JP2011221902A - 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】クライアント装置がサーバ装置から受信したページデータに含まれる特定のデータを再利用する際のクライアント装置のユーザの操作負荷を軽減させる。
【解決手段】クライアント装置104は、ネットワーク105を通じてサーバ装置101からページデータを受信するネットワークI/F211と、受信したページデータを一時的に記憶するためのRAM208と、受信したページデータに所定のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するか否かを判定し、クリップボード用データが存在すると判定した場合に、そのクリップボード用データをRAM208のクリップボード領域に記憶するCPU206を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は情報処理装置に関し、特に、クライアント装置がサーバ装置から提供されるページデータに含まれる特定のデータをクリップボードに保存するための技術に関する。
パーソナルコンピュータ等のクライアント装置で動作するアプリケーションプログラムの操作画面上に表示された文字列や画像等のようなオブジェクトを記憶する技術として、所謂、クリップボードを用いる技術が知られている。例えば、ユーザがクライアント装置を操作して、アプリケーションプログラムの操作画面上に表示されたオブジェクトを選択し、コピーする操作を行うと、コピーされたオブジェクトがクリップボードと呼ばれるメモリ上の領域に記憶される。そして、ユーザがコピーされたオブジェクトを利用したい場所でペースト操作を行うと、クリップボードに保存されているオブジェクトが利用先に出現する(特許文献1参照)。
このとき、OS(Operating System)上のクリップボードに、選択対象とされたオブジェクトを保存することで、異なるアプリケーションプログラムからクリップボードに保存されたオブジェクトにアクセスすることができる。つまり、単一のアプリケーションだけでなく、異なったアプリケーションでのオブジェクトの再利用が可能になる。
特開平7−146863号公報
しかしながら、従来方法では、クライアント装置のユーザは、アプリケーションプログラムの操作画面に表示されたオブジェクトを再利用する際に、対象オブジェクトを選択し、コピーし、再利用先でペーストするという複数の操作を行う必要がある。つまり、クライアント装置のユーザにとって操作が煩雑であるという問題がある。
本発明は、クライアント装置がサーバ装置から受信したページデータに含まれる特定のデータを再利用する際のクライアント装置のユーザの操作負荷を軽減させることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ネットワークを通じてページデータを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したページデータに第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が、前記クリップボード用データが存在すると判定した場合に、当該クリップボード用データを記憶装置に記憶するよう制御する制御手段と、前記ページデータをウィンドウに表示する際、前記クリップボード用データを強調して表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、クライアント装置のユーザがオブジェクトを再利用する際のユーザの操作負荷を軽減することができる。
本発明に係る情報処理装置の例であるクライアント装置を有する情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示されるクライアント装置のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るクライアント装置がサーバ装置から受信するhtmlデータの例を模式的に示す図である。 図3に示されるhtmlデータに従ってWebブラウザプログラムのウィンドウに表示されるUI画面の例を示す図である。 図1に示されるクライアント装置で実行される、htmlデータのクリップボード用データをクリップボードに自動的にコピーする処理のフローチャートである。 (a)は、複数のクリップボード用データを設定しているhtmlデータの内容例を示す図であり、(b)は、(a)のhtmlデータに関して本発明の第2実施形態に係るクライアント装置のディスプレイに表示されるクリップボード管理アプリケーションのウィンドウの例を示す図である。 第2実施形態に係るクライアント装置がクリップボード管理アプリケーションプログラムにしたがって実行するクリップボード用データの処理のフローチャートである。 第2実施形態に係クライアント装置でクリップボード用データのリストに存在する文字列を実際に利用する処理のフローチャートである。 第3実施形態に係るクライアント装置で動作するクリップボード管理アプリケーションがサーバ装置から受信したhtmlデータに関してクライアント装置のディスプレイに表示する表示するウィンドウの例を示す図である。 第3実施形態に係るクライアント装置での、サーバ装置から受信したhtmlデータに存在するクリップボード用データの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態では、本発明を、クライアントパーソナルコンピュータ端末(クライアント装置)上のブラウザアプリケーションがインターネットサーバ(サーバ装置)からデータ受信を行う際の処理に適用した場合について説明することとする。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置としてのクライアント装置及びサーバ装置を有する情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。この情報処理システムは、サーバ装置101,102,103とクライアント装置104とを有しており、サーバ装置101〜103とクライアント装置104とは、インターネット等のネットワーク105を経由して通信可能となっている。なお、情報処理システムを構成するサーバ装置101及びクライアント装置104の数は、図1に示される台数に限定されるものではなく、より多くのサーバ装置及びクライアント装置を備えていてもよい。
クライアント装置104は、ユーザの操作により、Webブラウザプログラムを起動し、ユーザの操作によって入力されたURL(Uniform Resource Locator)に基づいて、例えば、サーバ装置101へアクセスする。クライアント装置104は、html等のページ記述言語で記述されたページデータ(htmlデータ)をアクセスしたサーバ装置101から受信し、画像や文字列等のオブジェクトをWebブラウザプログラムの操作画面に表示する。
図2は、クライアント装置104のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。クライアント装置104は、ディスプレイ201、VRAM202、BMU203、キーボード204、PD205、CPU206、ROM207、RAM208、HDD209、FDD210、ネットワークI/F211を有する。
ディスプレイ201は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)であり、例えば、編集中の文書や図形、画像その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニュー、その他のユーザインタフェース情報が表示される。VRAM202では、ディスプレイ201に表示するための画像データが生成され、VRAM202で生成された画像データは、所定の規定に従ってディスプレイ201に転送され、ディスプレイ201に画像が表示される。
BMU(ビットムーブユニット)203は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM202と他のメモリとの間)のデータ転送や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークI/F211)との間のデータ転送を制御する。キーボード204は、文書等を入力するための各種キーを有する。PD(ポインティングデバイス)205は、例えば、ディスプレイ201に表示されたアイコン、メニューその他のコンテンツの指示、オブジェクトのドラッグ&ドロップ操作等に使用される。
CPU206は、ROM207やHDD209、FDD210に格納されたプログラムを実行してクライアント装置104を構成する各デバイスを制御することによりクライアント装置104の全体的な制御を行い、更に必要な情報処理を行う。ROM207は、クライアント装置104で実行される各種の制御プログラムやデータを保存する。RAM208は、データを一時的に記憶する記憶手段であり、CPU206のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、制御プログラムのロード領域、クリップボード領域等を有する。
HDD(ハードディスクドライブ)209は、クライアント装置104内で実行される各制御プログラムやコンテンツを格納する。例えば、HDD209には、ブラウザ、電子アルバムデータ、電子アルバム編集プログラム等が格納される。FDD(フレキシブルディスクドライブ)210は、フロッピー(登録商標)等に代表される記憶媒体に対するアクセスを制御する。
ネットワークI/F211は、サーバ装置101〜103や不図示の他のクライアント装置、不図示のプリンタ等とネットワーク105を介して通信を行う。CPUバス212は、アドレスバス、データバス及びコントロールバスを含む。CPU206に対する制御プログラムの提供は、ROM207、HDD209、FDD210から行うこともできるし、ネットワークI/F211を介してネットワーク経由で他のクライアント装置等から行うこともできる。なお、サーバ装置101〜103のハードウェア構成は、基本的に、クライアント装置104のハードウェア構成と同様である。
クライアント装置104のCPU206が実行する第1の制御プログラムは、複数のアプリケーションプログラムを管理を行うアプリケーション管理制御プログラムである。CPU206は、アプリケーション管理制御プログラムに従って、キーボード204、PD205からの入力を制御し、管理し、管理下のアプリケーションに対する入力処理を行う。また、CPU206は、アプリケーション管理制御プログラムに従って、管理下のアプリケーションからのHDD209、FDD210及びネットワークI/F211に対するアクセス制御を行う。更に、CPU206は、アプリケーション管理制御プログラムに従って、管理下のアプリケーションからの要求に合わせて、VRAM202への処理とディスプレイ201への表示処理を行う。CPU206はまた、アプリケーション管理制御プログラムに従って、管理下のアプリケーションからのメモリ要求に従って、RAM208とHDD209を組み合わせて、管理下のアプリケーションに対するメモリ管理を行う。ここで、管理下のアプリケーションからのメモリ要求には、クリップボードへの記憶要求が含まれる。以下、アプリケーション管理制御プログラムは、オペレーティングシステム(以下「OS」と表記する)が備えるプログラムであるとして説明を行うこととする。
クライアント装置104のCPU206が実行する第2の制御プログラムは、OS上で動作するアプリケーションプログラムであり、CPU206は、OSに指示され、且つ、OS上で動作をするアプリケーションプログラムに従う処理を行う。以下の説明においては、アプリケーションプログラムはブラウザアプリケーションプログラムであるとする。ブラウザアプリケーションは、第1実施形態に係るクライアント装置104で実行される好適な例のプログラムの1つである。
図3は、クライアント装置104がサーバ装置から受信するhtmlデータの例を模式的に示す図である。ここでは、クライアント装置104は、サーバ装置101にアクセスし、サーバ装置101からhtmlデータ301を受信するものとする。クライアント装置104は、htmlデータ301に従って、ディスプレイ201に表示されるWebブラウザプログラムのウィンドウにUI画面を表示する。図4は、クライアント装置104のディスプレイ201に表示されるWebブラウザのUI画面の例である。このUI画面については、後に詳細に説明する。
クライアント装置104はまた、htmlデータ301に記述されたクリップボード用データを抽出し、RAM208のクリップボード領域(以下、単に「クリップボード」と表記する)に記憶する。なお、以下の説明において、「クリップボードにクリップボード用データを記憶する」ことを、適宜、「クリップボードへクリップボード用データをコピーする」と表記する。
htmlデータ301には、htmlタグ(<html>)に、所定の規定が追加されている。すなわち、クリップボードにコピーする文字列を特定するために、<META>タグに“Clipboardvalue”の規定が追加されている。
クライアント装置104のCPU206は、Webブラウザプログラムに従って、htmlデータ301を解析し、所定のキー(第1のキー)にひもづいたデータ値が存在するか否かを判定する。具体的には、図3に示される“clipboardvalue”に対応する“content”が第1のキーとなる。そして、この“content”に設定されたデータ値の“http://abc.com/camerax/index.html”をクリップボード用データとして抽出する。こうして抽出されたクリップボード用データは、クリップボードにコピーされる。以下、第1のキーにひもづいたデータ値を「Key1」と表記するものとする。
クライアント装置104は、htmlデータ301に対応するUI画面401(図4参照)がアクティブになったときに、そのクリップボード用データをクリップボードにコピーする。これにより、複数のウィンドウがアクティブ/非アクティブの間で頻繁に切り替わる場合でも、クリップボードにコピーされている文字列がどのウィンドウに対応するhtmlデータで指定された文字列なのかを判別できなくなることを防ぐことができる。
例えば、Key1として文字列“aaa”が設定されているhtmlデータに基づくUI画面のウィンドウがアクティブ状態になると、クリップボードには文字列“aaa”がコピーされる。その後、Key1として文字列“bbb”が設定されているhtmlデータに基づくUI画面のウィンドウがアクティブ状態に切り替わると、クリップボードには文字列“bbb”が上書きによりコピーされる(つまり、書き換えられる)。なお、単一のウィンドウしか開くことができないWebブラウザプログラムの場合、サーバ装置101へアクセスしてhtmlデータを受信した時点で、クリップボード用データをクリップボードにコピーしてもよい。
次に、クライアント装置104がサーバ装置101にアクセスしてhtmlデータ301を受信した後、htmlデータ301に存在するクリップボード用データをクリップボードに自動的にコピーする処理について、図5を参照して説明する。図5は、クライアント装置104で実行される、htmlデータ301のクリップボード用データをクリップボードに自動にコピーする処理のフローチャートである。図5に示される各処理は、クライアント装置104のCPU206が、WebアプリケーションプログラムやOSを起動し、実行することによって実現される。
最初に、クライアント装置104は、サーバ装置101へアクセスしてhtmlデータ301を受信し、htmlデータ301のUI画面401に対応するウィンドウをアクティブにする。なお、クライアント装置104は、既にhtmlデータ301を受信しているが、htmlデータ301のUI画面401に対応するウィンドウが非アクティブとなっている場合、このウィンドウをアクティブにする。
htmlデータ301のUI画面401に対応するウィンドウがアクティブになると、クライアント装置104のCPU206は、サーバ装置101へのアクセスに利用したURLが除外URLであるか否かを判定する(ステップS501)。ここで、ユーザは、クリップボード用データをクリップボードに自動的にコピーしないサイトのURLを予め指定しており、CPU206は、指定されたURLをリストとしてRAM208に記憶している。これにより、不要なサイトからのクリップボード用データによって、クリップボードに既にコピーされているクリップボード用データであって必要なサイトのクリップボード用データが上書きにより消去されることを防ぐことができる。
除外URLと判定された場合(S501で“YES”)、処理はステップS509に進められる。一方、除外URLではない判定された場合(S501で“NO”)、処理はステップS502に進められる。
ステップS502では、CPU206は、htmlデータ301の中のKey1にクリップボード用データが設定されているか否かを判定する。この判定には、Key1の記述自体が存在するか否かの判定も含まれる。クリップボード用データが存在する場合(S502で“YES”)、処理はステップS506に進められ、クリップボード用データが存在しない場合(S502で“NO”)、処理はステップS503に進められる。
ステップS503では、CPU206は、クリップボード用データを代用する文字列が存在するか否かを判定する。例えば、htmlデータ301の<title>タグに記述されてあるデータを代用する(図3参照)。そのため、CPU206は、<title>タグにデータが存在するか否かを判定する。
代用する文字列が存在する場合(S503で“YES”)、CPU206は、<title>タグに記述されているデータをクリップボード用データとして取得する(ステップS504)。一方、代用する文字列が存在しない場合(S503で“NO”)、CPU206は、空データをクリップボード用データとする(ステップS505)。これにより、非アクティブなウィンドウに表示されたUI画面に対応するhtmlデータのクリップボード用データを消去することができる。なお、ステップS503でクリップボード用データを代用する文字列が存在しない場合、ステップS505をスキップして後述のステップS509へ進むようにしても構わない。このような構成により、クリップボードが空データになることを防ぐことができる。
ステップS502の判定が“YES”の場合及びステップS504,S505が終了すると、CPU206は、クリップボード用データをクリップボードへ上書きする前に警告を行うか否かを判定する(ステップS506)。ここで、警告を行うか否かの設定は、事前にユーザが選択し、クライアント装置104のRAM208等に記憶されている。警告しない場合(S506で“NO”)、処理はステップS508へ進められ、CPU206はクリップボード用データをクリップボードに上書きする。警告する場合(S506で“YES”)、CPU206は、処理をステップS507へ進める。
なお、ここでは、事前の設定内容に従ってクリップ用データをクリップボードに上書きするか否かの警告を行うとしたが、別の条件に従って警告が行われるようにしてもよい。例えば、Key1に設定されているクリップボード用データの文字列長が予め定められた一定の長さを超える場合に警告が発せられるようにしてもよい。また、ユーザは、警告を行うか否かの他に、クリップボード用データをクリップボードに自動的にコピーするか否かについて、また、クリップボード用データを取得したときにクリップボードを表示するか否かについて、設定することができるようにしてもよい。さらに、文字列長が予め定められた一定の長さを超えているクリップボード用データはクリップボードに保存されないように設定することができるようにしてもよい。
ステップS507では、CPU206は警告画面を表示し、ユーザがクリップボード用データのクリップボードへの上書きを許可したか否かを判定する。上書きが許可されなかった場合(S507で“NO”)、クリップボード用データはクリップボードに上書きされずに、処理はステップS509へ進められる。一方、上書きが許可された場合(S507で“YES”)、CPU206は処理をステップS508へ進め、ステップS508では、クリップボード用データがクリップボードに上書きされる。
ステップS509では、CPU206は、サーバ装置101から受信したhtmlデータ301に基づいて、ディスプレイ201上にて、UI画面401(図4参照)をWebブラウザのウィンドウに表示する。図4に示されるUI画面401では、マーク402,403が所定の表示欄に表示されており、これらのマーク402,403は、UI画面401がクリップボード用データが存在するUI画面であることを強調表示している。また、クリップボード用データと一致する文字列がUI画面401上に存在する場合に、その文字列が枠404で囲まれて、強調表示されている。
上記形態では、ステップS501の処理に関して、クリップボード用データを受け付けないサイトをユーザが予め指定することができるとした。これに対し、サーバ装置101の運営者の意思により、他のhtmlデータのクリップボード用データを上書きしないようにしたい場合がある。
この場合、htmlデータにタグの規定を更に追加し、クリップボードに既に他のhtmlデータのクリップボード用データがコピーされている場合には、これが上書きされずに残されることを指示するためのキー(第2のキー)を設定すればよい。例えば、第2のキーにひもづいたデータ値(Key2)の値が“NO”である場合、CPU206は、クリップボードにコピーされているデータを、htmlデータのKey1のクリップボード用データや空データで上書きしない。そして、CPU206は、Key1のクリップボード用データをクリップボードに追加してコピーする。このように、CPU206が、Key2に設定された文字列にしたがって、クリップボードにコピーされているデータを上書きするか否かを判定するように、クライアント装置104を構成することができる。
こうしてクリップボードにクリップボード用データをコピーした後、ユーザが再利用したい場所でペースト操作を行うと、クリップボードにコピーされたクリップボード用データが再利用先に出現する。
上記形態では、Key1に設定された文字列自体をクリップボードにコピーする構成としたが、クリップボード用データは文字列に限られず、画像であってもよい。この場合、Key1には、画像の格納場所を示すパスが設定され、CPU206は、Key1のパスをキャッシュし、キャッシュしたパスに基づいて画像をダウンロードし、クリップボードへコピーする。
<第2実施形態>
第1実施形態では、クリップボードにコピーされるオブジェクトの数は、基本的に1つであるが、追加してコピーすることによって複数のオブジェクトがクリップボードにコピーされる構成についても説明した。ここで、第1実施形態では、1つのhtmlデータにはクリップボード用データは1つであることを前提としている。そこで、第2実施形態では、1つのhtmlデータに複数のクリップボード用データが存在する場合に、これら複数のクリップボード用データをクリップボードにコピーする構成について説明する。
図6(a)は、複数のクリップボード用データが設定されているhtmlデータの例を示す図である。図6(b)は、図6(a)のhtmlデータに関して、クライアント装置104のディスプレイ201に表示されるクリップボード管理アプリケーションのウィンドウの例を示す図である。
図6(a)に示されるように、htmlデータ601のタグには2つの第1のキーと、これらに対応するクリップボード用データであるデータ値602,603が設定されている。クライアント装置104は、htmlデータ601を受信すると、ディスプレイ201にクリップボード管理アプリケーションのウィンドウ604を表示する。このウィンドウ604のリスト領域605の第1リスト606と第2リスト607にクリップボード用データがリスト表示されており、第3リスト以降には対応するクリップボード用データが存在していない。
なお、ウィンドウ604は、ユーザが指定したクリップボード用データをクリップボードにコピーする指示を行うためのボタン608と、クリップボード用データを削除するためのボタン609と、ウィンドウ604を閉じるためのボタン610を有している。
図7は、クライアント装置104がクリップボード管理アプリケーションプログラムを起動し、クリップボード用データを処理する流れを示すフローチャートである。図7に示される処理は、クライアント装置104のCPU206が、OSやWebブラウザプログラム、クリップボード管理アプリケーションを起動、実行することによって実現される。ここでは、クライアント装置104はサーバ装置101にアクセスして、サーバ装置101から所定のデータを受信するものとする。
最初に、URLリクエストが行われる(ステップS601)。すなわち、ユーザが、クライアント装置104上のWebブラウザプログラムのウィンドウにアクセス先のサーバ装置101のアドレス情報であるURLを入力すると、クライアント装置104はサーバ装置101へアクセスする。クライアント装置104のCPU206は、ユーザが入力したURL(リクエストURL)をRAM208に保持する(ステップS602)。
ステップS601のURLリクエストにより、サーバ装置101はURLリクエストに応じたhtmlデータをクライアント装置104へ返す。クライアント装置104はサーバ装置101からhtmlデータを受信し、CPU206は、受信したhtmlデータの内容を解析し(ステップS603)、受信したhtmlデータにリダイレクトを指定する記述があるか否かを判定する(ステップS604)。
リダイレクトの指定を検出した場合(S604で“YES”)、CPU206は、受信したhtmlデータに第1のキーにひもづいたデータ値であるクリップボード用データが存在していても、そのクリップボード用データをクリップボードにコピーしない。そして、CPU206は、リダイレクト先のURLへURLリクエストを送付し、リダイレクト先からのレスポンスを待つためにステップS603に戻る。リダイレクトの指定を検出しない場合(S604で“NO”)、CPU206は、htmlデータの中にクリップボード用データが存在するか否かを確認する(ステップS605)。クリップボード用データが存在しない場合(S605で“NO”)、CPU206は処理を終了させる。一方、クリップボード用データが存在する場合(S605で“YES”)、CPU206は処理をステップS606に進める。
ステップS606において、CPU206は、htmlデータに含まれるクリップボード用データを取り出す。そして、CPU206は、ステップS602でRAM208に記憶したリクエストURLと、ステップS606でhtmlデータから取り出したクリップボード用データとをひもづけて、RAM208に記憶する(ステップS607)。その後、CPU206は、サーバ装置101へのアクセスに用いられたリクエストURLと一致するURLが、既にRAM208に保持されているリクエストURLの中に存在するか否かを確認する(ステップS608)。
リクエストURLと一致するURLがRAM208に記憶されていない場合(S608で“NO”)、処理はステップS611へ進められる。ステップS611では、CPU206は、ステップS606で取り出したクリップボード用データをクリップボードにコピーする。こうして、クリップボード用データは、ウィンドウ604のリストに追加され、そのリストがRAM208に記憶される。続いて、CPU206は、RAM208に記憶したリストをリスト領域605に表示し(ステップS612)、その後、処理を終了させる。
一方、一致するURLが記憶されている場合(S608で“YES”)、処理はステップS609へ進められる。ステップS609では、CPU206は、ステップS606で取り出したクリップボード用データがRAM208に既に記憶されているクリップボード用データと一致するか否か(つまり、RAM208に既に存在するか否か)を判定する。クリップボード用データが既に存在する場合(S609で“YES”)、CPU206は処理を終了させる。一方、クリップボード用データが存在しない場合(S609で“NO”)、処理はステップS610に進められる。
ステップS610では、ステップS608で検出したリクエストURLにひもづけられているクリップボード用データを、ステップS606で取得したクリップボード用データに上書きしてこれを書き換え、そのリストを保存する。CPU206は、保存したリストをリスト領域605に表示し(ステップS612)、その後、処理を終了させる。
ステップS612の処理によって、サーバ装置101から取得したクリップボード用データのリストがクリップボード管理アプリケーションのウィンドウ604のリスト領域605に表示される。これにより、ユーザは表示されたリスト(図6(b)の場合、第1リスト606と第2リスト607)から、利用したい文字列を容易に指定することができ、OSが管理するクリップボードにコピーすることができるようになる。
図8は、クリップボード用データのリストに存在する文字列を実際に利用する処理のフローチャートである。ユーザは、クリップボード管理アプリケーションのウィンドウ604のリスト領域605の中から利用したい文字列をPD205を操作して指定する(ステップS701)。CPU206は、ステップS701の処理が実行されたことを検知すると、ステップS701で指定された文字列をOSのクリップボードにコピーする(ステップS702)。なお、ステップS701において、ユーザは、単に文字列を指定するだけでなく、ボタン608が押下されることを検知するようにしてもよい。
続いて、CPU206は、OSのクリップボードにコピーされた文字列のペースト処理をユーザが指示したことを検知すると、クリップボードから該当するクリップボード用データを読み出し、ペースト先に出力する(ステップS703)。ここで、ペースト処理を指示する方法としては、ユーザが、予めペーストコマンドが割り当てられたキーボード204のキーを操作する方法等を用いることができる。
なお、図7のステップS612でリストを表示した後、OSのクリップボードにそのリストを自動的にコピーするようにしてもよい。その場合、図8のステップS701でのユーザによる文字列のリストからの指定が不要となる。すなわち、クライアント装置104がWebブラウザを利用してサーバ装置101へアクセスするだけで、リストに含まれる全てのクリップボード用データがOSのクリップボードに自動的にコピーされる。この構成では、リストの中の一部を利用するということはできないが、ユーザが文字列を指定する操作が不要になるので、リスト中の文字列を全て利用したい場合には、ユーザの操作がより簡便になるという利点がある。
以上の通り、第2実施形態では、ユーザは、サーバ装置101から提供され、クリップボード管理アプリケーションによってクリップボードにコピーされた文字列を、所望のペースト先で簡単に利用することができる。
<第3の実施形態>
第3実施形態では、複数のクリップボード用データを同時にまとめてクリップボードにコピーする場合に、複数のクリップボード用データを階層構造で管理し、一覧表示する構成について説明する。
第3実施形態では、クライアント装置104は、クリップボード管理アプリケーションを常駐させて起動しており、http等の標準のプロトコルで規定されたデータをWebブラウザと同様に受信することができる。また、クライアント装置104は、Webブラウザを使ってサーバ装置101へアクセスし、サーバ装置101からのレスポンスがある度に、クリップボード管理アプリケーションもまたサーバ装置101からのレスポンスを受信する。
図9は、クライアント装置104で動作するクリップボード管理アプリケーションがサーバ装置101から受信したhtmlデータに関してディスプレイ201に表示するウィンドウの例を示す図である。
ウィンドウ901は、htmlデータを表示するためのリスト領域902を有している。ウィンドウ901が有するボタン906,907はそれぞれ、図6(b)に示されるボタン609,610と同じである。
クリップボード管理アプリケーションは、自身が管理するhtmlデータに含まれる文字列をOSのクリップボードにコピーする手段として2種類の手段を提供している。1つの方法は、選択された文字列をそのままOSのクリップボードにコピーする方法であり、ボタン904の押下により実行される。別の方法は、同じキーのものをまとめてクリップボードにコピーする方法であり、ボタン905の押下により実行される。その具体例については、後に図10を参照した説明の際に併せて説明する。
第3実施形態では、サーバ装置101から受信したhtmlデータのタグに複数のキーとデータ値とが設定されている。図9の場合、Key1に関しては、「タイトル」としてValue1の「XXXのホームページ」がクリップボードにコピーされる。Key2とValue2についても同様であり、Key2に関しては、「商品名」として「ABCDE」がクリップボードにコピーされる。以下、Keyにひもづいたデータ値を「クリップボード用キー」と表記し、これに対応するValueにひもづいたデータ値を「クリップボード用データ」と表記する。
クライアント装置104は、このようにキーとそのキーにひもづいたデータ値とが設定されたhtmlデータを受信すると、クリップボード用キーとクリップボード用データを抽出し、クリップボード管理アプリのウィンドウ901に表示する。1つのhtmlデータに複数のキーと各キーにひもづいたデータ値が存在する場合も同様である。
抽出されたクリップボード用キーとクリップボード用データは、図9に示されるクリップボード管理アプリのウィンドウ901のリスト領域902に階層的に表示される。リスト領域902には、htmlデータのURLの下の階層にKey1とValue1に設定されたクリップボード用キーとクリップボード用データがそれぞれ表示されている。Key2とValue2についてもこれと同様である。なお、<title>タグの内容を、Key1やValue1として利用してもよい。
図10は、htmlデータに存在するクリップボード用データのクライアント装置104による処理を示すフローチャートである。以下の説明では、適宜、図9を参照することとし、クライアント装置104へのhtmlデータの送信元をサーバ装置101に設定する。
ユーザは、クリップボード管理アプリケーションのウィンドウ901のリスト領域902に表示された文字列の中から、利用したい文字列をPD205を操作して選択する(ステップS801)。ここで、ステップS801で指定された行がリスト領域902内で反転表示等されるようにすることによって、ユーザが選択状態を容易に識別することができるようにしてもよい。
続いて、クライアント装置104のCPU206は、ステップS801で指定された文字列が、クリップボード管理アプリケーションのリスト領域902に表示されているデータのうちURLに相当する文字列であるか否かを判定する(ステップS802)。
URLに相当する文字列が選択された場合(S802で“YES”)、CPU206は、htmlデータのうちリスト領域902に表示された全てのデータをまとめてOSのクリップボードにコピーする(ステップS803)。例えば、図9において第1行911が選択されると、第1行911に第2行912と第3行913のクリップボード用データが改行コードで結合されて、OSのクリップボードにコピーされる。この処理により、ユーザは、1つのhtmlデータに記載されている複数のクリップボード用データをコピーしたい場合に、複数のアプリケーション間で何度もコピー/ペーストの作業を繰り返す必要がなくなる。つまり、簡便な操作で多くのクリップボード用データを一度に扱うことができるようになる。
URLに相当する文字列が選択されなかった場合(S802で“NO”)、CPU206は、処理をステップS804に進める。ステップS804では、CPU206は、同じkeyのものをまとめてコピーするためのボタン905が押下された否かを判定する。
ボタン905が押下された場合(S804で“YES”)、CPU206は、ステップS801で選択された行のKeyを取得する(ステップS805)。続いて、CPU206は、ステップS805で取得したKeyと同じKeyを持つデータをクリップボード管理アプリケーションに保持されているデータから検索する(ステップS806)。更に、CPU206は、ステップS806で検索されたデータのValueを改行コードを挿入しながら結合し、結合されたデータをOSのクリップボードにコピーする(ステップS807)。この処理によって、同一のキーで定義されている多数のデータを一度の操作でまとめてコピー/ペーストすることができるようになる。
一方、ボタン905が押下されなかった場合(S804で“NO”)、ユーザはボタン904を選択したことになる。この場合、CPU206は、ユーザがステップS801で選択した行のValueに該当する文字列をOSのクリップボードにコピーする(ステップS808)。
ステップS803,S807,S808の後、ユーザは、利用先の編集アプリケーション上でペースト処理を行えば、OSのクリップボードにコピーされているデータが、指定された位置に貼り付けられる(ステップS809)。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。また、上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
例えば、サーバ装置101やクライアント装置104はそれぞれ、単一の情報処理装置で実現してもよいし、必要に応じた複数の情報処理装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数の情報処理装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLAN(Local Area Network)等で接続される。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含まれる。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現する。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリが例示できる。プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
101 クライアント装置
104 サーバ装置
206 CPU
208 RAM
211 ネットワークI/F
401 UI画面
604,901 ウィンドウ
605,902 リスト領域

Claims (14)

  1. ネットワークを通じてページデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したページデータに第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記クリップボード用データが存在すると判定した場合に、当該クリップボード用データを記憶装置に記憶するよう制御する制御手段と、
    前記ページデータをウィンドウに表示する際、前記クリップボード用データを強調して表示する表示手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶装置に前記クリップボード用データが記憶されており、且つ、前記受信手段が受信した新たなページデータに前記第1のキーが存在せず又は前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在しない場合には、前記制御手段は、前記記憶装置に記憶されているクリップボード用データの上書きを行わないよう制御することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶装置に前記クリップボード用データが記憶されている場合において前記表示手段により表示されたウィンドウがアクティブな状態となったとき、前記制御手段は、前記ウィンドウに対応するページデータに前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在する場合には、当該クリップボード用データで前記記憶装置に記憶されているクリップボード用データを上書きすることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶装置に前記クリップボード用データが記憶されており、且つ、前記記憶装置に記憶されている前記クリップボード用データに対応する前記ウィンドウが非アクティブな状態となったとき、前記制御手段は、前記記憶装置に記憶されているクリップボード用データを消去することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データを前記記憶装置に記憶するとき、警告を発することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶装置に前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが記憶されている場合において、前記受信手段が予め定められた送信元から前記ページデータを受信したとき、前記制御手段は、前記記憶装置に記憶されているクリップボード用データを上書き及び消去しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記記憶装置に前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが記憶されている場合において、前記受信手段が受信した新たなページデータに前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データ及び所定の第2のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するときには、前記制御手段は、前記第2のキーのクリップボード用データに基づいて前記新たなページデータに存在する前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データで前記記憶装置に記憶されているクリップボード用データを上書きするか否かを判定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが画像データの格納場所を示すパスである場合、前記制御手段は、前記パスをキャッシュし、キャッシュしたパスに基づいて前記画像データを取得し、取得した前記画像データを前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御手段は、前記受信手段が受信したページデータにリダイレクトを指定する記述があるかを検出し、前記リダイレクトを指定する記述を検出した場合には、前記ページデータに含まれる前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データを前記記憶装置に記憶しないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記ネットワークを介してアクセスするアクセス先のアドレス情報を入力する入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記アクセス先から受信したページデータに前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在する場合には、当該クリップボード用データを前記アドレス情報にひもづけて前記記憶装置に記憶し、
    前記入力手段によって入力されたアクセス先のアドレス情報が前記記憶装置に既に記憶されているアドレス情報と一致する場合において、前記アクセス先から受信したデータに前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在する場合には、当該クリップボード用データを前記記憶装置に記憶しないことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記受信手段が受信したページデータに複数の前記第1のキーが存在する場合に、複数の前記第1のキーにそれぞれひもづいたクリップボード用データをリストとして表示するリスト表示手段と、
    前記リスト表示手段に表示された複数の前記クリップボード用データのうち1つを指定するための指定手段とを更に有し、
    前記制御手段は、前記指定手段により指定されたクリップボード用データを前記記憶装置に記憶することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記リスト表示手段は、前記受信手段が受信したページデータに複数の前記第1のキーが存在する場合、前記データの送信元を示すアドレス情報と複数の前記第1のキー及び前記第1のキーにひもづいたクリップボード用データを階層的に表示することを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置を制御する制御方法であって、
    ネットワークを通じてページデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信したページデータに第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記クリップボード用データが存在すると判定された場合に、当該クリップボード用データを記憶装置に記憶するよう制御する制御ステップと、
    前記ページデータをウィンドウに表示する際、前記クリップボード用データを強調して表示する表示ステップと、を有することを特徴とする制御方法。
  14. コンピュータに、
    ネットワークを通じてページデータを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信したページデータに第1のキーにひもづいたクリップボード用データが存在するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記クリップボード用データが存在すると判定された場合に、当該クリップボード用データを記憶装置に記憶するよう制御する制御ステップと、
    前記ページデータをウィンドウに表示する際、前記クリップボード用データを強調して表示する表示ステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
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