JP5769664B2 - 表示入力装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示入力装置および画像形成装置に関する。
従来、送信機能(データを送信する機能)を搭載した画像形成装置が知られている。このような画像形成装置では、たとえば、ネットワークを介して、パーソナルコンピューターやサーバーなどと通信可能になっている。これにより、送信機能を搭載した画像形成装置を使用するユーザーは、スキャンによって得られた画像データ(あるいは、画像形成装置に蓄積されていた画像データ)を送信することができる(たとえば、特許文献1参照)。
送信機能を搭載した画像形成装置には、送信先の指定をユーザーから受け付けるための表示入力装置が設けられるのが一般的である。この表示入力装置は、送信先の指定をユーザーから受け付けるとき、送信先となり得る送信先候補に付された送信先名を表記したリストを表示する。そして、ユーザーは、リストに表記された送信先名から所望の送信先に付された送信先名を選択し、選択した送信先名に付された送信先を実際の送信先として確定する操作を行う。
特開2005−84981号公報
大規模なオフィスに設置される画像形成装置には、送信先となり得る送信先候補が数多く接続される場合がある。この場合、画像形成装置に設けられた表示入力装置は、送信先の指定をユーザーから受け付けるとき、数多くの送信先候補にそれぞれ付された送信先名の全てをリストアップして表示する。なお、一画面に表示可能な送信先名の数には限りがあるので、たとえば、送信先名が表記されたリストの表示ページの切り替えが可能となっている。
このように、数多くの送信先名がリストアップされた場合には、ユーザーからすると、所望の送信先に付された送信先名を見つけるまでに時間がかかるとともに、場合によってはリストの表示ページを何回も切り替えなければならないので、利便性が悪い。また、通常では、リストアップ可能な送信先名の数が決まっているので、ユーザーが所望する送信先の送信先名そのものがリストに表記されないこともある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、データ送信先の検索作業を行うユーザーの利便性を向上させることが可能な表示入力装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の表示入力装置は、データの送信先になり得る送信先候補に付された送信先名を表記したリストを表示する表示部と、表示部に対して設けられ、ユーザーがタッチしている複数のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、を備えている。そして、表示部は、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像であり、リストに表記可能な送信先名の範囲を示したブロック画像を送信先名の頭文字の種類毎に分類して複数表示する。また、タッチパネル部は、ブロック画像の表示位置において2点をタッチする操作である範囲絞り込み操作が行われることにより、タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストに表記する送信先名として指定する旨を受け付ける。
本発明の構成では、上記のように、表示部は、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像であり、リストに表記可能な送信先名の範囲を示したブロック画像を送信先名の頭文字の種類毎に分類して複数表示する。また、タッチパネル部は、ブロック画像の表示位置において2点をタッチする操作である範囲絞り込み操作が行われることにより、タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストに表記する送信先名として指定する旨を受け付ける。これにより、ユーザーが所望する送信先に付された送信先名と頭文字が同じ送信先名だけをリストに表記することができる。したがって、ユーザーからすると、所望の送信先に付された送信先名をリストから選択して所望の送信先にデータを送信するときに、所望の送信先に付された送信先名を見つけ易くなり、利便性が良い。すなわち、データ送信先の検索作業を行うユーザーの利便性が向上する。
また、ユーザーからすると、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、すなわち、リストに表記される送信先名が多くなることに起因して所望の送信先に付された送信先名を見つけるのに時間がかかってしまう恐れがある場合に、自動的に、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むことが可能な状態になる(リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像が表示される)ので、利便性が良い。そして、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むことが可能な状態になった後は、ブロック画像の表示位置において2点をタッチするという簡単な操作でリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むことができるので、操作性が良い。また、ブロック画像はリストに表記可能な送信先名の範囲を示しており、そのブロック画像の表示位置においてタッチした2点で挟まれる範囲の大きさでリストに表記する送信先名の範囲が決まるので、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むための操作が直感的で分かり易い。さらに、ブロック画像は送信先名の頭文字の種類毎に複数に分類されているので、容易に、所望の送信先に付された送信先名が含まれるように、リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むことができる。また、ブロック画像が送信先名の頭文字の種類毎に複数に分類されていれば、互いに異なる文字を頭文字とする2種類以上の送信先名をリストアップするときに便利である。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、複数のブロック画像のそれぞれに、対応する送信先名の頭文字を視覚的に識別可能に示す識別情報を付加する。これにより、ユーザーからすると、複数のブロック画像のうちいずれの表示位置において範囲絞り込み操作を行えばよいかが分かり易くなるので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、複数のブロック画像のそれぞれの表示サイズを、対応する送信先名の数が多いほど大きくし、対応する送信先名の数が少ないほど小さくする。これにより、ユーザーからすると、リストに表記可能な送信先名の数を送信先名の頭文字の種類毎に認識することができるので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、所定方向に連続して延びる単一の表示領域内に複数のブロック画像を所定方向に一列に並べて表示する。これにより、ユーザーからすると、範囲絞り込み操作時にブロック画像の表示位置の2点をタッチする(タッチした2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストに表記する送信先名として指定する)とき、タッチした2点で挟まれる範囲内に複数のブロック画像を含めることができる、すなわち、互いに異なる文字を頭文字とする2種類以上の送信先名をリストに表記する送信先名として一括して指定することができるので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、複数のブロック画像と共に、指定された送信先名をリストに表記する旨を受け付けるための確定キーを表示するとともに、確定キーの表示位置をタッチする操作である確定操作がタッチパネル部に対して行われることで、指定された送信先名をリストに表記し、タッチパネル部は、確定操作が行われるまで、範囲絞り込み操作を何回でも受け付ける。これにより、ユーザーからすると、確定操作を行う前であれば、範囲絞り込み操作を何回でも行うことができるので、利便性が良い。
上記の構成において、好ましくは、表示部は、第1文字を頭文字とする第1送信先名および第1文字とは異なる第2文字を頭文字とする第2送信先名がリストに表記する送信先名として指定された場合、第1送信先名を表記した第1リストと第2送信先名を表記した第2リストとを別々に表示する。このように、第1リストおよび第2リストが別々に表示された場合には、ユーザーからすると、所望の送信先に付された送信先名を見つけ易い。
本発明の画像形成装置は、上記の表示入力装置と、データの送信先になり得る送信先候補と通信し、送信先候補の情報(送信先名やパスなど)を取得する通信部と、を備えている。そして、表示部は、通信部が取得した情報に基づき、送信先候補に付された送信先名を表記したリストを表示する。このような画像形成装置では、データ送信先の検索作業を行うユーザーの利便性を向上させることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、データ送信先の検索作業を行うユーザーの利便性を向上させることが可能な表示入力装置および画像形成装置を得ることができる。
本発明の一実施形態による表示入力装置を備えた画像形成装置の概略図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置の詳細図 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を示したブロック図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(メインメニュー画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(コピー機能の設定画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(送信先を設定するときの画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(送信先を設定するときの画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(送信先を設定するときの画面)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(指定された送信先名を表記したリスト)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置に表示される画面(指定された送信先名を表記したリスト)の一例を示した図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの操作およびそのときに表示される画面を説明するための図 図1に示した画像形成装置の表示入力装置においてリストに表記する送信先名を範囲を絞り込むときの動作を説明するためのフローチャート
(画像形成装置の全体構成)
以下、コピー機能、送信(スキャン)機能、ファックス機能およびボックス機能などの複数種の機能の実行が可能な画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。なお、ボックス機能というのは、予め登録されたボックスと称される保存領域(たとえば、後述する記憶部113に設けられたフォルダ)に画像データを蓄積したり、蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、操作パネル101(「表示入力装置」に相当)、原稿搬送部102A、画像読取部102B、給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105、定着部106および後処理部107などを備える。
操作パネル101は、たとえば、装置正面側に配置される。この操作パネル101は、図2に示すように、表示面上にタッチパネル部11が設けられた液晶表示部12(「表示部」に相当)を有する。タッチパネル部11は、ユーザーがタッチした複数のタッチ位置を同時に検知可能なマルチタッチパネルである。液晶表示部12は、ユーザーから入力操作を受け付けるためのソフトキーやメッセージなどを配した画面を表示する。なお、液晶表示部12に表示される画面については、後に詳細に説明する。そして、液晶表示部12の表示面を覆うタッチパネル部11は、ユーザーが指定したソフトキー(タッチパネル部11を介してユーザーがタッチしたソフトキー)を検知するために設けられている。また、操作パネル101には、ハードキーとして、数値入力を受け付けるためのテンキー13や、機能実行の開始指示を受け付けるためのスタートキー14などが設けられている。
図1に戻って、原稿搬送部102Aは、画像読取部102Bの装置背面側に設けられた回転軸(図示せず)を支点として開閉可能に取り付けられている。この原稿搬送部102Aは、原稿セットトレイ21にセットされた原稿Dを引き出し、搬送読取用コンタクトガラス20aの上方に送って原稿排出トレイ22に排出する。また、原稿搬送部102Aは、載置読取用コンタクトガラス20bに載置された原稿Dを押える機能も有する。
画像読取部102Bは、原稿Dを読み取って画像データを生成する。この画像読取部102Bには、図示しないが、露光ランプ、ミラー、レンズおよびイメージセンサーなどの光学系部材が設けられている。そして、画像読取部102Bは、搬送読取用コンタクトガラス20aを通過する原稿Dまたは載置読取用コンタクトガラス20bに載置される原稿Dに光を照射し、その原稿Dからの反射光を受けたイメージセンサーの出力値をA/D変換することによって、画像データを生成する。これにより、画像読取部102Bによる原稿Dの読み取り動作(スキャン)によって得られた画像データに基づき印刷を行うことができる。また、スキャンによって得られた画像データを蓄積することもできる。
給紙部103は、用紙Pを収容するカセット31を複数有し、それら複数のカセット31に収容された用紙Pを用紙搬送部104に供給する。この給紙部103には、収容された用紙Pを引き出すピックアップローラー32や、用紙Pの重送を抑制するための分離ローラー対33が設けられている。
用紙搬送部104は、画像形成装置100の内部において用紙Pを搬送する。具体的に言うと、給紙部103から供給された用紙Pは、用紙搬送部104が搬送することによって、画像形成部105および定着部106をこの順番で通過する。この用紙搬送部104には、用紙Pを搬送するための複数の搬送ローラー対41が設けられている。さらに、用紙Pを画像形成部105の手前で待機させ、タイミングを合わせて画像形成部105に送り出すレジストローラー対42も設けられている。
画像形成部105は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。画像形成部105は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56などを含んでいる。
トナー像の形成プロセスおよびトナー像の転写プロセスとしては、まず、感光体ドラム51を回転駆動させ、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52で所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、画像データに基づき光ビームLを出力し、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。現像装置54は、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接して回転可能となっている。さらに、転写ローラー55には所定の電圧が印加されている。この状態で、レジストローラー対42がタイミングを計り、転写ローラー55と感光体ドラム51との間に用紙Pを進入させる。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。そして、トナー像の転写プロセスが終わると、クリーニング装置56は、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部106は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部106は、発熱源を内蔵する定着ローラー61と、定着ローラー61に圧接される加圧ローラー62とを含んでいる。そして、トナー像が転写された用紙Pは、定着ローラー61と加圧ローラー62との間を通過することで、加熱・加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着され、印刷が完了する。
後処理部107は、定着部106から印刷済みの用紙Pを受け取り、仕分け処理、ステープル処理およびパンチ処理などの後処理を行う。そして、後処理部107は、印刷済みの用紙Pに対して後処理を施した後、用紙Pを排出トレイ71に排出する。
(画像形成装置のハードウェア構成)
画像形成装置100は、図3に示すように、主制御部110を備える。主制御部110は、中央演算処理装置であるCPU111、画像処理部112および記憶部113などを含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICやメモリーなどからなっており、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROM、RAMおよびHDDなどからなり、たとえば、機能の実行に必要なプログラムおよびデータがROMに記憶され、それらプログラムおよびデータがRAMに展開される。
主制御部110は、原稿搬送部102A、画像読取部102B、給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105、定着部106および後処理部107などと接続される。そして、主制御部110は、記憶部113に記憶されたプログラムおよびデータに基づき、全体制御、画像処理制御、および、各種回転体を回転させるモーターの駆動制御などを行う。
主制御部110には、操作パネル101も接続される。操作パネル101は、主制御部110と接続される表示制御部15を含む。この表示制御部15は、CPUなどからなり、主制御部110から指示を受け、操作パネル101の表示動作を制御する。たとえば、表示制御部15は、液晶表示部12に表示されたソフトキーがタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、タッチパネル部11の出力に基づきタッチ位置の座標を検知する。すなわち、表示制御部15は、ユーザーがタッチパネル部11を介してタッチしたソフトキー(ユーザーが指定したソフトキー)を検知する。この表示制御部15には、記憶部16が接続される。そして、タッチパネル部11の出力とタッチ位置の座標との対応を示すデータは、記憶部16に記憶される。
また、主制御部110は、通信部120と接続される。通信部120は、たとえば、コンピューター200(パーソナルコンピューターやサーバーなど)とネットワークを介して通信可能に接続される。これにより、コンピューター200から送信された画像データに基づき印刷を行うことができ、スキャンによって得られた画像データをコンピューター200に送信することもできる。また、通信部120にモデムなどを内蔵してもよく、この場合、電話回線などのネットワークを介して、ファックス装置300とファックス通信を行うことができる。
(操作パネルに表示される初期画面)
操作パネル101は、主電源が投入されると、図4に示すようなメインメニュー画面MSを初期画面として表示する。メインメニュー画面MSには、複数種の機能のうちから使用する機能の選択指示をユーザーから受け付けるため、複数種の機能にそれぞれ対応する複数のソフトキーKが配される。
このようなメインメニュー画面MSの表示中に、複数のソフトキーKのうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされたとき、操作パネル101は、タッチされた位置に表示していたソフトキーKをユーザーが指定したと判断する。たとえば、ユーザーは、所望のソフトキーKの表示位置をタッチした後にタッチを解除する操作(タップ操作)を行うことで、所望のソフトキーKを指定することができる。その後、操作パネル101は、指定のソフトキーKに対応する機能の設定指示を受け付けるための設定画面を表示する。
具体的には、ソフトキーK1の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチ(タップ)されると、操作パネル101は、図5に示すように、コピー機能の設定指示を受け付けるための設定画面SCを表示する。コピー機能の設定画面SCには、コピー機能に関する複数の設定項目にそれぞれ対応する複数の設定キーFKが配される。図5には、一例として、用紙選択、縮小/拡大、濃度、両面/分割およびページ集約の各設定項目にそれぞれ対応する複数の設定キーFKが配された設定画面SCを図示している。複数の設定キーFKのそれぞれには、対応する設定項目の現時点の設定値が表記される。そして、操作パネル101は、複数の設定キーFKのうちのいずれかがタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされ指定されると、指定の設定キーFKに対応する設定項目の設定値を入力するための画面(図示せず)を表示する。これにより、ユーザーは、コピー機能に関する複数の設定項目のそれぞれの現時点の設定値を認識することができるとともに、それら各設定値を変更することもできる。
図4に戻って、ソフトキーK2の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、送信(スキャン)機能の設定指示を受け付けるための設定画面を表示する。この送信(スキャン)機能の設定画面では、スキャンによって得られた画像データなどのデータの送信先(保存先)の設定を行うことができる。なお、画像データなどのデータの送信先の設定方法については、後に詳細に説明する。また、ソフトキーK3の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、ファックス機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。このファックス機能の設定画面では、ファックス番号の入力を行うことができる。
また、ソフトキーK4〜K6のうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、ボックス機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。ボックス機能の設定画面には、たとえば、登録されたボックスを示すフォルダアイコンが配される。なお、複数のボックスが登録されている場合には、複数のボックスをそれぞれ示す複数のフォルダアイコンが設定画面に配される。
そして、操作パネル101は、ボックス機能の設定画面を表示することで、ユーザーから所望のボックスの指定を受け付ける。たとえば、操作パネル101は、複数のフォルダアイコンのうちのいずれかの表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチ(タップ)されると、タッチ位置に表示していたフォルダアイコンに対応するボックスが指定されたと判断する。
ところで、図4に示したメインメニュー画面MSのソフトキーK4〜K6にそれぞれ対応する各ボックス機能のうち、ソフトキーK4に対応するボックス機能は、スキャンによって得られた画像データを蓄積したり、蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能(ユーザーボックス機能)である。ソフトキーK5に対応するボックス機能は、画像データをコンピューター200から画像形成装置100に送信して蓄積したり、その蓄積した画像データに基づく印刷を行ったりする機能(ジョブボックス機能)である。ソフトキーK6に対応するボックス機能は、通信部120が受信したファックスデータを蓄積したり、その蓄積したファックスデータに基づく印刷を行ったりする機能(ファックスボックス機能)である。
また、ソフトキーK7の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、外部メモリーを利用した機能の設定指示を受け付けるための設定画面(図示せず)を表示する。外部メモリーを利用した機能というのは、外部メモリーに保存した画像データに基づく印刷を行ったり、外部メモリーに画像データを保存したりする機能のことである。
なお、ソフトキーK8はプログラム機能に対応するソフトキーKであり、ソフトキーK8の表示位置がタッチパネル部11を介してユーザーによってタッチされると、操作パネル101は、登録されたプログラムのうちから呼び出すプログラムの選択指示をユーザーから受け付けるためのプログラム選択画面(図示せず)を表示する。ところで、プログラム機能というのは、コピー機能や送信(スキャン)機能などに関する複数の設定項目のうち、ユーザーによって予め選択された1つ以上の設定項目(設定値)をプログラムとして登録しておく機能である。
(データの送信先の設定方法)
本実施形態では、ユーザーは、画像データなどのデータを所望の送信先に送信することができる。送信先としては、画像形成装置100とネットワークを介して接続されたコンピューター200などが挙げられる。すなわち、ユーザーは、スキャンによって得られた画像データをコンピューター200に送信することができるとともに、ボックスに保存された画像データをコンピューター200に送信することもできる。
ユーザーは、所望の送信先にデータを送信するとき、図6に示すように、送信先を設定するためのダイアログボックスDB1を液晶表示部12に表示させる。なお、図示しないが、ダイアログボックスDB1の表示指示を受け付けるソフトキーは、たとえば、送信(スキャン)機能の設定画面に配される。そして、表示制御部15は、ダイアログボックスDB1の表示指示を受け付けたことを検知すると、ダイアログボックスDB1を液晶表示部12に表示させる。このとき、液晶表示部12は、送信(スキャン)機能の設定画面にダイアログボックスDB1を重ねて表示する。
このダイアログボックスDB1には、ネットワーク上に存在するワークグループに付されたワークグループ名を羅列表示したリストWLが配される。そして、ユーザーは、まず、所望の送信先が属するワークグループの名称表記欄の表示位置をタッチパネル部11を介してタッチすることにより、所望の送信先が属するワークグループを指定する。たとえば、指定したワークグループの名称表記欄は表示色が反転する。なお、ダイアログボックスDB1には、リストWLのスクロール指示を受け付けるためのスクロールキーSKが配される。これにより、ユーザーは、スクロールキーSKの表示位置をタッチパネル部11を介してタッチすることで、リストWLの表示ページを切り替えることができる。
ワークグループが指定されると、通信部120は、指定されたワークグループ内の端末(送信先候補)にアクセスし、送信先候補の情報(送信先名やパスなど)を取得する。すなわち、通信部120は、送信先候補を検索する。この間、表示制御部15は、たとえば、図7に示すようなダイアログボックスDB2を液晶表示部12に表示させる。なお、このダイアログボックスDB2には、アクセス中(接続中)である旨のメッセージが表記される。
送信先候補の検索が終わると、表示制御部15は、図8に示すように、送信先を設定するためのダイアログボックスDB3を液晶表示部12に表示させる。このダイアログボックスDB3には、検索された送信先候補に付された送信先名を羅列表示したリストHLが配される。そして、ユーザーは、所望の送信先の名称表記欄の表示位置をタッチパネル部11を介してタッチすることにより、所望の送信先を実際の送信先として指定する。たとえば、指定した送信先の名称表記欄は表示色が反転する。また、ダイアログボックスDB3には、リストHLのスクロール指示を受け付けるためのスクロールキーSKが配される。これにより、ユーザーは、スクロールキーSKの表示位置をタッチパネル部11を介してタッチすることで、リストHLの表示ページを切り替えることができる。
ユーザーは、所望の送信先を指定した後、送信(スキャン)機能の実行指示を行う。これにより、ユーザーが指定した送信先に、スキャンによって得られた画像データやボックスに保存された画像データなどのデータが送信される。
(リストに表記する送信先名を絞り込むためのブロック画像)
図8に示したように、ダイアログボックスDB3のリストHLに一度に表記可能な送信先名の数は最大で5つである。したがって、ユーザーの所望する送信先に付された送信先名がリストHLの1ページ目に表記されない場合がある。この場合、ユーザーは、所望の送信先に付された送信先名を表記したページが表示されるまで、リストHLの表示ページを切り替えなければならない。このため、送信先候補が非常に多く存在する場合には、所望の送信先に付された送信先名を見つけるまでに時間がかかり、ユーザーにとっては利便性が悪い。
そこで、本実施形態では、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むための範囲絞り込み操作を受け付けるようになっている。たとえば、リストHLに表記すべき送信先名の数がリストHLの10ページ分に相当する数を超えるとき、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むための範囲絞り込み操作を受け付ける。
具体的には、表示制御部15は、予め定められた数を超える送信先候補が存在すれば、図9に示すように、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像80を液晶表示部12に表示させる。たとえば、ブロック画像80は、ダイアログボックスDB4に配され、そのダイアログボックスDB4は、ダイアログボックスDB3(リストHL)に重ねて表示される。
ブロック画像80は、リストHLに表記可能な送信先名の範囲(数)を示した画像である。このブロック画像80は、送信先名の頭文字の種類毎に複数に分類されている。すなわち、ブロック画像80は、複数のブロック画像BLで構成されている。そして、複数のブロック画像BLのそれぞれには、対応する送信先名の頭文字を視覚的に識別可能に示す識別情報81が付加されている。識別情報81というのは、文字画像や数字画像である。たとえば、「A」という文字画像が付加されたブロック画像BLは、リストHLに表記可能な送信先名のうち、「A」という文字を頭文字とする送信先名の範囲(数)を示している。また、「1」という数字画像が付加されたブロック画像BLは、リストHLに表記可能な送信先名のうち、「1」という数字を頭文字とする送信先名の範囲(数)を示している。
また、複数のブロック画像BLのそれぞれの表示サイズ(たとえば、画面横方向の幅)は、対応する送信先名の数が多いほど大きくなり、対応する送信先名の数が少ないほど小さくなっている。たとえば、「A」という識別情報81が付加されたブロック画像BLおよび「G」という識別情報81が付加されたブロック画像BLに着目すると、「A」という識別情報81が付加されたブロック画像BLは、「G」という識別情報81が付加されたブロック画像BLよりも、表示サイズが小さい(画面横方向の幅が小さい)。したがって、「A」という識別情報81が付加されたブロック画像BLに対応する送信先名の数は、「G」という識別情報81が付加されたブロック画像BLに対応する送信先名の数よりも少ない(「A」という文字を頭文字とする送信先名の数が「G」という文字を頭文字とする送信先名の数よりも少ない)ということである。
また、複数のブロック画像BLは、所定方向(画面横方向)に連続して帯状に延びる単一の表示領域内に隙間なく一列に並べられている。そして、複数のブロック画像BLのそれぞれの表示形態(たとえば、表示色)は、互いに異ならされている。このように複数のブロック画像BLのそれぞれの表示形態が互いに異なっていることで、互いに隣接するブロック画像BL間の境目が分かり易くなっている。
(リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むための範囲絞り込み操作)
図9に示したブロック画像80(ダイアログボックスDB4)を液晶表示部12が表示しているとき、タッチパネル部11は、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチ(タップ)する操作である範囲絞り込み操作が行われることで、タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定した旨を受け付ける。
したがって、たとえば、「G」を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定したいユーザーは、図10に示すように、「G」に対応するブロック画像BLの左端と右端との2点をタッチすればよい。また、別の例として、「G」、「H」および「I」の各文字を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定したいユーザーは、図11に示すように、「G」に対応するブロック画像BLの左端と「I」に対応するブロック画像BLの右端との2点をタッチ(タップ)すればよい。すなわち、「G」、「H」および「I」にそれぞれ対応する3つのブロック画像BLをタッチした2点で挟まれる範囲内に含めればよい。
また、タッチパネル部11に対して範囲絞り込み操作が行われているとき、液晶表示部12は、図10および図11に示すように、枠画像82を表示し、現時点で指定されている送信先名の範囲を枠画像82で囲む。すなわち、図10に示すように、「G」に対応するブロック画像BLの左端と右端との2点がタッチされた場合には、「G」に対応するブロック画像BLが枠画像82で囲まれる。また、図11に示すように、「G」に対応するブロック画像BLの左端と「I」に対応するブロック画像BLの右端との2点がタッチされた場合には、「G」、「H」および「I」にそれぞれ対応する3つのブロック画像BLがまとめて枠画像82で囲まれる。なお、図示しないが、枠画像82を表示するのではなく、指定された送信先名の範囲の表示色を反転させてもよい。さらに、図示しないが、指定された送信先名の数を示す数字画像を表示してもよい。
また、液晶表示部12は、複数のブロック画像BLと共に、指定された送信先名をリストHLに実際に表記する旨を受け付けるための確定キーDKを表示する。この確定キーDKは、ダイアログボックスDB4に配される。そして、液晶表示部12は、確定キーDKの表示位置をタッチ(タップ)する操作である確定操作がタッチパネル部11に対して行われると、複数のブロック画像BL(ダイアログボックスDB4)を非表示とするとともに、範囲絞り込み操作によって指定された送信先名をリストHLに表記する。
たとえば、「G」を頭文字とする送信先名がリストHLに表記する送信先名として指定されていれば、液晶表示部12は、図12に示すように、「G」を頭文字とする送信先名をリストHLの1ページ目から表記し、他の送信先名はリストHLに表記しない。すなわち、リストHLの表示ページが切り替わったとしても、「G」を頭文字とする送信先名以外の送信先名はリストHLに表記されない。また、「G」、「H」および「I」の各文字を頭文字とする送信先名がリストHLに表記する送信先名として指定されていれば、液晶表示部12は、「G」を頭文字とする送信先名、「H」を頭文字とする送信先名および「I」を頭文字とする送信先名をこの順番でリストHLの1ページ目から表記し、他の送信先名はリストHLに表記しない。
ところで、「G」、「H」および「I」の各文字を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定する場合には、「G」、「H」および「I」にそれぞれ対応する3つのブロック画像BLが互いに隣接しているので、「G」、「H」および「I」の各文字を頭文字とする送信先名を一括して指定することができる。しかし、たとえば、「G」および「Z」の各文字を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定する場合には、「G」および「Z」にそれぞれ対応する2つのブロック画像BLが互いに隣接していないので、「G」および「Z」の各文字を頭文字とする送信先名を一括して指定することができない。言い換えると、「G」および「Z」の各文字を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定するためには、範囲絞り込み操作を2回行わなければならない。
そこで、タッチパネル部11は、確定操作が行われるまで、範囲絞り込み操作を何回でも受け付けるようになっている。これにより、図13に示すように、「G」を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定した後、続けて、「Z」を頭文字とする送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定することができる。この場合には、たとえば、図14に示すように、「G」を頭文字とする送信先名(「第1送信先名」に相当)を表記した第1リストHL1、および、「Z」を頭文字とする送信先名(第2送信先名)に相当)を表記した第2リストHL2を別々に表示してもよい。
また、ユーザーは、範囲絞り込み操作を行うときに、指定する送信先名の範囲を任意に変更することができる。たとえば、図15に示すように、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチした後、2点をタッチしたまま2点の間隔を狭める操作を行うことで、指定される送信先名の範囲が小さくなる。あるいは、図16に示すように、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチした後、2点をタッチしたまま2点の間隔を広げる操作を行うことで、指定される送信先名の範囲が大きくなる。
(リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの流れ)
以下に、図17に示すフローチャートを参照し、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むときの流れについて説明する。
まず、図17のフローチャートのスタート時点では、ユーザーが指定したワークグループ内において、データの送信先になり得る送信先候補を通信部120が検索しているとする。そして、送信先候補の検索が終了することで、図17のフローチャートがスタートする。
ステップS1において、表示制御部15は、検索された送信先候補が予め定められた数を超えているか否かを判断する。判断の結果、検索された送信先候補が予め定められた数を超えていれば、ステップS2に移行する。
ステップS2に移行すると、表示制御部15は、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像80(複数のブロック画像BL)を液晶表示部12に表示させる。すなわち、液晶表示部12は、ブロック画像80(複数のブロック画像BL)および確定キーDKを配したダイアログボックスDB4を表示する。
ステップS3において、表示制御部15は、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチする操作(範囲絞り込み操作)がタッチパネル部11に対して行われたか否かを判断する。判断の結果、範囲絞り込み操作が行われていれば、ステップS4に移行し、範囲絞り込み操作が行われていなければ、ステップS3の判断を繰り返す。
ステップS4に移行すると、表示制御部15は、確定キーDKの表示位置をタッチする操作(確定操作)がタッチパネル部11に対して行われたか否かを判断する。判断の結果、確定操作が行われていれば、ステップS5に移行し、確定操作が行われていなければ、ステップS3に移行する。
ステップS5に移行すると、表示制御部15は、範囲絞り込み操作によって指定された送信先名(タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名)をリストHLに表記する送信先名として確定する。そして、ステップS6において、表示制御部15は、液晶表示部12の表示動作を制御し、範囲絞り込み操作によって指定された送信先名をリストHLに表記させる。このとき、液晶表示部12は、ダイアログボックスDB4を非表示とする。
なお、ステップS1において、検索された送信先候補が予め定められた数を超えていない場合には、ステップS7に移行する。ステップS7に移行すると、表示制御部15は、検索された送信先候補にそれぞれ付された全ての送信先名をリストHLに表記する。
本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像80であり、リストに表記可能な送信先名の範囲を示したブロック画像80を送信先名の頭文字の種類毎に分類して複数表示する(複数のブロック画像BLを表示する)。また、タッチパネル部11は、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチする操作である範囲絞り込み操作が行われることにより、タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定する旨を受け付ける。これにより、ユーザーが所望する送信先に付された送信先名と頭文字が同じ送信先名だけをリストHLに表記することができる。したがって、ユーザーからすると、所望の送信先に付された送信先名をリストHLから選択して所望の送信先にデータを送信するときに、所望の送信先に付された送信先名を見つけ易くなり、利便性が良い。すなわち、データ送信先の検索作業を行うユーザーの利便性が向上する。
また、ユーザーからすると、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、すなわち、リストHLに表記される送信先名が多くなることに起因して所望の送信先に付された送信先名を見つけるのに時間がかかってしまう恐れがある場合に、自動的に、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むことが可能な状態になる(リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像80が表示される)ので、利便性が良い。そして、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むことが可能な状態になった後は、ブロック画像80の表示位置において2点をタッチするという簡単な操作でリストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むことができるので、操作性が良い。また、ブロック画像80はリストHLに表記可能な送信先名の範囲を示しており、そのブロック画像80の表示位置においてタッチした2点で挟まれる範囲の大きさでリストHLに表記する送信先名の範囲が決まるので、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むための操作が直感的で分かり易い。さらに、ブロック画像80は送信先名の頭文字の種類毎に複数に分類されているので、容易に、所望の送信先に付された送信先名が含まれるように、リストHLに表記する送信先名の範囲を絞り込むことができる。また、ブロック画像80が送信先名の頭文字の種類毎に複数に分類されていれば、互いに異なる文字を頭文字とする2種類以上の送信先名をリストアップするときに便利である。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、複数のブロック画像BLのそれぞれに、対応する送信先名の頭文字を視覚的に識別可能に示す識別情報81を付加する。これにより、ユーザーからすると、複数のブロック画像BLのうちいずれの表示位置において範囲絞り込み操作を行えばよいかが分かり易くなるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、複数のブロック画像BLのそれぞれの表示サイズを、対応する送信先名の数が多いほど大きくし、対応する送信先名の数が少ないほど小さくする。これにより、ユーザーからすると、リストHLに表記可能な送信先名の数を送信先名の頭文字の種類毎に認識することができ、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、所定方向に連続して延びる単一の表示領域内に複数のブロック画像BLを所定方向に一列に並べて表示する。これにより、ユーザーからすると、範囲絞り込み操作時にブロック画像80の表示位置の2点をタッチする(タッチした2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名をリストHLに表記する送信先名として指定する)とき、タッチした2点で挟まれる範囲内に複数のブロック画像BLを含めることができる、すなわち、互いに異なる文字を頭文字とする2種類以上の送信先名をリストHLに表記する送信先名として一括して指定することができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、複数のブロック画像BLと共に、指定された送信先名をリストHLに表記する旨を受け付けるための確定キーDKを表示するとともに、確定キーDKの表示位置をタッチする操作である確定操作がタッチパネル部11に対して行われることで、指定された送信先名をリストHLに表記し、タッチパネル部11は、確定操作が行われるまで、範囲絞り込み操作を何回でも受け付ける。これにより、ユーザーからすると、確定操作を行う前であれば、範囲絞り込み操作を何回でも行うことができるので、利便性が良い。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部12は、第1文字を頭文字とする第1送信先名および第1文字とは異なる第2文字を頭文字とする第2送信先名がリストHLに表記する送信先名として指定された場合、第1送信先名を表記した第1リストHL1と第2送信先名を表記した第2リストHL2とを別々に表示する。このように、第1リストHL1および第2リストHL2が別々に表示された場合には、ユーザーからすると、所望の送信先に付された送信先名を見つけ易い。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
11 タッチパネル部
12 液晶表示部(表示部)
80 ブロック画像
81 識別情報
100 画像形成装置
101 操作パネル(表示入力装置)
120 通信部
BL ブロック画像
DK 確定キー
HL リスト
HL1 リスト、第1リスト
HL2 リスト、第2リスト

Claims (5)

  1. データの送信先になり得る送信先候補に付された送信先名を表記したリストを表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、ユーザーがタッチしている複数のタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、を備え、
    前記表示部は、予め定められた数を超える送信先候補が存在する場合、前記リストに表記する送信先名の範囲を絞り込むためのブロック画像であり、前記リストに表記可能な送信先名の範囲を示した前記ブロック画像を送信先名の頭文字の種類毎に分類して複数表示し、前記ブロック画像を表示するときは、前記ブロック画像を配したダイアログボックスを前記リストに重ねて表示し、
    前記タッチパネル部は、前記ブロック画像の表示位置において2点をタッチする操作である範囲絞り込み操作が行われることにより、タッチされた2点で挟まれる範囲に含まれる送信先名を前記リストに表記する送信先名として指定する旨を受け付け
    前記表示部は、前記範囲絞り込み操作によって前記リストに表記する送信先名が指定されると、前記ブロック画像を配したダイアログボックスを非表示にして、指定された送信先名を前記リストに表記し、
    前記表示部は、前記送信先候補が前記予め定められた数を超えない場合には、前記ブロック画像は表示せず、前記送信先候補に付された全ての送信先名を前記リストに表記することを特徴とする表示入力装置。
  2. 前記表示部は、複数の前記ブロック画像のそれぞれに、対応する送信先名の頭文字を視覚的に識別可能に示す識別情報を付加することを特徴とする請求項1に記載の表示入力装置。
  3. 前記表示部は、複数の前記ブロック画像のそれぞれの表示サイズを、対応する送信先名の数が多いほど大きくし、対応する送信先名の数が少ないほど小さくすることを特徴とする請求項1または2に記載の表示入力装置。
  4. 前記表示部は、所定方向に連続して延びる単一の表示領域内に複数の前記ブロック画像を前記所定方向に一列に並べて表示し、複数の前記ブロック画像と共に、指定された送信先名を前記リストに表記する旨を受け付けるための確定キーを表示するとともに、前記確定キーの表示位置をタッチする操作である確定操作が前記タッチパネル部に対して行われることで、指定された送信先名を前記リストに表記し、
    前記タッチパネル部は、前記確定操作が行われるまで、前記範囲絞り込み操作を何回でも受け付け、
    前記タッチパネル部は、複数の前記ブロック画像のうち、第1文字を頭文字とする第1送信先名に対応する前記ブロック画像に対して前記範囲絞り込み操作が行われた後、前記確定操作が行われるまでに、前記第1送信先名に対応する前記ブロック画像とは隣接しない前記ブロック画像であり、前記第1文字とは異なる第2文字を頭文字とする第2送信先名に対応する前記ブロック画像に対して前記範囲絞り込み操作が行われると、前記第1送信先名および前記第2送信先名を前記リストに表記する送信先名として指定する旨を受け付け、
    前記表示部は、前記第1送信先名および前記第2送信先名が前記リストに表記する送信先名として指定されると、前記第1送信先名を表記した第1リストと前記第2送信先名を表記した第2リストとを同一画面内に別々に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示入力装置。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の表示入力装置と、
    データの送信先になり得る送信先候補と通信し、送信先候補の情報を取得する通信部と、を備え、
    前記表示部は、前記通信部が取得した情報に基づき、送信先候補に付された送信先名を表記した前記リストを表示することを特徴とする画像形成装置。
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