JP2013218634A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶されている文字列情報のうち所望の文字列情報を効率よく検索させる。
【解決手段】画像形成装置に、文字列情報を複数記憶する記憶部と、ユーザーを識別する識別情報と対応付けて1又は複数の検索用のキーワードを記憶するユーザー情報記憶部と、識別情報を取得する識別情報取得部と、文字列情報に対する検索指示を受け付ける検索指示受付部と、検索指示が受け付けられたとき、識別情報取得部によって取得された識別情報と対応付けてユーザー情報記憶部に記憶されている1又は複数のキーワードを選択可能に表示するキーワード表示部と、表示された1又は複数のキーワードのうち、ユーザーによって選択されたキーワードを選択キーワードとして取得する選択キーワード取得部と、記憶部に記憶された複数の文字列情報のうち、選択キーワードを含む文字列情報を検索する検索実行部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、記憶されている文字列情報を検索可能な画像形成装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載のように、印刷や送信等の出力のジョブを実行させるために、複数のプリンタに向けてデータを送信した送信クライアントの画面において、複数のプリンタのそれぞれにおけるジョブの実行状況を1つのリストで表示する技術が知られている。
また、ファクシミリ送信機能やメール送信機能等の多種の機能を備えた複合機等の画像形成装置は、一般的に、ユーザーが頻繁に入力するファクシミリの送信先名称やメールアドレス等の文字列情報を情報の種類毎に記憶可能に構成されている。また、このような画像形成装置には、記憶された文字列情報を利用するために、例えば、送信先名称を検索する機能やメールアドレスを検索する機能等、文字列情報の種類毎に文字列情報を検索する機能が備えられている。
特開2003−316545号公報
しかしながら、上記のように文字列情報を記憶及び検索可能な画像形成装置において、ユーザーが、記憶されている文字列情報を再利用しようとした場合、上記特許文献1に記載の技術を適用することによって複数の記憶部に記憶されている文字列情報を1つのリストに表示し、文字列情報の見易さを向上することは可能であるが、リストに表示された文字列情報の中から所望の文字列情報を探し出す手間が必要であった。また、文字列情報の種類毎に備えられた複数の検索機能をそれぞれ利用し、所望の文字列情報を検索する手間が必要であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、記憶されている文字列情報のうち、ユーザーが所望する文字列情報を効率よく検索することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、文字列情報を複数記憶する記憶部と、ユーザーを識別する識別情報と対応付けて、1又は複数の検索用のキーワードを記憶するユーザー情報記憶部と、前記識別情報を取得する識別情報取得部と、前記文字列情報に対する検索指示を受け付ける検索指示受付部と、前記検索指示受付部によって、前記検索指示が受け付けられたとき、前記識別情報取得部によって取得された識別情報と対応付けて前記ユーザー情報記憶部に記憶されている1又は複数のキーワードを選択可能に表示するキーワード表示部と、前記キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードのうち、ユーザーによって選択されたキーワードを選択キーワードとして取得する選択キーワード取得部と、前記記憶部に記憶された複数の文字列情報のうち、前記選択キーワードを含む文字列情報を検索する検索実行部とを備える。
この構成によれば、ユーザーは、ユーザー情報記憶部に記憶されている、当該ユーザーの識別情報に対応付けられた1又は複数の検索キーワードを用いて、記憶部に記憶された文字列情報を検索することができる。このため、ユーザーが検索する場合に頻繁に利用する検索キーワードには、そのユーザー独自の何かしらの法則があると考えられるので、その法則に適した1又は複数の検索キーワードを識別情報に対応付けて記憶しておくことによって、ユーザーは当該記憶しておいた検索キーワードを用いて、効率よく所望の文字列情報を検索することができる。
また、前記記憶部は、複数の種類の文字列情報に対応して複数設けられ、前記検索実行部は、前記選択キーワード取得部により前記選択キーワードが取得されたとき、前記複数の記憶部を検索対象とし、前記複数の記憶部にそれぞれ記憶された複数の文字列情報のうち、前記選択キーワードを含む文字列情報を検索することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードから所望のキーワードを選択するだけで、複数の記憶部を検索対象として、複数の記憶部にそれぞれ記憶された複数の文字列情報のうち、選択したキーワードを含む文字列情報を検索することができる。このため、各記憶部に記憶されている文字列情報をそれぞれ個別に検索するのにかかる手間が軽減される。
また、前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置から外部に向けて出力される出力データの送信先に関する情報を記憶するアドレス帳であり、前記アドレス帳は、前記送信先を識別するための送信先名称を前記文字列情報として記憶するとともに、前記送信先名称に対応付けて、前記送信先のメールアドレス及び前記送信先のファクシミリ番号のうち少なくとも一つを前記文字列情報として記憶することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む送信先名称並びにメールアドレス及びファクシミリ番号のうちの少なくとも一つを検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む送信先名称並びにメールアドレス及びファクシミリ番号のうちの少なくとも一つとは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
また、前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置に入出力されるデータを電子ファイル化した文書ファイルの記憶領域である文書ボックスに関する情報を記憶する文書ボックス情報記憶部であり、前記文書ボックス情報記憶部は、前記文書ボックスを識別するための文書ボックス名称を前記文字列情報として記憶するとともに、前記文書ボックス名称に対応付けて、前記文書ボック名称で識別される前記文書ボックスに記憶されている前記文書ファイルを識別するための文書ファイル名称を前記文字列情報として記憶することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む文書ボックス名称及び文書ファイル名称を検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む文書ボックス名称及び文書ファイル名称とは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
また、前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置を利用する部門に関する情報を記憶する部門情報記憶部であり、前記部門情報記憶部は、前記部門を識別するための部門名称を前記文字列として記憶することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む部門名称を検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む部門名称とは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
本発明によれば、記憶されている文字列情報のうち、ユーザーが所望する文字列情報を効率よく検索することができる画像形成装置を提供することが可能になる。
本発明に係る画像形成装置の一例である複合機の概略構造図。 操作部の一例を示す説明図。 複合機の電気的構成の一例を示すブロック図。 ユーザー情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す説明図。 宛先情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す説明図。 文書ボックス情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す説明図。 部門情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す説明図。 送信機能操作画面の一例を示す説明図。 検索キーワード入力画面の一例を示す説明図。 キーワード選択画面の一例を示す説明図。 検索結果一覧画面の一例を示す説明図。 メールアドレス選択画面の一例を示す説明図。 ファクシミリ番号選択画面の一例を示す説明図。 検索結果一覧画面の図11とは別の一例を示す説明図。 文書ボックス選択画面の一例を示す説明図。 文書ファイル一覧画面の一例を示す説明図。 検索結果一覧画面の図11及び図14とは別の一例を示す説明図。 ユーザー管理画面の一例を示す説明図。 検索結果一覧画面の図11、図14及び図17とは別の一例を示す説明図。 部門管理画面の一例を示す説明図。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複合機1の概略構造図である。
図1に示すように、複合機1は、原稿読取部5と、原稿給送部6と、本体部1Aと、操作部7と、を備えている。
原稿読取部5は、本体部1Aの上部に配設されている。原稿読取部5は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)等からなるスキャナー部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53と、を備えている。
スキャナー部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを後述の制御部10へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを後述の制御部10へ出力する。
原稿給送部6は、原稿読取部5の上方に配設されている。原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出する原稿搬送機構63と、を備えている。
本体部1Aは、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部4へ搬送する給紙ローラー412と、給紙カセット461から搬出されてきた用紙に画像を形成する画像形成部4と、画像が形成された用紙が排出されるスタックトレイ47及び排出トレイ48と、を備えている。
画像形成部4は、用紙搬送部41と、光走査装置42と、感光体ドラム43と、現像部44と、転写部45と、定着部46と、を備えている。
用紙搬送部41は、画像形成部4内の用紙搬送路中に設けられ、給紙ローラー412によって搬送されてきた用紙を感光体ドラム43に供給する搬送ローラー413や、用紙をスタックトレイ47まで搬送する搬送ローラー414や、用紙を排出トレイ48まで搬送する搬送ローラー415等を備えている。
光走査装置42は、制御部10に入力された画像データに基づいてレーザー光を出力し、このレーザー光によって感光体ドラム43を走査することで、感光体ドラム43上に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体ドラム43上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。転写部45は、感光体ドラム43上のトナー像を用紙に転写する。定着部46は、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる。
操作部7は、複合機1の正面部に設けられ、ユーザーによる種々の操作指示を入力可能に構成されている。図2は、操作部7の一例を示す説明図である。図2に示すように、操作部7には、タッチパネル装置71、インジケーター72a〜72f、入力キー73a〜73d、スイッチ74a〜74qが設けられている。
タッチパネル装置71は、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイPを備えている。このタッチパネル機能によって、液晶ディスプレイPに表示されたソフトキーがユーザーによって触れられたときにはそのソフトキーの押下操作の指示が入力される。
インジケーター72a〜72fは、発光ダイオードなどからなり、点滅或いは点灯/消灯することによって、複合機1の状態を示す。例えば、インジケーター72aは印刷中に点滅し、インジケーター72bは外部にデータを送信中に点滅し、インジケーター72cは外部からデータを受信中に点滅する。インジケーター72dは複合機1内に備えられたハードディスクやメモリー等に記憶されているデータにアクセス中に点滅する。インジケーター72eは異常が発生した場合に点灯または点滅する。インジケーター72fは複合機1に電源が投入されているときに点灯する。
入力キー73a〜73dは、数字や記号を入力したり、入力済みの文字列を消去または確定するために設けられている。例えば、入力キー73aは、所謂置数キー群であり、数字や記号を入力するために設けられている。入力キー73bは、所謂クリアキーであり、入力済みの文字列を消去するために設けられている。入力キー73cは、所謂短縮キーであり、予めメモリー等に記憶済みの文字列を読み出して入力するために設けられている。入力キー73dは、所謂エンターキー(リターンキー)であり、文字列の入力指示やソフトキーの選択指示等を確定するために設けられている。
スイッチ74a〜74qは、複合機1に備えられた各種機能を切り替えたり、各種機能の動作を開始及び停止させるスイッチである。例えば、代表的なものとして、スイッチ74kは、スキャナー部51で読み取られた画像データを後述の通信部9を介して外部に送信する送信機能に切り替え、送信機能用の操作画面を液晶ディスプレイPに表示するスイッチである。スイッチ74mは、各種機能の動作を開始するスタートスイッチである。スイッチ74nは、各種機能の動作を停止するストップスイッチである。スイッチ74oは、各種機能の動作条件の設定値を初期状態に戻すリセットスイッチである。
また、スイッチ74qは、後述する複数の記憶部81〜84に記憶されている複数の種類の文字列情報を検索する全体検索機能に切り替え、全体検索機能用の操作画面を液晶ディスプレイPに表示するスイッチである。
図3は、複合機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。複合機1は、上記原稿読取部5、上記原稿給送部6、上記画像形成部4、上記操作部7、通信部9、4つの記憶部81〜84、及び制御部10等の各機能部が相互に通信可能なように接続されている。原稿読取部5、原稿給送部6、画像形成部4、及び操作部7に関しては、既に説明したので説明を省略する。
通信部9は、ファクシミリ通信部91及びネットワークI/F部93を備えている。ファクシミリ通信部91は、電話回線95に接続されている。ファクシミリ通信部91は、相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリ通信用の信号を変復調する変復調回路を備えている。ファクシミリ通信部91は、原稿読取部5によって読み取られた画像データを電話回線95を介して他のファクシミリ装置へ送信したり、他のファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信する。
ネットワークI/F部93は、LAN(Local Area Network)97に接続されている。ネットワークI/F部93はLAN97に接続されたパソコン等の端末装置との間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。ネットワークI/F部93は、原稿読取部5によって読み取られた画像データを、LAN97を介してパーソナルコンピュータ等の外部のコンピューターへ送信したり、外部のコンピューターから送信されてきた画像データを受信する。
4つの記憶部81〜84は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体で構成されており、記憶する情報の種類に応じてそれぞれ分類されている。
ユーザー情報記憶部81には、複合機1を利用するユーザーに関わる情報が記憶されている。例えば、ユーザー情報記憶部81には、ユーザーを識別するための文字列情報としてユーザー名称(識別情報)が記憶され、ユーザー名称と対応付けて、複合機1にログインするときに用いるパスワード及びユーザーが所属する所属部門の名称(以下、所属部門名称と示す)等の文字列情報、並びに、全文検索機能の実行時に用いる1又は複数のキーワードが記憶されている。尚、全文検索機能の実行時に用いる1又は複数のキーワードは、後述するように、ユーザーによって編集操作可能になっている。
図4は、ユーザー情報記憶部81に記憶されている情報の一例を示す説明図である。図4に示すように、ユーザー情報記憶部81には、例えば、ユーザー名称「userA」と対応付けて、パスワード「********」、所属部門名称「XX部XX課」、3つの検索用のキーワード「06」、「AAA」、及び「BA」が記憶されている。尚、ユーザー情報記憶部81に記憶されている情報をこれに限定する趣旨ではない。
宛先情報記憶部82は、送信機能の実行時に、スキャナー部51で読み取った画像データ等の複合機1からの出力データを送信するときの宛先の情報を記憶する所謂アドレス帳である。例えば、宛先情報記憶部82には、出力データの送信先を識別するための文字列情報として送信先名称が記憶され、送信先名称に対応付けてメールアドレス及びファクシミリ番号等の文字列情報が記憶されている。
図5は、宛先情報記憶部82に記憶されている情報の一例を示す説明図である。図5に示すように、宛先情報記憶部82には、例えば、送信先名称「AAA株式会社」と対応付けて、メールアドレス「****@AAA.co.jp」及びファクシミリ番号「06−####−####」が記憶されている。尚、宛先情報記憶部82に記憶されている情報をこれに限定する趣旨ではない。
文書ボックス情報記憶部83には、外部から受信した画像データや複合機1から出力した画像データ等、複合機1の入出力データを電子ファイル化した文書ファイルを記憶する領域である文書ボックスに関わる情報が記憶されている。例えば、文書ボックス情報記憶部83には、文書ボックスを識別するための文字列情報として文書ボックス名称が記憶され、文書ボックス名称と対応付けて、当該文書ボックス名称で識別される文書ボックスを所有するユーザーを識別するためのボックス所有者名称及び当該文書ボックスに記憶されている文書ファイルを識別するための文書ファイル名称等の文字列情報が記憶されている。
図6は、文書ボックス情報記憶部83に記憶されている情報の一例を示す説明図である。図6に示すように、文書ボックス情報記憶部83には、例えば、文書ボックス名称「ボックスBA」と対応付けて、ボックス所有者名称「userA」及び3つの文書ファイル名称「ファイルBA1」、「ファイルBA2」、及び「ファイルBA3」が記憶されている。尚、文書ボックス情報記憶部83に記憶されている情報をこれに限定する趣旨ではない。
部門情報記憶部84には、複合機1を利用する部門に関する情報が記憶されている。例えば、部門情報記憶部84には、部門を識別するための文字列情報として部門名称が記憶され、部門名称と対応付けて、当該部門名称をコードによって識別するための部門コード等の文字列情報が記憶されている。図7は、部門情報記憶部84に記憶されている情報の一例を示す説明図である。図7に示すように、部門情報記憶部84には、例えば、部門名称「XX部XX課」と対応付けて、部門コード「00001000」が記憶されている。尚、部門情報記憶部84に記憶されている情報をこれに限定する趣旨ではない。
図3に戻り、制御部10は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)やデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等のメモリー、画像処理等の所定の処理を高速処理可能に構成された専用ハードウェアであるASIC(Application Specific Integrated Circuits)、及び、これらの周辺回路等を備えている。制御部10は、ROM等に記憶された制御プログラムをCPUによって実行することによって各種処理を実行し、複合機1内の各部の動作を制御する。
制御部10は、全体検索機能の実行に関して、特に、識別情報取得部11、検索指示受付部12、キーワード表示部13、選択キーワード取得部14、検索実行部15、選択文字列情報取得部16、及び選択画面表示部17として機能する。
識別情報取得部11は、ユーザーを識別するためのユーザー名称を取得する。具体的には、識別情報取得部11は、液晶ディスプレイPに表示されたログイン画面(図略)に、ユーザーによって入力されたユーザー名称とパスワードの組み合わせが、ユーザー情報記憶部81に記憶されている情報に一致するか否かを判断する所謂ログイン認証を行って、一致すると判断した場合にそのユーザー名称をRAM等のメモリーに記憶することによって、ユーザー名称を取得する。
尚、識別情報取得部11がユーザー名称を取得する方法は、これに限らず、例えば所謂ユーザー認証を行うことなく、液晶ディスプレイPに表示されたユーザー名称の入力用画面(図略)に、ユーザーによって入力されたユーザー名称をそのままRAM等のメモリーに記憶することによって、ユーザー名称を取得するように構成してもよい。
検索指示受付部12は、記憶部81〜84に記憶されている文字列情報に対する検索指示を受け付ける。図8は、送信機能操作画面の一例を示す説明図である。図9は、検索キーワード入力画面の一例を示す説明図である。例えば、ユーザーによって操作部7のスイッチ74kが押下されると、制御部10は、例えば図8に示すような送信機能用の操作画面を液晶ディスプレイPに表示する。そして、ユーザーによって液晶ディスプレイPに表示されたソフトキーSK1がタッチ操作されたときに、検索指示受付部12は、記憶部81〜84に記憶されている文字列情報に対する検索指示を受け付け、全体検索機能用の操作画面として、例えば図9に示すような検索キーワード入力画面を液晶ディスプレイPに表示する。または、例えば、ユーザーによって操作部7のスイッチ74qが押下されたときにも、検索指示受付部12は、記憶部81〜84に記憶されている文字列情報に対する検索指示を受け付け、上記の検索キーワード入力画面を液晶ディスプレイPに表示する。
キーワード表示部13は、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられたとき、識別情報取得部11によって取得された識別情報と対応付けてユーザー情報記憶部81に記憶されている1又は複数のキーワードを選択可能に液晶ディスプレイPに表示する。
図10は、キーワード選択画面の一例を示す説明図である。例えば、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられたときに液晶ディスプレイPに表示された検索キーワード入力画面(図9)のソフトキーSK3がユーザーによってタッチ操作されたときに、キーワード表示部13は、例えば図10に示すような検索キーワード選択画面を液晶ディスプレイPに表示する。キーワード表示部13は、検索キーワード選択画面に設けられた検索キーワード表示領域SA1に、当該ユーザーのユーザー名称に対応付けられた1又は複数のキーワードをユーザー情報記憶部81から読み出して表示する。
例えば、ユーザー情報記憶部81に図4に示すように情報が記憶されている場合に、ユーザー名称「userA」のユーザーによって検索キーワード入力画面(図9)のソフトキーSK3がタッチ操作されたときは、キーワード表示部13は、検索キーワード表示領域SA1に、ユーザー名称「userA」に対応付けられた、3つの検索用のキーワード「06」、「AAA」、及び「BA」を表示する。
選択キーワード取得部14は、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードのうち、ユーザーによって選択されたキーワードを選択キーワードとして取得する。
例えば、キーワード表示部13によって検索キーワード選択画面(図10)の検索キーワード表示領域SA1に表示された1又は複数のキーワードが、ユーザーによってタッチ操作されるとタッチ操作されたキーワードが選択状態となり、反対に、選択状態のキーワードがユーザーによってタッチ操作されると選択状態が解除される。そして、キーワードの選択が終了した後、ユーザーによってソフトキーSK3がタッチ操作されたときに、選択キーワード取得部14は、選択状態となっているキーワードをRAM等のメモリーに記憶することによって、当該キーワードを選択キーワードとして取得する。尚、取得された選択キーワードは、制御部10によって、検索キーワード入力画面(図9)に設けられた検索キーワードの入力領域DA1に表示される。
また、選択キーワード取得部14が選択キーワードを取得する方法は、これに限らず、例えば、検索キーワード表示領域SA1に表示された1又は複数のキーワードのうちの何れか一つのキーワードがタッチ操作された時点で、当該タッチ操作されたキーワードをそのままRAM等のメモリーに記憶することによって、当該タッチ操作された一つのキーワードだけを選択キーワードとして取得するように構成してもよい。
検索実行部15は、選択キーワード取得部14により選択キーワードが取得されたとき、記憶部81〜84を検索対象とし、記憶部81〜84に記憶された複数の文字列情報のうち、選択キーワード取得部14によって選択キーワードを含む文字列情報を検索し、検索結果を液晶ディスプレイPに表示する。尚、検索実行部15による、選択キーワードを含む文字列情報の検索方法は公知の技術を用いて実現されるものであり、本発明の趣旨ではないため説明を省略する。
図11は、検索結果一覧画面の一例を示す説明図である。例えば、検索キーワード入力画面(図9)のソフトキーSK2が押下されると、検索実行部15は、検索キーワード入力画面(図9)のソフトキーボードSKEY及び入力キー73a〜73d(図2)を用いて検索キーワード入力画面の検索キーワードの入力領域DA1に入力された検索キーワード、又は、検索キーワード選択画面(図10)を用いて選択キーワード取得部14によって取得された選択キーワードが制御部10によって入力領域DA1に表示された検索キーワードを用いて、記憶部81〜84に記憶された複数の文字列情報のうち、当該検索キーワードを含む文字列情報を検索し、検索結果の文字列情報を例えば図11に示すような検索結果一覧画面の結果表示領域SA2に一覧表示する。
尚、図11は、例えば、ユーザー情報記憶部81に図4に示すように情報が記憶されている場合に、ユーザー名称「userA」のユーザーによる操作に基づいて選択キーワードとして「AAA」が取得され、検索実行部15によって当該選択キーワード「AAA」を用いて検索が行なわれた結果の文字列情報の一覧が検索結果一覧画面の結果表示領域SA2に表示されている態様を示している。尚、結果表示領域SA2には、検索キーワードを含む文字列情報が当該文字列情報の種類を示す情報と組み合わせて表示されている。
選択文字列情報取得部16は、検索実行部15による文字列情報の検索結果のうち、ユーザーによって選択された文字列情報を選択文字列情報として取得する。例えば、選択文字列情報取得部16は、検索結果一覧画面(図11)の結果表示領域SA2に一覧表示された検索結果の文字列情報のうち、何れか一つの文字列情報がユーザーによってタッチ操作された時点で、当該タッチ操作された文字列情報をRAM等のメモリーに記憶することによって、当該タッチ操作された文字列情報を選択文字列情報として取得する。
選択文字列情報表示部17は、選択文字列情報取得部16によって取得された選択文字列情報を再利用する状態で表示した操作画面を液晶ディスプレイPに表示する。
図12は、メールアドレス選択画面の一例を示す説明図である。図13は、ファクシミリ番号選択画面の一例を示す説明図である。例えば、宛先情報記憶部82に図5に示すように情報が記憶されている場合に、検索キーワードを「AAA」として検索実行部15によって検索が実行され、検索結果一覧画面(図11)の結果表示領域SA2に一覧表示された検索結果の文字列情報のうち、メールアドレス「****@AAA.co.jp」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたものとする。
このとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図12に示すように、液晶ディスプレイPにメールアドレス選択画面を表示する。尚、選択文字列情報表示部17は、メールアドレス選択画面において、選択文字列情報としてのメールアドレス「****@AAA.co.jp」を選択した状態、つまり、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
または、例えば、宛先情報記憶部82に図5に示すように情報が記憶されている場合に、検索キーワードを「06」として検索実行部15によって検索が実行され、当該検索結果の文字列情報のうちのファクシミリ番号「06−####−####」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図13に示すように、液晶ディスプレイPにファクシミリ番号選択画面を表示する。尚、選択文字列情報表示部17は、ファクシミリ番号選択画面において、選択文字列情報としてのファクシミリ番号「06−####−####」を選択した状態、つまり、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
以下、その他の具体例について説明する。図14は、検索結果一覧画面の図11とは別の一例を示す説明図である。図15は、文書ボックス選択画面の一例を示す説明図である。図16は、文書ファイル一覧画面の一例を示す説明図である。
例えば、図14は、ユーザー情報記憶部81に図4に示すように情報が記憶され、且つ、文書ボックス情報記憶部83に図6に示すように情報が記憶されている場合に、ユーザー名称「userA」のユーザーによる操作に基づいて、選択キーワード取得部14によって選択キーワードとして「BA」が取得され、検索実行部15によって当該選択キーワード「BA」を用いて検索が行なわれた結果の文字列情報の一覧が検索結果一覧画面の結果表示領域SA2に表示されている態様を示している。
そして、結果表示領域SA2に表示された文字列情報のうち、文書ボックス名称「ボックスBA」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図15に示すように、液晶ディスプレイPに文書ボックス選択画面を表示する。尚、選択文字列情報表示部17は、文書ボックス選択画面において、選択文字列情報としての文書ボックス名称「ボックスBA」を選択した状態、つまり、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
または、結果表示領域SA2に表示された文字列情報のうち、文書ファイル名称「ファイルBA1」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図16に示すように、液晶ディスプレイPに文書ファイル一覧画面を表示する。尚、選択文字列情報表示部17は、文書ファイル一覧画面において、選択文字列情報としての文書ファイル名称「ファイルBA1」を選択した状態、つまり、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
続いて、図17は、検索結果一覧画面の図11及び図14とは別の一例を示す説明図である。図18は、ユーザー管理画面の一例を示す説明図である。
例えば、図17は、ユーザー情報記憶部81に図4に示すように情報が記憶されている場合に、ユーザー名称「userD」のユーザーによる操作に基づいて、選択キーワード取得部14によって選択キーワードとして「user」が取得され、検索実行部15によって当該選択キーワード「user」を用いて検索が行なわれた結果の文字列情報の一覧が検索結果一覧画面の結果表示領域SA2に表示されている態様を示している。
このように、ユーザーは、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のユーザー名称を検索可能と思われるキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含むユーザー名称を検索することができる。
そして、結果表示領域SA2に表示された文字列情報のうち、ユーザー名称「userA」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図18に示すように、ユーザー名称「userA」に対応付けてユーザー情報記憶部81に記憶されている情報を編集操作するためのユーザー管理画面を液晶ディスプレイPに表示する。ここで、ユーザー管理画面は、ユーザー情報記憶部81に記憶されている情報をユーザー毎に編集操作するための画面である。つまり、選択文字列情報表示部17は、選択文字列情報としてのユーザー名称「userA」に対応付けてユーザー情報記憶部81に記憶されている情報を編集可能なユーザー管理画面を表示することによって、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
また、ユーザー管理画面のソフトキーSK4がユーザーによってタッチ操作されると、制御部10は、図9に示すような検索キーワード入力画面を液晶ディスプレイPに表示する。そして、ユーザーによって、当該表示された検索キーワード入力画面(図9)のソフトキーボードSKEY及び入力キー73a〜73d(図2)を用いて、検索キーワード入力画面の検索キーワードの入力領域DA1に1又は複数のキーワードが入力される。尚、例えばカンマ(,)やスペース等の所定の区切り文字を用いることによって、複数のキーワードを入力することができる。
ユーザーによって、入力領域DA1に1又は複数のキーワードが入力された後、ソフトキーSK2がタッチ操作されると、制御部10は、当該入力領域DA1に編集入力されたキーワードを、当該ユーザー管理画面の編集対象のユーザーの識別情報に対応付けてユーザー情報記憶部81に記憶する。このようにして、ユーザー情報記憶部81に記憶される1又は複数のキーワードは、ユーザーによって編集操作可能になっている。
続いて、図19は、検索結果一覧画面の図11、図14及び図17とは別の一例を示す説明図である。図20は、部門管理画面の一例を示す説明図である。
例えば、図19は、ユーザー情報記憶部81に図4に示すように情報が記憶され、且つ、部門情報記憶部84に図7に示すように情報が記憶されている場合に、ユーザー名称「userD」のユーザーによる操作に基づいて、選択キーワード取得部14によって選択キーワードとして「XX」が取得され、検索実行部15によって当該選択キーワード「XX」を用いて検索が行なわれた結果の文字列情報の一覧が検索結果一覧画面の結果表示領域SA2に表示されている態様を示している。
そして、結果表示領域SA2に表示された文字列情報のうち、部門名称「XX部XX課」が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されたとき、選択文字列情報表示部17は、例えば図20に示すように、部門名称「XX部XX課」に対応付けて部門情報記憶部84に記憶されている情報を編集操作するための部門管理画面を液晶ディスプレイPに表示する。ここで、部門管理画面は、部門情報記憶部84に記憶されている情報を部門毎に編集操作するための画面である。つまり、選択文字列情報表示部17は、選択文字列情報としての部門名称「XX部XX課」に対応付けて部門情報記憶部84に記憶されている情報を編集可能な部門管理画面を表示することによって、選択文字列情報を再利用する状態で表示する。
このように、上記実施形態の構成によれば、ユーザーは、ユーザー情報記憶部81に記憶されている、当該ユーザーの識別情報に対応付けられた1又は複数の検索キーワードを用いて、記憶部81〜84に記憶された文字列情報を検索することができる。このため、ユーザーが検索する場合に頻繁に利用する検索キーワードには、そのユーザー独自の何かしらの法則があると考えられるので、その法則に適した1又は複数の検索キーワードをユーザーによる編集操作によって、当該ユーザーの識別情報に対応付けてユーザー情報記憶部81に記憶しておくことによって、ユーザーは当該記憶しておいた検索キーワードを用いて、効率よく所望の文字列情報を検索することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、検索実行部15による文字列情報の検索結果のうち、ユーザーによって選択された文字列情報が選択文字列情報として選択文字列情報取得部16によって取得されると、選択文字列情報表示部17によって、当該選択文字列情報を再利用する状態で表示した操作画面が液晶ディスプレイPに表示されるため、ユーザーは、検索結果を迅速に再利用することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードから所望のキーワードを選択するだけで、複数の記憶部81〜84を検索対象として、複数の記憶部81〜84にそれぞれ記憶された複数の文字列情報のうち、選択したキーワードを含む文字列情報を検索することができる。このため、各記憶部に記憶されている文字列情報をそれぞれ個別に検索するのにかかる手間が軽減される。
また、上記実施形態の構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む送信先名称並びにメールアドレス及びファクシミリ番号のうちの少なくとも一つを検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む送信先名称並びにメールアドレス及びファクシミリ番号のうちの少なくとも一つとは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む文書ボックス名称及び文書ファイル名称を検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む文書ボックス名称及び文書ファイル名称とは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、ユーザーは、検索指示受付部12によって検索指示が受け付けられた場合に、キーワード表示部13によって表示された1又は複数のキーワードから、所望のキーワードを選択するだけで、選択キーワードを含む部門名称を検索することができるとともに、当該選択キーワードを含む部門名称とは異なる種類の文字列情報も合わせて検索することができる。
尚、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置を複合機1に適用する例について説明したが、これに限らず、スキャナー装置、ファクシミリ装置、プリンター装置及びコピー装置に適用してもよい。
また、上記実施形態において図1乃至図20に示した構成は単なる一例に過ぎず、本発明を当該実施形態に限定する趣旨ではない。
例えば、制御部10が、選択文字列情報取得部16及び選択文字列情報表示部17として機能しないように構成してもよい。これに合わせて、例えば、検索実行部15は、検索結果の文字列情報を通信部9を介して外部に送信する、又は、検索結果の文字列情報で構成されたテキストファイルを作成し、ユーザーが所有する文書ボックス等の所定の記憶部に記憶する構成にしてもよい。
また、部門情報記憶部84を備えないように構成してもよい。
また、文書ボックス情報記憶部83を備えないように構成してもよい。
また、ファクシミリによってデータを送信する機能を備えていない画像形成装置に上記構成を適用する場合等には、宛先情報記憶部82は、ファクシミリ番号を文字列情報として記憶しない構成であってもよい。
また、メールによってデータを送信する機能を備えていない画像形成装置に上記構成を適用する場合等には、宛先情報記憶部82は、メールアドレスを文字列情報として記憶しない構成であってもよい。
また、通信部9を備えておらず、データを外部に送信する機能を備えていない画像形成装置に上記構成を適用する場合等には、宛先情報記憶部82を備えないように構成してもよい。
また、ユーザー情報記憶部81は、全文検索機能の実行時に用いる1又は複数のキーワードのみをユーザー名称と対応付けて記憶する構成にしてもよい。
1 複合機(画像形成装置)
10 制御部
11 識別情報取得部
12 検索指示受付部
13 キーワード表示部
14 選択キーワード取得部
15 検索実行部
16 選択文字列情報取得部
17 選択画面表示部
4 画像形成部
5 原稿読取部
51 スキャナー部
6 原稿給送部
7 操作部
71 タッチパネル装置
72a〜72f インジケーター
73a〜73d 入力キー
74a〜74q スイッチ
8 記憶部
81 ユーザー情報記憶部
82 宛先情報記憶部
83 文書ボックス情報記憶部
84 部門情報記憶部
9 通信部
91 ファクシミリ通信部
93 ネットワークI/F部
95 電話回線
97 LAN
DA1 入力領域
SA1 検索キーワード表示領域
SA2 結果表示領域
SK1〜3 ソフトキー
P 液晶ディスプレイ

Claims (5)

  1. 文字列情報を複数記憶する記憶部と、
    ユーザーを識別する識別情報と対応付けて、1又は複数の検索用のキーワードを記憶するユーザー情報記憶部と、
    前記識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記文字列情報に対する検索指示を受け付ける検索指示受付部と、
    前記検索指示受付部によって、前記検索指示が受け付けられたとき、前記識別情報取得部によって取得された識別情報と対応付けて前記ユーザー情報記憶部に記憶されている1又は複数のキーワードを選択可能に表示するキーワード表示部と、
    前記キーワード表示部によって表示された1又は複数のキーワードのうち、ユーザーによって選択されたキーワードを選択キーワードとして取得する選択キーワード取得部と、
    前記記憶部に記憶された複数の文字列情報のうち、前記選択キーワードを含む文字列情報を検索する検索実行部と
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記記憶部は、複数の種類の文字列情報に対応して複数設けられ、
    前記検索実行部は、前記選択キーワード取得部により前記選択キーワードが取得されたとき、前記複数の記憶部を検索対象とし、前記複数の記憶部にそれぞれ記憶された複数の文字列情報のうち、前記選択キーワードを含む文字列情報を検索する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置から外部に向けて出力される出力データの送信先に関する情報を記憶するアドレス帳であり、前記アドレス帳は、前記送信先を識別するための送信先名称を前記文字列情報として記憶するとともに、前記送信先名称に対応付けて、前記送信先のメールアドレス及び前記送信先のファクシミリ番号のうち少なくとも一つを前記文字列情報として記憶する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置に入出力されるデータを電子ファイル化した文書ファイルの記憶領域である文書ボックスに関する情報を記憶する文書ボックス情報記憶部であり、前記文書ボックス情報記憶部は、前記文書ボックスを識別するための文書ボックス名称を前記文字列情報として記憶するとともに、前記文書ボックス名称に対応付けて、前記文書ボック名称で識別される前記文書ボックスに記憶されている前記文書ファイルを識別するための文書ファイル名称を前記文字列情報として記憶する請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の記憶部のうち少なくとも一つは、前記画像形成装置を利用する部門に関する情報を記憶する部門情報記憶部であり、前記部門情報記憶部は、前記部門を識別するための部門名称を前記文字列として記憶する請求項2から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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