JP4219159B2 - 情報表示方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
PDAや携帯電話など小型の情報機器の普及が進んでおり、WEBページや電子書籍などの電子文書を閲覧することが行われている。
本発明は、上記電子文書を閲覧するための情報表示方法及び装置に関し、特にこれらの小型情報機器で電子文書を縮小表示した際に、情報の一覧(縮小表示した電子文書)からユーザの見たい情報のみを拡大表示することができる情報表示方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小型の情報機器は携帯性に優れており、どこでも情報を閲覧できることが特徴である。その反面、小型情報機器の表示画面はPCなどに比べて画面の表示面積や画面解像度が小さく、表示できる情報量も少ない。そのため、小型情報機器の表示画面では、電子文書のページ全体を表示できないことがある。
小さい表示画面で電子文書のページ全体を表示するために、電子文書を縮小して表示することがよく行われている。
ユーザは縮小表示された電子文書から、文書の全体像を掴み、閲覧したい情報を含む部位を拡大表示する。これにより、小型機器の小さい表示画面でも、ユーザの参照したい情報を見ることができる。
電子文書を拡大表示する方法としては、従来から主に下記のような方法が取られている。
(1)ページ単位で拡大表示
図9に示すように電子文書をページ単位で拡大表示する。例えば、Pocket WordやPocket Excel(Microsoft社の商標),T−Time(ボイジャー社の商標)などのファイルビューアや,Internet Explore(Microsoft社の商標)やNetscape(AOL社の商標)などのWebブラウザは、ページ単位に電子文書を拡大したり、縮小したりして表示する機能を有している。
この方法では、ページ全体で拡大するので、ユーザの閲覧したい情報以外も拡大表示されたり、ユーザの閲覧したい情報が画面から外れてしまったりする問題点があった。
【0003】
(2)ユーザが指定した領域内の文書を拡大表示
ユーザが指定した電子文書のある領域内を拡大表示する。拡大表示する領域は、ユーザがマウスでドラッグしたり、ルーペ状の拡大表示ツールを用いたりして指定する。
しかし、ユーザが指定した範囲のみを拡大表示するので、ユーザが拡大表示したい領域を正しく指定する必要があったり、ユーザが指定した図9の点線で囲った斜線部分しか表示することができず、文書中の文字列や画像など意味的なつながりを無視して拡大表示されたりするなどの問題点があった。
(3)電子文書を構成する部品毎に拡大表示
ユーザが指定した電子文書を構成する文字列や画像などの部品(以下、電子文書構成要素という)毎に拡大表示する。
ユーザが指定した電子文書構成要素毎に拡大するので、文書中の文字列や画像など意味的なつながりを無視して拡大表示してしまう可能性があり、ユーザが指定した情報と関連性の高い情報を表示できなかったり、逆にユーザが指定した情報と関連性の低い情報を表示したりする問題点があった。
以上のように、従来の電子文書を拡大表示する方法は、意味的なつながりを無視して拡大表示してしまう可能性があり、必ずしもユーザの見たい情報のみを拡大表示することはできなかった。
一方、例えば特許文献1には、書籍、雑誌等のコンテンツを表示するための機能性、携帯性を向上させた表示装置が開示されている。特許文献1に記載のものは、表示手段の仕様データと表示情報の構成データを検出し、仕様データと構成データに基づいて表示情報を表示手段に表示するように構成したものである。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−175386号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、上記(1)〜(3)の方法は、ユーザの閲覧したい情報が画面から外れてしまったり、文書中の文字列や画像など意味的なつながりを無視して拡大表示されたりするなどの問題点があった。
また、上記特許文献1に記載されるものは、仕様データと構成データに基づいて表示情報を表示手段に表示するものであり、必ずしも電子文書からユーザの見たい情報のみを拡大表示することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、Webページなど電子文書の内部構造を解析し、意味的なつながりを持つ部分を強調表示したり拡大表示することにより、意味的、レイアウト的つながりを失わずに、ユーザの見たい情報のみを参照できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
図1に示すように、本発明においては、上記課題を次のようにして解決する。
ポインティング手段3により、ユーザが指定した個所を分析手段4に送り、分析手段4は、記憶手段6に記憶された分析条件を用いて、指定された個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を電子文書から抽出する。抽出された電子文書構成要素は、記憶手段6に記憶された表示条件にしたがって、表示手段5により表示される。
また、電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者8へ送付する送付手段7が設けられており、電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者へ送付することができる。
【0007】
上記記憶手段6に記憶される分析条件としては、段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム等の電子文書構造データが用いられる。また、上記抽出された電子構成要素は、記憶手段6に記憶された表示サイズ、拡大率、表示位置、画面仕様データ等の表示条件に基づき、表示手段5により強調表示されたり、拡大表示される。抽出された電子構成要素を別々のウィンドウもしくはフレームに表示したり、スクロール表示できるようにしてもよい。
さらに、ポインティング手段3により、電子文書中の特定箇所を指定することにより、新たに指定された特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出し先に抽出した電子文書構成要素に追加したり、あるいは先に抽出した電子文書構成要素から除外することができる。
本発明は上記の構成としたので、ユーザが指定した情報に関する電子文書構成要素を意味的・レイアウト的つながりを失わずに、強調表示したり、拡大表示することができ、ユーザの参照したい情報のみを参照することが可能となる。
また、電子文書供給者へ情報を送付する送付手段を設け、抽出した電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者へ送付するようにしたので、ユーザの処理内容(拡大表示)を電子文書供給者が把握することができ、これを分析して、ユーザの嗜好調査が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例の構成を示す図である。
電子文書1は、入力手段2により本実施例の情報機器に入力される。ユーザは、図示しない外部記憶装置やネットワーク経由で電子文書を本実施例の情報機器へ入力することができる。
表示手段5は、入力された電子文書1を情報機器の画面9に表示する。また、表示手段5は、後述する分析手段4が抽出した文字列や画像、動画像などの電子文書構成要素毎に強調表示することもできる。
また、後述する記憶手段6に記録されている表示条件に従って、電子文書構成要素毎に独立して表示したり、表示条件に従って表示した時に、画面に収まり切らない電子文書構成要素は、スクロール表示することもできる。この時、各電子文書構成要素をスクロールする方向は、一方向のみに限定するのが望ましい。
【0009】
また、キーボードやマウス等のポインティングデバイスあるいはタッチパネルなどのポンインティング手段3を備え、該ポインティング手段3により、ユーザは電子文書の特定個所を指定できる。
ユーザは上記ポインティング手段3を用いて、表示する電子文書構成要素を追加したり、除外したりできる。表示手段5が拡大表示処理対象の電子文書構成要素を強調表示した後で、ポインティング手段3によりまだ強調表示されていない電子文書上の特定個所を指定して、その個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を拡大表示処理対象に追加できる。
逆に、ポインティング手段3により、既に拡大表示処理対象として強調表示されている電子文書構成要素を指定して、その電子文書構成要素を拡大表示処理対象から除くこともできる。
【0010】
分析手段4は電子文書1の文書構造を分析し、ポインティング手段3で取得したユーザが指定した電子文書の特定個所と意味的につながりのある全ての電子文書構成要素を抽出する。
ここで、電子文書構成要素とは、電子文書の構造を規定するデータ(電子文書構造データ)以外の、文字列や画像、動画などのデータ(前記図9参照)を指す。ただし、電子文書構造データが文書構造だけでなく文書のレイアウトも定める場合、その電子文書構造データは電子文書構成要素としても扱う。
電子文書がWEBページの場合、WEBページの文書構造を規定する電子文書構造データには、段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレームなどがある。
分析手段4は、これら電子文書構造データで囲まれた領域を意味的にまとまっている部分であると判断して、この領域内にある電子文書構成要素を抽出する。
電子文書構造データが入れ子になっている場合、記憶手段6に記憶された分析条件(どの構造データを優先するか)にしたがって、分析を行う。
尚、電子文書構造データが入れ子になっている場合は、後述するように表示手段5やポインティング手段3、分析手段4、記憶手段6などを繰り返し用いることによって、下位の入れ子構造の分析も行うことができる。
記憶手段6は、分析手段4が電子文書の意味的つながりを分析するときの分析条件や、表示手段5が電子文書構成要素を表示する時の表示条件(表示サイズ、拡大率、表示位置、画面仕様データ)を記憶する。
送付手段7は、ユーザの拡大表示処理対象として分析手段6が抽出した電子文書構成要素が選ばれたことと、電子文書供給者8へ送付する。
【0011】
次に、本実施例による電子文書の内部構造の解析処理について、図2、図3により説明する。
キーボードやマウスなどのポインティングデバイスやタッチパネルなどのポインティング手段3により、ユーザは電子文書を拡大表示したい個所を指定する(図2の(a) 、図3のステップS1)。
該個所を指定する際には、1点をポイントで指定してもいいし、領域を囲って指定してもよい。
ポインティング手段3によりユーザが指定した個所は、分析手段4に送られ、分析手段4は指定された個所と意味的につながりのある部分を電子文書から抽出する。
分析手段4は、記憶手段6に記憶されている分析条件を用いて、指定個所と意味的につながりのある部分を抽出する。WEBページなどの電子文書では、意味的につながりのある部分は明示されてはいないが、段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレームなどの電子文書構造データを用いて、これらで区切られた部分を意味的につながりのある部分であると推測して抽出することができる(図2の(b)、図3のステップS2,S3,S4)。図2の例では、「仕切り線」にしたがって、意味的につながりのある部分を抽出している。
【0012】
記憶手段6には、分析条件として、上記意味的なつながりのある部分を区切る段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線等の分析条件が記憶され、分析手段4は上記情報を用いて電子文書から意味的なつながりのある部分を抽出する。
上記段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き等の分析条件には、優先順位(どの電子文書構造データを使って、意味的につながりのある部分を判断するか)が付けられ、ポインティング手段3により電子文書上の特定箇所が指定されると、上記優先順位に基づき意味的につながりのある部分を抽出する。
電子文書構造データが入れ子になっていた場合、分析条件中の上記優先順位に従って、意味的につながりのある部分を抽出する。
例えば、仕切り線、段落、…の順に優先順位が付けられている場合、ポインティング手段3により電子文書上の特定箇所が指定されると、まず、仕切り線に基づき意味的につながりのある部分を抽出し、さらに、その中の特定の部分が指定されると、段落に基づき意味的につながりのある部分を抽出する。
【0013】
さらに、分析手段4は上記意味的につながりのある部分中の電子文書から電子文書構成要素を抽出する(図2の(b)、図3のステップS5)。ここで、電子文書構成要素とは前記したようにテキストや画像、動画などである。
また、電子文書構造データの内、テーブルや箇条書きなども電子文書構成要素としてとらえることもできる。電子文書構造データを電子文書構成要素として扱う場合は、本方法を繰り返し適用することによって、より小さい単位で電子文書構成要素を抽出することが可能である。
例えば、図4に示すように、電子文書中のテーブルをポインティング手段3により指定すると、前記分析手段4は、記憶手段6に記憶された分析条件に基づき、指定されたテーブルを抽出する。
次いで、上記テーブルの特定の箇所をポインティング手段3により指定すると、テーブル中の指定された箇所のセルが抽出される。
同様に、電子文書中に箇条書きの部分があり、この部分をポインティング手段3により指定すると、箇条書きが抽出され、さらに箇条書きの特定部分をポインティング手段3により指定すると、箇条書きのその項が抽出される。
これにより、電子文書のユーザが指定した個所と意味的につながっている部分と、その中に含まれる電子文書構成要素を抽出することができる。また、意味的につながりのある部分が明示されていない場合も、電子文書構造データを用いて、意味的につながりのある部分を抽出することができる。
【0014】
最後に分析手段4の抽出結果を表示手段5で、記憶手段6に記憶された、表示サイズ、拡大率、表示位置、画面仕様データ等の表示条件に基づき表示する(図2の(c)、図3のステップS6)。図2の(c)では、抽出された意味的につながりのある部分や、各電子文書構成要素を斜線で強調表示している。
なお、抽出した部分と電子文書構成要素だけを表示することもできるし、既存の電子文書の画面に重ねて表示することもできる。
これにより、ユーザが分析手段による抽出結果を確認し、拡大表示を行うか、分析結果を修正するか判断することができる。
【0015】
次に本実施例における電子文書の拡大表示したい部分の追加、削除処理について、図5と図6により説明する。
図2と図3で説明した実施例において分析結果を強調表示した状態で、ユーザはポインティング手段3を用いて、電子文書の拡大表示処理の対象に追加・削除したい個所を指定する(図5の(a)、図6のステップS1)。該個所を指定する際には、1点をポイントで指定してもいいし、領域を囲って指定してもよい。
ポインティング手段3により指定された箇所を取得し(図6のステップS2)、分析手段4は、ユーザが指定した個所に対して、先と同様に分析を行い、その処理結果を表示する。
ここで、該指定箇所がどこを示しているかを判別し(図6のステップS3)、ユーザが指定した個所が、拡大表示処理対象部分(強調表示された部分)を含む場合は、その個所が示している電子文書構成要素を、拡大表示処理対象から除く(図6のステップS4、ステップS5)。
【0016】
一方、ユーザが指定した個所が拡大表示処理未対象部分の場合は、前記図2、図3で説明したように、その個所と意味的につながりのある部分と、その内部の電子文書構成要素を抽出し、拡大表示処理対象に加える(図5(b)、ステップS6)。
表示手段5は、記憶手段6に記憶された表示条件に基づき表示する(図5の(c)、図6のステップS7)。
例えば、図5の(a)のA部分をポインティング手段3により指定すると、図5の(c)に示すように、A部分(図形)が拡大表示処理対象から除かれ、強調表示でなくなる。また、図5(a)のB部分をポインティング手段3により指定すると、B部分が拡大表示処理対象部分に追加され強調表示される。
これにより、ユーザは拡大表示の処理対象を追加・削除して、適切な対象を選択できるとともに、その分析結果を確認することができる。
【0017】
次に、本実施例における電子文書の拡大表示処理および電子文書構成要素に関する情報の電子文書供給者へ送付処理について、図7と図8により説明する。
上記のようにポインティング手段3により、電子文書の特定箇所が指定された後、電子文書供給者へ情報(電子文書中のどの部分がポイントされたか等)を電子文書供給者へ送付する場合には、上記箇所を示している電子構成要素を取得し、送付手段7により電子文書供給者8へネットワーク等を介して送付する(図8のステップS1,S2,S3)。
ついで、分析手段4で抽出した意味的につながりのある電子文書構成要素を拡大表示する。
このため、分析手段4から表示手段5に分析結果を渡す(図8のステップS4)。表示手段5は、拡大表示する時の表示条件を、記憶手段6から読み込む(図8のステップS5)。
拡大率や表示位置などの表示条件は、ユーザが指定したり、表示装置の仕様データから生成したり、予め定めておいたりする。
表示手段5は、表示条件に従って、拡大表示対象部分を拡大表示する(図7、図8のステップS6)。図7の例では、拡大表示対象部分をウィンドウに表示し、テキスト部分をスクロールできるように拡大表示している。
【0018】
上記拡大表示された各電子文書構成要素は独立して制御できるように表示する。例えば、夫々を別個のウィンドウに表示したり、別個のフレームに表示したりして、夫々異なる表示条件(拡大率など)で表示したり、夫々別個にスクロールしたりできる。
したがって、ある電子文書構成要素の表示条件を変えたり、スクロールしたりしても、他の電子文書構成要素は影響を受けない。これにより、ある電子文書構成要素と意味的につながりのある他の電子文書構成要素を表示したままで、ユーザが参照したい情報を、ユーザの希望する表示条件で閲覧できる。
また、各電子文書構成要素を独立して制御できるので、レイアウト的なつながりも失わずに(電子文書供給者が見せたい情報を表示したままで)、拡大表示することができる。
また、分析手段4で抽出した拡大表示処理対象に関する情報を、送付手段7によって電子文書供給者8へ送るようにしたので、電子文書供給者はユーザが参照したい情報を知ることができ、以後、ユーザの嗜好に合わせた情報提供などのサービスを行うことが可能である。
【0019】
(付記1)入力された電子文書の特定個所が指定されたとき、
予め設定された分析条件にしたがって、上記指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析し、上記電子文書の上記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出し、
上記抽出した電子文書構成要素を表示する
ことを特徴とする情報表示方法。
(付記2)電子文書を入力する入力手段と、
電子文書の特定個所を指定するポインティング手段と、
電子文書の文書構造を分析する条件を記憶した記憶手段と、
上記記憶手段に記憶されている分析条件にしたがって、上記ポインティング手段により指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析して、上記電子文書の上記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出する分析手段と、
前記抽出した電子文書構成要素を表示する表示手段とを備えた
ことを特徴とする情報表示装置。
(付記3)上記記憶手段に電子文書の文書構造を分析する条件として、電子文書の文書構造を規定する電子文書構造データを記憶し、
上記分析手段は、上記指定された特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を、上記文書構造を規定する電子文書構造データに基づき、抽出する
ことを特徴とする付記2の情報表示装置。
(付記4)上記電子文書構造データとして、段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレーム、画像を用いる
ことを特徴とする付記3の情報表示装置。
(付記5)上記表示手段は、抽出した電子文書構成要素を夫々強調表示する機能を備え、
電子文書の指定された特定個所と意味的につながりのある全て電子文書構成要素を夫々強調表示する
ことを特徴とする付記2,3または付記4の情報表示装置。
(付記6)上記ポインティング手段により、他の特定個所が指定されたとき、前記分析手段は、新たに指定された特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出し、先に抽出した電子文書構成要素に追加する
ことを特徴とする付記2,3,4または付記5の情報表示装置。
(付記7)上記ポインティング手段により、上記強調表示された電子文書構成要素の内の特定の電子文書構成要素が選択されたとき、
上記分析手段は、指定された特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素の中から、上記ポインティング手段で選択された電子文書構成要素を除外する
ことを特徴とする付記5または付記6の情報表示装置。
(付記8)上記電子文書の文書構造を分析する条件を記憶した記憶手段に、予め定めたもしくは指定された各電子文書構成要素の表示サイズ、拡大率、表示位置、画面仕様データ等の表示条件を記憶し、
上記表示手段は、上記記憶手段に記録されている表示条件に従って、前記抽出した電子文書構成要素を表示する
ことを特徴とする付記2,3,4,5,6または付記7の情報表示装置。
(付記9)電子文書供給者へ情報を送付する送付手段を備え、
上記送付手段により、抽出した電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者へ送付する
ことを特徴とする付記2,3,4,5,6,7または付記8の情報表示装置。
(付記10)電子文書から指定された電子文書構成要素を抽出して表示するための情報表示プログラムであって、
上記プログラムは、入力された電子文書の特定個所が指定されたとき、
予め設定された分析条件にしたがって、上記指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析し、上記電子文書の上記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出する処理と、
上記抽出した電子文書構成要素を表示する処理をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする情報表示プログラム。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)電子文書の内、ユーザが指定した情報に関する電子文書構成要素を意味的・レイアウト的つながりを失わずに表示できるので、ユーザの参照したい情報のみを参照することが可能となる。
また、表示サイズ、拡大率、表示位置、画面仕様データ等の表示条件に基づき、意味的につながりのある電子文書構成要素を表示するようにしたので、表示条件に設定に応じて、電子文書構成要素を、強調表示したり、種々の表示サイズ、拡大率等で表示することができ、また、別々のウィンドウもしくはフレームに表示したり、スクロール表示することもできる。
(2)電子文書供給者へ情報を送付する送付手段を設け、抽出した電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者へ送付するようにしたので、ユーザの処理内容を電子文書供給者が把握することができ、これを分析して、ユーザの嗜好調査が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】電子文書の内部構造の解析処理を説明する図である。
【図3】電子文書の内部構造の解析処理を示すフローチャートである。
【図4】テーブル、テーブルのセルの抽出を説明する図である。
【図5】電子文書の拡大表示したい部分の追加、削除処理を説明する図である。
【図6】電子文書の拡大表示したい部分の追加、削除処理を示すフローチャートである。
【図7】電子文書の拡大表示処理および電子文書構成要素に関する情報の電子文書供給者への送付処理を説明する図である。
【図8】電子文書の拡大表示処理および電子文書構成要素に関する情報の電子文書供給者への送付処理を示すフローチャートである。
【図9】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1 電子文書
2 入力手段
3 ポインティング手段
4 分析手段
5 表示手段
6 記憶手段
7 送付手段
8 電子文書供給者

Claims (6)

  1. 電子文書の文書構造を分析する条件として、記憶手段に電子文書の文書構造を規定する段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレーム、画像からなる電子文書構造データを記憶させ、
    情報表示装置が、
    表示手段に表示された電子文書の特定個所が指定されたとき、前記電子文書文書構造を規定する電子文書構造データを用いて、前記指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析し、前記電子文書の前記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出し、前記抽出した電子文書構成要素を、前記電子文書とは別個のウィンドウまたはフレームで前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする情報表示方法。
  2. 前記情報表示装置は、
    前記抽出した電子文書構成要素を、記憶手段に記憶された、表示サイズ、拡大率、表示位置の少なくともいずれかの表示条件に基づき、前記電子文書とは別個のウインドウまたはフレームで前記画面に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示方法。
  3. 電子文書を画面に表示する表示手段と、
    前記表示手段により画面に表示された電子文書の特定個所を指定するポインティング手段と、
    電子文書の文書構造を分析する条件として、電子文書の文書構造を規定する段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレーム、画像からなる電子文書構造データを記憶した記憶手段と、
    表示手段に表示された電子文書の特定個所が前記ポインティング手段により指定されたとき、
    前記電子文書の文書構造を規定する電子文書構造データを用いて、前記指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析し、前記電子文書の前記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出する分析手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記抽出した電子文書構成要素を、前記電子文書とは別個のウィンドウまたはフレームで前記画面に表示する
    ことを特徴とする情報表示装置。
  4. 前記表示手段は、前記抽出した電子文書構成要素を、記憶手段に記憶された、表示サイズ、拡大率、表示位置の少なくともいずれかの表示条件に基づき、前記電子文書とは別個のウィンドウまたはフレームで前記画面に表示する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報表示装置。
  5. 前記抽出した電子文書構成要素に関する情報を電子文書供給者へ情報を送付する送付手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項3記載の情報表示装置。
  6. 電子文書の文書構造を分析する条件として、記憶手段に電子文書の文書構造を規定する段落、テーブル、テーブルのセル、箇条書き、見出し、仕切り線、フレーム、インラインフレーム、画像からなる電子文書構造データを記憶させ、
    コンピュータに、
    表示手段に表示された電子文書の特定箇所が指定されたとき、
    前記電子文書文書構造を規定する電子文書構造データを用いて、前記指定された特定個所を含む電子文書の文書構造を分析し、前記電子文書の前記特定個所と意味的につながりのある電子文書構成要素を抽出する処理と、
    前記抽出した電子文書構成要素を、前記電子文書とは別個のウィンドウまたはフレームで前記表示手段に表示する処理を実行させる
    ことを特徴とする情報表示プログラム。
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