS09までの処理と検索条件が異なるのみで処理の内容は同様である。ここでは検索条件”3”の場合の処理を具体的に説明する。ステップS15では、検索コマンド「*taro」が生成されて、サーバ2に送信される。そして、サーバ2から結果データ「taro」「momotaro」を受信する。
MFP1では、サーバから受信された結果データ「taro」「momotaro」を予め記憶された期待データ「taro」「momotaro」と比較する(ステップS16)。結果データと比較データとが一致するので、ステップS17において検索結果”3”に「一致」がセットされる。そして、ステップS19で、検索条件”0”がセットされる。ここでは、検索条件”0”は「検索終了」である。
検索条件設定処理がサーバ2について実行されると、検索条件「”taro”を含む(一部一致)」および「”taro”で終わる(後方一致)」に対して「一致」が設定され、検索条件「”taro”で始まる(前方一致)」に対して「不一致」が設定される。
検索条件設定処理がサーバ4について実行されると、検索条件「”taro”を含む(一部一致)」および「”taro”で始まる(前方一致)」に対して「一致」が設定され、検索条件「”taro”で終わる(後方一致)」に対して「不一致」が設定される。
このように、検索条件設定処理では、サーバ2,4ごとに実行可能な検索条件が検出される。このサーバごとに実行可能な検索条件は、制御部208のRAMに記憶される。
図6は、MFPで実行される検索処理の流れを示すフローチャートである。図6を参照して、ステップS21では検索要求があったか否かが判断される。検索要求は、ユーザからの検索を指示する操作が入力部204で受付けられた場合に検索要求があったことが検出される。このユーザからの検索指示には、サーバの指定も含まれる。サーバの指定により上述した検索条件設定処理で検出された実行可能な検索条件が読出される。ここでは、サーバ2が指定された場合を例に説明する。サーバ2が指定された場合には、実行可能な検索条件として「キーワードを含む(一部一致)」および「キーワードで終わる(後方一致)」が読出される。
ステップS22では検索コマンド入力画面が表示される。この検索コマンド入力画面は、キーワードを入力するためのキーワード入力領域と検索条件を指定するための検索条件指定ボタンを含む。この検索条件指定ボタンは実行が可能とされた検索条件に対応するもののみが表示される。このため、サーバ2で実行可能な検索条件のみのが入力されるので、ユーザは検索条件に従ってサーバ2で検索が実行されることを認識することができる。
そして、検索コマンド入力画面に検索コマンドが入力される(ステップS23)。検索コマンドの入力は、ステップS22で検索コマンド入力画面に従って入力されたキーワードと指定された検索条件とから検索コマンドが生成される。なお、検索コマンド入力画面で、検索キーワードを直接入力するようにしてもよい。すなわち、検索コマンド入力画面に従ったキーワードの入力と検索条件の指定とで検索コマンドが入力される。なお、検索コマンド入力画面で、検索キーワードを直接入力するようにしてもよい。
そして、入力された検索コマンドが、サーバ2へ送信される(ステップS24)。サーバ2では、検索コマンドを受信するとその検索コマンドに従って検索し、抽出したデータをMFP1に送信する。MFP1では、サーバ2から受信したデータを表示部203に表示する。
図7は、図6のステップS22で実行される検索コマンド入力画面表示処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、アドレス帳データを検索する場合を説明する。アドレス帳データは、図3に示したテストデータと同じデータ項目からなる。図7を参照して、検索コマンド入力画面表示処理では、まず、最初の項目名が表示される。この項目名を表示した位置に対応してキーワードを入力するためのキーワード入力領域が表示される(ステップS32)。
そして、ステップS31で表示した項目名が表示された位置に対応して、検索条件”1”が「一致」の場合(ステップS33でYES)は「含む」の検索条件指定ボタンが表示され(ステップS34)、検索条件”2”が「一致」の場合(ステップS35でYES)は「前方」検索条件指定ボタンが表示され(ステップS36)、検索条件”3”が「一致」の場合(ステップS37でYES)は「後方」検索条件指定ボタンが表示される(ステップS38)。検索条件”1”、検索条件”2”および検索条件”3”の全てが「一致」の場合は、「含む」「前方」「後方」の全ての検索条件指定ボタンが表示されることになる。
次のステップS38では、アドレス帳データの次の項目があるか否かが判断され、ある場合にはステップS31に戻って上述した処理が繰り返し実行される。これにより、項目ごとに、項目名が表示されるとともに、その項目名が表示された位置に対応してキーワード入力領域および実行可能な検索条件を指定するための検索条件指定ボタンとが表示される。
図8は、検索コマンド入力画面の一例を示す図である。図8では、すべての検索条件での検索が可能なサーバが指定された場合に表示される画面を示している。図8を参照して、検索コマンド入力画面300は、アドレス帳データの項目名と、キーワード入力領域301と、検索条件指定ボタン302,303,304と、検索コマンドを決定するための決定ボタン305と、入力内容を取消すための取消ボタン306とを含む。
キーワード入力領域301と、検索条件指定ボタン302,303,304とは、項目名に対応して配置される。
たとえば、項目名「名前」に対して、キーワード入力領域301にキーワード「taro」が入力され、「前方」の検索条件指定ボタン302が指定されたのち、決定ボタン305が指示されると、検索コマンド「taro*」が生成される。
図9は、サーバ2が指定された場合に表示される検索コマンド入力画面の一例を示す図である。図9を参照して、検索コマンド入力画面300Aは、図8に示した検索コマンド入力画面300と異なるところは、「前方」の検索条件指定ボタン302を含まない点である。これは、サーバ2で実行可能な検索条件は、「キーワードで終わる」と「キーワードを含む」であり、「キーワードで始まる」の検索条件は実行できないと検索条件設定処理で検出されたことによる。
図10は、サーバ4が指定された場合に表示される検索コマンド入力画面の一例を示す図である。図10を参照して、検索コマンド入力画面300Bは、図8に示した検索コマンド入力画面300と異なるところは、「後方」の検索条件指定ボタン303を含まない点である。これは、サーバ4で実行可能な検索条件は、「キーワードで始まる」と「キーワードを含む」であり、「キーワードで終わる」の検索条件は実行できないと検索条件設定処理で検出されたことによる。
<検索コマンド入力処理の変形例>
上述した検索コマンド入力処理では、キーワードの入力と、検索条件の指定により検索コマンドを生成するものであった。ここでは、ユーザがキーワードと記号「*」を組み合わせた検索コマンドを入力する場合の処理を説明する。
図11は、変形例における検索コマンド入力処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、検索コマンド入力処理は、ユーザにより検索コマンドの入力がされたか否かが判断される(ステップS41)。入力された場合にはステップS42に進み、そうでない場合には待機状態となる。したがって、検索コマンド入力処理は、検索コマンドが入力されたことを条件に実行される処理である。
ステップS42では、入力された検索コマンドが記号「*」で始まるか否かが判断される。真の場合にはステップS43に進み、偽の場合にはステップS46に進む。検索コマンドが記号「*」で始まる場合には、後方一致または一部一致の検索条件の検索コマンドが入力されたと判断する。検索コマンドが記号「*」で始まらない場合には、前方一致の検索条件の検索コマンドが入力されたと判断する。
ステップS43では、入力された検索コマンドが記号「*」で終わる否かが判断される。真の場合にはステップS44に進み、偽の場合にはステップS45に進む。検索コマンドが記号「*」で終わる場合には、一部一致の検索条件の検索コマンドが入力されたと判断する。検索コマンドが記号「*」で終わらない場合には、後方一致の検索条件の検索コマンドが入力されたと判断する。
ステップS44では、検索結果”1”に「一致」がセットされているか否かが判断され、「一致」がセットされている場合にはステップS48に進み、セットされていない場合にはステップS49に進む。検索結果”1”に一致がセットされるのは、一部一致の検索条件による検索が可能な場合である。その場合には、ステップS41で入力された検索コマンドをそのまま有効とする。検索結果”1”に一致がセットされていない場合は、一部一致の検索条件による検索が不可能な場合である。その場合には、ステップS47において、ステップS41で入力された検索コマンドが変更されて表示される。
ステップS45では、検索結果”3”に「一致」がセットされているか否かが判断され、「一致」がセットされている場合にはステップS48に進み、セットされていない場合にはステップS49に進む。検索結果”3”に一致がセットされるのは、後方一致の検索条件による検索が可能な場合である。その場合には、ステップS41で入力された検索コマンドをそのまま有効とする。検索結果”3”に一致がセットされていない場合は、後方一致の検索条件による検索が不可能な場合である。その場合には、ステップS47において、ステップS41で入力された検索コマンドが変更される。
ステップS46では、検索結果”2”に「一致」がセットされているか否かが判断され、「一致」がセットされている場合にはステップS48に進み、セットされていない場合にはステップS49に進む。検索結果”2”に一致がセットされるのは、前方一致の検索条件による検索が可能な場合である。その場合には、ステップS41で入力された検索コマンドをそのまま有効とする。検索結果”2”に一致がセットされていない場合は、前方一致の検索条件による検索が不可能な場合である。その場合には、ステップS47において、ステップS41で入力された検索コマンドが変更される。
ステップS47では、ステップS41で入力された検索コマンドが、テーブルを参照することにより予め定められた定義に従って別の検索コマンドに変更される。そして、変更後の検索コマンドが表示される。これにより、ユーザは、入力された検索コマンドが変更されて表示されるので、自分が入力した検索コマンでの検索をサーバが実行することができないことを知ることができる。テーブルは、実行不可能な検索条件を代替する検索条件を定義するテーブルである。
そして、次のステップS48では、決定ボタンが押下の検出により(ステップS48でYES)、ステップS49に進む。決定ボタンの押下が検出されない場合(ステップS48でNO)は、取消ボタンの押下を検出してステップS41に戻る。ステップS49では、検索コマンドが決定される。
図12は、代替可能な検索条件を定義するテーブルの一例を示す図である。図12に示すテーブルは、図11のステップS47で用いられる。図12を参照して、テーブルは、実行不可能な検索条件(不一致の検索条件)に実行可能な検索条件を優先順位を付けて対応付けしている。実行不可能な「前方一致」の検索条件には、代替可能な第1順の検索条件として「一部一致」が、第2順位の検索条件として「後方一致」が対応付けられている。実行不可能な「後方一致」の検索条件には、代替可能な第1順の検索条件として「一部一致」が、第2順位の検索条件として「前方一致」が対応付けられている。実行不可能な「一部一致」の検索条件には、代替可能な第1順の検索条件として「前方一致」が、第2順位の検索条件として「後方一致」が対応付けられている。
第2順位の検索条件に代替されるのは、代替した第1順位の検索条件が実行不可能なことが検出されている場合である。
図13は、変形された検索コマンド入力処理で表示される検索コマンド入力画面の一例を示す図である。図13(A)は、ユーザがコマンド入力領域311に検索コマンドを入力した状態を示している。ここでは、説明のため後方一致の検索条件による検索が実行不可能なサーバ4が指定されている場合を例に説明する。入力されている検索コマンド「*taro」は後方一致の検索条件である。MFP1で検索条件設定処理が実行されると、サーバ4では後方一致の検索条件での検索が実行不可能なことがMFP1で検出される。このため、図12に示したテーブルに従って、実行不可能な後方一致の検索条件に対応する代替可能な第1優先順位の検索条件「一部一致」の検索条件が決定される。これにより、入力された検索コマンド「*taro」が「*taro*」に変換されてコマンド入力領域に表示される。図13(B)は、変換された検索コマンドが表示された状態の検索コマンド入力画面を示している。
このように、ユーザが検索コマンドを入力する場合であっても、入力された検索コマンドがサーバで実行することのできない検索条件の場合には、実行可能な検索コマンドに変更して表示する。このため、ユーザは、自分が入力した検索条件での検索をサーバが実行することができないことを知ることができる。また、サーバで実行不可能な検索条件の検索コマンドが入力されることがない。このため、検索コマンドに従って検索されて抽出されたデータ表示することができる。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP1では、サーバにおいて検索可能な検索条件の検索コマンドのみを入力できるので、サーバにおいて検索不可能な検索条件の検索コマンドが入力されない。このためユーザが入力した検索コマンドの検索条件と、サーバが検索コマンドに従って検索する検索条件とが一致する。その結果、サーバが実行可能な検索条件の検索コマンドのみを入力可能とする。
検索コマンド入力画面が出力される際に、許可された検索条件を選択するための検索条件指定ボタンが表示されるので、検索条件指定ボタンを指示することによってサーバで実行可能な検索条件の検索コマンドの入力が可能となる。
ユーザにより入力された検索コマンドがサーバで実行不可能と検出された検索条件の場合には、そのサーバで実行可能な検索条件の検索コマンドに変換されて、変換後の検索コマンドが表示される。このため、入力された検索コマンドがサーバで実行不可能な検索条件であることをユーザに知らせることができる。
MFP1は、サーバ2,4ごとに検索条件設定処理を実行するので、複数のサーバそれぞれが実行可能な検索条件の検索コマンドのみが入力可能となる。
上述した実施の形態には以下の発明が含まれる。
(1) 検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面を出力するステップをさらに含み、
前記コマンド入力画面を出力するステップは、検索条件を選択するための選択ボタンを表示するステップを含み、
前記許可ステップは、前記期待データと前記結果データとが一致しない場合、前記所定の検索条件を選択するための選択ボタンの表示を禁止する、請求項1に記載の検索条件設定プログラム。
(2) 前記検索端末を備えた、画像形成装置。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおけるファイル管理システムの全体概要を示す図である。 本実施の形態におけるファイル管理システムの機能の概略を示す機能ブロック図である。 サーバ2,4にそれぞれ記憶されるテストデータの一例を示す図である。 検索条件を異ならせて検索した場合のサーバ2,4それぞれの結果データを示す図である。 MFPで実行される検索条件設定処理の流れを示すフローチャートである。 MFPで実行される検索処理の流れを示すフローチャートである。 図6のステップS22で実行される検索コマンド入力画面表示処理の流れを示すフローチャートである。 検索コマンド入力画面の一例を示す図である。 サーバ2が指定された場合に表示される検索コマンド入力画面の一例を示す図である。 サーバ4が指定された場合に表示される検索コマンド入力画面の一例を示す図である。 図6のステップS23で実行される検索コマンド入力処理の流れを示すフローチャートである。 代替可能な検索条件を定義するテーブルの一例を示す図である。 検索コマンド入力画面の別の例を示す図である。
符号の説明
2,4 サーバ、3 ネットワーク、10 ファイル管理システム、201 スキャナ、202 画像生成部、203 表示部、204 入力部、208 制御部、209 画像形成部、211 ファイル管理部、213 記憶部、300 検索コマンド入力画面、300 検索コマンド入力画面、301 キーワード入力領域、302,303,304 検索条件指定ボタン、206,215 通信I/F。

Claims (6)

  1. 予め準備されたテストデータを記憶するサーバに接続された検索端末で実行される検索条件設定プログラムであって、
    前記サーバに所定の検索条件で前記テストデータを検索させるために前記テストデータに対応して予め準備された検索コマンドを前記サーバに送信するステップと、
    前記検索コマンドに従って前記テストデータを検索して抽出された結果データを前記サーバから受信するステップと、
    前記受信された結果データを前記検索コマンドと前記テストデータとから定まる期待データと比較するステップと、
    前記期待データと前記結果データとが一致する場合、前記所定の検索条件による検索コマンドの入力を許可するステップとをコンピュータに実行させる、検索条件設定プログラム。
  2. 検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面を出力するステップをさらに含み、
    前記コマンド入力画面を出力するステップは、前記許可ステップにより許可された検索条件を選択するための選択ボタンを表示するステップを含む、請求項1に記載の検索条件設定プログラム。
  3. 検索コマンドを入力するためのコマンド入力画面を出力するステップをさらに含み、
    前記コマンド入力画面を出力するステップは、前記許可ステップにより許可されていない検索条件の検索コマンドが入力された場合、該検索コマンドを許可されている検索条件の検索コマンドに変換するステップと、
    前記変換された検索コマンドを表示するステップとを含む、請求項1に記載の検索条件設定プログラム。
  4. 前記所定の検索条件は複数あり、
    前記送信ステップと、前記受信ステップと、前記比較ステップと、前記許可ステップとは、前記複数の検索条件ごとに実行される、請求項1に記載の検索条件設定プログラム。
  5. 前記検索端末が予め準備されたテストデータを記憶する複数のサーバと接続されている場合、前記送信ステップと、前記受信ステップと、前記比較ステップと、前記許可ステップとは、前記複数のサーバごとに実行される、請求項1に記載の検索条件設定プログラム。
  6. 予め準備されたテストデータを記憶するサーバに接続された検索端末であって、
    前記サーバに所定の検索条件で前記テストデータを検索させるために前記テストデータに対応して予め準備された検索コマンドを前記サーバに送信する検索コマンド送信手段と、
    前記検索コマンドに従って前記テストデータを検索して抽出された結果データを前記サーバから受信する結果データ受信手段と、
    前記受信された結果データを前記検索コマンドと前記テストデータとから定まる期待データと比較する比較手段と、
    前記期待データと前記結果データとが一致する場合、前記所定の検索条件による検索コマンドの入力を許可する許可手段とを備えた、検索端末。
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