JP2013251706A - 画像形成装置及び宛先候補情報取得システム - Google Patents

画像形成装置及び宛先候補情報取得システム Download PDF

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Abstract

【課題】宛先情報の編集操作時に用いる宛先情報の一部となり得る情報を予め記憶するときの手間を軽減する。
【解決手段】ファクシミリ通信に用いる自局名称を記憶する自局名称記憶部と、ネットワーク通信及びファクシミリ通信のうち少なくとも一方を行うときに用いる宛先情報を記憶する宛先情報記憶部と、宛先情報の一部となり得る宛先候補情報を記憶する候補情報記憶部と、自局名称が掲載されたホームページを検索することを所定のメインサーバーに要求し、検索結果一覧を受信する検索実行部と、検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている宛先候補情報を取得する宛先候補情報取得部と、取得された宛先候補情報を候補情報記憶部に記憶する候補記憶制御部と、候補情報記憶部に記憶されている宛先候補情報を宛先情報記憶部に記憶する宛先情報の一部に用いる編集操作を受け付ける編集操作受付部とを備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、インターネット上のホームページを検索する検索サーバーに接続された画像形成装置に関し、特に、通信に用いる宛先に関する情報を編集する技術に関する。
従来から、スキャナー等の画像読取装置で読み取った画像データを、ネットワークを介して電子メールで送信する、電話回線網を介してファクシミリ送信する等、ネットワーク通信機能及びファクシミリ通信機能を備えた画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置において、ネットワーク通信やファクシミリ通信を行うときには、電子メールに用いるメールアドレスやファクシミリ通信に用いる電話番号等の宛先に関する情報(以下、宛先情報)を入力する手間が必要になる。この手間を軽減するために、頻度高く入力する宛先情報を予め記憶部に記憶しておき、ネットワーク通信やファクシミリ通信を行うときに、記憶部から読み出した宛先情報を用いて簡便に入力する技術が知られている。
例えば、下記特許文献1には、電子メールアドレスを入力する場合に、ドメイン名記憶手段に予め記憶させているドメイン名の全体又は一部を選択可能に表示し、選択されたドメイン名の全体又は一部を電子メールアドレスの一部として入力する技術が記載されている。当該技術によって、電子メールアドレスを入力するときの手間を省くことができる。
特開2002−55922号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、例えば、画像形成装置を初めて利用する場合等に、ドメイン名等の宛先情報の一部となり得る情報(以下、宛先候補情報)を一文字ずつ手動で入力する等して記憶部に予め記憶する手間が必要であり、この手間を改善する余地があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、宛先情報の編集操作時に用いる宛先情報の一部となり得る情報を予め記憶するときの手間を軽減することができる画像形成装置及びこれを備えた宛先候補情報取得システムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、インターネット上のホームページを検索する検索サーバーと通信可能に接続された画像形成装置であって、情報が表示される表示部と、ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、前記ファクシミリ通信に用いる自局の名称である自局名称を記憶する自局名称記憶部と、前記インターネットを介してネットワーク通信を行うネットワーク通信部と、前記ネットワーク通信及び前記ファクシミリ通信のうち少なくとも一方を行うときに用いる宛先に関する情報である宛先情報を記憶する宛先情報記憶部と、前記宛先情報の一部となり得る情報である宛先候補情報を記憶する候補情報記憶部と、前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称が掲載されたホームページを検索することを前記検索サーバーとして予め定められたメインサーバーに要求するとともに、当該要求に応答して前記メインサーバーによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する前記ネットワーク通信を前記ネットワーク通信部によって行わせる自動検索処理を実行する検索実行部と、前記自動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する宛先候補情報取得部と、前記宛先候補情報取得部で取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する候補記憶制御部と、前記候補情報記憶部に記憶されている前記宛先候補情報を、前記宛先情報記憶部に記憶する対象の前記宛先情報の一部に用いる編集の操作を受け付ける編集操作受付部と、を備える。
この構成によれば、メインサーバーから受信した、自局名称が掲載されたホームページの一覧から、宛先情報の一部となり得る宛先候補情報が取得される。そして、この取得した宛先候補情報を宛先情報の一部に用いる編集の操作が受け付けられる。つまり、自局名称記憶部に記憶された自局名称が掲載されているホームページから、自局に関連する例えばメールアドレスや電話番号等の、宛先情報の一部となり得る可能性の高い情報を自動的に取得して記憶することができる。したがって、宛先情報の編集操作時に用いる宛先情報の一部となり得る宛先候補情報を予め記憶するときの手間を軽減することができる。
また、前記メインサーバーとは異なる検索サーバーを識別するサーバー情報の入力を受け付ける検索サーバー受付部と、前記検索サーバー受付部への前記サーバー情報の入力を案内するサーバー入力案内部と、前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称が掲載されたホームページを検索することを前記検索サーバー受付部で受け付けられた前記サーバー情報に対応する検索サーバーである代替サーバーに要求するとともに、当該要求に応答して前記代替サーバーによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する前記ネットワーク通信を前記ネットワーク通信部によって行わせる手動検索処理を実行する手動検索実行部と、前記手動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する候補情報手動取得部と、を更に備え、前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得されなかった場合に、前記サーバー入力案内部によって前記サーバー情報の入力を案内させる処理と、前記手動検索実行部によって前記手動検索処理を実行させる処理と、前記候補情報手動取得部によって取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する処理とを実行することが好ましい。
この構成によれば、自動的に宛先候補情報を取得できなかった場合であっても、ユーザーは、サーバー入力案内部による検索サーバー受付部へのサーバー情報の入力の案内に従って、効率よく検索サーバー受付部へのサーバー情報の入力の操作を行うことができる。そして、当該入力したサーバー情報に対応する代替サーバーを介して、宛先候補情報を自動的に取得して記憶することができる。
また、前記宛先候補情報取得部によって取得された前記宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報の入力を受け付ける確認情報受付部と、前記確認情報受付部への前記確認情報の入力を案内する確認入力案内部と、を更に備え、前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得された場合に、前記確認入力案内部によって前記確認情報の入力を案内させる処理を実行し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられたときに、前記確認情報に対応する前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーによって正しいことが確認された宛先候補情報が、候補情報記憶部に記憶される。このため、宛先情報の編集操作に用いる可能性が高い、有用な宛先候補情報を候補情報記憶部に記憶することができる。したがって、宛先情報の編集操作に用いないような宛先候補情報を、無作為に候補情報記憶部に記憶することを軽減することができる。
また、前記宛先候補情報取得部によって取得された前記宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報の入力を受け付ける確認情報受付部と、前記確認情報受付部への前記確認情報の入力を案内する確認入力案内部と、を更に備え、前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得された場合に、前記確認入力案内部によって前記確認情報の入力を案内させる処理を実行し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられたときに、前記確認情報に対応する前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられなかったときには、前記サーバー入力案内部によって前記サーバー情報の入力を案内させる処理と、前記手動検索実行部に前記手動検索処理を実行させる処理と、前記候補情報手動取得部によって取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する処理とを実行することが好ましい。
この構成によれば、メインサーバーを介して有用な宛先候補情報を取得することができなかった場合であっても、ユーザーは、サーバー入力案内部による検索サーバー受付部へのサーバー情報の入力の案内に従って、効率よく検索サーバー受付部へのサーバー情報の入力の操作を行うことができる。そして、当該入力したサーバー情報に対応する代替サーバーを介して、宛先候補情報を自動的に取得して記憶することができる。
また、複数の検索サーバーが前記メインサーバーとして予め定められており、前記検索実行部は、前記複数の検索サーバーのそれぞれを前記メインサーバーとして用いる前記自動検索処理を連続して実行し、前記宛先候補情報取得部は、前記連続して実行された前記自動検索処理によって受信された全ての前記検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得することが好ましい。
この構成によれば、複数の検索サーバーによる検索結果を用いて宛先候補情報が取得されるので、宛先候補情報が取得できない虞を軽減することができる。
また、前記ファクシミリ通信に用いる自局の番号である自局番号を記憶する自局番号記憶部を更に備え、前記検索実行部は、前記自動検索処理において、前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称と前記自局番号記憶部に記憶されている前記自局番号とがともに掲載されたホームページを検索することを前記メインサーバーに要求することが好ましい。
この構成によれば、自局名称と自局番号とがともに掲載されたホームページの一覧から宛先情報の一部となり得る宛先候補情報が取得される。このため、取得される宛先候補情報が、自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
また、前記宛先候補情報は、前記ネットワーク通信に用いるメールアドレスの少なくとも一部を示す情報を含むことが好ましい。
この構成によれば、宛先情報の一部として、ネットワーク通信に用いるメールアドレスを示す情報を編集する操作を行うときの手間を軽減することができる。
また、前記宛先候補情報は、前記ファクシミリ通信に用いる電話番号を示す情報を含むことが好ましい。
この構成によれば、宛先情報の編集操作時に、ファクシミリ通信に用いる電話番号を示す情報を編集する操作を行うときの手間を軽減することができる。
また、前記宛先候補情報取得部は、前記自動検索処理によって受信された前記検索結果一覧のうちの先頭のホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得することが好ましい。
一般的に、検索サーバーの検索結果一覧に含まれるホームページのうち、先頭のホームページは、検索キーワードが掲載されている可能性が最も高いホームページになっている。この構成によれば、メインサーバーによる検索結果一覧に含まれるホームページのうち、自局名称が掲載されている可能性が最も高い先頭のホームページから宛先候補情報が取得される。したがって、取得される宛先候補情報が自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
また、前記候補情報手動取得部は、前記手動検索処理によって受信された前記検索結果一覧のうちの先頭のホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得することが好ましい。
一般的に、検索サーバーの検索結果一覧に含まれるホームページのうち、先頭のホームページは、検索キーワードが掲載されている可能性が最も高いホームページになっている。この構成によれば、代替サーバーによる検索結果一覧に含まれるホームページのうち、自局名称が掲載されている可能性が最も高い先頭のホームページから宛先候補情報が取得される。したがって、取得される宛先候補情報が自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
また、本発明に係る宛先候補情報取得システムは、前記メインサーバーと、前記画像形成装置と、を備える。
この構成によれば、当該宛先候補情報システムに備えられた画像形成装置において、上記の何れかの効果を奏することができる。
本発明によれば、ユーザーが宛先情報の編集操作を行うときの手間を軽減することができる画像形成装置及びこれを備えた宛先候補情報取得システムを提供することが可能になる。
本発明に係る画像形成装置が接続される電話回線網及びネットワークの一例を示す説明図。 本発明に係る画像形成装置の一例である複合機の概略構造図。 操作部の一例を示す説明図。 複合機の電気的構成の一例を示すブロック図。 検索実行部によって実行される自動検索処理の一例を示す説明図。 サーバー情報の入力を案内する画面の一例を示す説明図。 宛先候補情報の正否を示す確認情報の入力を案内する画面の一例を示す説明図。 宛先情報の編集操作の前半の一例を示す説明図。 宛先情報の編集操作の後半の一例を示す説明図。 宛先候補情報を記憶する動作の前半の一例を示すフローチャート。 宛先候補情報を記憶する動作の後半の一例を示すフローチャート。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置が接続される電話回線網及びネットワークの一例を示す説明図である。
図1に示すように、本発明に係る画像形成装置の一例である複合機1は、電話回線網95、及びLAN(Local Area Network)97やインターネット99等のネットワークに接続されている。複合機1は、電話回線網95を介してファクシミリ装置EFとの間でファクシミリ通信を行う。また、複合機1は、LAN97を介してパーソナルコンピューター等のコンピューターECとの間でネットワーク通信を行う。
また、複合機1は、インターネット99を介して、例えばグーグル(google)やヤフー(yahoo)等の検索サーバーESにインターネット上のホームページの検索を要求し、当該要求に応答して検索されたホームページの一覧を受信するネットワーク通信を行う。
複合機1においては、主に利用する検索サーバーESとしてメインサーバーMSが予め定められており、検索サーバーESをメインサーバーMSとは異なる代替サーバーASに変更する指示の入力が受け付けられない限りは、メインサーバーMSを用いてインターネット上のホームページを検索するネットワーク通信が行なわれる。このように、複合機1とメインサーバーMSとを備えた情報検索システム(宛先候補情報取得システム)SYSが構成されている。尚、情報検索システムSYSは、上記構成に限らず、メインサーバーMSがインターネット99及びLAN97に接続され、LAN97を介して複合機1に接続されている構成であってもよい。
図2は、複合機1の概略構造図である。図2に示すように、複合機1は、原稿読取部5と、原稿給送部6と、本体部8と、操作部7と、を備えている。
原稿読取部5は、本体部8の上部に配設されている。原稿読取部5は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)等からなるスキャナー部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53と、を備えている。
スキャナー部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを後述の制御部10へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを後述の制御部10へ出力する。
原稿給送部6は、原稿読取部5の上方に配設されている。原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出する原稿搬送機構63と、を備えている。
本体部8は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461又は手差しトレイ462から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部4へ搬送する給紙ローラー412と、搬出されてきた用紙に画像を形成する画像形成部4と、画像が形成された用紙が排出されるスタックトレイ47及び排出トレイ48と、を備えている。
画像形成部4は、用紙搬送部41と、光走査装置42と、感光体ドラム43と、現像部44と、転写部45と、定着部46と、を備えている。
用紙搬送部41は、画像形成部4内の用紙搬送路中に設けられ、給紙ローラー412によって搬送されてきた用紙を感光体ドラム43に供給する搬送ローラー413や、用紙をスタックトレイ47まで搬送する搬送ローラー414や、用紙を排出トレイ48まで搬送する搬送ローラー415等を備えている。
光走査装置42は、制御部10に入力された画像データに基づいてレーザー光を出力する。光走査装置42は、このレーザー光によって感光体ドラム43を走査することで、感光体ドラム43上に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体ドラム43上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する。転写部45は、感光体ドラム43上のトナー像を用紙に転写する。定着部46は、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる。
操作部7は、複合機1の正面部に設けられ、ユーザーによる種々の操作指示を入力可能に構成されている。図3は、操作部7の一例を示す説明図である。図3に示すように、操作部7には、タッチパネル装置71、インジケーター72a〜72f、入力キー73a〜73d、スイッチ74a〜74m、スタートキー75、ストップキー76、及びリセットキー77が設けられている。
タッチパネル装置71は、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ(表示部)Pを備えている。タッチパネル装置71は、このタッチパネル機能によって、液晶ディスプレイPに表示されたソフトキーがユーザーによって触れられたときには、そのソフトキーの押下操作の指示を受け付ける。
インジケーター72a〜72fは、発光ダイオードなどからなり、点滅或いは点灯/消灯することによって、複合機1の状態を示す。例えば、インジケーター72aは印刷中に点滅し、インジケーター72bは外部にデータを送信中に点滅し、インジケーター72cは外部からデータを受信中に点滅する。インジケーター72dは複合機1内に備えられたハードディスクやメモリー等に記憶されているデータにアクセス中に点滅する。インジケーター72eは異常が発生した場合に点灯又は点滅する。インジケーター72fは複合機1に電源が投入されているときに点灯する。
入力キー73a〜73dは、数字や記号を入力したり、入力済みの文字列を消去又は確定するために設けられている。例えば、入力キー73aは、所謂置数キー群であり、数字や記号を入力するために設けられている。入力キー73bは、所謂クリアキーであり、入力済みの文字列を消去するために設けられている。入力キー73cは、所謂短縮キーであり、予めメモリー等に記憶済みの文字列を読み出して入力するために設けられている。入力キー73dは、所謂エンターキー(リターンキー)であり、文字列の入力指示やソフトキーの選択指示等を確定するために設けられている。
スイッチ74a〜74mは、複合機1に備えられた各機能を切り替えるスイッチである。例えば、代表的なものとして、スイッチ74aは、複合機1の動作全般に関わる初期設定を行うためのシステムメニュー機能に切り替えて、ユーザーに初期設定の設定操作を行わせるための操作画面を、液晶ディスプレイPに表示するスイッチである。スイッチ74kは、スキャナー部51で読み取られた画像データを後述の通信部9を介して外部に送信する送信機能に切り替え、送信機能に関わる設定内容をユーザーに設定操作させるための操作画面を、液晶ディスプレイPに表示するスイッチである。
スタートキー75は、各種機能の動作を開始するために設けられている。ストップキー76は、各種機能の動作を停止するために設けられている。リセットキー77は、各種機能の設定内容を初期状態に戻すために設けられている。
図4は、複合機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。複合機1は、原稿給送部6、原稿読取部5、画像形成部4、操作部7、制御部10、通信部9、自局名称記憶部31、自局番号記憶部32、宛先情報記憶部33、及び候補情報記憶部34等の各部が相互に通信可能なように接続されている。以下、図1乃至図3と同じ符号を付した部分については、特筆しない限り、説明を省略する。
通信部9は、ファクシミリ通信部91と、ネットワーク通信部93と、を備えている。ファクシミリ通信部91は、電話回線網95に接続されている。
ファクシミリ通信部91は、相手先のファクシミリ装置EFとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリ通信用の信号を変復調する変復調回路を備えている。ファクシミリ通信部91は、原稿読取部5によって読み取られた画像データを、電話回線網95を介して他のファクシミリ装置EFへ送信したり、他のファクシミリ装置EFから送信されてきた画像データを受信する。
ネットワーク通信部93は、LAN(Local Area Network)97やインターネット99等のネットワークに接続されている。ネットワーク通信部93は、LAN97に接続されたパソコン等のコンピューターECやインターネット99に接続された検索サーバーESとの間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。
ネットワーク通信部93は、原稿読取部5によって読み取られた画像データを、LAN97を介して外部のコンピューターECへ送信したり、外部のコンピューターECから送信されてきた画像データを受信する。
また、ネットワーク通信部93は、操作部7等を用いて入力された検索キーワードを含むインターネット上のホームページを検索するよう、インターネット99を介して検索サーバーESに要求し、当該要求に応答して検索サーバーESから返信された検索結果であるホームページの一覧を受信する。
自局名称記憶部31は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置によって構成されている。自局名称記憶部31には、ファクシミリ通信部91によるファクシミリ通信に用いる、例えば、当該複合機1が配置されている会社の名称等の自局の名称(以下、自局名称と称す)が記憶されている。
自局番号記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置によって構成されている。自局番号記憶部32には、ファクシミリ通信部91によるファクシミリ通信に用いる自局の番号(以下、自局番号と称す)が記憶されている。
宛先情報記憶部33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置によって構成されている。宛先情報記憶部33には、後述するように、ネットワーク通信部93によるネットワーク通信及びファクシミリ通信部91によるファクシミリ通信を行うときに用いる、例えばメールアドレスや電話番号等の宛先に関する情報(以下、宛先情報と称す)が記憶される。
候補情報記憶部34は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置によって構成されている。候補情報記憶部34には、後述するように、例えばメールアドレスに含まれる「@」文字以降のドメイン名を表す文字列やファクシミリ通信に用いる電話番号のうちの市外局番を示す数字等の、宛先情報の一部となり得る情報(以下、宛先候補情報と称す)が記憶される。
制御部10は、例えば、所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、所定の制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)やデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等のメモリー、画像処理等の所定の処理を高速処理可能に構成された専用ハードウェアであるASIC(Application Specific Integrated Circuits)、及び、これらの周辺回路等を備えている。制御部10は、ROM等に記憶された制御プログラムをCPUによって実行することによって各種処理を実行し、複合機1内の各部の動作を制御させる。これによって、制御部10は、複合機1に備えられた複数の機能をそれぞれ実行する。
制御部10は、ユーザーによって宛先情報を編集操作させるための制御に関して、特に、検索実行部11、宛先候補情報取得部12、検索サーバー受付部13、サーバー入力案内部14、手動検索実行部15、候補情報手動取得部16、確認情報受付部17、確認入力案内部18、候補記憶制御部19、及び編集操作受付部20として機能する。
検索実行部11は、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称が掲載されたホームページを検索することを、検索サーバーESとして予め定められたメインサーバーMSに要求するとともに、当該要求に応答してメインサーバーMSによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信するネットワーク通信をネットワーク通信部93によって行わせる自動検索処理を実行する。
図5は、検索実行部11によって実行される自動検索処理の一例を示す説明図である。具体的には、検索実行部11は、自動検索処理を開始すると、例えば図5に示すように、先ず、ホームページを閲覧するためのウェブブラウザBを起動して、ウェブブラウザBによってメインサーバーMSの検索用のホームページを表示させる。尚、メインサーバーMSの検索用のホームページにアクセスするためのURL等のネットワークアドレス情報は、予めROM等に記憶されている。
そして、検索実行部11は、例えばウェブブラウザBによってスクリプトを実行させる等して、メインサーバーMSの検索用のホームページの検索キーワードの入力欄DA1に自局名称記憶部31に記憶されている自局名称(図5において「A株式会社」)を入力する。
そして、検索実行部11は、例えばウェブブラウザBによってスクリプトを実行させる等して、メインサーバーMSに検索の実行を要求するための検索実行キーSK1を押下操作した状態にする。これによって、検索実行部11は、検索キーワードの入力欄DA1に自動的に入力された自局名称を検索キーワードとして、自局名称が掲載されたホームページを検索することをメインサーバーMSに要求する。
そして、当該要求に応答してメインサーバーMSによって検索された、自局名称が掲載されたホームページのネットワークアドレス情報の一覧である検索結果一覧が、ネットワーク通信部93を介して受信されて、ウェブブラウザBによって表示される。これによって、検索実行部11は、自動検索処理を終了する。
図4に戻り、宛先候補情報取得部12は、検索実行部11による自動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページに掲載されている宛先候補情報を取得する。
具体的には、宛先候補情報取得部12は、例えばウェブブラウザBによってスクリプトを実行させる等して、検索結果一覧のうちの先頭のネットワークアドレス情報に対応するホームページをウェブブラウザBに表示させる。
そして、宛先候補情報取得部12は、ウェブブラウザBに表示されたホームページのソースコードの中から、例えば「<A HREF=mailto:"xxx@domainA.co.jp"」の記載によって指定されているメールアドレス(上記において、xxx@domainA.co.jp)や、「<A HREF=tel:"06-****-****"」の記載によって指定された電話番号(上記において、06-****-****)等の宛先情報を取得する。尚、宛先候補情報取得部12が、ウェブブラウザBに表示されたホームページのソースコードの中から宛先情報を取得する方法を、これに限定する趣旨ではない。例えば、<address>タグで囲まれている文字列のうち、ドット(.)やアットマーク(@)を含む文字列を取得する等の方法であってもよい。
そして、宛先候補情報取得部12は、ホームページのソースコードの中から取得した宛先情報から、少なくとも一部の情報を宛先候補情報として取得する。例えば、宛先候補情報取得部12は、ホームページのソースコードの中から取得したメールアドレスから、アットマーク(@)以降のドメイン名を表す文字列(上記の場合、domainA.co.jp)を宛先候補情報として取得する。また、宛先候補情報取得部12は、ホームページのソースコードの中から取得した電話番号から、先頭の数字から最初のハイフンまでの市外局番を表す数字の文字列(上記の場合、06)を、宛先候補情報として取得する。尚、宛先候補情報取得部12が宛先候補情報として取得する情報は、上記の例に限らず、例えば、メールアドレスのうちの最後のドット(.)以降の国を表す文字列であってもよい。
図4に戻り、検索サーバー受付部13は、メインサーバーMSとは異なる検索サーバーESを識別するサーバー情報の入力を受け付ける。サーバー入力案内部14は、検索サーバー受付部13へのサーバー情報の入力を案内する。
図6は、サーバー情報の入力を案内する画面の一例を示す説明図である。具体的には、サーバー入力案内部14は、例えば図6に示すように、メインサーバーMSとは異なる検索サーバーESのネットワークアドレス情報を入力させるためのサーバー情報入力画面W1を液晶ディスプレイPに表示させる。
サーバー情報入力画面W1には、ネットワークアドレス情報が入力されるサーバー情報入力欄DA2と、ユーザーによって触れられた位置に表示されている文字をサーバー情報入力欄DA2に入力するソフトウェアキーボードSKEY2と、OKキーSK2が表示される。
そして、サーバー情報入力欄DA2に、ソフトウェアキーボードSKEY2を用いて、メインサーバーMSとは異なる検索サーバーESにアクセスするためのネットワークアドレス情報がユーザーによって入力された後、OKキーSK2が押下されると、検索サーバー受付部13は、サーバー情報入力欄DA2に入力されたネットワークアドレス情報を、サーバー情報として受け付ける。
図4に戻り、手動検索実行部15は、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称が掲載されたホームページを検索することを、検索サーバー受付部13で受け付けられたサーバー情報に対応する検索サーバーESである代替サーバーASに要求するとともに、当該要求に応答して代替サーバーASによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信するネットワーク通信をネットワーク通信部93によって行わせる手動検索処理を実行する。
つまり、手動検索処理は、上記の検索実行部11によって実行される自動検索処理において、自局名称が掲載されたホームページを検索することを要求する先の検索サーバーESを、メインサーバーMSに代えて代替サーバーASにしたものと同じ処理である。このため、手動検索処理の詳細な説明を省略する。
候補情報手動取得部16は、手動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページに掲載されている宛先候補情報を取得する。尚、候補情報手動取得部16が宛先候補情報を取得する方法は、上記の宛先候補情報取得部12が自動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページに掲載されている宛先候補情報を取得する方法と同様である。このため、詳細な説明を省略する。
確認情報受付部17は、宛先候補情報取得部12によって取得された宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報の入力を受け付ける。確認入力案内部18は、確認情報受付部17への確認情報の入力を案内する。
候補記憶制御部19は、宛先候補情報取得部12によって宛先候補情報が取得された場合に、確認入力案内部18によって確認情報の入力を案内させる処理を実行し、確認情報受付部17によって正しいことを示す確認情報が受け付けられたときに、確認情報に対応する宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する。
図7は、宛先候補情報の正否を示す確認情報の入力を案内する画面の一例を示す説明図である。具体的には、確認入力案内部18は、例えば図7(a)に示すように、宛先候補情報確認画面W2を液晶ディスプレイPに表示させる。
宛先候補情報確認画面W2には、宛先候補情報取得部12によって取得された宛先候補情報にそれぞれ対応するソフトキーR1〜R4と、OKキーSK3と、削除キーSK4と、キャンセルキーSK5と、が表示される。
宛先候補情報確認画面W2において、ユーザーによってソフトキーR1〜R4のうちの何れか(例えばソフトキーR1)が押下された状態で、削除キーSK4が押下されると、確認情報受付部17は、当該押下された状態のソフトキー(例えばソフトキーR1)に対応する宛先候補情報が正しくないことを示す確認情報の入力を受け付ける。尚、確認情報受付部17によって正しくないことを示す確認情報の入力が受け付けられた場合、候補記憶制御部19は、例えば図7(b)に示すように、宛先候補情報確認画面W2に表示されている当該正しくないことを示す確認情報に対応するソフトキー(例えばソフトキーR1)を非表示にする。
一方、宛先候補情報確認画面W2においてOKキーSK3が押下されると、確認情報受付部17は、当該押下時に宛先候補情報確認画面W2に表示されているソフトキー(図7(b)においてソフトキーR2〜R4)に対応する宛先候補情報がそれぞれ正しいことを示す確認情報の入力を受け付ける。
確認情報受付部17によって宛先候補情報が正しいことを示す確認情報の入力が受け付けられると、候補記憶制御部19は、当該正しいことを示す確認情報に対応する宛先候補情報(図7(b)においてソフトキーR2〜R4に対応する宛先確認情報)を候補情報記憶部34に記憶する。
また、宛先候補情報確認画面W2においてキャンセルキーSK5が押下された場合、及び、宛先候補情報確認画面W2において一つもソフトキーが表示されていない状態でOKキーSK3が押下された場合、確認情報受付部17は、宛先候補情報が正しいことを示す確認情報が受け付けられなかったものとして、宛先候補情報取得部12によって取得された全ての宛先候補情報がそれぞれ正しくないことを示す確認情報の入力を受け付ける。
このように、確認情報受付部17によって正しいことを示す確認情報が受け付けられなかったときには、候補記憶制御部19は、サーバー入力案内部14によってサーバー情報の入力を案内させる処理と、手動検索実行部15に手動検索処理を実行させる処理と、候補情報手動取得部16によって取得された宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する処理とを実行する。
また、候補記憶制御部19は、宛先候補情報取得部12によって宛先候補情報が取得されなかった場合に、サーバー入力案内部14によってサーバー情報の入力を案内させる処理と、手動検索実行部15によって手動検索処理を実行させる処理と、候補情報手動取得部16によって取得された宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する処理とを実行する。
編集操作受付部20は、候補情報記憶部34に記憶されている宛先候補情報を、宛先情報記憶部33に記憶する対象の宛先情報の一部に用いる編集の操作を受け付ける。
図8は、宛先情報の編集操作の前半の一例を示す説明図である。図9は、宛先情報の編集操作の後半の一例を示す説明図である。具体的には、例えば、ユーザーによってスイッチ74a(図3)が押下されると、制御部10によってシステムメニュー機能の操作画面が液晶ディスプレイPに表示される。更に、システムメニュー機能の操作画面において、ユーザー管理用の操作画面を表示させるためのソフトキーがユーザーによって押下されると、例えば図8(a)に示すように、制御部10によって、ユーザー管理用の操作画面W3が液晶ディスプレイPに表示される。
ユーザー管理用の操作画面W3には、複合機1を利用するときに用いる複数の設定内容の初期値を、ユーザー毎に編集するための操作画面を表示させるために、各設定内容に対応するソフトキー(例えば図8(a)においてソフトキーE1〜E4)が表示されている。
例えば、ソフトキーE1が押下されると、複合機1にログインするときのユーザー名を編集するための操作画面(図略)が制御部10によって液晶ディスプレイPに表示される。当該操作画面においてユーザー名が編集されると、当該編集されたユーザー名(例えば、図8(a)においては「USERA」)が、制御部10によってソフトキーE1上に表示される。
また、ソフトキーE2が押下されると、ソフトキーE1が押下された場合と同様に、複合機1にログインするときのパスワードを編集するための操作画面(図略)が制御部10によって液晶ディスプレイPに表示される。そして、当該操作画面において編集されたパスワードが、ユーザーによって視認できない態様で(例えば図8(a)において「********」)、制御部10によってソフトキーE2上に表示される。
また、ソフトキーE3が押下されると、例えば図8(b)に示すように、ソフトキーE1に対応するユーザーがメール送信時に用いるメールアドレスを編集するための操作画面であるメールアドレス編集画面W4が、制御部10によって液晶ディスプレイPに表示される。
メールアドレス編集画面W4には、メールアドレスが入力されるメールアドレス入力欄DA3と、ユーザーによって触れられた位置に表示されている文字をメールアドレス入力欄DA3に入力するソフトウェアキーボードSKEY3と、OKキーSK7が表示される。
そして、ユーザーによって、ソフトウェアキーボードSKEY3を用いてメールアドレス入力欄DA3へのメールアドレスの入力が開始された後、例えばアットマーク「@」が入力されたときに、編集操作受付部20は、候補情報記憶部34に記憶されている宛先候補情報を宛先情報の一部に用いる編集の操作の開始指示を受け付ける。
編集操作受付部20によって当該開始指示が受け付けられると、制御部10は、例えば図9(a)に示すように、宛先候補情報選択画面W5を液晶ディスプレイPに表示させる。宛先候補情報選択画面W5には、候補情報記憶部34に記憶されている宛先候補情報に対応するソフトキーL1〜L4と、OKキーSK6と、が表示される。
宛先候補情報選択画面W5において、ユーザーによってソフトキーL1〜L4のうちの何れか(例えばソフトキーL1)が押下された状態で、OKキーSK6が押下されると、編集操作受付部20は、当該押下された状態のソフトキー(例えばソフトキーL1)に対応する宛先候補情報(図9(a)において「domainA.co.jp」)の入力を受け付ける。
編集操作受付部20によって当該宛先候補情報の入力が受け付けられると、制御部10は、宛先候補情報選択画面W5を非表示にし、例えば図9(b)に示すように、メールアドレス編集画面W4のメールアドレス入力欄DA3に入力されているアットマーク「@」に続けて、当該受け付けられた宛先候補情報(図9(b)において「domainA.co.jp」)を表示させる。
そして、ユーザーによってメールアドレス編集画面W4のOKキーSK7が押下されると、編集操作受付部20は、メールアドレス編集画面W4のメールアドレス入力欄DA3に入力されたメールアドレスの入力を受け付ける。編集操作受付部20によってメールアドレスの入力が受け付けられると、制御部10は、メールアドレス編集画面W4を非表示にし、当該受け付けられたメールアドレスを宛先情報として宛先情報記憶部33に記憶する。また、当該受け付けられたメールアドレスは、制御部10によって、ユーザー管理用の操作画面W3(図8(a))におけるソフトキーE3上に表示される。
ユーザー管理用の操作画面W3(図6(a))において、ソフトキーE4が押下されると、ソフトキーE3が押下された場合と同様に、例えば図8(b)と同様に、ソフトキーE1に対応するユーザーがファクシミリ通信時に用いる電話番号を編集するための操作画面である電話番号編集画面(図略)が、制御部10によって液晶ディスプレイPに表示される。
電話番号編集画面(図略)が液晶ディスプレイPに表示されると、例えば電話番号編集画面が表示された直後に、編集操作受付部20は、候補情報記憶部34に記憶されている宛先候補情報を宛先情報の一部に用いる編集の操作の開始指示を受け付ける。
編集操作受付部20によって当該開始指示が受け付けられると、制御部10は、宛先候補情報選択画面W5(図9(a))を液晶ディスプレイPに表示させる。そして、宛先候補情報選択画面W5において、ユーザーによってソフトキーL1〜L4のうちの何れか(例えばソフトキーL3)が押下された状態で、OKキーSK6が押下されると、編集操作受付部20は、当該押下された状態のソフトキー(例えばソフトキーL3)に対応する宛先候補情報(図9(a)において「06」)の入力を受け付ける。
編集操作受付部20によって当該宛先候補情報の入力が受け付けられると、制御部10は、宛先候補情報選択画面W5を非表示にし、電話番号編集画面(図略)に設けられた電話番号の入力欄に、当該受け付けられた宛先候補情報(例えば、ソフトキーL3に対応する「06」)を表示させる。
ユーザーによって電話番号編集画面(図略)における電話番号の入力を完了する操作が行われると、編集操作受付部20は、当該電話番号の入力を受け付ける。編集操作受付部20によって電話番号の入力が受け付けられると、制御部10は、電話番号編集画面(図略)を非表示にし、当該受け付けられた電話番号を宛先情報として宛先情報記憶部33に記憶する。また、当該受け付けられた電話番号は、制御部10によって、ユーザー管理用の操作画面W3(図8(a))におけるソフトキーE4上に表示される。
次に、図10及び図11を用いて、宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する動作について説明する。図10は、宛先候補情報を記憶する動作の前半の一例を示すフローチャートである。図11は、宛先候補情報を記憶する動作の後半の一例を示すフローチャートである。
例えば図10に示すように、例えば液晶ディスプレイPに表示されたソフトキーが押下される等の所定のタイミングで、宛先候補情報を記憶する動作が開始されると、検索実行部11は、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称を読み出し(S1)、当該読み出した自局名称が掲載されたホームページを検索することをメインサーバーMSに要求する(S2、自動検索処理)。そして、検索実行部11は、ネットワーク通信部93を介して、ステップS2における要求に応答してメインサーバーMSによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する(S3、自動検索処理)。
そして、宛先候補情報取得部12は、ステップS3で受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページに掲載されている宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得する(S4)。
ステップS4において宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が取得された場合(S5;YES)、候補記憶制御部19は、確認入力案内部18によって、ステップS4で取得された宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報を入力する画面(例えば、図7に示す宛先候補情報確認画面W2)を液晶ディスプレイPに表示させる(S6)。
そして、ステップS6で表示された画面(例えば、図7に示す宛先候補情報確認画面W2)において、例えば宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が1つ以上表示されている状態で所定のソフトキー(例えば、図7においてOKキーSK3)が押下される等して、宛先候補情報が正しいことを示す確認情報の入力が確認情報受付部17によって受け付けられると(S7;YES)、候補記憶制御部19は、当該正しいことを示す確認情報に対応する宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する(S8)。
一方、ステップS4において宛先候補情報取得部12によって宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が一件も取得されなかった場合(S5;NO)、例えば図11に示すように、候補記憶制御部19は、サーバー入力案内部14によって、メインサーバーMSとは異なる検索サーバーESを識別するサーバー情報を入力するための画面(例えば、図6に示すサーバー情報入力画面W1)を液晶ディスプレイPに表示させる(S9)。
また、ステップS6で表示された画面(例えば、図7に示す宛先候補情報確認画面W2)において、例えば、当該画面を非表示にするソフトキー(例えば、図7においてキャンセルキーSK5)が押下される、或いは、宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が1件も表示されていない状態で所定のソフトキー(例えば、図7においてOKキーSK3)が押下される等して、宛先候補情報が正しいことを示す確認情報の入力が確認情報受付部17によって受け付けられなかった場合(S7;NO)も、ステップS9を実行する。
そして、ステップS9で表示された画面(例えば、図6に示すサーバー情報入力画面W1)において、所定の入力欄(例えば、図6においてサーバー情報入力欄DA2)にサーバー情報が入力された状態で、入力を確定するための所定のソフトキー(例えば、図6においてOKキーSK2)が押下される等して、検索サーバー受付部13によってサーバー情報の入力が受け付けられると(S10;YES)、手動検索実行部15は、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称を読み出す(S11)。
そして、手動検索実行部15は、ステップS11で読み出した自局名称が掲載されたホームページを検索することを、ステップS10で受け付けられたサーバー情報によって識別される代替サーバーASに要求する(S12、手動検索処理)。そして、手動検索実行部15は、ネットワーク通信部93を介して、ステップS12における要求に応答して代替サーバーASによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する(S13、手動検索処理)。
そして、候補情報手動取得部16は、ステップS13で受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページに掲載されている宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得する(S14)。そして、ステップS14において宛先候補情報が取得された場合(S15;YES)、候補記憶制御部19は、ステップS14で取得された宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶する(S16)。一方、ステップS14において宛先候補情報が取得されなかった場合(S15;NO)は、宛先候補情報を記憶する動作を終了する。
このように、上記実施形態の構成によれば、メインサーバーMSから受信した、自局名称が掲載されたホームページの一覧から、宛先情報(例えば、メールアドレス、電話番号等)の一部となり得る宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が取得される。そして、この取得した宛先候補情報を宛先情報の一部に用いる編集の操作が受け付けられる。つまり、自局名称記憶部31に記憶された自局名称が掲載されているホームページから、自局に関連する例えばメールアドレスや電話番号等の、宛先情報の一部となり得る可能性の高い情報を自動的に取得して記憶することができる。したがって、宛先情報の編集操作時に用いる宛先情報の一部となり得る宛先候補情報を予め記憶するときの手間を軽減することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、自動的に宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得できなかった場合であっても、ユーザーは、サーバー入力案内部14による検索サーバー受付部13へのサーバー情報の入力の案内に従って、効率よく検索サーバー受付部13へのサーバー情報の入力の操作を行うことができる。そして、当該入力したサーバー情報に対応する代替サーバーASを介して、宛先候補情報を自動的に取得して記憶することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、ユーザーによって正しいことが確認された宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が候補情報記憶部34に記憶される。このため、宛先情報(例えば、メールアドレス、電話番号等)の編集操作に用いる可能性が高い、有用な宛先候補情報を候補情報記憶部34に記憶することができる。したがって、宛先情報の編集操作に用いないような宛先候補情報を、無作為に候補情報記憶部34に記憶することを軽減することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、メインサーバーMSを介して有用な宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得することができなかった場合であっても、ユーザーは、サーバー入力案内部14による検索サーバー受付部13へのサーバー情報の入力の案内に従って、効率よく検索サーバー受付部13へのサーバー情報の入力の操作を行うことができる。そして、当該入力したサーバー情報に対応する代替サーバーASを介して、宛先候補情報を自動的に取得して記憶することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、宛先情報(例えば、メールアドレス)の一部として、ネットワーク通信に用いるメールアドレスを示す情報を編集する操作を行うときの手間を軽減することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、宛先情報(例えば、電話番号)の編集操作時に、ファクシミリ通信に用いる電話番号を示す情報を編集する操作を行うときの手間を軽減することができる。
また、一般的に、検索サーバーESの検索結果一覧に含まれるホームページのうち、先頭のホームページは、検索キーワードが掲載されている可能性が最も高いホームページになっている。
この構成によれば、メインサーバーMSによる検索結果一覧に含まれるホームページのうち、自局名称が掲載されている可能性が最も高い先頭のホームページから宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が取得される。したがって、取得される宛先候補情報が自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
また、代替サーバーASによる検索結果一覧に含まれるホームページのうち、自局名称が掲載されている可能性が最も高い先頭のホームページから宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が取得される。したがって、取得される宛先候補情報が自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
尚、上記実施形態において図1乃至図11に示した構成は単なる一例に過ぎず、本発明を当該実施形態に限定する趣旨ではない。
例えば、ステップS4(図10)において、検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページから宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得するように構成していたが、これに代えて、検索結果一覧に含まれるホームページのうち、所定の複数件数分のホームページから宛先候補情報を取得するように構成してもよい。同様に、ステップS14(図11)においても、検索結果一覧に含まれるホームページのうちの先頭のホームページから宛先候補情報を取得するように構成していたが、これに代えて、検索結果一覧に含まれるホームページのうち、所定の複数件数分のホームページから宛先候補情報を取得するように構成してもよい。
また、複数の検索サーバーESをメインサーバーMSとして予め定めてもよい。これに合わせて、検索実行部11は、当該複数の検索サーバーESのそれぞれをメインサーバーMSとして用いる自動検索処理を連続して実行するように構成してもよい。また、これに合わせて、宛先候補情報取得部12は、当該連続して実行された自動検索処理によって受信された全ての検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得するように構成してもよい。
具体的には、例えば、検索実行部11は、ステップS1(図10)の実行後、メインサーバーMSとして予め定められた複数の検索サーバーESのうち、一つ目の検索サーバーESをメインサーバーMSとしてステップS2(図10)及びステップS3(図10)を実行し、続いて、二つ目の検索サーバーESをメインサーバーMSとしてステップS2及びステップS3を実行するように構成してもよい。このように、検索実行部11は、メインサーバーMSとして予め定められた複数の検索サーバーESに含まれる各検索サーバーESをメインサーバーMSとして、ステップS2及びステップS3を実行することを、連続して行うように構成してもよい。
そして、これに合わせて、ステップS4(図10)において、宛先候補情報取得部12は、連続して実行されたステップS3によって、各検索サーバーESから受信された検索結果一覧に含まれるホームページのうち、先頭のホームページ又は所定の複数件分のホームページに掲載されている宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を取得するように構成してもよい。
この構成によれば、複数の検索サーバーESによる検索結果を用いて宛先候補情報が取得されるので、宛先候補情報が取得できない虞を軽減することができる。
また、検索実行部11は、自動検索処理において、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称だけでなく、自局番号記憶部32に記憶されている自局番号も読み出して、当該読み出した自局名称及び自局番号がともに掲載されたホームページを検索することを、メインサーバーMSに要求するように構成してもよい。
具体的には、例えば、検索実行部11は、ステップS1(図10)において、自局名称記憶部31に記憶されている自局名称だけでなく、自局番号記憶部32に記憶されている自局番号を読み出すように構成してもよい。
そして、検索実行部11は、ステップS2(図10)において、例えばウェブブラウザBによってスクリプトを実行させる等して、メインサーバーMSの検索用のホームページの検索キーワードの入力欄(例えば、図5において検索キーワードの入力欄DA1)に、自動的に、ステップS1で読み出した自局名称を入力し、続いて「AND」と入力し、そして、ステップS1で読み出した自局番号を入力するように構成してもよい。
そして、検索実行部11は、例えばウェブブラウザBによってスクリプトを実行させる等して、検索の実行を要求するボタン(例えば、図5において検索実行キーSK1)を押下操作した状態にして、自局名称及び自局番号がともに掲載されたホームページを検索することを、メインサーバーMSに要求するように構成してもよい。
この構成によれば、自局名称と自局番号とがともに掲載されたホームページの一覧から宛先情報(例えば、メールアドレス、電話番号等)の一部となり得る宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が取得される。このため、取得される宛先候補情報が、自局に関連する情報、即ち、宛先となる可能性が高い情報となる。
また、候補記憶制御部19は、ステップS16(図11)において、ステップS14(図11)で取得された宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を候補情報記憶部34に記憶する前に、ステップS6(図10)及びステップS7(図10)と同様の処理を実行するように構成して、ステップS14で取得された宛先候補情報のうち、正しいことを示す確認情報が入力された宛先候補情報のみを候補情報記憶部34に記憶するように構成してもよい。
また、宛先情報は、メールアドレス及び電話番号に限定する趣旨ではなく、例えば、ウェブブラウザBを液晶ディスプレイPに表示して、最初に表示させるホームページのネットワークアドレス情報であってもよい。
また、ステップS7(図10)において、宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)が正しいことを示す確認情報の入力が確認情報受付部17によって受け付けられなかった場合(S7;NO)は、宛先候補情報を記憶する動作を終了するように簡素化して構成してもよい。
また、制御部10が、確認情報受付部17及び確認入力案内部18として機能しないように簡素化して構成してもよい。そして、これに合わせて、ステップS6(図10)及びステップS7(図10)を実行しないように構成し、ステップS8(図10)においては、ステップS4(図10)で取得された全ての宛先候補情報(例えば、ドメイン名、市外局番等)を候補情報記憶部34に記憶するように構成してもよい。
また、制御部10が、検索サーバー受付部13、サーバー入力案内部14、手動検索実行部15、及び候補情報手動取得部16として機能しないように簡素化して構成してもよい。そして、これに合わせて、ステップS9〜S16(図11)を実行しないように構成してもよい。
また、上記実施形態の構成では、本発明に係る画像形成装置を複合機1に適用する例について説明したが、これに限らず、ファクシミリ通信及びネットワーク通信することが可能に構成されたスキャナー装置に適用してもよい。
1 :複合機(画像形成装置)
9 :通信部
10 :制御部
11 :検索実行部
12 :宛先候補情報取得部
13 :検索サーバー受付部
14 :サーバー入力案内部
15 :手動検索実行部
16 :候補情報手動取得部
17 :確認情報受付部
18 :確認入力案内部
19 :候補記憶制御部
20 :編集操作受付部
31 :自局名称記憶部
32 :自局番号記憶部
33 :宛先情報記憶部
34 :候補情報記憶部
91 :ファクシミリ通信部
93 :ネットワーク通信部
95 :電話回線網
97 :LAN
99 :インターネット
AS :代替サーバー
ES :検索サーバー
MS :メインサーバー
P :液晶ディスプレイ(表示部)
SYS :情報検索システム(宛先候補情報取得システム)
W1 :サーバー情報入力画面
W2 :宛先候補情報確認画面
W3 :ユーザー管理用の操作画面
W4 :メールアドレス編集画面
W5 :宛先候補情報選択画面

Claims (11)

  1. インターネット上のホームページを検索する検索サーバーと通信可能に接続された画像形成装置であって、
    情報が表示される表示部と、
    ファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、
    前記ファクシミリ通信に用いる自局の名称である自局名称を記憶する自局名称記憶部と、
    前記インターネットを介してネットワーク通信を行うネットワーク通信部と、
    前記ネットワーク通信及び前記ファクシミリ通信のうち少なくとも一方を行うときに用いる宛先に関する情報である宛先情報を記憶する宛先情報記憶部と、
    前記宛先情報の一部となり得る情報である宛先候補情報を記憶する候補情報記憶部と、
    前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称が掲載されたホームページを検索することを前記検索サーバーとして予め定められたメインサーバーに要求するとともに、当該要求に応答して前記メインサーバーによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する前記ネットワーク通信を前記ネットワーク通信部によって行わせる自動検索処理を実行する検索実行部と、
    前記自動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する宛先候補情報取得部と、
    前記宛先候補情報取得部で取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する候補記憶制御部と、
    前記候補情報記憶部に記憶されている前記宛先候補情報を、前記宛先情報記憶部に記憶する対象の前記宛先情報の一部に用いる編集の操作を受け付ける編集操作受付部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記メインサーバーとは異なる検索サーバーを識別するサーバー情報の入力を受け付ける検索サーバー受付部と、
    前記検索サーバー受付部への前記サーバー情報の入力を案内するサーバー入力案内部と、
    前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称が掲載されたホームページを検索することを前記検索サーバー受付部で受け付けられた前記サーバー情報に対応する検索サーバーである代替サーバーに要求するとともに、当該要求に応答して前記代替サーバーによって検索されたホームページの一覧である検索結果一覧を受信する前記ネットワーク通信を前記ネットワーク通信部によって行わせる手動検索処理を実行する手動検索実行部と、
    前記手動検索処理によって受信された検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する候補情報手動取得部と、
    を更に備え、
    前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得されなかった場合に、前記サーバー入力案内部によって前記サーバー情報の入力を案内させる処理と、前記手動検索実行部によって前記手動検索処理を実行させる処理と、前記候補情報手動取得部によって取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する処理とを実行する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記宛先候補情報取得部によって取得された前記宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報の入力を受け付ける確認情報受付部と、
    前記確認情報受付部への前記確認情報の入力を案内する確認入力案内部と、
    を更に備え、
    前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得された場合に、前記確認入力案内部によって前記確認情報の入力を案内させる処理を実行し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられたときに、前記確認情報に対応する前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記宛先候補情報取得部によって取得された前記宛先候補情報が正しいか否かを示す確認情報の入力を受け付ける確認情報受付部と、
    前記確認情報受付部への前記確認情報の入力を案内する確認入力案内部と、
    を更に備え、
    前記候補記憶制御部は、前記宛先候補情報取得部によって前記宛先候補情報が取得された場合に、前記確認入力案内部によって前記確認情報の入力を案内させる処理を実行し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられたときに、前記確認情報に対応する前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶し、前記確認情報受付部によって前記正しいことを示す前記確認情報が受け付けられなかったときには、前記サーバー入力案内部によって前記サーバー情報の入力を案内させる処理と、前記手動検索実行部に前記手動検索処理を実行させる処理と、前記候補情報手動取得部によって取得された前記宛先候補情報を前記候補情報記憶部に記憶する処理とを実行する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 複数の検索サーバーが前記メインサーバーとして予め定められており、
    前記検索実行部は、前記複数の検索サーバーのそれぞれを前記メインサーバーとして用いる前記自動検索処理を連続して実行し、
    前記宛先候補情報取得部は、前記連続して実行された前記自動検索処理によって受信された全ての前記検索結果一覧に含まれるホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ファクシミリ通信に用いる自局の番号である自局番号を記憶する自局番号記憶部を更に備え、
    前記検索実行部は、前記自動検索処理において、前記自局名称記憶部に記憶されている前記自局名称と前記自局番号記憶部に記憶されている前記自局番号とがともに掲載されたホームページを検索することを前記メインサーバーに要求する請求項1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記宛先候補情報は、前記ネットワーク通信に用いるメールアドレスの少なくとも一部を示す情報を含む請求項1から6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記宛先候補情報は、前記ファクシミリ通信に用いる電話番号を示す情報を含む請求項1から7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記宛先候補情報取得部は、前記自動検索処理によって受信された前記検索結果一覧のうちの先頭のホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する請求項1から8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記候補情報手動取得部は、前記手動検索処理によって受信された前記検索結果一覧のうちの先頭のホームページに掲載されている前記宛先候補情報を取得する請求項2及び請求項2に従属する請求項3から9の何れか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記メインサーバーと、請求項1から10の何れか一項に記載の画像形成装置と、を備える宛先候補情報取得システム。
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