次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置、サーバ装置、画像処理装置、画像表示装置を含む画像処理システムの構成を説明する図である。
本例は、制御装置100は、LAN400を介して、ホストコンピュータ101、サーバ102と通信可能である。また、制御装置100は、インタフェースを介してペーパディスプレイ部(電子ペーパ)500と通信可能に構成されたシステム例である。
図1において、リーダ装置(リーダ部)200は、原稿画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダ部200は、原稿を読み取るための機能を持つスキャナユニット210と、原稿用紙を搬送するための機能を持つ原稿給紙ユニット(DFユニット)250とで構成される。DFユニット250は、オプションユニットで必ず必要とするものではない。
プリンタ装置(プリンタ部)300は、記録紙を搬送し、その上に画像データを可視画像として印字して装置外に排紙する。プリンタ部300は、複数種類の記録紙カセットを持つ給紙ユニット310と、画像データを記録紙に転写、定着させる機能を持つマーキングユニット320とで構成される。
また、プリンタ部300には、プリンタ部で出力された記録紙をスタック機能、シフト機能を有する排紙ユニット330が接続される。
制御装置100は、リーダ部200、プリンタ部300と電気的に接続され、さらにLAN400を介して、ホストコンピュータ101と画像保存用のサーバ102が接続されている。
また、制御装置100は、リーダ部200を制御して、原稿の画像データを読み込み、プリンタ部300を制御して画像データを記録媒体に出力してコピー機能を提供する。また、制御装置100は、リーダ部200から読み取った画像データを、コードデータに変換し、LAN400を介してコンピュータへ送信するスキャナ機能を提供する。
さらに、制御装置100は、ホストコンピュータ101からLAN400を介して受信したPDL(ページ記述言語)コードデータをラスタイメージデータに変換する。そして、制御装置100は、プリンタ部300に出力するプリンタ機能、及びペーパディスプレイ部(電子ペーパ)500が接続された時は、描画のための画像を送信する画像転送機能を提供する。
操作部150は、制御装置100に接続され、液晶タッチパネルで構成され、制御装置を操作するためのユーザI/Fを提供する。
このように構成された画像処理システムを構成する情報処理装置、サーバ装置、画像表示装置における特徴的構成を以下に示す。
制御装置100は、図1に示すようにリーダ装置200とプリンタ装置300とを備え、画像データの入力処理と、画像データの出力処理とを総括制御する。さらに、画像表示装置として機能するペーパディスプレイ部500を接続可能に構成されている。
また、制御装置100は、ホストコンピュータ101からペーパディスプレイ部500に転送可能な画像情報とペーパディスプレイ部500を識別する識別情報を記憶するサーバ102とNetwork Controller137を介して通信可能に構成されている。
そして、制御装置100は、ペーパディスプレイ部500が後述する図3に示すコネクタ143、144に接続されたことに応じて、ペーパディスプレイ部500から識別情報を取得する。そして、制御装置100は、該取得された識別情報に対応する画像情報をNetwork Controller137を介してサーバ102から取得する取得機能を備える。これは、制御装置100が取得された識別情報を付加して画像情報の取得要求を所定のプロトコルで行うことで実現される。
そして、制御装置100がNetwork Controller137を介してサーバ102から上記識別情報に合致する画像情報を取得したら、該取得した画像情報を表示情報に変換してペーパディスプレイ部500に転送する転送機能を備える。なお、制御装置100は、サーバ102から取得した画像情報をそのままペーパディスプレイ部500に転送可能な場合には、表示情報への変換を行うことなしに、画像情報をペーパディスプレイ部500に転送する。
また、制御装置100は、サーバ102から取得する画像情報を特定する検索条件を設定する設定機能を備える。また、制御装置100は、ペーパディスプレイ部500が接続されたことに応じて、ペーパディスプレイ部500から識別情報を取得し、該取得された識別情報と設定された前記検索条件に対応する画像情報をサーバ102から取得する取得機能を備える。なお、特定する検索条件としては、日時情報が好適である。例えば会議の日時に合わせて、会議資料等を特定できるからである。
また、制御装置100は、サーバ102から取得された画像情報を表示情報に変換してペーパディスプレイ部500に転送する転送機能を備える。ここでも、制御装置100は、サーバ102から取得した画像情報をそのままペーパディスプレイ部500に転送可能な場合には、表示情報への変換を行うことなしに、画像情報をペーパディスプレイ部500に転送する。
一方、ホストコンピュータ101は、サーバ102とLAN400を介して通信可能に構成されている。
そして、ホストコンピュータ101はペーパディスプレイ部500に転送可能な画像情報を生成する生成機能を備える。これは、ホストコンピュータ101のプリンタドライバが描画コマンドをGDIに変換する等の処理により生成されるものとする。PDFファイルを作成可能なアプリケーションから生成されるものであってもよい。
さらに、ホストコンピュータ101は、生成された画像情報にペーパディスプレイ部500を識別する識別情報を付加する付加機能を備える。
また、ホストコンピュータ101は、図示しなネットワークコントローラ等を介して、画像情報にペーパディスプレイ部500を識別する識別情報を付加してサーバ102に転送する転送機能を備える。これにより、サーバ102が備える外部記憶装置に記憶される。
なお、画像情報をサーバ102に転送する場合に、上記識別情報とともに、画像情報を特定するための特定情報とを付加してもよい。
これにより、制御装置100が操作部150から、画像情報を特定するための日時情報等の特定情報等が入力された場合に、サーバ102が外部記憶装置が記憶された画像情報に識別情報と特定情報を付加してサーバ102に転送する転送機能とを備える。
一方、サーバ102は、ホストコンピュータ101と、制御装置100と通信可能に構成されている。
そして、サーバ102は、ホストコンピュータ101から取得する画像情報と、制御装置100に接続可能なペーパディスプレイ部500の識別情報とを蓄積するハードディスク等の外部記憶装置を備える。
そして、制御装置100からLAN400を介して検索要求を受信すると、指定される識別情報に基づいて、外部記憶装置から特定される画像情報を制御装置100に転送する転送機能を備える。
また、サーバ102は、ホストコンピュータ101から取得する画像情報と、制御装置100に接続可能なペーパディスプレイ部500の識別情報と、前記画像情報を特定するための特定情報とを外部記憶装置に記憶させる。そして、制御装置100からの検索要求で指定される識別情報と検索条件で対応する特定情報に基づいて、外部記憶装置から特定される画像情報を制御装置100に転送する構成としてもよい。
これにより、制御装置100に接続されるペーパディスプレイ部500の識別情報で特定される画像情報をサーバ102から取得して、画像情報から生成される表示情報をペーパディスプレイ部500に転送できる。
また、制御装置100は、設定される検索条件で画像情報に付加された特定情報を検索することで、検索条件に合致する画像情報をサーバ102から取得して、画像情報から生成される表示情報をペーパディスプレイ部500に転送できる。これにより、ペーパディスプレイ部500の識別情報が同一であっても、特定情報により、異なる画像情報をサーバ102から取得して表示させることができる。
なお、特定情報は、検索要求時にサーバ102に転送する場合について説明したが、最初に識別情報に基づく検索で、複数の画像情報をサーバ102から取得した後、操作部150から入力される特定情報に基づく絞り込みを行う。そして、制御装置100で選別した画像情報をサーバ102に転送する構成としてもよい。
図2は、図1に示したリーダ装置200、プリンタ装置300,排紙ユニット330を含む画像処理装置の構成を説明する断面図である。
図2において、リーダ部の原稿給送ユニット250は原稿を先頭順に1枚ずつプラテンガラス211上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス211上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガラス211上に搬送されると、ランプ212を点灯し、そして光学ユニット213の移動を開始させて、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラー214、215、216、及びレンズ217によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)218へ導かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD218によって読み取られる。CCD218から出力される画像データは、制御装置100へ転送される。
プリンタ部300のレーザドライバ321は、レーザ発光部322を駆動するものであり、制御装置100から出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光部322に発光させる。このレーザ光は感光ドラム323に対して、光学系を介して走査され、感光ドラム323にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
この感光ドラム323の潜像の部分には現像器324によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照射開始と同期した給紙タイミングで、カセット311及びカセット312のいずれかから記録紙を給紙して転写部325へ搬送する。そして、搬送された記録紙は、感光ドラム323に付着された現像剤が転写される。そして、現像剤の乗った記録紙はさらに定着部326に搬送され、定着部326の熱と圧力により現像剤は記像紙に定着される。
そして、定着部326を通過した記録紙は排出ローラ327によって排出される。排紙ユニット330は、排出された記録紙を指定されたトレイにシフト出力することができる。
また、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ327のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ327の回転方向を逆転させ、フラッパ328によって再給紙搬送路329へ導く。再給紙搬送路329へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部325へ給紙される。
<制御装置の説明>
図3は、図1に示した制御装置100の構成を説明するブロック図である。
図3において、制御装置100は、主にCPU111、メモリ制御部112,バス制御部113,リーダI/F114,プリントI/F115,操作部I/F116を備える。さらに、制御装置100はリーダ画像処理部117,プリント画像処理部118,圧縮伸張部119,無線I/F部120,シリアルI/F部121,ポート制御部122を備える。なお、特定の画像処理、例えば回転、変倍等の画像処理をCPU111や、図示しないサブCPUがソフトウエアを実行することで同等の画像処理を行う構成としてもよい。
CPU111とメモリ制御部112は、制御装置100全体の動作を制御するものであり、CPU111はメモリ131に格納されたプログラムに基づいて動作する。
また、ホストコンピュータ101からLAN400を介して受信したPDLコードデータを解釈し、ラスタイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されている。そして、CPU111は、メモリ131に格納されたプログラムを実行することで、コードデータの解釈及びラスタイメージデータの展開を行う。
メモリ制御部112は、各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バス競合時の調停やDMAデータ転送の制御を行う。バス制御部113は、BootROM132,ROM133,モデム134のアクセスを制御する。
リーダI/F114はリーダ部200から入力される画像データ受信し、メモリ131やリーダ画像処理部117に画像データを転送する。
リーダ画像処理部117は、リーダI/F114から受け取った画像に対して所定の画像処理を施す機能を有する。本実施形態における画像処理の一例としては、ラインピッチ補正,オフセット補正,非線形補正,色空間マッチング,MTF補正,空間フィルタ,無彩色判定等が挙げられる。
プリントI/F115では、プリンタ部300から送られてくるビデオ制御信号をもとに制御信号を作成し、制御信号に合わせてビデオ信号を出力する。
プリント画像処理部118は、メモリ131もしくは圧縮伸張部119からラスタイメージデータを入力する機能を有する。また、プリント画像処理部118は、メモリ131,圧縮伸張部119,プリントI/F115の何れかにハーフトン画像処理を施したデータを出力する機能を有する。ここで、画像処理の一例としては、色空間圧縮,下地除去,log変換,非線形色空間変換,乱数加算,ガンマ変換,誤差拡散処理,スクリーン処理等が挙げられる。
圧伸張部119は、メモリ131に蓄積されたラスタイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また、逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに伸長する。
変倍回転部123は、メモリ131に蓄積されたラスタイメージデータを拡大・縮小処理や、90,180,270°回転処理を行う機能を有する。
BootROM132はCPU111のプログラムが格納される。ROM133はユーザーモードや各種設定情報を保存するのに用いられ、FontROMもROM133に格納される。
操作部I/F116は、操作部150との通信を行う。操作部150は液晶表示部と複数個のハードキーを有する。ハードキーにより入力された信号は前述した操作部I/F116を介してCPU111に伝えられ、液晶表示部では操作部I/F116から送られてきたデータを表示する。
また、液晶表示部には、本制御装置の操作における機能等を表示する。また、画像処理中における障害や、ジャム情報を表示可能に構成されている。また、認証処理が必要な機能を実行する場合には、認証情報の入力を催促するUI画面等を表示する。
無線I/F120では、ホストコンピュータ101との通信、各種デバイスとの所定のプロトコルで通信を行う。無線I/Fとしては、一般的に無線LANが挙げられる。
シリアルI/F121では、ホストコンピュータ101との通信、各種デバイスとの通信がコネクタ143,144を介して行われる。本実施形態で、シリアルバスとしては一般的にUSBが挙げられる。
無線I/F120とシリアルI/F121は、ホストコンピュータ101からPDLデータを受信するI/Fや、ペーパディスプレイ部500とのコマンド通信、画像データ転送等に用いられる。つまり、ペーパディスプレイ部500は、有線、無線のいずれのインタフェースにも適応可能に構成されている。
モデム134とNCU135は、公衆回線に接続され、FAXの通信制御を行う。Network Controller137は外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)が挙げられ、ホストコンピュータ101からのPDLデータ受信や、スキャナ画像の送信、リモート管理等に用いられる。
リアルタイムクロックモジュール136は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池によってバックアップされている。
センサ141はペーパディスプレイ部500が本体に装着されたかを検出する。センサ141がペーパディスプレイ部500が本体に装着されたのを検出すると、ペーパディスプレイ部500との通信及び充電を開始する。充電器142はペーパディスプレイ部500の充電を行う。充電器142とペーパディスプレイ部との接続は、本実施形態では有線・無線どちらでも構わない。
<ペーパディスプレイ部500の説明>
ペーパディスプレイ部500の機能を、図4に示すブロック図をもとに説明する。
図4は、図1に示したペーパディスプレイ部500の構成を説明するブロック図である。
なお、ペーパディスプレイには、シリコンビーズによるものと、電気泳動によるものがある。このうち、一般的に電気泳動によるものは、具体的には、青色の液体と白色の帯電粒子(酸化チタン粒子)をマイクロカプセルの中にいれ、これを表示に使うものである。そして、白色粒子がマイクロカプセルの表側にある場合は、ディスプレイ面は白色に見える。ここで、マイクロカプセルの裏側に配置した電極にマイナスの電圧をかけると、酸化チタン粒子は裏側に引き寄せられるので、青色の液体が表示されるようになる。これが、ディスプレイ面で「黒色」となる。また、電気泳動方式には、泳動粒子を水平方向移動させるイン・プレーン型を採用するものもある。
図4において、ペーパディスプレイ(PD)部500は、画像を表示する不揮発性のメモリを有するペーパディスプレイ素子アレイを有するペーパディスプレイモジュール501を備える。また、PD部500は、ペーパディスプレイモジュール501を制御するペーパディスプレイシステムモジュール511を備える。
中央処理コントローラ516は、図1に示した制御装置100から転送されてくる画像を有線I/F513(無線I/F1514)を介して画像データを取り込み、メモリ515に格納される。
中央処理コントローラ516は、メモリ515から画像データを読み出し、グラフィックコントローラ(GC)517へ送り、GC517は画像データ処理を行い、表示データを作成する。502はパネル制御ブロックである。
GC517は、パネルインターフェース518を介してペーパディスプレイモジュール501に表示データを送信する。また、中央処理コントローラ516から水平同期信号、垂直同期信号等のタイミング制御信号をペーパディスプレイモジュール501に送信する。表示データ、タイミング制御信号に基づいて駆動回路(X)503からデータ信号、駆動回路(Y)504からスキャン信号を出力して表示を行う。
メモリ515には、複数ページ分のデータが格納されている。そして、不図示の操作ボタンよりページめくり指示もしくは、特定のページを表示する指示が入力される。この指示を受けた中央処理コントローラ516は、メモリ515から指定のページの画像データを読み出し、グラフィックコントローラ517へ送り画像が表示される。
また、電源管理ブロック512を経由してバッテリ519に接続されているが、ペーパディスプレイ素子アレイ502は、メモリ性を持つため、表示制御を行うときのみ電源を使用し、表示制御が終了すると電源は使われない電力制御が実行されている。
<ペーパディスプレイ素子アレイ部の説明>
以下、図5を参照して、ペーパディスプレイ素子アレイ502について説明する。
図5は、図3に示したペーパディスプレイ素子アレイ502の表示処理を説明する部分拡大断面図である。なお、本実施形態では、EPD(電気泳動現象を利用したディスプレイ)方式の表示部について示している。
これは、2枚のプラスチックフィルムの間に帯電したトナーを封じ込めて、トナーの面内分布を電気的に変化させて画像を形成するというものである。
図5において、表示部20は、TFT部22、接着剤層23、カプセル化したディスプレイ媒体24、および樹脂素材26を備える。
TFT部22がディスプレイ媒体24に電場を印加すると、ディスプレイ媒体24内の帯電したトナーは極性に応じてどちらかの電極上に静電吸着し、その表面を被う。
ここで、一方の電極を面積の小さな黒色、他方の電極を面積の大きな白色にしておくことで、コントラストを発生させて画像を形成するという仕組みである。なお、画像形成後、電気を切っても電極表面に吸着されたトナーはその状態を保持する特性を有するため、表示画像自体には不揮発性、逆に言うと、表示データが記憶され続けるという記憶特性がある。
図6〜図9は、図5に示したディスプレイ媒体24の仕組みを説明するも駆動回路の一例を示す図である。なお、本実施形態では、1つのカプセルについて説明する。
図6において、6130は電気泳動ディスプレイの表示例を示す。バインダ6132は、複数の粒子6136および染色懸濁流体6138を充填された少なくとも1つのカプセル6134を含む。本実施形態において、粒子6136はチタニア粒子の例である。適切な極性の直流電界がカプセル6134に印加される場合には、粒子6136がディスプレイの視覚面へと移動して、光を散乱する。印加された電界が逆転される場合には、粒子6136はディスプレイの背面に移動し、そしてディスプレイの視覚面は、暗く見える。
図7において、7140は電気泳動ディスプレイの他の表示例を示す。この電気泳動ディスプレイ7140は、第1のセットの粒子7142および第2のセットの粒子7144をカプセル7141内に含む。648は電圧源である。
第1のセットの粒子7142および第2のセットの粒子7144は、対照をなす光学特性を有する。例えば、第1のセットの粒子7142および第2のセットの粒子7144は、異なる電気泳動移動度を有し得る。
加えて、第1のセットの粒子7142および第2のセットの粒子7144は、対照をなす色を有し得る。例えば、第1のセットの粒子7142は白で、第2のセットの粒子7144は黒であり得る。また、カプセル7141は実質的に透明な流体をさらに含む。カプセル7141は、カプセル7141を隣接して堆積された電極7146aおよび7146bを有する。
電極7146a、7146bは、電圧源648に接続されており、カプセル7441に交流(AC)電界または直流(DC)電界を提供し得る。
電極7146a、7146bに電界を印加する際に、第1のセットの粒子7142は電極7146bに向かって移動するが、第2のセットの粒子7144は電極7146aに向かって移動する。
図8において、8150は懸濁粒子ディスプレイの例を示す。懸濁粒子ディスプレイ8150は、透過な流体154中に針状の粒子8152を含む。粒子8152は、電極8156a、8156bにAC電界を印加する際に、方向を変える。
ここで、AC電界が印加されると、粒子8152は表示面に対して垂直に方向付けされて、ディスプレイは透明に見える。AC電界が取り除かれると、粒子8152は不規則に方向付けられて、懸濁粒子ディスプレイ8150は不透明に見える。
図6〜図9に例示された電気泳動ディスプレイは単なる一例であり、他の電気泳動ディスプレイが本発明にしたがって使用され得る。
電気泳動ディスプレイの他の例は、共有に係わる同時係属中の米国特許出願シリアル番号08/935,800および09/140,792で説明されており、本明細書中で参考として援用する。
別の詳細な実施形態において、表示媒体は、図9に示されるような複数の重クロム球体を含み得る。
図9において、重クロム球体9160は通常、第1の色の正に帯電された半球9162および第2の色の負に帯電された半球9164を液状媒体9166内に含む。電極9168a、9168bのペアを介して重クロム球体9160中に電界を印加する際に、重クロム球体9160は、回転して2つの半球9162、9164のうち1つの色を表示する。
<ペーパディスプレイへ表示制御の説明>
図10は、本実施形態を示す情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ホストコンピュータ101から画像保存用のサーバ102にPDLデータを送信して保存する処理例である。なお、(1001)〜(1004)は各ステップを示す。ステップ(1001)〜(1003)はホストコンピュータ101によるステップで、ステップ(1004)はサーバ102によるステップである。なお、各ステップは、ホストコンピュータ101或いはサーバ102の図示しない印刷制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
ホストコンピュータ101で、ユーザが選択したアプリケーションプログラムを実行することで、印刷させたい画像データや文書データを作成し(1001)、図示しないプリンタドライバからペーパディスプレイIDを選択する(1002)。なお、この際、図示しないUI画面を介して、ペーパディスプレイIDを選択可能に構成されている。
また、ペーパディスプレイIDは、あらかじめペーパディスプレイ部に設定登録しておく必要があり、通常は個人用のIDや、所有者の名前や所属の部署等ID等、ペーパディスプレイ部の特定がし易いものが使用されることが望ましい。
さらに、会議の事前配布資料のように一度に複数のペーパディスプレイ部に対してデータを送信したい場合は、あらかじめ複数のペーパディスプレイIDをまとめてグループ登録しておく。これにより、ユーザがグループ名を指定することで複数のペーパディスプレイIDが自動的に付加され送信される。
次に、アプリケーションにより作成された画像データまたは文書データは、プリンタドライバを介して、PDLデータに変換されて、そのPDLデータは、LAN400を介して、画像保存用のサーバ102に送信される(1003)。以下では、サーバ102に保存される画像情報はPDLデータとするが、これ以外の種類のデータであってもよい。例えば、ペーパディスプレイ部500にそのまま転送可能なデータであっても良い。
そして、PDLデータは、サーバ102内の不図示のHDD等の大容量記憶手段に、ペーパディスプレイIDとともに保存され(1004)、処理が終了する。
なお、サーバ102に登録されたペーパディスプレイIDを、ホストコンピュータ101からの要求で、その内容を一覧表示する画面情報をホストコンピュータ101、または制御装置100に、例えばHTTPで転送する。これにより、ホストコンピュータ101や制御装置100がWEbブラウザ等を介して、登録されたペーパディスプレイIDを一覧表示することで、ペーパディスプレイIDをユーザが事前に確認することができる。
図11は、本実施形態を示す画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した画像保存用のサーバ102に保存されたPDLデータを制御装置100が検索してペーパディスプレイ部500へ描画させる制御例である。なお、(1101)〜(1106)は各ステップを示す。なお、各ステップは、図1に示した制御装置100のCPU111が制御プログラムを実行することで実現される。
ペーパディスプレイ部500が制御装置100に装着されたことを、図3に示したセンサ141が検知すると、ペーパディスプレイ部500と制御装置100間の通信がコネクタ143,144を介して行われる(1101)。
この通信では、ペーパディスプレイ部500の解像度、描画サイズ、残メモリ容量、ペーパディスプレイIDといったペーパディスプレイ情報が制御装置100に送られる。これにより、制御装置100のCPU111は、取得したペーパディスプレイ情報をメモリ131上に保持する(1102)。
次に、画像保存用のサーバ102に問い合わせて、サーバ102に保存されているPDLデータの検索要求をサーバ102に対して行う。そして、接続されたペーパディスプレイ部500のペーパディスプレイIDに一致したID情報が付加されたPDLデータが保存されているか否かをサーバ102からの検索応答に基づいて、CPU111が判断する(1103)。
ここで、CPU111が、該当するPDLデータがサーバ102に保存されていると判断した場合は、PDLデータをLAN400と制御装置100のNetworkController137とを介して受け取る。そして、CPU111はPDLデータをラスタイメージデータに変換する展開処理及び圧縮伸張部119での圧縮処理(例えばJPEG(JBIG)圧縮処理)を施し(1104)、圧縮された画像データをメモリ131に一時的に保存する。
次に、CPU111は、メモリ131から画像データが読み出して、圧縮伸張部119で圧縮された画像データを伸張する。さらに、ペーパディスプレイ部500との通信で取得したサイズ、解像度といった情報により、変倍回転部123で、解像度変換、画像サイズ変換、回転処理、ビット変換等のデータ変換処理を行う(1105)。そして、データ変換処理された画像データをシリアルI/F121及びコネクタ144を介してペーパディスプレイ部500にデータ送信して(1106)、本処理を終了する。
これにより、ペーパディスプレイ部500が制御装置100に装着されたことを、図3に示したセンサ141が検知した場合に、ペーパディスプレイ部500から取得したペーパディスプレイIDに対応した画像情報をサーバ102から取得できる。
なお、取得したペーパディスプレイIDに合致する画像情報をサーバ102が保存していないと判別できた場合には、操作部150に、他のペーパディスプレイ部の装着を促すメッセージを表示する。あるいは、保持されているペーパディスプレイIDの一覧を示す画面情報をサーバ102から取得して、Webブラウザ機能で、ペーパディスプレイIDの一覧を操作部150に表示して、ユーザ選択させる構成としてもよい。これにより、ユーザによるペーパディスプレイ部500の装着、交換作業を省略できるため、利便性が向上する。
また、ペーパディスプレイIDの一覧に代えて、例えばサーバ102に保存されている画像情報のサムネイル一覧を制御装置100がサーバ102から取得して、操作部105で、ペーパディスプレイIDと、サムネイル画像とを並置して表示する。これにより、ユーザは、ペーパディスプレイ部500に表示すべき画像情報の内容とIDとの双方を確認しがら、ペーパディスプレイ部500に表示すべき画像情報を選択することできる。これは、極めてユーザの誤操作を回避するうえで有効な制御である。
〔第2実施形態〕
図12は、本実施形態を示す情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ホストコンピュータ101から画像保存用のサーバ102に日時を指定してPDLデータを送信する処理例である。なお、(1201)〜(1205)は各ステップを示す。ステップ(1201)〜(1204)は図1に示したホストコンピュータ101によるステップで、ステップ(1205)は、図1に示したサーバ102によるステップである。
なお、各ステップは、ホストコンピュータ101あるいはサーバ102の図示しない印刷制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
ホストコンピュータ101で、ユーザが選択したアプリケーションプログラムを実行することで、印刷させたい画像データや文書データを作成し(1201)、図示しないプリンタドライバでペーパディスプレイIDを選択する(1202)。次に、その画像データまたは文書データに日時情報を付加する(1203)。ここで、日時情報は、図示しないリアルタイムクロックや、OSの機能で提供される日時情報を取得して設定可能とし、ユーザが日時を直接指定する構成であってもよい。
本実施形態では、日時情報を付加することで、サーバ102から最新の画像情報だけを取得するために使用したり、今から開催される会議の資料だけを取得するような用途に使用したりすることが出来る。なお、検索キーとして機能する日時情報を暗号化した情報として、セキュリティ機能を強化できるように構成してもよい。
そのため、日時情報は、会議が開催される日にちや、時刻や、現在の日時情報等が用途に合わせて設定される。
なお、この際、図示しないUI画面を介して、ペーパディスプレイIDを選択可能に、さらに日時情報を指定可能に構成されている。
また、ペーパディスプレイIDは、あらかじめペーパディスプレイ部に設定登録しておく必要があり、通常は個人用のIDや、所有者の名前や所属の部署等ID等、ペーパディスプレイ部の特定がし易いものが使用されることが望ましい。
さらに、会議の事前配布資料のように一度に複数のペーパディスプレイ部に対してデータを送信をしたい場合は、あらかじめ複数のペーパディスプレイIDをまとめてグループ登録しておく。これにより、ユーザがグループ名を指定することで複数のペーパディスプレイIDが自動的に付加され送信される。
次に、アプリケーションにより作成された、日時情報が付加された画像データまたは文書データは、プリンタドライバを介して、PDLデータに変換され、PDLデータは、LAN400を介して、画像保存用のサーバ102に送信される(1204)。
そして、PDLデータは、サーバ102内の不図示のHDD等の大容量記憶手段に、ペーパディスプレイID、日時情報とともに保存され(1205)、処理が終了する。
図13は、本実施形態を示す画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図1に示した画像保存用のサーバ102に保存されたPDLデータを制御装置100が検索してペーパディスプレイ部500へ描画させる他の制御例である。なお、(1301)〜(1307)は各ステップを示す。なお、各ステップは、図1に示した制御装置100のCPU111が制御プログラムを実行することで実現される。
ペーパディスプレイ部500が制御装置100に装着されたことを、図3に示したセンサ141が検知すると、ペーパディスプレイ部500と制御装置100間の通信がコネクタ143,144を介して行われる(1301)。
この通信では、ペーパディスプレイ部500の解像度、描画サイズ、残メモリ容量、ペーパディスプレイIDといったペーパディスプレイ情報が制御装置100に送られる。これにより、制御装置100のCPU111は、取得したペーパディスプレイ情報をメモリ131上に保持する(1302)。
次に、画像保存用のサーバ102に問い合わせて、サーバ102に保存されているPDLデータの検索要求をサーバ102に対して行う。そして、接続されたペーパディスプレイ部500のペーパディスプレイIDに一致したID情報が付加されたPDLデータが保存されているか否かをサーバ102からの検索応答に基づいて、CPU111が判断する(1303)。
そして、CPU111が、該当するPDLデータが見つかったと判断した場合は、そのPDLデータに付加された日時情報を参照して、あらかじめ設定された日時条件J1〜J5に合致するかどうかを判断する(1304)。
本実施形態では、ユーザが、ホストコンピュータ101、あるいは操作部150から、画像情報を取得する上での日時の条件として、J1:最新の日時ものだけを取得する。J2:現在の日時に近いものを取得する、J3:現在の日時より以前の画像を取得する、J4:現在の日時より以降の画像を取得する。J5:指定した日時の画像を取得する、を少なくとも1つあらかじめ設定しておくものとする。
仮に今から行われる会議に使用する資料だけを取得したい場合は、J2の「現在の日時に近いものを取得する」を設定にしておく。
そして、ステップ(1304)で、日時の条件J1〜J5のいずれにも該当するものがないと判断した場合は、本処理を終了する。なお、日時の条件に合致するものがないことを、ユーザの選択に応じて操作部150に表示して、画像データの取得処理を継続したり、強制終了したりする制御を加えてもよい。
これにより、開催者は、予め画像保存用のサーバ102へ送信する時に、会議の開催日時が指定して送信しているため、画像情報を取得する側は今から開催される会議の資料だけを取得して会議に向かうことができる。
そして、ステップ(1304)で、PDLデータに付加されている日時情報に一致する日時があるとCPU111が判断した場合は、そのPDLデータをLAN400と制御装置100のNetworkController137とを介して取得する。
そして、CPU111はPDLデータをラスタイメージに変換する画像データの展開処理及び圧縮伸張部119での圧縮処理(例えばJPEG(JBIG)圧縮処理)を施し(1305)、圧縮された画像データをメモリ131に一時的に保存する。
次に、CPU111は、メモリ131から画像データが読み出して、圧縮伸張部119で圧縮された画像データを伸張する。さらに、ペーパディスプレイ部500との通信で取得したサイズ、解像度といった情報により、変倍回転部123で、解像度変換、画像サイズ変換、回転処理、ビット変換等のデータ変換処理を行う(1306)。そして、データ変換処理された画像データをシリアルI/F121及びコネクタ144を介してペーパディスプレイ部500にデータ送信して(1307)、本処理を終了する。
これにより、画像情報をサーバ102に保存する際に、日時情報を付加しておくことで、制御装置100のユーザがペーパディスプレイ部500にデータ送信する際の、画像の検索処理負担を軽減できる。よって、ユーザが所望する画像情報の取得処理が効率化され、利便性が向上する。
〔第3実施形態〕
なお、上記第2実施形態では、画像情報をサーバ102に送信する際に、日時情報を付加して保存させる構成について説明した。
これに対して、ホストコンピュータ101から画像保存用のサーバ102に画像情報を送信する時に、現在の日時情報を自動で付加して送信する構成としてもよい。なお、日時情報付加以外の処理は、第2実施形態と同様であるので、説明を省略する。
上記各実施形態によれば、ペーパディスプレイ部に表示されるべき画像情報をサーバから制御装置に送信するときに、確実に自分のペーパディスプレイ部に対して画像情報が送信される。このため、他人のペーパディスプレイ部に誤送信して情報が漏洩する危険性が少なく、送信時のミスを減らすことが出来る。
また、サーバを経由して画像情報を取得できるため時間や場所を選ばず画像情報を取得できるほか、日時を指定をすることで今必要な画像情報だけを取得することが可能となる。
〔第4実施形態〕
以下、図14、図15に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置、画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図14は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
図15は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図10〜図13に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。