JP2010033339A - サーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置、サーバ制御プログラム、および表示制御装置、表示制御プログラム - Google Patents

サーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置、サーバ制御プログラム、および表示制御装置、表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クライアント装置の表示画面が小さい場合でも、表示領域の変更操作を頻繁に行う必要なく、ユーザが見たい情報の領域を容易に表示させることが可能になるサーバベース・コンピューティング・システムを提供する。
【解決手段】クライアント装置からのWEBページの要求イベントに応じて、サーバ装置にてWEBサーバから該当するWEBページが取得されると、アクセス履歴記憶部に記憶されている前記クライアント装置[user_id]からの同WEBページ[url]に対する情報ブロックBn[block_id]毎のズーム回数[zoom_cnt](ユーザ注目度)が読み出される。前記WEBページは、レイアウト変更処理により、前記ズーム回数(注目度)の多い情報ブロックBnから優先的に配列された後、さらに各情報ブロックBn毎にそのブロック横サイズ[width_size]が、前記クライアント装置の画面横サイズ[width_disp]に合わせて整形される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されたサーバ・クライアント・システムにおいて、クライアント装置にて入出力・表示される全てのアプリケーションをサーバ装置上で動作させるようにしたサーバベース・コンピューティング・システム(SBC)のサーバ装置、サーバ制御プログラム、および表示制御装置、表示制御プログラムに関する。
従来、社内LANなどのネットワークに接続された各端末装置(PC端末)では、その個々の端末装置が独立して文書作成や表作成などのアプリケーションを起動実行し、またこれに伴い生成された種々のファイルも当該端末装置において自身の記憶装置に保存、あるいは磁気ディスク,光ディスク,小型半導体メモリ等の外部記憶媒体に保存するか、ネットワーク上のサーバ装置が管理する記憶装置に転送して保存している。
このような従来のサーバ・クライアント・システムでは、各端末装置自身において生成ファイルが管理されるため、当該端末装置を紛失したり不正に持ち出したりして第3者の手に渡った場合、保存ファイルが読み出されて重要情報や機密情報が漏洩する恐れがある。
しかも、各端末装置が独立してアプリケーションを起動実行していたのでは、当該アプリケーションの更新,変更,追加の作業を個々の端末装置毎に行う必要があり、管理が面倒でコストも掛かってしまう。
このため近年のサーバ・クライアント・システムでは、各端末装置にて入出力・表示される全てのアプリケーションをサーバ装置上で起動実行させ、これに伴う全ての生成ファイルもサーバ装置側で管理するようにしたSBC(Server Based Computing)システムが導入されるようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
このようなサーバベース・コンピューティング・システムでは、サーバ装置側で実行されるアプリケーションソフトの描画データが端末装置(クライアント装置)に転送されて該クライアント装置にてこの描画データを表示するものである(例えば、特許文献3参照)。
そして、最近このサーバベース・コンピューティング・システムでも、携帯電話機のように表示画面の小さな携帯端末をクライアント装置として使用することが考えられている(例えば、特許文献4参照)。
特開2004−171063号公報 特開2003−158534号公報 特表2004−503862号公報 特開2004−348380号公報
前記従来のサーバベース・コンピューティング・システムにおいて、クライアント装置として表示画面の小さな携帯端末を使用した場合、サーバ装置から取得される表示画面データ(描画データ)は通常PC端末の画面サイズに対応させて生成されているために、当該携帯端末の表示画面にて表示される描画データの領域はその一部の領域となる。このため、描画データのユーザが見たい情報の領域が表示されていない場合、その都度ユーザは表示領域を変更する画面スクロールなどの操作を行う必要がある。
例えば、頻繁にアクセスするWEBページの中でいつも見る情報のブロック領域が大体決まっている場合など、繰り返しそのブロック領域を表示領域に合わせて上手く表示させるのは非常に面倒な問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、クライアント装置の表示画面が小さい場合でも、表示領域の変更操作を頻繁に行う必要なく、ユーザが見たい情報の領域を容易に表示させることが可能になるサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置、サーバ制御プログラム、および表示制御装置、表示制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のサーバ装置は、ネットワークを介したクライアント装置からの入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して前記クライアント装置へ送信するサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置であって、前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段と、このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、特定のブロックに対する表示の拡大要求を受信する拡大要求受信手段と、この拡大要求受信手段により受信された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段と、前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段とを備え、このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを前記クライアント装置へ送信する、ことを特徴としている。
請求項2に記載のサーバ装置は、前記請求項1に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置において、前記クライアント装置の表示画面サイズを記憶する画面サイズ記憶手段と、前記ブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる各情報ブロックそれぞれの画面サイズを記憶するブロックサイズ記憶手段とを備え、前記ブロック配列変更手段は、前記画面データに含まれる各情報ブロックの画面横サイズを、前記画面サイズ記憶手段により記憶された前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更するブロックサイズ変更手段を有する、ことを特徴としている。
請求項3に記載のサーバ装置は、前記請求項2に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置において、前記クライアント装置にて表示させる最小のフォントサイズを記憶する最小フォントサイズ記憶手段を備え、前記ブロックサイズ変更手段は、各情報ブロックに含まれるテキストデータのフォントサイズを変更して当該各情報ブロックの画面横サイズを前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更する第1のフォントサイズ変更手段と、この第1のフォントサイズ変更手段による前記テキストデータの変更後のフォントサイズが前記最小フォントサイズ記憶手段により記憶された最小のフォントサイズより小さくなる場合には、当該最小のフォントサイズに前記テキストデータのフォントサイズを変更して前記情報ブロックの画面横サイズを前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更する第2のフォントサイズ変更手段とを有する、ことを特徴としている。
請求項4に記載のサーバ装置は、前記請求項1に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置において、前記ブロック配列変更手段により配列が変更された各情報ブロックの記述内容には、当該情報ブロックに含まれるタイトル部分のみを抽出して記述することを特徴としている。
請求項5に記載の表示制御装置は、ユーザ入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して表示させる表示制御装置であって、前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段と、このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、ユーザ操作に応じて、特定のブロックに対する表示の拡大要求を入力する拡大要求入力手段と、この拡大要求入力手段により入力された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段と、前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段とを備え、このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを表示させる、ことを特徴としている。
請求項6に記載のサーバ制御プログラムは、ネットワークを介したクライアント装置からの入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して前記クライアント装置へ送信するサーバ装置のコンピュータを制御するためのサーバ制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段、このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、特定のブロックに対する表示の拡大要求を受信する拡大要求受信手段、この拡大要求受信手段により受信された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段、前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段として機能させ、このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを前記クライアント装置へ送信するようにしたことを特徴としている。
請求項7に記載の表示制御プログラムは、ユーザ入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して表示させる表示制御装置のコンピュータを制御するための表示制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段、このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、ユーザ操作に応じて、特定のブロックに対する表示の拡大要求を入力する拡大要求入力手段、この拡大要求入力手段により入力された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段、前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段として機能させ、このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを表示させるようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、クライアント装置の表示画面が小さい場合でも、表示領域の変更操作を頻繁に行う必要なく、ユーザが見たい情報の領域を容易に表示させることが可能になるサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置、サーバ制御プログラム、および表示制御装置、表示制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント装置20(20M,20P,20D),…を備えたサーバベース・コンピューティング・システムの構成を示すブロック図である。
このサーバベース・コンピューティング・システムは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)からなるネットワークN上に接続されたサーバ装置10および複数のクライアント装置20(20M,20P,20D),…を備える。
なお、このネットワークNには、インターネットNETを介して各種のWEBサーバ30,…も接続される。
サーバ装置10は、例えばネットワークN上に有線接続されたパーソナルコンピュータである。クライアント装置20として、20MはネットワークN上のアクセスポイントAPを介して無線接続された携帯電話、20Pは同アクセスポイントAPを介して無線接続された携帯型パーソナルコンピュータ、20DはネットワークN上に有線接続された据置型パーソナルコンピュータである。
サーバ装置10は、WEBブラウザプログラムをはじめ、メール処理プログラム,文書作成処理プログラム,表計算処理プログラム,住所録プログラム,メモ帳プログラムなど、種々のアプリケーション・プログラムを有し、当該サーバ装置10に接続されたクライアント装置20(20M,20P,20D),…からの操作入力(入力イベント)信号に応じて起動しその処理を実行する。
このサーバ装置10において、クライアント装置20,…からの操作入力信号に応じたアプリケーション・プログラムの実行に伴い生成された表示出力用の描画データは、転送用の描画データに変換されると共に圧縮・暗号化され、アクセス元のクライアント装置20,…へ送信(転送)される。
そして、クライアント装置20(20M,20P,20D),…では、前記サーバ装置10から転送された描画データが解凍・復号化され、その表示部25に表示される。
この際、サーバ装置10では、クライアント装置20からのWEBページ取得要求に応じたWEBブラウザプログラムに従って、当該要求されたWEBページがWEBサーバ30から取得された場合に、この取得されたWEBページ内の各情報ブロック(情報の内容に応じて区分けされた領域)のレイアウトを、同クライアント装置20からのアクセス履歴に基づきユーザ注目度の高い情報ブロック順にソートし、さらにその各情報ブロックの描画データの横サイズを同クライアント装置20の表示画面(25)の横サイズに合うように調整した後に、アクセス元のクライアント装置20へ送信する機能を有する。
そして、クライアント装置20は、前記サーバ装置10から送信転送された描画データ上の表示位置と領域を示す情報に応じて当該描画データを切り出し、表示画面(25)に表示する機能を有する。
図2は、前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の回路構成を示すブロック図である。
サーバ装置10は、コンピュータとしてのCPU11を備え、このCPU11には、バス17を介してRAMからなるメモリ12、ハードディスクやフラッシュROMからなる記憶部13、クライアント装置20やWEBサーバ30との送受信制御部14、表示部15、入力部16、そして光ディスクや磁気ディスクなどの外部記憶媒体19にデータを読み書きする記憶媒体読み書き部18が接続される。
CPU11は、記憶部13に予め記憶されている、あるいは外部記憶媒体19から記憶部13に読み込まれて記憶されている、あるいはネットワークN上のプログラムサーバから記憶部13に読み込まれて記憶されているシステムプログラムや種々のアプリケーション・プログラム(サーバ制御プログラム13P)に従ってメモリ12を作業用データ領域とし回路各部の動作を制御するもので、入力部16からのキー入力信号や送受信制御部14を介して受信されるクライアント装置20(20M,20P,20D),…からのユーザ操作(入力イベント)に応じた処理指令信号などに応じて前記種々のプログラムを起動・実行する。
このサーバ装置10において、クライアント装置20からの入力イベント信号に応じて起動・実行されるアプリケーション・プログラムに従い生成された種々のデータは、例えばそのユーザIDに対応付けられてメモリ12に記憶される。また表示用の描画データは、メモリ12内に各クライアント装置20…に対応させて用意された仮想フレームバッファ(FB)12B…に書き込まれる。そして、前回描画データと今回描画データとの画像変化部分(差分)を抽出した転送用描画データに変換され、送受信制御部14からクライアント装置20へ転送されて表示出力される。
なお、サーバ装置10自身の表示部15にて表示すべき描画データは、メモリ12内のフレームバッファ(FB)12Aに書き込まれる。
また、前記サーバ装置10の記憶部13には、各クライアント装置(ユーザID)20…毎の表示仕様情報およびWEBページへのアクセス情報を記憶し蓄積するためのアクセス履歴記憶部13A(図6・図7参照)が確保される。
図3は、前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるクライアント装置20(20M,20P,20D)の回路構成を示すブロック図である。
クライアント装置20は、コンピュータとしてのCPU21を備え、このCPU21には、バス27を介してRAMからなるメモリ22、フラッシュROMからなる記憶部23、サーバ装置10との送受信制御部24、表示部25、入力部26、そしてメモリカードなどの外部記憶媒体29にデータを読み書きする記憶媒体読み書き部28が接続される。
前記メモリ22には、フレームバッファ(FB)22Aが確保され、このフレームバッファ(FB)22Aには、前記サーバ装置10により生成転送され、その圧縮が解凍された表示用の描画データが記憶される。このフレームバッファ(FB)22Aに記憶された表示用の描画データが前記表示部25に表示される。
CPU21は、記憶部23に予め記憶されている、あるいは外部記憶媒体29から記憶部23に読み込まれた、あるいはネットワークN上のプログラムサーバから記憶部23に読み込まれたシステムプログラム(クライアント制御プログラム23P)に従ってメモリ22を作業用メモリとし回路各部の動作を制御するもので、入力部26からのキー入力信号や送受信制御部24を介して受信されるサーバ装置10からのアプリケーション応答信号,転送描画データ,表示位置・領域情報などに応じて前記クライアント制御プログラム23Pが起動され実行される。
このサーバベース・コンピューティング・システムでは、クライアント装置20からのキー入力などのイベントに応じてサーバ装置10にて生成された描画データは、当該描画データが生成更新される毎にその描画更新後に画像変化のあった領域が差分抽出され、転送用描画データとしてクライアント装置20へ転送される。そして、当該クライアント装置20にて既にフレームバッファ(FB)22Aに記憶され表示されていた描画データに対しその画像変化の領域のみ順次書き替えられて表示更新されるものである。これにより、前記サーバ装置10からクライアント装置20へのデータ転送量を大幅に削減している。
図4は、前記サーバ装置10のWEBブラウザプログラムに従い取得されたWEBページの描画データを示す図であり、同図(A)は取得されたWEBページの描画データがフレームバッファ(FB)12Aに書き込まれて展開された状態を示し、同図(B)は当該展開されたWEBページの描画データが各種の情報ブロック毎に分割された状態を示す。
すなわち、本実施形態のサーバ装置10のWEBブラウザプログラムは、WEBページの内容を記述したHTMLデータを解析し、同WEBページをその各種の情報ブロックB1〜B5に分割して表示制御する機能を有する。
図5は、前記サーバ装置10のWEBブラウザプログラムに従い取得されブロック管理されるWEBページに対し、その情報ブロックB2を指定したクライアント装置20からのズーム(拡大)要求に応じて拡大処理された表示用の描画データを示す図である。
すなわち、本実施形態のサーバ装置10のWEBブラウザプログラムは、クライアント装置20からのWEBページの取得要求に応じて、当該要求されたWEBページの表示用描画データを生成して同クライアント装置20に送信転送している状態で、同クライアント装置20から特定の情報ブロックBnを指定したズーム(拡大)要求があると、当該指定された情報ブロックBnの描画データのみを抽出してクライアント装置20の表示画面サイズに合わせて拡大し、前記仮想フレームバッファ12Bに書き込んで送信転送する機能を有する。
なお、前記WEBページの表示制御に伴い、当該WEBページをその情報ブロックBnに分割して管理する機能、および指定の情報ブロックBnを拡大表示する機能については、その詳細な説明は省略する。
図6は、前記サーバ装置10の記憶部13に確保されたアクセス履歴記憶部13Aにおける記憶データの内容を示す図である。
このアクセス履歴記憶部13Aには、サーバ装置10にアクセスされるクライアント装置20毎のユーザIDを見出しとするメモリ13A1が備えられ、このメモリ13A1のユーザID[user_id]には、当該ユーザ(クライアント装置20)からの要求に従いアクセスされたWEBページのURL[url]、このURLのWEBページに対する最終アクセス日時[last_acc]、アクセス回数[acc_cnt]が対応付けられて記憶される。
前記メモリ13A1の見出しとなるユーザID[user_id]に対応付けられたユーザデータ[USER_DATA]13A3としては、当該ユーザID[user_id]に対し、ユーザ名[name]、クライアント装置20の表示部25の画面横サイズ[width_disp]、画面縦サイズ[hight_disp]、初期設定されるかユーザ設定された最小フォントサイズ[minfont]が対応付けられて記憶される。
また、前記メモリ13A1のユーザID[user_id]に対応付けられたアクセス先のURL[url]には、当該URLのWEBページを構成する各情報ブロックBnに関するブロックデータ[BLOCK_DATA]13A2が対応付けられて記憶される。
図7は、前記サーバ装置10の記憶部13に確保されたアクセス履歴記憶部13Aにおいてユーザ[user_id]毎にアクセスされたURL[url]に対応付けられて記憶管理されるブロックデータ[BLOCK_DATA]13A2の内容を示す図である。
このブロックデータ[BLOCK_DATA]13A2としては、アクセスされたURL[url]に対応付けられて、当該URLのWEBページを構成する各情報ブロックBnのブロックID[block_id]、各ブロックBnの横サイズ[width_size]、縦サイズ[hight_size]、最終アクセス日時[last_acc]、ズーム回数[zoom_cnt]が記憶される。
このように、前記サーバ装置10の記憶部13において前記アクセス履歴記憶部13Aを確保することで、各クライアント装置20…それぞれの表示画面サイズ[width_disp×hight_disp]とその最小フォントサイズ[minfont]を管理できるだけでなく、アクセス先のURL[url]、最終アクセス日時[last_acc]、アクセス回数[acc_cnt]、さらに当該URL[url]のWEBページを構成する情報ブロックBn毎のブロックID[block_id]とそのブロック画面サイズ[width_size×hight_size]、最終アクセス日時[last_acc]、ズーム回数[zoom_cnt]を管理できる。
図8は、前記サーバ装置10において、クライアント装置20からの入力イベントに応じてWEBサーバ30から取得されたWEBページに対するレイアウト変更処理の一例を示す図である。
例えばクライアント装置20からの入力イベントに応じて、前記図4で示したようなWEBページが取得された際に、前記図6および図7で示したように当該WEBページに対する同クライアント装置20[user_id]のアクセス履歴(13A)が記憶されていた場合には、まず図4(B)で示したようにWEBページの内容が各情報ブロックB1〜B5に分割される。そして、各情報ブロックB1〜B5毎のズーム回数[zoom_cnt]が読み出され、WEBページ内のブロックレイアウトが、図8(A)に示すように、当該ズーム回数[zoom_cnt]の多い順[B2→B5→B4→B3→B1]にソートされる。
このズーム回数[zoom_cnt]の多い順に各情報ブロックB1〜B5の配列がソートされたWEBページは、さらに、図8(B)に示すように、前記アクセス履歴(13A)に記憶されたクライアント装置20[user_id]の表示部25の画面横サイズ[width_disp]に合わせて、各情報ブロックB1〜B5の横方向のサイズが調整され、仮想フレームバッファ12Bに書き込まれて同クライアント装置20へ転送される。
次に、前記構成のサーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10およびクライアント装置20の動作について説明する。
図9は、前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるクライアント装置20の制御処理を示すフローチャートである。
図10は、前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の制御処理を示すフローチャートである。
クライアント装置20の電源が投入されてその動作が立ち上げられるのに伴い、サーバ装置10に対して接続認証要求が送信され、当該サーバ装置10との接続が確立されると、当該クライアント装置20の記憶部23に予め記憶されている初期設定データ(ユーザID、最小フォントサイズ、表示画面サイズ)が読み出され、サーバ装置10へ送信される(ステップC1)。
サーバ装置10において、前記クライアント装置20との接続が確立された後、当該クライアント装置20から送信された初期設定データ(ユーザID、最小フォントサイズ、表示画面サイズ)が受信されると(ステップS1(YES))、この受信されたユーザID[user_id]、最小フォントサイズ[minfont]、表示画面サイズ[width_disp×hight_disp]は、記憶部13におけるアクセス履歴記憶部13A(図6・図7参照)に記憶される(ステップS2)。
クライアント装置20からの入力イベントに応じて(ステップC8,C9)、サーバ装置10のWEBブラウザプログラムが起動された状態で(ステップS12,S13)、クライアント装置20においてユーザ所望のURLが指定されたWEBページの要求操作が行われたと判断されると(ステップC4(YES))、そのWEBページの要求イベントがサーバ装置10へ送信される(ステップC5)。
サーバ装置10において、前記クライアント装置20から送信されたWEBページの要求イベントが受信されると(ステップS3(YES))、当該要求イベントにおいて指定されているURLに従ったWEBサーバ30にアクセスされ、そのWEBページの要求コマンドが送信される(ステップS4)。
このサーバ装置10からWEBサーバ30に対するWEBページの要求コマンドに応答して、当該WEBサーバ30からそのWEBページのデータが受信されると(ステップS5(YES))、この受信されたWEBページのデータを対象に、図11におけるレイアウト変更処理が施されて(ステップSA)、クライアント装置20に表示させるべきWEBページの画面データが生成されて仮想フレームバッファ12Bに書き込まれ(ステップS6)、同クライアント装置20へ送信される(ステップS7)。
クライアント装置20において、前記サーバ装置10から送信されたWEBページの画面データが受信されると(ステップC2(YES))、この受信されたWEBページの画面データはフレームバッファ22Aに書き込まれ、表示部25に表示される(ステップC3)。
こうして、クライアント装置20におけるユーザ所望のWEBページの画面データが、前記サーバ装置10にて取得され、このサーバ装置10からクライアント装置20へ送信転送されて表示された状態で、表示されているWEBページの中のユーザ所望の情報ブロックBnが指定されてズーム(拡大)が指示されると(ステップC6(YES))、指定された情報ブロックBnに対応する座標位置とズーム要求がサーバ装置10へ送信される(ステップC7)。
サーバ装置10において、前記クライアント装置10から送信された情報ブロックBnに対応する座標位置とズーム要求が受信されると(ステップS8(YES))、当該クライアント装置10のユーザID[user_id]および現在取得中のWEBページのURL[url]に基づいて対応付けられるアクセス履歴記憶部13Aのブロックデータ13A2(図7参照)における該当ブロックID[block_id]のズーム回数[zoom_cnt]がカウントアップされ、またその最終アクセス日時[last_acc]が更新される(ステップS9)。
すると、前記クライアント装置20からズーム要求された情報ブロックBnは、前記アクセス履歴記憶部13Aのユーザデータ13A3として記憶されている当該クライアント装置20の表示画面サイズ[width_disp×hight_disp]に合わせて、例えば図5で示したようにズーム処理されて仮想フレームバッファ12Bに書き込まれる(ステップS10)。
そして、このズーム処理された情報ブロックBnのWEB画面データが前記クライアント装置20へ送信される(ステップS11)。
ここで、前記サーバ装置10の制御処理において、WEBサーバ30から受信されたWEBページのデータをクライアント装置20に対する表示画面データとして生成して転送する際に(ステップS5〜S7)に、ステップSAにて実行されるWEBページのデータのレイアウト変更処理について説明する。
図11は、前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の制御処理に伴うレイアウト変更処理を示すフローチャートである。
このレイアウト変更処理が開始されると、先ず、前記クライアント装置10のユーザID[user_id]および現在取得中のWEBページのURL[url]に基づいて対応付けられる、アクセス履歴記憶部13Aのメモリ13A1(図6参照)における当該WEBページへのアクセス回数[acc_cnt]が読み出され、少なくとも1回以上のアクセスが有るか否か、つまり前記図7で示した当該WEBページに関するブロックデータ13A2が既に生成されているか否か判断される(ステップA1)。
ここで、現在取得中のWEBページへのアクセス回数[acc_cnt]が少なくとも1回以上有ると判断されると(ステップA1(YES))、前記アクセス履歴記憶部13Aのブロックデータ13A2(図7参照)における各ブロックID[block_id]それぞれのズーム回数[zoom_cnt]が読み出される(ステップA2)。
そして、前記ステップA2にて読み出された現在取得中のWEBページを構成する各情報ブロックそれぞれの過去のズーム回数[zoom_cnt]が多い順、つまりユーザ注目度が高い順に、例えば前記図8で示したように、各情報ブロックB1〜B5が[B2→B5→B4→B3→B1]としてソートされる(ステップA3)。
すると、前記WEBページを構成する各情報ブロックB1〜B5それぞれのブロック画面サイズ[width_size×hight_size]と使用フォントサイズが取得され、そのうちブロック画面サイズ[width_size×hight_size]は、前記アクセス履歴記憶部13Aのブロックデータ13A2(図7参照)における各ブロックID[block_id]に対応付けて記憶され、また使用フォントサイズは記憶部13内に一時記憶される(ステップA4)。
ここで、前記ステップA3においてソートされたWEBページ内の各情報ブロック[B2→B5→B4→B3→B1]について、順次ステップA5以降の処理が実行される。
先ず、WEBページ内の対象となる情報ブロックBnについて、当該ブロックBn内の情報がテキストデータであるか否か判断される(ステップA5)。
前記ブロックBn内の情報がテキストデータであると判断された場合には(ステップA5(YES))、前記アクセス履歴記憶部13Aのユーザデータ13A3(図6参照)として記憶されている前記クライアント装置20の表示部25の画面横サイズ[width_disp]を、同アクセス履歴記憶部13Aのブロックデータ13A3(図7参照)として記憶されている今回の情報ブロックBnの横サイズ[width_size]で除算した画面横比率Rが計算される(ステップA6)。
そして、前記ステップA4において一時記憶されている各情報ブロック[B2→B5→B4→B3→B1]それぞれのフォントサイズのうち、今回の情報ブロックBnのフォントサイズを前記画面横比率Rにて乗算した値が、前記アクセス履歴記憶部13Aのユーザデータ13A3(図6参照)として記憶されている前記クライアント装置20の最小フォントサイズ[minfont]以上になるか否か判断される(ステップA7)。
ここで、最小フォントサイズ[minfont]以上になると判断された場合には(ステップA7(YES))、前記今回の情報ブロックBnのフォントサイズが、前記クライアント装置20の表示画面との横比率Rを乗算したフォントサイズに変更される(ステップA8)。
すると、前記変更後のフォントサイズによる今回の情報ブロックBnを構成するテキストデータのレイアウトが、前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせた位置で改行が挿入されることで、当該画面横サイズ[width_disp]に収まるように整形される(ステップA10)。
一方、前記ステップA7において、今回の情報ブロックBnのフォントサイズを前記クライアント装置20の表示画面との横比率Rにて乗算した値が、当該クライアント装置20の最小フォントサイズ[minfont]未満になると判断された場合(ステップA7(NO))、つまり例えば今回の情報ブロックBnの横サイズ[width_size]が前記クライアント装置20(特に携帯電話20Mの場合)の画面横サイズ[width_disp]よりも大きく、当該情報ブロックBnのフォントサイズが実質縮小になって前記最小フォントサイズ[minfont]よりも小さくなってしまう場合には、前記今回の情報ブロックBnのフォントサイズは、前記最小フォントサイズ[minfont]に変更される(ステップA9)。
すると、この変更された最小フォントサイズ[minfont]によって今回の情報ブロックBnを構成するテキストデータのレイアウトが、前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせた位置で改行が挿入されることで、当該画面横サイズ[width_disp]に収まるように整形される(ステップA10)。
この後、前記ステップA3においてソートされたWEBページ内の各情報ブロック[B2→B5→B4→B3→B1]について、順次、前記同様のクライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせた整形処理が実行されることで(ステップA5〜A10)、例えば図8(B)で示したようなWEBページの画面データが生成されて仮想フレームバッファ12Bに書き込まれ(ステップS6)、前記クライアント装置20へ転送されて(ステップS7)、その表示部25に表示される(ステップC2→C3)。
すなわち、クライアント装置20からのWEBページの要求イベントに応じて、サーバ装置10によりWEBサーバ30から取得された該当するWEBページが、例えば前記図4で示したWEBページであり、当該WEBページ内の各情報ブロックB1〜B5それぞれの同クライアント装置20による過去のズーム回数[zoom_cnt](注目度)が、多い方から例えば前記図7で示したように[B2→B5→B4→B3→B1]の順である場合には、図8(A)に示すように、前記WEBページはその注目度の高い情報ブロックの順番[B2→B5→B4→B3→B1]でソート処理された後、図8(B)に示すように、前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に整形され、当該クライアント装置20の表示部25に表示される。
したがって、前記構成のサーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10およびクライアント装置20によれば、クライアント装置20からのWEBページの要求イベントに応じて、サーバ装置10においてWEBサーバ30から該当するWEBページのデータが取得されると、アクセス履歴記憶部13Aに記憶されている前記クライアント装置20[user_id]からの同WEBページ[url]に対する情報ブロックBn[block_id]毎のズーム回数[zoom_cnt](ユーザ注目度)が読み出される。すると、前記WEBページのデータは、レイアウト変更処理(ステップSA)によって、前記ズーム回数[zoom_cnt](ユーザ注目度)の多い情報ブロックBn[block_id]の順番で配列された後、さらに各情報ブロックBn毎に、そのブロック横サイズ[width_size]が前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせて整形される。そして、前記レイアウト変更処理されたWEBページのデータが前記クライアント装置20へ送信され、その表示部25に表示される。
このため、クライアント装置20が例えば携帯電話20Mであってその表示画面(25)が小さい場合でも、表示されたWEBページの表示領域の変更操作を頻繁に行う必要なく、ユーザが見たい情報の領域を容易に表示させて閲覧できるようになる。
また、前記構成のサーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10およびクライアント装置20によれば、前記クライアント装置20[user_id]において表示させる予め設定された最小のフォントサイズ[minfont]を、当該クライアント装置20から前記サーバ装置10との接続確立時において取得し、前記アクセス履歴記憶部13Aに記憶させる。そして、前記レイアウト変更処理に伴い、前記WEBページの中の各情報ブロックBn[block_id]のブロック横サイズ[width_size]を、当該各ブロックBn[block_id]内のテキストフォントサイズを変更調整して、前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせて整形する際に、変更後のフォントサイズが前記アクセス履歴記憶部13Aに記憶された最小のフォントサイズ[minfont]より小さくなってしまう場合には、同最小フォントサイズ[minfont]を下限にフォントサイズを変更し、前記クライアント装置20の画面横サイズ[width_disp]に合わせて整形する。
このため、特に携帯電話20Mなど、クライアント装置20の小さな画面横サイズ[width_disp]に合わせて前記WEBページの情報ブロックBn[block_id]のブロック横サイズ[width_size]を小さく変更した場合でも、最低限ユーザが読めるフォントサイズでテキストデータを表記できる。
なお、前記実施形態では、WEBページを構成する各情報ブロックBnの記述内容をそのままに、過去のズーム回数[zoom_cnt](ユーザ注目度)の多い順に配列変更する構成としたが、各情報ブロックBnの記述内容に含まれる例えば最大サイズのフォントの集合からなるタイトル部分のみを抽出し、前記同様に各情報ブロックBn毎の過去のズーム回数[zoom_cnt](ユーザ注目度)の多い順に配列変更する構成としてもよい。
なお、前記各実施形態において記載したサーバベース・コンピューティング・システムによる各処理の手法、すなわち、図9のフローチャートに示すクライアント装置20の制御処理、図10のフローチャートに示すサーバ装置10の制御処理、図11のフローチャートに示す前記サーバ装置10の制御処理に伴うレイアウト変更処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体19,29に格納して配布することができる。そして、サーバ装置10やクライアント装置20のコンピュータ(CPU11,21)は、この外部記録媒体19,29に記憶されたプログラムを記憶装置(メモリ12,22や記憶部13,23)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したユーザ注目度および表示画面サイズに応じたページ内情報ブロックのレイアウト変更表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から前記のプログラムデータを取り込んで記憶装置(メモリ12,22や記憶部13,23)に記憶させ、前述したユーザ注目度および表示画面サイズに応じたページ内情報ブロックのレイアウト変更表示機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係るサーバ装置10およびそのクライアント装置20(20M,20P,20D),…を備えたサーバベース・コンピューティング・システムの構成を示すブロック図。 前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の回路構成を示すブロック図。 前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるクライアント装置20(20M,20P,20D)の回路構成を示すブロック図。 前記サーバ装置10のWEBブラウザプログラムに従い取得されたWEBページの描画データを示す図であり、同図(A)は取得されたWEBページの描画データがフレームバッファ(FB)12Aに書き込まれて展開された状態を示し、同図(B)は当該展開されたWEBページの描画データが各種の情報ブロック毎に分割された状態を示す。 前記サーバ装置10のWEBブラウザプログラムに従い取得されブロック管理されるWEBページに対し、その情報ブロックB2を指定したクライアント装置20からのズーム(拡大)要求に応じて拡大処理された表示用の描画データを示す図。 前記サーバ装置10の記憶部13に確保されたアクセス履歴記憶部13Aにおける記憶データの内容を示す図。 前記サーバ装置10の記憶部13に確保されたアクセス履歴記憶部13Aにおいてユーザ[user_id]毎にアクセスされたURL[url]に対応付けられて記憶管理されるブロックデータ[BLOCK_DATA]13A2の内容を示す図。 前記サーバ装置10において、クライアント装置20からの入力イベントに応じてWEBサーバ30から取得されたWEBページに対するレイアウト変更処理の一例を示す図。 前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるクライアント装置20の制御処理を示すフローチャート。 前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の制御処理を示すフローチャート。 前記サーバベース・コンピューティング・システムにおけるサーバ装置10の制御処理に伴うレイアウト変更処理を示すフローチャート。
符号の説明
10 …サーバ装置(SBC)
20 …クライアント装置
11,21…CPU
12,22…メモリ
12A,22A…フレームバッファ
12B…仮想フレームバッファ
13,23…記憶部
13A…アクセス履歴記憶部
13P…サーバ制御プログラム
23P…クライアント制御プローブクラム
14,24…送受信制御部
15,25…表示部
16,26…入力部
17,27…バス
18,28…記憶媒体読み書き部
19,29…外部記憶媒体
30 …WEBサーバ
N …ネットワーク
AP …アクセスポイント
Bn …WEBページの情報ブロック

Claims (7)

  1. ネットワークを介したクライアント装置からの入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して前記クライアント装置へ送信するサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置であって、
    前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段と、
    このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、特定のブロックに対する表示の拡大要求を受信する拡大要求受信手段と、
    この拡大要求受信手段により受信された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段と、
    前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段とを備え、
    このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを前記クライアント装置へ送信する、
    ことを特徴とするサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置。
  2. 前記クライアント装置の表示画面サイズを記憶する画面サイズ記憶手段と、
    前記ブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる各情報ブロックそれぞれの画面サイズを記憶するブロックサイズ記憶手段とを備え、
    前記ブロック配列変更手段は、前記画面データに含まれる各情報ブロックの画面横サイズを、前記画面サイズ記憶手段により記憶された前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更するブロックサイズ変更手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置。
  3. 前記クライアント装置にて表示させる最小のフォントサイズを記憶する最小フォントサイズ記憶手段を備え、
    前記ブロックサイズ変更手段は、
    各情報ブロックに含まれるテキストデータのフォントサイズを変更して当該各情報ブロックの画面横サイズを前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更する第1のフォントサイズ変更手段と、
    この第1のフォントサイズ変更手段による前記テキストデータの変更後のフォントサイズが前記最小フォントサイズ記憶手段により記憶された最小のフォントサイズより小さくなる場合には、当該最小のフォントサイズに前記テキストデータのフォントサイズを変更して前記情報ブロックの画面横サイズを前記クライアント装置の表示画面サイズに合わせて変更する第2のフォントサイズ変更手段とを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置。
  4. 前記ブロック配列変更手段により配列が変更された各情報ブロックの記述内容には、当該情報ブロックに含まれるタイトル部分のみを抽出して記述することを特徴とする請求項1に記載のサーバベース・コンピューティング・システムのサーバ装置。
  5. ユーザ入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して表示させる表示制御装置であって、
    前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段と、
    このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、ユーザ操作に応じて、特定のブロックに対する表示の拡大要求を入力する拡大要求入力手段と、
    この拡大要求入力手段により入力された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段と、
    前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段とを備え、
    このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを表示させる、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  6. ネットワークを介したクライアント装置からの入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して前記クライアント装置へ送信するサーバ装置のコンピュータを制御するためのサーバ制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段、
    このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、特定のブロックに対する表示の拡大要求を受信する拡大要求受信手段、
    この拡大要求受信手段により受信された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段、
    前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段として機能させ、
    このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを前記クライアント装置へ送信するようにしたコンピュータ読み込み可能なサーバ制御プログラム。
  7. ユーザ入力イベントに応じたアプリケーション・プログラムを実行し、当該入力イベントに応じた画面データを生成して表示させる表示制御装置のコンピュータを制御するための表示制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記画面データを、当該画面データに含まれる情報のブロックに分割するブロック分割手段、
    このブロック分割手段により分割された前記画面データに含まれる情報のブロックのうちで、ユーザ操作に応じて、特定のブロックに対する表示の拡大要求を入力する拡大要求入力手段、
    この拡大要求入力手段により入力された拡大要求の回数を当該拡大要求の対象となるブロックに対応付けて記憶する拡大回数記憶手段、
    前記画面データに含まれる情報ブロックの配列を、前記拡大回数記憶手段により記憶された拡大要求の回数が多い情報ブロックを優先にして変更するブロック配列変更手段として機能させ、
    このブロック配列変更手段により前記情報ブロックの配列が変更された画面データを表示させるようにしたコンピュータ読み込み可能な表示制御プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011186754A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Sharp Corp 表示用データ生成装置、表示用データ生成システム、表示用データ生成方法、プログラムおよび記録媒体
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WO2013085015A1 (ja) * 2011-12-06 2013-06-13 日本電気株式会社 コンテンツ活用支援装置、方法、及びプログラム

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