JP2005157756A - 情報処理装置及び検索方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で閲覧することができる情報処理装置及び検索方法を提供する。
【解決手段】 検索条件を入力するためのGUI画面は、属性値の順序性を表現した時間軸を持つスライダ123と、指定属性範囲となる期間を操作入力するためのボタンであるスライドボタン124とよりなるユーザインタフェースを有する。ユーザはこのスライドボタン124を時間軸にそって移動すると共に、スライドボタン124の幅を操作することで、検索条件となる期間を操作入力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、情報処理装置及び検索方法に関し、特にGUIを用いて検索条件を入力することが可能な情報処理装置及び検索方法に関する。
従来より、テキストや映像、音声などのデータを情報処理装置上で管理するための技術として、各種オペレーティングシステムに搭載されたファイルシステムが存在する。
これらファイルシステムは一般的に、ディレクトリ構造を用いてファイルを管理するように構成されている。また、ファイルシステムは、作成日時や更新日時や最終アクセス日時やファイルサイズ(バイト数)など属性値のみをファイルに対応づけて管理する。
このようなファイルシステムで管理されたファイルは、例えばエクスプローラ(登録商標)などのファイル操作を目的としたシェル(以下、ファイル操作ソフトウェアという)を用いて閲覧、操作することができる。
しかしながら、従来のファイルシステムは、最終アクセス日時以前のアクセス日時や更新履歴などのような、ファイルに対して行われた操作を時系列に沿った属性値として管理していない。このため、ファイル操作ソフトウェアを用いて、例えば過去のある期間にアクセスされたファイルを選択的に表示することができなかった。
このような問題を解決するためには、例えば特許文献1に開示されるように、ファイルに対してなされた全ての操作を時間情報と共に使用履歴として記録しておき、この情報を検索するように構成する必要がある。
特開2001−75845号公報
しかしながら、上記した従来の方法では、例えば特許文献1の特に図12に示されているように、検索の基準とする過去の日時を入力させるユーザインタフェースと、その期間を入力させるユーザインタフェースとが別々に構成されている。このため従来では、検索条件を入力するために、ユーザは2つの異なる操作が必要となり、操作が煩雑であった。また従来では、ユーザインタフェースが別々に設けられていたため、検索条件を視覚的に捉えさせることが困難であった。
このように従来の技術では、時間などの順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で閲覧することができなかった。
そこで本発明は、上記の問題を鑑み、順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で閲覧することができる情報処理装置及び検索方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、請求項1記載のように、順序性を持つ属性値を含む情報の集合から一部の情報を検索する検索手段を有する情報処理装置であって、前記順序性を1次元に表現した軸と該軸上を移動可能なボタンとを備えたユーザインタフェースを用いて前記情報の集合を検索するための検索条件を入力させる操作入力手段を有し、前記ボタンの大きさが前記検索条件の範囲に相当し、前記検索手段が前記ボタンで指定された範囲に基づいて前記情報の集合を検索するように構成される。順序性を表現する軸上を移動可能なボタンを用いて検索条件を入力可能に構成することで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法で検索条件を入力させることができる。結果的にユーザは、順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で検索し、これを閲覧することができる。
また、請求項1記載の前記ボタンは、請求項2記載のように、大きさを変更可能であることが好ましい。ボタンの大きさが検索条件の範囲に対応しているため、この大きさを変更可能に構成することで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法で検索条件を入力させることができる。
また、請求項1記載の前記ボタンの大きさは、請求項3記載のように、前記軸に沿った当該ボタンの幅であることが好ましい。上述したように、軸は順序性を表現している。従って、この軸に沿った幅を検索条件の範囲とすることで、ユーザにとって最も視覚的に捉え易い操作方法とすることができる。
また、請求項1記載の前記軸は、請求項4記載のように、前記順序性を持つ属性値の存在範囲を表すことが好ましい。軸が存在範囲を表すことで、ユーザは視覚的に情報の存在範囲及び現在の検索範囲を捉えることが可能となる。
また、請求項1記載の前記順序性を持つ属性値は、例えば請求項5記載のように、日時情報であってもよい。順序性を持つ属性値には日時情報が存在する。但し、本発明はこれに限定されず、例えば番号や大きさや重さや長さなどの順序性を持つ情報、又は数値化することで順序性を得ることができる情報などであれば、如何なるものに対しても適用することができる。
また、請求項1記載の前記ボタンは、請求項6記載のように、前記軸上での該ボタンの位置、該ボタンの幅、該ボタンで指定された範囲に属する情報の数、又は該ボタンで指定された範囲に属する情報の存在密度に依存して異なる表現で表示されることが好ましい。軸上での位置、幅、指定した範囲に属する情報の数、又は指定した範囲に属する情報の存在密度に応じてボタンの表現方法を変えることで、ユーザにこれらの情報を容易に知らせることができ、より操作し易い環境を実現することができる。
また、請求項6記載の前記異なる表現は、例えば請求項7記載のように、異なる色であってもよい。ボタンの表現方法を変える場合、その色を変えることがユーザにとって最も認識し易い方法である。
また、請求項1記載の前記検索手段は、例えば請求項8記載のように、所定のネットワークを介して前記情報処理装置と接続された他の情報処理装置で蓄積された前記情報を検索するように構成することもできる。情報の集合の蓄積場所は当該情報処理装置であってもよいが、他の情報処理装置、例えばコンピュータやサーバなどであってもよい。
また、他の本発明は、請求項9記載のように、順序性を持つ属性値を含む情報の集合から一部の情報を検索する検索方法であって、前記順序性を1次元に表現した軸と該軸上を移動可能なボタンとを備えたユーザインタフェースを用いて前記情報の集合を検索するための検索条件を入力させる第1のステップと、前記第1のステップで入力された検索条件に基づいて前記情報の集合を検索する第2のステップとを有し、前記ボタンの大きさが前記検索条件の範囲に相当するように構成される。順序性を表現する軸上を移動可能なボタンを用いて検索条件を入力するステップを設けることで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法で検索条件を入力させることができる。結果的にユーザは、順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で検索し、これを閲覧することができる。
また、請求項9記載の前記第1のステップは、請求項10記載のように、前記ボタンの前記軸上での位置又は前記ボタンの大きさを変更させることで前記検索条件を入力させるように構成されてもよい。ボタンの大きさが検索条件の範囲に対応しているため、この大きさを変更可能に構成することで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法で検索条件を入力させることができる。
本発明によれば、順序性を持つ情報の集合における一部分を簡単な操作で閲覧することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
まず、本発明による実施例1について図面を用いて詳細に説明する。尚、本実施例では、インターネットなどのネットワークを用いた、いわゆる電子掲示板に本発明を適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は本実施例による電子掲示板システム1の概略構成を示すシステム図である。図1に示すように、電子掲示板システム1は、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)10Aやディスプレイ10Bなどのクライアント端末10を1台以上有し、これがネットワーク20を介してサーバ30と接続されている。
ネットワーク20には、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの各種ネットワークを適用することができる。
PC10Aは従来ある一般的なパーソナルコンピュータを適用することができる。また、ディスプレイ10Bは本来備えた表示装置の他に、各種演算を行うためのプロセッサや、プロセッサが起動時に実行するコードなどを記録したROM(Read Only Memory)や、展開されたコードや演算結果などが書き込まれる作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)や、所定のプログラムなどを記録したハードディスクドライブなどの記録装置や、ユーザが入力・操作するための入力装置や、ネットワーク20を介してデータの送受信を行うネットワークインタフェース(I/F)などを有する。すなわち、ディスプレイ10BはPC10Aと同様の機能を有して構成される。但し、入力装置はタッチパネル式の入力手段であってもよい。
サーバ30は、クライアント端末10から送信されたメッセージなどを蓄積したり、クライアント端末10から要求されたメッセージなどを送信したりする。このサーバ30も、従来ある一般的なサーバを適用することができる。但し、パーソナルコンピュータやワークステーションなどでこれを代用してもよい。
上記の構成において、ユーザはPC10A又はディスプレイ10Bの所定のプログラムを起動し、メッセージを入力する。入力されたメッセージはネットワーク20を介してサーバ30へ送信される。サーバ30は受信したメッセージを蓄積する。また、ユーザはPC10A又はディスプレイ10Bの所定のプログラムを起動し、メッセージを閲覧する。この際、ユーザは後述するユーザインタフェースを用いて、目的のメッセージを検索するための条件(以下、指定属性範囲という)を入力する。入力された指定属性範囲は、ネットワーク20を介してサーバ30へ送信される。サーバ30は入力された指定属性範囲に該当するメッセージを特定し、これを要求元であるPC10A又はディスプレイ10Bに送信する。メッセージを受信したPC10A又はディスプレイ10Bは、受信したメッセージをリスト化して表示する。ユーザは表示されたリストの中から何れかのメッセージを選択し、これを閲覧する。尚、本発明において、上記したメッセージを入力/閲覧するための所定のプログラムをメッセージクライアントという。但し、メッセージクライアントにおいて、特にメッセージを入力するためのプログラムをメッセージエディタという。
次に、PC10Aやディスプレイ10Bなどのクライアント端末10の構成について説明する。尚、本実施例においてPC10Aとディスプレイ10Bとは略同様の構成であるため、ここではPC10Aについてのみ例を挙げて説明する。
図2はPC10Aの概略構成を示す図である。図2に示すように、PC10Aは、PC本体101とディスプレイ102とキーボード103とマウス104とを有する。ディスプレイ102とキーボード103とマウス104とは、ユーザに例えばGUI(Graphical User Interface)などの操作環境を提供するコンソールである。また、PC本体101はCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やハードディスクドライブなどを有し、後述するような各種動作を実現する。
ここで、ディスプレイ102に表示されるGUI画面を図3に示す。図3に示すように、GUI画面には、ユーザインタフェースとして、リスト表示部121と、スライダ123及びスライドボタン124を有して構成された操作入力部とが含まれる。
スライダ123は、メッセージの記録を開始した日(記録開始日)から記録を終了した日(記録終了日)までの時間軸を持つ。この時間軸は、属性値の順序性を表現した軸であり、順序性を持つ属性値の存在範囲を表している。従って、例えば時間軸を図3に示すように右向きの矢印とした場合、スライダ123の左端は記録開始日を示し、右端は記録終了日を示す。尚、メッセージの記録が継続中である場合、記録終了日は本日となる。
スライドボタン124は、指定属性範囲となる期間を操作入力するためのボタンである。ここで、スライドボタン124の詳細を図4(a)に示す。図4(a)に示すように、スライドボタン124の左端は期間の開始日(開始端Ts)を示し、右端を期間の終了日(終了端Te)を示す。従って、スライドボタン124の時間軸に沿った幅(以下、端に幅という)は、検索条件とする期間の長さを示す。尚、開始端Ts及び終了端Teに対応する日付けは、図4に示すように、ユーザに認識される文字で表示されることが好ましい。これにより、ユーザは操作入力した指定属性範囲の開始日,終了日及び長さを容易に知ることができる。
また、スライドボタン124は、図4(b)に示すように、スライダ123の時間軸に沿って移動することができる。すなわち、ユーザはスライドボタン124を時間軸に沿って移動させることで、指定属性範囲をシフトすることができる。スライドボタン124の移動操作は、例えばマウス104のクリックボタン及び移動量検出機構(ボール又は光学ユニットを含む)を用いて行うように構成することができる。これを具体的に説明すると、ユーザはマウス104を用いてGUI画面上に表示されたポインタを移動し、スライドボタン124上でクリックする。この際、ユーザはクリックの状態を保持する。これにより、スライドボタン124がポインタにつかまえられた状態となる。この状態でユーザはマウス104を時間軸に沿って移動する。これにより、スライドボタン124が時間軸に沿って移動する(Ts→Ts1,Te→Te1)。この際、スライドボタン124の中央日Tcも移動する(Tc→Tc1)。このように構成することで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を実現することができる。尚、この他、キーボード103の方向キーなどを用いてスライドボタン124を移動するように構成することでも、同様にユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を実現することができる。
更に、スライドボタン124の幅は、図4(c)又は(d)に示すように、変更することが可能である。すなわち、指定属性範囲の長さは変更することができる。スライドボタン124の幅をユーザに操作させるための構成としては、種々存在する。そこで本実施例では、スライドボタン124の中央日Tcを基準として左右の幅を変更するように構成した場合を例に挙げる。尚、中央日Tcは指定属性範囲とする期間の中央の日付けに対応する。
スライドボタン124の中央日Tcを基準として幅を変更する場合、この操作は、例えばマウス104のホイールボタンなどを用いて行うように構成することができる。これを具体的に説明すると、ユーザはマウス104のホイールボタンを上方向又は下方向に回転させる。例えば上方向にホイールボタンを回転させた場合、図4(c)に示すように、スライドボタン124の開始端Ts及び終了端Teが中央日Tcに接近し(Ts→Ts2,Te→Te2)、これの幅が狭まる。一方、例えば下方向に回転させた場合、図4(d)に示すように、スライドボタン124の開始端Ts及び終了端Teが中央日Tcから遠ざかり(Ts→Ts3,Te→Ts3)、これの幅が広がる。尚、上方向及び下方向とはマウスを上から見た際の方向である。また、狭める幅及び広げる幅は、回転量に基づいて決定される。更に、中央日Tcに関して左右の幅は同じ量だけ変化する。すなわち、スライドボタン124の幅は、中央日Tcを固定した状態で、左右対称に変化する。このように構成することで、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を実現することができる。尚、この他、キーボード103の所定キー(例えばコントロールキーやアルトキーなど)+方向キーなどを用いて行うように構成することでも、同様にユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を実現することができる。また、本実施例では、スライドボタン124の時間軸に沿った幅を検索条件の幅である指定属性範囲としたが、本発明はこの幅に限定されず、スライドボタン124の大きさとすることができる。すなわち、スライドボタン124の大きさが指定属性範囲の範囲を表すように構成することもできる。
また、GUI画面におけるリスト表示部121(図3参照)には、サーバ30から受信したメッセージのリストが表示される。このリストには、メッセージの属性として、送信者アドレス(From)と送信日時(Date)とタイトル(Title)とが列挙されている。ユーザはリスト表示部121に表示された何れかのリストを例えばダブルクリックすることで、これを閲覧することができる。尚、リスト表示部121では、メッセージが古い順又は新しい順に上からリストアップされる。また、リスト表示部121には、一画面で表示しきれなかったリストを表示するためのスクロールバー122が設けられる。ユーザはスクロールバー122を操作することで、表示部外のリストを表示することができる。
この他、GUI画面には、図3に示すように、『メッセージ入力』ボタン131と『メッセージ削除』ボタン132と『終了』ボタン133とが設けられる。
『メッセージ入力』ボタン131は新規にメッセージを入力する際に使用するユーザインタフェースである。ユーザにより『メッセージ入力』ボタン131がクリックされると、クライアント端末10はメッセージを入力するためのメッセージエディタを起動し、メッセージを新規に入力させるための環境を実現する。また、リスト表示部121における何れかのメッセージが選択された状態で『メッセージ削除』ボタン132がクリックされると、クライアント端末10は選択されているメッセージをサーバ30から削除する。更に、『終了』ボタン133がクリックされると、クライアント端末10はメッセージクライアントを終了する。
次に、機能ブロックを用いて本実施例によるクライアント端末10を詳細に説明する。図5はクライアント端末10の機能構成を示すブロック図である。
図5に示すように、クライアント端末10は、メッセージを入力し、これをサーバ30へ送信するための構成として、メッセージ入力手段15aとメッセージ送信手段15bとを有する。
メッセージ入力手段15aはユーザにメッセージを入力させるための手段である。このメッセージ入力手段15aは、キーボート103やマウス104やディスプレイ102(表示手段12)などを含んで実現される。ユーザからメッセージが入力されると、メッセージ入力手段15aは、メッセージの送り手のアドレス(送信者アドレス)と、メッセージの受け手のアドレス(宛て先アドレス)と、メッセージの送信指示が入力された日時(送信日時)と、メッセージのタイトルとに基づいて属性値を作成し、また、入力された本文に基づいて情報内容(本文)を作成し、これを1つのメッセージとしてメッセージ送信手段11bに入力する。尚、メッセージ入力手段15aは音声メッセージや映像(静止画像を含む)などを含むメッセージを入力できるように構成されてもよい。この場合、メッセージ入力手段15aは、マイクやカメラなども含んで実現される。
メッセージ送信手段15bは、メッセージ入力手段15aから入力されたメッセージをサーバ30へ送信するための手段である。このメッセージ送信手段15bは、ネットワークインタフェースなどを含んで実現される。メッセージ入力手段15aからメッセージが入力されると、メッセージ送信手段15bは、予め設定されたサーバ30のアドレス宛てに、当該メッセージを送信する。
また、クライアント端末10は、メッセージの検索条件を入力させると共に、この検索条件に対応したメッセージの検索をサーバ30に要求するための構成として、操作入力手段11aと範囲判定手段11bとスライド生成手段11cと検索要求手段11dとを有する。
操作入力手段11aはメッセージの検索条件とする期間を操作入力させるための手段である。これは、上述したスライダ123やスライドボタン124などを含む操作入力部の他に、キーボード103やマウス104やディスプレイ102(表示手段12)などを含んで実現される。ユーザからスライドボタン124の操作入力が行われると、操作入力手段11aはこの操作量(移動量ともいう)を範囲判定手段11bに入力する。
範囲判定手段11bは操作入力手段11aで操作入力された操作量に基づいて開始端Tsと終了端Teとを特定し、検索条件とする期間を特定するための手段である。範囲判定手段11bは例えばスライドボタン124の移動が入力された場合、操作された量(以下、操作量という)Xに対して単位長さ当たりの期間T0を乗算し、実際に操作された期間のシフト量Tnを算出する。尚、単位長さ当たりの期間T0は、スライダ123で表現される期間(記録開始日から記録終了日まで)と、スライダ123のGUI画面上の長さとに基づいて決定される値である。次に、範囲判定手段11bは、現在の中央日Tcにシフト量Tnを加算又は減算することで、操作後の中央日Tc1を算出する。更に、現在の期間の幅(以下、期間幅という)Wtと中央日Tc1とに基づいて新たな開始端Ts1と終了端Te1とを算出する。一方、スライドボタン124の期間幅Wtが変更された場合、範囲判定手段11bは操作量に基づいて変更後の期間幅Wt1を算出し、これに基づいて開始端Ts及び終了端Tsを変更する(Ts→Ts2又はTs3,Te→Te2又はTe3)。
スライド生成手段11cはスライダ123及びスライドボタン124を含むユーザインタフェースを生成すると共に、範囲判定手段11bで特定された開始端Ts,Ts1,Ts2,Ts3及び終了端Te,Te1,Te2,Te3に基づいてスライドボタン124の位置及び幅を移動/変更するための手段である。尚、スライド生成手段11cで生成/移動/変更されたユーザインタフェース(スライダ123やスライドボタン124などを含む操作入力部)は表示手段12に表示される。
検索要求手段11dは範囲判定手段11bで特定された開始端Ts,Ts1,Ts2,Ts3及び終了端Te,Te1,Te2,Te3から決定される指定属性範囲に該当するメッセージの検索をサーバ30へ要求するための手段である。この検索要求手段11dは、ネットワークインタフェースなどを含んで実現される。
また、クライアント端末10は、上記で要求した検索の結果を表示するため構成として、検索結果受信手段13aとリスト生成手段13bとを有する。
検索結果受信手段13aはサーバ30から送信された検索結果を受信するための手段である。この検索結果受信手段13aはネットワークインタフェースなどを含んで実現される。尚、検索結果とは指定属性範囲に基づいて検索されたメッセージである。
リスト生成手段13bは検索結果受信手段13aが受信したメッセージをリスト化し、これのユーザインタフェース(リスト表示部121)を生成するための手段である。尚、スライド生成手段11cで生成/移動/変更されたユーザインタフェース(リスト表示部121)は表示手段12に表示される。
この他、クライアント端末10は選択入力手段14を有する。選択入力手段14は表示手段12に表示されたリスト表示部121に基づいてユーザに何れかのメッセージを選択させるための手段である。尚、選択入力手段14で選択されたメッセージの情報内容(本文)は例えば表示手段12にポップアップ表示される。
以上で説明した各手段は、主としてプログラム(メッセージクライアント)により実現される機能である。メッセージクライアントはハードディスクドライブなどの記録装置に記録されており、必要に応じてCPU(Central Processing Unit)に読み出されて実行される。これにより、上記手段を有するクライアント端末10が実現される。
次に、本実施例によるサーバ30の機能構成について図面と共に説明する。図6はサーバ30の機能構成を示すブロック図である。
図6に示すように、サーバ30は、クライアント端末10からメッセージを受信するメッセージ受信手段33と、メッセージ受信手段33で受信したメッセージを蓄積する蓄積手段32と、クライアント端末10からメッセージの検索条件である指定属性範囲を受信する検索要求受信手段31aと、検索要求受信手段31aで受信した指定属性範囲に基づいて該当するメッセージを蓄積手段32から検索する検索手段31bと、検索手段31bで検索されたメッセージを検索結果として送信する検索結果送信手段31cとを有する。
ここで、蓄積手段32のデータ構造を図7に示す。図7に示すように、蓄積手段32には属性値3aと情報内容(本文)3bとを含んでなるメッセージ3−1,3−2,3−3,3−4,…が蓄積されている。属性値3aには、上述した送信者アドレス,宛て先アドレス,送信日時及びタイトルが含まれる。また、情報内容(本文)3bには、上述したように、メッセージの本文が含まれる。
サーバ30における検索手段31bは、検索要求受信手段31aで受信された指定属性範囲と、各メッセージの属性値3aにおける送信日時とを比較し、該当するメッセージを検索する。すなわち、検索手段31bは、順序性を持つ属性値(送信日時)を含む情報(メッセージ)の集合から一部の情報を検索するための手段である。このように検索を行うと、検索手段31bは、検索したメッセージを検索結果送信手段31cに入力する。
次に、本実施例によるクライアント端末10及びサーバ30の動作を図面と共に説明する。図8はクライアント端末10がメッセージクライアントを起動した際の動作を示すフローチャートである。図9はクライアント端末10からメッセージの検索が要求された際のサーバ30の動作を示すフローチャートである。また、図10はユーザからメッセージの入力が指示された際のクライアント端末10の動作を示すフローチャートである。図11はクライアント端末10からメッセージを受信した際のサーバ30の動作を示すフローチャートである。
図8に示すように、クライアント端末10はユーザの指示によりメッセージクライアントが起動すると、先ず、ユーザの認証を行う(ステップS101)。この認証はユーザに予め割り当てておいたアカウント名及びパスワードを用いて行われても良いし、ユーザに予め付与しておいた識別情報を用いて行われてもよい。アカウント名及びパスワードを用いる場合、クライアント端末10はディスプレイ102のコンソール画面を通じてユーザにアカウント名及びパスワードの入力を求める。ユーザはこれに応じ、キーボード103,マウス104を用いて自己のアカウント名及びパスワードを入力する。また、識別情報を用いる場合、ユーザには、RF−IDタグやICカードや携帯型情報メディアなどを用いて識別情報が付与されている。一方、クライアント端末10には、この識別情報を読み取るリーダが備えられている。クライアント端末10は起動時にリーダを用いてユーザの識別情報を読み取り、ユーザの認証を行う。
このようにユーザの認証を行うと、次にクライアント端末10は、ユーザ毎の記録開始日と記録終了日とを取得する(ステップS102)。記録開始日はメッセージクライアントにユーザを登録した日である。また、記録終了日は上述のように本日であってもよいが、ある特定に指示により記録の終了を行った日であってもよい。これら記録開始日及び記録終了日はクライアント端末10又はサーバ30においてユーザ毎の情報として管理されている。クライアント端末10は、管理先からステップS101で認証したユーザに対する記録開始日と記録終了日とを取得する。
次にクライアント端末10は、取得した記録開始日と記録終了日とからスライダ123(図3参照)を作成する(ステップS103)。スライダ123のGUI画面上の長さはディスプレイ102の大きさ及び解像度によって決定される値である。すなわち、ディスプレイ102の設定に変更が無ければ固定された長さである。また、クライアント端末10は、単位長さ当たりの期間T0を算出する(ステップS104)。これは、記録開始日から記録終了日までの期間とスライダ123の画面上の長さとに基づいて算出することができる。すなわち、例えば記録開始日から記録終了日までの期間が2年(但し、閏年を除く)であり、スライダ123のGUI画面上の長さが10000ピクセル(但し、単位をセンチメートルなどとしてもよい)であるとすると、クライアント端末10は、2年を10000ピクセルで除算する。これにより、単位長さ(1ピクセル)当たりの期間T0が0.073日(=1.7520時間)であると求まる。但し、これは、マウス104を用いてポインタを単位長さ(1ピクセル)毎に操作できる場合の計算方法である。本来は、単位長さをマウス104で操作できる最小の長さ(ピクセル数)とすることが好ましい。
次にクライアント端末10は、初期の設定からスライドボタン124の中央日Tcと期間幅Wtとを特定し(ステップS105)、これらの値からスライドボタン124のGUI画面上の開始端Ts及び終了端Teを算出し(ステップS106)、これに基づいてスライドボタン124を生成する(ステップS107)。すなわち、開始端Tsを単位長さ当たりの期間T0で除算することで、スライダ123上の開始端Tsの位置を特定する。同様に、終了端Teを単位長さ当たりの期間T0で除算することで、スライダ123上の終了端Teの位置を特定する。その後、この開始端Ts及び終了端Teの位置に基づいてスライドボタン124を生成する。
また、クライアント端末10は、ステップS106で算出した開始端Ts及び終了端Teを指定属性範囲としたメッセージの要求を生成し(ステップS108)、これをサーバ30へ送信する(ステップS109)。尚、メッセージの要求には、ステップS101で認証したユーザのアカウント名又は識別情報も含まれる。このような要求を受信したサーバ30は、図9に示す動作を実行する。すなわち、サーバ30はメッセージの要求を受信すると(ステップS201のYes)、ユーザのアカウント名又は識別情報と指定属性範囲とに基づいて当該ユーザ宛てであり送信日時が指定属性範囲を満足するメッセージを検索する(ステップS202)。次にサーバ30は検索されたメッセージを検索結果としてクライアント端末10へ送信する(ステップS203)。
図8に戻って説明する。メッセージの要求を送信した後、クライアント端末10はサーバ30の応答を待機する(ステップS110)。サーバ30から応答を受信すると(ステップS110のYes)、クライアント端末10は受信した応答に含まれるメッセージの属性値に基づいてリスト表示部121を作成し(ステップS111)、これをディスプレイ102に表示する(ステップS112)。この際、ディスプレイ102にはリスト表示部121とスライダ123及びスライドボタン124とが表示されている。また、『メッセージ入力』ボタン131,『メッセージ削除』ボタン132及び『終了』ボタン133も表示されている。
このようにリスト表示部121とスライダ123及びスライドボタン124とを含むGUI画面を表示すると、次にクライアント端末10は、この画面に対する操作入力を待機する(ステップS113)。操作入力があると(ステップS113のYes)、クライアント端末10は先ず、当該操作入力がスライドボタン124の移動であるか否かを判断する(ステップS114)。当該操作入力がスライドボタン124の移動である場合(ステップS114のYes)、クライアント端末10は操作量X及び単位長さ当たりの期間T0に基づいて、実際に操作された期間のシフト量Tnを算出し、これから操作後の中央日Tc(Tc1に相当)を算出する(ステップS115)。その後、クライアント端末10は、ステップS106に帰還して操作後のスライドボタン124を生成した後、以降の動作を実行する。
一方、操作入力がスライドボタン124の移動でない場合(ステップS114のNo)、クライアント端末10は次に、当該操作入力が期間幅Wtの変更であるか否かを判断する(ステップS116)。当該操作入力が期間幅Wtの変更である場合(ステップS116のYes)、クライアント端末10は、操作量に基づいて変更後の期間幅Wt(Wt1に相当)を算出する(ステップS117)。その後、クライアント端末10は、ステップS106に帰還して操作後のスライドボタン124を生成した後、以降の動作を実行する。
また、ステップS116の判断の結果、操作入力が期間幅Wtの変更でない場合(ステップS116のNo)、クライアント端末10は次に、当該操作入力がメッセージの選択であるか否かを判断する(ステップS118)。当該操作入力がメッセージの選択である場合(ステップS118のYes)、クライアント端末10は選択されたメッセージの情報内容(本文)をポップアップ表示し(ステップS119)、その後、ステップS113へ帰還して、新たな操作入力を待機する。尚、ステップS118の判断の結果、当該操作入力がメッセージの選択でない場合(ステップS118のNo)、クライアント端末10はそのままステップS113へ帰還して、新たな操作入力を待機する。但し、その他の操作入力として、メッセージの削除などが入力された場合、クライアント端末10はこれらの操作入力に対する処理を実行し、その後、ステップS113へ帰還して、新たな操作入力を待機する。また、入力された操作が終了指示である場合、クライアント端末10は起動しているメッセージクライアントを終了させる。
また、図10に示すように、クライアント端末10は、メッセージクライアントを起動中、常時又は適宜、ユーザからメッセージの入力が指示されたか否かを監視している(ステップS301)。ここで、メッセージの入力は、例えば図3に示す画面において『メッセージ入力』ボタン131がクリックされること、又は表示したメッセージに対して返信のメッセージ(本説明では返信メッセージという)が入力されることにより指示される。尚、以下の説明では、返信メッセージをメッセージに含めて説明する。
メッセージの入力が指示された場合(ステップS301のYes)、クライアント端末10はメッセージエディタを起動し(ステップS302)、ユーザにメッセージを入力させる。尚、この際入力させる情報は、宛て先アドレスとタイトルと情報内容(本文)とである。
メッセージを入力させた後、クライアント端末10は、ユーザからメッセージの送信が指示されたか否かを判断する(ステップS303)。送信の指示が入力された場合(ステップS303のYes)、クライアント端末10は、内蔵した時計から現在の日時を送信日時として取得し(ステップS304)、この送信日時と、ユーザのアドレス(送信者アドレス)と、入力された宛て先アドレス及びタイトルとに基づいて属性値を作成する(ステップS305)。その後、クライアント端末10は、この属性値と情報内容(本文)とを含むメッセージをサーバ30へ送信し(ステップS306)、ステップS301へ帰還する。これに対し、サーバ30は、図11に示すように、クライアント端末10からメッセージを受信したか否かを監視する(ステップS401)。クライアント端末10からメッセージを受信した場合(ステップS401のYes)、クライアント端末10は当該メッセージを蓄積手段32に蓄積し(ステップS402)、その後、ステップS401に帰還する。
図10に戻って説明する。メッセージを入力させた後、ユーザから送信の指示が入力されなかった場合(ステップS303のNo)、クライアント端末10は、入力されたメッセージを保存するか否かを問い合わせる(ステップS307)。ユーザから保存する指示が入力された場合(ステップS307のYes)、クライアント端末10は、当該メッセージをキャッシュメモリなどに一時保存し(ステップS308)、その後、ステップS301へ帰還する。また、保存する指示が入力されなかった場合(ステップS307のNo)、クライアント端末10は、当該メッセージを破棄し(ステップS309)、その後、ステップS301へ帰還する。
以上のように構成及び動作することで、本発明によれば、複数の検索条件(本実施例では中央日と期間幅)を1つのユーザインタフェースを用いて入力できると共に、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を用いて各検索条件を入力できるように構成されるため、目的とする情報を容易に閲覧することができる環境を実現することができる。
尚、本実施例では、順序性を持つ属性値を日時情報とし、これを含む情報の集合に対して期間を用いて検索を行う場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、例えば番号や大きさや重さや長さなどの順序性を持つ情報、又は数値化することで順序性を得ることができる情報などであれば、如何なるものに対しても適用することができる。
また、本実施例では、各情報(メッセージ)が順序性を持つ属性値を1つ含む場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、各情報が順序性を持つ属性値を複数含むような場合にも適用することが可能である。但し、この場合、スライダ123及びスライドボタン124よりなるユーザインタフェース(操作入力部)は、属性値の種類毎に設けられる。
次に、本発明の実施例2について図面を用いて詳細に説明する。尚、以下の説明において、実施例1と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、特記しない構成に関しては実施例1と同様である。
実施例1では、クライアント端末10から入力されたメッセージがサーバ30に蓄積されるように構成されていた。これに対し、本実施例は、メッセージが入力されたクライアント端末(10’)が当該メッセージを各自蓄積するように構成した場合を例に挙げて説明する。
図12は本実施例による電子掲示板システム1’の概略構成を示すシステム図である。図12に示すように、電子掲示板システム1’は、PC10Cやディスプレイ10Dなどのクライアント端末10’を1台以上有し、これがネットワーク20を介してサーバ30と接続されている。
ネットワーク20には、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの各種ネットワークを適用することができる。
PC10Cは従来ある一般的なパーソナルコンピュータを適用することができる。また、ディスプレイ10Dは実施例1と同様の構成を適用することができる。更に、サーバ30も実施例1と同様の構成を適用することができる。
上記の構成において、ユーザはPC10C又はディスプレイ10Dのメッセージクライアント(特にメッセージエディタ)を起動し、メッセージを入力する。入力されたメッセージは自己内部の記憶装置などに蓄積される。また、ユーザはPC10C又はディスプレイ10Dのメッセージクライアントを起動し、メッセージを閲覧する。この際、ユーザは後述するユーザインタフェースを用いて、目的のメッセージを検索するための条件(以下、指定属性範囲という)を入力する。PC10C又はディスプレイ10Dは、入力された指定属性範囲に基づいてメッセージの蓄積先を検索して該当するメッセージを特定すると共に、入力された指定属性範囲をネットワーク20を介して他のPC10C又はディスプレイ10D(他のクライアント端末10’)へ送信する。他のクライアント端末10’は入力された指定属性範囲に該当するメッセージを特定し、これを要求元であるPC10C又はディスプレイ10Dに送信する。メッセージを受信したPC10C又はディスプレイ10Dは、受信したメッセージをリスト化して表示する。ユーザは表示されたリストの中から何れかのメッセージを選択し、これを閲覧する。
尚、PC10Cやディスプレイ10Dなどの全てのクライアント端末10’は、JXTA(登録商標)等に代表されるピア・ツー・ピアフレームワーク上のピアとしてネットワーク20上に実装される。すなわち、クライアント端末10’は相互にピア・ツー・ピア型のネットワークを形成している。従って、複数のクライアント端末10’はネットワーク20上に存在するひとつの仮想的なメッセージの蓄積手段を構成することができる。これにより、クライアント端末10’で蓄積されているメッセージを全てのクライアント端末10’で管理されているメッセージとして取り扱うことができる。
本実施例によるPC10Cやディスプレイ10Dなどのクライアント端末10’の構成は、実施例1によるPC10Aやディスプレイ10Bなどのクライアント端末10と同様であるため、ここでは説明を省略する。
次に、機能ブロックを用いて本実施例によるクライアント端末10’を詳細に説明する。図13はクライアント端末10’の機能構成を示すブロック図である。
図13に示すように、クライアント端末10’は、メッセージを入力し、これを蓄積するための構成として、メッセージ入力手段15aと蓄積手段32とを有する。
メッセージ入力手段15aはユーザにメッセージを入力させるための手段である。このメッセージ入力手段15aは、キーボート103やマウス104やディスプレイ102(表示手段12)などを含んで実現される。ユーザからメッセージが入力されると、メッセージ入力手段15aは、メッセージの送り手のアドレス(送信者アドレス)と、メッセージの受け手のアドレス(宛て先アドレス)と、メッセージの送信指示が入力された日時(送信日時)と、メッセージのタイトルとに基づいて属性値を作成し、また、入力された本文に基づいて情報内容(本文)を作成し、これを1つのメッセージとして蓄積手段32に蓄積する。尚、メッセージ入力手段15aは音声メッセージや映像(静止画像を含む)などを含むメッセージを入力できるように構成されてもよい。この場合、メッセージ入力手段15aは、マイクやカメラなども含んで実現される。
蓄積手段32は、メッセージ入力手段15aから入力されたメッセージを蓄積するための手段である。この蓄積手段32のデータ構造は実施例1(特に図7)と同様である。
また、クライアント端末10は、メッセージの検索条件を入力させると共に、この検索条件に対応したメッセージを検索するための構成として、操作入力手段11aと範囲判定手段11bとスライド生成手段11cと検索手段31bと検索要求手段11dとを有する。
操作入力手段11aはメッセージの検索条件とする期間を操作入力させるための手段である。これは、上述したスライダ123やスライドボタン124などを含む操作入力部の他に、キーボード103やマウス104やディスプレイ102(表示手段12)などを含んで実現される。ユーザからスライドボタン124の操作入力が行われると、操作入力手段11aはこの操作量を範囲判定手段11bに入力する。
範囲判定手段11bは操作入力手段11aで操作入力された操作量に基づいて開始端Tsと終了端Teとを特定し、検索条件とする期間を特定するための手段である。これの動作は、実施例1と同様である。
スライド生成手段11cはスライダ123及びスライドボタン124を含むユーザインタフェースを生成すると共に、範囲判定手段11bで特定された開始端Ts,Ts1,Ts2,Ts3及び終了端Te,Te1,Te2,Te3に基づいてスライドボタン124の位置及び幅を移動/変更するための手段である。尚、スライド生成手段11cで生成/移動/変更されたユーザインタフェース(スライダ123やスライドボタン124などを含む操作入力部)は表示手段12に表示される。
検索要求手段11dは範囲判定手段11bで特定された開始端Ts,Ts1,Ts2,Ts3及び終了端Te,Te1,Te2,Te3から決定される指定属性範囲に該当するメッセージを蓄積手段32から検索するための手段である。
検索要求手段11dは範囲判定手段11bで特定された開始端Ts,Ts1,Ts2,Ts3及び終了端Te,Te1,Te2,Te3から決定される指定属性範囲に該当するメッセージの検索を他のクライアント端末10’へ要求するための手段である。この検索要求手段11dは、ネットワークインタフェースなどを含んで実現される。
また、クライアント端末10’は、上記で検索した結果を表示するため構成として、検索結果受信手段13aとリスト生成手段13bとを有する。
検索結果受信手段13aは検索手段31bで得られた検索結果を入力すると共に、他のクライアント端末10’から送信された検索結果を受信するための手段である。この検索結果受信手段13aはネットワークインタフェースなどを含んで実現される。尚、検索結果とは指定属性範囲に基づいて検索されたメッセージである。
リスト生成手段13bは検索結果受信手段13aが入力又は受信したメッセージをリスト化し、これのユーザインタフェース(リスト表示部121)を生成するための手段である。尚、スライド生成手段11cで生成/移動/変更されたユーザインタフェース(リスト表示部121)は表示手段12に表示される。
更に、クライアント端末10’は、他のクライアント端末10’からの要求に基づいて蓄積手段32に蓄積されたメッセージを検索するための構成として、検索要求受信手段31aと検索結果送信手段31cとを有する。検索要求受信手段31aは他のクライアント端末10’から検索の要求を受信すると、これに含まれる指定属性範囲を検索手段31bに入力する。また、検索結果送信手段31cは、検索手段31bで得られた検索結果を、要求元である他のクライアント端末10’へ送信する。これら検索要求受信手段31aと検索結果送信手段31cとは、ネットワークインタフェースなどを含んで実現される。
この他、クライアント端末10は選択入力手段14を有する。選択入力手段14は表示手段12に表示されたリスト表示部121に基づいてユーザに何れかのメッセージを選択させるための手段である。尚、選択入力手段14で選択されたメッセージの情報内容(本文)は例えば表示手段12にポップアップ表示される。
以上で説明した各手段は、主としてプログラム(メッセージクライアント)により実現される機能である。メッセージクライアントはハードディスクドライブなどの記録装置に記録されており、必要に応じてCPU(Central Processing Unit)に読み出されて実行される。これにより、上記手段を有するクライアント端末10が実現される。
次に、本実施例によるクライアント端末10’の動作を図面と共に説明する。図14はクライアント端末10がメッセージクライアントを起動した際の動作を示すフローチャートである。図15は他のクライアント端末10’からメッセージの検索が要求された際のクライアント端末10’の動作を示すフローチャートである。また、図16はユーザからメッセージの入力が指示された際のクライアント端末10’の動作を示すフローチャートである。
図14に示すように、クライアント端末10’はユーザの指示によりメッセージクライアントが起動すると、先ず、ユーザの認証を行う(ステップS501)。この認証はユーザに予め割り当てておいたアカウント名及びパスワードを用いて行われても良いし、ユーザに予め付与しておいた識別情報を用いて行われてもよい。
ユーザの認証を行うと、次にクライアント端末10’は、ユーザ毎の記録開始日と記録終了日とを取得する(ステップS502)。記録開始日及び記録終了日は何れかのクライアント端末10’においてユーザ毎の情報として管理されている。クライアント端末10’は、管理先からステップS501で認証したユーザに対する記録開始日と記録終了日とを取得する。
次にクライアント端末10’は、取得した記録開始日と記録終了日とからスライダ123(図3参照)を作成する(ステップS503)。また、クライアント端末10’は、単位長さ当たりの期間T0を算出する(ステップS504)。
次にクライアント端末10’は、初期の設定からスライドボタン124の中央日Tcと期間幅Wtとを特定し(ステップS505)、これらの値からスライドボタン124のGUI画面上の開始端Ts及び終了端Teを算出し(ステップS506)、これに基づいてスライドボタン124を生成する(ステップS507)。
また、クライアント端末10’は、ステップS106で算出した開始端Ts及び終了端Teを指定属性範囲とし、これに該当するメッセージを蓄積手段32から検索する(ステップS508)。更に、クライアント端末10’は、指定属性範囲に該当するメッセージの要求を生成し(ステップS509)、これを他のクライアント端末10’へ送信する(ステップS510)。尚、メッセージの要求には、ステップS101で認証したユーザのアカウント名又は識別情報も含まれる。このような要求を受信した他のクライアント端末10’の動作は、後述において図15を用いて説明する。
このようにメッセージの要求を送信した後、クライアント端末10’は他のクライアント端末10’の応答を待機する(ステップS511)。他のクライアント端末10’から応答を受信すると(ステップS511のYes)、クライアント端末10’は受信した応答に含まれるメッセージ及びステップS508で検索したメッセージの属性値に基づいてリスト表示部121を作成し(ステップS512)、これをディスプレイ102に表示する(ステップS513)。この際、ディスプレイ102にはリスト表示部121とスライダ123及びスライドボタン124とが表示されている。また、『メッセージ入力』ボタン131,『メッセージ削除』ボタン132及び『終了』ボタン133も表示されている。
このようにリスト表示部121とスライダ123及びスライドボタン124とを含むGUI画面を表示すると、次にクライアント端末10’は、この画面に対する操作入力を待機する(ステップS514)。操作入力があると(ステップS514のYes)、クライアント端末10は先ず、当該操作入力がスライドボタン124の移動であるか否かを判断する(ステップS515)。当該操作入力がスライドボタン124の移動である場合(ステップS515のYes)、クライアント端末10’は操作量X及び単位長さ当たりの期間T0に基づいて、実際に操作された期間のシフト量Tnを算出し、これから操作後の中央日Tc(Tc1に相当)を算出する(ステップS516)。その後、クライアント端末10は、ステップS506に帰還して操作後のスライドボタン124を生成した後、以降の動作を実行する。
一方、操作入力がスライドボタン124の移動でない場合(ステップS515のNo)、クライアント端末10’は次に、当該操作入力が期間幅Wtの変更であるか否かを判断する(ステップS517)。当該操作入力が期間幅Wtの変更である場合(ステップS517のYes)、クライアント端末10’は、操作量に基づいて期間幅Wt(Wt1に相当)を算出する(ステップS518)。その後、クライアント端末10’は、ステップS506に帰還して操作後のスライドボタン124を生成した後、以降の動作を実行する。
また、ステップS517の判断の結果、操作入力が期間幅Wtの変更でない場合(ステップS517のNo)、クライアント端末10’は次に、当該操作入力がメッセージの選択であるか否かを判断する(ステップS519)。当該操作入力がメッセージの選択である場合(ステップS519のYes)、クライアント端末10’は選択されたメッセージの情報内容(本文)をポップアップ表示し(ステップS520)、その後、ステップS514へ帰還して、新たな操作入力を待機する。尚、ステップS519の判断の結果、当該操作入力がメッセージの選択でない場合(ステップS519のNo)、クライアント端末10’はそのままステップS514へ帰還して、新たな操作入力を待機する。但し、その他の操作入力として、メッセージの削除などが入力された場合、クライアント端末10’はこれらの操作入力に対する処理を実行し、その後、ステップS514へ帰還して、新たな操作入力を待機する。また、入力された操作が終了指示である場合、クライアント端末10’は起動しているメッセージクライアントを終了させる。
また、クライアント端末10’は、図15に示すように、常時又は適宜、他のクライアント端末10’からメッセージの要求を受信したか否かを監視する(ステップS601)。他のクライアント端末10’からメッセージの要求を受信すると(ステップS601のYes)、クライアント端末10’は受信した要求に含まれるユーザのアカウント名又は識別情報と指定属性範囲とに基づいて当該ユーザ宛てであり送信日時が指定属性範囲を満足するメッセージを検索する(ステップS602)。次にクライアント端末10’は検索されたメッセージを検索結果として他のクライアント端末10’へ送信する(ステップS603)。
また、図16に示すように、クライアント端末10’は、メッセージクライアントを起動中、常時又は適宜、ユーザからメッセージの入力が指示されたか否かを監視している(ステップS701)。
メッセージの入力が指示された場合(ステップS701のYes)、クライアント端末10’はメッセージエディタを起動し(ステップS702)、ユーザにメッセージを入力させる。尚、この際入力させる情報は、宛て先アドレスとタイトルと情報内容(本文)とである。
メッセージを入力させた後、クライアント端末10’は、ユーザからメッセージの蓄積(但し、送信であってもよい)が指示されたか否かを判断する(ステップS703)。送信の指示が入力された場合(ステップS703のYes)、クライアント端末10’は、内蔵した時計から現在の日時を送信日時として取得し(ステップS704)、この送信日時と、ユーザのアドレス(送信者アドレス)と、入力された宛て先アドレス及びタイトルとに基づいて属性値を作成する(ステップS705)。その後、クライアント端末10’は、この属性値と情報内容(本文)とを含むメッセージを蓄積手段32に蓄積し(ステップS706)、ステップS701へ帰還する。
また、メッセージを入力させた後、ユーザから送信の指示が入力されなかった場合(ステップS703のNo)、クライアント端末10’は、入力されたメッセージを保存するか否かを問い合わせる(ステップS707)。ユーザから保存する指示が入力された場合(ステップS707のYes)、クライアント端末10’は、当該メッセージをキャッシュメモリなどに一時保存し(ステップS708)、その後、ステップS701へ帰還する。また、保存する指示が入力されなかった場合(ステップS707のNo)、クライアント端末10’は、当該メッセージを破棄し(ステップS709)、その後、ステップS701へ帰還する。
以上のように構成及び動作することで、本発明によれば、複数の検索条件(本実施例では開始端と終了端)を1つのユーザインタフェースを用いて入力できると共に、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を用いて各検索条件を入力できるように構成されるため、目的とする情報を容易に閲覧することができる環境を実現することができる。
また、本実施例では、各情報(メッセージ)が順序性を持つ属性値を1つ含む場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されず、各情報が順序性を持つ属性値を複数含むような場合にも適用することが可能である。但し、この場合、スライダ123及びスライドボタン124よりなるユーザインタフェース(操作入力部)は、属性値の種類毎に設けられる。
更に、本実施例によれば、メッセージを蓄積するためのサーバを必要としないため、システムをより簡素化することができる。尚、他の構成及び効果は実施例1による構成及び効果を含むものである。
次に、本発明の実施例3について説明する。尚、以下の説明において、実施例1又は実施例2と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、特記しない構成に関しては実施例1又は実施例2と同様である。
本実施例では、スライドボタン124の他の構成を示す。実施例1及び実施例2では、中央日Tcと期間幅Wtとに基づいてスライドボタン124を作成、移動、変更する場合について例を挙げた。これに対し、本実施例では、中央日Tcと期間幅Wtとを用いず、開始単Tsと終了端Teとをそのまま用いてスライドボタン124’を作成、移動、変更する場合について例を挙げる。尚、以下の説明では、実施例1の構成及び動作を引用して説明する。
本実施例によるクライアント端末10及びサーバ30の構成は実施例1と同様の構成において、範囲判定手段11bの動作が異なる。
本実施例による範囲判定手段11bは、実施例1と同様に、操作入力手段11aで操作入力された操作量に基づいて開始端Tsと終了端Teとを特定し、検索条件とする期間を特定するための手段である。本実施例による範囲判定手段11bの動作を図17と共に説明する。
図17(a)に示すように、範囲判定手段11bは例えばスライドボタン124’全体の移動が入力された場合、操作量Xに対して単位長さ当たりの期間T0を乗算し、実際に操作された期間のシフト量Tnを算出する。次に、範囲判定手段11bは、現在の開始端Tsと終了端Teとにシフト量Tnを加算又は減算することで、操作後の開始端Ts1及び終了端Te1を算出する。尚、スライドボタン124’全体を移動させる場合、ユーザはマウス104を用いてスライドボタン124’の導体部分(=端以外の部分)をつかまえ、この状態でマウス104を時間軸に沿って移動させる。
また、図17(b)に示すように、範囲判定手段11bは例えばスライドボタン124’の開始端Ts又は終了端Teの移動が入力された場合(但し、以下の説明では開始端Tsの移動が入力された場合を例に挙げる)、範囲判定手段11bは、操作量Xに対して単位長さ当たりの期間T0を乗算し、実際に操作された期間のシフト量Tnを算出する。次に、範囲判定手段11bは、現在の開始端Tsにシフト量Tnを加算又は減算することで、操作後の開始端Ts2を算出する。このように構成することで、本実施例では、スライドボタン124の端を独立して操作することが可能となる。すなわち、ユーザがマウス104を用いてスライドボタン124の開始端Ts又は終了端Teにポインタを合わせ、クリックする。この際、ユーザはクリックの状態を保持する。これにより、スライドボタン124の開始端Ts又は終了端Teがポインタにつかまえられた状態となる。この状態でユーザはマウス104を時間軸に沿って移動する。これにより、開始端Ts又は終了端Teが時間軸に沿って移動する(Ts→Ts2又はTe→Te2)。この際、ポインタでつかまえられていない方の端は移動しない。これにより、ユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法で、期間幅を操作することができるような構成が実現される。尚、この他、キーボード103の所定キー(例えばコントロールキーやアルトキーなど)+方向キーなどを用いて何れか一方の端を移動できるように構成することでも、同様にユーザにとって視覚的に捉え易い操作方法を実現することができる。但し、スライドボタン124’の開始端Tsは、終了端Teと時間的に矛盾することがない範囲において、終了端Teの位置に依存することなく時間軸に沿って移動することができる。同様に、スライドボタン124’の終了端Teは、開始端Tsと時間的に矛盾することがない範囲において、開始端Tsの位置に依存することなく時間軸に沿って移動することができる。
次に、本発明の実施例4について説明する。尚、以下の説明において、実施例1から実施例3と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、特記しない構成に関しては実施例1から実施例3と同様である。
上記したスライドボタン124(124’も含む)は、その位置や期間幅、又は指定属性範囲に含まれるメッセージの件数やメッセージの存在密度に応じて色などの表示方法を変えるように構成することもできる。尚、スライドボタン124の位置とは、開始端Ts又は終了端Te若しくは中央日Tcの位置である。
例えば位置に基づいて色を変更する場合、現在に近いほぼ水色などの非強調色で表示し、過去に逆上るにつれて赤色などの強調色で表示するように構成される。また、期間幅に基づいて色を変更する場合、期間幅が広いほど水色などの非強調色で表示し、狭まるにつれて赤色などの強調色で表示するように構成される。更に、開始端Tsと終了端Teとで決定される指定属性範囲に含まれるメッセージの件数に基づいて色を変更する場合、件数が少ないほど水色などの非強調色で表示し、多くなるにつれて赤色などの強調色で表示するように構成される。更にまた、開始端Tsと終了端Teとで決定される指定属性範囲に含まれるメッセージの件数を期間幅で除算することで得られるメッセージの存在密度に基づいて色を変更する場合、存在密度が薄いほど水色などの非強調色で表示し、濃くなるにつれて赤色などの強調色で表示するように構成される。
以上のように構成することで、スライドボタン124の操作性をより向上することができる。
尚、他の構成は、実施例1又は実施例2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、上記実施例1から実施例3は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
本発明の実施例1による電子掲示板システム1の概略構成を示すシステム図である。 本発明の実施例1によるPC10Aの概略構成を示す図である。 PC10Aのディスプレイ102に表示されるGUI画面を示す図である。 (a)はスライドボタン124の詳細を示す図であり、(b)はスライドボタン124を移動させた際の様子を示す図であり、(c)はスライドボタン124の幅を狭めた場合の様子を示す図であり、(d)はスライドボタン124の幅を広げた場合の様子を示す図である。 本発明の実施例1によるクライアント端末10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1によるサーバ30の機能構成を示すブロック図である。 サーバ30の蓄積手段32に蓄積されたデータの構造を示す図である。 本発明の実施例1においてメッセージクライアントを起動した際のクライアント端末10の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1においてクライアント端末10からメッセージの検索が要求された際のサーバ30の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1においてユーザからメッセージの入力が指示された際のクライアント端末10の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1においてクライアント端末10からメッセージを受信した際のサーバ30の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2による電子掲示板システム1’の概略構成を示すシステム図である。 本発明の実施例2によるクライアント端末10’の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2においてメッセージクライアントを起動した際のクライアント端末10の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2において他のクライアント端末10’からメッセージの検索が要求された際のクライアント端末10’の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2においてユーザからメッセージの入力が指示された際のクライアント端末10’の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4によるスライドボタン124’を説明するための図であり、(a)はスライドボタン124’を移動させた際の様子を示す図であり、(b)はスライドボタン124’の一方の端(開始端Ts)を移動させた際の様子を示す図である。
符号の説明
1、1’ 電子掲示板システム 3−1、… メッセージ
3a 属性値 3b 情報内容(本文)
10、10’ クライアント端末 10A、10C PC
10B、10D ディスプレイ 11a 操作入力手段
11b 範囲判定手段 11c スライド生成手段
11d 検索要求手段 12 表示手段
13a 検索結果受信手段 13b リスト生成手段
14 選択入力手段 15a メッセージ入力手段
15b メッセージ送信手段 20 ネットワーク
30 サーバ 31a 検索要求受信手段
31b 検索手段 31c 検索結果送信手段
32 蓄積手段 33 メッセージ受信手段
101 PC本体 102 ディスプレイ
103 キーボード 104 マウス
121 リスト表示部 122 スクロールバー
123 スライダ 124、124’ スライドボタン
131 メッセージ入力ボタン 132 メッセージ削除ボタン
133 終了ボタン

Claims (10)

  1. 順序性を持つ属性値を含む情報の集合から一部の情報を検索する検索手段を有する情報処理装置であって、
    前記順序性を1次元に表現した軸と該軸上を移動可能なボタンとを備えたユーザインタフェースを用いて前記情報の集合を検索するための検索条件を入力させる操作入力手段を有し、
    前記ボタンの大きさは前記検索条件の範囲に相当し、
    前記検索手段は前記ボタンで指定された範囲に基づいて前記情報の集合を検索することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ボタンの大きさは変更可能であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ボタンの大きさは前記軸に沿った当該ボタンの幅であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記軸は前記順序性を持つ属性値の存在範囲を表すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記順序性を持つ属性値は日時情報であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記ボタンは、前記軸上での該ボタンの位置、該ボタンの幅、該ボタンで指定された範囲に属する情報の数、又は該ボタンで指定された範囲に属する情報の存在密度に依存して異なる表現で表示されることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記異なる表現は異なる色であることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記検索手段は、所定のネットワークを介して前記情報処理装置と接続された他の情報処理装置で蓄積された前記情報を検索することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. 順序性を持つ属性値を含む情報の集合から一部の情報を検索する検索方法であって、
    前記順序性を1次元に表現した軸と該軸上を移動可能なボタンとを備えたユーザインタフェースを用いて前記情報の集合を検索するための検索条件を入力させる第1のステップと、
    前記第1のステップで入力された検索条件に基づいて前記情報の集合を検索する第2のステップとを有し、
    前記ボタンの大きさは前記検索条件の範囲に相当することを特徴とする検索方法。
  10. 第1のステップは前記ボタンの前記軸上での位置又は前記ボタンの大きさを変更させることで前記検索条件を入力させることを特徴とする請求項9記載の検索方法。
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