JP2014127867A - 画像処理装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】表示装置の特性に合わせた画像を出力可能な画像処理装置および制御方法を提供する。
【解決手段】本発明の画像処理装置は、1以上の表示装置と接続可能な複合機100である。複合機100は、取得部104と変換部106とを備える。取得部104は、表示装置の特性を示す第1情報を取得する。変換部106は、第1情報に基づいて、画像処理装置が有する入力画像データを、表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置および制御方法に関する。
従来、パーソナルコンピュータ(PC)をプロジェクタに接続することなく、複合機が有する画像データを、プロジェクタで表示させる技術が知られている(例えば特許文献1)。
しかしながら、従来技術においては、複合機からプロジェクタに入力される画像は、プロジェクタの表示特性に合わせた画像ではないという問題がある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、PCを介さずに、表示装置の特性に合わせた画像を出力可能な画像処理装置および制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1以上の表示装置と接続可能な画像処理装置であって、前記表示装置の特性を示す第1情報を取得する取得部と、前記第1情報に基づいて、前記画像処理装置が有する画像データを示す入力画像データを、前記表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換する変換部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、1以上の表示装置と接続可能な画像処理装置の制御方法であって、前記表示装置の特性を示す第1情報を取得する取得ステップと、前記第1情報に基づいて、前記画像処理装置が有する画像データを示す入力画像データを、前記表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換する変換ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、PCを介さずに、表示装置の特性に合わせた画像を出力することができる。
図1は、実施形態の複合機のハードウェア構成例を示す図である。 図2は、表示装置のハードウェア構成例を示す図である。 図3は、複合機の機能構成例を示すブロック図である。 図4は、表示装置の機能構成例を示すブロック図である。 図5は、複合機の動作例を示すフローチャートである。 図6は、複合機の初期化処理の具体的な内容を示すフローチャートである。 図7は、連携機器確認処理の具体的な内容と示すフローチャートである。 図8は、ネットワーク接続機器情報リストに新たな表示装置が追加されるときの様子を示す図である。 図9は、複合機側の初期設定を行うための画面の一例を示す図である。 図10は、第3情報の設定方法の一例を示す図である。 図11は、外部ネットワーク機器情報確認処理の具体的な内容を示すフローチャートである。 図12は、第1情報の取得方法を選択することを促す画面の一例を示す図である。 図13は、インターネット上に公開されている各表示装置の第1情報をダウンロードして取得する場合の例を説明するための図である。 図14は、メディアデータ機器情報確認処理の具体的な内容を示すフローチャートである。 図15は、メディアに格納された各表示装置の第1情報を取得する場合の例を説明するための図である。 図16は、機器情報マニュアル入力処理の具体的な内容を示すフローチャートである。 図17は、マニュアル入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 図18は、バーコード機器情報入力処理の具体的な内容を示すフローチャートである。 図19は、カタログのページに印刷されたバーコードを解読して第1情報を取得する場合の例を説明するための図である。 図20は、画像変換処理の一例を示すフローチャートである。 図21は、画像入力時の設定画面の一例を示す図である。 図22は、画像入力時の選択画面の一例を示す図である。 図23は、変換設定処理の一例を示すフローチャートである。 図24は、蓄積画像を再変換するときの様子を模式的に示す図である。 図25は、変換設定部により決定された変換設定情報の表示例を示す図である。 図26は、変換設定部により決定された変換設定情報の表示例を示す図である。 図27は、変換設定情報の入力画面の一例を示す図である。 図28は、変換設定部により決定された変換設定情報の表示例を示す図である。 図29は、編集設定処理の一例を示すフローチャートである。 図30は、編集設定画面の一例を示す図である。 図31は、変換処理の一例を示す図である。 図32は、画像送信処理の一例を示すフローチャートである。 図33は、ページ単位で表示装置へ送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。 図34は、文書単位で表示装置へ送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。 図35は、全文書を送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。 図36は、スペック適応送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。 図37は、変換設定情報および対象機器情報などがそれぞれに紐付けられた1以上の蓄積文書が表示される画面の例を示す図である。 図38は、表示装置の動作例を示すフローチャートである。 図39は、表示装置の初期化処理の一例を示すフローチャートである。 図40は、受信処理の一例を示すフローチャートである。 図41は、複合機と表示装置との間のデータ送受信の例を示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る画像処理装置および制御方法の実施の形態を詳細に説明する。本実施形態では、画像処理装置の例として、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、および、ファクシミリ機能のうちの少なくとも2つの機能を有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)を挙げて説明するが、これに限られるものではない。
図1は、本実施形態の複合機100のハードウェア構成例を示す図である。複合機100は、プロジェクタ、タブレット、スマートフォンなどの1以上の表示装置と接続可能であるとともに、インターネットなどのネットワークとも接続可能に構成されている。
図1に示すように、複合機100は、操作表示部1と、制御装置2と、1次記憶装置3と、2次記憶装置4と、画像入力装置5と、画像出力装置6と、外部通信装置7と、画像変換装置8と、自機スペック情報格納部9と、汎用メディア入出力装置10と、編集装置11と、動画変換装置12と、解読装置13とを備える。
操作表示部1は、各種の操作入力を行うためのデバイスであるとともに複合機100に関する情報を表示する。操作表示部1は、例えばタッチパネル方式のディスプレイ装置で構成され得る。
制御装置2は、複合機100全体の動作を統括的に制御する装置である。制御装置2は、例えばCPUで構成され得る。1次記憶装置3は、揮発性のメモリで構成され、例えば入力された画像を展開する作業領域として機能するとともに、展開された画像データを一時的に保持する記憶領域である。
2次記憶装置4は、不揮発性のメモリで構成され、画像データや、例えばプロジェクタなどの表示装置のスペックや型番/名称等を示す特性情報(請求項の「第1情報」に対応、以下の説明では「第1情報」と表記する場合がある)を保持可能である。後述するように、複合機100は、表示装置の第1情報を自機スペック情報と照会して、複合機100が有する入力画像データ(例えば複合機100が紙資料を読み取ることで得られた画像データ、または、自身に蓄積された画像データ)を、表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換するのに用いる変換パラメータ(請求項の「第3情報」に対応、以下の説明では、「第3情報」と表記する場合がある)を作成することができる。複合機100は、外部通信装置7を経てインターネットと接続し、表示装置の第1情報をダウンロードすることで取得し、取得済みの第1情報を更新することもできる。
画像入力装置5は、画像入力を行う。例えば画像入力装置5は、スキャナなどの画像読取装置で構成され、画像読取装置で読み取られた紙資料の画像は、入力画像として、1次記憶装置3に送られる。画像出力装置6は、用紙印刷などの出力処理を行う。画像出力装置6は、制御装置2の制御の下、印刷用データを展開して印刷を行う。
外部通信装置7は、外部との通信を行う。具体的には、IEE1394/USB/LAN等のように外部機器とデータやコマンドのやり取りを行う。また、外部通信装置7は、ネットワーク接続を行うこともできる。
画像変換装置8は、画像データの画像フォーマット、解像度、および色合いなどを、所望の状態に変換する。例えばパラメータの設定を変えることで、色調などの変換を行うこともできる。例えば画像変換装置8は、制御装置2の制御の下、作成した第3情報に従って、入力画像データを、表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換することもできる。この変換により得られた表示用画像データは、1次記憶装置3に保持され、制御装置2の制御に応じて、外部通信装置7を介して表示装置へ送信される。
自機スペック情報格納部9は、複合機100自身のスペック情報(請求項の「第2情報
」に対応、以下の説明では、「第2情報」と表記する場合がある)を格納する。例えばスペック情報として、変換可能な解像度の範囲(変換可能な最小の解像度〜最大の解像度を示す範囲)や変換可能な形式を格納することもできる。
汎用メディア入出力装置10は、制御装置2の制御の下、汎用メディアへの読み書きを行う。例えばUSBフラッシュメモリやSDカードなどへの読み書きを行うことができる。
編集装置11は、印字/スタンプ/回転/変倍/合成(集約)といった複合機100のコピー印刷で使用される機能の設定を行う。
動画変換装置12は、画像変換装置8で作成された画像を動画形式に書き換えることができる。
解読装置13は、1次記憶装置3に展開された画像データの中から暗号化されたデータを抽出し、抽出した暗号化データを解読することができる。
図2は、複合機100と接続可能な表示装置200のハードウェア構成例を示す図である。本実施形態では、複合機100は、プロジェクタ、タブレット、スマートフォンなどと接続可能であり、以下の説明では、これらを総称して表示装置200と呼ぶ。図2に示すように、表示装置200は、操作部201と、制御装置202と、1次記憶装置203と、画像表示装置204と、外部通信装置205と、自機スペック情報格納部206と、汎用メディア入出力装置207とを備える。
操作部201は、各種の操作入力を行うためのデバイスであり、例えばボタンやキーなどで構成され得る。制御装置202は、表示装置200全体の動作を統括的に制御する装置である。制御装置202は、例えばCPUで構成され得る。1次記憶装置203は、揮発性のメモリであり、例えば複合機100から取得した表示用画像データを一時的に保持することもできる。
画像表示装置204は、1次記憶装置203に保持された表示用画像データを表示する。例えば表示装置200がプロジェクタなどの投影表示装置の場合、画像表示装置204は、表示用画像データをスクリーン上に投影して表示する。また、例えば表示装置200が、タブレットやスマートフォンなどの携帯型の表示装置の場合、画像表示装置204は、タッチパネル方式のディスプレイ装置で構成されてもよい。この場合、ユーザは、画像表示装置204に対するタッチ操作により、各種の入力を行うこともできる。
外部通信装置205は、外部との通信を行う。具体的には、IEE1394/USB/LAN等のように外部機器とデータやコマンドのやり取りを行う。
自機スペック情報格納部206は、表示装置200自身のスペック情報を格納する。例えばスペック情報として、変換可能な解像度の範囲(変換可能な最小の解像度〜最大の解像度を示す範囲)や変換可能な形式を格納することもできる。なお、詳細なスペックだけでなく、例えば自機の型番、機器名称などを格納することもできる。
汎用メディア入出力装置207は、汎用メディアに対するデータの読み込みを行う。例えばUSBフラッシュメモリやSDカードに対するデータの読み込みを行うこともできる。
図3は、複合機100の機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、複合機100は、受付部101と、画像入力処理部102と、自機スペック情報設定部103と、取得部104と、変換設定部105と、変換部106と、記憶部107と、通信部108と、送信設定部109と、解読部110と、編集部111とを有する。
受付部101はユーザからの各種の入力を受け付ける。画像入力処理部102は、入力しようとする画像情報の入力設定を処理する。自機スペック情報設定部103は、複合機100の特性を示す第2情報を設定する。例えば自機スペック情報設定部103は、ユーザの入力に応じて、第2情報を設定することもできる。また、例えば第2情報が固定(変更不可能)の場合は、自機スペック情報設定部103は、自機スペック情報格納部9から、予め格納された第2情報を取得する。
取得部104は、表示装置200の特性を示す第1情報を取得する。第1情報の取得方法は任意であり、例えばインターネットを介して接続されたサーバ装置からダウンロードすることで取得することもできるし、USBフラッシュメモリなどの可搬型の記録媒体から読み出すことで取得することもできる。また、複合機100は、ユーザの入力に応じて第1情報を設定する機能を有しており、取得部104は、ユ−ザの入力に応じて設定された第1情報を取得することもできる。
変換設定部105は、変換部106による変換に用いられるパラメータを示す変換設定情報を設定する。本実施形態では、変換設定部105は、第1情報と、第2情報とに基づいて、複合機100が有する入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換するためのパラメータを示す第3情報を、変換設定情報として設定する機能を少なくとも有する。例えば表示装置200のメモリ容量や表示装置200が行いたい処理情報を得て小さめの画像データを生成するか、あるいは1枚の絵を大きく表示させたいかなどに合わせて、最適な設定値(パラメータの値)を求める。あるいは、ユーザが設定した表示装置200の特性に合わせた最適化を行うこともできる。
変換部106は、表示装置200の第1情報に基づいて、複合機100が有する入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換する機能を少なくとも有する。本実施形態では、変換部106は、変換設定部105により設定された変換設定情報に従って、入力画像データを変換する。例えば変換設定部105により、複合機100が有する入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換するためのパラメータを示す第3情報が、変換設定情報として設定された場合、変換部106は、第3情報に従って、入力画像データを表示用画像データに変換する。
通信部108は、外部と通信する機能を有する。この例では、通信部108は、請求項の「送信部」に対応していると捉えることができる。送信設定部109は、画像データの送信設定を行う。送信設定部109は、ユーザ設定に合わせて送信するか、表示装置200側の設定に合わせて送信するかで送信方法(送信設定)を変更する。
解読部110は、入力画像データに含まれる、第1情報を暗号化した暗号化データを解読する機能を有する。例えば表示装置200の第1情報がバーコード化されて用紙に記載されているような場合は、解読部110は、スキャナによる読み取りによって得られた紙資料の画像データ(入力画像データ)に含まれる暗号化データ(バーコードに相当するデータ)を解読して、その暗号化データが示す第1情報を得ることができる。
編集部111は、入力に応じて、変換部106による変換の対象となる入力画像データの編集を行う機能を有する。
本実施形態では、上述の受付部101、画像入力処理部102、自機スペック情報設定部103、取得部104、変換設定部105、変換部106、通信部108、送信設定部109、解読部110、および、編集部111の各々の機能は、前述の制御装置2がプログラムを実行することにより実現されるが、これに限らず、例えば上述の受付部101、画像入力処理部102、自機スペック情報設定部103、取得部104、変換設定部105、変換部106、通信部108、送信設定部109、解読部110、および、編集部111の各々の機能のうちの少なくとも一部が専用のハードウェア回路で実現されてもよい。また、上述の記憶部107は、例えば1次記憶装置3などで実現されてもよい。
図4は、表示装置200の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、表示装置200は、受付部211と、設定部212と、記憶部213と、通信部214と、送信設定部215と、受信設定部216と、表示制御部217とを有する。
受付部211は、ユーザからの各種の入力を受け付ける。受付部211は、例えば表示要求、及び初期設定情報の入力を受け付けることもできる。設定部212は、受付部211で受け付けた入力に応じて、各種の設定を行う。例えば設定部212は、ユーザの入力に応じて、表示装置200の表示設定を行う。より具体的には、設定部212は、ユーザの入力に応じて、ページ単位で受信して表示するか、文書単位で受信して表示するか、あるいは全文書を受信して表示するか、メモリ構成から受信数を制限するかを設定する。また、設定部212は、ユーザの入力に応じて、表示を進めたり戻したり、あるいは初期設定として一括で画像データが入力されるような設定を行うこともできる。設定値や設定箇所は表示させ、ユーザがリモコンで操作することもある。
記憶部213は、各種のデータを記憶する。例えば記憶部213は、表示装置200の第1情報や各種の設定情報(表示設定を示す情報等)を記憶することもできる。第1情報には、表示装置200の明るさ(例えばプロジェクタの明るさ)、解像度、対応可能な画像形式、1次記憶が可能な容量などのスペック情報が含まれる。通信部214は、外部の装置(例えば複合機100)と通信を行う。
送信設定部215は、送信設定を行う。例えば送信設定部215は、設定部212による設定(表示設定等)に応じて、送信設定を行うこともできる。例えば送信設定部215は、第1情報を送信することを決めることもできるし、初期設定に基づいてどのような画像データが欲しいかを示す情報を送信することを決めることもできるし、画像データを要求する情報を送信することを決めることもできる。
受信設定部216は、受信設定を行う。例えば受信設定部216は、設定部212による設定に応じて、どのような受信を行うかを設定することもできる。例えば複合機100からの画像データを連続で受信するのか1枚単位で画像データを受信するのかを決めることができる。
表示制御部217は、画像データを表示する制御を行う。例えば表示装置200がプロジェクタの場合、表示制御部217は、複合機100から受け取った画像データをスクリーン上に投影して表示する制御を行う。また、例えば表示装置200が携帯型の表示装置(例えばタブレットやスマートフォンなど)の場合、複合機100から受け取った画像データをディスプレイの表示画面に表示する制御を行う。
次に、複合機100および表示装置200の動作例を説明する。まず複合機100の動作例を説明する。図5は、複合機100の動作例を示すフローチャートである。図5に示すように、まず複合機100は、初期化処理を行う(ステップS1)。次に、複合機100は、入力画像データを変換する変換処理を行う(ステップS2)。次に、複合機100は、ステップS2の変換処理により得られた画像データを接続先の表示装置200へ送信する処理(画像送信処理)を行う(ステップS3)。以下、より具体的に説明する。
図6は、ステップS1の初期化処理の具体的な内容を示すフローチャートである。まず、複合機100は、複合機100の初期設定を行うことを選択する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS10)。初期設定を行うことを選択する入力を受け付けた場合(ステップS10:YES)、複合機100は、連携機器確認処理を実行する(ステップS11)。
図7は、上述のステップS11の連携機器確認処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図7に示すように、まず通信部108は、連携機器との通信を確認する(ステップS100)。この例では、通信部108は、ネットワークやUSB/IEEE1394等を介して、1以上の表示装置200と接続されており、その1以上の表示装置200との通信が可能であるかを確認する。また、この例では、図8に示すように、複合機100の内部(例えば記憶部107)には、複合機100との通信が確立している表示装置200の一覧を示すネットワーク接続機器情報が格納されており、複合機100が初期化処理を実行しているときに、ネットワーク上に新しい表示装置200(図8の例ではプロジェクタB)との通信が確立されると、新たに接続された表示装置200を識別する情報が、ネットワーク接続機器情報に追加されていく。
再び、図7に戻って説明を続ける。上述のステップS100において、複合機100が1以上の表示装置200と通信可能であることが確認された場合、取得部104は、複合機100に接続された1以上の表示装置200の各々に対して、当該表示装置200の特性(スペック等)を示す第1情報、および、当該表示装置200の表示設定を示す情報を要求する(ステップS101)。そして、その要求に対する応答として、第1情報および表示設定を示す情報を表示装置200から受信(取得)する(ステップS102)。
次に、送信設定部109は、送信設定を行う(ステップS103)。より具体的には、送信設定部109は、ページ単位で表示装置200に表示させるために1ページ単位で送信していくか、文書単位で表示装置200に表示させるために文書単位で送信するか、全文書送信するか、あるいは送信前に全データが表示装置200のメモリに格納できるように変換した上で全データを送信(スペック適応送信)するかを設定する。ここでは、送信設定部109は、表示装置200側の表示設定に応じて、送信設定を行う。
次に、自機スペック情報設定部103は、複合機100自身の特性を示す第2情報を設定する(ステップS104)。
この例では、自機スペック情報設定部103は、ユーザの入力に応じて第2情報を設定する。より具体的には、初期設定を行うことを選択する入力を受け付けた場合、図9に示すように、操作表示部1には、複合機100側の初期設定を行うための画面が表示され、ユーザは、この画面を見ながら、複合機100の第2情報を指定する情報を入力することができる。図9の例では、第2情報として、画像の解像度、画像の形式、画像の向きが例示されているが、これに限られるものではない。また、本実施形態では、送信設定部109は、ユーザの入力に応じて、送信設定を行う機能も有する。
再び図7に戻って説明を続ける。変換設定部105は、複合機100に接続された1以上の表示装置200ごとに、ステップS102で受信した第1情報と、ステップS104で設定した第2情報とに基づいて、複合機100が有する入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換するのに用いられるパラメータを示す第3情報を設定する(ステップS105)。図10は、第3情報の設定方法の例を示す概念図である。変換設定部105は、複合機100側の自機スペックのメモリ、解像度、変換画像形式、動画形式といった複合機100の特性を示す第1情報と、表示装置200側のメモリ、アスペクト比、画像の明るさ、静的画像形式、動画形式といった表示装置200の特性を示す第2情報とを照会することで、最適な変換設定(入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換するためのパラメータ)を示す第3情報を求めることができる。
再び図7に戻って説明を続ける。前述のステップS105の後、変換設定部105は、複合機100に接続された1以上の表示装置200ごとに、ステップS103で設定した送信設定と、ステップS105で設定した第3情報と、当該表示装置200を識別する識別情報とを対応付けた(紐付けた)情報を、初期登録情報として記憶部107に登録する(ステップS106)。以上が、図6のステップS11の連携機器確認処理の具体的な内容である。
再び図6に戻って説明を続ける。上述のステップS11の後、複合機100は、外部ネットワーク機器情報確認処理を行う(ステップS12)。図11は、上述のステップS12の外部ネットワーク機器情報確認処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図11に示すように、まず取得部104は、インターネット接続を介して表示装置200の第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS110)。この例では、図12に示すように、取得部104は、第1情報の取得方法を選択することを促す画面を操作表示部1に表示する制御を行い、ユーザは、この画面を見ながら、第1情報の取得方法を指示(選択)する入力を行うことができる。
再び図11に戻って説明を続ける。インターネット接続を介して表示装置200の第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたことを確認した場合(ステップS110:YES)、取得部104は、通信部108に対して、外部のサーバ装置との間のインターネットを介した通信接続を確立することを指示する(ステップS111)。外部サーバ装置との間のインターネットを介した通信接続が確立した後、取得部104は、外部サーバ装置内に、複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されているか否かを判断する(ステップS112)。複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されていないと判断した場合(ステップS112:NO)、処理は終了する。一方、複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されていると判断した場合(ステップS112:YES)、取得部104は、外部サーバ装置に対して、当該第1情報を要求する(ステップS113)。そして、その要求に対する応答として、第1情報を外部サーバ装置から受信(取得)する(ステップS114)。
例えば図13に示すように、取得部104は、インターネット上で公開されている、複合機100に接続された1以上の表示装置200(スマートフォンA、タブレットB等)の各々のスペック情報(第1情報)を、ダウンロードして取得することができる。例えば発売元企業のHP、あるいは対応可能一覧を集めているサイトにアクセスすることで、そこに展開されている表示装置200のスペック情報(第1情報)をダウンロードして取得することができる。このときのダウンロードデータとしては、例えばxml/csvといったデータ構造体にスペック情報(第1情報)が記載されている。
再び図11に戻って説明を続ける。次に、送信設定部109は、送信設定を行い(ステップS115)、自機スペック情報設定部103は、複合機100自身の特性を示す第2情報を設定する(ステップS116)。次に、変換設定部105は、ステップS114で取得した第1情報と、ステップS116で設定した第2情報とに基づいて、第3情報を設定する(ステップS117)。変換設定部105は、ステップS115で設定した送信設定と、ステップS117で設定した第3情報と、表示装置200を識別する識別情報とを対応付けた(紐付けた)情報を、初期登録情報として記憶部107に登録する(ステップS118)。上述のステップS115〜ステップS118の内容は、図7に示すステップS103〜ステップS106の内容と同様である。以上が、図6のステップS12の外部ネットワーク機器情報確認処理の具体的な内容である。
再び図6に戻って説明を続ける。上述のステップS12の後、複合機100は、メディアデータ機器情報確認処理を行う(ステップS13)。図14は、上述のステップS13のメディアデータ機器情報確認処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図14に示すように、まず取得部104は、複合機100に挿入されたメディアから表示装置200の第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS120)。メディアから表示装置200の第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたことを確認した場合(ステップS120:YES)、取得部104は、メディアにアクセスして、当該メディア内に、複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されたファイルが存在するか否かを確認する(ステップS121)。複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されたファイルが存在しないと判断した場合(ステップS121:NO)、処理は終了する。一方、複合機100と接続された表示装置200の第1情報が格納されたファイルが存在すると判断した場合(ステップS121:YES)、取得部104は、そのファイルにアクセスしてファイル内の第1情報を取得する(ステップS122)。
例えば図15に示すように、取得部104は、複合機100に挿入されたUSBフラッシュメモリ内に、複合機100と接続されたスマートフォンAの第1情報が格納されたファイル、および、タブレットBの第1情報が格納されたファイルが存在する場合、各ファイルにアクセスして、当該ファイルに格納された第1情報を取得することができる。
図14に戻って説明を続ける。次に、送信設定部109は、送信設定を行い(ステップS123)、自機スペック情報設定部103は、複合機100自身の特性を示す第2情報を設定する(ステップS124)。次に、変換設定部105は、ステップS122で取得した第1情報と、ステップS124で設定した第2情報とに基づいて、第3情報を設定する(ステップS125)。変換設定部105は、ステップS123で設定した送信設定と、ステップS125で設定した第3情報と、表示装置200を識別する識別情報とを対応付けた(紐付けた)情報を、初期登録情報として記憶部107に登録する(ステップS126)。上述のステップS123〜ステップS126の内容は、図7に示すステップS103〜ステップS106の内容と同様である。以上が、図6のステップS13のメディアデータ機器情報確認処理の具体的な内容である。
再び図6に戻って説明を続ける。上述のステップS13の後、複合機100は、機器情報マニュアル入力処理を行う(ステップS14)。図16は、上述のステップS14の機器情報マニュアル入力処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図16に示すように、まず取得部104は、マニュアル入力により第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS130)。マニュアル入力により第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたことを確認した場合(ステップS130:YES)、取得部104は、マニュアル入力を行うための入力画面を操作表示部1に表示する制御を行う(ステップS131)。そして、ユーザの入力に応じて、第1情報が設定され(ステップS132)、取得部104は、このユーザの入力に応じて複合機100側で設定された第1情報を取得する。
図17は、上述のマニュアル入力を行うための入力画面の一例を示す図である。例えばユーザは、カタログを参照することで、複合機100に接続されたタブレットBのスペック情報(第1情報)を得て、そのスペック情報を入力画面上で入力することもできる。
図16に戻って説明を続ける。次に、送信設定部109は、送信設定を行い(ステップS133)、自機スペック情報設定部103は、複合機100自身の特性を示す第2情報を設定する(ステップS134)。次に、変換設定部105は、ステップS132で取得した第1情報と、ステップS134で設定した第2情報とに基づいて、第3情報を設定する(ステップS135)。変換設定部105は、ステップS133で設定した送信設定と、ステップS135で設定した第3情報と、表示装置200を識別する識別情報とを対応付けた(紐付けた)情報を、初期登録情報として記憶部107に登録する(ステップS136)。上述のステップS133〜ステップS136の内容は、図7に示すステップS103〜ステップS106の内容と同様である。以上が、図6のステップS14の機器情報マニュアル入力処理の具体的な内容である。
再び図6に戻って説明を続ける。上述のステップS14の後、複合機100は、バーコード機器情報入力処理を行う(ステップS15)。図18は、上述のステップS15のバーコード機器情報入力処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図18に示すように、まず取得部104は、バーコード入力により第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS140)。バーコード入力により第1情報を取得することを指示する入力を受け付けたことを確認した場合(ステップS140:YES)、取得部104は、画像の入力が行われたか否かを確認する(ステップS141)。例えばユーザがカタログなどに印刷されている2次元バーコードを読み込ませるために、その2次元バーコードが印刷されているページをスキャナに読み取らせた場合、スキャナにより読み取られたページの画像が入力される。この例では、2次元バーコードは、複合機100に接続された表示装置200のスペック情報(第1情報)を暗号化したものである。このような画像の入力が行われた場合(ステップS141:YES)、解読部110は、スキャナが、2次元バーコードが印刷されたカタログのページを読み取ることで得られた入力画像データに含まれる暗号化データ(2次元バーコードに相当するデータ)を解読し(ステップS142)、その2次元バーコードが示す第1情報を得る。解読部110は、入力画像データに含まれる暗号化データを解読して得た第1情報を取得部104へ渡す。これにより、取得部104は、第1情報を取得する。
例えば図19に示すように、ユーザが、複合機100に接続されたタブレットBのスペック情報(第1情報)が記載されたカタログの所定のページを複合機100に読み込ませることで、当該所定のページの画像が入力されると、解読部110が、当該所定のページの画像データ(入力画像データ)に含まれる、2次元バーコードに相当する暗号化データを抽出し、抽出した暗号化データを解読することで、2次元バーコードで暗号化されていたタブレットBのスペック情報を得ることができる。
図18に戻って説明を続ける。次に、送信設定部109は、送信設定を行い(ステップS143)、自機スペック情報設定部103は、複合機100自身の特性を示す第2情報を設定する(ステップS144)。次に、変換設定部105は、ステップS142で取得した第1情報と、ステップS144で設定した第2情報とに基づいて、第3情報を設定する(ステップS145)。変換設定部105は、ステップS143で設定した送信設定と、ステップS145で設定した第3情報と、表示装置200を識別する識別情報とを対応付けた(紐付けた)情報を、初期登録情報として記憶部107に登録する(ステップS146)。上述のステップS143〜ステップS146の内容は、図7に示すステップS103〜ステップS106の内容と同様である。以上が、図6のステップS15のバーコード機器情報入力処理の具体的な内容である。バーコード機器情報入力処理が終了すると、図5に示すステップS1の初期化処理は終了する。
再び図5に戻って説明を続ける。上述のステップS1の初期化処理の後、複合機100は、画像変換処理を行う(ステップS2)。図20は、ステップS2の画像変換処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図20に示すように、まず複合機100は、紙資料からの画像入力が行われるか否か(スキャナによる紙資料の画像の読み取りが行われるか否か)を判断する(ステップS20)。この例では、画像の入力が行われる場合は、図21のような設定画面が操作表示部1に表示され、ユーザは、その設定画面上で、入力する画像のサイズ、入力時の画像の向きと、明るさの設定と、入力するページ数とを入力することもできる。また、複合機100は、多種多用な設定が可能なので、図22に示すように、入力時にコピー/スキャナ/Fax/プロジェクタ用のうちのいずれかを選択することを促す選択画面が操作表示部1に表示され、ユーザの選択入力に応じて、入力画像を決定することもできる。
再び図20に戻って説明を続ける。ステップS20において、紙資料からの画像入力が行われると判断した場合(ステップS20:YES)、画像入力処理部102は、用紙に対応した入力画像設定を行う(ステップS21)。この例では、画像入力処理部102は、フルカラー/モノクロや用紙サイズの設定を行う。一方、紙資料からの画像入力が行われないと判断した場合(ステップS20:NO)、複合機100は、自身が保有済みの画像を示す蓄積画像の中から、変換部106による変換の対象となる画像を選択することを促す画面を操作表示部1に表示し、ユーザの選択入力に応じて、変換の対象となる蓄積画像を選択する(ステップS22)。以上のステップS21またはステップS22の後、処理はステップS23に移行する。
ステップS23において、複合機100は変換部106による変換に用いられる変換設定情報を設定する変換設定処理を行う(ステップS23)。図23は、変換設定処理の一例を示すフローチャートである。図23に示すように、まず変換設定部105は、変換部106による変換の対象となる画像(入力画像データ)が蓄積画像であるか否かを判断する(ステップS201)。変換の対象となる画像が蓄積画像であると判断した場合(ステップS201:YES)、変換設定部105は、変換の対象となる画像が表示装置(例えばプロジェクタ)用に変換されていない画像(複合機100に接続された表示装置200の特性に合わせた変換が行われていない画像)であるか否かを判断する(ステップS202)。表示装置用に変換済みの画像(変換画像)であると判断した場合(ステップS202:NO)、変換設定部105は、その変換画像を再度変換するか否かを選択する(ステップS203)。再変換することを選択した場合は(ステップS203:YES)、変換画像を復号する復号処理を行う(ステップS204)。一方、再変換しないことを選択した場合は(ステップS203:NO)、ステップS205に進み、変換部106による変換を行わない設定とする(ステップS205)。
一方、上述のステップS202において、表示装置用に変換済みの画像(変像)ではないと判断した場合(ステップS202:YES)、変換設定部105は、変換設定情報を決定する(ステップS206)。より具体的には以下のとおりである。変換設定処理を行う場合、変換設定部105は、図24に示すような、変換ケースの選択を促す画面を操作表示部1に表示する制御を行う。図24の例では、変換ケースの候補として、ネットワークを介して複合機100と接続されたプロジェクタAまたはプロジェクタBの各々の特性に合わせた表示用画像データに変換するための第3情報を、変換設定情報として選択することを示す選択肢と、複合機100側で予め設定されたデフォルトの変換設定情報を選択することを示す選択肢と、手動で変換設定情報を設定することを示す選択肢とが例示されている。
例えばネットワークを介して複合機100と接続されたプロジェクタBを選択する入力(図24に示す「プロジェクタB」のアイコンを選択する入力)を受け付けた場合、変換設定部105は、記憶部107に登録された1以上の初期登録情報の中から、プロジェクタAを識別する識別情報を含む初期登録情報を読み出し、読み出した初期登録情報に含まれる第3情報を、変換設定情報として決定する。つまり、選択されたプロジェクタBに対応付けられた第3情報を、変換設定情報として決定する。そして、図25に示すように、プロジェクタBに対応付けられた第3情報(プロジェクタBの特性に合わせた表示用画像データに変換するためのパラメータ)の内容が操作表示部1に表示される。なお、動画にしたい場合は、ここで選択することもできる。プロジェクタAが選択された場合についても同様に考えることができる。
図24に戻って説明を続ける。例えばデフォルトの変換設定情報を選択する入力(図24に示す「default」のアイコンを選択する入力)を受け付けた場合、変換設定部105は、複合機100側で予め設定されたデフォルトの変換設定情報を、変換部106による変換に用いる変換設定情報として決定する。そして、図26に示すように、デフォルトの変換設定情報の内容が操作表示部1に表示される。
再び図24に戻って説明を続ける。次に、手動で変換設定情報を設定することを選択する入力を受け付けた場合を想定する。この場合は、送信設定も手動で設定することになる。例えば図24に示す「manuаl」のアイコンを選択する入力を受け付けた場合、図27に示すように、変換設定情報および送信設定の入力を促す画面が表示され、変換設定部105は、ユーザの入力に応じて変換設定情報を設定する。また、このとき、送信設定部109は、ユーザの入力に応じて送信設定を行う。
また、例えば図24に示す「TypeA」のアイコンを選択する入力を受け付けた場合、予め複合機100側で設定済みの複数の変換設定情報の候補の中から何れかを選択することを促す画面が操作表示部1に表示され、変換設定部105は、ユーザにより選択された候補を、変換設定情報として決定する。また、このとき、送信設定の入力を促す画面も表示され、送信設定部109は、ユーザの入力に応じて送信設定を行う。そして、図28に示すように、決定された変換設定情報および送信設定の内容が操作表示部1に表示される。
以上のようにして、変換設定部105は、変換設定情報を設定する。以上が、図20のステップS23の変換設定処理の具体的な内容である。
再び図20に戻って説明を続ける。上述のステップS23の後、複合機100は編集設定処理を行う(ステップS24)。図29は、編集設定処理の一例を示すフローチャートである。図29に示すように、まず編集部111は、入力画像データに対して、変換部106による変換が行われるのか否かを確認する(ステップS210)。変換部106による変換が行われないと判断した場合(ステップS210:NO)、処理は終了する。一方、変換部106による変換が行われると判断した場合(ステップS210:YES)、編集部111は、図30に示すような編集設定画面を表示する制御を行う(ステップS211)。
そして、編集部111は、ユーザの入力に応じて、入力画像データの編集を行う(ステップS212)。例えば印字の設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、日付やページ数の印字設定を行う。また、例えばスタンプの設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、スタンプデータの設定を行う。また、例えば集約の設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、集約設定を行う。また、例えば集約の設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、集約設定を行う。また、例えばセンタリングの設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、センタリングを行う。
また、例えば回転の設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、回転設定を行う。図30の編集設定画面において「回転指定」のアイコンを選択すると、90/180/270度のように90度単位で回転角を指定することができる。さらに、例えば変倍の設定入力を受け付けた場合、編集部111は、受け付けた入力に応じて、変倍設定を行う。図30の編集設定画面において「倍率指定」のアイコンを選択すると、別画面が表示され、数字を入力することで所望の倍率に設定することができる。ただし、上述の「manual」以外の変換ケースが選択された場合は、回転/変倍は強制的に自動設定で設定される。また、例えばデフォルトの設定値が仮に200dpiで、複合機100の自機スペックの入力解像度が600dpiの場合は、変倍は33.3%に設定される。回転は、読めない方向で入力された画像に対して読める向きに合わせるように回転する。
以上が、図20のステップS24の編集設定処理の具体的な内容である。再び図20に戻って説明を続ける。上述のステップS24の後、複合機100は、ステップS23で設定した変換設定情報に従って、入力画像データを変換する変換処理を行う(ステップS25)。図31は、変換処理の一例を示すフローチャートである。図31に示すように、まず変換部106は、入力画像データの変換を行うかどうかを確認する(ステップS220)。変換を行わない場合(ステップS220:NO)、処理は終了する。一方、変換を行う場合(ステップS220:YES)、上述の変換設定処理で設定された変換設定情報に従って、入力画像データを変換する(ステップS221)。以下の説明では、変換部106により変換された画像データを変換画像データと呼ぶ場合がある。次に、変換部106は、動画変換を行うかどうかを確認する(ステップS222)。動画変換を行わない場合(ステップS222:NO)、処理は終了する。一方、動画変換を行う場合(ステップS222:YES)、変換設定情報で設定された秒数に合わせて画像を動画データに変換する(ステップS223)。
以上が、図20のステップS25の変換処理の具体的な内容である。再び図20に戻って説明を続ける。上述のステップS25の後、複合機100は、変換画像データと、変換設定情報と、対象機器情報(変換画像データの出力先となる表示装置200を識別する情報)とを対応付けて(紐付けて)記憶部107等に登録する(ステップS26)。次に、複合機100は、変換の対象となる全ての画像の変換が終了したか否かを判断する(ステップS27)。変換が終了したと判断した場合(ステップS27:YES)、変換された画像はプロジェクタ対応画像として記録し(ステップS28)、処理(図5に示すステップS2の画像変換処理)を終了する。一方、変換が終了していないと判断した場合(ステップS27:NO)、上述のステップS20以降の処理を繰り返す。
再び図5に戻って説明を続ける。上述のステップS2の画像変換処理の後、複合機100は、画像送信処理を行う(ステップS3)。図32は、ステップS2の画像変換処理の具体的な内容を示すフローチャートである。図32に示すように、まず送信設定部109は、図23のステップS206において選択された変換ケースに応じて、送信設定を決定する(ステップS230)。例えば複合機100に接続された表示装置200の特性に合わせた変換ケースが選択された場合は、記憶部107に登録された初期登録情報のうち当該表示装置200の識別情報を含む初期登録情報を抽出し、抽出した初期登録情報に含まれる送信設定を特定する。そして、特定した送信設定の内容を採用することを決定する。また、例えば複合機100側の変換ケースが選択された場合は、送信設定部109は、複合機100側で予め設定されたデフォルトの送信設定の内容を採用することを決定する。さらに、例えば手動対応の変換ケースが選択された場合は、送信設定部109は、ユーザの入力に応じて設定した送信設定の内容を採用することを決定する。
次に、通信部108は、複合機100と接続された表示装置200に対して、画像データの送信を通知した後、ステップS230で設定された送信設定の内容を通知し(ステップS231)、変換処理により得られた画像データの送信を開始する(ステップS232)。通信部108は、送信の途中で、表示装置200から送信して欲しい画像の要求があるか否かを確認し(ステップS233)、要求があった場合は(ステップS233:YES)、表示装置200から指定された画像を送信する(ステップS234)。要求が無く(ステップS233:NO)、画像データの送信が完了したと判断した場合(ステップS235:YES)、処理は終了する。画像データの送信が完了していないと判断された場合(ステップ235:NO)、上述のステップS233以降の処理が繰り返される。
図33は、ページ単位で表示装置(図33の例ではプロジェクタ)200に表示させるために1ページ単位で送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。図33に示すように、複合機100からは1ページ単位で送信を行う。表示装置(プロジェクタ)200側は、場合によっては、順次に2ページ目を要求するのではなく、飛ばして4ページ目を要求することもあり、その要求に従って複合機100は指定されたページを送信する。
図34は、文書単位で表示装置200に表示させるために文書単位で送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。図34に示すように、複合機100からは文書単位で送信を行う。表示装置(プロジェクタ)200側は、1文書の範囲であれば表示装置200内部でページ切り替えを行い、次の文書の表示を必要とする場合は、次の文書のデータ要求を行う。
図35は、全文書を送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。図35に示すように、複合機100からは選択された文書全てを送信する。表示装置(プロジェクタ)200側はメモリ上に載せられる分だけ載せて表示を行う。載せられなかった分への要求が発生したら、メモリ上のデータを削除して空きを作り、再受信する。削除方式は、表示装置(プロジェクタ)200側で設定が可能になる。最初に格納されたデータを削除して受信するか、あるいは最後の格納されたデータを削除して受信するか選択することができる。同様に、文書単位で送信する送信設定の場合においても、表示装置200は、メモリに入らなかった分の再送信を要求することもできる。
図36は、スペック適応送信するように送信設定が行われた場合の概念図である。図36に示すように、送信前に全データが表示装置(プロジェクタ)200のメモリに格納できるように変換されているので、全データ送信を行う。表示装置(プロジェクタ)200側に全データがあるので、表示装置(プロジェクタ)200側でページの切り替えを行うことができる。
また、例えば複合機100は、図37に示すように、変換設定情報および対象機器情報などがそれぞれに紐付けられた1以上の蓄積文書(上述の画像変換処理により得られた、記憶部107に登録済みの画像データ)を表示し、ユーザにより選択された蓄積文書を、当該文書に紐付けられた対象機器情報により特定される表示装置200へ送信することもできる。見方を変えれば、複合機100は、複合機100に接続された1以上の表示装置200ごとに、当該表示装置200を識別する識別情報と、変換設定情報とを少なくとも対応付けて操作表示部1に表示する制御を行う機能(表示制御部)を有している。これにより、ユーザは、複合機100に接続された表示装置200が最適化されているか否かを即時に判断できる。
以上、複合機100の動作例について詳細に説明した。次に、表示装置200の動作例を説明する。図38は、表示装置200の動作例を示すフローチャートである。図38に示すように、まず表示装置200は、初期化処理を行う(ステップS4)。次に、表示装置200は、複合機100から画像データを受信する受信処理を行う(ステップS5)。以下、より具体的に説明する。
図39は、図38に示すステップS4の初期化処理の具体的な内容を示すフローチャートである。まず、表示装置200は、表示装置200の初期設定を行うことを選択する入力を受け付けたか否かを確認する(ステップS300)。初期設定を行うことを選択する入力を受け付けた場合(ステップS300:YES)、設定部212は、ユーザの入力に応じて、表示装置200の表示設定を行う(ステップS301)。
次に、通信部214は、通信設定を行う(ステップS302)。ここでは、ネットワークを介して、他の機器(複合機100等)との接続や通信がなされていることを確認する。次に、通信部214は、複合機100と接続されており、通信可能であるか否かを確認する(ステップS303)。複合機100と通信可能であると判断した場合(ステップS303:YES)、通信部214は、複合機100から、表示装置200の特性を示す第1情報、および、表示設定の要求を受信したか否かを確認する(ステップS304)。第1情報および表示設定の要求を受信した場合(ステップS304:YES)、通信部214は、記憶部213に登録された第1情報および表示設定を、複合機100に送信する(ステップS305)。そして、表示装置200は、表示設定と、表示装置200と接続された複合機100を識別する複合機識別情報とを対応付けて記憶部213に登録する(ステップS306)。以上が、図38に示すステップS4の初期化処理の具体的な内容である。
再び図38に戻って説明を続ける。上述のステップS4の初期化処理の後、表示装置200は受信処理を行う(ステップS5)。図40は、図38に示すステップS5の受信処理の具体的な内容を示すフローチャートである。まず、通信部214は、複合機100から画像データの送信通知を受信したか否かを確認する(ステップS310)。画像データの送信通知を受信した場合(ステップS310:YES)、通信部214は、複合機100から、送信設定の内容通知を受信したか否かを確認する(ステップS311)。送信設定の内容通知を受信した場合(ステップS311:YES)、受信設定部204は、複合機100から通知された送信設定の内容が、ページ単位で送信する設定、文書単位で送信する設定、および、全文書で送信する設定のうちの何れかの送信設定であるか否かを確認する(ステップS312)。
複合機100から通知された送信設定の内容が、ページ単位で送信する設定、文書単位で送信する設定、および、全文書で送信する設定のうちの何れかの送信設定である場合(ステップS312:YES)、受信設定部216は、複合機100から通知された送信設定の内容に応じた受信設定を行う。そして、通信部214は、受信データを保存するメモリ(例えば記憶部213)に空きがあるかどうかを確認する(ステップS313)。メモリに空きがある場合(ステップS313:YES)、通信部214は、複合機100から送信される画像データの受信を行う(ステップS314)。この例では、通信部214は、複合機100に対して、表示装置200側で必要な画像を要求することもできる。そして、通信部214は、データ受信を終了したか否かを確認し(ステップS315)、データ受信を終了していない場合(ステップS315:NO)、上述のステップS313以降の処理が繰り返される。
一方、上述のステップS315において、データ受信を終了した場合(ステップS315:YES)、表示制御部217は、ユーザにより指定された画像を表示する制御を行う(ステップS316)。次に、表示制御部217は、ユーザにより指定された画像を表示する要求(表示要求)を受け付けたか否かを確認する(ステップS317)。表示要求を受け付けていない場合(ステップS317:NO)、表示制御部217は、現在表示している画像をそのまま表示する制御を行う(ステップS318)。一方、表示要求を受け付けた場合(ステップS317:YES)、表示制御部217は、要求された画像は表示装置200のメモリ上に存在するかどうかを確認する(ステップS319)。要求された画像がメモリ上に存在する場合(ステップS319:YES)、処理は上述のステップS316に移行する。要求された画像がメモリ上に存在しない場合(ステップS319:NO)、処理は、上述のステップS313に移行する。
また、上述のステップS313において、メモリに空きが無い場合(ステップS313:NO)、通信部214は、メモリ上にデータが1ページ分受信されているかどうかを確認する(ステップS320)。受信されていない場合(ステップS320:NO)、処理は終了する。受信されている場合(ステップS320:YES)、表示制御部217は、その受信データを表示する制御を行う(ステップS321)。なお、ステップS321の後の処理内容は、上述のステップS318となる。
また、上述のステップS312において、複合機100から通知された送信設定の内容が、ページ単位で送信する設定、文書単位で送信する設定、および、全文書で送信する設定のうちの何れの送信設定でもない場合(ステップS312:NO)、つまり、ここでは、複合機100から通知された送信設定の内容が、スペック適応送信である場合、受信設定部216は、全データを受信するように受信設定を行う。スペック適応送信であれば、複合機100からのデータは表示装置200のメモリに全て収まるように変換されているためである。そして、通信部214は、全データを受信する(ステップS322)。次に、表示制御部217は、ユーザにより指定された画像を表示する制御を行う(ステップS323)。次に、表示制御部217は、ユーザにより指定された画像を表示する要求(表示要求)を受け付けたか否かを確認する(ステップS324)。表示要求を受け付けた場合(ステップS324:YES)、処理は上述のステップS323に移行する。一方、表示要求を受け付けていない場合(ステップS324:NO)、表示制御部217は、現在表示している画像をそのまま表示する制御を行う(ステップS325)。
図41は、電源ON時から複合機100と表示装置200との間のデータ送受信の例を示すシーケンス図である。起動時の初期化処理により、複合機100と表示装置200とが通信可能に接続され、表示装置200は表示設定を行う(ステップS1000)。そして、複合機100は、表示装置200に対して、第1情報および表示設定を要求し(ステップS1001)、表示装置200は、その要求に対する応答として、第1情報および表示設定を送信する(ステップS1002)。複合機100は、受信した表示設定に応じて、送信設定を行う(ステップS1003)。また、複合機100は、表示装置200から受信した第1情報と、自身の特性を示す第2情報とに基づいて、入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換するためのパラメータを示す最適変換設定情報(第3情報)を求める(ステップS1004)。次に、複合機100は、変換設定情報を用いて、表示装置200に表示させるための画像データを生成する(ステップS1005)。
次に、複合機100は、画像データの送信通知を行う(ステップS1006)。これにより、表示装置200は、複合機100で作成された画像内容、ページ数、受信数を把握することができる。また、複合機100は、送信設定の内容通知を行う(ステップS1007)。表示装置200は、通知された送信設定の内容に応じて受信設定を行い(ステップS1008)、データ受信の許可通知を行う(ステップS1009)。データ受信の許可通知を受信した複合機100は、画像データの送信を開始する(ステップS1010)。表示装置200は、正常にデータを受信できた場合は、複合機100に対して受信成功通知を行う(ステップS1011)。もし、メモリ上に展開ができない等の問題が発生したら、表示装置200は、送信途中で受信不可を複合機100に通知する。なお、上述したように、データ送信はユーザが選択した送信設定に応じて送信する。それ以降に表示装置200のメモリ上にない画像を表示する場合は、その都度、表示装置200は、複合機100に対して画像を要求し、要求した画像を受信して、表示することができる。
以上に説明したように、本実施形態では、1以上の表示装置200と接続可能な複合機100は、表示装置200の特性を示す第1情報を取得し、取得した第1情報に基づいて、複合機100が有する入力画像データを、表示装置200の特性に合わせた表示用画像データに変換することができるので、PCを介さずに、表示装置200の特性に合わせた画像を表示装置200に出力することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
なお、上述の制御装置2が実行するプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述の制御装置2が実行するプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の制御装置2が実行する制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
1 操作表示部
2 制御装置
3 1次記憶装置
4 2次記憶装置
5 画像入力装置
6 画像出力装置
7 外部通信装置
8 画像変換装置
9 自機スペック情報格納部
10 汎用メディア入出力装置
11 編集装置
12 動画変換装置
13 解読装置
100 複合機
101 受付部
102 画像入力処理部
103 自機スペック情報設定部
104 取得部
105 変換設定部
106 変換部
107 記憶部
108 通信部
109 送信設定部
110 解読部
111 編集部
200 表示装置
201 操作部
202 制御装置
203 1次記憶装置
204 画像表示装置
205 外部通信装置
206 自機スペック情報格納部
207 汎用メディア入出力装置
211 受付部
212 設定部
213 記憶部
214 通信部
215 送信設定部
216 受信設定部
217 表示制御部
特開2003−348269号公報

Claims (10)

  1. 1以上の表示装置と接続可能な画像処理装置であって、
    前記表示装置の特性を示す第1情報を取得する取得部と、
    前記第1情報に基づいて、前記画像処理装置が有する画像データを示す入力画像データを、前記表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換する変換部と、を備える、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1情報と、前記画像処理装置の特性を示す第2情報とに基づいて、前記入力画像データを前記表示用画像データに変換するためのパラメータを示す第3情報を設定する変換設定部を備え、
    前記変換部は、前記第3情報に従って、前記入力画像データを前記表示用画像データに変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換部による変換で得られた前記表示用画像データを前記表示装置へ送信する送信部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求2に記載の画像処理装置。
  4. 入力に応じて、前記変換部による変換の対象となる前記入力画像データの編集を行う編集部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得部は、ネットワークを介して前記画像処理装置と接続されたサーバ装置から、前記第1情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記取得部は、前記画像処理装置に接続可能な可搬型の記録媒体から、前記第1情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記取得部は、ユーザの入力に応じて設定された前記第1情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記第1情報を暗号化した暗号化データを解読する解読部をさらに備え、
    前記取得部は、前記解読部により解読された前記第1情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記表示装置は、画像データをスクリーン上に投影して表示する投影表示装置、または、携帯型の表示装置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 1以上の表示装置と接続可能な画像処理装置の制御方法であって、
    前記表示装置の特性を示す第1情報を取得する取得ステップと、
    前記第1情報に基づいて、前記画像処理装置が有する画像データを示す入力画像データを、前記表示装置の特性に合わせた表示用画像データに変換する変換ステップと、を含む、
    ことを特徴とする制御方法。
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